JP2001320827A - 太陽光発電用集電箱、太陽光発電装置および制御方法 - Google Patents

太陽光発電用集電箱、太陽光発電装置および制御方法

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JP2001320827A JP2001048477A JP2001048477A JP2001320827A JP 2001320827 A JP2001320827 A JP 2001320827A JP 2001048477 A JP2001048477 A JP 2001048477A JP 2001048477 A JP2001048477 A JP 2001048477A JP 2001320827 A JP2001320827 A JP 2001320827A
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地絡などの異常が発生した太陽電池ストリン
グのみを切り離して、正常な太陽電池ストリングの運転
を継続可能にし、切り離した太陽電池ストリングの安全
性を確保し、異常が発生に伴う損傷部の過熱を防止す
る。 【解決手段】 複数の太陽電池パネルが直列に接続され
た複数の太陽電池ストリング1−1〜1−4のいずれか
に異常を検出すると異常検出信号を出力する検出器2−
3と、太陽電池ストリング1−1〜1−4の途中に設け
られ該検出器2−3からの異常検出信号により開状態に
遷移する中間開閉器2−1と、前記太陽電池ストリング
毎に切り離し可能なストリング開閉器2−2とを有し、
検出器2−3の異常検出信号によりストリング開閉器2
−2も開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電用集電
箱、太陽光発電装置およびその制御方法に関し、特に、
建物の屋根などに配置された、複数の太陽電池パネルが
直列接続された太陽電池ストリングから構成される、太
陽電池アレイを有する太陽光発電装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の増加に伴い、大規模発
電所を補完する役割をもつ商用電力系統へ連系可能な太
陽光発電システムが普及してきている。しかしながら、
現在、系統連係型の太陽光発電システムを運用するに
は、安全性を常に厳しく確保しておかなければならな
い。また、発電システムを商用電力系統に連系せず、独
立に使用する場合においても同様に、厳しい安全性確保
を常に行うことが好ましい。太陽光発電システムを、今
後一層、一般家庭に普及させるには、使用者に意識させ
ることなく、安定的に電力を供給し、ことさら安全な状
態にしておくことが必要であり、そのような機能をもっ
たシステムが必要になる。
【0003】図7は太陽光発電システムの構成例を示す
図である。このシステムは、直流電源である太陽電池ア
レイ101、太陽電池アレイ101の出力を集電する集
電箱102、電力変換装置であるパワーコンディショナ
103、および負荷104より構成されている。パワー
コンディショナ103には、入出力が非絶縁のインバー
タ106、連系保護用のリレー107が設けられてい
る。
【0004】太陽電池アレイ101の出力電圧は、太陽
光発電システムとして必要な電圧が得られる様に適宜構
成すればよい。個人住宅向けの3kW出力、単相200
Vに連系する太陽光発電システムでは、パワーコンディ
ショナ103の変換効率や、開放電圧での最大電圧を考
慮すると、パワーコンディショナ103の入力電圧(動
作電圧)が200V程度になるように、太陽電池アレイ
101が構成されることが好ましい。なお、図7に示す
構成では、太陽電池アレイ101、または、太陽電池ア
レイ101からパワーコンディショナ103の間の電路
に異常が発生した時は、インバータ106の動作を停止
し、連系保護用のリレー107を開くように動作する。
【0005】また、特公昭61−18423号公報に
は、図8に示す如くパワーコンディショナ103の停止
時には太陽電池アレイ101の出力を短絡する構成が開
示されている。図8の構成であれば、太陽電池アレイ1
01の地絡異常が検出された時に短絡開閉器111を閉
じることで、太陽電池アレイ101の出力電圧を0Vと
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す構成では、
地絡などの異常が発生してパワーコンディショナ103
の運転を停止しても、修理者が修理を行うまで太陽電池
アレイ101の出力電圧は、太陽電池のストリング数
(太陽電池パネルの直列数)分の開放電圧を発生した状
態が持続される。
【0007】太陽電池のストリングの出力電圧を予め低
い電圧、言い換えればストリング数を抑えて太陽光発電
システムを構成することも可能であるが、200V系統
へ連系する場合、パワーコンディショナ103の昇圧比
が大きくなることによる変換効率の悪化を招いてしま
う。また、図7の構成では、一つのストリングに異常が
発生した場合でも、太陽光発電システム全体の運転を停
止しなければならないという欠点もある。図8に示す構
成も、異常発生時にはシステム全体を停止しなければな
らないことは同様である。
【0008】また、太陽電池アレイ101と集電箱10
2を接続するケーブルが損傷することにより地絡が発生
した場合などは、短絡電流がケーブル損傷部に流れ続
け、損傷部が過熱するという問題もある。
【0009】本発明は、上述の問題を個々にまたはまと
めて解決するためのもので、変換効率の悪化を招くこと
がなく、太陽光発電システムの安全性を確保することを
