JP2001319731A - 接続装置、接続プラグ、接続ジャック - Google Patents

接続装置、接続プラグ、接続ジャック

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JP2001319731A
JP2001319731A JP2001019776A JP2001019776A JP2001319731A JP 2001319731 A JP2001319731 A JP 2001319731A JP 2001019776 A JP2001019776 A JP 2001019776A JP 2001019776 A JP2001019776 A JP 2001019776A JP 2001319731 A JP2001319731 A JP 2001319731A
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plug
locking
jack
lock
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JP2001019776A
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Masaharu Higuchi
正治 樋口
Nobuyuki Yasuda
安田  信行
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Original Assignee
Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/633Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for disengagement only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6275Latching arms not integral with the housing

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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り外しの容易なコネクタを提供すること。 【解決手段】プラグ2をジャック3から取り外す際に
は、プラグ2のハウジング21を持って引抜くことで、
ロック解除機構のロック解除爪34が緩やかなテーパ面
23aに沿って移動し、これに伴ってロック機構のロッ
ク爪33がロック解除方向に移動して、ロック爪33と
ロック爪受部15とによるロックが解除されると共に、
信号ケーブルが引張られた時はロック解除機構によって
ロック機構が解除されないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器と信号ケ
ーブルとを接続するための接続装置、接続プラグ及び接
続ジャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数の電子機器を接続する場合
は専用の信号ケーブルが用いられ、信号ケーブルと電子
機器との間の接続にはコネクタが利用されている。例え
ば、通常、信号ケーブルの端部に取り付けられているプ
ラグ(又はジャック)を、機器側に設けられているジャ
ック(又はプラグ)に差し込むことで、信号ケーブルと
電子機器間の接続が行えるようになっている。また、近
年、各種電子機器の接続に用いられる信号ケーブルは、
従来からよく知られている電気信号ケーブルばかりでな
く、例えば光を利用して情報伝送を行う光信号ケーブル
等も利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に電子
機器側に設けられているコネクタは、電子機器の体裁と
いう観点からユーザから見えにくい位置、例えば機器の
背面側に配置されていることが多い。このため、コネク
タの抜き差しは簡単に行うことができることが望まし
い。
【0004】一方、近年、情報機器の普及に伴い、複数
の電子機器が信号ケーブルによって接続された状態で使
用されている。この場合、機器同士の接続には多数の信
号ケーブルが用いられるため、例えばこれら多数の信号
ケーブルの内、一本の信号ケーブルが何らかの要因によ
って外れた時は、その信号ケーブルの探索が困難になり
つつある。このため、プラグとジャックによるコネクタ
は、信号ケーブルに或る程度の張力が加わっても外れな
いような構造であることが求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記したような点を鑑み
てなされたものであり、本発明の接続装置は、信号ケー
