JP2001315927A - コンベヤシュート - Google Patents

コンベヤシュート

Info

Publication number
JP2001315927A
JP2001315927A JP2000132594A JP2000132594A JP2001315927A JP 2001315927 A JP2001315927 A JP 2001315927A JP 2000132594 A JP2000132594 A JP 2000132594A JP 2000132594 A JP2000132594 A JP 2000132594A JP 2001315927 A JP2001315927 A JP 2001315927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
chute
flexible body
head end
upper frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000132594A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Kaneda
文孝 金田
Tetsuaki Misumi
徹章 三角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Transport Machinery Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd filed Critical Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
Priority to JP2000132594A priority Critical patent/JP2001315927A/ja
Publication of JP2001315927A publication Critical patent/JP2001315927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chutes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間使用してもばら物の微細粒による閉塞
が生じないコンベヤシュートを提供する。 【解決手段】 ばら物を搬送するベルトコンベヤ4のヘ
ッド端下方に略水平に配置した上側枠体11と、屈曲性
を有する材料により上下両端が開口した中空状に形成さ
れ且つ上端周縁部が上側枠体11周縁部に装着された可
撓体12とを備え、ベルトコンベヤ4のヘッド端から落
下するばら物の一部が可撓体12に触れて可撓体12を
揺動させ、ばら物の微細粒の可撓体12内周面への付着
を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンベヤシュートに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は従来のコンベヤシュート
の一例であり、このコンベヤシュートは、前後左右の4
枚の鋼板1により構成され且つ上方から下方へ向かって
開口断面が徐々に縮小する構体2と、前記の鋼板1に構
体2の内側面を覆うように取り付けた高分子樹脂ライナ
3とを備えている。
【0003】コンベヤシュートの上方には、上流側ベル
トコンベヤ4のヘッド端が位置し、また、コンベヤシュ
ートの下方には、下流側ベルトコンベヤ5のテール端が
位置している。
【0004】上流側ベルトコンベヤ4のキャリア側に位
置するベルト6で搬送される土砂や穀物などのばら物
は、ベルト6がヘッド端でリターン側へ転向する際に落
下し、コンベヤシュートの内方を経て、下流側ベルトコ
ンベヤ5のテール端でリターン側からキャリア側へ転向
するベルト7上に載置される。
【0005】なお、図中、8はシュート上部材、9はス
カートを示している。
【0006】シュート上部材8は、上流側ベルトコンベ
ヤ4のヘッド端に対峙する鋼板、及びその左右に連なる
鋼板によって、上流側ベルトコンベヤ4のヘッド端を取
り囲むように構成され、図示しない架台に支持されてい
る。
【0007】このシュート上部材8の下端部には、コン
ベヤシュートの構体2の上端部が連結されており、上流
側ベルトコンベヤ4のヘッド端から落下するばら物に含
まれている粉塵の飛散防止を図るようになっている。
【0008】スカート9は、キャリア側のベルト7に沿
うように下流側ベルトコンベヤ5のテール端寄りに配置
した左右の鋼板で構成されており、下流側ベルトコンベ
ヤ5のベルト7から外方へのばら物の落ちこぼれを防止
するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンベヤシュートでは、搬送対象となるばら物の性質に
応じて、該ばら物の付着が生じないように高分子樹脂ラ
イナ3の材質を種々吟味しても、長期間にわたる使用に
よってばら物の微細粒が高分子樹脂ライナ3に付着し、
その結果、コンベヤシュートの開口断面が閉塞してしま
うことがある。
【0010】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、長期間使用してもばら物の微細粒の付着による開口
断面の閉塞が生じないコンベヤシュートを提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載のコンベヤシュートは、ば
ら物を搬送するコンベヤのヘッド端下方に略水平に配置
した上側枠体と、屈曲性を有する材料により上下両端が
開口した中空状に形成され且つ上端周縁部が上側枠体周
縁部に装着された可撓体とを備えている。
【0012】本発明の請求項2に記載のコンベヤシュー
トは、ばら物を搬送するコンベヤのヘッド端下方に略水
平に配置した上側枠体と、屈曲性を有する材料により上
下両端が開口した中空状に形成され且つ上端周縁部が上
側枠体周縁部に装着された可撓体と、該可撓体の下端寄
り部分を周方向に取り囲む下側枠体と、該下側枠体を上
側枠体に対して吊り下げ支時する連結部材とを備えてい
る。
【0013】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
のコンベヤシュートのいずれにおいても、コンベヤのヘ
ッド端から落下するばら物の一部が可撓体に触れて該可
撓体を揺動させ、ばら物の可撓体内周面への付着を抑制
する。
【0014】また、本発明の請求項2に記載のコンベヤ
シュートにおいては、ばら物による可撓体の過度の振れ
が、連結部材及び下側枠体によって規制され、コンベヤ
シュート下方へ導かれるばら物の拡散を防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0016】図1及び図2は本発明のコンベヤシュート
の実施の形態の一例を示すものであり、図中、図6及び
図7と同一の符号を付したものは同一物を表している。
【0017】このコンベヤシュートは、シュート上部材
8の下端部に接続される上側枠体11と、該上側枠体1
1に装着される可撓体12とを備えている。
【0018】上側枠体11は、型鋼により枠状に形成さ
