JP2001318832A - ディスクキャッシュ制御システム - Google Patents

ディスクキャッシュ制御システム

Info

Publication number
JP2001318832A
JP2001318832A JP2000139590A JP2000139590A JP2001318832A JP 2001318832 A JP2001318832 A JP 2001318832A JP 2000139590 A JP2000139590 A JP 2000139590A JP 2000139590 A JP2000139590 A JP 2000139590A JP 2001318832 A JP2001318832 A JP 2001318832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
cache
semiconductor memory
data
nonvolatile semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000139590A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Otani
明雄 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000139590A priority Critical patent/JP2001318832A/ja
Publication of JP2001318832A publication Critical patent/JP2001318832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理システムの高速化と電源停止時の信
頼性の向上を図る。 【解決手段】 不揮発半導体メモリディスク400の内
容は、キャッシュメモリ120に読み込まれる。CPU
200が不揮発半導体メモリディスク400へのリード
要求を発行すると、ディスク制御装置100は、キャッ
シュメモリ120からの読出データをCPU200に高
速に応答することができる。CPU200が不揮発半導
体メモリディスク400へライト要求を発行すると、デ
ィスク制御装置100は、書込データをキャッシュメモ
リ120で預かり、内容が書き換わったこと制御情報C
TLで管理し、書き換わったデータブロックを自律的な
周期動作で検出して、データブロックを高速に一時待避
するTRK_buf130を経由して不揮発性半導体メ
モリディスク400へ書き戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速な揮発性半導
体キャッシュメモリを用いて不揮発性半導体メモリディ
スクのリード、ライト処理を行うディスクキャッシュ制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、振動衝撃対策用として、不揮発性
半導体メモリディスクが用いられるようになってきたが
揮発性メモリに比べ、まだまだアクセス速度が遅く、特
にライトアクセス速度が遅いという欠点があった。この
ため、情報処理システム全体の信頼性を低下させるとと
もに、サービス能力の低下を招くという欠点があった。
【0003】このため、例えば、特開平6−44139
号公報に記載の発明では、外部記憶装置からアクセス頻
度の高いデータをキャッシュメモリに転送格納してお
き、このキャッシュメモリを介して、中央処理装置のデ
ータのアクセス制御を行うディスクキャッシュシステム
において、中央処理装置の読出用のデータを格納する揮
発性の半導体メモリからなる第一のキャッシュメモリ
と、中央処理装置の書込み用のデータを格納する不揮発
性の半導体メモリからなる第二のキャッシュメモリと、
中央処理装置からの読み出し要求に対応してアクセス先
を第一のキャッシュメモリに、また中央処理装置からの
書込み要求に対応してアクセス先を第二のキャッシュメ
モリに振分けるメモリ制御部を設けるように構成し、読
み出し用のデータは、電源断等で消滅してもディスクの
不整合状態に影響を与えないが、書込み用のデータは、
影響を与えるので、キャッシュメモリのデータを保護す
るために、不揮発性の半導体メモリを使用している。ま
た、第二のキャッシュメモリに対して、外部記憶装置の
データと不一致の未書き戻しデータを有する未書戻しペ
ージの置き換えが所定の回数だけ連続した場合に、全て
の未書き戻しページの外部記憶装置への書き戻しをまと
めて行っている。このように、キャッシュメモリを二つ
に分けることにで、性能の劣化を軽減できるとしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−44139号公報に記載の発明では、第二のキャッ
シュメモリとして使用される不揮発性メモリが低速なた
め、第二のキャッシュメモリに書き込みを行う毎に性能
の低下を招く低速アクセスが発生するという問題があ
る。
【0005】更に、電源断時において第二のキャッシュ
メモリとしての不揮発性メモリにデータの保護がされて
いるのものの、外部記憶装置への書き戻しが完了してい
ないため、内容不一致によるデータの不整合状態が残存
しており、システムの信頼性を低下させるという問題が
ある。