ブルの端部に取り付けられた接続部と、接続部を挿脱可
能とされる被接続部とから構成される。そして被接続部
は、接続部を係止する係止手段と、係止手段の接続部の
係止を解除するための係止解除手段とを備える。そして
接続部は、信号ケーブルが固定されると共に、被接続部
が備える係止手段が嵌合して信号ケーブルが引っ張られ
た時に、接続部が被接続部から脱することを係止するた
めの嵌合部を備える接続本体手段と、接続本体手段の外
周側に設けられると共に、接続本体手段の少なくとも一
部を覆い、接続本体手段の突出方向と平行な方向に移動
自在に設けられ、移動にともない被接続部が備える係止
解除手段によって係止手段による接続部の係止が解除さ
れるようにするためのハウジング手段とを備えるように
したものである。
【0006】また本発明の接続プラグは、信号ケーブル
が接続されると共に、接続された時に抜けを防止する抜
け防止手段を備える接続ジャックと接続される。そし
て、信号ケーブルの端部に接続されるプラグ本体手段
と、プラグ本体手段の外周側に設けられると共に、プラ
グ本体手段の少なくとも一部を覆い、プラグ本体手段の
突出方向と平行な方向に移動自在なハウジング手段と、
信号ケーブルが引っ張られた時に、プラグ本体手段が、
接続された接続ジャックの抜け防止手段と嵌合して接続
ジャックから脱することを係止するための係止手段と、
ハウジング手段が接続ジャックから脱する方向に移動さ
れた時に、係止手段と接続ジャックが備える抜け防止手
段とによる接続ジャックとプラグ本体手段との係止を開
放する係止解除手段とを備えるようにしたものである。
【0007】また、本発明の接続ジャックは、信号ケー
ブルの端部に設けられた接続部本体と、接続部本体の外
周側に設けられ、接続部本体の少なくとも一部を覆い、
接続部本体の突出方向と平行な方向に移動自在なハウジ
ングとを有する接続プラグが挿脱可能とされる。そし
て、信号ケーブルが引っ張られた時に、接続プラグが脱
することを係止するための係止手段と、接続プラグのハ
ウジングが所定の方向に移動された時に、係止手段によ
る接続プラグが脱することを係止する係止を解除する係
止解除手段とを備えるようにしたものである。
【0008】本発明によれば、接続部(接続プラグ)を
被接続部(接続ジャック)から取り外す際には、接続ジ
ャックのハウジングを持って接続プラグを引き抜くこと
で、係止解除手段の係止解除動作によって係止手段によ
る接続プラグと接続ジャックの係止(ロック)が解除さ
れ、接続プラグを接続ジャックから簡単に取り外せるよ
うになる。また、信号ケーブルが引っ張られた時は、係
止解除手段によるロック解除動作が行われないようにす
ることで、接続プラグが接続ジャックから抜けにくくな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態とされ
る接続装置の利用形態を示した図である。この図1に示
す本実施の形態とされる接続装置であるコネクタ1は、
プラグ2とジャック3によって構成される。プラグ2
は、例えば光信号を伝送することができる光ケーブル4
の端部に取り付けられ、ジャック3が電子機器5の例え
ば背面側等に取り付けられている。このようなコネクタ
1は、プラグ2をジャック3に差し込むことで、プラグ
2の先端に露出している光ケーブル4の心線6と、ジャ
ック3の内部において露出している、この図には示して
いない電子機器5側のケーブル心線、または光学的な送
受信装置の開口窓とが接続される。
【0010】なお、この図1に示す光ケーブル4では、
その両端に同一形状のプラグ2,2が取り付けられてい
る例が示されているが、光ケーブル4に取り付けられる
プラグは、その両端部が同一形状である必要はない。ま
た、その一端が電子機器に直接接続されているような光
ケーブル4であっても構わないものである。
【0011】以下、本実施の形態とされるコネクタ1の
構造を図2〜図4を用いて説明する。先ず、図2を用い
てプラグ2の構造について説明する。図2は、本実施の
形態とされるプラグ2の構造を説明するための図であ
り、図2(a)はプラグ2の斜視図、同図(b),
(c)はその断面図である。
【0012】プラグ2は、プラグ本体11と、このプラ
グ本体11の外周側に設けられているハウジング21と
によって構成されている。プラグ本体11の内部は、図
2(b),(c)に示されているように中空状になって
おり、この図には示していないが、その中空部12に被
覆に覆われた光ケーブル4が挿入され、プラグ本体11
の先端部に形成されている開口孔13から被覆が剥がさ
れたケーブル4の心線6が露出するようになっている。
【0013】そして、図2(b),(c)に示されてい
るように、ハウジング21によって覆われているプラグ
本体11の外周側には、例えばその上下位置に凸部14
が形成されている。そして、ハウジング21の内周側で
凸部14と対応する位置に、凸部14の突起幅より広い
凹みを持つ凹部22が形成されている。これにより、ハ
ウジング21は、図2(b)に示す凸部14の左側側面
と、凹部22の左側壁面22aとが接する位置から、図
2(c)に示す凸部14の右側側面と凹部22の右側壁
面22bとが接する位置までの範囲内において水平方向
に移動自在となっている。
【0014】ハウジング21の先端側の外周には、後述
するジャック3側のロック解除爪と共にロック解除機構
を構成するロック解除爪受部23が輪環状に形成されて
いる。そして、このロック解除爪受部23の右側壁面、
つまりプラグ本体11の先端側の壁面がテーパ面23a
となっている。また、プラグ本体11の先端側で、ハウ
ジング21により覆われることのない外周側には、後述
するジャック3側に設けられているロック爪と共にロッ
ク機構を構成するロック爪受部15が輪環状に形成され
ている。そして、このロック爪受部15の先端側の壁面
が、上記ロック解除爪受部23のテーパ面23aより急
峻な傾斜を有するテーパ面15aとなっている。
【0015】次に、図3〜図4を用いてジャック3の構
造について説明する。図3は本実施の形態とされるジャ
ック3の構造を説明するための分解斜視図、図4(a)
はジャック3の斜視図、図4(b)はジャック3をプラ
グ挿入側から見た図、図4(c)はジャック3の断面図
である。これら図3,図4に示すように、ジャック3
は、ロックユニット31とホルダ41によって構成され
る。ロックユニット31は、例えば弾性を有する3本の
アーム32が均等な間隔を持って形成される。なお、ア
ーム32の本数は、必ずしも3本である必要はなく、少
なくとも2本以上であればよい。
【0016】これら各アーム32の先端には、ジャック
3にプラグ2を接続した時に、プラグ2の抜けを防止す
るためのロック爪33がそれぞれ形成されている。各ロ
ック爪33は内側方向に突出しており、その先端は丸み
を帯びた曲面形状となっている。そして、これらロック
爪33が形成されている各アーム32の中央付近の両側
には、図4(c)に示すように、その断面が丸みを帯び
た突起により形成されている一対のロック解除爪34が
設けられている。また、ロックユニット31には、ホル
ダ41と組み合わせる際の位置決め用の溝36が設けら
れており、ロックユニット31をホルダ41に取り付け
る際には、この位置決め用の溝36に、ホルダ41の位
置決め用の凸部42をはめ合わせることで、ロックユニ
ット31のホルダ41に対する位置が決定される。
【0017】ホルダ41の内部には、ロックユニット3
1を挿入する際に、アーム32のガイドとなるガイド溝
43が形成されており、このガイド溝43に沿ってロッ
クユニット31が挿入される。なお、図3には一つのガ
イド溝43しか示されていないが、実際には図4(b)
に示すように各アーム32ごとにガイド溝43が設けら
れている。そして、このホルダ41には、開口部からプ
ラグ2が差し込まれることから、その底面側はプラグ2
の先端形状に対応したすり鉢状の形状となっており、そ
の中心位置には電子機器内部の回路基板等から導かれる
光ケーブルの心線100が配置されている。
【0018】なお、ロックユニット31とホルダ41と
を組み上げる際のホルダ41に対するロックユニット3
1の固定方法としては各種考えられるが、一例として
は、図4(c)に示すように、ホルダ41とロックユニ
ット31とをフランジ37によって固定することが挙げ
られる。
【0019】また、ロックユニット31及びホルダ41
の材質は、特に限定しないが、少なくともロックユニッ
ト31のアーム32には弾性を有する部材を用いること
が必要である。また、図3及び図4に示したロックユニ
ット31及びホルダ41の構造は、図からも分かるよう
に、製造時に比較的型抜きし易い構造となっているた
め、ロックユニット31及びホルダ41の材質として、
例えばプラスティックまたはナイロン等を用いること
で、その製造が容易なものとなっている。
【0020】また、例えばロックユニット31を摩耗す
る部材によって形成した場合は、ロック爪33の先端が
最も摩耗すると考えられるので、その場合は各ロック爪
33の先端に球状の金属部材やローラを取り付ける等し
てロック爪33の摩耗を防止するようにしてもよい。
【0021】なお、ロック解除爪34の形状としては、
図8の断面図に示すように、その断面が略三角形状とさ
れる突起によって形成するようにしてもよい。
【0022】次に、上記した本実施の形態とされるコネ
クタ1の抜差動作について説明する。先ず、図5を用い
てジャック3からプラグ2を引き抜く時の動作について
を説明する。図5(a)に示すように、プラグ2とジャ
ック3が接続状態にある時は、ロック爪受部15とロッ