れ、上流側ベルトコンベヤ4のヘッド端下方に略水平に
位置するように、シュート上部材8の下端周縁部の下面
にボルト締結されている。
【0019】可撓体12は、屈曲性を有する材料(例え
ばゴム板)により上下両端が開口し且つ上方から下方に
向かって開口断面が徐々に縮小する中空状に形成されて
おり、上端周縁部が前記の上側枠体11の周縁部内周に
装着されている。
【0020】また、可撓体12の下端は、下流側ベルト
コンベヤ5のベルト7に近接するように、スカート9の
間に垂下している。
【0021】図1及び図2に示すコンベヤシュートを装
備したベルトコンベヤによってばら物を搬送すると、上
流側ベルトコンベヤ4のキャリア側に位置するベルト6
で搬送される土砂や穀物などのばら物は、ベルト6がヘ
ッド端でリターン側へ転向する際に落下し、コンベヤシ
ュートの可撓体12の内方を経て、下流側ベルトコンベ
ヤ5のテール端でリターン側からキャリア側へ転向する
ベルト7上に載置される。
【0022】このとき、上流側ベルトコンベヤ4のヘッ
ド端から落下するばら物の一部が可撓体12に触れて該
可撓体12を揺動させるので、ばら物のコンベヤシュー
ト内周面への付着を抑制することができ、よって、コン
ベヤシュートに閉塞が生じない。
【0023】図3乃至図5は本発明のコンベヤシュート
の実施の形態の他の例を示すものであり、図中、図6及
び図7と同一の符号を付したものは同一物を表してい
る。
【0024】このコンベヤシュートは、シュート上部材
8の下端部に接続されるシュート構体14と、該シュー
ト構体14に上端部が装着される可撓体15とを備えて
いる。
【0025】シュート構体14は、上側枠体16及び下
側枠体17と、両枠体16,17を上下方向に連結する
連結部材18とにより構成されている。
【0026】上側枠体16は、型鋼により枠状に形成さ
れ、上流側ベルトコンベヤ4のヘッド端下方に略水平に
位置するように、シュート上部材8の下面にボルト締結
されている。
【0027】下側枠体17は、型鋼により前記の上側枠
体16に比べてやや小さい枠状に形成されている。
【0028】連結部材18は平鋼もしくはパイプにより
構成され、上側枠体16及び下側枠体17の周方向に所
定の間隔を隔てて複数配置されており、上端が上側枠体
16の下面に固着され、また下端が下側枠体17の上面
にボルト締結されている。
【0029】可撓体15は、屈曲性を有する材料(例え
ばゴム板)により上下両端が開口し且つ上方から下方に
向かって開口断面が徐々に縮小する中空状に形成され、
上端周縁部が前記の上側枠体16の周縁部内周に装着さ
れている。
【0030】また、可撓体15の下端は、下側枠体17
の下方へ突出し、下流側ベルトコンベヤ5のベルト7に
近接するようにスカート9の間に垂下している。
【0031】更に、可撓体15と各連結部材18との間
には、可撓体15が揺動しやすくなるように空隙が形成
されている。
【0032】図3乃至図5に示すコンベヤシュートを装
備したベルトコンベヤによってばら物を搬送すると、上
流側ベルトコンベヤ4のキャリア側に位置するベルト6
で搬送される土砂や穀物などのばら物は、ベルト6がヘ
ッド端でリターン側へ転向する際に落下し、シュート上
部材8に囲われた空間内を通過し、コンベヤシュートの
可撓体15の内方を経て、下流側ベルトコンベヤ5のテ
ール端でリターン側からキャリア側へ転向するベルト7
上に載置される。
【0033】このとき、上流側ベルトコンベヤ4のヘッ
ド端から落下するばら物の一部が可撓体15に触れて該
可撓体15を揺動させるので、ばら物のコンベヤシュー
ト内周面への付着を抑制することができ、よって、コン
ベヤシュートに閉塞が生じない。
【0034】また、ばら物による可撓体15の過度の振
れが、連結部材18及び下側枠体17によって規制さ
れ、コンベヤシュート13下方へ導かれるばら物の拡散
が防止できる。
【0035】なお、本発明のコンベヤシュートは上述し
た実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンベヤシ
ュートによれば、下記のような種々の優れた効果を奏し
得る。
【0037】(1) 本発明の請求項1あるいは請求項
2に記載のコンベヤシュートのいずれにおいても、コン
ベヤのヘッド端から落下するばら物の一部が可撓体に触
れて該可撓体を揺動させ、ばら物の可撓体内周面への付
着を抑制するので、コンベヤシュートに閉塞が生じな
い。
【0038】(2) 本発明の請求項2に記載のコンベ
ヤシュートにおいては、ばら物による可撓体の過度の振
れが、連結部材及び下側枠体によって規制され、コンベ
ヤシュート下方へ導かれるばら物の拡散が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベヤシュートの実施の形態の一例
を示す斜視図である。
【図2】図1のコンベヤシュートを適用したベルトコン
ベヤの側面図である。
【図3】本発明のコンベヤシュートの実施の形態の他の
例を示す斜視図である。
【図4】図3に関連するコンベヤシュートの部分断面図
である。
【図5】図3のコンベヤシュートを適用したベルトコン
ベヤの側面図である。
【図6】従来のベルトコンベヤの一例の側面図である。
【図7】図6に関連するコンベヤシュートの断面図であ
る。
【符号の説明】
4 上流側ベルトコンベヤ 11 上側枠体 12 可撓体 15 可撓体 16 上側枠体 17 下側枠体 18 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばら物を搬送するコンベヤのヘッド端下
    方に略水平に配置した上側枠体と、屈曲性を有する材料
    により上下両端が開口した中空状に形成され且つ上端周
    縁部が上側枠体周縁部に装着された可撓体とを備えるこ
    とを特徴とするコンベヤシュート。
  2. 【請求項2】 ばら物を搬送するコンベヤのヘッド端下
    方に略水平に配置した上側枠体と、屈曲性を有する材料
    により上下両端が開口した中空状に形成され且つ上端周
    縁部が上側枠体周縁部に装着された可撓体と、該可撓体
    の下端寄り部分を周方向に取り囲む下側枠体と、該下側
    枠体を上側枠体に対して吊り下げ支時する連結部材とを
    備えることを特徴とするコンベヤシュート。
JP2000132594A 2000-05-01 2000-05-01 コンベヤシュート Pending JP2001315927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132594A JP2001315927A (ja) 2000-05-01 2000-05-01 コンベヤシュート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132594A JP2001315927A (ja) 2000-05-01 2000-05-01 コンベヤシュート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001315927A true JP2001315927A (ja) 2001-11-13

Family

ID=18641262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000132594A Pending JP2001315927A (ja) 2000-05-01 2000-05-01 コンベヤシュート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001315927A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100794745B1 (ko) * 2001-10-31 2008-01-21 주식회사 포스코 낙광 방지용 원료이송장치
JP2008133059A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Jfe Steel Kk コンベヤシュート

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189306U (ja) * 1986-05-21 1987-12-02
JPH0178596U (ja) * 1987-11-16 1989-05-26
JPH0285190A (ja) * 1988-09-21 1990-03-26 Nippon Shinkinzoku Kk 輸送管
JPH0812036A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd シュート詰り防止装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189306U (ja) * 1986-05-21 1987-12-02
JPH0178596U (ja) * 1987-11-16 1989-05-26
JPH0285190A (ja) * 1988-09-21 1990-03-26 Nippon Shinkinzoku Kk 輸送管
JPH0812036A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd シュート詰り防止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100794745B1 (ko) * 2001-10-31 2008-01-21 주식회사 포스코 낙광 방지용 원료이송장치
JP2008133059A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Jfe Steel Kk コンベヤシュート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2658603A (en) Apparatus for handling granular material
US7412811B2 (en) Multiflow gassing system
AU600401B2 (en) Bulk material chute system
CN101175679A (zh) 散装材料精确传送溜槽装置
CA2560813A1 (en) Separator system and method of separating materials
US20030132085A1 (en) Vibratory parts-feeding unit
JP2001315927A (ja) コンベヤシュート
US4810372A (en) Dry material separator
JPH10279061A (ja) ベルトコンベア乗継ぎ部における搬送物案内シュート装置
JPH11189328A (ja) ベルトコンベヤ乗継部の搬送物付着防止装置
TW201805217A (zh) 缽饋送器
JPS62244809A (ja) ベルト式バケツトエレベ−タ
EP1275598A1 (en) Conditioning of packages
US3286886A (en) Hopper
JP2011162315A (ja) 粉体搬送装置
JP3536916B2 (ja) コンベヤ並びに積載装置およびその案内部材
US20060260912A1 (en) Air supported impact section for air supported belt conveyors
JP2000255789A (ja) 振動ホッパ
JPH10248373A (ja) 粉粒体貯蔵庫
JPH07277431A (ja) ばら物運搬用コンベヤのシュート装置
JP2883556B2 (ja) コンベアの物品供給装置
CN207535154U (zh) 一种医疗设备中塑料产品生产用振动盘
JPH0643054Y2 (ja) 粉粒体搬送用スクリュ−コンベヤ−における残留粉粒体の除去装置
SU889143A1 (ru) Вибрационное сито
JP6870631B2 (ja) テールスカート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100525