【0006】本発明の目的は、以上の問題点を解決す
る、情報処理システムの高速化と電源停止時の信頼性の
向上を図ることのできるディスクキャッシュ制御システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスクキ
ャッシュ制御システムは、不揮発性半導体メモリディス
クのリード、ライト処理に、高速な揮発性半導体メモリ
を用いて高速化を図り、また電源断等によるデータ消滅
の回避を、適切な周期で不揮発性半導体メモリディスク
へ部分セーブしておくことにより、電源断時の書き戻し
処理を大幅に短縮することにより、情報システムの信頼
性および性能を向上を図るものである。
【0008】本発明に係るディスク制御装置に電源が入
ると、不揮発半導体メモリディスクの内容は、ディスク
制御装置内のキャッシュメモリに読み込まれる。キャッ
シュメモリに、有効な全データが読み込まれると、キャ
ッシュの制御情報は、管理するブロック単位でvali
dとなり、キャッシュ情報が有効なことを示す。
【0009】CPUがホストバスを介して、不揮発半導
体メモリディスクへのリード要求を発行すると、ディス
ク制御装置は、不揮発半導体メモリディスク内の有効な
全データのコピーを、既にキャッシュメモリに有してい
るので、キャッシュメモリからの読出データをホストバ
スに載せてCPUに高速に応答することができる。
【0010】また、CPUがホストバスを介して不揮発
半導体メモリディスクへライト要求を発行すると、ディ
スク制御装置は、書込データをキャッシュメモリで預か
り、内容が書き換わったことを示すために、キャッシュ
の制御情報CTLを管理するブロック単位でdirty
とマークする。
【0011】本発明は、時間のかかる不揮発半導体メモ
リディスク400への書込みを伴わないので、高速に処
理できる。また、適切な周期で、キャッシュメモリ12
0内の書込みを示すdirtyをチェックしており、1
トラック単位での書戻しを、ホストバスのアクセスとは
独立したバックグランドでの処理で、トラックバッファ
TRK_buf130を用いて行っている。そのため、
電源断予告時のキャッシュメモリ120から不揮発半導
体メモリディスクへのコピーバック、データセーブを大
幅に短縮し、効率良く行えるので、高速化を図るととも
に、情報処理システムの信頼性の向上を図っている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明のディスクキャッシュ制御
システムの実施の形態を示すブロック図である。図1に
示すディスクキャッシュ制御システムは、CPU20
0、MEM300およびディスク制御装置100から構
成される。
【0014】ディスク制御装置100は、ホストインタ
フェースH−IF110、揮発性のキャッシュメモリ1
20、トラックバッファTRK_buf130、制御部
150、デバイスインタフェースDV−IF140およ
び不揮発性半導体メモリディスク400から構成されて
いる。
【0015】キャッシュメモリ120は、複数の制御情
報CTL122、複数のトラックアドレスTRK123
および複数のトラックキャッシュTRK_cache1
24から構成されている。
【0016】制御部150は、制御回路160、キャッ
シュコントロールcacheCTL190、表示制御L
ED_CTL180、電源制御PWR_CTL170、
状態管理195および周期起動198から構成されてい
る。
【0017】ディスク制御装置100は、CPU200
からの指令をホストインタフェースH−IF110で受
け取り解読すると、制御部150を起動する。リード命
令であればキュッシュ部120の制御情報CTL122
の内容を見て、valid512であれば、既に不揮発
性半導体メモリディスク400の内容がキャッシュメモ
リ120にコピーされているので、トラックアドレスT
RK123を引用して該当するデータ群をトラックキャ
ッシュTRK_cache124内から引き出して、ホ
ストインタフェースH−IF110からホストバス21
0を介して、MEM300へ、指定されたディスクアド
レスから指定された転送量分のデータ群を送り込む。
【0018】CPU200からの指令がライト命令と解
読されれば、同様に、制御情報CTL122の内容を見
て、valid512であれば不揮発半導体メモリディ
スク400の内容が、キャッシュメモリ120にコピー
されているので、ライト命令で指定されたアドレスに対
応するトラックアドレスTRK123の該当するセクタ
から、指定された転送量分のデータをMEM300から
のデータで上書きする。
【0019】トラックキャッシュTRK_cache1
24内のデータが上書き更新されたので、該当するTR
K_cache124に対応する制御情報CTL122
内の状態をdirty522に更新する。このことは、
不揮発性半導体メモリディスク400内のデータと不一
致状態になっていることを示し、後でキャッシュメモリ
120から不揮発半導体メモリディスクへの書き戻り処
理が保留されていることを示している。
【0020】情報処理システムにおいては、このような
リード命令とライト命令が常時発行され、MEM300
とディスク制御装置100内部のキャッシュメモリ12
0との間で、多量のブロックデータがやり取りされてい
る。
【0021】ある適切な周期で、周期動作が起動され、
