JP2001317182A - 外装材の取付構造 - Google Patents
外装材の取付構造Info
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Abstract
意の位置に外装材を装着可能な外装材の取付構造を提供
する。。 【解決手段】 建物外壁面に下地材を設け、これに外装
材14を支持するための取付金具13を縦方向および横
方向に所定間隔で固定した外装材14の取付構造におい
て、前記下地材は、多数の孔9を有し建物外壁面を覆う
下地パネル8からなり、前記取付金具13は、前記下地
材の9孔より大きい形状とした。
Description
外壁面を構成する外装材の取付構造に関する。
が設けられ、その外面に透湿防水シートが張られ、これ
を押えるため及び通気層を確保するために柱と間柱に縦
胴縁が固定される。外装材(サイディング)は、この縦
胴縁に取付金具を固定し、この取付金具により支持され
る。
成され、その長手方向の両縁には合じゃくり加工が施さ
れている。この外装材は通常建物外面に横置き配置で順
次並べて取付られる。上下の外装材同士は合じゃくりに
より接合され、左右の外装材間はシール材を介して接合
される。
は、側面から見てY字を横にした形状の支持片1aを有
し、上下の外装材2,3間の合じゃくり接合位置に配設
される。Y字の支持片1aの上側に上側の外装材2の合
じゃくり部が載せられて重量が支持され、支持片の下側
により下側の外装材3が前に倒れないようにその上縁の
合じゃくり部を保持する。この取付金具1は釘4により
縦胴縁5及びその背面の透湿防水シート6を介して柱
(または間柱)7に固定される。このような取付金具1
の縦胴縁5への取付面の寸法は、縦胴縁5の幅寸法に合
わせて、通常縦横が40mmあるいはそれ以下の矩形形
状である。
を例えば斜め格子状等の多数の孔を有するパネル材で覆
った耐力壁構造が検討されている。このような壁面を覆
う孔の明いたパネル材に対しても、これを下地材として
外装材を堅固に取付ける必要がある。この外装材の下地
となる下地パネルの格子等で形成される孔は縦胴縁の幅
程度あるいはそれより大きい外形寸法で形成される。
構成する孔明きのパネル材を下地材としてこれに外装材
を取付ける場合、従来の取付金具をそのまま用いたので
は、その取付位置に下地パネルの孔が形成されていた場
合に、取付金具が小さいため下地パネルの孔内に入り込
んで下地パネル表面に固定できない。この場合、取付金
具の位置をずらそうとしても、縦方向については外装材
の所定の幅寸法ごとの間隔で取付けるためずらすことが
できず、また横方向については下地パネルを通して所定
間隔の柱や間柱に固定する必要上大きくずらせることは
できない。
あって、孔明きの下地材に対し、取付金具を介して任意
の位置に外装材を装着可能な外装材の取付構造の提供を
目的とする。
め、本発明では、建物外壁面に下地材を設け、この下地
材に外装材を支持するための取付金具を縦方向および横
方向に所定間隔で固定し、これらの取付金具により外装
材を下地材の外面に取付けた外装材の取付構造におい
て、前記下地材は、多数の孔を有し建物外壁面を覆う下
地パネルからなり、前記取付金具は、前記下地材の孔よ
り大きい形状であることを特徴とする外装材の取付構造
を提供する。
材が従来の縦胴縁に代えて壁面を覆う下地パネルとする
ことにより、壁面は一体となり強度を高めることができ
るとともに、外装材の取付金具が孔明き下地パネルの孔
より大きいため、孔の位置にかかわらず外装材の取付金
具を任意の位置に固定することができる。
設け、この下地材に外装材を支持するための取付金具を
縦方向および横方向に所定間隔で固定し、これらの取付
金具により外装材を下地材の外面に取付けた外装材の取
付構造において、前記下地材は、多数の孔を有し建物外
壁面を覆う下地パネルからなり、前記取付金具の固定位
置に、前記下地パネルの孔を塞ぐ塞ぎ材を装着したこと
を特徴とする外装材の取付構造を提供する。
材が従来の縦胴縁に代えて壁面を覆う下地パネルとする
ことにより、壁面は一体となり強度を高めることができ
るとともに、孔明き下地パネルの孔に塞ぎ材を嵌め込む
ことにより、孔の位置にかかわらず外装材の取付金具を
任意の位置に固定することができる。
は、一定の方向に傾斜して並列する多数本の表材と、こ
の表材に対し直角方向に傾斜して並列する多数本の裏材
とを接合して形成した斜め格子部材からなるものが挙げ
られる。
ルに対し、その格子孔の位置にかかわらず外装材の取付
金具を任意の位置に固定することができる。
の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に
係る外装材取付構造の構成説明図であり、(A)は部分
正面図、(B)は水平断面図である。下地パネル8は、
一定方向に傾斜して並列する多数本の表材8aと、この
表材8aに直交方向に傾斜して並列する多数本の裏材8
bとにより斜め格子状に形成される。裏材8bの露出部
は厚さが表材分だけの段差部8cが形成され、格子の空
間部には孔9が形成される。柱10および間柱11の外
面に透湿防水シート12が張られ、その外面に下地パネ
ル8が取付けられる。この柱10および間柱11の位置
の下地パネル8上に取付金具13が固定され、外装材1
4が取付けられる。
ル8の孔9や段差部8cを跨いでその両側の表材8a間
に架け渡される。この状態で適当な本数の釘15により
柱10あるいは間柱11に固定される。このとき、表材
8aに係合する取付金具13の左右いずれか又は両方の
端部を、下地パネル8の表材8aと裏材8bの重なり部
分に対しさらに釘16で固定してもよい。
の取付金具13の正面図および側面図である。横長の取
