JP5205530B1 - 太陽電池アレイの検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】第1に、並列配線タイプをTDR方式で検査可能であり、第2に、しかもこれが簡単容易に、コスト面に優れて実現でき、第3に、サージ対策効果も期待できる、太陽電池アレイの検査システムを提案する。
【解決手段】この検査システム12は、1個以上のモジュール3を備えたストリング1が複数、並列接続された太陽電池アレイについて、故障,その他の不具合の有無を判別する。そして、検査装置11と遅延手段13とを有してなる。検査装置11は、各ストリング1への出射信号と、各ストリング1からの反射信号とに基づき、各ストリング1について個別に不具合の有無を判別する。遅延手段13は、出射信号および反射信号のいずれか一方又は双方について、各ストリング1毎に相互間で時系列的に先後関係を設定し、もって、各ストリング1からの反射信号を検査装置11に順次入力させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池アレイの検査システムに関する。すなわち、太陽電池アレイについて、故障,その他の不具合の有無を検査する、検査システムに関するものである。
《技術的背景》
太陽光発電(PV)は、大量普及時代を迎えており、様々な種類の太陽電池が開発,商品化されている。
現在の所、主流となっているのは、シリコン(Si)を使った太陽電池だが、より低コスト,長寿命の非シリコンタイプの太陽電池の開発も、進展しつつある。
すなわち、単結晶シリコン型や多結晶シリコン型いわゆる結晶系のモジュールが、従来より主流となっていた。しかしながら最近は、高価であり需要が切迫しているシリコンの使用量が少ない、アモルファスシリコン型いわゆる薄膜系のモジュールや、シリコンを使用しない化合物系,有機系のモジュール(これらも薄膜系と称されることもある)等々、非シリコンタイプのモジュールも急増しつつある。そして、今後のトレンドとなると目されている。
他方、設置件数が増加し大量普及時代へと突入している太陽光発電については、故障,その他の不具合発生が多々報告されており、その早期発見が要請されている。
すなわち、太陽光発電の太陽電池アレイの構成要素であるストリングそしてモジュールについて、断線,クラック,ハンダ不良等が発生し、発電量が低下することが多々あった。その要因としては、施工不良、経年劣化、台風・地震・小動物による被害、等々が考えられる。
いずれにしても、故障等の不具合発生の早期発見、つまり性能低下したストリングの早期診断が、最近大きなテーマとなってきている。早期発見,早期診断できれば、その修理等の対策を即取ることも可能となる。
《従来技術》
このような太陽電池アレイの検査方式としては、まず、実際に発電中のストリングに流れる電流や電圧を測定し、もってストリング単位で、故障等の不具合を発見する検査方式、いわゆるIV方式が挙げられる。
これに対し最近、太陽電池アレイ専用の検査方式も開発,使用されている。すなわち、非発電時において、ストリングに出射信号を送信すると共に、ストリングからの反射信号を受信し、もって両信号の波形比較により、故障等の不具合を判定する検査方式、いわゆるTDR方式も実用化されている。
TDR方式の検査装置は、IV方式に比べ、ストリング単位から更に進んでモジュール単位での不具合特定が可能、更には、不具合程度の数値把握も波形比較により可能、非発電時に実施可能なので天候の影響も受けず夜間も検査可能、屋根に登ることが不要、等々の利点がある。
このようにTDR方式の検査装置は不具合点が特定できるので、不良モジュールのみの交換が容易であると共に、確実なアレイ管理が行え、しかも作業者の安全も向上する。
このようなTDR方式の検査装置としては、例えば、次の特許文献1,特許文献2に示されたものが挙げられる。
特開2011−35000号公報 特開2009−21341号公報
ところで、このようなTDR方式の検査装置については、従来、次の問題が指摘されていた。
《第1の問題点》
第1に、直列配線は検査可能であるが、並列配線は検査不能である。すなわちTDR方式の検査装置は、出射信号と反射信号の波形比較に基づき故障等の不具合を判定するので、従来は、検査対象の太陽電池アレイが全て直列配線タイプの場合のみ、検査可能である。つまり、太陽電池アレイを構成するストリングやモジュールが、すべて直列配線されている場合のみ、検査可能となる。