キャッシュメモリ120の制御情報CTL122が調べ
られる。この時、dirty522が検出されれば、こ
の時検出されたdirtyに属するトラックキャッシュ
TRK_cache124がトラック単位の情報とし
て、まず、トラックバッファTRK_buf130に高
速に一時待避される。その後、TRK_buf130か
ら、不揮発性半導体メモリディスク400の速度に応じ
て、低速な書き戻し処理が行われる。
【0022】この書き戻し時に、キャッシュメモリ12
0はフリー(空き)状態にあるので、上位装置であるC
PU200からの新しい指令を受け取ることができ、デ
バイスバス410側の書き戻し処理と並行して動作でき
る。また、この周期の間に、何回かのアクセスが該当ト
ラックに対して行われることも多々あるので、低速な書
き戻し処理が大幅に軽減できる。
【0023】書き戻し処理が完了すると、キャッシュ内
のTRK_cache124と不揮発性半導体メモリデ
ィスク400の該当トラックの内容が一致するので、キ
ャッシュメモリの制御情報CTL122は、dirty
からcleanに更新される。書き戻し処理中の並行動
作で上位装置から該当トラックへの書込みがあれば、書
き戻し中の上書きとして、CTL122にはoverw
rite表示がなされているので、この場合の書き戻し
処理完了時には、制御情報CTL122の状態はove
rwriteからdirtyに更新される。
【0024】このような状態が、電源停止まで繰り返し
実行されている。電源停止に際しては、制御部150内
の電源制御PWR_CTL170の電源監視機能により
電源断予告が検出される。電源断予告信号が制御回路1
60に送られると、制御回路160は、ホストインタフ
ェースH−IF110を切り離し、キャッシュメモリ1
20に保留されているデータの退避を最優先処理で行う
ためにCopyBackモードに入り、キャッシュメモ
リ120と不揮発性半導体メモリディスク400との間
で緊急の書き戻し処理を行う。書き戻し完了後、電源停
止となる。
【0025】次に、図1に示すディスクキャッシュ制御
システムの動作について、図2、図3、図4、図5およ
び図6を参照して詳細に説明する。
【0026】ディスク制御装置100の電源が投入され
ると、電源投入を検出した電源制御PWR_CTL17
0は、制御信号171を出力して、制御回路160を起
動する(図6の時刻t1、図4の遷移A1)。制御回路
160は、制御信号164を出力して、デバイスインタ
フェースDV−IF140を介し、デバイスバス410
を経て、初期化INZ動作の制御指令を不揮発性半導体
メモリディスク400へ送り込む。
【0027】不揮発性半導体メモリディスク400は、
この制御指令を受け取ると、デバイスバス410を介し
て、デバイスインタフェースDV−IF140へ、記憶
されている有効な全データを送出し始める。DV−IF
140で、受け取られたデータは、内部のデータバス1
41を経て、キャッシュメモリ120へと流れていく。
【0028】制御回路160は、制御信号162をキャ
ッシュコントロールcacheCTL190へ出力す
る。キャッシュコントロールcacheCTL190
は、制御信号191を制御して、トラックアドレスTR
K123で管理されるトラック単位のデータブロックと
して、トラックキャッシュTRK_cache124
に、不揮発性半導体メモリディスク400に記録されて
いる有効な全てのデータを、次々と格納して行く。この
動作は不揮発性半導体メモリディスク400に記録され
ている有効な全てのデータが、TRK_cache12
4に転写され終わるまで続く。
【0029】この動作の間、ディスク制御装置100
は、未だ準備段階にあることを外部の保守者に注意を喚
起するために、緑のLED(G)で知らせる(図2のス
テップA1)。
【0030】不揮発性半導体メモリディスク400内に
記憶されている有効な全データが、キャッシュメモリ1
20に転写され終わると(図6の時刻t2)、キャッシ
ュコントロールcacheCTL190は、キャッシュ
メモリ120にある制御情報CTL122を次のように
更新する。制御情報CTL122は、管理情報510、
キャッシュ状態520、キャッシュ動作530から構成
されており(図7参照)、データの存在するトラック単
位で、管理情報510は、データの存在を示すvali
d512に、キャッシュ状態520は、不揮発性半導体
メモリディスク400内のデータと同一であることを示
すclean521に、それぞれ更新される。そして状
態管理195内にある動作状態540は、空き、フリー
を示すidle541(図4の遷移A2)となる。ま
た、外部表示のLED(G)は、初期化動作の完了とし
て滅灯する。その後、処理要求待ちに入る(図2のステ
ップA2)。
【0031】上位装置CPU200からの指令がホスト
バス210を経て、ホストインタフェースH−IF11
0で受け取られ、解読されると(図2のステップA
2)、解読結果が制御信号163により制御回路160
へ送られる。
【0032】指令の解読結果がリード命令(図2のステ
ップA3,図4の遷移A3)であれば、制御回路160
は、制御信号162を出力してcacheCTL190
を起動する。制御回路160は、制御信号161を、状
態管理195に出力して、動作状態540をidle5
41からbusy542に変更する(図6の時刻t3、