目的とする。また、太陽電池アレイの一部で地絡が発生
した場合に、太陽光発電システム全体の運転を停止する
必要をなくすことを他の目的とする。さらに、太陽電池
アレイと集電箱を接続するケーブルが激しく損傷した場
合に、損傷部の過熱を防ぐことを他の目的とする。な
お、本発明の特徴及び効果については、以下において、
図面等によりさらに詳しく説明する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
為に、本発明は、複数の太陽電池パネルが直列に接続さ
れた太陽電池ストリングの異常を検出すると異常検出信
号を出力する検出器と、前記太陽電池ストリングの途中
に設けられ該検出器からの異常検出信号により開状態に
遷移する少なくとも一つの中間開閉器とを備えている太
陽光発電用集電箱を提案する。
【0011】前記検出器は異常として少なくとも地絡を
検出することが望ましく、前記太陽電池ストリング毎に
切り離し可能なストリング開閉器を有し、前記検出器の
異常検出信号により前記ストリング開閉器も開放するこ
とが望ましく、前記中間開閉器が前記ストリング開閉器
より遅れて開放することが可能であり、前記異常検出信
号を所定時間遅延する遅延器をさらに備え、前記異常検
出信号は、前記ストリング開閉器へ直接供給され、前記
中間開閉器へは前記遅延器を介して供給されることが好
ましく、前記検出器から異常検出信号が出力されると警
報を発する警報器を備えることが好ましい。
【0012】また、本発明は、複数の太陽電池パネルが
直列に接続された太陽電池ストリングの途中に設けた複
数の中間開閉器、断路器のうちから選定したいずれか一
方を有し、選定されたそのいずれか一方が、同時に開閉
可能である太陽光発電用集電箱であってもよい。
【0013】また、本発明は、複数の太陽電池パネルが
直列に接続された太陽電池ストリングと、前記太陽電池
ストリングの地絡を検出すると異常検出信号を出力する
検出器と、前記異常検出信号により開状態に遷移する少
なくとも一つの開閉器とを有し、前記少なくとも一つの
開閉器が前記太陽電池ストリングの途中に設けられてい
る太陽光発電装置を提案する。この太陽光発電装置の場
合、前記少なくとも一つの開閉器は複数ある場合にそれ
らが同時に開閉可能なことが望ましく、前記検出器およ
び少なくとも一つの開閉器は、前記太陽電池ストリング
から分離された集電箱に格納されていてもよい。
【0014】また、本発明は、複数の太陽電池パネルが
直列に接続された複数の太陽電池ストリングと、前記太
陽電池ストリング毎にその地絡を検出すると異常検出信
号を出力する複数の検出器と、前記異常検出信号により
開状態に遷移する第一の開閉器とを有し、前記複数の太
陽電池ストリングは、並列に接続されており、前記第一
の開閉器は、前記複数の太陽電池ストリングのそれぞれ
の途中に設けられている太陽光発電装置を提案する。
【0015】この太陽光発電装置の場合、前記太陽電池
ストリングを他の太陽電池ストリングから切り離すため
の第二の開閉器を備え、前記第二の開閉器は前記異常検
出信号により開状態に遷移することが望ましく、前記異
常検出信号を所定時間遅延する遅延器をさらに備え、前
記異常検出信号は、前記第二の開閉器へ直接供給され、
前記第一の開閉器へは前記遅延器を介して供給されるこ
とが望ましい。また、前記複数の検出器および第一の開
閉器は、前記太陽電池ストリングから分離された集電箱
に格納されていることが好ましく、前記第一の開閉器は
複数ある場合にそれらが同時に開閉可能であることが好
ましい。
【0016】また、上記いずれの太陽光発電装置の場合
も、前記検出器から異常検出信号が出力されると警報を
発する警報器を備えることが好ましい。
【0017】上記構成において、太陽電池アレイの異常
時に、異常ストリングの中間に設けた開閉器を開くこと
により、異常の発生した太陽電池ストリングの開放電圧
を引き下げ、設置した建物の安全性、または故障した太
陽電池ストリングの修理を行う作業者の安全性を高める
ものである。
【0018】また、本発明は、複数の太陽電池パネルが
直列に接続された太陽電池ストリングと、前記太陽電池
ストリングの途中に設けられた少なくとも一つの開閉器
とを有する太陽光発電装置の制御方法において、前記太
陽電池ストリングの地絡を検出すると、前記少なくとも
一つの開閉器を開状態に遷移させる太陽光発電装置の制
御方法を提案する。
【0019】また、本発明は、複数の太陽電池パネルが
直列に接続された複数の太陽電池ストリングと、少なく
とも一つの第一の開閉器とを有し、前記複数の太陽電池
ストリングは並列に接続されており、前記第一の開閉器
は前記複数の太陽電池ストリングそれぞれの途中に設け
られている太陽光発電装置の制御方法において、前記太
陽電池ストリング毎に、その地絡を検出し、前記太陽電
池ストリングの地絡が検出されると、その太陽電池スト
リングの途中に設けられた前記第一の開閉器を開状態に
遷移させる太陽光発電装置の制御方法を提案する。
【0020】前記太陽電池ストリングの地絡が検出され
ると、その太陽電池ストリングを他の太陽電池ストリン
グから切り離すための第二の開閉器を開状態に遷移させ
るステップをさらに含むことが望ましく、前記太陽電池
ストリングの地絡が検出されると、前記第二の開閉器は
直ちに開状態に遷移され、前記第一の開閉器は所定時間
後に開状態に遷移されることが望ましい。
【0021】また、本発明は、複数の太陽電池パネルが
直列に接続された太陽電池ストリングと、前記太陽電池
ストリングの途中に設けられた少なくとも一つの開閉器
とを有する太陽光発電装置の制御方法を実行可能なプロ
グラムにおいて、コンピューターに、前記太陽電池スト