他方、太陽電池アレイが並列配線タイプの場合は、検査不能となっていた。複数のストリングやモジュールが並列配線されている場合は、反射信号が重なり合って入力,受信されるので、どのストリングからの反射信号なのか、どのストリングやモジュールの不具合なのか、判別不能となってしまう。
さて、前述した結晶系のモジュールを使用した太陽電池アレイについては、上述した直列配線タイプのものと、並列配線タイプのものとがある。
これに対し、前述したアモルファスシリコン型の薄膜系を含め、化合物系,有機系等のモジュール使用した太陽電池アレイは、上述した並列配線タイプが主流となっている。
この理由は、電気特性上、1モジュールあたりの発電傾向が、高電圧,低電流であるため、電流値を稼ぐ目的から、すべて並列配線タイプとなっていた。
従来のTDR方式の検査装置は、使用が、直列配線タイプのみに限定されており、並列配線タイプの太陽電池アレイには、使用できないという問題が指摘されていた。
《第2の問題点》
上述にも拘らず、従来のTDR方式の検査装置を、並列配線タイプの太陽電池アレイに使用する場合は、図3の(2)図に示したように、検査装置2を並列分岐された各ストリング1毎にそれぞれ付設したり、検査に際し順次接続して行くことを要していた。
これらについては、検査装置2の台数が増え、その分だけ構成がコスト高となったり、検査に手間取り煩わしく時間を要し、その分だけ工数がコスト高となる、という問題が指摘されていた。
なお図3の(2)図中、3はモジュール、4は中継端子箱、5はパワーコンディショナ、6はケーブルである。
《本発明について》
本発明の太陽電池アレイの検査システムは、このような実情に鑑み、上記従来技術の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、第1に、並列配線タイプの太陽電池アレイをTDR方式で検査可能であり、第2に、しかもこれが簡単容易に、コスト面に優れて実現でき、第3に、サージ対策効果も期待できる、太陽電池アレイの検査システムを提案することを、目的とする。
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲に記載したように、次のとおりである。
請求項1については、次のとおり。
請求項1の太陽電池アレイの検査システムは、1個以上のモジュールを備えた複数のストリングが、並列接続された太陽電池アレイについて、故障,その他の不具合の有無を判別する。そして、検査装置と遅延手段とを有してなる。
該検査装置は、各該ストリングへの出射信号と、各該ストリングからの反射信号とに基づき、各該ストリングについて個別に不具合の有無を判別する。
該遅延手段は、出射信号および反射信号のいずれか一方又は双方について、各該ストリング毎に相互間で時系列的に先後関係を設定し、もって、各該ストリングからの反射信号を、該検査装置に順次入力させるべく機能すること、を特徴とする。
請求項2については、次のとおり。
請求項2の太陽電池アレイの検査システムでは、請求項1において、該検査装置は、印加部,実測部,判別部を備えている。
そして該印加部は、ケーブルを介し各該ストリングに対し出射信号を、送信する。該実測部は、該ケーブルを介し各該ストリングの異常点から応答反射される反射信号を、受信する。該判別部は、各該ストリング毎に、それぞれの出射信号と反射信号との波形比較に基づき、個別に不具合の有無を判別する。
該遅延手段は遅延回路よりなり、該ケーブルに介装されており、各該ストリングからの反射信号を、各該ストリング別に順次直列的に、該検査装置の実測部に入力,受信させること、を特徴とする。
請求項3については、次のとおり。
請求項3の太陽電池アレイの検査システムでは、請求項2において、該遅延手段は、各該ストリングに向け並列分岐された後の該ケーブルについて、少なくとも2本目以降の該ストリングとの間に介装される。
そして、該遅延手段の遅延定数は、各該ストリングと該検査装置の実測部間の出射信号と反射信号の一方又は双方について、到達時間を各該ストリング毎に長短異ならしめ、もって信号相互間で時系列に順次先後関係を設定する値よりなること、を特徴とする。
《作用等について》
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)この太陽電池アレイでは、複数のストリングが並列接続されている。
(2)そして、この検査システムの検査装置では、各ストリングとの間で、分岐,伝播された出射信号が送信されると共に異常点からの反射信号が受信され、もって波形比較に基づき、故障,その他の不具合の有無が判定される。