図4の遷移A3)。
【0033】続いて、指定されたトラックキャッシュT
RK_cache124の中の指定されたアドレスに対
応するセクタアドレスから、指定された長さのデータブ
ロックを、cacheCTL190からの制御信号19
1の指示に基づき読み出して、ホストインタフェースH
−IF110へ送出する。リード動作中、キャッシュ動
作530は、Read531に更新されている。
【0034】ホストインタフェースH−F110は、制
御回路160から出力された制御信号163の指示に基
づいて、指定されたデータブロックをホストバス210
を介して主記憶装置MEM300へ転送し続ける。この
間、LEDの表示は、外部へ動作中を示すためにLED
(G)の点灯となる(図2のステップA3)。転送が、
終了すると(図6の時刻t4)、状態管理195内にあ
る動作状態540は、idle541に戻り(図4の遷
移A2)、外部への動作を表示するLED(G)の表示
は、滅灯する。
【0035】その後、処理要求待ちに入る(図2のステ
ップA2)。
【0036】また、指令の解読結果がライト命令(図2
のステップA4)であれば、主記憶装置MEM300
は、ホストバス210を介してホストインタフェースH
−IF110に、指定されたデータブロックを流して来
る。制御回路160から出力される制御信号163によ
ってホストインタフェースH−IF110で受信された
データブロックが、キャッシュメモリ120へと流され
る。制御回路160から出力された制御信号162によ
って起動されたcacheCTL190の制御信号19
1の働きにより、指定されたアドレスに対応するトラッ
クキャッシュTRK_cache124内の相当するセ
クタアドレスから書き込み動作を開始する。
【0037】ライト動作中、キャッシュ動作530は、
Write532に更新されている。この時、制御回路
160は、制御信号161を状態管理195に出力し
て、動作状態540をbusy542に更新している。
また、制御情報CTL122内にあるキャッシュ状態5
20は、書き戻しを必要とするdirty522に更新
されている(図6の時刻t5、図4の遷移A3)。
【0038】この制御情報CTL122の更新は、指定
されたデータ長分の書き込みが完了するまで繰り返され
る。この間のLED表示は、外部へ動作中を示すために
LED(G)の点灯となる(図2のステップA4)。指
定されたデータ長分の書き込みが完了すると(図6の時
刻t6)、制御部150内の状態管理195の動作状態
540は、idle541に戻り(図4の遷移A2)、
外部への動作を表示するLED(G)は、滅灯する。
【0039】その後、処理要求待ちに入る(図2のステ
ップA2)。
【0040】制御部150内の周期起動198により、
適切な周期で制御信号199が出力されることにより、
周期動作が開始される。処理要求待ち(図2のステップ
A2)にある制御部150内の制御回路160は、周期
動作モードに移行する(図2のステップA5,図4の遷
移A3)。周期動作モードに移行すると動作状態540
は、キャッシュビジーを示すbusy542に変わる。
外部表示はLED(G)の点灯となる(図6の時刻t
7)。キャッシュメモリ120にある制御情報CTL1
22の情報が調べられる。前回の周期動作で調べられた
トラックアドレスの次トラックアドレスに相当するTR
K123から調べ始める(図3のステップB1)。
【0041】制御情報CTL122にある管理情報51
0がvalid512で、かつキャッシュ状態520が
dirty522であれば(図3のステップB2)、該
当のトラックキャッシュTRK_cache124の内
容をTRK_buf130へ高速でコピーを開始する
(図4の遷移A4)。コピー中、キャッシュ動作530
は、copyTRK533に更新されている。コピーが
終わると動作状態540をidle541に戻してキャ
ッシュビジー状態を解除する(図4の遷移A5)。
【0042】外部表示のLED(G)は滅灯し、続いて
コピーされたTRK_buf130の内容を不揮発性半
導体メモリディスク400の対応するトラックアドレス
に、キャッシュ動作とは独立して、書き戻し動作を開始
する(図3のステップC2,図6の時刻t8、図4の遷
移A5)。書き戻し中、キャッシュ動作530は、Wr
iteBack534に更新されている。不揮発半導体
メモリディスク400への書き戻し動作中を示すため
に、外部表示はLED(Y)の点灯となる。
【0043】キャッシュメモリ120内の指定されたト
ラックアドレスTRK123に、有効な書込み済みTR
K_cache124が無ければ、ホストからのリード
またはライトが、来ていないか調べる(図3のステップ
B3)。有れば、処理要求待ち処理へ移行する(図2の
ステップA2)。無ければ、更に検索を続ける。全トラ
ックの検索が終了してなければ、TRK123のアドレ
スを更新して、更に、検索を続ける(図3のB5)。全
トラックの検索が終われば(図3のステップB4)、外
部表示のLED(G)を滅灯し、処理要求待ちに戻る
(図2のステップA2)。
【0044】書き戻し動作が終了すると(図6の時刻t
9)、対応するトラックアドレスのTRK_cache
124と不揮発性半導体メモリディスク400のトラッ
クの内容は同一となり、整合のとれた状態となるので、
制御情報CTL122内にあるキャッシュ状態520