ク爪33とを嵌合させるロック機構によりプラグ2とジ
ャック3がロック状態とされる。そしてこの時は、丸み
を帯びたロック爪33の先端とロック爪受部15のテー
パ面15aとが接触状態にあり、プラグ本体11の先端
から露出している光ケーブルの心線6は、例えばジャッ
ク3側の心線100に当接又は近接した状態で接続され
る。また、この時のプラグ本体11に対するハウジング
21の位置は、凸部14が、ハウジング21に形成され
ている凹部22の左側壁面22aに接した状態となるこ
とから、ロック解除爪34とロック解除爪受部23とか
らなるロック解除機構も係合状態となる。
【0023】ここで、ユーザがプラグ2をジャック3か
ら引き抜くために、プラグ2を引き抜き方向である左側
方向にスライドさせると、図5(b)に示すように、先
ず、プラグ2のハウジング21だけが引き抜き方向にス
ライドする。すると、ロック解除爪34がロック解除爪
受部23のテーパ面23aに沿って外側方向に広がるた
め、ロック解除爪34と同一アーム32に形成されてい
るロック爪33も連動して外側方向、つまりロック解除
方向に移動する。この時のロック爪33の外側方向であ
るロック解除方向への移動量は、アーム32の支点から
ロック爪33までの距離が、支点からロック解除爪34
までの距離に比べて長いため、ロック解除爪34の外側
方向への移動量より大きくなる。これにより、ロック爪
33が嵌合部であるロック爪受部15との嵌合が外れて
ロック機構によるロックが解除される。
【0024】そして、ユーザがプラグ2をさらに引き抜
き方向にスライドさせることで、図5(c)に示すよう
に、プラグ本体11の凸部14がハウジング21の凹部
22の右側壁面22bに当接し、プラグ本体11がハウ
ジング21と共に引き抜き方向に移動することになる。
この時、ロック爪33はプラグ本体11の外周上に在
り、ロック爪受部15から完全に離脱した状態となる。
そして以降は、図5(d)に示すように、ユーザがプラ
グ2を引き抜き方向にスライドさせても、ロック爪33
はプラグ本体11の外周上に沿って移動し、最終的には
ジャック3とプラグ2を分離することになる。従って、
このような本実施の形態のコネクタ1によれば、プラグ
2をジャック3から取り外す時は、ユーザはプラグ2を
持って、引き抜き方向にスライドさせるという簡単な動
作でプラグ2をジャック3から取り外すことができる。
【0025】これに対して、例えば何らからの要因によ
ってプラグ2に接続されている光ケーブル4が引き抜き
方向に引っ張られた時は、その張力はプラグ本体11に
直接加わることになる。この場合は、上記図5にて説明
した動作、即ちロック解除機構にるロック機構の解除動
作が働かないので、プラグ2がジャック3から外れない
ようになっている。
【0026】但し、本実施の形態のコネクタ1は、ロッ
ク爪33の先端が丸みを帯びた形状であり、且つ、ロッ
ク爪受部15の先端側壁面をテーパ面15aとなってい
るため、光ケーブル4に過大な張力が加わると、ロック
機構のロック爪33がテーパ面15aに沿って広がっ
て、ロックが強制的に解除されるようになっている。つ
まり、プラグ2とジャック3が接続されている状態で、
例えば光ケーブル4に所定以上の張力が加わった場合
は、プラグ2がジャック3から外れるので、光ケーブル
4に過大な張力が加わることにより、光ケーブル4や電
子機器が破損しないようになっている。
【0027】次に、図6を用いてプラグ2をジャック3
に差し込む時の動作について説明する。先ず、図6
(a)に示すように、ユーザがプラグ2を持ってジャッ
ク3に差し込んだ時は、ロック爪33はプラグ本体11
の先端部の外周上に沿って移動すると共に、ロック解除
爪34はハウジング21の外周上に沿って移動する。そ
して、図6(b)に示すように、さらにプラグ2が差込
方向に押されることで、ロック爪33はプラグ本体1
1、ロック解除爪34はハウジング21によって外側方
向に押し広げられながら移動する。そして、最終的にプ
ラグ2がジャック3の所定位置まで押し込まれること
で、図6(c)に示すように、ロック爪33はロック爪
受部15と係止し、ロック解除爪34はロック解除爪受
部23と係合することになる。つまり、このような本実
施の形態のコネクタ1では、プラグ2をジャック3に差
し込む時は、プラグ2をジャック3に押し込むという簡
単な動作でプラグ2をジャック3に接続することができ
る。
【0028】また、本実施の形態とされるコネクタ1に
用いられるプラグの構造としては、先に図2に示したプ
ラグ2に限定されるものでない。図7に、本実施の形態
のコネクタ1に適用可能な他のプラグの断面図を示す。
なお、図2に示したプラグ2と同一部位には同一番号を
示し重複説明は避ける。この図7に示すプラグ40は、
ハウジング21の内周側の上下位置に凸部24を形成
し、プラグ本体11の外周側に凸部24の突起幅より広
い凹みを持つ凹部16が形成するようにしたものとされ
る。このように構成としても、これまでの説明と同様の
効果が得られるものとされる。また、この図7に示すよ
うに、凸部24にテーパを持たせると、ハウジング21
にプラグ本体11を挿入するプラグ2の組立作業を容易
に行うことができる。また、図2、図5、図6の凸部1
4にテーパを持たせるようにしても同様の効果がある。
但し、図7では、その内部が中空とされ、その肉厚が薄
いプラグ本体11に凹部16を形成することになるの
で、プラグ本体11の強度という観点から見れば、図2
に示した構造のプラグ2のほうがより好適とされる。
【0029】なお、本実施の形態では、プラグ2側にロ
ック爪受部15やロック解除爪受部23という受部を設
け、ジャック3側にロック爪33とロック解除爪34と
いう爪部を設けた場合が示されているが、本発明として
は、プラグ側に爪部を設けジャック側に受部を設けるこ
とも当然可能である。また、本実施の形態では、光ケー
ブルに好適なコネクタの構造を例に挙げて説明したが、
本発明としてのコネクタは例えば電気ケーブル等にも適
用することができることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、接続部
とされる接続プラグが被接続部とされる接続ジャックか
ら脱することを係止するための係止手段を設けると共
に、接続プラグに設けられているハウジングが接続ジャ
ックから脱する方向に移動された時に係止手段を開放す
る係止解除手段を設けるようにしている。これにより、
接続プラグと接続ジャックが接続されている時は、接続
プラグは接続ジャックに対して係止(ロック)され、例
えば信号ケーブルが引っ張られても抜けにくくできると
共に、接続プラグを接続ジャックから取り外す際には、
接続プラグを持って引き抜き方向にスライドさせること
で、係止解除手段によって係止手段による接続プラグと
接続ジャックのロックが解除され、接続プラグを接続ジ
ャックから簡単に取り外すことができるようになる。
【0031】また本発明は、例えば接続ジャック側に同
一アーム上に形成された係止手段(ロック爪)と係止解
除手段(ロック解除爪)を設け、接続プラグ側に係止手
段が嵌合される嵌合部である係止溝(ロック爪受部)
と、係止解除手段と共に、係止手段による係止を解除す
るための例えばロック解除爪受部を形成したハウジング
を設けるという簡単な構成で実現することができる。
【0032】また、接続プラグに形成される係止溝の突
出方向の壁面を所定の傾斜を持つ傾斜面で構成すると共
に、接続ジャックに設けられた係止手段の、上記係止溝
と接する側を曲面とすることで、接続プラグが接続ジャ
ックに差し込まれている時は、接続プラグ側のケーブル
心線と接続ジャック側のケーブル心線、または光学装置
の開口窓とが確実に当接して良好な信号伝送を行うこと
ができる。また信号ケーブルに所定以上の張力が加わっ
た時は、接続プラグと接続ジャックのロックが解除され
るので信号ケーブル等の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態とされるコネクタの利用形
態を示した図である。
【図2】本実施の形態とされるコネクタのプラグ側の構
造を説明するための斜視図、及び断面図である。
【図3】本実施の形態とされるコネクタのジャック側の
構成を説明するための分解図である。
【図4】本実施の形態とされるコネクタのジャック側の
構成を説明するための斜視図、及びその断面図である。
【図5】本実施の形態とされるコネクタのジャックから
プラグを引き抜いた時の動作を示した図である。
【図6】本実施の形態とされるコネクタのジャックに対
してプラグを差し込んだ時の動作を示した図である。
【図7】本発明の他の実施の形態とされるコネクタのプ
ラグ側の構成を説明するための断面図である。
【図8】本実施の形態とされるコネクタのジャック側の
他の構成を示した断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ、2 40 プラグ、3 ジャック、4
光ケーブル、5 電子機器、6 心線、11 プラグ本
体、12 中空部、13 開口孔、14 凸部、15a
23a テーパ面、15 ロック爪受部、16 凹
部、21 ハウジング、22 凹部、22a 凹部左側
壁面、22b 凹部右側壁面、23 ロック解除爪受
部、24 凸部、31 ロックユニット、32 アー
ム、33 ロック爪、34 ロック解除爪、36 位置
決め用溝部、37 フランジ、41 ホルダ、42 位
置決め用凸部、43 ガイド溝、100 機器側光ケー