リングの地絡を検出するステップと、前記太陽電池スト
リングの地絡が検出されると、その太陽電池ストリング
の途中に設けられた少なくとも一つの開閉器を開状態に
遷移させるステップとをこの順に実行させるためのプロ
グラムであってもよい。
【0022】また、本発明は、複数の太陽電池パネルが
直列に接続された、複数の太陽電池ストリングと、少な
くとも一つの第一の開閉器とを有し、前記複数の太陽電
池ストリングは並列に接続されており、前記第一の開閉
器は前記複数の太陽電池ストリングのそれぞれの途中に
設けられている太陽光発電装置の制御方法を実行可能な
プログラムにおいて、コンピューターに、前記太陽電池
ストリング毎に、その地絡を検出するステップと、前記
太陽電池ストリングの地絡が検出されると、その太陽電
池ストリングの途中に設けられた前記第一の開閉器を開
状態に遷移させるステップとをこの順に実行させるため
のプログラムであってもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としては、後
述する中間開閉器を開閉する前に、あらかじめ太陽電池
ストリングを太陽光発電システムから切り離し、中間開
閉器に電流が流れていない状態で中間開閉器を開閉する
ように構成してもよい。このように構成することによ
り、中間開閉器に電流遮断能力の低い開閉器を使用する
ことができる。
【0024】また、本発明の実施の形態として、複数の
太陽電池パネルを直列に接続した太陽電池ストリングと
太陽電池ストリングの中間に設けた後述する、複数の中
間開閉器を有し、これら複数の中間開閉器が手動、自動
で同時に開閉可能に構成した太陽光発電装置の集電箱と
してもよい。このような構成において、太陽電池アレイ
の異常時に、異常な太陽電池ストリングの中間に設けた
複数の中間開閉器を同時に開くことにより、一部の中間
開閉器の切り忘れを防ぎ、太陽電池ストリングを確実か
つ安全にサブストリングに分割することができる。ま
た、中間開閉器の投入の際にも、複数の中間開閉器を同
時に閉じることができ、一部の中間開閉器の入れ忘れを
防ぐことができる。
【0025】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例1につい
て、図1および図2を用いて説明する。図2は実施例1
に係る集電箱を用いた太陽光発電システムの模式図であ
る。図1は、図2の点線で囲まれた太陽電池アレイ1
と、実施例1に採用された集電箱2とが含まれる箇所を
詳細に示す図である。実施例1に係る太陽光発電システ
ムは、太陽電池アレイ1、集電箱2、パワーコンディシ
ョナ3、負荷へ電力を供給するためのアウトレット4、
売買電メータ箱5、および配電盤6などで構成されてい
る。以下、図1および図2中の構成要素について、順を
追って説明する。
【0026】<主要構成要素> 太陽電池アレイ1 太陽電池アレイ1は、複数の太陽電池パネルを直列に接
続してなる複数の太陽電池ストリング1−1,1−2,
1−3,1−4を並列に接続して構成される。太陽電池
パネルとしては、光電変換部にアモルファスシリコン系
を用いたものや多結晶シリコン、結晶シリコンを用いた
ものが好適に使用される。太陽電池パネルの直列数は、
太陽光発電システムとして必要な電圧が得られる様に適
宜構成すればよいが、通常、個人住宅向けのシステムで
200Vの商用電力系統へ連系する場合には、太陽電池
ストリングは200V程度の電圧が出せるように構成さ
れることが好ましい。
【0027】太陽電池ストリング1−1〜1−4 太陽電池アレイ1は、同じ構成の四つの太陽電池ストリ
ング1−1,1−2,1−3,1−4の並列接続によっ
て構成される。また、それぞれの太陽電池ストリング1
−1〜1−4は、後に詳述するように、4枚のパネルを
1組とした4組のサブストリングからなっており、計1
6枚の太陽電池パネルの直列接続によって構成されてい
る。図1において、太陽電池ストリング1−2〜1−4
の構成は、太陽電池ストリング1−1と同様なので、太
陽電池パネル1〜16の図示を省略してある。
【0028】集電箱2 太陽電池アレイ1を構成する各太陽電池ストリング1−
1〜1−4の出力は集電箱2で集電される。集電箱2
は、使用者または点検者が点検可能な箇所に設置され
る。集電箱2内には以下に記述する中間開閉器2−1、
ストリング開閉器2−2、地絡異常検出器2−3、逆流
防止ダイオード2−4、および主開閉器2−5などが収
納されている。
【0029】中間開閉器2−1 各太陽電池ストリングを複数個のサブストリングに区分
けして、そのサブストリング間に第一の開閉器である中
間開閉器2−1が配置される。実施例1における中間開
閉器2−1は、リモートコントロール可能な入力端子を
有し、外部信号によりトリップ可能なタイプを使用す
る。この中間開閉器2−1は、外部からのトリップ信
号、または手動で開放可能であり、投入は手動で行う。
なお、実施例1における中間開閉器2−1は、太陽電池
ストリングの流し得る最大の電流を通電、遮断する能力
をもつものを使用しなければならない。
【0030】ストリング開閉器2−2 各太陽電池ストリング1−1〜1−4毎に第二の開閉器
であるストリング開閉器2−2が設けられる。ストリン
グ開閉器2−2は、リモートコントロール可能な入力端
子を有し、外部信号によりトリップ可能なタイプを使用
する。ストリング開閉器2−2は、外部のトリップ信
号、または手動で開放可能であり、投入は手動で行う。
ストリング開閉器2−2は、太陽電池ストリング1−1
〜1−4の保守点検時、あるいは一部の太陽電池パネル
に不具合が生じたときに、回路から不具合ストリングを