は、dirty522からclean521に更新さ
れ、外部表示のLED(Y)を滅灯する(図2のステッ
プD1)。
【0045】その後、処理要求待ちに入る(図2のステ
ップA2)。
【0046】動作状態540がキャッシュビジーである
busy542の時、例えば、TRK_cache12
4をTRK_buf130へコピー中(図3のステップ
C1)に、ホストからリードまたはライト要求が来ると
(図6の時刻ta)、キャッシュビジー状態のため、ホ
ストからの処理要求は待機状態に入る(図4の遷移A
6)。
【0047】実行中のTRK_cache124からT
RK_buf130へのコピーが完了すると、直ちにT
RK_buf130からデバイスバス410を介して不
揮発性半導体メモリディスク400へのライトバック動
作が開始される(図6の時刻t8、図4の遷移A5)と
同時に、待機状態にあったホスト側の処理要求であるリ
ード動作またはライト動作が可能となり、並行して動作
が開始される(図6の時刻t8、図4の遷移A3)。
【0048】ライト動作が開始された時、制御情報CT
L122内にあるキャッシュ動作530がWriteB
ack534にあれば、キャッシュ状態520のdir
ty522をoverwrite523に更新する(図
5の遷移A3、図6のt8)。並行して走っていた書き
戻し動作が、終了したとき、キャッシュ動作530のo
verwrite523をdirty522に更新し
て、該当のトラックキャッシュTRK_cache12
4に新たなデータの書き込みがあったことを示す(図6
のt9、図5の遷移A2)。
【0049】TRK_buf130からデバイスバス4
10を介して不揮発性半導体メモリディスク400への
書き戻し動作時に、ホスト側からのリードまたはライト
処理要求があると、キャッシュメモリ120の動作状態
540は、キャッシュビジー状態でなく、フリーなid
le541状態(図3の遷移A5)にあるので、リード
動作またはライト動作は直ちに受け付けられ、開始され
る。ライト動作であれば、該当のトラックアドレスTR
K123に対応するキャッシュ状態520は、dirt
y522に更新される(図5の遷移A2,図6の時刻t
b)。
【0050】また、ライト動作の対象が現在書き戻し動
作中にあるトラックアドレスTRK123であれば、キ
ャッシュ状態520をdirty522からoverw
rite523に更新して、現在のトラックキャッシュ
TRK_cache124に新たなデータの書き込みが
発生したことを示す(図5の遷移A3)。並行して走っ
ていた書き戻し動作が、終了したとき、キャッシュ動作
530のoverwrite523をdirty522
に更新して、該当のトラックキャッシュTRK_cac
he124に新たなデータの書き込みがあったことを示
す(図6のt9、図5の遷移A2)。
【0051】その後、処理要求待ちに入る(図2のステ
ップA2)。
【0052】電源断予告が、制御部150にあるPWR
_CTL170で検出されると、制御信号171が、制
御回路160に出力され、最優先処理で電源断動作が開
始される。制御回路160は、制御信号162をcac
heCTL190に出力する。cacheCTL190
が、制御信号191をキャッシュメモリ120に出力す
ると、キャッシュメモリ120内に取り残されているキ
ャッシュ状態dirty522を有するTRK_cac
he124の検索を開始する。
【0053】dirty522を有するTRK_cac
he124を検出すると、制御回路160は、制御信号
164を出力して、TRK_cache124の内容
を、データ線125を通して、デバイスインタフェース
DV−IF140およびデバイスバス410を介して、
不揮発性半導体メモリディスク400の対応するトラッ
クアドレスへ、データ退避としてのコピーバック動作を
開始する。この時の外部表示は、保守者に注意を喚起す
るためにLED(Y)の点滅動作を開始する(図2のス
テップA6,図4の遷移A7,図6の時刻t10)。
【0054】キャッシュメモリ120内に取り残されて
いるdirty522を有する全てのTRK_cach
e124に対し、コピーバック動作を行う。全てのコピ
ーバック動作が完了すると、外部表示としての全LED
は滅灯し(図2のステップA7)、その後、電源停止動
作に入って全ての動作を終える(図2のステップA8、
図6の時刻t11)。
【0055】なお、上述した実施の形態では不揮発性半
導体メモリディスクについて説明してきたが、本発明
は、不揮発性半導体メモリディスクを磁気ディスク装置
に置き換えても、同種の効果が得られる。磁気ディスク
装置は、機構部品を持つ回転体装置であり、ヘッドの移
動を伴うため、不揮発性半導体メモリディスクより、更
に低速な記憶デバイスのため、大幅な高速化が図れる。
また、キャッシュメモリの書き戻し処理もトラックアド
レスのシーケンシャルな処理で実行されるので、ヘッド
の移動は最適な効率の良い移動量で行われる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、低速な
不揮発性半導体メモリディスクへのアクセスを切り離
し、高速なキャッシュメモリに書き込んだ時点で書き込
み応答を返すことができるため、また、ホストからのラ
イトアクセスと書き戻し動作が並行して動作可能なた
め、上位装置からのライトアクセスに対し高速に応答で
