JP6870631B2 - テールスカート - Google Patents

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本発明は、上方から供給された粉粒体を下方のベルトコンベアに供給するシュートホッパーの中で、特に、シュートホッパーの下端の後端側に位置するテールスカートに関するものである。
シュートホッパーは、上方から供給された粉粒体を下方のベルトコンベアに簡便に供給するものである(例えば、特許文献1)。このような設備では、一般に、粉粒体が飛散しないようにスカートと呼ばれる覆いが設けられており、このスカートはベルトコンベアの上方の一部に設置されている。
図6は、従来のシュートホッパー80を模式的に示す斜視図である。
図6に示すように、このシュートホッパー80は、上方の送入ベルトコンベア91から供給された粉粒体を下方の送出ベルトコンベア92に供給するようになっており、上方から供給された粉粒体が通過するシュート81と、シュート81の下端に設けられた粉粒体落下口82と、粉粒体落下口82の下端に接続しているスカート88とを備えている。
そして、スカート88は、送出ベルトコンベア92の搬送方向に対して、粉粒体落下口82の下端の後端側(尾端側)に接続しているテールスカート83と、送出ベルトコンベア92の搬送方向に対して、粉粒体落下口82の下端の先端側(前端側)に位置するフロントスカート86と、粉粒体落下口82の下端の左右に位置するサイドスカート87とを備えている。
図7に、テールスカート83が位置する付近の部分縦断面図を示す。
図7に示すように、テールスカート83は、粉粒体落下口82に接続しているテールスカート板84(上板84a、壁板84b)と、上端が垂直部84bに接続し、下端が送出ベルトコンベア92に接するゴムゲート85とを備えている。
なお、以下の記載では、スカートおよびテールスカートについて、送出ベルトコンベアの進行方向側を前端または先端、進行方向とは反対の方向側を後端または尾端と称する。
特開2001−139127号公報
しかし、上記のような、従来のテールスカート83には、以下のような問題があった。
図8に示すように、テールスカート83(テールスカート板84、ゴムゲート85)の内面に粉粒体が付着し、付着した粉粒体が固結して大きな塊(大塊)になる。この大塊が送出ベルトコンベア92のベルト上に落下したり、ベルトに接触したりすると、ベルトに縦亀裂を発生させる。特に、粉粒体が適度な水分を含んでいる場合には、特に塊が大きくなりやすく、これがベルト上に繰り返し落下、噛み込むなどして、ベルトに縦亀裂を発生させることがあった。
そこで、その対策として、図9に示すように、図7のテールスカート83(図9(a))に比べて、上板84aの長さを短くしたテールスカート83A(図9(b))を用いて、固結した粉粒体の塊の大きさを抑制するようにした。
しかし、図9(b)に示したテールスカート83Aの場合は、上板84aの長さが短くなったことによって、粉粒体落下口82から落下した粉粒体によるゴムゲート85への押圧力に対する緩衝領域が短くなり、ゴムゲート85への押圧力が大幅に上昇して、粉粒体がゴムゲート85の外側に漏れ出しやすくなるという問題が生じた。粉粒体の漏れ出しは、粉粒体の消失による製品歩留まりの低下、シュートホッパー付近の清掃等による生産効率の低下など、生産上の種々の問題を引き起こす。
送出ベルトコンベア92は、下方から上方に向かって斜めに粉粒体を搬送するように設置されている場合もあり、このような場合は、粉粒体がゴムゲート85の外側により容易に漏れ出すことになる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、スカートの後端部に位置し、粉粒体の付着を抑制することができ、加えて粉粒体の漏れ出しを防止することができるテールスカートを提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、以下のような着想を得た。
図4(a)に示すように、図7の従来のテールスカート83では、テールスカート板84の近傍で、粉粒体の流れに淀み域が生じていて、そのために粉粒体がテールスカート83の内側に付着しやすくなっていると考えられる。そこで、図4(b)に示すように、粉粒体の流れをスムーズにし、淀み域の発生を防止するために、テールスカート板14を傾斜させればよいと考えた。
これによって、テールスカート内に淀み域が無くなり、また粉粒体の流れがスムーズになるため、テールスカートへの粉粒体の付着が抑制されて、固結した粉粒体の塊が大きくなることが防止される。それとともに、テールスカート内の粉粒体の流れがスムーズになったことによって、ゴムゲートへの押圧力の大幅な上昇が回避されて、ゴムゲートからの粉粒体の漏れ出しが防止される。
本発明は、上記のような着想に基づいており、以下のような特徴を有している。
[1]粉粒体を搬送するベルトコンベアの上方の一部分を覆うスカートの、前記ベルトコンベアの進行方向に対して後端に位置するテールスカートであって、
該テールスカートは、
上方から供給された粉粒体が通過するシュートと前記スカートの間に形成された粉粒体落下口の下端の後端に、先端が接続するテールスカート上板と、
上端が前記テールスカート上板の後端に接続し、下端が前記ベルトコンベアに接するゴムゲートとを備え、
前記テールスカート上板が、先端から後端に向かって、下方に傾斜していることを特徴とするテールスカート。
[2]前記テールスカート上板は、先端と後端との水平方向の距離をa、先端と後端との垂直方向の距離をbとした時に、0.2<b/a<2.0になっていることを特徴とする前記[1]に記載のテールスカート。
本発明によれば、スカートの後端部に位置し、粉粒体の付着を抑制することができ、加えて粉粒体の漏れ出しを防止することができるテールスカートを得ることが可能になる。
