JP2001320196A - 電子部品実装装置 - Google Patents

電子部品実装装置

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JP2001320196A
JP2001320196A JP2000135538A JP2000135538A JP2001320196A JP 2001320196 A JP2001320196 A JP 2001320196A JP 2000135538 A JP2000135538 A JP 2000135538A JP 2000135538 A JP2000135538 A JP 2000135538A JP 2001320196 A JP2001320196 A JP 2001320196A
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mounting
head
mounting object
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Eiji Hatanaka
英二 畑中
Taiji Tamura
泰司 田村
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Toray Engineering Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品実装装置に関し、実装の迅速化、位
置合わせ精度の向上化、装置コストの低減化及び汎用化
を図ること。 【解決手段】 ボンディングツール14a〜14dを備
えたボンデイングヘッド13a〜13dが一括して水平
移動自在に装着されていると共に二視野カメラ28も水
平移動自在に装着されている。その為、ボンディングツ
ール14aが保持している電子部品Pのアライメントマ
ークと実装対象物7aのアライメントマークとを二視野
カメラ28で同時認識し、かつ、その後、隣りの認識位
置へ移動すると共にその間において電子部品Pと実装対
象物7aとが所定精度に位置合わせせしめられ、次い
で、ボンディングツール14aが下方へ移動してボンデ
ィングする。このようにして実装対象物7a→実装対象
物7b→実装対象物7c→実装対象物7dの順に迅速に実
装することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、非接触式ICカード若
しくはRF−タグ用のアンテナを有する基板等(以下、
単に実装対象物という。)にICチップやコンデンサ等
の電子部品を実装する電子部品実装装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ICチップ、コンデンサ或いは抵
抗体等のような電子部品を実装対象物に実装する電子部
品実装装置は広く実用に供されているが、この実装装置
は、例えば、特開平8−191199号公報や特開平9
−181492号公報等において開示されているよう
に、ボンディングツールを上下動し得るように装着した
ボンディングヘッドの複数個を一括して水平面内におい
てX軸方向、Y軸方向又はXY両軸方向へ移動(以下、
単に水平移動という。)させ得るように装着している。
【0003】その為、ボンディングヘッド群の一括平行
移動によってボンディングツール群を部品供給ステージ
の上方位置からボンディングステージの上方位置へ移動
させたり或るいはそれと反対にボンディングステージの
上方位置から部品供給ステージの上方位置へ移動させた
りすることができると共に、部品供給ステージの上方位
置へ移動されたボンディングツール群の夫々で実装しよ
うとする電子部品を保持してそれをボンディングステー
ジの上方位置へ搬送し、そして、ボンディングステージ
にセットされている実装対象物群の上方から各ボンディ
ングツールを次々と降下させて各実装対象物に電子部品
を実装することができる。
【0004】その際、電子部品と実装対象物との位置合
わせを、ボンディングヘッド群と一体に平行移動され得
るようにボンディングヘッドに隣り合って装着されてい
る1個の実装対象物用カメラとボンディングステージの
側部に装着されている1個又は複数の電子部品用カメラ
とによるアライメントマークの認識に基づいて行ってい
る。
【0005】すなわち、予めボンディングステージにセ
ットされている複数の実装対象物夫々に設けられたアラ
イメントマークをその上方から1個の実装対象物用カメ
ラで水平移動しながら認識するが、このように、実装対
象物夫々に設けられたアライメントマークを認識するよ
うにしているのは、ボンディングステージにセットされ