きる。
【0057】また、本発明は、適切な周期動作でホスト
処理と並行して、事前に大部分のデータを書き戻してい
るため、また、電源断時は、データ全てでなく、残りの
データについてのみ退避を行うため、不揮発性半導体メ
モリディスクへの電源断時のデータ退避時間を大幅に短
縮できる。
【0058】さらに、本発明は、低速な不揮発性半導体
メモリディスクにアクセスすることなく、ディスクのデ
ータがコピーされた高速なキャッシュから直接に応答で
きるため、また、ホストからのライトアクセスと書き戻
し動作が並行して動作可能なため、上位装置からのリー
ドアクセスに対し高速に応答できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクキャッシュ制御システムの実
施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図3】周期動作を説明するフローチャートである。
【図4】キャッシュメモリの動作状態を説明する状態遷
移図である。
【図5】キャッシュメモリのキャッシュ状態を説明する
状態遷移図である。
【図6】本発明の実施の形態の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図7】管理情報、キャッシュ状態、キャッシュ動作、
動作状態を説明する図である。
【符号の説明】
100 ディスク制御装置 110 ホストインタフェース 120 キャッシュメモリ 122 制御情報CTL 123 トラックアドレスTRK 124 トラックキャッシュTRK_cache 125 データ線 130 トラックバッファTRK_buf 140 デバイスインタフェースDV−IF 141 データバス 150 制御部 160 制御回路 161,162,163,164,171,191,1
99 制御信号 170 電源制御PWR_CTL 180 表示制御LED_CTL 190 キャッシュコントロールcacheCTL 195 状態管理 198 周期起動 200 CPU 210 ホストバス 300 MEM 400 不揮発性半導体メモリディスク 410 デバイスバス 510 管理情報 511 invalid 512 valid 520 キャッシュ状態 521 clean 522 dirty 523 overwrite 530 キャッシュ動作 531 Read 532 Write 533 copyTRK 534 WriteBack 540 動作状態 541 idle 542 busy 543 wait
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/06 302 G06F 3/06 302A 3/08 3/08 H

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源投入を検出して前記不揮発性半導体メ
    モリディスクの内容を高速な揮発性半導体キャッシュメ
    モリにトラック単位で、有効なデータブロックのみを全
    てコピーする手段と、 前記データブロックの有効、無効をトラック単位で管理
    する手段と、 前記データブロックの内容とコピー元の不揮発性半導体
    メモリディスクとの内容の同一性を管理する手段と、 上位装置からのリード指令を受け付けて、前記揮発性半
    導体キャッシュメモリの対応するエリアからブロックデ
    ータを読み出して主記憶装置へ返送する手段と、 上位装置からのライト指令を受けて、主記憶装置から転
    送されるブロックデータを前記揮発性半導体キャッシュ
    メモリの対応するエリアに書込み保持する手段と、を備
    えることを特徴とするディスクキャッシュ制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記コピー中に、外部に注意を喚起するL
    EDの点滅制御を行う手段を備えることを特徴とする請
    求項1に記載のディスクキャッシュ制御システム。
  3. 【請求項3】上位装置からのライト指令による前記揮発
    性半導体キャッシュメモリへの前記書込みにより、前記
    不揮発性半導体メモリディスクとの間でデータブロック
    の同一性が崩れたことを管理する手段を備えることを特
    徴とする請求項1または2に記載のディスクキャッシュ
    制御システム。
  4. 【請求項4】同一性が崩れた前記データブロックを自律
    的な周期動作で検出して、前記不揮発性半導体メモリデ
    ィスクへ書き戻す手段を備えることを特徴とする請求項
    3に記載のディスクキャッシュ制御システム。
  5. 【請求項5】前記データブロックを前記不揮発性半導体
    メモリディスクへ書き戻す時、前記揮発性半導体キャッ
    シュメモリの占有時間を短縮するために一時的にブロッ
    クデータを格納するトラックバッファ手段を備えること
    を特徴とする請求項4に記載のディスクキャッシュ制御
    システム。
  6. 【請求項6】前記トラックバッファ手段から前記不揮発
    性半導体メモリディスクに書き戻す動作と上位装置から
    のリード動作またはライト動作とを並行してできる手段
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のディスクキ