(3)さて、この検査システムでは、ストリングのケーブルに遅延手段が介装されており、各ストリングからの反射信号について、時系列的に先後関係が設定される。
(4)そこで各反射信号は、ストリング別に順次直列的に検査装置に受信され、反射信号が重なり合って受信される事態は、回避される。
(5)従って検査装置は、どのストリングについて異常点があり、故障,その他の不具合が発生しているのかを、個別に判別可能となる。
(6)そしてこれは、ストリングのケーブルに遅延回路を設けると共に、1台の検査装置の使用のみにより、簡単な検査システムにて容易に実現される。
(7)なお、この検査システムは、落雷等により電流や電圧が急上昇した場合は、遅延回路の部品が焼損等するので、サージ対策としても有効である。
(8)さてそこで、本発明の太陽電池アレイの検査システムは、次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、並列配線タイプの太陽電池アレイを、TDR方式で検査可能である。本発明の太陽電池アレイの検査システムでは、並列接続されたストリングのケーブルに、遅延手段を介装してなる。
もって、各ストリングからの反射信号について、時系列的に先後関係が設定され、順次直列的に検査装置に受信される。前述したこの種従来技術のTDR方式の検査装置のように、各ストリングからの反射信号が重なり合って受信されることはなく、どのストリングのどのモジュールに不具合が存するかが、正確に判別可能となる。
従って、本発明の検査システムによると、並列配線タイプの結晶系のモジュール,ストリング,太陽電池アレイ、および、並列配線タイプのアモルファスシリコン型の薄膜系を始め化合物系,有機系のモジュール,ストリング,太陽電池アレイについて、検査実施可能となる。
これらの故障,その他の不具合の有無を、TDR方式により確実に判別可能となり、
不具合の発見されたストリング,モジュールについて、修理,交換等の必要な対策を取ることが可能となる。
《第2の効果》
第2に、しかもこれは簡単容易で、コスト面に優れて実現される。本発明の太陽電池アレイの検査システムは、このように、並列配線タイプの太陽電池アレイをTDR方式で検査可能である。そしてこれは、ストリングのケーブルに、公知の遅延回路よりなる遅延手段を設けると共に、1台の検査装置を使用することにより、実現される。
前述したこの種従来技術のTDR方式の検査装置のように、複数の各ストリング毎にそれぞれ付設したり、順次接続したりすることを要せず、実現される。もって、その分だけ構成が簡単化され、構成コスト面に優れている。又、検査に手間や時間を要することもなく、工数コスト面にも優れている。
《第3の効果》
第3に、更にサージ対策効果も、期待できるようになる。本発明の太陽電池アレイの検査システムは、各ストリングのケーブルに、遅延回路を用いた遅延手段を設けてなる。
そこで、例えば落雷その他により電流や電圧が急上昇した場合は、その瞬間、遅延回路を形成する部品が、焼損等する。もって、サージ電流,サージ電圧を緩和,遮断することができ、太陽電池アレイ全体については、故障,破壊等の被害を最小限に食い止めることができる。
このように、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
本発明に係る太陽電池アレイの検査システムについて、発明を実施するための形態の説明に供し、(1)図は、回路の構成説明図、(2)図は、同回路における出射信号の到達時間の一例タイムチャート、(3)図は、同回路における反射信号の帰着時間の一例のタイムチャートである。 同発明を実施するための形態の説明に供し、遅延手段の遅延回路の構成ブロック図であり、(1)図は、その一例を示し、(2)図は、他の例を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、(1)図は、回路のブロック図である。(2)図は、この種従来例の回路のブロック図である。 太陽光発電システムの一例の斜視説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。
《太陽光発電について》
まず、本発明の前提となる太陽光発電(PV)の概要について、図4を参照して説明する。
太陽光発電の主要部を構成する直流側の太陽電池アレイ7は、屋根等の屋外に設置される。そして、複数の(図示例では4本の)ストリング1が並列接続されており、各ストリング1は、通常は、それぞれ直列接続された複数(図示例では6個)のモジュール3を、備えている。
