JP2001321057A - 液体散布機及び液体散布方法 - Google Patents
液体散布機及び液体散布方法Info
- Publication number
- JP2001321057A JP2001321057A JP2000148212A JP2000148212A JP2001321057A JP 2001321057 A JP2001321057 A JP 2001321057A JP 2000148212 A JP2000148212 A JP 2000148212A JP 2000148212 A JP2000148212 A JP 2000148212A JP 2001321057 A JP2001321057 A JP 2001321057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- traveling
- nozzle
- spray
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
撒き残しが生じない、液体散布機を提供する。 【解決手段】 圃場Fに沿って走行機体2を走行させ、
ノズル上下揺動機構40の作用で長距離液体噴射ノズル
18のノズル口34,35を規則的に上下に揺動させな
がら、該ノズル口34,35から前記圃場Fに向かって
直進的に且つ遠方まで液体Lを噴射する。前記ノズル口
34,35が上下に揺動することにより、噴射される前
記液体Lの到達距離D1,D2に幅ができるので、たと
え前記走行機体2の走行路Rに凹凸があり、該走行機体
2が上下動してしまっても、撒き残しが可及的に防止さ
れる。
Description
体散布方法に関するものである。
体散布ノズルとホースリールとを搭載し、前記液体散布
ノズルから農薬等の液体を散布しながら圃場に沿って前
記走行機体を往復走行させ、その往路においては前記ホ
ースリールを遊転させて散布液ホースを繰り出し、復路
においては前記ホースリールを動力駆動して前記散布液
ホースを巻き取るようにしたものが提案されている(例
えば、特開平8−309244号公報参照)。これによ
れば、液体散布作業に当たって、前記散布液ホースの繰
り出し及び回収に作業者の過重な労力を要しない利点が
あるとされている。
来構成によれば、前記液体散布ノズルが、前記走行機体
に一定姿勢で取り付けられているので、例えば、前記走
行機体の走行路面に凹凸がある場合には、前記液体散布
ノズルのノズル口が不規則に上下動してしまい、散布液
の到達距離に不規則なばらつきが出て、撒き残しが生ず
る等の問題がある。
で、走行機体の走行路面に凹凸がある場合等でも、撒き
残しが生じない、液体散布機及び液体散布方法を提供し
ようとするものである。
め、本発明に係る液体散布機は、圃場に沿って走行する
走行機体と、該走行機体に取着されるとともに前記圃場
に向かって直進的に液体を噴射する長距離液体噴射ノズ
ルと、該長距離液体噴射ノズルのノズル口を規則的に上
下に揺動せしめるノズル上下揺動機構と、を備えたもの
である(請求項1)。
走行機体を走行させ、前記ノズル上下揺動機構の作用で
前記長距離液体噴射ノズルのノズル口を上下に揺動させ
ながら、該ノズル口から前記圃場に向かって直進的に且
つ遠方まで液体を噴射する。前記ノズル口が上下に揺動
することにより、噴射される前記液体の到達距離に幅が
できるので、たとえ前記走行機体の走行路に凹凸があ
り、該走行機体が上下動してしまっても、撒き残しが可
及的に防止される。
噴射ノズルは、液体到達距離が互いに異なる少なくとも
二つのノズル口を備えたものとせしめるのが望ましい
(請求項2)。このようにすれば、前記少なくとも二つ
のノズル口から前記圃場に向かって液体を噴射しなが
ら、前記走行機体を前記圃場に沿って走行させることに
より、一度に広幅の散布が可能となり、散布能率が向上
する。
ズル上下揺動機構に、必要に応じて前記ノズル口の上下
揺動を停止操作するためのノズル揺動停止操作手段を介
装することもできる(請求項3)。前記圃場に沿う前記
走行機体の走行路が舗装等されていて、その表面に前記
ノズルによる散布性状に悪影響を与えるような凹凸がな
い場合には、前記ノズル揺動停止操作手段を操作して、
前記ノズル口の上下揺動を停止せしめる。これにより、
前記走行機体の走行路の状況に応じた散布方法を選択で
き、前記走行機体の走行路が平坦な場合にも、撒きムラ
や撒き残しが生ずることがない。
記走行機体に対して着脱可能とせしめることもできる
(請求項4)。このようにすれば、作業者が前記走行機
体から前記長距離液体噴射ノズルを取り外して、必要に
応じて手持ち散布を行うこともできるので、散布現場の