ている実装対象物は収縮等によりX,Y方向のそれぞれ
の寸法精度が悪い為に、実装対象物それぞれに設けられ
たアライメントマークを全数認識しないと所定精度を得
ることができないからである。
【0006】加えて、その後に、電子部品を保持したボ
ンディングツール群が部品供給ステージ側からボンディ
ングステージ側へ移動せしめられる途中において、その
下方から電子部品用カメラで各電子部品に設けられてい
るアライメントマークを認識する。
【0007】そして、両マークの認識結果に基づいてそ
の位置ずれを許容精度範囲内にせしめるように各ボンデ
ィングヘッドの水平移動を行って所定精度に位置合わし
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、ボンディングヘッド群に隣り合って装着されている
実装対象物用カメラで複数の実装対象物それぞれに設け
られたアライメントマークを認識するようにしている為
に、実装対象物のアライメントマーク認識が終了するま
ではボンディングツール群を部品供給ステージの上方位
置へ移動させることができず、従って、ボンディングツ
ール群に電子部品を保持することができない為、実装の
迅速化(又は高速化)が妨げられていた。
【0009】また、電子部品それぞれに設けられたアラ
イメントマークを認識するカメラと実際の実装対象物と
の距離が長い為に、XYテーブルの絶対位置決め精度に
対する影響が大きくて電子部品と実装対象物との位置合
わせ精度の向上化が妨げられていた。
【0010】本発明は、かかる欠点に着目し、それを解
消すべく鋭意検討の結果、ボンディングツールが保持し
ている電子部品に設けられたアライメントマークとボン
ディングステージに支持されている実装対象物に設けら
れているアライメントマークとを認識する手段として二
視野カメラを用いると共に、このカメラをボンディング
ヘッドの水平移動とは別に独立して水平移動させ得るよ
うに装着すればよいことを見い出し、この点に基づいて
なし得たものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
電子部品実装装置は、請求項1に記載するように、ボン
ディングツールを上下動し得るように装着したボンディ
ングヘッドの複数個を一括して水平移動させ得るように
装着した電子部品実装装置において、前記ボンディング
ツールに保持されている電子部品に設けられたアライメ
ントマークとボンディングステージに支持されている実
装対象物に設けられているアライメントマークとを認識
する二視野カメラを前記ボンディングヘッドの水平移動
とは別に独立して水平移動させ得るように装着したこと
を特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、本発明に係る電子
部品実装装置の全体的姿が示されているが、この実装装
置は、電子部品供給ステージ1、ボンディングステージ
2、ヘッド移動装置3、カメラ移動装置4等を備え、電
子部品供給ステージ1にパレット5がセットされてい
る。なお、パレット5は、8個のトレー6を備え、それ
らのトレー6に電子部品P(例えば、ICチップ)が収
容されている。
【0013】また、固定型のボンディングステージ2
に、複数の実装対象物7a〜7n(例えば、非接触IC
カード用のアンテナを有する基板)がセットされてい
る。
【0014】更に、電子部品供給ステージ1及びボンデ
ィングステージ2の両ステージが装着されている機台8
に、左右のレールブラケット9a,9bが装着されてい
ると共に、それらの上端にレール10a,10bが装着
されている。なお、ボンディングステージ2にセットさ
れている実装対象物群7a〜7nは真空吸引されて支持
されている。
【0015】一方、ヘッド移動装置3は、レール10
a,10bで案内されてX軸方向へ水平に移動し得るよ
うに装着されたヘッド側第1可動体11と、このヘッド
側第1可動体11にY軸方向へ水平に移動し得るように
装着されたヘッド側第2可動体12とで構成され、そし
て、かかるヘッド側第2可動体12に4個のボンディン
グヘッド13a〜13dが装着されている。
【0016】なお、それらのボンディングヘッド13a
〜13dは、ヘッド側第2可動体12に対してY軸方向
に並列されるように、かつ、隣り合うもの同士間の装着
ピッチを調整し得るように装着されていると共に、それ
らのボンディングヘッド13a〜13dに、電子部品P
を真空吸引して保持し得るヒートツール型のボンディン
グツール14a〜14dが上下動及び所定角度に回転し
得るように装着されている。
【0017】いずれのボンディングヘッドも同一に構成
されているので、その一つについて詳述すると、図2に
おいて、ボンディングヘッド13bは、モータ21で駆
動されるボールネジ22にヘッドブラケット18を連係
し、かつ、かかるヘッドブラケット18にボンディング
ツール14bを装着している。その為、ボンディングツ
ール14bをヘッドブラケット18と一緒に上下動させ
得る。
【0018】なお、ボンディングツール14bは、上下
動し得ることに加えて、加圧力を変動させ得るように装
着、すなわち、ツールブラケット15に装着されている
エアーシリンダー16が、そのエアー圧力を電空レギュ
レーターでコントロールすることによりボンディングツ
ール14bの加圧力を変動させ得るように設けられてい
る。
【0019】このように、ボンディングツール14bの
加圧力を変動させ得るように設けているのは、実装時に
おけるボンディングツール14bの押し込みに対する所
謂、ツール逃げを電子部品の種類等に対応させて所定に
制御する必要があるからである。
【0020】更に、ツールブラケット15は、ヘッドブ
ラケット18に回転し得るように装着されている軸17
の下端に装着され、かつ、軸17の上端が、ヘッドブラ
ケット18に装着されている減速機19の出力軸に連結
されていると共に減速機19の入力軸が、ヘッドブラケ
ット18に装着されているモータ20の出力軸に連結さ
れている。その為、モータ20を駆動して軸17を所定
速度で回転させてボンディングツール14bを所定方向
へ回転位置決めすることができる。
【0021】以上、ボンディングツール14bだけにつ
いて詳述したが、他のボンディングツール14a,14
c,14dも同様に設けられている。従って、それらに
ついての説明は省略し、次いで、カメラ移動装置4につ
いて詳述すると、このカメラ移動装置4は、レール10
a,10bで案内されてX軸方向へ移動し得るように装
着されたカメラ側第1可動体25(図1参照)と、この
カメラ側第1可動体25にY軸方向へ移動し得るように
装着されたカメラ側第2可動体26とで構成され、そし
て、カメラ側第2可動体26に二視野カメラ28が装着
されている。
【0022】なお、各トレー6に収容される電子部品P
(例えば、ICチップ)は、同一部品、異種部品のいず
れであってもよいが、一般には、同一部品が収容され
る。また、パレット5を部品供給ステージ1に供給した
り或いは部品供給ステージ1からそれを取り除いたりす
ることは、図示されていない適当な装置によって行われ
る。
【0023】同様に、実装対象物7a〜7nをボンディ
ングステージ2に供給したり或いは部品供給ステージ1
からそれを取り除いたりすることも図示されていない適
当な装置によって行われる。
【0024】更に、実装対象物7a〜7nの所定箇所
(電子部品を実装しようとする箇所)には、適当な接着
用ペースト又はフィルム、例えば、ACP(Aniso
tropic Conductive Paste)や
NCP(Non Conductive Paste)
或いはNCF(Non Conductive Fil
m)が塗布又は貼着されていると共に実装に先立って、
作業員によってボンディングツール同士間のピッチ調整
が行われる。
【0025】図2において、その為のピッチ調整治具2
3が示されているが、このピッチ調整治具23は、基準
ピン24をボンディングヘッド13aのヘッドブラケッ
ト18に設けられている穴に嵌挿すると共に調整ピン2
7をボンディングヘッド13bのヘッドブラケット18
に設けられている穴に嵌挿して取り付けられている。
【0026】なお、基準ピン24は、治具プレート29
に固着されているが、他方の調整ピン27は、治具プレ
ート29の長穴30に嵌挿されてナット締めされて所定
位置に固定されている為に、かかるナットを緩めること
によって長穴30の長手方向の所定位置に移動させるこ
とができると共にナット締めすることによってそこに固
定することができる。その為、基準ピン24と調整ピン
27間のピッチを所定に調整することができる。
【0027】一方、ボンディングヘッド13a,13b
は、図示されていないロックを解除することによりレー
ル31等で案内されてY軸方向へ移動し得るように装着
されている。その為、所定位置にロックされた一方のボ
ンディングヘッド13aに対して他方のボンディングヘ
ッド13bを仮位置決めし、次いで、両者に対して上述
のピッチ調整治具23を取り付けると共にボンディング
ヘッド13bをロックすることによってボンディングツ
ール14aと14b同士間のピッチ調整をすることがで
きる。
【0028】なお、このようにして、ボンディングツー