なおこれによらず、1個のストリング1が、1個のモジュール3から構成されることも、可能である。又、モジュール3を構成するチップについて、1個のpn接合部からなる構成、複数個のpn接合部が直列接続された構成、複数個のpn接合部が並列接続された構成、等々も可能である。
太陽電池アレイ7で発電,出力された電力、すなわち、モジュール3のpn接合部の光電効果に基づき生成された直流電流は、各ストリング1からケーブル6にて(図1の(1)図も参照)、中継端子箱4を経由して、パワーコンディショナ5に達する。
パワーコンディショナ5で直流電流から変換された交流電流は、分電盤8を経由した後、負荷9にて消費される。余剰電力は、電力計10を介し、電力会社の商用電力系統に買取られる。なお、モジュール3がソーラーセルと称され、ストリング1がソーラーパネル,ソーラーモジュールと称されることもある。
太陽光発電の概要については、以上のとおり。
《検査装置11の概要について》
以下、本発明の検査システム12について説明する。まず、この検査システム12の検査装置11について、図3の(1)図,図1の(1)図等を参照して、説明する。
検査システム12は、上述したように1個以上のモジュール3を備えた複数のストリング1が、並列接続された太陽電池アレイ7について、故障,その他の不具合の有無を判別する。そして、検査装置11と遅延手段13とを、有している。
検査装置11は、各ストリング1への出射信号と、各ストリング1からの反射信号とに基づき、各ストリング1について、それぞれ個別に不具合の有無を判別する。そして検査装置11は、印加部14,実測部15,判別部16を備えている。
印加部14は、ケーブル6を介し各ストリング1に対し出射信号を、出力,送信する。実測部15は、ケーブル6を介し各ストリング1の異常点Cから応答反射される反射信号を、入力,受信する。判別部16は、各ストリング1毎に、それぞれの出射信号と反射信号との波形比較に基づき、個別に不具合の有無を判別する。
検査装置11の概要については、以上のとおり。
《検査装置11の詳細について》
このような検査装置11について、図1の(1)図,図3の(1)図等を参照して、更に詳述する。
まず、この検査システム12の検査装置11は、1台用いられており、常開(断)で、使用に際し閉(続)に切換えられるスイッチ17を介し、ケーブル6に接続されている。
なお、このような固定式ではなく、持ち運び式の検査装置11も勿論可能であり、持ち運び式の場合は、使用に際しケーブル6に接続される。図3の(1)図中18は、中継端子箱4とパワーコンディショナ5間に設けられたスイッチであり、常閉(続)だが、検査に際し開(断)に切換えられる。
又、図示例の検査装置11は、中継端子箱4やパワーコンディショナ5と独立して、両者間に設けられているが、このような図示例によらず、中継端子箱4やパワーコンディショナ5に付設してもよい。但し、各ストリング1に向け並列分岐される前のケーブル6に対して、接続される。
検査装置11の印加部14は、代表的にはパルスジェネレータよりなり、パルス波を生成して、検査対象の各ストリング1に対し出射信号を、入力信号として出力,送信,印加する。
検査装置11の実測部15は、例えばオシロスコープよりなり、出射信号に対応してストリング1の異常点Cから応答反射される反射信号を、入力,受信,実測する。これらの具体的構成については、前述した従来技術の他、各種の公知例が知られている。
なお異常点Cとは、ストリング1そしてモジュール3について、故障,その他の不具合の原因となった箇所を、意味する。接続点,その他の系が自ずともっている反射点を、意味するものではない。
検査装置11の判別部16としては、制御部19のマイクロコンピュータが代表的に使用され、そのCPUが、格納されたプログラムに基づき、定められた処理を実施する。
検査装置11の判別部16について、更に詳述する。判別部16は、印加部14からの検査対象のストリング1への出射信号と、同ストリング1の異常点Cからの実測部15を経由した反射信号とが、検査データとして波形比較される。
代表的には、両パルス波のトータル的データ比較が行われる。そして、ストリング1の異常点Cつまり不具合箇所の位置に応じた波形差違や、不都合内容の種類に応じた波形差違等に基づき、モジュール3単位で不具合位置が特定されると共に、その不具合程度も数値把握される。
ところで、このようなデータ比較には、正常時の反射信号と検査時の反射信号とを、比較するケースも含まれる。
すなわち本明細書において、ストリング1への出射信号とストリング1からの反射信号とを比較する、との記載内容には、過去の正常時におけるストリング1からの反射信号(ストリング1への出射信号に対応し、同等と解される)と、実際の検査時におけるストリング1からの反射信号とを、比較するケースも、その一環として包含される。