状況に応じて適切な散布を行うことが可能となる。
によって駆動されるようにせしめてもよいが、前記走行
機体の走行駆動用原動機をその駆動源として利用すれば
(請求項5)、前記走行機体にかかる重量が軽くなるの
で、軟弱地でも円滑に走行できるほか、前記走行機体の
操向操作もし易くなり、一層好適である。
機体は、一輪の駆動前輪と、そのそれぞれが自由に向き
を変え得る左右一対のキャスタ式操向用遊転後輪と、で
支持された機体フレームと、該機体フレームからその後
方へ向けて延び出した操向ハンドルと、を備えたものと
せしめることもできる(請求項6)。
付近に定置された液体散布用ポンプの吐出側に取り外し
自在に接続されるとともにその他端が前記長距離液体噴
射ノズルに接続される散布液ホースと、前記走行機体の
往き行程でその進行速度に応じて前記散布液ホースを繰
り出すとともに前記走行機体の戻り行程でその進行速度
に応じて前記散布液ホースを自動的に巻き取るホースリ
ールと、を、前記走行機体に搭載したものとせしめても
よい(請求項7)。
前記走行機体の進行速度に応じて、前記ホースリールに
よって自動的に繰り出し及び巻き取りされるので、散布
作業時において、前記散布液ホースの取り扱いに作業者
の過重な労力を要しない利点がある。
に沿って走行機体を走行させながら、かつ、該走行機体
に搭載されるとともに前記圃場に向かって直進的に液体
を噴射する長距離液体噴射ノズルのノズル口を規則的に
上下に揺動させながら、液体を散布するものである(請
求項8)。
に揺動せしめることにより、噴射される前記液体の到達
距離に幅ができるので、たとえ前記走行機体の走行路に
凹凸があり、該走行機体が上下動してしまっても、撒き
残しが可及的に防止される。また、前記長距離液体噴射
ノズルは、前記走行機体に搭載されているので、手持ち
散布より作業労力が軽減される利点がある。
機体に、該走行機体外に定置された散布液タンク内の散
布液を前記長距離液体噴射ノズルへ向けて送るための散
布液ホースを搭載し、前記走行機体の往き行程でその走
行速度に応じて前記散布液ホースを繰り出すとともに、
前記走行機体の戻り行程でその走行速度に応じて前記散
布液ホースを自動的に回収するようにせしめることもで
きる(請求項9)。
明の好適な一実施の形態について説明する。
散布機の右側面図、図2は、図1の液体散布機の駆動系
を展開して概略的に示した平面図である。
体散布機1は、作業者Mが歩行しながら操向操作する形
式のものであり、その走行機体2の機体フレーム3は、
駆動輪4と操向輪5,5とで前後進走行自在に支持され
ている。前記機体フレーム3は、前記走行機体2の軽量
化の観点から、鋼製パイプ材を組み合わせて形成されて
いる。また、本実施の形態では、一輪の前輪4を前記駆
動輪とし、そのそれぞれが自由に向きを変え得る左右一
対のキャスタ式遊転後輪5,5を、前記操向輪としてい
る。前記機体フレーム3に固着された左右一対の操向ハ
ンドル6,6は、前記機体フレーム3の後方へ向けて延
び出している。
置に立ち、前記左右一対の操向ハンドル6,6をそれぞ
れの手で握って、前記走行機体2を操向操作する。前記
作業者Mは、前記走行機体2の前進時(図1の右方への
進行時)には、前記走行機体2を後追いしながら、前記
走行機体2の操向操作を行い、逆に、該走行機体2の後
進時(図1の左方への進行時)には、進行方向に対して
後ろ向きで前記走行機体2を先導しながら、前記走行機
体2の操向操作を行うことになる。前記走行機体2の前
後進走行中に、前記作業者Mが、前記左右一対の操向ハ
ンドル6,6に対して左右水平方向の力を加えると、そ
れに対応して前記左右一対のキャスタ式遊転後輪5,5
が瞬時に向きを変えるので、前記駆動前輪4が一輪であ
ることとも相まって、前記走行機体2の進行方向を、小
さな力で容易に制御することができる。
7は、前記走行機体2に搭載された内燃エンジン8を原
動機として、伝動手段としてのプーリ9,10及びVベ
ルト11と、前後進切換機能を有するミッション装置1
2と、を介して、回転駆動される。
て、ベルトテンション式のものを採用している。図1に
示すように、前記左右一対の操向ハンドル6,6の内の
一方に揺動操作自在に枢支された走行クラッチレバー1
4を、前記作業者Mが前記操向ハンドル6側へ握り操作
すると、その操作力がボーデンケーブル15を介してテ
ンションプーリ16へと伝達され、常時前記Vベルト1
1から離れた動力切断時位置への復元力を付与されてい
る前記テンションプーリ16が、前記Vベルト11に緊
張を与える動力伝達時位置へと変位して、前記内燃エン
ジン8から前記前車軸7への動力の伝達が行われるよう
になっている。また、前記走行機体2の進行方向の切換
は、該走行機体2に取り付けられた前後進切換レバー1
7を揺動操作して前記ミッション装置12を制御するこ
とにより行われる。
の他に、長距離液体噴射ノズル18と、該長距離液体噴
射ノズル18へと散布液を給送するための散布液ホース
19と、前記走行機体2の前後進速度に応じて前記散布
液ホース19を繰り出し及び巻き取りするホースリール
20と、が搭載されている。前記散布液ホース19の送
液下流側端部19a(図3参照)は、前記長距離液体噴
射ノズル18に接続されている。一方、前記散布液ホー
ス19の送液上流側端部19bは、後で図4を参照して
述べるように、散布作業現場における前記走行機体2の
走行始点付近に定置された液体散布用ポンプ21の吐出
口22側に、図示しないワンタッチカプラ等を介して、
取り外し自在に接続される。
に、伝動手段としてのスプロケット23,24,25,
26とチェーン27,28とにより、中間軸29を介し
て前記前車軸7によって駆動される。前記ホースリール
20の駆動系には、一方向クラッチ30が介装されてい
て、前記走行機体2の前進時(図2の右方への進行時)
には遊転して、前記走行機体2の進行に応じて前記散布
液ホース19が前記走行機体2に引っ張られて繰り出さ
れ、一方、前記走行機体2の後進時(図2の左方への進
行時)には、前記車軸7側よりの駆動力で前記散布液ホ
ース19を自動的に巻き取れるようになっている。
20との間に、それ自体周知の適当な形式のトルクリミ
ッタ装置31を介装し、後進時の前記走行機体2の走行
速度と前記散布液ホース19の巻き取り速度とを同期せ
しめて、前記ホースリール20によって前記散布液ホー
ス19が緩みなく確実に巻き取れるようにせしめてい
る。
スリール20のホース巻き取り幅内で整然と巻き取られ
るように、前記ホースリール20のホース巻き取り速度
に同期して前記散布液ホース19の巻き取り位置を左右
へ往復移動せしめる、それ自体周知のホース整列巻き取
り装置32を設けている。
射ノズル18について説明する。図3は、図1の液体散
布機の要部後面図である。
Lを遠方まで直進的に噴射し得る形式のものである。本
実施の形態に係る前記液体噴射ノズル18は、長尺のノ
ズル管33に、液体到達距離D1,D2(図4参照)が
互いに異なる二つのノズル口34,35を備えている。
例えば、その一方のノズル口34から噴射される散布液
L1は、5m先程度まで到達し、その全範囲で地上に降
り注ぎ、前記他方のノズル口35から噴射される散布液
L2は、15m先程度まで到達し、前記液体噴射ノズル
18から5m先以降15m先以内の全範囲で地上に降り
注ぎ、前記二つのノズル口34,35からの同時噴射に
より、前記液体噴射ノズルから15m先程度までの全範
囲に、前記散布液を均等に行き渡らせることができるよ
うになっている。
も、あるいは三つ以上であってもよいが、本実施の形態
のものの如く、液体到達距離D1,D2の異なる少なく
とも二つのノズル口を備えたものとせしめれば、前記走
行機体2の進行方向に対して左右いずれか外方へ向かっ
て液体を噴射しながら、前記走行機体2を走行させるこ
とにより、一度に広幅の散布が可能となり、散布能率が
向上して、好適である。
33の後端部と中間部に、手持ち散布時用のグリップ部
36,37を備えるとともに、前記散布液ホース19の
前記下流側端部19aが接続される入水管38に、開閉
コックレバー39を備えている。
2の進行方向に対して左右いずれか外方、本実施の形態
では、左外方へ向かって前記散布液Lが噴射されるよう
に、前記ノズル口34,35を前記走行機体2の左外方
且つ斜め上方へ向けて、前記機体フレーム3の上部フレ
ーム3aに対して取り付けられている。
4,35は、散布作業中、ノズル上下揺動機構40の作
用によって、所定の振幅で規則的に連続して、例えば2
0度程度の角度範囲で上下に揺動されるようになってい
る。これは、前記ノズル口34,35を比較的大きく意
図的に上下に揺動せしめることにより、噴射される前記
散布液Lの到達距離にあらかじめ所定の幅を形成し、前
記走行機体2の走行路に凹凸があることにより走行中該
走行機体2が上下動してしまう場合でも、前記散布液L
の撒き残しが可及的に防止されるようにせしめるためで
ある。前記液体噴射ノズル18の上下揺動速度は、前記
走行機体2の走行速度より適度に早くなるように設定し
ておくのが望ましい。
態では、前記ノズル上下揺動機構40は、前記上部フレ
ーム3a上に立設されたノズル支持柱41と、該ノズル
支持柱41に対して前記ノズル管33を上下揺動自在に
枢支せしめるノズル管枢支ピン42と、前記ノズル管3
3を上下揺動駆動せしめる偏心カム機構43と、を備え
ている。該偏心カム機構43は、前記上部フレーム3a