付金具13は、側面から見て横Y字形状の支持部18
と、下地材側に取付ける取付部19と、側面部20とを
板金の折り曲げ加工により一体形成したものである。
と、後片18cとにより構成される。上片18aは、上
側の外装材22の下端部の合じゃくり根元部の切欠き内
に係入して上側の外装材22の重量を支持する。下片1
8bは、下側の外装材23の上端部の合じゃくりに係合
して下側の外装材23が前に倒れないように保持する。
後片18cは、下側の外装材23の上端部を背面側から
支持する。
ビス孔17bが形成される。側面部20の幅寸法(前面
側への突き出し寸法)により下地材と外装材との間に空
間が形成される。これにより、下地材に形成された孔同
士が不連続の場合に、下地材の前面側に通気層が形成さ
れる。なお、図1で示した斜め格子状の下地パネル8の
場合には、孔9同士が連通するため、側面部20がない
形状の取付金具(例えば図10で示した取付金具1)で
あっても通気層が形成される。
図であり、図4はその取付金具の詳細図である。この実
施形態に係る取付金具21は、縦長の矩形形状であり、
下地パネル8の隣接する両表材8a間を縦方向に跨って
架け渡される。その他の構成および作用効果は前述の実
施形態と同様である。
示し、図4の縦長取付金具の変形例である。この取付金
具24は後面が開口した筐体形状であり、矩形開口面の
周縁の両側辺および上辺にスパイク25が形成される。
このスパイク25により取付金具24が下地材上に確実
に固定保持される。また、前面側の取付部19には釘孔
17aおよびビス孔17bとともに、補強用のリブ26
が前面側からのプレス加工により後方に突出して形成さ
れる。その他の構成および作用効果は前述の実施形態と
実質上同じである。なお、このような筐体構造およびス
パイク25やリブ26は、前述の横長の取付金具や後述
の略正方形の取付金具に対しても適用可能である。
図であり、図7はその取付金具の詳細図である。この実
施形態に係る取付金具27は、略正方形の形状であり、
下地パネル8の隣接する両表材8a間に架渡される大き
さである。その他の構成および作用効果は前述の実施形
態と同様である。
実施の形態に係る外装材取付構造の部分正面図および水
平断面構成図である。この実施形態は、柱10および間
柱11の位置で、下地パネル8の孔9及び/又は段差部
8cを塞ぎ又は覆うことにより、取付金具を取付ける部
分の下地パネル8の上面を表材8aの上面と同一面とし
たものである。段差部8cには図9(A)に示すよう
に、表材8aと同じ厚さの塞ぎ材28を嵌め込む。孔9
には図9(B)に示すように、表材8aと裏材8bを合
わせた厚さの塞ぎ材29を嵌め込む。図9(C)の塞ぎ
材30は、孔9とその両側の段差部8cを塞ぐものであ
る。このような塞ぎ材30を用いることにより、塞ぎ材
が嵌め込み位置に確実に固定保持されるため取扱性がよ
く、また取付金具の取付可能位置範囲が広がる。
嵌め込むことにより、孔9や段差部8cが塞がれるた
め、孔9内に入り込むような小さな形状の取付金具1を
用いて外装材14を取付けることができる。
め格子状の下地パネルを用いたが、本発明はこのような
形状の下地パネルに限定されず、板材に各種形状の孔が
明いた下地材を用いることができる。
材を取付ける下地材が従来の縦胴縁に代えて壁面を覆う
下地パネルとすることにより、壁面の強度を高めること
ができるとともに、外装材の取付金具を孔明き下地パネ
ルの孔より大きくすることにより、あるいは孔を塞ぐこ
とにより、孔の位置にかかわらず外装材の取付金具を任
意の位置に固定することができる。
図。
図。
図。
図。
図。
6:透湿防水シート、7:柱(または間柱)、8:下地
パネル、8a:表材、8b:裏材、8c:段差部、9:
孔、10:柱、11:間柱、12:透湿防水シート、1
3:取付金具、14:外装材、15,16:釘、17
a:釘孔、17b:ビス孔、18:支持部、18a:上
片、18b:下片、18c:後片、19:取付部、2
0:側面部、21:取付金具、22,23:外装材、2
4:取付金具、25:スパイク、26:リブ、27:取
付金具、28,29,30:塞ぎ材。
Claims (3)
- 【請求項1】建物外壁面に下地材を設け、この下地材に
外装材を支持するための取付金具を縦方向および横方向
に所定間隔で固定し、これらの取付金具により外装材を
下地材の外面に取付けた外装材の取付構造において、 前記下地材は、多数の孔を有し建物外壁面を覆う下地パ
ネルからなり、 前記取付金具は、前記下地材の孔より大きい形状である
ことを特徴とする外装材の取付構造。 - 【請求項2】建物外壁面に下地材を設け、この下地材に
外装材を支持するための取付金具を縦方向および横方向
に所定間隔で固定し、これらの取付金具により外装材を
下地材の外面に取付けた外装材の取付構造において、 前記下地材は、多数の孔を有し建物外壁面を覆う下地パ
ネルからなり、 前記取付金具の固定位置に、前記下地パネルの孔を塞ぐ
塞ぎ材を装着したことを特徴とする外装材の取付構造。 - 【請求項3】前記下地パネルは、斜め格子状の多数の孔
を有するパネル材からなることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の外装材の取付構造。
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JP2000136191A JP4405641B2 (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 外装材の取付構造 |
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