切り離すために設置する。なお、実施例1におけるスト
リング開閉器2−2は、太陽電池ストリングの流し得る
最大の電流を通電、遮断する能力をもつものを使用しな
ければならない。
【0031】地絡異常検出器2−3 各太陽電池ストリング1−1〜1−4毎に地絡異常検出
器2−3が設けられる。地絡異常検出器2−3は、正負
2本のケーブルにクランプしたクランプ型電流センサ
で、2本のケーブルに流れる差電流量を検出する。これ
らの電流センサは、電線を切断せずに電流を測定して電
圧に変換するものである。なお、実施例1における地絡
異常検出器2−3としては、差電流が所定値以上であれ
ば異常検出信号を出力するタイプのものを使用した。
【0032】逆流防止ダイオード2−4 太陽電池ストリング1−1〜1−4毎に逆流防止ダイオ
ード2−4が設けられる。太陽電池は建築物7などの影
になるとほとんど発電しなくなる。太陽電池アレイ1は
太陽電池ストリング1−1〜1−4の並列回路として構
成されているから、太陽電池ストリング1−1〜1−4
間に出力電圧の不一致が生じて、この電圧の不一致が所
定値以上の値となると、影になっているストリングへ他
のストリングから電流が流入し、本来とは逆向きの電流
が流れる。この逆電流を防止する為に、逆流防止ダイオ
ード2−4は太陽電池ストリング1−1〜1−4毎に設
置される。
【0033】主開閉器2−5 主開閉器2−5は、太陽電池ストリング1−1〜1−4
の出力を集電した後の、パワーコンディショナ3への回
路の途中に挿入する。主開閉器2−5はパワーコンディ
ショナ3の異常時や点検時など、太陽電池からパワーコ
ンディショナ3への給電を断つ際に使用する。なお、主
開閉器2−5には、太陽電池アレイ1全体の最大電圧を
満足し、最大電流を開閉可能なものを使用する必要があ
る。
【0034】パワーコンディショナ3 太陽電池アレイ1の出力は、集電箱2において集電され
た後パワーコンディショナ3に導かれる。パワーコンデ
ィショナ3は、太陽電池の直流電力を交流電力に変換す
る。そして、パワーコンディショナ3の出力は負荷で消
費される。
【0035】負荷 系統連系を行うシステムにおいては、負荷は、商用電力
系統9やその他電気負荷の組み合わせとすることができ
る。実施例1においてアウトレット4を介して電力が供
給される負荷は、商用電力系統9と建築物7内の電気負
荷8の組み合わせとした。
【0036】<システム接続>実施例1に係る上記構成
要素の接続について図面に基づいて説明する。実施例1
の太陽光発電システムが塔載された建築物7は、商用電
力系統9から電力供給を受けるとともに、太陽光発電シ
ステムによる電力自給および商用電力系統9への逆潮流
を行う。
【0037】商用電力系統9は、電路を介して建築物7
内の電気設備に接続されている。電路と建築物7の途中
には、売買電メータ箱5が設置されており、該売買電メ
ータ箱5内部には電路から建築物7に供給される電力量
を積算する買電電力メータ、太陽光発電システムから商
用電力系統9に逆潮流される電力量を積算する売電電力
メータが直列に接続されている。
【0038】さらに、建築物7内には配電盤6が設置さ
れ、建築物7に接続された電路は、配電盤6により建築
物7内各部の照明器具やアウトレット4を介した負荷8
に電力を供給すべく、屋内配線に分岐接続されている。
配電盤6には、商用電力系統9と屋内配線とを切り離す
目的の主幹ブレーカが設置され、また分岐する電路のそ
れぞれに分岐ブレーカが設置されている。また、太陽光
発電システムと商用電力系統9とは、配電盤6内に設け
られた太陽光発電システム連系ブレーカを介して接続さ
れている。
【0039】太陽電池ストリング1−1〜1−4の出力
は、集電箱2でまとめられ、パワーコンディショナ3で
直流電力から交流電力に変換された後、配電盤6に接綾
される。
【0040】太陽電池アレイ1の出力は、建築物7内の
負荷8で消費される。太陽電池アレイ1の発電量が建築
物7内の電力使用量を上回る場合には、余剰電力を売買
電メータ箱5を介して商用電力系統9に売電する。反対
に、太陽電池アレイ1の発電量が建築物7内の電力使用
量を下回る場合には、不足電力を商用電力系統9から売
買電メータ箱5を介して買電する。
【0041】<太陽電池パネル>実施例1における太陽
電池パネルには、以下に記す特性のアモルファス太陽電
池パネルを使用した。パネル1枚あたりの特性は、最大
出力動作時電圧は12V、最大出力動作時電流は4Aで
あり、公称出力は48Wである。また、出力開放時の開
放電圧は15Vである。この太陽電池パネルを16枚直
列接続して、最大出力動作時電圧192Vの太陽電池ス
トリングを構成した(出力768W、開放電圧240
V)。この太陽電池ストリング1−1〜1−4を、建築
物7の同一屋根面に配置し、最大出力で約3kWの太陽
光発電システムが構成されている。
【0042】また、図1に示す如く、1ストリングは、
四つのサブストリングに分割し、1サブストリング4枚
の太陽電池パネルで構成される。そしてそれぞれのサブ
ストリングの両側端子は集電箱2に引込まれる。さら
に、同一ストリングの隣り合うサブストリング間には、
中間開閉器2−1を挿入する構成とした。
【0043】また、ストリングの両側端子は集電箱2に
おいてストリング開閉器2−2に接続される。さらに、
ストリングの電路は、地絡異常検出器2−3、および逆
流防止ダイオード2−4を介して、集電点に接続され
る。
【0044】<動作>図3は集電箱2と1ストリングと
の接続を表す回路図である。図3において、太陽電池ス
トリング1−1は、太陽電池パネル1〜4で構成される
サブストリング1−11、太陽電池パネル5〜8で構成