に回動自在に支持されたノズル上下揺動駆動用スプロケ
ット44と、該ノズル上下揺動駆動用スプロケット44
に取着された偏心軸45と、該偏心軸45と離隔して配
設された前記ノズル管33側の連結ピン46と、をそれ
ぞれボールジョイント47,47を介して互いに連結す
る連結腕48と、を備えている。
エンジン8を、前記ノズル上下揺動機構40の駆動源と
して利用している。すなわち、本実施の形態では、前記
ノズル上下揺動駆動用スプロケット44は、前記ミッシ
ョン装置12のノズル駆動用出力スプロケット49に巻
き掛けられたノズル駆動用チェーン50で駆動されるよ
うになっている。
応じて前記ノズル口34,35の上下揺動を停止操作す
るためのノズル揺動停止操作手段を介装せしめると、前
記走行機体2の走行路が舗装等されていて平坦な場合
等、前記ノズル口34,35を上下揺動せしめる必要が
ない場合に、前記ノズル口34,35の上下揺動を停止
せしめることができて、一層好適である。本実施の形態
のものの如く、前記偏心軸45を、前記ノズル上下揺動
駆動用スプロケット44に対して着脱自在にせしめ、該
ノズル上下揺動駆動用スプロケット44に対して着脱自
在にせしめた前記偏心軸45をもって、前記ノズル揺動
停止操作手段とすることができるほか、例えば、前記液
体噴射ノズル18の上下揺動駆動系を、チェーン伝動に
代えてベルト伝動式として、テンションクラッチを設け
たりすることもできる。
前記走行機体2に対して着脱可能とせしめれば、該走行
機体2に搭載しての散布のほか、前記液体噴射ノズル1
8を前記走行機体2から取り外して手持ち散布を行うこ
ともでき、散布作業現場の状況に応じた適切な散布方法
を選択することができるので、一層好適である。例え
ば、前記ノズル上下揺動機構40の作用によって上下に
揺動せしめられるノズル管支持部材51に対して、手締
めねじ等のそれ自体周知の適宜の手段により前記液体噴
射ノズル18を取り外し可能に取着することができる。
該液体噴射ノズル18は、前記ノズル管支持部材51に
対してワンタッチで着脱可能とせしめると、一層好適で
ある。
液体散布機1は、図4に示すようにして使用される。
って延びる畔Rの始端部Rsの農道Aに、例えば、トラ
ック52等に載せて、前記液体散布機1を運ぶ。前記ト
ラック52には、あらかじめ、散布液タンク53と、該
散布液タンク53内の散布液Lを圧送する高圧の前記液
体散布用ポンプ21と、該ポンプ21の駆動源としての
ポンプ駆動用内燃エンジン54等が搭載されている。該
ポンプ駆動用内燃エンジン54と前記液体散布用ポンプ
21の動作を、ラジコン(登録商標)で遠隔操作できる
ようにしておけば、一層好適である。
ック52から降ろし、前記走行機体2の走行始点となる
前記畔Rの前記始端部Rsに配置し、前記散布液ホース
19の前記上流側端部19bを、前記液体散布用ポンプ
21の前記吐出口22側に接続する。そして、前記液体
噴射ノズル18の前記開閉コックレバー39をコック閉
止時位置へと操作した状態で、前記ポンプ駆動用内燃エ
ンジン54を駆動させ、前記液体散布用ポンプ21を駆
動させる。
の前記開閉コックレバー39をコック開放時位置へと操
作し、前記畔Rに沿って前記走行機体2を前進走行させ
ながら、前記液体噴射ノズル18によって前記散布液L
の広幅の散布を行う。前記散布液ホース19は、前記走
行機体2の前進によって遊転する前記ホースリール20
から繰り出される。
ノズル18から噴射される前記散布液Lは、前記水田F
の横幅の半分の領域に散布され、残りの半分の領域に
は、反対側の畔R’から散布を行う。
体噴射ノズル18が所定の振幅で上下に揺動するので、
前記ノズル口34,35からの前記散布液Lの到達距離
に所定の幅ができる。このため、前記走行機体2の前記
畔Rの表面の凹凸等によって前記走行機体2が散布作業
中に上下動しても、前記散布液Lが十分に行き渡らない
領域が生ずることが防止される。
到達したら、前記作業者Mは、前記走行機体2の走行を
停止させるとともに、前記液体噴射ノズル18の前記開
閉コックレバー39を操作して前記散布液Lの散布を停
止し、前記前後進切換レバー17を揺動操作して、前記
走行機体2を後進走行に切り換える。すると、該走行機
体2の後進速度に応じて前記ホースリール20が前記散
布液ホース19を巻き取る。
記走行機体2の左右両側で振り替え操作自在とせしめ、
戻り行程においてそれまでとは反対側の圃場への散布を
行いながら、前記走行機体2を後進せしめるようにして
もよい。
等、必要な場合には、前記液体噴射ノズル18を前記走
行機体2から取り外し、前記作業者Mが前記水田Fの中
に入る等して、手持ち散布を行うこともできる。
行程と戻り行程とからなる一行程の散布作業が終了した