    ャッシュ制御システム。
  7. 【請求項7】前記トラックバッファ手段から前記不揮発
    性半導体メモリディスクへの書き戻し中に、上位装置か
    ら対応するトラックアドレスに再書込みあったことを管
    理する手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の
    ディスクキャッシュ制御システム。
  8. 【請求項8】前記揮発性半導体キャッシュメモリから前
    記トラックバッファ手段へのコピー中に上位装置からリ
    ード要求またはライト要求が来ると、トラックバッファ
    手段へのコピーが終わるまで、上位装置からの要求を待
    機させる手段を備えることを特徴とする請求項6または
    7に記載のディスクキャッシュ制御システム。
  9. 【請求項9】前記不揮発性半導体メモリディスクへの書
    き戻しが終わった時、前記揮発性半導体キャッシュメモ
    リの対応するトラック単位のデータブロックが内容の同
    一性が確立できたことを管理する手段を備えることを特
    徴とする請求項4〜8のいずれかに記載のディスクキャ
    ッシュ制御システム。
  10. 【請求項10】電源断予告を検出して、前記揮発性半導
    体キャッシュメモリに滞留している、同一性の確立され
    ていない書込み済みデータブロックを全て前記不揮発性
    半導体メモリディスクに最優先でコピーバックする手段
    を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
    載のディスクキャッシュ制御システム。
  11. 【請求項11】前記不揮発性半導体メモリディスクへの
    前記コピーバックが完了してから電源を停止する手段を
    備えることを特徴とする請求項10に記載のディスクキ
    ャッシュ制御システム。
  12. 【請求項12】前記不揮発性半導体メモリディスクに最
    優先で前記コピーバックを行っていることを外部に、注
    意を喚起するためにLEDの点滅を行う手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項10または11に記載のディスク
    キャッシュ制御システム。
JP2000139590A 2000-05-12 2000-05-12 ディスクキャッシュ制御システム Pending JP2001318832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139590A JP2001318832A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 ディスクキャッシュ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139590A JP2001318832A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 ディスクキャッシュ制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001318832A true JP2001318832A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18647012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000139590A Pending JP2001318832A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 ディスクキャッシュ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001318832A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252933A (ja) * 2002-06-03 2004-09-09 Thomson Licensing Sa メタデータ項目の伝達を制御する方法
US7424587B2 (en) * 2006-05-23 2008-09-09 Dataram, Inc. Methods for managing data writes and reads to a hybrid solid-state disk drive
US7461229B2 (en) * 2006-05-23 2008-12-02 Dataram, Inc. Software program for managing and protecting data written to a hybrid solid-state disk drive
US8429333B2 (en) 2008-03-01 2013-04-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system with efficient data search processing