ル14aと14b同士間のピッチ調整を終えるとピッチ
調整治具23をそこから取り外し、次いで、同様に、ボ
ンディングツール14bと14c同士間のピッチ調整を
行い、更に次いで、ボンディングツール14cと14d
同士間のピッチ調整を行う。
【0029】その際、ボンディングツール14bと14
c同士間のピッチ調整は、前記調整により位置決めされ
ているボンディングヘッド13bのヘッドブラケット1
8に設けられている前記穴(図示されていない)にピッ
チ調整治具23の基準ピン24を嵌挿せしめるように行
われる。
【0030】また、ボンディングツール14cと14d
同士間のピッチ調整に当っては、前記調整(ボンディン
グツール14bと14c同士間のピッチ調整)により位
置決めされているボンディングヘッド13cのヘッドブ
ラケット18に設けられている前記穴(図示されていな
い)にピッチ調整治具23の基準ピン24を嵌挿せしめ
るように行われる。
【0031】よって、本実装装置によると、電子部品を
実装対象物7a〜7nに実装するに当ってヘッド移動装
置3が駆動、すなわち、ヘッド側第1可動体11及びヘ
ッド側第2可動体12が平行移動されてボンディングヘ
ッド13a〜13dが電子部品供給ステージ1の上方位
置へ移動され、これによってボンディングヘッド13a
〜13dに装着されているボンディングツール14a〜
14dが各トレー6に収容される電子部品Pをピックア
ップするのに適した位置に位置決めされる。
【0032】次いで、電子部品供給ステージ1上に位置
決めされたボンディングツール14a〜14dが同時に
降下されてトレー6に収容されている電子部品Pが同時
に吸着保持される。
【0033】そして、電子部品Pを吸着保持し得ると、
ボンディングツール14a〜14dが上方の元の位置へ
上昇され、すると、ヘッド移動装置3が駆動されてボン
ディングヘッド13a〜13dが平行移動せしめられて
ボンディングステージ2の上方位置へ移動される。
【0034】その為、ボンディングヘッド13a〜13
dに装着されているボンディングツール14a〜14d
がボンディングステージ2にセット(又は支持)されて
いる各実装対象物7a〜7dの上方位置に位置決めされ
る。
【0035】また、上記と同時に、ヘッド移動装置3の
平行移動に邪魔にならない位置へ退避されていたカメラ
移動装置4が駆動、すなわち、カメラ側第1可動体25
及びカメラ側第2可動体26が平行移動されてボンディ
ングステージ2の上方位置へ移動されているヘッド移動
装置3に接近せしめられる。
【0036】そして、二視野カメラ28が、上方のボン
ディングツール14aと下方の実装対象物7a間に位置
決め、すなわち、上方のボンディングツール14aが保
持している電子部品Pに設けられているアライメントマ
ークと、その下方の実装対象物7aに設けられているア
ライメントマークとを認識するに適した位置に移動せし
められると、そこにおいて両アライメントマークを同時
に認識する。
【0037】すると、ヘッド移動装置3が駆動され、両
マークの位置ずれを許容精度範囲内にせしめるようにボ
ンディングヘッド13a〜13dの微動一括平行移動及
びボンディングツール14aの微動回転移動が行われ、
これによってボンディングツール14aが保持している
電子部品Pとボンディングステージ2に支持されている
実装対象物7aとが位置的に所定精度に整合される。
【0038】以下、ボンディングツール14aが降下さ
れて実装対象物7aに電子部品Pが実装されると共に降
下後、所定時間が経過すると、ボンディングツール14
aが上方の元の位置へ上昇せしめられる。
【0039】なお、ボンディングツール14aの降下に
先立って二視野カメラ28が、実装対象物7aの上方位
置から隣りの実装対象物7bの上方位置へ移動せしめら
れるが、この移動は、カメラ側第2可動体26の平行移
動によって行われ、このようにして、実装対象物7a→
実装対象物7b→実装対象物7c→実装対象物7dの順
に次々と実装することができる。
【0040】また、ボンディングツール14a〜14d
が次々と降下されて実装対象物7a〜7dに電子部品P
が実装される際、必要に応じて、ボンディングツール1
4a〜14dがその実装部分(接合部分)を所定に加熱
する。
【0041】そして、実装対象物7a〜7dに対する実
装を終えると、ヘッド移動装置3が駆動されてボンディ
ングヘッド13a〜13dがボンディングステージ2の
上方位置から電子部品供給ステージ1の上方位置へ移動
される。従って、上述と同様の工程を経て次の実装を行
うことができる。
【0042】このように、本実装装置においては、ボン
ディングツール14a〜14dが保持している電子部品