これらにより、判別部16において、検査対象のストリング1について、断線等の故障,その他の不具合の有無が診断,判定されて、検査結果が得られる。なお、各ストリング1毎の具体的検査手順については、後述のとおり。
検査装置11の詳細については、以上のとおり。
《遅延手段13について》
次に、本発明の検査システム12の遅延手段13について、説明する。まず、その概要について、図1の(1)図,図3の(1)図等を参照して、説明する。
遅延手段13は、前述した出射信号および反射信号のいずれか一方又は双方について、並列接続された各ストリング1毎に、相互間で時系列的に先後関係を設定し、もって、各ストリング1からの反射信号を、検査装置11に順次入力させるべく機能する。各ストリング1からの反射信号を、発生した各ストリング1別に、順次直列的に検査装置11の実測部15に、入力,受信させる。
このような遅延手段13としては、次の3つのタイプが考えられる。まず(1)、遅延手段13が、各ストリング1への出射信号のみについて、遅延を与えて他と先後関係を設定する第1タイプ。このような第1タイプの遅延手段13により、各ストリング1からの反射信号が、順次個別に検査装置11に入力されるようになる。
次に(2)、各ストリング1からの反射信号のみについて、遅延を与えて他と先後関係を設定する第2タイプ。このような第2タイプの遅延手段13により、第1タイプと同様、各ストリング1からの反射信号が、順次個別に検査装置11に入力されるようになる。
更に(3)、各ストリング1への出射信号と、各ストリング1からの反射信号の双方について、遅延を与えて他と先後関係を設定する第3タイプ。このような第3タイプの遅延手段13によっても、第1タイプや第2タイプと同様に、各ストリング1からの反射信号が、順次個別に検査装置11に入力されるようになる。
そして、このような第1タイプ,第2タイプ,又は第3タイプの遅延手段13は、各ストリング1に向け並列分岐された後のケーブル6について、少なくとも2本目以降のストリング1との間に、介装される。
すなわちケーブル6は、一端側が、各ストリング1に接続されると共に、他端側が、パワーコンディショナ5に接続されるが、各ストリング1の並列関係に対応すべく、途中で並列分岐される。このようなケーブル6の並列分岐箇所は、通常、中継端子箱4内(図3の(1)図を参照)や、パワーコンディショナ5内に配置される。
そして遅延手段13は、このように並列分岐された後のケーブル6について、それぞれのストリング1との間に、介装される。代表的には、並列分岐直後のケーブル6に介装される。
ところで遅延手段13は、図示例では、並列分岐された後の各ケーブル6すべてについて、介装されている。図1の(1)図の例では、並列分岐された後の2本のケーブル6について、それぞれに、遅延手段13が介装されている。図3の(1)図の例では、並列分岐された後の4本のケーブル6について、それぞれに、遅延手段13が介装されている。
これらに対し、並列分岐された後の各ケーブル6の内、1本については、遅延手段13を介装しない構成も可能である。すなわち、遅延手段13の目的は、各信号について相互間で、時系列的に先後関係を設定する点にある。このような観点からは、時系列的に最も先となる、つまり遅延させられることなく最短時間に設定されるストリング1のケーブル6については、遅延手段13を設けないことも、可能である。
遅延手段13については、以上のとおり。
《遅延定数Dの概要について》
次に、このような検査システム12の遅延手段13に関し、それぞれ設定される遅延定数Dについて、図1を参照して説明する。
上述に鑑み、各遅延手段13の遅延定数Dに基づき、各ストリング1と検査装置11の実測部15との間の、出射信号と反射信号の一方又は双方について、到達時間が、各ストリング1毎に長短異なるようになる。
もって遅延定数Dは、信号相互間で、時系列に順次先後関係を設定する値となる。つまり、各々について異なった所定の値が設定される。
遅延定数Dの概要については、以上のとおり。
《遅延定数Dの具体例について》
次に、このような検査システム12の遅延手段13の遅延定数Dの具体例について、図1を参照して詳細に説明する。
まず、図1の(1)図に示した例では、2個のストリング1,1が並列接続されており、1本のケーブル6の線路が、2本のケーブル6,6の線路に分岐されると共に、それぞれに遅延手段13、13が介装されている。両ストリング1,1は、それぞれ少なくとも1個のモジュール3、図示例では直列接続された複数個のモジュール3,3を、備えている。