されるサブストリング1−12、太陽電池パネル9〜1
2で構成されるサブストリング1−13、および太陽電
池パネル13〜16で構成されるサブストリング1−1
4とを備え、中間開閉器2−1を介して、これらサブス
トリングが直列接続される。
【0045】このような形態において、実施例1の集電
箱2を含む太陽光発電システムは以下のように動作す
る。図3に示す構成において、ストリング1−1のいず
れかの箇所で地絡が発生した場合を仮定する。ストリン
グ1−1の電路において地絡が発生すると、ストリング
1−1の電路に設けられた集電箱2内の地絡異常検出器
2−3が異常検出信号を出力する。この異常検出信号
は、ストリング開閉器2−2と、中間開閉器2−1に送
られる。ストリング開閉器2−2、中間開閉器2−1は
地絡異常検出器2−3からの異常検出信号を受取ると開
放状態となる。このとき、図1に示す四つのストリング
のうち三つのストリング1−2〜1−4は通常どおり運
転を継続し、パワーコンディショナ3は、三つのストリ
ング1−2〜1−4の発電出力を交流電力に変換し、負
荷に供給し続ける。
【0046】また、ストリング開閉器2−2が開放する
とストリング1−1全体での開放電圧は240Vとなる
が、中間開閉器2−1も同時に開放するために、開放電
圧はそれぞれのサブストリングの開放電圧60Vに抑え
ることが可能となる。
【0047】また、地絡異常検出器2−3の異常検出信
号は、集電箱2内に設けられた、警報を発生する警報器
(報知器)2−6にも送られる。警報器2−6は、地絡
が発生して、太陽電池ストリングが電路から切り離され
ていることを使用者に連絡するためのものである。な
お、警報器2−6は、太陽電池ストリング毎に設ける必
要はなく、太陽電池アレイ1に対して一つ設ければよ
い。使用者は、警報器2−6の警報により、地絡の発生
を認識し、太陽光発電システムの施工者や、工事業者に
地絡箇所の補修を依頼する。屋根面で地絡が発生してい
ても、中間開閉器2−1を開くことにより、地絡を起こ
したストリングの開放電圧は低い電圧に抑えられている
ために、作業者は安全に作業を行うことができる。作業
者は、地絡を補修した後、手動で地絡が発生したストリ
ングのストリング開閉器2−2、及び中間開閉器2−1
を閉じて、停止していたストリングの運転を再開する。
【0048】実施例1においては、ストリングの開放電
圧240Vを60Vに低減する例を示したが、低減する
電圧は、その使用環境、使用目的に応じて適宜設定すれ
ばよい。
【0049】中間開閉器2−1を数多く設ければ、サブ
ストリングの開放電圧を一層下げることは可能である
が、コスト、設置スペース等を考慮して、実施例1では
サブストリングの開放電圧を60Vと設定した。
【0050】また、実施例1は、太陽電池ストリングを
均等に四分割してサブストリングを構成したが、分割す
る箇所は配線の都合などで選択すればよく、サブストリ
ングの最大開放電圧にのみ注意すればよい。
【0051】また、実施例1においては、地絡異常検出
器2−3を集電箱2内に設け、その出力により中間開閉
器2−1、ストリング開閉器2−2を開放する構成とし
たが、集電箱2内に地絡異常検出器2−3を有さず、パ
ワーコンディショナ3からの異常検出信号にしたがって
中間開閉器2−1、ストリング開閉器2−2を開放する
構成としてもかまわない。ただし、この場合は、複数ス
トリングのうち、どのストリングで地絡が発生したか分
からないために、すべてのストリングの中間開閉器2−
1、ストリング開閉器2−2を開放しなければならず、
システム全体の発電を停止しなければならない。
【0052】(実施例2)以下、本発明に係る実施例2
の太陽光発電システムを説明する。なお、実施例2にお
いて、実施例1と同様の構成についれは、同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。
【0053】<構成>図4は実施例2における集電箱2
と太陽電池ストリング1−1との接続を示した図であ
る。実施例1の構成においては、中間開閉器2−1にス
トリング開閉器2−2と同等の電流開閉容量をもつ開閉
器を用いる構成とした。これは、地絡異常検出器2−3
からの異常検出信号が発生すると、ストリング開閉器2
−2、中間開閉器2−1に同時に送られ、これら開閉器
を同時に開放する構成としたためである。これに対し
て、実施例2に係る集電箱2では、信号遅延器2−7を
設け、ストリング開閉器2−2が開放してから所定時間
後に中間開閉器2−1を開放する構成としたので、中間
開閉器2−1として電流開閉容量が低い開閉器の使用が
可能である。
【0054】実施例2における中間開閉器2−1は、常
に、ストリング開閉器2−2が開放された状態で開放さ
れるので、断路器などの電流遮断能力が低いものを使用
することができる。ただし、通電能力は、1ストリング
に流しうる最大電流を満たすことが必要とされる。ま
た、投入は中間開閉器2−1、ストリング開閉器2−2
の順に行うことが好ましい。
【0055】異常検出信号が入力されて所定時間後に出
力する信号遅延器2−7は、地絡異常検出器2−3と中
間開閉器2−1の間に設けられる。信号遅延器2−7は
タイマー、DIPスイッチとカウンタなどの遅延時間を
設定可能なものにしてもよいし、CR(キャパシタと抵
抗器との組み合わせ)で構成するなど、遅延時間を固定
する方式にしてもかまわない。
【0056】<動作>実施例2に係る太陽光発電システ
ムは以下のように動作する。図4に示す構成において、
太陽電池ストリング1−1のいずれかの箇所で地絡が発
生した場合を仮定する。
【0057】太陽電池ストリング1−1の電路において