ら、前記液体散布機1を前記トラック52に積込み、次
の畔へと移動し、前記と同様にして次の散布作業を開始
する。
は、前記作業者Mが一人でも行うことができる。しか
も、少ない労力で撒き残し等のない確実な散布作業を行
うことができる利点がある。
リール20で自動的に繰り出し及び巻き取りされるた
め、前記散布液ホース19を引きずることがなく、その
寿命が延びる利点もある。
面図である。
面図である。
を示す平面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 圃場(F)に沿って走行する走行機体
(2)と、該走行機体(2)に取着されるとともに前記
圃場(F)に向かって直進的に液体(L)を噴射する長
距離液体噴射ノズル(18)と、該長距離液体噴射ノズ
ル(18)のノズル口(34,35)を規則的に上下に
揺動せしめるノズル上下揺動機構(40)と、を備えて
なる、液体散布機。 - 【請求項2】 前記長距離液体噴射ノズル(18)は、
液体到達距離(D1,D2)が互いに異なる少なくとも
二つのノズル口(34,35)を備えてなる、請求項1
に記載の液体散布機。 - 【請求項3】 前記ノズル上下揺動機構(40)に、必
要に応じて前記ノズル口(34,35)の上下揺動を停
止操作するためのノズル揺動停止操作手段(45)を介
装してなる、請求項1または2に記載の液体散布機。 - 【請求項4】 前記長距離液体噴射ノズル(18)を、
前記走行機体(2)に対して着脱可能とせしめてなる、
請求項1,2または3に記載の液体散布機。 - 【請求項5】 前記走行機体(2)の走行駆動用原動機
(8)を前記ノズル上下揺動機構(40)の駆動源とし
てなる、請求項1,2,3または4に記載の液体散布
機。 - 【請求項6】 前記走行機体(2)は、一輪の駆動前輪
(4)と、そのそれぞれが自由に向きを変え得る左右一
対のキャスタ式操向用遊転後輪(5,5)と、で支持さ
れた機体フレーム(3)と、該機体フレーム(3)から
その後方へ向けて延び出した操向ハンドル(6,6)
と、を備えてなる、請求項1乃至5のいずれか一項に記
載の液体散布機。 - 【請求項7】 その一端(19b)が前記走行機体
(2)の走行始点(Rs)付近に定置された液体散布用
ポンプ(21)の吐出口(22)側に取り外し自在に接
続されるとともにその他端(19a)が前記長距離液体
噴射ノズル(18)に接続される散布液ホース(19)
と、前記走行機体(2)の往き行程でその進行速度に応
じて前記散布液ホース(19)を繰り出すとともに前記
走行機体(2)の戻り行程でその進行速度に応じて前記
散布液ホース(19)を自動的に巻き取るホースリール
(20)と、を、前記走行機体(2)に搭載してなる、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の液体散布機。 - 【請求項8】 圃場(F)に沿って走行機体(2)を走
行させながら、かつ、該走行機体(2)に搭載されると
ともに前記圃場(F)に向かって直進的に液体(L)を
噴射する長距離液体噴射ノズル(18)のノズル口(3
4,35)を規則的に上下に揺動させながら、前記液体
(L)を散布する、液体散布方法。 - 【請求項9】 前記走行機体(2)に、該走行機体
(2)外に定置された散布液タンク(53)内の散布液
(L)を前記長距離液体噴射ノズル(18)へ向けて送
るための散布液ホース(19)を搭載し、前記走行機体
(2)の往き行程でその走行速度に応じて前記散布液ホ
ース(19)を繰り出すとともに、前記走行機体(2)
の戻り行程でその走行速度に応じて前記散布液ホース
(19)を自動的に回収する、請求項8に記載の液体散
布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148212A JP3779130B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 液体散布機及び液体散布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148212A JP3779130B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 液体散布機及び液体散布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001321057A true JP2001321057A (ja) | 2001-11-20 |