Pに設けられたアライメントマークと、ボンディングス
テージ2に支持されている実装対象物7a〜7nに設け
られているアライメントマークとを認識する手段として
二視野カメラ28を用い、しかも、この二視野カメラ2
8をボンディングヘッド13a〜13dの水平移動とは
別に独立して水平移動させ得るように装着している。
【0043】その為、電子部品Pに設けられたアライメ
ントマークと実装対象物に設けられているアライメント
マークを同時に認識することができると共に一方のボン
ディングツールが実装している間に、その隣りの他方の
ボンディングツールが保持している電子部品のアライメ
ントマークと実装対象物のアライメントマークとを同時
認識することができる為、実装速度のロスがない。従っ
て、実装の迅速化(高速化)が図れる。
【0044】また、実装位置近傍において電子部品と実
装対象物のアライメントマークを認識可能な為に位置補
正が微小になって位置合わせ精度の向上化を図ることが
できると共に一個の二視野カメラを装着すればよいから
装置コストの低減化を図ることもできる。
【0045】更に、ボンディングヘッドの水平移動とは
別に独立して二視野カメラが水平移動可能なこと及びボ
ンディングツール同士間のピッチ調整が可能なことに基
づいて様々な実装対象物に対して用いることができるか
ら実装装置の汎用化を図ることもできる。
【0046】以上、本発明に係る一実施形態について述
べたが、本発明においては、実装対象物は、非接触式I
CカードやRF−タグ用のアンテナを有する基板等、い
かなるものであってもよい。
【0047】また、ボンディングヘッドの装着個数は、
必要に応じて所定個数(複数)が選択される。また、ボ
ンディングステージは、固定型のものに限定されず、水
平移動及び/又は上下動自在のもの、水平移動及び回転
自在のもの等、必要に応じて所定型式のものを選択する
ことができる。
【0048】また、ボンディングツールは、実装時(実
装対象物に対する電子部品の接合時)に加熱する必要が
ない場合においては、ヒートツールでないもの(ヒータ
を備えていないもの)を用いることができ、かつ、電子
部品の保持手段についても、真空吸引による保持以外の
例えば、チャックで把持するものであってもよく、要す
るに、電子部品の形態に応じて所定の保持手段が選択さ
れる。
【0049】
【発明の効果】上述のように、本発明によると、電子部
品実装装置に関し、実装の迅速化(又は高速化)及び位
置合わせ精度の向上化を図ることができると共に、装置
コストの低減化及び様々な実装対象物に対しての実装を
可能ならしめて汎用化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品実装装置の斜視図である。
【図2】ボンディングヘッドの装着態様を示す拡大図で
ある。
【符号の説明】
1:電子部品供給ステージ 2:ボンディングステージ 3:ヘッド移動装置 4:カメラ移動装置 6:トレー 7a〜7n:実装対象物 13a〜13d:ボンディングヘッド 14a〜14d:ボンディングツール 23:ピッチ調整治具 28:二視野カメラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンディングツールを上下動し得るよう
    に装着したボンディングヘッドの複数個を一括して水平
    移動させ得るように装着した電子部品実装装置におい
    て、前記ボンディングツールに保持されている電子部品
    に設けられたアライメントマークとボンディングステー
    ジに支持されている実装対象物に設けられているアライ
    メントマークとを認識する二視野カメラを前記ボンディ
    ングヘッドの水平移動とは別に独立して水平移動させ得
    るように装着したことを特徴とする電子部品実装装置。
  2. 【請求項2】 所定角度に回転し得るようにボンディン
    グツールをボンディングヘッドに装着したことを特徴と
    する請求項1に記載の電子部品実装装置。
  3. 【請求項3】 隣り合うボンディングヘッド同士間の装
    着ピッチを調整し得るようにボンディングヘッドを装着
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品
    実装装置。
  4. 【請求項4】 実装対象物が非接触式ICカード若しく
    はRF−タグ用のアンテナを有する基板であることを特
    徴とする請求項1,2又は3に記載の電子部品実装装
    置。
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