本発明の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示す部分縦断面図である。 本発明の一実施形態の他の例を示す部分縦断面図である。 本発明に想い到った考え方を示す図である。 本発明の実施例における測定結果を示す図である。 従来技術を示す斜視図である。 従来技術を示す部分十断面図である。 従来技術の問題点を示す図である。 他の従来技術を示す図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す斜視図である。
図1に示すように、シュートホッパー10の下端部に、送出ベルトコンベア22の上方の一部分を覆うスカート18が設置されている。このシュートホッパー10は、上方の送入ベルトコンベア21から受け入れた粉粒体を下方の送出ベルトコンベア22に供給するようになっている。そして、上方から供給された粉粒体が通過するシュート11が、シュート11とスカート18の間に形成された粉粒体落下口12を介して、スカート18と接続している。
ここで、スカート18は、送出ベルトコンベア22の搬送方向(進行方向)に対して、粉粒体落下口12の下端の後端側(尾端側)に接続しているテールスカート13と、送出ベルトコンベア22の搬送方向に対して、粉粒体落下口12の下端の先端側(前端側)に接続しているフロントスカート16と、粉粒体落下口12の下端の左右に位置しているサイドスカート17とを備えている。
図2に、テールスカート13が位置する付近の部分縦断面図を示す。
図2に示すように、テールスカート13は、先端14aが粉粒体落下口12に接続しているテールスカート上板14と、上端がテールスカート上板14の後端14bに接続し、下端が送出ベルトコンベア22に接するゴムゲート15とを備え、テールスカート上板14が、先端14aから後端14bに向かって、直線的に下方に傾斜している。
ここで、詳しくは後述の実施例で示すが、テールスカート上板14は、先端14aと後端14bとの水平方向の距離をa、先端14aと後端14bとの垂直方向の距離をbとした時に、0.2<b/a<2.0とすることが好ましい。より好ましくは、b/aは0.4≦b/a≦1.7の範囲である。
また、図3に示すように、テールスカート上板14が、先端14aから後端14bに向かって、曲線的に下方に傾斜する(曲線が、いわゆる下に凸の状態になる)ようにしてもよい。
この実施形態によって、テールスカート13内の粉粒体の流れがスムーズになり、テールスカート13への粉粒体の付着が抑制されて、固結した粉粒体の大塊が発生することが防止される。それとともに、テールスカート13内の粉粒体の流れがスムーズになったことによって、ゴムゲート15への押圧力の大幅な上昇が回避されて、ゴムゲート15からの粉粒体の漏れ出しが防止される。
本発明の実施例として、テールスカートのゴムゲートに作用する押圧力を測定した。同時に、ゴムゲートからの粉粒体の漏れ出し状況と、粉粒体の付着による大塊の発生状況を調査した。
その際、従来例1として、図7と図9(a)に示したテールスカート83を用いた。また、従来例2として、図9(b)に示したように、粉粒体の漏れ出しが発生したテールスカート83Aを用いた。
これに対して、本発明例として、図2に示した本発明の一実施形態のテールスカート13を用い、b/aを0.18〜2.75に変えて効果を確認した。
図5に、ゴムゲートに作用する押圧力を示す。ここでは、従来例1(b/a=0)の押圧力を1.0として表している。
図5に示すように、本発明例では、押圧力が1.2以下であり、従来例2の押圧力(1.3)よりも小さくなった。これに伴って、本発明例のすべてで、ゴムゲートからの粉粒体の漏れ出しが認められなかった。
さらに言えば、本発明例においては、0.2<b/a<2.0の範囲で、押圧力を1.1未満に抑制でき、0.4≦b/a≦1.7の範囲の範囲で、押圧力を1.0未満に低減できると算定された。これらの範囲であれば、ゴムゲートの耐久性の点でも好ましい。
また、本発明例のすべてで、粉粒体の付着による大塊の発生も認められなかった。これは、テールスカート板14を、先端14aから後端14bに向かって、下方に傾斜させること自体が、粉粒体の付着防止の効果を有することを示す。
これによって、本発明の有効性が裏付けられた。
10 シュートホッパー
11 シュート
12 粉粒体落下口
13 テールスカート
14 テールスカート上板
14a テールスカート上板の先端
14b テールスカート上板の後端
15 ゴムゲート
16 フロントスカート
17 サイドスカート
18 スカート
21 送入ベルトコンベア
22 送出ベルトコンベア
80 シュートホッパー
81 シュート
82 粉粒体落下口
83 テールスカート
83A テールスカート
84 テールスカート板
84a 上板
84b 壁板
85 ゴムゲート
86 フロントスカート
87 サイドスカート
88 スカート
91 送入ベルトコンベア
92 送出ベルトコンベア
99 粉粒体の大塊

Claims (1)

  1. 粉粒体を搬送するベルトコンベアの上方の一部分を覆うスカートの、前記ベルトコンベアの進行方向に対して後端に位置するテールスカートであって、
    該テールスカートは、
    上方から供給された粉粒体が通過するシュートと前記スカートとの間に形成された粉粒体落下口の下端の後端に、先端が接続するテールスカート上板と、
    上端が前記テールスカート上板の後端に接続し、下端が前記ベルトコンベアに接するゴムゲートとを備え、
    前記粉粒体落下口の下端の後端には、前記テールスカート上板のみが接続されていて、下端が前記ベルトコンベアに接するゴムゲートは、前記テールスカート上板の後端のみに設置され、
    前記テールスカート上板が、先端から後端に向かって、下方に傾斜していて、
    前記テールスカート上板は、先端と後端との水平方向の距離をa、先端と後端との垂直方向の距離をbとした時に、0.4≦b/a≦1.7になっていて、これによって前記粉粒体による前記ゴムゲートへの押圧力が低減されるように構成されていることを特徴とするテールスカート。
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