ブル心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H036 QA02 QA57 QA59 5E021 FA08 FA14 FA16 FB11 FB16 FC31 FC36 HA05 HB07 HB11 HB15 HC07 HC31 HC33 HC35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号ケーブルの端部に取り付けられた接
    続部と、上記接続部を挿脱可能とされる被接続部とから
    構成される接続装置において、 上記被接続部は、上記接続部を係止する係止手段と、 上記係止手段の上記接続部の係止を解除するための係止
    解除手段と、 を備え、 上記接続部は、 上記信号ケーブルが固定されると共に、上記被接続部が
    備える上記係止手段が嵌合して上記信号ケーブルが引っ
    張られた時に、上記接続部が上記被接続部から脱するこ
    とを係止するための嵌合部を備える接続本体手段と、 上記接続本体手段の外周側に設けられると共に、上記接
    続本体手段の少なくとも一部を覆い、上記接続本体手段
    の突出方向と平行な方向に移動自在に設けられ、移動に
    ともない上記被接続部が備える上記係止解除手段によっ
    て上記係止手段による上記接続部の係止が解除されるよ
    うにするためのハウジング手段と、 を備えることを特徴とする接続装置。
  2. 【請求項2】 上記被接続部の係止手段と係止解除手段
    とは、同一のアーム手段に取り付けられ、上記接続部の
    ハウジング手段の移動に伴って、上記係止手段と上記接
    続部の接続本体手段が備える嵌合部との嵌合が解除され
    るように、上記係止解除手段が移動されることを特徴と
    する請求項1に記載の接続装置。
  3. 【請求項3】 上記接続部の接続本体手段が備える嵌合
    部は、上記接続本体手段の外周に設けられた係止溝であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  4. 【請求項4】 上記被接続部の係止手段の上記嵌合部と
    接する側は、曲面であると共に、上記接続部の係止溝の
    一方の側面は、所定の傾斜を持つ傾斜面で構成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  5. 【請求項5】 信号ケーブルが接続されると共に、接続
    された時に抜けを防止する抜け防止手段を備える接続ジ
    ャックに接続される接続プラグにおいて、 信号ケーブルの端部に接続されるプラグ本体手段と、 上記プラグ本体手段の外周側に設けられると共に、上記
    プラグ本体手段の少なくとも一部を覆い、上記プラグ本
    体手段の突出方向と平行な方向に移動自在なハウジング
    手段と、 上記信号ケーブルが引っ張られた時に、上記プラグ本体
    手段が、接続された上記接続ジャックの上記抜け防止手
    段と嵌合して上記接続ジャックから脱することを係止す
    るための係止手段と、 上記ハウジング手段が上記接続ジャックから脱する方向
    に移動された時に、上記係止手段と上記接続ジャックが
    備える抜け防止手段とによる上記接続ジャックと上記プ
    ラグ本体手段との係止を開放する係止解除手段と、 を備えることを特徴とする接続プラグ。
  6. 【請求項6】 当該接続プラグが備える係止手段は、上
    記プラグ本体手段の外周側に設けられた係止溝であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の接続プラグ。
  7. 【請求項7】 信号ケーブルの端部に設けられた接続部
    本体と、上記接続部本体の外周側に設けられ、上記接続
    部本体の少なくとも一部を覆い、上記接続部本体の突出
    方向と平行な方向に移動自在なハウジングとを有する接
    続プラグが挿脱可能とされる接続ジャックにおいて、 上記信号ケーブルが引っ張られた時に、上記接続プラグ
    が脱することを係止するための係止手段と、 上記接続プラグのハウジングが所定の方向に移動された
    時に、上記係止手段による上記接続プラグが脱すること
    を係止する係止を解除する係止解除手段と、 を備えることを特徴とする接続ジャック。
  8. 【請求項8】 上記係止手段と上記係止解除手段とは、
    同一のアーム手段に取り付けられ、上記接続プラグのハ
    ウジングの移動に伴って、上記係止手段と、上記接続プ
    ラグが備える嵌合部との嵌合が解除されるように、上記
    係止解除手段が移動されることを特徴とする請求項7に
    記載の接続ジャック。
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