地絡が発生すると、太陽電池ストリング1−1に設けら
れた地絡異常検出器2−3が異常検出信号を出力し、こ
の信号がストリング開閉器2−2と、信号遅延器2−7
に送られる。ストリング開閉器2−2は地絡異常検出器
2−3からの出力を受取ると開放状態となる。一方、信
号遅延器2−7は異常検出信号が入力されてから約1秒
後に異常検出信号を出力するようにした。従って、中間
開閉器2−1は、異常検出信号が出力されてから約1秒
後に信号遅延器2−7から異常検出信号を受取ると開放
状態となる。
【0058】このように、中間開閉器2−1を、ストリ
ング開閉器2−2の開放後に時間差をもたせて動作させ
ることで、中間開閉器2−1を電流が流れていない状態
で開放させることが可能となる。
【0059】このとき、地絡が発生していない他の太陽
電池ストリング1−2〜1−4は運転を継続し、パワー
コンディショナ3はそれらの発電出力を交流電力に変換
し、負荷に供給し続ける。
【0060】また、地絡が発生している太陽電池ストリ
ング1−1の開放電圧は、ストリング開閉器2−2が開
放するとストリング全体の開放電圧になるが、信号遅延
器2−7の設定値である約1秒後に中間開閉器2−1も
開放するために、ストリングの開放電圧はサブストリン
グの低い開放電圧に抑えることが可能になる。
【0061】また、実施例2においても、実施例1と同
様に、警報器(報知器)2−6を設けた構成をとること
も可能である。実施例2において、異常がなくなり(地
絡が解消され)、切り離したストリングをシステムに再
び接続する際には、ストリング開閉器2−2を投入する
前に、電流の流れない状態で中間開閉器2−1を投入す
る必要がある。
【0062】(実施例3)以下、本発明に係る実施例3
の太陽光発電システムを説明する。なお、実施例3にお
いて、実施例1と同様の構成については、同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。
【0063】<構成>図5は実施例3の集電箱2内にお
ける中間開閉器2−1の接続図、図6は実施例3に係る
集電箱2全体の接続図を示す。実施例3の集電箱2は、
太陽電池ストリング1−1〜1−4の途中に設けられた
複数の中間開閉器2−1を有し、これらの中間開閉器2
−1は手動または自動で同時に開閉可能に構成されてい
る。
【0064】実施例3における中間開閉器2−1は、個
々のストリングをシステムから切り離すストリング開閉
器2−2の役割も果す。実施例3における中間開閉器2
−1は、複数の開閉器が同一のレバーで同時に開閉する
ようなものとする。
【0065】中間開閉器2−1の開閉の方式は手動のみ
で開閉するものと、自動、手動どちらでも開閉可能なも
のとのどちらでもかまわないが、実施例3では手動での
み操作可能なものとする。
【0066】中間開閉器2−1は、インターロック、操
作指示などで主開閉器2−5が開放した状態でのみ操作
される場合はストリングの最大電流を通電する能力は必
要であるが、最大電流を遮断する能力は必要ない。しか
し、主開閉器2−5が投入された状態、すなわち、電流
が流れている状態で中間開閉器2−1を操作する構成で
あれば、太陽電池ストリングの流し得る最大の電流を通
電、遮断する能力をもつものを使用しなければならな
い。
【0067】<動作>実施例3に係る集電箱2を含む太
陽光発電システムは以下の様に動作する。図5における
中間開閉器2−1は五つの開閉器がレバー2−8によっ
て同時に開閉可能であり、レバー2−8によって中間開
閉器2−1を開放状態にすると、太陽電池ストリング1
−1は、システムから切り離されると同時に、サブスト
リング単位で切り離されるように接続されている。
【0068】このような構成にすることで、実施例3に
おいては、中間開閉器2−1のレバー2−8を操作する
ことで、異常が発生した太陽電池ストリングをシステム
から切り離すことと、システムから切り離された太陽電
池ストリングの開放電圧を安全な電圧に引き下げること
を同時に行うことができる。このようにすれば、太陽電
池アレイの異常時に、異常な太陽電池ストリングの途中
に設けた中間開閉器2−1を開くことにより、その太陽
電池ストリングはサブストリングに分断される。従っ
て、容易に、切り忘れ等の問題が発生し難く、確実に安
全に、太陽電池ストリングをサブストリングに分割する
ことができる。また、中間開閉器2−1の投入の際に
も、複数の開閉器が同時に閉じられる、一部の開閉器の
投入を忘れるなどの問題が発生し難い。
【0069】このように、実施例3においても、実施例
1および実施例2と同様に、システムから切り離した太
陽電池ストリングの開放電圧を安全な電圧値に分割する
ことが可能になる。
【0070】なお、本発明は、上記の構成をコンピュー
タにより実現してもよく、具体的には、太陽電池ストリ
ングの地絡を検出するステップと、太陽電池ストリング
の地絡が検出されると、その太陽電池ストリングの途中
に設けられた開閉器を開状態に遷移させるステップとを
この順にコンピュータにより実行させるプログラムによ
り実現してもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。 (1)太陽電池ストリングの途中に中間開閉器を設ける
ことにより、異常が発生した太陽電池ストリングの中間
開閉器を開いて、その太陽電池ストリングの開放電圧を
低い電圧にすることができる。 (2)中間開閉器により、異常が発生した太陽電池スト
リングに電流を流すことなくその開放電圧を引き下げる
ことができるので、ケーブルなどが激しく損傷して地絡
が発生した場合などでも、短絡電流が損傷部に流れ続け