US8938586B2 (en) 2008-03-01 2015-01-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system with flush processing from volatile memory to nonvolatile memory utilizing management tables and different management units
JP2018101411A (ja) * 2016-11-28 2018-06-28 慧榮科技股▲分▼有限公司 データストレージデバイスおよびその操作方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252933A (ja) * 2002-06-03 2004-09-09 Thomson Licensing Sa メタデータ項目の伝達を制御する方法
US7934195B2 (en) 2002-06-03 2011-04-26 Thomson Licensing Method for controlling the propagation of metadata items
US7424587B2 (en) * 2006-05-23 2008-09-09 Dataram, Inc. Methods for managing data writes and reads to a hybrid solid-state disk drive
US7461229B2 (en) * 2006-05-23 2008-12-02 Dataram, Inc. Software program for managing and protecting data written to a hybrid solid-state disk drive
US8429333B2 (en) 2008-03-01 2013-04-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system with efficient data search processing
US8930615B2 (en) 2008-03-01 2015-01-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system with efficient data search processing
US8938586B2 (en) 2008-03-01 2015-01-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system with flush processing from volatile memory to nonvolatile memory utilizing management tables and different management units
JP2018101411A (ja) * 2016-11-28 2018-06-28 慧榮科技股▲分▼有限公司 データストレージデバイスおよびその操作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001166993A (ja) 記憶制御装置およびキャッシュメモリの制御方法
JP2012053572A (ja) 情報処理装置およびキャッシュの制御方法
JP7318367B2 (ja) ストレージ制御装置及びストレージ制御プログラム
JP2010152747A (ja) ストレージシステム、ストレージのキャッシュ制御方法、及びキャッシュ制御プログラム
JP2001318832A (ja) ディスクキャッシュ制御システム
US6931485B2 (en) Disk array apparatus
JP2006099802A (ja) 記憶制御装置およびキャッシュメモリの制御方法
JP2003216506A (ja) フラッシュメモリを搭載した記憶装置及び計算機
JPH0573221A (ja) 磁気テープ制御装置
JPH064228A (ja) 半導体ディスク装置
JP5661313B2 (ja) 記憶装置
TWI548983B (zh) 儲存裝置、電子裝置及其資料存取方法
JP2007323377A (ja) 記録装置、管理データの書き込み方法および管理データの修復方法
JP2002189572A (ja) ディスク記憶装置、同記憶装置を持つ情報処理機器、及び書き込み失敗時処理方法
JP2002278705A (ja) コンピュータシステム
JPH06348600A (ja) ディスクキャッシュ装置
JPH0793101A (ja) データバックアップ装置
JP3335919B2 (ja) ディスクキャッシュ制御装置
JP3940701B2 (ja) ディスクアレイ装置及び同装置に適用されるキャッシュ一致化制御方法
JPH06149483A (ja) コンピュータシステム
KR102065033B1 (ko) 메모리 상에서 고속 데이터 저장 및 복원 방법 및 이러한 방법을 수행하는 메모리
JP2011108091A (ja) テープライブラリのデータ二重化制御方法および仮想テープ装置
JPH06131123A (ja) 計算機の外部記憶装置
JPH0553732A (ja) デユアルデイスクシステム
JPH10254781A (ja) 補助記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050329