JP3779130B2 JP3779130B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=18654281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000148212A Expired - Fee Related JP3779130B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 液体散布機及び液体散布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3779130B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021036857A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | アグリカルチュラル コーポレーション ワイエイチ インダストリー カンパニー, リミテッド | 農薬撒布装置及びこれに適用されるノズル組立体 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000148212A patent/JP3779130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021036857A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | アグリカルチュラル コーポレーション ワイエイチ インダストリー カンパニー, リミテッド | 農薬撒布装置及びこれに適用されるノズル組立体 |
JP7033801B2 (ja) | 2019-09-03 | 2022-03-11 | アグリカルチュラル コーポレーション ワイエイチ インダストリー カンパニー, リミテッド | 農薬撒布装置及びこれに適用されるノズル組立体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3779130B2 (ja) | 2006-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105918076B (zh) | 一种喷头车自分离自行走式卷盘喷灌机及其使用方法 | |
CN205567336U (zh) | 喷头车自行走式卷盘喷灌机 | |
US5125764A (en) | Vehicle for applying and spreading surface coating material to roadway surfaces | |
JP2009201487A (ja) | 農用作業車の薬液散布装置 | |
JP2001321057A (ja) | 液体散布機及び液体散布方法 | |
JP5315722B2 (ja) | 散布機 | |
US20230292732A1 (en) | Ground marking control for ground treatment vehicle and method of operating same | |
JP2020156451A (ja) | 散布作業車 | |
JPH11197567A (ja) | 自走式煙霧機及び噴霧方法 | |
JPH0751172Y2 (ja) | 小形スピードスプレーヤ | |
JP2000060268A5 (ja) | ||
JP3965356B2 (ja) | 歩行型薬液散布機 | |
JP4025587B2 (ja) | 自走式動力噴霧機 | |
JP2004097139A (ja) | 自走式粒剤散布装置 | |
JPH07277020A (ja) | 自走式作業車 | |
US11083184B1 (en) | Walk behind applicator and a transport hold down | |
JP3278481B2 (ja) | 走行式散布車 | |
JPH10266115A (ja) | 転圧機械 | |
JP6575645B2 (ja) | 薬液散布車両 | |
JP3720070B2 (ja) | ノズル揺動式防除機 | |
JP2537443Y2 (ja) | 施肥管制御装置 | |
JPH08107748A (ja) | 薬剤散布装置 | |
JP4499858B2 (ja) | 動力噴霧機用ホース巻取機構 | |
JPH08193307A (ja) | 転圧機械の散水装置 | |
JPH10249256A (ja) | 散布作業車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050808 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |