JP2001319572A - 真空処理室、プラズマディスプレイ装置の製造装置及びプラズマディスプレイ装置の製造方法 - Google Patents

真空処理室、プラズマディスプレイ装置の製造装置及びプラズマディスプレイ装置の製造方法

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JP2001319572A
JP2001319572A JP2000133430A JP2000133430A JP2001319572A JP 2001319572 A JP2001319572 A JP 2001319572A JP 2000133430 A JP2000133430 A JP 2000133430A JP 2000133430 A JP2000133430 A JP 2000133430A JP 2001319572 A JP2001319572 A JP 2001319572A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマディスプレイの製造技術において、ス
ループットの向上が可能になる技術を提供する。 【解決手段】本発明のプラズマディスプレイ装置の製造
装置1はアライメント封着室6を有している。アライメ
ント封着室6は位置合わせ機構の他に加熱機構を有して
おり、位置合わせが終了した後にフロントパネル及びリ
アパネルを加熱して封着することができ、位置合わせ工
程と封着工程とを一つの処理室で行うことができる。従
って、位置合わせが終了した一組のパネルをクリップで
仮留めし、封着室へ搬送する必要があった従来に比し
て、工程数を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空処理室、プラズ
マディスプレイ装置の製造装置及びプラズマディスプレ
イ装置の製造方法に関し、特に、フロントパネルとリア
パネルとを位置合わせし、封着・封止する工程に用いら
れるプラズマディスプレイ装置の製造装置及び製造方法
の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄型で大画面を表示できるプラズ
マディスプレイ装置が注目されている。図16(a)の符
号111に、AC型のプラズマディスプレイ装置の構造
を示す。このプラズマディスプレイ装置111は、フロ
ントパネル120とリアパネル130とを有している。
【0003】フロントパネル120とリアパネル130
の表面には、電極121、131がそれぞれ設けられて
いる。フロントパネル120とリアパネル130とは、
その電極121、131が互いに面し、各電極121、
131が互いに垂直方向に延設されるように平行に対向
配置されており、複数の電極121、131のうち、適
当な電極121、131を選択して電圧を印加すること
で、プラズマディスプレイ装置111上の所望位置を発
光させられるように構成されている。
【0004】このような構成のプラズマディスプレイ装
置を製造するには、所定の部材が表面にそれぞれ形成さ
れたフロントパネルとリアパネルとを位置合わせして封
着し、その後内部に放電用のガスを封入して封止すると
いう処理が必要になる。
【0005】このようにフロントパネルとリアパネルと
を位置合わせし、封着する装置として、図17の符号1
01に示すような製造装置が提案されている。
【0006】この製造装置101は、MgO成膜室10
2と、蒸着出口室103と、搬送室104と、プリベー
ク室105と、アライメント室106と、封着室107
と、排気室108と、封止室109とを有している。
【0007】MgO成膜室102の前段には、図示しな
い搬入室が配置されており、後段には蒸着出口室103
が配置されている。蒸着出口室103は、搬送室104
に配置されている。
【0008】搬送室104には、プリベーク室105
と、アライメント室106と、封着室107とが配置さ
れている。封着室107の後段には 排気室108が配
置され、排気室108の後段には封止室110が配置さ
れており、封止室109の後段には図示しない搬出室が
配置されている。
【0009】上述した製造装置101を用いて、フロン
トパネルとリアパネルを封着するには、まず、予め透明
電極膜等の所定の部材が形成されたフロントパネルを、
不図示の搬入室に搬入する。
【0010】次いで搬入室を真空排気し、搬入室内が真
空雰囲気になったら、搬入室内を、予め真空排気された
MgO成膜室102内と接続し、フロントパネルをMg
O成膜室102に搬入する。次にフロントパネルを加熱
し、150℃〜200℃程度の温度にした状態で、蒸着
法により、フロントパネル表面にMgO保護膜を成膜す
る。
【0011】所定膜厚のMgO保護膜が成膜されたら、
フロントパネルを蒸着出口室103に搬入した後、フロ
ントパネルの温度が室温になるまで冷却する。フロント
パネルの温度が室温まで低下したら、フロントパネルを
搬送室104を介してアライメント室106に搬入す
る。搬入されたフロントパネルは、アライメント室10
6内で、図示しない基板保持機構によりMgO保護膜の
成膜面が下向きの状態で保持される。この基板保持機構
は、真空吸着装置で構成されており、そのためアライメ
ント室106内の圧力は、大気圧にされている。
【0012】他方、プリベーク室105の前段には図示
しない搬入室が設けられており、予め所定の部材が表面
に形成されたリアパネルを搬入室に搬入した後に、不図
示の搬送機構でプリベーク室105へと搬送する。
【0013】次いで、大気圧雰囲気中のプリベーク室1
05で、リアパネルを500℃程度の高温になるまで加
熱して脱ガス処理を行う。その後リアパネルを冷却し、
リアパネルの温度が室温まで低下したら、リアパネルを
搬送室104を介してアライメント室106に搬入す
る。搬入されたリアパネルは、図示しない基板保持機構
により、表面が上向きの状態でフロントパネルと対向す
るように保持される。
【0014】次に、大気圧雰囲気中のアライメント室1
06で、フロントパネルとリアパネルとの相対的な位置
合わせを行う。位置合わせが終了したらフロントパネル
とリアパネルとをクリップ等で仮留めし、パネル間の相
対的な位置がずれないようにしておく。次いで、フロン
トパネル及びリアパネルを搬送室104を介して、内部
圧力が大気圧にされた封着室107に搬入する。
【0015】リアパネルの断面図を図16(b)の符号1
30に示す。リアパネル130表面の周辺には、熱溶融
性の封着材158が形成されており、封着材158をフ
ロントパネル表面に当接させ、400℃程度まで加熱す
ると、封着材158が熱溶融してフロントパネルと密着
する。この状態からパネルを冷却させて封着材を固化し
させると、フロントパネルとリアパネルとが封着され
る。
【0016】リアパネルの一部には、図示しない貫通孔
が予め設けられており、この貫通孔と連通する開口を有
するチップ管が予め取り付けられている。このため、封
着された状態では、フロントパネルとリアパネルとの間
の空間は、貫通孔及びチップ管を介して外部と通じてい
る。
【0017】その後、封着された一組のパネルを排気室
108に搬入し、排気室108内を真空排気する。する
と、一組のパネル間も、貫通孔及びチップ管から真空排
気される。
【0018】次いで、排気室108内を、真空排気され
た封止室109内と接続し、一組のフロントパネル及び
リアパネルを封止室109内に搬入する。その後、封止
室109内に放電用ガスを所定圧力まで導入すると、真
空状態にあった一組のパネル間にも、チップ管及び貫通
孔から放電ガスが導入される。一組のパネル間が所定圧
力になったらチップ管を潰して貫通孔を塞ぎ、一組のパ
ネル間を気密に封止すると、プラズマディスプレイ装置
を得ることができる。
【0019】こうして製造されたプラズマディスプレイ
装置を搬出室(図示せず)に搬入し、封着室109との間
を遮断した後、搬出室内に大気を導入すると、プラズマ
ディスプレイ装置を取り出すことができる。
【0020】上述した製造装置101では、上述したよ
うにアライメント室106でフロントパネルとリアパネ
ルとを位置合わせした後に、アライメント室106内
で、フロントパネルとリアパネルとをクリップ等により
仮留めし、位置ズレが生じないようにしてから、封着室
107へと搬送していた。このように位置ズレが生じな
いようにクリップでフロントパネルとリアパネルとを仮
留めすることは難しい。又、クリップで仮留めした後
に、封着室へ搬送する際に、クリップと搬送機構とが接
触することで位置ズレが生じてしまうおそれがあるの
で、搬送機構がクリップと接触しないように構成された
特別な搬送機構を用いる必要があった。
【0021】また、従来では、フロントパネルとリアパ
ネルを、それぞれMgO成膜時や、脱ガス処理時に加熱
した後に、各パネルを室温まで冷却して位置合わせし、
その後、再びフロントパネルとリアパネルとを加熱して
封着していた。一旦加熱したパネルを室温まで冷却する
のに要する時間は極めて長いので、製造に要する時間が
長くなり、スループットが低下してしまうという問題が
生じていた。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不都合を解決するために創作されたものであり、その
目的は、製造工程が煩雑にならないようにし、スループ
ットの向上を図ることを可能にする技術を提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、真空槽と、前記真空槽内に
配置されたパネル保持機構とを有し、前記パネル保持機
構は、プラズマディスプレイ装置を構成する二枚のパネ
ルを、前記パネルの表面が互いに対向した状態で水平に
配置し、前記パネルの相対的な位置合わせができるよう
に構成されたパネル保持機構とを有する真空処理室であ
って、前記パネル保持機構は、上側のパネル保持台と、
下側のパネル保持台を有し、各パネル保持台は、それぞ
れが前記パネルを密着保持できるように構成され、前記
パネル保持台には、加熱機構が設けられ、前記加熱機構
は前記パネルを密着保持した状態で、熱伝導により前記
パネルを加熱することができるように構成されたことを
特徴とする。請求項2記載の発明は、請求項1記載の真
空処理室であって、前記パネル保持台には、静電吸着装
置が設けられたことを特徴とする。請求項3記載の発明
は、請求項1記載の真空処理室であって、前記真空槽に
はガス導入機構が設けられ、前記パネル保持台には、真
空吸着装置が設けられたことを特徴とする。請求項4記
載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
の真空処理室であって、チップ管を前記パネル表面に当
接できるように構成された当接機構を更に有することを
特徴とする。請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれか1項記載の真空処理室であって、前記真
空槽外に配置された駆動機構と、真空槽内の真空状態を
維持した状態で、前記駆動機構が生成した駆動力を前記
パネル保持機構に伝達させる伝達機構とを有することを
特徴とする。請求項6記載の発明は、フロントパネルと
リアパネルからプラズマディスプレイ装置を製造し、前
記フロントパネル表面に保護膜を成膜する成膜室と、前
記リアパネルを加熱して脱ガス処理を行うプリベーク室
と、前記成膜室及び前記プリベーク室のいずれにも接続
され、前記フロントパネル及び前記リアパネルの搬送機
構を備えた搬送室とを有するプラズマディスプレイ装置
の製造装置であって、前記搬送室に接続された請求項1
乃至請求項5のいずれか1項記載の真空処理室を有する
ことを特徴とする。請求項7記載の発明は、請求項6記
載のプラズマディスプレイ装置の製造装置であって、前
記搬送室に、前記フロントパネルと前記リアパネルとを
封止する封止室が接続されたことを特徴とする。請求項
8記載の発明は、リアパネルを加熱して脱ガス処理する
加熱工程と、前記リアパネルと、表面に保護膜が成膜さ
