JP3058270U - バックライト装置 - Google Patents
バックライト装置Info
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- JP3058270U JP3058270U JP1998008916U JP891698U JP3058270U JP 3058270 U JP3058270 U JP 3058270U JP 1998008916 U JP1998008916 U JP 1998008916U JP 891698 U JP891698 U JP 891698U JP 3058270 U JP3058270 U JP 3058270U
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- guide plate
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Abstract
(57)【要約】
[課題] 光源である2重管形蛍光ランプと反射板や導
光板との間に空気層を介在させず、より一層発光効率の
向上を可能とする。 [解決手段] 導光板1の一方の面には反射シート4を
配設し、前記導光板1の他方の面には光拡散シート2を
配設し、前記導光板1のエッジ10側に、このエッジ1
0に沿って対向して開口する反射板14内に蛍光ランプ
とこの蛍光ランプを封装する外管13とより成る2重管
形蛍光ランプ5を包むように配備している。2重管形蛍
光ランプ5は、外管13の外周面が前記反射板14の内
面と当接するように配備され、且つ前記反射板14が導
電性を有する材料から構成されている。
光板との間に空気層を介在させず、より一層発光効率の
向上を可能とする。 [解決手段] 導光板1の一方の面には反射シート4を
配設し、前記導光板1の他方の面には光拡散シート2を
配設し、前記導光板1のエッジ10側に、このエッジ1
0に沿って対向して開口する反射板14内に蛍光ランプ
とこの蛍光ランプを封装する外管13とより成る2重管
形蛍光ランプ5を包むように配備している。2重管形蛍
光ランプ5は、外管13の外周面が前記反射板14の内
面と当接するように配備され、且つ前記反射板14が導
電性を有する材料から構成されている。
Description
【0001】
本考案は、例えばワープロ、パソコン等のOA機器や液晶テレビ等に使用され ている液晶表示装置の照明具として用いられるエッジライト方式のバックライト 装置に関する。
【0002】
従来のこの種のバックライト装置は、アクリル合成樹脂の導光板の裏面に反射 シートを配設し、表面には光を拡散するための光拡散シートを配設している。光 源として、直管状の蛍光ランプが導光板のエッジに沿って配置されている。蛍光 ランプから照射した光が導光板へと導かれるために、導光板のエッジに沿って開 口する長手方向にU字溝若しくはコ字溝を形成した反射板内に蛍光ランプは反射 板に当接することなく配備されている。蛍光ランプから出射した光は、導光板の エッジから導光板の内部に導かれそのまま光拡散シートから表へ出、また反射シ ートにより反射されて表面外へ向かうように形成されている。
【0003】 エッジライト方式のバックライト装置は、光を効率よく利用するために、光源 に1重管形蛍光ランプを使用し、反射板の内側の焦点距離位置に1重管形蛍光ラ ンプを配備していた。
【0004】 ところが、反射板内側の焦点距離位置に1重管形蛍光ランプを配備すると、漏 れ電流が発生し、発光効率が低下するという不具合を生じていた。
【0005】 そこで、近年バックライト装置の光源に、蛍光ランプを内管としこの内管と隙 間を介して外側方にガラス製外管が位置するように外管に内管を気密に封装した 構成の2重管形蛍光ランプを使用し、蛍光ランプからの熱損失量を低減すると共 に、漏れ電流の影響を無くし、光量を増量するようにしたバックライト装置が提 案されている(例えば、実用新案登録公報第3050156号参照)。
【0006】
本考案は、光源である2重管形蛍光ランプと反射板や導光板との間に空気層を 介在させず、より一層発光効率の向上を図ったバックライト装置を提供しようと するものである。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案のうち請求項1記載の考案は、導光板の一 方の面には反射シートを配設し、前記導光板の他方の面には光拡散シートを配設 し、前記導光板のエッジ側に、このエッジに沿って対向して開口する反射板内に 蛍光ランプとこの蛍光ランプを封装する外管より成る2重管形蛍光ランプを包む ように配備してなるバックライト装置において、前記2重管形蛍光ランプは、外 管外周面が前記反射板内面と当接するように配備され、且つ前記反射板が導電性 を有する材料から構成されていることを特徴とする。
【0008】 本考案のうち請求項2記載の考案は、導光板の一方の面には反射シートを配設 し、前記導光板の他方の面には光拡散シートを配設し、前記導光板のエッジ側に このエッジに沿って対向して開口する反射板内に蛍光ランプとこの蛍光ランプを 封装する外管より成る2重管形蛍光ランプを包むように配備してなるバックライ ト装置において、前記2重管形蛍光ランプ外管の外周の略半分が前記導光板と当 接し、2重管形蛍光ランプの外管に於ける前記導光板と反対側の外周は前記反射 板内面と当接し、この反射板は導電性を有する材料から構成されていることを特 徴とする。
【0009】
以下、図を参照にして本考案の実施の形態について説明する。
【0010】 図1はバックライト装置の本実施の形態を示す分解斜視図、図2は構成説明図 、図3は要部を示す一部切欠断面図である。これらの図において、1は透明な板 状アクリル樹脂を成形した導光板であり、この導光板1の表面には光拡散シート 2が配設されている。光拡散シート2は、透光性及び光拡散性を有するアクリル 樹脂製のものが一般的に用いられる。光拡散シート2の表面には、光拡散シート 2より出射した光が液晶表示面の全面を均一に照射可能にするためのレンズシー ト3を配設している。導光板1の裏面には、光を反射させるための反射シート4 が配設されている。反射シート4は、例えばフィルムに対して高反射性白色イン キ若しくは高反射性Agペーストインキ或いは高反射性A1ペーストインキを使 用し、スクリーン印刷若しくは塗布により形成されたものを用いても、或いはA 1蒸着フィルム、Ag蒸着フィルム、白色反射フィルムを用いてもよい。
【0011】 導光板1のエッジには、エッジ10の端面に沿って直管状の二重管形蛍光ラン プ5が配置されている。この2重管形蛍光ランプ5は、通電により発光するよう にガラスバルブ6の内面に蛍光体被膜7を形成し、両端に導入線8と電気的に接 続された内部電極9を対設してなる蛍光ランプを内管11となし、この内管11 を隙間12を介してガラス製外管13内に気密に封装すると共に、隙間12は真 空にするか、若しくは1気圧未満の希ガスを封入して形成されている。
【0012】 反射板(リフレクター)14は例えば表面に銀等を蒸着させたアルミ板等の導 電性を有する材料から成り、内側面が2重管形蛍光ランプ5の外管13の外周面 のうち周方向略半分部分と当接するように、外管13の外周に於ける周方向略半 分部分と同一形状の彎曲部を具備するU字溝状に形成されている。このU字溝開 口により、レンズシート3、光拡散シート2、導光板1、反射シート4を挟み付 けるように取り付けている。反射シート4の裏面及びエッジ10対向側面にはL 形フレーム15が設けられている。尚、図示していないが、レンズシート3の表 面には必要に応じて保護シートが配置される。
【0013】 蛍光ランプより成る内管11から発光した光は外管13から隙間16を介して エッジ10側より導光板1へと入り込む軌跡をとる。又、内管11から発光した 光のうち反射板14で反射した光も隙間16を介して導光板1へと入り込む。導 光板1へ入射した光は、導光板1の内部に導かれそのまま光拡散シート2及びレ ンズシート3から表へ出、また反射シート4により反射されて表面外へ向かう。 蛍光ランプを外管に封装する構造の2重管形蛍光ランプを使用しているので、漏 れ電流が減少し、輝度の均一化を図ることができる。又、反射板14が導電性を 有する材料より構成されているため、反射板14は内管11からの漏れ電流を外 部へ放電する作用をなし、これにより一層輝度の均一化を図ることができる。又 、外管13の外周面に於ける周方向略半分と反射板14の内面とが当接し、外管 13と反射板14との間に空気層が存在しないので、臨界角が大きくなり光が全 反射するため光量が増加し、輝度が向上する。
【0014】 図4を参照にして本考案の実施の形態について説明する。反射板14は、コ字 溝を有しこのコ字形溝に2重管形蛍光ランプ5が配備されている。2重管形蛍光 ランプ5の外管13は反射板14の3側面と線状接触している。他の構成は、前 述の図1〜図3に示される実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0015】 図5を参照にして本考案の実施の形態について説明する。導光板1のエッジ1 0は2重管形蛍光ランプ5の外管13の外周面に於ける周方向略半分形状に対応 した縦断面円弧状端面を有する溝状に形成されてる。反射板14は、前述の図1 〜図3に示されるU字溝状に形成されており、この反射板14の彎曲部内側に2 重管形蛍光ランプ5を反射板14の内側面と当接して配備されている。導光板1 の円弧状端面に形成されたエッジ10を2重管形蛍光ランプ5の外周面に於ける 反射板14との当接していない部分に当接し、反射板14のU字溝の開口により 、レンズシート3、光拡散シート2、導光板1、反射シート4を挟み付けている 。
【0016】 2重管形蛍光ランプ5の外面は、空気層を介在させる事なく、反射板14及び 導光板1と当接しているので、導光板1に於ける2重管形蛍光ランプとの対向面 による光の全反射が無くなり、導光板1の内部に光が容易に透過し、光量が増加 する。
【0017】 図6を参照にして本発明の実施の形態について説明する。2重管形蛍光ランプ 5はL字形にされており、これに対応して反射板14もL字形に形成されている 。反射板14と2重管形蛍光ランプ5及び導光板1の関係は、前述の図3若しく は図4、或は図5に示される場合が全て適用される。
【0018】 図7を参照にして本発明の実施の形態について説明する。2重管形蛍光ランプ 関係は、前述の図3若しくは図4或は図5に示される場合が全て適用される。
【0019】
本考案は、導電性を有する材料から構成される反射板の内側に2重管形蛍光ラ ンプを当接するように形成されているので、内管から放射した光が反射板の内面 で全反射し光量が増加し、反射板より漏れ電流が外部へ放電され、輝度の均一化 を図り得るという効果がある。
【0020】 導光板と2重管形蛍光ランプ及び反射板との間に空気層が存在しない構造であ るため、漏れ電流が反射板より外部に放電し、また、内管から放射した可視光及 び反射板により反射した光の全てが導光板内部へと容易に入り込み光量が増加す るという効果がある。
【図1】バックライト装置の実施の形態における構成を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】構成説明図である。
【図3】要部を示す一部切欠断面図である。
【図4】要部を示す一部切欠断面図である。
【図5】要部を示す一部切欠断面図である。
【図6】構成説明図である。
【図7】構成説明図である。
1 導光板 2 光拡散シート 4 反射シート 5 2重管形蛍光ランプ 10 エッジ 13 外管 14 反射板
Claims (2)
- 【請求項1】 導光板の一方の面には反射シートを配設
し、前記導光板の他方の面には光拡散シートを配設し、
前記導光板のエッジ側に、このエッジに沿って対向して
開口する反射板内に蛍光ランプとこの蛍光ランプを封装
する外管とより成る2重管形蛍光ランプを包むように配
備してなるバックライト装置において、前記2重管形蛍
光ランプは、外管外周面が前記反射板内面と当接するよ
うに配備され、且つ前記反射板が導電性を有する材料か
ら構成されていることを特徴とするバックライト装置。 - 【請求項2】 導光板の一方の面には反射シートを配設
し、前記導光板の他方の面には光拡散シートを配設し、
前記導光板のエッジ側にこのエッジに沿って対向して開
口する反射板内に蛍光ランプとこの蛍光ランプを封装す
る外管より成る2重管形蛍光ランプを包むように配備し
てなるバックライト装置において、前記2重管形蛍光ラ
ンプ外管の外周の略半分が前記導光板と当接し、2重管
形蛍光ランプの外管に於ける前記導光板と反対側外周は
前記反射板内面と当接し、この反射板は導電性を有する
材料から構成されていることを特徴とするバックライト
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998008916U JP3058270U (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | バックライト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998008916U JP3058270U (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | バックライト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3058270U true JP3058270U (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=43192186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998008916U Expired - Lifetime JP3058270U (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | バックライト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058270U (ja) |
-
1998
- 1998-10-06 JP JP1998008916U patent/JP3058270U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |