JP2001319621A - 冷陰極管 - Google Patents

冷陰極管

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JP2001319621A
JP2001319621A JP2000136134A JP2000136134A JP2001319621A JP 2001319621 A JP2001319621 A JP 2001319621A JP 2000136134 A JP2000136134 A JP 2000136134A JP 2000136134 A JP2000136134 A JP 2000136134A JP 2001319621 A JP2001319621 A JP 2001319621A
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JP
Japan
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light
tube
light emitting
ultraviolet
thin film
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JP2000136134A
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English (en)
Inventor
Shubun Chin
修 文 陳
Kazuhiro Miyashita
和博 宮下
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ZUIGI KODEN KOFUN YUGENKOSHI
Original Assignee
ZUIGI KODEN KOFUN YUGENKOSHI
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管内の固有、及び傷害の損耗率を有効に低下
させることにより、出光機能を高め、また発光面積を増
大させることにより、光エネルギーの出光機能を有効に
向上させる冷陰極管を提供する。 【解決手段】断面がD型に近似した形状の灯管内壁に紫
外線反射可能な材質の紫外線反射薄膜を塗布し、この紫
外線反射薄膜上には出光面以外の部位において蛍光剤を
塗布する。また、灯管外壁の出光面以外の部位において
可視光線反射層を塗布する。これにより、全ての光は完
全に前記出光面より射出可能となる。さらに、前記平面
状の出光面を側面に平行段で延長することにより、灯管
の発光面積を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷陰極管に係り、
詳しくは特に灯管内壁に紫外線反射可能な薄膜を塗布
し、この紫外線反射薄膜内側は出光面以外の部位におい
て蛍光剤を塗布し、さらに灯管外壁の出光面以外の部位
において可視光線反射層を塗布することにより、出光面
より完全に光を射出可能となり、かつ前記管内の固有、
及び吸収の損耗率を有効に低下させ、出光機能を高め、
同時に灯管は平行段への延長を利用することにより、発
光面積を増大させ、光エネルギーの出光機能を有効に高
めることができる冷陰極管に関する。
【0002】
【従来の技術】経済の繁栄は、電子技術の高度な発展を
もたらした。このような電子技術により生み出された製
品の内、液晶表示装置(以下、LCDという。)は携帯電
話、ノートパソコン等多種の製品のディスプレー画面と
して広く使用されている。このLCDにとって、冷陰極管
は照明のためのなくてはならない重要な構成部品であ
る。
【0003】図1に示すように、従来公知の冷陰極管1
は、その断面が大体において円形であり、灯管11の内
壁に二酸化インジウム等の紫外線吸収薄膜12が塗布さ
れ、この紫外線吸収薄膜12の内側には薄い蛍光剤層1
3が塗布され、かつ管内には稀薄気体が注入されてい
る。
【0004】この冷陰極管の発光原理は、起動電圧が提
供する電気エネルギーにより、電子、及びフォントは管
内気体の放電を誘発し、紫外線を放出するものである。
この紫外線は内壁の蛍光剤層13に到達後、可視光線に
転換されて放出され、照明に供される。
【0005】従来のこれら円形体冷陰極管1は、光源提
供の機能を既に達成してはいるが、しかし、形状が円柱
状であるため可視光線が四方八方に放出されることとな
っている。このことは避け難い状況であるため、灯管形
状に起因する固有損耗となっている。これを、固有損耗
と分類する。
【0006】この冷陰極管のLCDへの使用時は、図2に
示すように、冷陰極管1外側の導光板2に相対する側に
おいて開口状のカバー14を必ず設置しなければならな
い。このカバー14は、反射機能を有し、この反射機能
を利用てし、冷陰極管1が発する可視光線は導光板2に
反射し、灯管の出光機能を高めるようになっている。
【0007】しかしながら、前記カバー14の設置は、
部品点数の増加を招きコストを増大させ、さらに、コン
パクト化の障害ともなり、軽薄短小に向かっている現代
の趨勢に逆行することとなってしまう。しかも、この従
来の冷陰極管は、前記カバー14を利用し光を反射し、
上記導光板2へと転向させ、射入する方式であるので、
反射過程においてその出光エネルギーを低下させてしま
うという問題がある。
【0008】さらに、上記冷陰極管1の最内側の蛍光剤
層13において、管内の気体は通電により放電を誘発し
て紫外線を放出するが、可視光線に転換され通過する
時、吸収され、一部の光エネルギーを喪失している。同
時に、灯管内壁の紫外線吸収薄膜12もまた一部の未転
換の紫外線を吸収するため、灯管の出光エネルギー量は
管内のエネルギーを有効に使用していないということが
できる。これを、吸収損耗と分類する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
冷陰極管では、固有損耗、及び吸収損耗を低下させるこ
とができず、灯管出光能力の低下を避けることができな
い。
【0010】また、従来の冷陰極管は、その断面形状が
円形であるため、灯管の外径は、カバー14と入射面2
1とを接合し、光エネルギーを導き導光板2に入射させ
るため、導光板2入射面21の高さより小さくなければ
ならない、と言う制限が存する。灯管に対する制限は、
即ち出光する光エネルギーへの制限となる。
【0011】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、上記従来構造の欠点を解決するため、冷陰極管
の灯管内壁に紫外線反射物質である紫外線反射薄膜を塗
布し、この紫外線反射薄膜内側の出光面以外の部位にお
いて蛍光剤をさらに塗布し、灯管外壁の出光面以外の部
位には可視光線反射層を塗布することにより、光は完全
に出光面より射出されるようになり、かつ管内の固有、
及び吸収の損耗率を有効に低下させることができ、出光
機能を高めることができるようにした冷陰極管を提供す
ることを目的とする。
【0012】また、本発明は、平面板状出光面の後側に
おいて平行段を延長し、さらに円弧段を延長し、上記平
行段の長さの分だけ出光面を延長することにより、発光
面積を増加させ、光エネルギーの出光機能を有効に高め
ることができるようにした冷陰極管を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による冷陰極管は、灯管内壁に紫外線を反射可能
な紫外線反射薄膜を塗布し、さらに出光面を除いた上記
紫外線反射薄膜上に蛍光剤を塗布すると共に、灯管外壁
の出光面以外の部位に可視光線反射層を塗布し、管内に
稀薄気体を注入することを特徴とする。
【0014】また、この冷陰極管は、断面がD型に近似
した形状の灯管内壁に紫外線反射可能な材質の紫外線反
射薄膜を塗布し、この紫外線反射薄膜内側は出光面以外
の部位において蛍光剤を塗布し、さらに前記灯管外壁の
出光面以外の部位において可視光線反射層を塗布するこ
とを特徴とする。
【0015】この構成により、全ての光は完全に出光面
より射出可能となり、管内の固有、及び吸収の損耗率を
有効に低下させることができ、出光機能を高めることが
可能となる。さらに、本発明の冷陰極管は、出光面の平
行段への延長を利用することにより、灯管の発光面積を
増大させ、光エネルギーの出光機能を有効に向上させる
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の冷陰極管
3を図3に示す。図3に示すように冷陰極管3における
灯管31の断面形状は、D型に近似した形状に形成され
ている。この灯管31は、平板状の出光面32を有し、
この出光面は延伸した側面において平行段33を形成
し、この平行段33はさらに後方へ延伸して円弧段34
に連接し、灯管31の全体形状を構成している。また、
図5に示すように、この冷陰極管3は、前記出光面32
の平板形状を利用して、この出光面32と導光板4の入
射面41とは密着し、連接される。
【0017】前記灯管31内壁には、α−気化アルミニ
ウム、或いはβ―気化アルミニウム等の紫外線を反射可
能な材質の紫外線反射薄層35が塗布され、さらに前記
出光面32位置を除いた紫外線反射薄層35内側におい
て、蛍光剤層36が塗布されている。この灯管31はさ
らにまた、前記出光面32位置を除いた灯管31の外壁
に、二酸化チタン、アルミニウム、銀等の可視光線反射
層37が塗布され、所定の稀薄気体を充填して本発明一
実施の形態の冷陰極管3を構成している。
【0018】本発明一実施の形態の冷陰極管3における
灯管31は、その断面がD型に近似した形状であるた
め、出光面32の平板形状を利用して導光板4と直接緊
密に固設される。これにより、従来の円形灯管に比較
し、カバー設置のためのコストを削減することができ
る。同時に、光エネルギーは、出光面32より直接放出
せられるため、光の損耗を減少させることができる。
【0019】また、図4に示すように、灯管31内壁に
は、紫外線反射可能な紫外線反射薄層35が塗布されて
いるため、管内気体が通電放電により放出する紫外線を
重複使用することができ、未転換紫外線の損耗を防止す
ることができる。かつ、前記蛍光剤層36は、前記出光
面32を除く紫外線反射薄層35内側に塗布しているた
め、紫外線が可視光線に転換され出光面32を通過する
時、可視光線の出光に対して障害にはならない。この
他、灯管31の外壁の出光面32以外の部分には、可視
光線反射層37が塗布されているため、可視光線を反射
し出光面32より完全に出光することができる。このよ
うして、必要としない区域における可視光線の損失を防
止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、灯
管内壁に紫外線反射薄膜、及び蛍光剤を塗布し、灯管外
壁に可視光線反射層を塗布するので、管内の固有、及び
吸収の損耗率を有効に低下させ、出光機能を高めること
ができる。
【0021】さらに、平面板状出光面の後側に平行段、
及び円弧段を形成し、出光面を延長することにより発光
面積を増加させ、光エネルギーの出光機能を有効に高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の冷陰極管の平面図である。
【図2】従来の冷陰極管を導光板に設置した後の状態を
示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態のを示す平面断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態における光の作動状態を
示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態の冷陰極管を導光板に設
置した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1:冷陰極管 11:灯管 12:紫外線吸収薄膜 13:蛍光剤層 14:カバー 2:導光板 21:入射面 3:冷陰極管 31:灯管 32:出光面 33:平行段 34:円弧段 35:紫外線反射薄層 36:蛍光剤層 37:可視光線反射層 4:導光板 41:入射面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】灯管内壁に紫外線を反射可能な紫外線反射
    薄膜を塗布し、さらに出光面を除いた上記紫外線反射薄
    膜上に蛍光剤を塗布すると共に、灯管外壁の出光面以外
    の部位に可視光線反射層を塗布し、管内に稀薄気体を注
    入することを特徴とする冷陰極管。
  2. 【請求項2】灯管に平面状の出光面を形成し、この平面
    上出光面の側面において平行段を延伸形成し、さらにこ
    の側面の平行段をさらに後方へ延伸して円弧段を形成
    し、断面がD型に近似した形状を構成することを特徴と
    する冷陰極管。
  3. 【請求項3】前記灯管の側面の平行段は、延長可能で発
    光面積を増加させることができ、光エネルギーの出光機
    能を有効に高めることができることを特徴とする請求項
    2記載の冷陰極管。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462297B1 (ko) * 2000-05-31 2004-12-17 레디언트 옵토-일렉트로닉스 코포레이션 냉음극관
CN112687520A (zh) * 2020-12-16 2021-04-20 中山大学 一种空间电子激发的反射式深紫外光源

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462297B1 (ko) * 2000-05-31 2004-12-17 레디언트 옵토-일렉트로닉스 코포레이션 냉음극관
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