そして、ストリング1の始点を20、ストリング1の終点を21とし、ストリング1の始点を20、ストリング1の終点を21とする。又、遅延手段13,13の遅延定数を、それぞれD,Dとする。なお前提として、この遅延手段13,13は、前述した第3タイプとする。つまり、出射信号と反射信号の双方について、共に同時間の遅延を与えて他と先後関係を設定する、第3タイプよりなる。
次に図示例において、検査装置11の印加部14から〜出射信号の各所への到達時間は、図1の(2)図のように表わされる。
まず、遅延手段13,13までの出射信号の到達時間は、それぞれT.13やT.13で表わされる。そして、この到達時間T.13やT.13、つまり図中(ア)は、検査装置11の印加部14から〜遅延手段13,13までの、それぞれのケーブル6の配線長によって、主に決定される。
なお、印加部14から〜遅延手段13までの配線長と、印加部14から〜遅延手段13までの配線長とが、異なる場合もあるが、その場合は、遅延定数D,Dの設定に際し、その分が加減算される。
次に、図1の(2)図において、ストリング1については、次のとおり。検査装置11の印加部14から〜ストリング1の始点20までの出射信号の到達時間T.20は、遅延手段13までの到達時間である上記T.13に対し、遅延手段13の遅延定数Dによって決定される遅延時間Tつまり図中(イ)を、加算したものとなる。なお、遅延定数Dそして遅延時間Tは、0でも可(つまり、この遅延手段13は設けないことも可能)。
そしてストリング1について、始点20までの出射信号の到達時間T.20から〜終点21までの出射信号の到達時間T.21までの間に、異常点Cがあると、つまり図中(ウ)中のどこかに異常点Cがあると、応答反射して反射信号が発生する。
そして、図1の(2)図において、ストリング1については、次のとおり。検査装置11の印加部14から〜ストリング1の始点20までの出射信号の到達時間T.20は、遅延手段13までの到達時間である上記T.13に対し、遅延手段13の遅延定数Dによって決定される遅延時間Tを、加算したものとなる。
図中(エ)は、先のストリング1の終点21までの出射信号の到達時間T.21と、このストリング1の始点20までの出射信号の到達時間T.20との間の時差,タイムラグを示す。このようなタイムラグ(エ)が発生するように、遅延手段13,13の遅延定数D,Dが、それぞれ設定される。つまり、T.21<T.20となるように、D,Dが設定される。
そしてストリング1について、始点20までの出射信号の到達時間T.20から〜終点21までの出射信号の到達時間T.21までの間に、異常点Cがあると、つまり図中(オ)中のどこかに異常点Cがあると、応答反射して反射信号が発生する。
さてそこで、図示例において反射信号の帰着時間は、一例として、図1の(3)図のように表わされる。
すなわち、検査装置11の印加部14から出力,送信された出射信号が、検査対象であるストリング1,1の異常点C,Cで応答反射されて、再び検査装置11の実測部15に入力,受信されるまでの帰着時間は、次のようになる。
まず、ストリング1のどこかに異常点Cがある場合、その帰着時間は、T.20×2 〜 T.21×2と表わされる。つまり、(ア)×2+(イ)×2 〜 (ア)×2+(イ)×2+(ウ)×2まで、と表わされる。
又、ストリング1のどこかに異常点Cがある場合、その帰着時間は、T.20×2 〜 T.21×2、と表わされる。つまり、(ア)×2+(イ)×2+(ウ)×2+(エ)×2から 〜 (ア)×2+(イ)×2+(ウ)×2+(エ)×2+(オ)×2まで、と表わされる。
そして、遅延手段13,13の遅延定数D,Dは、T.21×2 < T.20×2となるように、設定される。
すなわち、ストリング1の終点21に異常点Cがあった場合の反射信号の帰着時間T.21×2よりも、ストリング1の始点20に異常点Cがあった場合の反射信号の帰着時間T.20×2の方が、長く遅くなるように設定される。
なお第1に、複数並列接続されるストリング1について、一般的には、T.21×2<T.20n+1×2となるように、遅延定数D,Dが順次設定されることになる。nは正の整数。
なお第2に、ストリング1について異常点Cがなく、反射信号が発生しないこともある。又、異常点Cがあり反射信号が発生した後、透過波となって通過した後の出射信号について、更に別の異常点Cがあり、もって第2の反射信号が発生したり、更には第3の反射信号,第4の反射信号,・・・・・等が、発生することもある。