ることがなく、損傷箇所の過熱を防ぐことができる。 (3)ストリング開閉器により、異常が発生した太陽電
池ストリングのみを太陽光発電システムから切り離すこ
とができるので、正常な太陽電池ストリングの運転を継
続することができる。 (4)遮断時はストリング開閉器を先に開放し、遅れて
中間開閉器を開放することにより、中間開閉器の開閉可
能な電流を小さいものとすることができ、中間開閉器を
安価かつ小型にすることができる。 (5)太陽電池アレイの設置施工時、太陽電池アレイと
集電箱とを接続するケーブルを集電箱に結線する際は、
中間開閉器を開放しておけば、太陽電池ストリングの開
放電圧が低い状態で結線が可能になり、結線作業を夜間
に行うことや、太陽電池に遮光シートを被せるなどが不
要になり、作業が安全かつ容易になる。 (6)異常が発生した太陽電池ストリングの途中に設け
た複数の中間開閉器を同時に開くことにより、一部の中
間開閉器の切り忘れを防いで、異常が発生した太陽電池
ストリングを確実かつ安全にサブストリングに分割する
ことができる。また、複数の中間開閉器を投入する際
も、複数の中間開閉器を同時に閉じることにより、一部
の中間開閉器の入れ忘れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る太陽電池アレイおよび集電箱
を示す図である。
【図2】 図1に示す太陽電池アレイおよび集電箱を採
用した太陽光発電システムと、それが設置された建築物
を示す図である。
【図3】 実施例1の集電箱内と1ストリングとの接続
を表す回路図である。
【図4】 実施例2の集電箱と1ストリングとの接続を
表す回路図である。
【図5】 実施例3の集電箱内の中間開閉器の接続を示
す図である。
【図6】 実施例3の集電箱全体の接続図である。
【図7】 太陽光発電システムの構成例を示した図であ
る。
【図8】 太陽光発電システムの別の構成例を示した図
である。
【符号の説明】
1:太陽電池アレイ、1−1,1−2,1−3,1−
4:太陽電池ストリング、1−11,1−12,1−1
3,1−14:サブストリング、2:集電箱、2−1:
中間開閉器(第一の開閉器)、2−2:ストリング開閉
器(第二の開閉器)、2−3:地絡異常検出器、2−
4:逆流防止ダイオード、2−5:主開閉器、2−6:
警報器(報知器)、2−7:信号遅延器、2−8:レバ
ー、3:パワーコンディショナ、4:アウトレット、
5:売買電メータ箱、6:配電盤、7:建築物、9:商
用電力系統、101:太陽電池アレイ、102:集電
箱、103:パワーコンディショナ、104:負荷、1
06:インバータ、107:連系保護リレー、111:
短絡開閉器。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の太陽電池パネルが直列に接続され
    た太陽電池ストリングの異常を検出すると異常検出信号
    を出力する検出器と、前記太陽電池ストリングの途中に
    設けられ該検出器からの異常検出信号により開状態に遷
    移する少なくとも一つの中間開閉器とを備えていること
    を特徴とする太陽光発電用集電箱。
  2. 【請求項2】 前記検出器は異常として少なくとも地絡
    を検出することを特徴とする請求項1に記載の太陽光発
    電用集電箱。
  3. 【請求項3】 前記太陽電池ストリング毎に切り離し可
    能なストリング開閉器を有し、前記検出器の異常検出信
    号により前記ストリング開閉器も開放することを特徴と
    する請求項1または2に記載の太陽光発電用集電箱。
  4. 【請求項4】 前記中間開閉器が前記ストリング開閉器
    より遅れて開放することを特徴とする請求項3記載の太
    陽光発電用集電箱。載の太陽光発電用集電箱。
  5. 【請求項5】 前記異常検出信号を所定時間遅延する遅
    延器をさらに備え、前記異常検出信号は、前記ストリン
    グ開閉器へ直接供給され、前記中間開閉器へは前記遅延
    器を介して供給されることを特徴とする請求項3または
    4に記載の太陽光発電用集電箱。
  6. 【請求項6】 前記検出器から異常検出信号が出力され
    ると警報を発する警報器を備えることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の太陽光発電用集電箱。
  7. 【請求項7】 複数の太陽電池パネルが直列に接続され
    た太陽電池ストリングの途中に設けた複数の中間開閉
    器、断路器のうちから選定したいずれか一方を有し、選
    定されたそのいずれか一方が、同時に開閉可能であるこ
    とを特徴とする太陽光発電用集電箱。
  8. 【請求項8】 複数の太陽電池パネルが直列に接続され
    た太陽電池ストリングと、前記太陽電池ストリングの地
    絡を検出すると異常検出信号を出力する検出器と、前記
    異常検出信号により開状態に遷移する少なくとも一つの
    開閉器とを有し、前記少なくとも一つの開閉器が前記太
    陽電池ストリングの途中に設けられていることを特徴と
    する太陽光発電装置。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも一つの開閉器は複数ある
    場合にそれらが同時に開閉可能なことを特徴とする請求
    項8に記載の太陽光発電装置。
  10. 【請求項10】 前記検出器および少なくとも一つの開
    閉器は、前記太陽電池ストリングから分離された集電箱
    に格納されていることを特徴とする請求項8または9に
    記載の太陽光発電装置。