れたフロントパネルとをそれぞれパネル保持台に吸着さ
せ、前記パネルの表面が互いに対向した状態で、前記リ
アパネルと前記フロントパネルとの位置合わせをする位
置合わせ工程と、前記リアパネルの表面の周辺部に形成
された封着材と前記フロントパネルとを接触させた後に
前記封着材を加熱して溶融させ、前記リアパネルと前記
フロントパネルの間が所定の間隙となるまで押圧した
後、前記封着材を冷却して固化させることにより、前記
リアパネルと前記フロントパネルを封着する封着工程と
を有するプラズマディスプレイの製造方法であって、前
記位置合わせ工程における前記リアパネルの温度は、前
記加熱工程における前記リアパネルの温度より所定温度
だけ低下するようにされたことを特徴とする。請求項9
記載の発明は、請求項8記載のプラズマディスプレイ装
置の製造方法であって、前記位置合わせ工程と前記封着
工程とは、ともに同一の処理室内で行われることを特徴
とする。請求項10記載の発明は、請求項8又は請求項
9記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法であっ
て、前記加熱工程、前記位置合わせ工程及び前記封着工
程は、いずれも真空雰囲気中で行われることを特徴とす
る。請求項11記載の発明は、請求項10記載のプラズ
マディスプレイ装置の製造方法であって、前記位置合わ
せ工程と前記封着工程において、前記フロントパネル及
び前記リアパネルは、前記パネル保持台に静電吸着され
たことを特徴とする。請求項12記載の発明は、請求項
8又は請求項9記載のプラズマディスプレイ装置の製造
方法であって、前記位置合わせ工程と前記封着工程と
は、大気圧条件下で行われ、前記位置合わせ工程と前記
封着工程において、前記フロントパネル及び前記リアパ
ネルは、前記パネル保持台に真空吸着されたことを特徴
とする。請求項13記載の発明は、請求項8乃至請求項
12のいずれか1項記載のプラズマディスプレイ装置の
製造方法であって、前記位置合わせ工程の前に、位置合
わせ工程における前記リアパネルの温度と同じ温度にな
るように、前記フロントパネルの温度を制御する工程を
さらに有することを特徴とする。請求項14記載の発明
は、請求項8乃至請求項13のいずれか1項記載のプラ
ズマディスプレイ装置の製造方法であって、前記封着工
程の前に、熱溶融性の接着材が先端に設けられたチップ
管を、前記フロントパネル又はリアパネルのいずれか一
方又は両方に当接させておく工程を更に有し、前記封着
工程で、前記封着材を加熱するとともに前記接着材を加
熱して溶融させ、前記接着材を冷却して固化させること
により、前記接着材で前記チップ管を前記フロントパネ
ル又はリアパネルのいずれか一方又は両方に固着させる
ことを特徴とする。
【0024】本発明の真空処理室によれば、一方のパネ
ル表面の周囲に、予め熱溶融性の封着材が設けられた場
合には、位置合わせが終了した二枚のパネルの相対的な
位置を維持しながら、封着材が設けられていない側のパ
ネル表面を封着材と当接させ、加熱機構で二枚のパネル
を加熱して封着材を熱溶融させた後に、封着材を冷却し
て固化させることにより、二枚のパネルを封着材で封着
することができる。
【0025】このように、一つの真空処理室で二枚のパ
ネルの相対的な位置合わせをするのみならず、二枚のパ
ネルを封着させることができ、位置合わせ後の正しい位
置関係を維持しながら、二枚のパネルを直ぐに封着する
ことができるので、従来のようにクリップで一組のパネ
ルを留めて封着室に搬送する工程が不要になり、工程数
を削減できる。また、クリップと接触しないようにされ
た特別な搬送機構も必要としない。
【0026】なお、本発明の真空処理室において、パネ
ル保持機構には、静電吸着装置が設けられるように構成
してもよい。この場合には、パネルを真空雰囲気中で吸
着保持することができる。
【0027】また、本発明の真空処理室において、パネ
ル保持機構には、真空吸着装置が設けられるように構成
してもよい。この場合には、パネルを大気圧条件下で吸
着保持することができる。
【0028】さらに、本発明の真空処理室において、パ
ネル表面にチップ管を当接可能な当接機構を有してい
る。一方のパネルに貫通孔が設けられた場合には、上述
の貫通孔と連通するように、当接機構で、熱溶融性の接
着材が先端に設けられたチップ管先端をパネル表面に当
接させ、封着する際に加熱機構で二枚のパネルを加熱す
ると、チップ管先端の接着材が熱溶融し、その後冷却さ
れて固化することにより、貫通孔と連通した状態でチッ
プ管をパネル表面に接着させることができる。
【0029】また、本発明の真空処理室において、駆動
機構を真空槽内と遮断した状態で、駆動力をパネル保持
機構に伝達させる伝達機構を有するように構成してもよ
い。駆動機構が真空槽内雰囲気では耐えられない場合、
例えば真空槽内の処理が高温で行われ、高温条件下に駆
動機構を晒すと動作に支障をきたすため、真空槽内に駆
動機構を設けることができない場合には、伝達機構で駆
動力のみをパネル保持機構に伝達することで、駆動機構
を真空槽内雰囲気に晒すことなく、パネル保持機構を駆
動することができる。
【0030】さらに、本発明のプラズマディスプレイ装
置の製造装置によれば、成膜室と、脱ガス室と、搬送室
と、本発明の真空処理室を有している。かかる構成の製
造装置は、本発明の真空処理室を有しているので、1個
の真空処理室内で二枚のパネルを位置合わせして封着す
ることができる。このため、従来と異なり、クリップで
一組のパネルを留めて封着室に搬送し、封着するという
工程が不要になり工程数を削減できる。
【0031】また、本発明のプラズマディスプレイ装置
の製造装置によれば、搬送室に、封止室が接続されるよ
うに構成してもよい。このように構成し、封着工程を真
空雰囲気で行った場合には、本発明の真空処理室内で封
着工程が終了した一組のパネルを、搬送室を介してすぐ
に封止室に搬入することができる。
【0032】さらに、本発明のプラズマディスプレイ装
置の製造方法によれば、位置合わせ工程におけるリアパ
ネルの温度は、脱ガスのための加熱工程におけるリアパ
ネルの温度より所定温度だけ低下するようにされてい
る。
【0033】従来では位置合わせ工程の際に各パネルを
室温まで冷却していたが、本発明の製造方法では、位置
合わせ時には室温まで冷却する必要がない。そのため、
冷却に要する時間を短縮し、製造に要する時間を従来に
比して短縮することができる。
【0034】また、本発明のプラズマディスプレイ装置
の製造方法において、位置合わせ工程と封着工程とは、
ともに同一の処理室内で行われるように構成してもよ
い。さらに、本発明のプラズマディスプレイ装置の製造
方法において、リアパネルの加熱工程、位置合わせ工程
及び封着工程は、いずれも真空雰囲気中で行われてい
る。
【0035】このように構成した場合には、封着工程終
了後、封着された一組のパネルの間は真空状態になって
いるため、封着終了後、すぐにパネル間に放電用のガス
を入れて封止することができる。従って、位置合わせ工
程及び封着工程を大気圧条件下で行っていたため、封着
工程終了後に一組のパネル間を真空排気する必要があっ
た従来と異なり、真空排気に要する時間が不要なので、
従来に比して製造に要する時間を短縮することができ
る。
【0036】また、本発明のプラズマディスプレイ装置
の製造方法において、位置合わせ工程と封着工程におい
て、フロントパネル及びリアパネルは、パネル保持台に
静電吸着されるように構成してもよい。
【0037】さらに、本発明のプラズマディスプレイ装
置の製造方法において、位置合わせ工程と封着工程は大
気圧条件下で行われ、位置合わせ工程と封着工程におい
て、フロントパネル及びリアパネルは、パネル保持台に
真空吸着されるように構成してもよい。
【0038】また、本発明のプラズマディスプレイ装置
の製造方法において、位置合わせ工程の前に、フロント
パネルの温度を、位置合わせ工程におけるリアパネルの
温度と同じ温度になるように制御するように構成しても
よい。このように構成することにより、フロントパネル
とリアパネルの温度がともに等しい状態で位置合わせを
行うことができる。
【0039】さらに、本発明のプラズマディスプレイ装
置の製造方法において、熱溶融性の接着材が先端に設け
られたチップ管を、フロントパネル又はリアパネルのい
ずれか一方に予め当接させ、封着工程で、封着材を熱溶
融、固化するとともに接着材を熱溶融、固化させるよう
に構成してもよい。
【0040】このように構成し、いずれか一方又は両方
のパネルに貫通孔が設けられた場合には、この貫通孔と
連通するように、チップ管先端をパネル表面に当接さ
せ、封着工程でチップ管先端の接着材が熱溶融した後に
冷却・固化することにより、開口が貫通孔と連通した状
態でチップ管をパネル表面に接着させることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下で図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。図1の符号1に、プラズマデ
ィスプレイ装置の製造に用いられる本発明の製造装置を
示す。この製造装置1は、MgO成膜室2と、蒸着出口
室3と、搬送室4と、プリベーク室5と、アライメント
封着室6と、封止室9とを有している。
【0042】MgO成膜室2の前段には、図示しない搬
入室が配置されており、後段には蒸着出口室3と、搬送
室4とが順に配置されている。搬送室4には、プリベー
ク室5と、アライメント封着室6と、封止室9とが配置
されている。このうち封止室9の後段には図示しない搬
出室が配置されている。
【0043】上述した製造装置1を用いて、予め所定部
材が表面に形成されたフロントパネルとリアパネルを位
置合わせした後に封着、封止してプラズマディスプレイ
装置を製造する工程について以下で説明する。
【0044】初期状態では、予めMgO成膜室2と、蒸
着出口室3と、搬送室4と、プリベーク室5と、アライ
メント封着室6と、封止室9とは、ともに真空排気され
ているものとする。まず、予め透明電極膜などの所定部
材が表面に形成されたフロントパネルを、MgO成膜室
前段の搬入室に搬入する。
【0045】次いで搬入室を真空排気し、真空状態にな
ったらMgO成膜室2内部と接続し、フロントパネルを
MgO成膜室2内に搬入する。MgO成膜室2内には不
図示のヒータが設けられており、ヒータでフロントパネ
ルを加熱し、150℃〜200℃の温度に保つ。その後
蒸着法で、フロントパネルの表面にMgO保護膜を成膜
する。
【0046】所定膜厚のMgO保護膜が成膜されたら、
図示しない搬送機構でフロントパネルを蒸着出口室3に
搬入する。蒸着出口室3内には図2に示すように位置調
整機構11が設けられており、搬入されたフロントパネ
ルは位置調整機構11により、蒸着出口室3内の所定位
置に配置される。
【0047】フロントパネルが所定位置に配置された
ら、搬送ロボット12が蒸着出口室3内のフロントパネ
ルを保持し、蒸着出口室3から搬出し、搬送室4を介し
てアライメント封着室6に搬入する。
【0048】アライメント封着室6の詳細な構成を図3
の断面図に示す。アライメント封着室6は、上側昇降軸
31と、上側支持台32と、上側吸着装置33と、支持
板34と、支持棒35と、基板吸着パット36と、ベロ
ーズ37と、下側支持軸41と、下側支持台42と、下
側吸着装置43と、基板昇降軸44と、基板昇降支持板
45と、基板昇降ピン46と、ベローズ47と、ベロー
ズ48と、アライメント機構50と、チップ管取付軸5
9とを有している。
【0049】アライメント封着室6内部の上方には、板
状の上側吸着装置33が配置されている。上側吸着装置
33は、その上方に配置された板状の上側支持台32と
ともに本発明の上側のパネル保持部を構成しており、上
側支持台32の下面に固定され、上側支持台32の上部
は、その上方に設けられた上側昇降軸31の下端に取り
付けられている。
【0050】上側昇降軸31の上端は、ベローズ37を
介して不図示の駆動機構に接続されており、駆動機構を
動作させると、上側昇降軸31が上下して、上側吸着装
置33を上下方向に移動させることができるように構成
されている。
【0051】上側吸着装置33と上側支持台32とには
貫通孔が設けられており、この貫通孔を挿通するように
支持棒35が配置されている。支持棒35の上端は、支
持板34に取り付けられており、支持棒35の下端に
は、ゴム製の基板吸着パット36が下向きに取り付けら
れている。支持板34は不図示の固定機構でアライメン
ト封着室6内に固定されており、支持棒35と基板吸着
パット36とは移動できないように構成されている。
【0052】アライメント封着室6内部の下方には、板
状の下側吸着装置43が配置されている。下側吸着装置
43は、その下方に配置された板状の下側支持台42と
ともに本発明の下側のパネル保持部を構成しており、下
側支持台42上に固定され、下側支持台42の下面は、
その下方に設けられた下側支持軸41の上端に取り付け
られている。下側支持軸41の下端は、ベローズ47を
介してアライメントテーブル55に固定されている。ア
ライメントテーブル55には駆動機構50が接続されて
おり、駆動機構50を動作させると、下側支持台42を
水平面内で移動させることができるように構成されてい
る。
【0053】下側吸着装置43と下側支持台42には、
複数の貫通孔が設けられており、各貫通孔を挿通するよ
うに基板昇降ピン46が配置されている。基板昇降ピン
46の下端は基板昇降支持板45に取り付けられ、基板
昇降支持板45はその下方に配置された基板昇降軸44
の上端に取り付けられている。基板昇降軸44の下端は
ベローズ48を介して昇降機構に接続されており、昇降
機構を動作させると、基板昇降軸44が動作して、基板
昇降ピン46を上下させることができるように構成され
ている。
【0054】下側吸着装置43及び下側支持台42に
は、基板昇降ピン46を挿通する複数の貫通孔の他に、
1個の貫通孔が設けられており、この貫通孔を挿通する
ように後述するチップ管取付軸59が配置されている。
チップ管取付軸59の下端はベローズ58を介して駆動
機構に接続されており、駆動機構を動作させるとチップ
管取付軸59を上下できるように構成されている。
【0055】図4に、フロントパネルが搬入される前の
アライメント封着室6の状態を示す。この状態から図5
に示すように、搬送ロボット12のアーム20が水平方
向からアライメント室6内へと入る。アーム20上には
MgO保護膜の成膜面が鉛直下方を向いた状態(フェイ
スダウン)のフロントパネル71が載置されており、ア
ーム20はフロントパネル71が上側吸着装置33と下
側吸着装置43との間に位置した状態で静止する。
【0056】次に、基板昇降ピン46を上昇させる。基
板昇降ピン46が上昇すると、図6に示すように、基板
昇降ピン46の先端がフロントパネル71の下面に当接
する。その後基板昇降ピン46をさらに上昇させると、
フロントパネル71はアーム20上から基板昇降ピン4
6上に移し替えられ、基板昇降ピン46の上昇とともに
フロントパネル71が上昇する。フロントパネル71の
上面が、図7に示すように基板吸着パット36に当接し
たら、基板昇降ピン46を静止させる。
【0057】次いで、アーム20がアライメント封着室
6外へと排出されるとともに、上側吸着装置33が下降
する。上側吸着装置33が下降してフロントパネル71
の上面に当接したら図8に示すように上側吸着装置33
を静止させる。この状態で上側吸着装置33内の静電吸
着装置を動作させると、フロントパネル71は上側吸着
装置33表面に静電吸着される。
【0058】フロントパネル71が上側吸着装置33の
表面に吸着されたら、基板昇降ピン46を下降させ、図
9に示すように下側吸着装置43と下側支持台42の貫
通孔内に収納する。
【0059】上側支持台32内には、図示しない抵抗加
熱型のヒータが設けられており、上側吸着装置33表面
にフロントパネル71が吸着されたら、ヒータを起動
し、フロントパネル71を吸着した状態で加熱して、フ
ロントパネル71の温度を370℃まで昇温させる。3
70℃まで昇温した後は、ヒータはフロントパネル71
の温度を370℃で保持するように動作する。
【0060】こうしてフロントパネル71はアライメン
ト封着室6内に搬入され、上側吸着装置33に保持され
るが、他方、リアパネルは、不図示の搬入室へ搬入され
る。リアパネルが搬入室内に搬入されたら搬入室内を真
空排気して真空状態にする。次に真空状態を維持しつつ
搬入室内をプリベーク室5内と接続し、図2に示すアー
ム13でリアパネル72をプリベーク室5に搬入する。
【0061】プリベーク室5は加熱ポジションと冷却ポ
ジションとの二段構造になっており、搬入されたリアパ
ネル72はまず加熱ポジションに置かれ、加熱ポジショ
ンで加熱される。リアパネル72は500℃程度の高温
下に所定時間置かれることで、脱ガス処理がなされる。
【0062】脱ガス処理が終了したらリアパネル72は
冷却ポジションに移し替えられて冷却され、リアパネル
72の温度は370℃程度まで低下される。その後リア
パネル72は冷却ポジションの所定位置に配置される。
すると搬送ロボットのアーム20が冷却ポジションに入
り、リアパネル72はアーム20に表面が上方を向いた
状態(フェイスアップ)で移し替えられ、搬送室4を介し
てアライメント封着室6へと搬入される。
【0063】すでにフロントパネル71が上側吸着装置
33に吸着されているアライメント封着室6内へ、リア
パネル72がフェイスアップの状態で載置されたアーム
20が水平方向からアライメント室6内へと入る。アー
ム20はリアパネル72が上側吸着装置33と下側吸着
装置43との間に位置した状態で静止する。その後、基
板昇降ピン46が上昇し、図10に示すようにリアパネ
ル72の下面に当接する。さらに基板昇降ピン46が上
昇して、リアパネル72がアーム20から基板昇降ピン
46へと移し替えられたら、アーム20はアライメント
封着室6から排出されるとともに、基板昇降ピン46が
下降して、図11に示すようにリアパネル72が下側吸
着装置43の上面に載置される。この状態で下側吸着装
置43内の静電吸着装置を動作させると、リアパネル7
2は下側吸着装置43表面に静電吸着される。下側支持
台42内には、図示しない抵抗加熱型のヒータが設けら
れており、下側吸着装置43表面にリアパネル71が静
電吸着されたら、ヒータを起動してリアパネル72を加
熱し、リアパネル72の温度がフロントパネル71の温
度と同じ370℃になるようにする。
【0064】こうして、一組のフロントパネル71とリ
アパネル72がアライメント封着室6内に搬入される
と、アライメント封着室6内で互いに表面が対向した状
態で上下に配置される。
【0065】その後、アライメント封着室6内で、搬入
されたフロントパネル71とリアパネル72との位置合
わせがなされる。図12に、アライメント封着室6内の
位置合わせ機構を示す。図12に示すように、アライメ
ント封着室6内の上方には、図3〜図11では図示して
いなかったランプ611、612が配置されており、下方
に光を照射することができるようにされている。ランプ
611、612の下方には、ランプ611、612と対向す
るようにCCD(Charge-coupled device)カメラ621
622が配置されている。
【0066】フロントパネル71とリアパネル72に
は、予め図示しないアライメントマークがそれぞれ形成
されており、二個のアライメントマークの相対的な位置
を読みとることで、フロントパネル71とリアパネル7
2との相対的な位置ズレを検出することができるように
されている。
【0067】かかる位置合わせ機構が設けられたアライ
メント封着室6内で、フロントパネル71とリアパネル
72の相対的な位置合わせをするには、まず、ランプ6
1、612を発光させる。するとランプ611、612
光はそれぞれ下方のフロントパネル71及びリアパネル
72に照射される。フロントパネル71及びリアパネル
72に形成された各アライメントマークは、予めランプ
611、612とCCDカメラ621、622との間に位置
するようにされており、フロントパネル71及びリアパ
ネル72に照射された光はフロントパネル71及びリア
パネル72の各アライメントマークに照射され、CCD
カメラ621、622は、各アライメントマークを撮影す
る。
【0068】CCDカメラ621、622によって撮影さ
れた二個のアライメントマークの画像は不図示の制御系
に転送される。制御系は撮影画像を解析し、フロントパ
ネル71及びリアパネル72の相対的な位置が正しい位
置にあるかどうかを判断する。正しい位置にあれば、そ
のままの状態を維持して位置合わせを終了するが、正し
い位置に無い場合には、解析結果によって得られた相対
的な位置ズレ量に基づいて駆動機構50、51を駆動
し、下側支持台42を所定量だけ水平面内で移動させ
る。その後再びCCDカメラ621、622は二個のアラ
イメントマークを撮影し、相対的な位置ズレ量を再度検
出し、その位置ズレ量に基づいて下側支持台42を水平
面内で移動させ、フロントパネル71及びリアパネル7
2の相対的な位置が正しい位置関係になるようにする。
以上、2組のランプとCCDカメラ及び2個のアライメ
ントマークを設けた例で位置合わせについて説明した
が、それぞれ3個以上設けるようにしてもよい。
【0069】こうして、フロントパネル71及びリアパ
ネル72が正しい位置関係になったら、引き続いて、ア
ライメント封着室6内で、フロントパネル71及びリア
パネル72を封着する。
【0070】この封着工程について以下で説明する。位
置合わせが終了したら、上側吸着装置33が下降する。
リアパネル72の表面の周辺部には、熱溶融性の封着材
が設けられており、フロントパネル71と封着材とが当
接したら、上側吸着装置33を静止させる。
【0071】リアパネル72には、貫通孔73が設けら
れており、その下方には、上述したチップ取付軸59が
配置されている。チップ管取付軸59は、上側吸着装置
33が静止したら上昇し始める。チップ管取付軸59の
先端にはチップ管60が取り付けられており、チップ管
取付軸59が上昇してチップ管60の先端がリアパネル
72の下面に当接したら、図13に示すようにチップ管
取付軸59は静止する。このとき、チップ管60の開口
は、リアパネル72に設けられた貫通孔と連通してい
る。
【0072】上述したように、位置合わせにおけるフロ
ントパネル71及びリアパネル72の温度は370℃程
度であったが、上側吸着装置33が静止したら、上側支
持台32、下側支持台42内にそれぞれ設けられたヒー
タで、フロントパネル71及びリアパネル72を加熱
し、両者の温度がともに400℃程度になるようにす
る。すると封着材が熱溶融する。そこで上側吸着装置3
3をさらに下降させ、フロントパネル71とリアパネル
72との間が所定の間隙になるまで押圧する。
【0073】また、チップ管60の先端には、熱溶融性
の接着材が設けられており、上述の封着材が熱溶融する
とともに、この接着材も熱溶融する。この状態でヒータ
の動作を停止させ、封着材及び接着材を冷却して固化さ
せると、フロントパネル71が封着材によってリアパネ
ル72表面上に固定されるとともに、チップ管60がリ
アパネル72裏面に固定され、封着工程が終了する。
【0074】封着工程が終了したら、図14に示すよう
に上側吸着装置33を上昇させるとともに、チップ管取
付軸59を下降させて貫通孔内に収納する。次に、再び
基板昇降ピン46を上昇させて、封着された一組のパネ
ル71、72を所定高さに位置させる。
【0075】次いで、搬送ロボットのアーム20をアラ
イメント封着室6内に導入して一組のパネル71、72
下に位置させた後、基板昇降ピン46を降下させて一組
のパネル71、72をアーム20上に移し替え、アーム
20を排出してアライメント封着室6から搬出し、搬送
室4を介して封止室9へ搬入する。
【0076】従来では、封着工程は大気圧条件下で行わ
れていたので、一組のパネル間の空間にはガスが閉じ込
められており、排気室で真空排気してガスを排気した後
に、放電用のガスを封入して封止する必要があったが、
本実施形態の製造工程では、封着工程は真空雰囲気中で
行われているので、一組のパネル間の空間は真空状態に
あり、改めて真空排気する必要がない。
【0077】従って、封着工程が終了したら、従来のよ
うに真空排気することなく、直ぐに封止室9にパネルを
搬入して、封止工程を行うことができるので、製造に要
する時間を短縮することができる。又、従来必要として
いた排気室を必要としないので、その分製造装置の規模
を小さくすることができる。
【0078】その後、封止室9内にネオン・キセノンガ
ス等の放電用ガスを所定圧力まで導入する。すると放電
用ガスは、チップ管60と貫通孔73から一組のパネル
71、72間に導入される。一組のパネル71、72の
間が放電用ガスで満たされ、所定圧力になったら、チッ
プ管60を図示しない機構で潰して貫通孔73を塞ぎ、
一組のパネル71、72間を気密に封止する。以上によ
り、プラズマディスプレイ装置を得ることができる。
【0079】こうして製造されたプラズマディスプレイ
装置を搬出室(図示せず)に搬入し、封着室9との間を遮
断した後、搬出室内に大気を導入すると、プラズマディ
スプレイ装置を取り出すことができる。
【0080】その後、新たなフロントパネルをMgO成
膜室2に搬入してMgO保護膜を表面に形成した後に、
アライメント封着室6に搬送し、他方、新たなリアパネ
ルをプリベーク室5に搬入して脱ガス処理をした後に、
アライメント封着室6に搬送し、新たなフロントパネル
及びリアパネルをアライメント封着室6内で位置合わせ
し、封着し、封止室へと搬入する。その後は上述の動作
を繰り返すことにより、複数のプラズマディスプレイ装
置を製造することができる。
【0081】なお、以上説明した本実施形態では、アラ
イメント封着室6内にヒータが設けられているので、一
組のパネル71、72を位置合わせしたら、正しい位置
関係を維持しながらすぐに基板を封着温度(400℃)ま
で加熱し、封着することができる。従って、従来と異な
り、クリップで一組のパネルを留めて封着室へ搬送する
工程を省略することができ、また、クリップを避けるた
め特別な搬送機構を用いる必要もない。
【0082】また、位置合わせを370℃という高温で
行っているので、各パネルを室温まで冷却する必要が無
い。従って、位置合わせを室温で行っていた従来に比し
て、パネルの冷却に要する時間を大幅に短縮することが
でき、処理時間を短縮して、スループットを向上させる
ことができる。
【0083】さらに、以上までは、アライメント封着室
6内に設けられた上側吸着装置と下側吸着装置が、静電
吸着装置を有する場合について説明したが、本発明はこ
れに限らず、例えば図15に示すように、それぞれの表
面に吸着溝83、84が形成され、真空吸着装置で構成
された上側吸着装置81、下側吸着装置82を用いても
よい。
【0084】このようなアライメント封着室6では、室
内を真空雰囲気にすることができないので、不活性ガス
雰囲気中で封着後の一組のパネル間にはガスが残留して
いる。従って、封着処理が終了したら、封止工程の前に
一組のパネル間を真空排気しなければならないが、この
場合でも位置合わせと封着とはともにアライメント封着
室6内で行われるので、クリップによる仮留めが不要で
あるという利点がある。
【0085】
【発明の効果】二枚のパネルの位置合わせ工程と封着工
程を一つの処理室で行うことができる。また、位置合わ
せ及び封着工程を真空雰囲気中で行っており、封着後に
パネル間を真空排気することなく封止工程に移行するこ
とができるので、製造に要する時間を短縮し、スループ
ットを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の製造装置の構成を説明す
る図
【図2】本発明の一実施形態の製造装置の、搬送室周辺
の処理室の接続関係を説明する図
【図3】本発明の一実施形態のアライメント封着室の構
成を説明する側断面図
【図4】本発明の一実施形態のアライメント封着室にフ
ロントパネルを搬入する工程を説明する図
【図5】その続きの工程を説明する図
【図6】その続きの工程を説明する図
【図7】その続きの工程を説明する図
【図8】その続きの工程を説明する図
【図9】その続きの工程を説明する図
【図10】本発明の一実施形態のアライメント封着室に
リアパネルを搬入する工程を説明する図
【図11】その続きの工程を説明する図
【図12】本発明の一実施形態のアライメント封着室の
位置合わせに関する機構を説明する図
【図13】アライメント封着室における封着工程を説明
する図
【図14】その続きの工程を説明する図
【図15】本発明の他の実施形態のアライメント封着室
を説明する図
【図16】(a):一般のプラズマディスプレイ装置を説
明する図 (b):一般のリアパネルを説明する断面図
【図17】従来の製造装置の構成を説明する図
【符号の説明】
1……製造装置 2……MgO成膜室(成膜室) 4
……搬送室 5……プリベーク室(脱ガス室) 6…
…アライメント封着室(真空処理室) 9……封止室
71……フロントパネル 72……リアパネル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空槽と、 前記真空槽内に配置されたパネル保持機構とを有し、 前記パネル保持機構は、プラズマディスプレイ装置を構
    成する二枚のパネルを、前記パネルの表面が互いに対向
    した状態で水平に配置し、前記パネルの相対的な位置合
    わせができるように構成されたパネル保持機構とを有す
    る真空処理室であって、 前記パネル保持機構は、上側のパネル保持台と、下側の
    パネル保持台を有し、各パネル保持台は、それぞれが前
    記パネルを密着保持できるように構成され、 前記パネル保持台には、加熱機構が設けられ、 前記加熱機構は前記パネルを密着保持した状態で、熱伝
    導により前記パネルを加熱することができるように構成
    されたことを特徴とする真空処理室。
  2. 【請求項2】前記パネル保持台には、静電吸着装置が設
    けられたことを特徴とする請求項1記載の真空処理室。
  3. 【請求項3】前記真空槽にはガス導入機構が設けられ、 前記パネル保持台には、真空吸着装置が設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載の真空処理室。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の真空処理室であって、 チップ管を前記パネル表面に当接できるように構成され
    た当接機構を更に有することを特徴とする真空処理室。
  5. 【請求項5】前記真空槽外に配置された駆動機構と、 真空槽内の真空状態を維持した状態で、前記駆動機構が
    生成した駆動力を前記パネル保持機構に伝達させる伝達
    機構とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれか1項記載の真空処理室。
  6. 【請求項6】フロントパネルとリアパネルからプラズマ
    ディスプレイ装置を製造し、 前記フロントパネル表面に保護膜を成膜する成膜室と、 前記リアパネルを加熱して脱ガス処理を行うプリベーク
    室と、 前記成膜室及び前記プリベーク室のいずれにも接続さ
    れ、前記フロントパネル及び前記リアパネルの搬送機構
    を備えた搬送室とを有するプラズマディスプレイ装置の
    製造装置であって、 前記搬送室に接続された請求項1乃至請求項5のいずれ
    か1項記載の真空処理室を有することを特徴とするプラ
    ズマディスプレイ装置の製造装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のプラズマディスプレイ装置
    の製造装置であって、 前記搬送室に、前記フロントパネルと前記リアパネルと
    を封止する封止室が接続されたことを特徴とするプラズ
    マディスプレイ装置の製造装置。
  8. 【請求項8】リアパネルを加熱して脱ガス処理する加熱
    工程と、 前記リアパネルと、表面に保護膜が成膜されたフロント
    パネルとをそれぞれパネル保持台に吸着させ、前記パネ
    ルの表面が互いに対向した状態で、前記リアパネルと前
    記フロントパネルとの位置合わせをする位置合わせ工程
    と、 前記リアパネルの表面の周辺部に形成された封着材と前
    記フロントパネルとを接触させた後に前記封着材を加熱
    して溶融させ、前記リアパネルと前記フロントパネルの
    間が所定の間隙となるまで押圧した後、前記封着材を冷
    却して固化させることにより、前記リアパネルと前記フ
    ロントパネルを封着する封着工程とを有するプラズマデ
    ィスプレイの製造方法であって、 前記位置合わせ工程における前記リアパネルの温度は、
    前記加熱工程における前記リアパネルの温度より所定温
    度だけ低下するようにされたことを特徴とするプラズマ
    ディスプレイ装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記位置合わせ工程と前記封着工程とは、
    ともに同一の処理室内で行われることを特徴とする請求
    項8記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記加熱工程、前記位置合わせ工程及び
    前記封着工程は、いずれも真空雰囲気中で行われること
    を特徴とする請求項8又は請求項9記載のプラズマディ
    スプレイ装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記位置合わせ工程と前記封着工程にお
    いて、前記フロントパネル及び前記リアパネルは、前記
    パネル保持台に静電吸着されたことを特徴とする請求項
    10記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記位置合わせ工程と前記封着工程と
    は、大気圧条件下で行われ、 前記位置合わせ工程と前記封着工程において、前記フロ
    ントパネル及び前記リアパネルは、前記パネル保持台に
    真空吸着されたことを特徴とする請求項8又は請求項9
    記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項8乃至請求項12のいずれか1項
    記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法であって、 前記位置合わせ工程の前に、位置合わせ工程における前
    記リアパネルの温度と同じ温度になるように、前記フロ
    ントパネルの温度を制御する工程をさらに有することを
    特徴とするプラズマディスプレイ装置の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項8乃至請求項13のいずれか1項
    記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法であって、 前記封着工程の前に、熱溶融性の接着材が先端に設けら
    れたチップ管を、前記フロントパネル又はリアパネルの
    いずれか一方又は両方に当接させておく工程を更に有
    し、 前記封着工程で、前記封着材を加熱するとともに前記接
    着材を加熱して溶融させ、前記接着材を冷却して固化さ
    せることにより、前記接着材で前記チップ管を前記フロ
    ントパネル又はリアパネルのいずれか一方又は両方に固
    着させることを特徴とするプラズマディスプレイ装置の
    製造方法。
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