なお第3に、以上説明した図1の図示例は、遅延手段13が前述した第3タイプよりなることを、前提とする。
つまり、出射信号と反射信号の双方について、共に同時間の遅延を与えることを、前提とする。しかし、このような図示例によらず、前述した第1タイプや第2タイプの遅延手段13も、勿論可能である。つまり、出射信号と反射信号のいずれか一方についてのみ、遅延を与えるタイプも、考えられる。
遅延定数Dの具体例については、以上のとおり。
《遅延回路22について》
次に、このような検査システム12の遅延手段13を構成する遅延線23、その他の遅延回路22について、図2を参照して説明する。
この遅延手段13は、まず、パルス波等の出射信号や反射信号に対しては、信号を所定時間だけ遅らせる遅延効果を発揮するが、ストリング1のモジュール3で発電,出力された直流に対しては、抵抗成分を持たないものでなければならない。
そこで遅延手段13としては、図2の(1)図に示した遅延回路22や、(2)図に示した遅延回路22が考えられる。
図2の(1)図に示した例は、前述した第3タイプの遅延手段13の遅延回路22として、出射信号と反射信号の双方を対象に、使用される。これに対し、図2の(2)図に示した例は、太陽電池アレイ7の電圧や電流に制約を受けずに、遅延手段13を構成することができるため、第3タイプのみならず第1タイプや第2タイプとしても、使用可能である。つまり、出射信号又は反射信号のみを対象とする様な工夫も使用可能である。
まず、図2の(1)図に示した例について述べる。このように、遅延回路22として遅延線(ディレイライン)23を用いる例が、代表的である。すなわち、この遅延手段13の遅延回路22は、コイル24やコンデンサ25で構成されており、インダクタンスL及び/又はキャパシタンスCを含んだ回路よりなる。
なお太陽電池アレイ7の場合は、金属製フレーム枠や架台が施工上、グランドに落ちてないことが多々あるが、その場合はコンデンサ25のキャパシタンスCが変化してしまう虞がある。そこで、この図示例について、コンデンサ25の接地を確実に行うことが、重要となる。又、ストリング1の出力に鑑みた耐圧を有するコンデンサ25が使用される。
次に、図2の(2)図に示した例について述べる。この例のように、半導体やクロックタイマを利用した公知の各種遅延回路22を、スイッチ26,27と組み合わせて用いた遅延手段13も、考えられる。
すなわち、並列分岐後のケーブル6に設けられたスイッチ26は、常閉(続)よりなり、常時の発電,出力時において大電流が流れるのに対し、検査実施時は開(断)に切換えられる。これに対し、ケーブル6に対し遅延回路22へと更に並列分岐されたケーブル28に設けられたスイッチ27は、発電,出力時は常開(断)よりなるが、検査実施時は閉(続)に切換えられる。
このようなスイッチ26,27の制御は、前述した制御部19により、例えば、無線又は有線(専用線や電力線)を利用して遠隔操作により行われる。なおスイッチ27は、図示例によらず遅延回路22の前後に設けると、遅延回路22の保護がより確実化する。
この図示例は、遅延回路22に大電流が流れないので、各種の遅延回路22を自由に選択可能である、という利点がある。更に、落雷の危険がある際は、すべてのスイッチ26,27を開(断)に切換え制御することにより、落雷被害を最小限化可能という利点もある。
遅延回路22については、以上のとおり。
《作用等》
本発明の太陽電池アレイ7の検査システム12は、以上説明したように構成されている。そこで、以下のようになる。
(1)太陽電池アレイ7では、少なくとも1個以上のモジュール3を備えたストリング1が複数、並列接続されている。
もって発電,出力された電力が、中継端子箱4やパワーコンディショナ5を経由し、直流から交流に変換されて、需要に供される(図4を参照)。
(2)そして、この検査システム12の検査装置11は、TDR方式よりなる。すなわち、検査対象である各ストリング1との間でケーブル6を介し、印加部14から出射信号が出力,送信されると共に、ストリング1の異常点Cから応答反射された反射信号が、実測部15に入力,受信される(図1の(1)図,図3の(1)図等を参照)。
そして、検査装置11の判別部16において、出射信号と反射信号との波形比較に基づき、故障,その他の不具合の有無が判定される。
(3)さて、この検査システム12では、並列接続されたストリング1のケーブル6に、遅延手段13が介装されている(図1の(1)図,図2の(1)図,(2)図,図3の(1)図等を参照)。
そして、所定の異なる遅延定数Dを備えた遅延手段13を介装したことにより、各ストリング1の異常点Cから応答反射される反射信号について、ストリング1毎に時系列的に先後関係が設定される。
(4)そこで各反射信号は、発生したストリング1別に、順次直列的に検査装置11の実測部15に、帰着,入力,受信される(図3の(1)図を参照)。
並列接続されたストリング1からの反射信号ではあるが、どのストリング1からのものであるかが、明確に区別可能となる。反射信号が重なり合って、帰着,入力,受信される事態は、回避される。
(5)従って、検査装置11の判別部16は、どのストリング1について異常点Cがあり、故障,その他の不具合が発生しているのかを、判別可能となる(図1の(1)図,図3の(1)図等を参照)。
ストリング1が並列接続されてはいるものの、どのストリング1に異常点Cが存し不具合なのかを、容易に判別できるようになる。
(6)この検査システム12は、このように並列配線タイプの太陽電池アレイ7つまりストリング1を、TDR方式で検査する。
そしてこれは、各ストリング1へのケーブル6に、遅延線23,その他公知の遅延回路22を設けると共に、1台の検査装置11を使用することにより、実現される。つまり、簡単な構成の検査システム12にて、容易に実現される(図1の(1)図,図3の(1)図を参照)。
(7)なお、この検査システム12は、このように、ストリング1のケーブル6に、遅延回路22を用いた遅延手段13を設けてなる。
そこで、例えば落雷その他により電流や電圧が急上昇した場合は、遅延回路22を形成する部品(例えば、図2の(1)図の例ではコイル24やコンデンサ25、図2の(2)図の例では、スイッチ26やスイッチ27)が、即焼損等するようになる。
もって、この検査システム12は、サージ電流,サージ電圧対策としても効果的である。
本発明の作用等については、以上の通り。
1 ストリング
ストリング
ストリング
2 検査装置(従来例)
3 モジュール
モジュール
モジュール
4 中継端子箱
5 パワーコンディショナ
6 ケーブル
ケーブル
ケーブル
7 太陽電池アレイ
8 分電盤
9 負荷
10 電力計
11 検査装置(本発明)
12 検査システム
13 遅延手段
13遅延手段
13遅延手段
14 印加部
15 実測部
16 判別部
17 スイッチ
18 スイッチ
19 制御部
20始点
20始点
21終点
21終点
22 遅延回路
23 遅延線(ディレイライン)
24 コイル
25 コンデンサ
26 スイッチ
27 スイッチ
28 ケーブル
C 異常点
異常点
異常点
D 遅延定数
遅延定数
遅延定数
T 遅延時間
遅延時間
遅延時間

Claims (3)

  1. 1個以上のモジュールを備えた複数のストリングが並列接続された太陽電池アレイについて、故障,その他の不具合の有無を判別する検査システムであって、検査装置と遅延手段とを有しており、
    該検査装置は、各該ストリングへの出射信号と、各該ストリングからの反射信号とに基づき、各該ストリングについて個別に不具合の有無を判別し、
    該遅延手段は、出射信号および反射信号のいずれか一方又は双方について、各該ストリング毎に相互間で時系列的に先後関係を設定し、もって、各該ストリングからの反射信号を、該検査装置に順次入力させるべく機能すること、を特徴とする太陽電池アレイの検査システム。
  2. 請求項1において、該検査装置は、印加部,実測部,判別部を備えており、該印加部は、ケーブルを介し各該ストリングに対し出射信号を、送信し、
    該実測部は、該ケーブルを介し各該ストリングの異常点から応答反射される反射信号を、受信し、該判別部は、各該ストリング毎に、それぞれの出射信号と反射信号との波形比較に基づき、個別に不具合の有無を判別し、
    該遅延手段は遅延回路よりなり、該ケーブルに介装されており、各該ストリングからの反射信号を、各該ストリング別に順次直列的に、該検査装置の実測部に入力,受信させること、を特徴とする太陽電池アレイの検査システム。
  3. 請求項2において、該遅延手段は、各該ストリングに向け並列分岐された後の該ケーブルについて、少なくとも2本目以降の該ストリングとの間に介装され、
    該遅延手段の遅延定数は、各該ストリングと該検査装置の実測部間の出射信号と反射信号の一方又は双方について、到達時間を各該ストリング毎に長短異ならしめ、もって信号相互間で時系列に順次先後関係を設定する値よりなること、を特徴とする太陽電池アレイの検査システム。
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