  11. 【請求項11】 複数の太陽電池パネルが直列に接続さ
    れた複数の太陽電池ストリングと、前記太陽電池ストリ
    ング毎にその地絡を検出すると異常検出信号を出力する
    複数の検出器と、前記異常検出信号により開状態に遷移
    する少なくとも一つの第一の開閉器とを有し、前記複数
    の太陽電池ストリングは、並列に接続されており、前記
    第一の開閉器は、前記複数の太陽電池ストリングのそれ
    ぞれの途中に設けられていることを特徴とする太陽光発
    電装置。
  12. 【請求項12】 前記太陽電池ストリングを他の太陽電
    池ストリングから切り離すための第二の開閉器を備え、
    前記第二の開閉器は前記異常検出信号により開状態に遷
    移することを特徴とする請求項11に記載の太陽光発電
    装置。
  13. 【請求項13】 前記異常検出信号を所定時間遅延する
    遅延器をさらに備え、前記異常検出信号は、前記第二の
    開閉器へ直接供給され、前記第一の開閉器へは前記遅延
    器を介して供給されることを特徴とする請求項12に記
    載の太陽光発電装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の検出器および前記少なくと
    も一つの第一の開閉器は、前記太陽電池ストリングから
    分離された集電箱に格納されていることを特徴とする請
    求項11〜13のいずれかに記載の太陽光発電装置。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも一つの第一の開閉器は
    複数ある場合にそれらが同時に開閉可能であることを特
    徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の太陽光発
    電装置。
  16. 【請求項16】 前記検出器から異常検出信号が出力さ
    れると警報を発する警報器を備えることを特徴とする請
    求項8〜15のいずれかに記載の太陽光発電装置。
  17. 【請求項17】 複数の太陽電池パネルが直列に接続さ
    れた太陽電池ストリングと、前記太陽電池ストリングの
    途中に設けられた少なくとも一つの開閉器とを有する太
    陽光発電装置の制御方法において、 前記太陽電池ストリングの地絡を検出すると、前記少な
    くとも一つの開閉器を開状態に遷移させることを特徴と
    する太陽光発電装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 複数の太陽電池パネルが直列に接続さ
    れた、複数の太陽電池ストリングと、少なくとも一つの
    第一の開閉器とを有し、前記複数の太陽電池ストリング
    は並列に接続されており、前記第一の開閉器は前記複数
    の太陽電池ストリングそれぞれの途中に設けられている
    太陽光発電装置の制御方法において、前記太陽電池スト
    リング毎に、その地絡を検出するステップと、前記太陽
    電池ストリングの地絡が検出されると、その太陽電池ス
    トリングの途中に設けられた前記第一の開閉器を開状態
    に遷移させるステップとを有することを特徴とする太陽
    光発電装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記太陽電池ストリングの地絡が検出
    されると、その太陽電池ストリングを他の太陽電池スト
    リングから切り離すための第二の開閉器を開状態に遷移
    させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1
    7または18に記載の太陽光発電装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記太陽電池ストリングの地絡が検出
    されると、前記第二の開閉器は直ちに開状態に遷移さ
    れ、前記第一の開閉器は所定時間後に開状態に遷移され
    ることを特徴とする請求項19に記載の太陽光発電装置
    の制御方法。
  21. 【請求項21】 複数の太陽電池パネルが直列に接続さ
    れた太陽電池ストリングと、前記太陽電池ストリングの
    途中に設けられた少なくとも一つの開閉器とを有する太
    陽光発電装置の制御方法を実行可能なプログラムにおい
    て、コンピューターに、前記太陽電池ストリングの地絡
    を検出するステップと、前記太陽電池ストリングの地絡
    が検出されると、その太陽電池ストリングの途中に設け
    られた少なくとも一つの開閉器を開状態に遷移させるス
    テップとをこの順に実行させるためのプログラム。
  22. 【請求項22】 複数の太陽電池パネルが直列に接続さ
    れた、複数の太陽電池ストリングと、少なくとも一つの
    第一の開閉器とを有し、前記複数の太陽電池ストリング
    は並列に接続されており、前記第一の開閉器は前記複数
    の太陽電池ストリングのそれぞれの途中に設けられてい
    る太陽光発電装置の制御方法を実行可能なプログラムに
    おいて、 コンピューターに、前記太陽電池ストリング毎に、その
    地絡を検出するステップと、前記太陽電池ストリングの
    地絡が検出されると、その太陽電池ストリングの途中に
    設けられた前記第一の開閉器を開状態に遷移させるステ
    ップとをこの順に実行させるためのプログラム。
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