JP2001315640A - 鉄道車両用緊急避難はしご装置 - Google Patents

鉄道車両用緊急避難はしご装置

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JP2001315640A
JP2001315640A JP2000132261A JP2000132261A JP2001315640A JP 2001315640 A JP2001315640 A JP 2001315640A JP 2000132261 A JP2000132261 A JP 2000132261A JP 2000132261 A JP2000132261 A JP 2000132261A JP 2001315640 A JP2001315640 A JP 2001315640A
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ladder
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Abstract

(57)【要約】 【課題】きわめて短時間で、鉄道車両に対し設置又は格
納することができる鉄道車両用緊急避難はしご装置を提
供する。 【解決手段】はしごユニット6を、スライド支持機構4
にて、枕木方向と平行な方向にスライドさせて引き出し
可能に支持する。スライド支持機構は、ハンガーレール
機構12とスライドレール機構13との2段階の引き出
し方式である。はしごユニット6を外部に引き出した状
態で、はしごユニット6を回転支持機構5を介して回転
して、路面に対し所定の角度をなすようにする。それか
ら、その状態で、車両本体1側にはしごユニット6を押
し付けることで、はしごユニット6が路面に対して所定
の角度をなす状態のままロック機構27にてロックす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両本体のドア
開口部下方の床下にはしごユニットが引き出し可能に格
納される鉄道車両用緊急避難はしご装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄道車両において、例えば火
災等の非常事態が発生した場合において、車両の外部に
緊急避難するために、避難はしご装置を設けることは一
般に行われている。
【0003】そのような避難はしご装置として、通常、
車両の前後端部に非常用扉を設け、その非常扉の内側に
おける床上にブラケットを設け、そのブラケットに回動
可能な状態で折り畳みはしごを固定して格納状態とし、
緊急避難時には、非常扉を開き、折り畳みはしごを、先
端(下端)が地上に達するように展開し、使用可能な状
態とするものが知られているが、そのようなはしごは、
列車内から一人で操作可能ではあるが、折り畳まれたは
しごを展開して設置するのは、大変な労力を必要とする
し、このような折り畳みはしごが非常扉の前に置かれて
いると、この車両を中間の車両として使用する場合、通
路が塞がれてしまうという問題がある。
【0004】そこで、一人で簡単に操作でき、かつ、不
使用時には通路を塞ぐことがなく、非常口(非常扉)の
近傍にコンパクトに格納できることを目的として、出願
人は、先に、積層状態に重ねられる複数段のうちの中間
層の段に、隣接する一方の段のガイド溝内を転動するロ
ーラと、ガイド溝から露出して隣接する他方の段のロー
ラを案内するガイド溝を設けることにより、伸縮可能に
構成され、先頭車両の非常口近傍に設置される非常用は
しごを提案している(例えば実用新案登録第57272
8号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな非常用はしごは、非常事態が発生して外部に避難す
る場合、はしごを一旦倒す作業が必要であり、また、そ
れから積層されたはしごをそのまま車外に押し出すこと
で、積層された各段が連鎖的にスライドして突出し、最
上段が地上に達してはしごが架設され、使用可能な状態
となるので、操作性の点において改善の余地があり、ま
た、設置開始から設置終了までにはかなりの時間を要し
ていた。
【0006】また、車両本体のドア開口部下方の床下に
設けられる緊急避難はしご装置として、ハンドルによる
手動巻き上げで設置するものも知られているが、そのよ
うなものでは、ハンドル操作が非常に重く、設置時間に
長時間(10分程度)を要し、特に女性の場合には、一
人で設置するのは非常に困難であり、設置時間はさらに
長くなる。
【0007】この発明は、きわめて短時間で、鉄道車両
に対し設置又は格納することができる鉄道車両用緊急避
難はしご装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鉄道車両用
緊急避難はしご装置は、車両本体のドア開口部下方の床
下に設けられる鉄道車両用緊急避難はしご装置であっ
て、左右の側板フレームの間に複数のステップを一定間
隔で固着して構成されているはしごユニットと、該はし
ごユニットを枕木方向と平行な方向にスライドさせて引
き出し可能に支持するスライド支持機構と、前記はしご
ユニットとスライド支持機構との間に設けられ、前記ス
ライド支持機構によって前記はしごユニットが外部に引
き出された状態で、前記はしごユニットが、路面に対し
所定の角度をなす回転をすることを許容する回転支持機
構と、前記車両本体とはしごユニットとの間に設けら
れ、前記はしごユニットが外部に引き出され路面に対し
所定の角度をなす状態で、前記車両本体側に前記はしご
ユニットを押し付けることで、前記はしごユニットを路
面に対して所定の角度をなす状態のままロックするロッ
ク機構とを備えるものである。
【0009】このようにすれば、はしごユニットが、車
両本体の床下から、スライド支持機構を介して、枕木方
向と平行な方向に引かれ、車両の外部までスライドして
引き出される。そして、前記はしごユニットが、路面に
対し所定の角度をなすように回転支持機構を介して回転
される。その状態で車両本体側に前記はしごユニットを
押し付けることで、ロック機構にて、前記はしごユニッ
トが路面に対して所定の角度をなす状態のままロックさ
れる。また、格納する場合には、前記動作を逆に実行す
ることで、実現できる。
【0010】このように、はしごユニットのスライド引
き出し動作、回転動作、及び押し付け動作を連続して行
うことで、きわめて短時間で、はしごユニットをスムー
ズかつ迅速に引き出し、鉄道車両に対しはしごユニット
を設置したり、格納したりすることができる。
【0011】この場合は、前記スライド支持機構が、2
段階の引き出し方式で、ハンガーレール機構と、該ハン
ガーレール機構の内側に位置するスライドレール機構と
を有し、前記ハンガーレール機構が、前記車両本体側に
枕木方向と平行な方向に取付固定されたハンガーレール
と、該ハンガーレールを転動する転動ローラを上端部に
有する支持部材と、該支持部材の下端部に連結された結
合部材とを有するものであり、前記スライドレール機構
は、前記結合部材に連結される外側レール部材と、該外
側レール部材の内側に前記外側レール部材に対しスライ
ド移動可能なるように係合された内側レール部材とを有
するものであり、前記内側レール部材の引き出される側
の端部に、前記はしごユニットが連結されている構成と
することができる。
【0012】このようにすれば、はしごユニットを引き
出そうとすると、まず、転動ローラがハンガーレール上
を転動して、結合部材が引き出されるが、その結合部材
と一緒にスライドレール機構及びはしごユニットが引き
出される。それから、さらに引き出しを続けると、外側
レール部材に対して内側レール部材が相対移動して、は
しごユニットが引き出されることになる。
【0013】前記回転支持機構は、前記はしごユニット
に設けられ前記内側レール部材の引き出される側の端部
に回転可能に連結される回転軸部材と、前記はしごユニ
ットの側板フレームと前記スライドレール機構の内側レ
ール部材との間に設けられ前記側板フレームと内側レー
ル部材とのなす角度を規制する一定長さのチェーン部材
とを有するように構成することができる。
【0014】このようにすれば、外部に引き出されたは
しごユニットが、内側レール部材の引き出される側の端
部に対し回転すると、一定長さのチェーン部材によっ
て、一定角度以上のはしごユニットの回転が規制され、
その結果、水平状態の内側レール部材に対するはしごユ
ニットの傾斜角度が、乗客が無理なく下車することがで
きる所定の角度とされる。
【0015】前記ロック機構は、前記車両本体側に設け
られた被ロック部材と、前記はしごユニットの上部に設
けられ、前記車両本体側への水平移動により前記被ロッ
ク部材に係脱可能に係合するロック部材とを有するよう
に構成できる。
【0016】このようにすれば、はしごユニットを路面
に対し所定の角度をなすように回転した後に、その状態
で車両本体側に前記はしごユニットを押し付けること
で、ロック部材が前記車両本体側に水平移動し、被ロッ
ク部材に係脱可能に係合されることになる。
【0017】前記はしごユニットは、さらに、前記側板
フレームに設けられたガイドレールと、該ガイドレール
に下側部分が回転可能に支持され前記ステップ上に位置
する倒伏状態又は前記ステップから離れた起立状態をと
り得る転落防止用の手摺部材とを有することが望まし
い。
【0018】このようにすれば、はしごユニットが格納
されている状態では、手摺部材が倒伏状態にあり、はし
ごユニットの一部としてスペースをとることなく格納さ
れる。一方、はしごユニットが設置された状態では、手
摺部材が、倒伏状態から回転されて起立状態とされ、は
しごユニットの側部からの転落が防止される。
【0019】前記手摺部材の下側部分は、下方に突出す
る一対の脚部であり、中間部材を介して前記ガイドレー
ルに支持され、前記脚部が前記中間部材に対し軸線方向
にスライド可能に嵌挿されており、前記はしごユニット
の側板フレームの外側面に、前記手摺部材の脚部に対応
して前記脚部が係脱可能に係合する被係合部材が設けら
れていることが望ましい。
【0020】このようにすれば、手摺部材を起立させ
て、中間部材に対してスライドさせることで被係合部材
に係合させることで、手摺部材の起立状態が維持され、
倒伏状態となることがない。
【0021】その場合、さらに、前記はしごユニットの
側板フレームの外側面に、前記手摺部材の脚部が前記被
係合部材に係合した状態で、前記被係合部材及び脚部に
対しストッパピンを貫通させる係止手段を設けることが
できる。
【0022】このようにすれば、前記手摺部材の脚部が
前記被係合部材に係合した状態で、前記被係合部材及び
脚部に対し係止手段のストッパピンを貫通させれば、そ
の起立状態に手摺部材が確実に係止される。
【0023】さらに、前記はしごユニットは、さらに、
下端部に滑り止め端具を回転可能に支持し前記側板フレ
ームの路面側端部に突出可能に設けられた可動脚を備え
るようにすることが望ましい。
【0024】このようにすれば、路面に砂利や段差が存
在する場合であっても、可動脚の突出量を調整すること
で路面と間に生ずる隙間が調整され、がたつきを発生す
ることなく、乗客を車外へ安全に誘導することが実現さ
れる。
【0025】さらに、格納状態にある前記はしごユニッ
トの外側を覆う保護カバーと、該保護カバーの開放を検
出するリミットスイッチと、該リミットスイッチが前記
保護カバーの開放を検出することにより電源(例えばバ
ッテリなどの非常用電源)に接続され前記はしごユニッ
トが設置される周辺を照明する照明具とを備えるように
できる。
【0026】このようにすれば、はしごユニットを引き
出すために保護カバーを開放すると、それがリミットス
イッチにより検出され、照明具が点灯され、はしごユニ
ットが設置される周辺を照明することになる。よって、
夜間でも支障なく設置することができるようになり、こ
のような照明は、はしごユニットのステップも照明する
ので、乗客を車外へ安全に誘導する上で有利である。
【0027】この場合、前記保護カバーは、下側部分が
レール方向と平行な向きのヒンジより開閉可能に取り付
けられ、上側部分に開放を規制する錠手段が設けられて
いることが望ましい。
【0028】このようにすれば、錠手段を解錠すれば、
保護カバーがその自重により下向きに開くことになり、
操作性よく、保護カバーが開放される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に沿って説明する。
【0030】図1は本発明に係る緊急避難はしご装置が
床下に格納され状態を示す要部概略断面図、図2は保護
カバーが開放された状態を示す同側面図、図3は本発明
に係る鉄道車両用緊急避難はしご装置を示す側面図、図
4は同正面図、図5は本発明に係るスライド支持機構及
び回転支持機構の詳細図である。
【0031】図1及び図2に示すように、車両本体1の
ドア開口部1a下方の床下に、鉄道車両用緊急避難はし
ご装置2が設けられている。このはしご装置2は、図3
〜図5に示すように、外枠フレーム3に、スライド支持
機構4及び回転支持機構5を介して、はしごユニット6
を支持してなり、車両の中心線CLに対し両側に対称に
設けられている。はしごユニット6などは、取扱いが容
易となるように、軽金属材料(例えばアルミニウム合金
材料)にて形成される。なお、1bは床板、Rはレール
である。
【0032】また、格納状態にあるはしごユニット6
は、雨水などが直接当たらないようにする保護カバー7
にて覆われるようになっている。この保護カバー7は、
必ずしも必要ないが、本実施の形態においては車両本体
1側に騒音対策用のスカート部材Sが設けられているの
で、そのスカート部材Sと連続した形状をなすように形
成している。
【0033】前記保護カバー7は、下側部分がレール方
向と平行な向きのヒンジ8より開閉可能に取り付けら
れ、上側部分に開放を規制するドアラッチ9(錠手段)
が設けられている。また、前記はしごユニット6が設置
される周辺を照明する照明具10が設けられている。さ
らに、保護カバー7の開放を検出するリミットスイッチ
11が設けられ、該リミットスイッチ11が前記保護カ
バー7の開放を検出することにより、照明具10は電源
(図示せず)に接続され、はしごユニット6が設置され
る周辺を照明するようになっている。
【0034】前記スライド支持機構4は、前記はしごユ
ニット6を枕木方向と平行な方向にスライドさせて引き
出し可能に支持するものである。
【0035】前記はしごユニット6は、通常時において
はドア開口部1a下方の床下に格納されているが、火災
の発生時などのような緊急避難時おいて、床下から車両
本体1の側方に引き出され、乗客がスムーズに降車でき
るように設置されるように構成されている。
【0036】前記スライド支持機構4は、2段階の引き
出し方式で、ストロークを確保し、スムーズにかつ敏速
にはしごユニット6を引き出すことができるように構成
されており、ハンガーレール機構12と、該ハンガーレ
ール機構12の内側に位置するスライドレール機構13
とを備えている。
【0037】前記はしごユニット6は、左右の側板フレ
ーム14の間には複数のステップ15が一定間隔で固着
して構成されている。
【0038】前記ハンガーレール機構12は、車両本体
1のほぼ中心部付近から側部付近まで延びるように枕木
方向と平行に、ハンガーレール16が車両本体1側に取
付固定され、前記ハンガーレール16に対し、支持部材
17の上端部に回転可能に設けられた転動ローラ18
A,18Bが転動可能に設けられている。支持部材17
の下端部には、結合部材19が連結され、該結合部材1
9を介してスライドレール機構13が連結されている。
すなわち、結合部材19は、水平部19aと、該水平部
19aの内側縁に連設され鉛直下方に延びる鉛直部19
bとを有する断面逆L字形状に形成されており、前記水
平部19aに支持部材17の下端部が連結されている。
【0039】前記転動ローラ18A,18Bは、はしご
ユニット6の格納状態において、ハンガーレール16の
中心部付近に位置する第1のローラ18Aと、前記ハン
ガーレール16のほぼ中間位置付近に位置する第2のロ
ーラ18Bとを有し、前記結合部材19が、ハンガーレ
ール16のほぼ半分の長さとされている。
【0040】また、前記結合部材19の鉛直部19bの
内側に、スライドレール機構13を介して、はしごユニ
ット6が設けられている。すなわち、スライドレール機
構13は、枕木方向に相対的にスライド移動可能なるよ
うに係合された外側レール部材20及び内側レール部材
21を有し、前記外側レール部材20が、前記結合部材
19の鉛直部19bに連結され、前記内側レール部材2
1の先端部(引き出される側の端部)に、前記はしごユ
ニット6の側板フレーム14の中間部分が回転支持機構
5を介して連結されている。
【0041】前記回転支持機構5は、左右の側板フレー
ム14を貫通するように設けられた回転軸部材22を備
え、該回転軸部材22の両端部に前記内側レール部材2
1の先端部が回転可能に連結されている。また、図6に
示すように、内側レール部材21のほぼ中間位置と側板
フレーム14の回転軸部材22より上側部分との間には
一定長さのチェーン部材23を備え、それらの交差角度
を規制し、所定の角度をなすようになっている。よっ
て、前記はしごユニット6が外部に引き出された状態
で、前記はしごユニット6が、回転軸部材22につい
て、路面に対し所定の角度(例えば45°)をなす回転
をすることが許容されるだけである。
【0042】そして、最も上側のステップ15には、図
7及び図8に示すように、車両本体1側の被ロック部材
25に係脱可能に係合するロック部材26が設けられ、
ロック部材26を車両本体1側に水平移動させること
で、前記被ロック部材25とロック部材26とが係脱可
能に係合するようになっている。よって、前記はしごユ
ニット6が外部に引き出され路面に対し所定の角度をな
す状態で、前記車両本体1側に前記はしごユニット6を
押し付けることで、前記はしごユニット6が路面に対し
て所定の角度をなす状態のままロックするロック機構2
7が、前記被ロック部材25とロック部材26とによっ
て構成され、前記車両本体1とはしごユニット6との間
に設けられている。また、被ロック部材25とロック部
材26との係合が容易になるように、前記被ロック部材
25の上側に、はしごユニット6の上部に係合し、はし
ごユニット6を位置決めして位置のずれを修正する位置
決めをする位置決め部材29が設けられている。
【0043】また、最も下側のステップ15(格納状態
では最も手前側になるステップ15)には、1対の取手
28が設けられている。前記ステップ15は、側板フレ
ーム14に対してはその長手方向に対し傾斜して設けら
れており、設置した状態では水平状態となるように構成
されている。また、取手28は、引き出す際に把持しや
すいように、ステップ15に対し直交する方向に設けら
れ、後述する滑り止め端具36と干渉しないようにされ
ている。
【0044】また、側板フレーム14の上側には、下側
部分が下方に突出する一対の脚部31aとなっており円
筒パイプ材からなる転落防止用の手摺部材31が中央側
に起伏可能に設けられている。すなわち、前記側板フレ
ーム14の上側にはそれと平行にガイドレール32が設
けられ、該ガイドレール32に中間部材33が回転可能
にかつスライド可能に設けられ、そして前記中間部材3
3を介して手摺部材31の下側部分がガイドレール32
に支持されている。前記手摺部材31の脚部31aは、
その軸線方向にスライド可能に中間部材33に嵌挿され
て支持されている。よって、この手摺部材31は、回転
することで、前記ステップ15上に重複して位置する倒
伏状態と、前記ステップ15から離れ側板フレーム14
に沿うようになる起立状態を択一的にとり得る。前記手
摺部材31は、車両本体1の床下への格納状態では、ス
テップ15上に位置する倒伏状態とされる一方、引き出
された設置状態では、側板フレーム14に対し平行に延
びる起立状態とされる。
【0045】さらに、はしごユニット6の側板フレーム
14の外側面には、図6〜図8に示すように、上側寄り
に、前記手摺部材31の脚部31aに対応して、すなわ
ち脚部31aの間隔に対応する間隔でもって、前記脚部
31aが係脱可能に係合する筒状の被係合部材34が設
けられている。よって、手摺部材31を起立状態にする
ときには、手摺部材31を回転して起立させた後、上方
にスライド移動させ、前記脚部31aを被係合部材34
に係脱可能に係合させ、起立状態を維持できることにな
る。また、前記側板フレーム14の外側面には、上側に
位置することになる被係合部材34に対し、ストッパピ
ン35aを有する係止手段35が設けられ、前記手摺部
材31の脚部31aが前記被係合部材34に係合した状
態で、前記被係合部材34及び脚部31aに対しストッ
パピン35aを貫通させるように構成され、不用意に手
摺部材31の起立状態が解除されないようにしている。
【0046】また、側板フレーム14の外側面における
下端部(路面側先端)側には、90°回転式の滑り止め
端具36を下端部に回転可能に支持する可動脚37が、
前記側板フレーム14の路面側端部に突出可能に設けら
れている。この可動脚37は、地面に接触してはしごユ
ニット6を安定支持するものであり、例えば一定間隔で
第1の開孔が形成される一方、側板フレーム14にも、
前記第1の開孔に対応して一定間隔で第2の開孔が形成
され、突出量が調整された後、第1及び第2の開孔にス
トッパピン部材38を挿通してロックするようになって
いるが、周知の無段階に突出量を調整できる機構を用い
ることも可能である。
【0047】この場合、ストッパピン部材38による係
止を解除すると、可動脚37が自重でスライドし、滑り
止め端具36が路面に到達する。滑り止め端具36は、
可動脚37の下端に、90°回転可能に支持されている
ため、路面に密着させてストッパピン部材38にて、突
出量が変化しないように保持することができる。
【0048】続いて、上記はしご装置2を設置する手順
について説明する。 <第1段階>まず、床下の格納され、保護カバー7にて
覆われているはしごユニット6を引き出すために、図9
に示すように、保護カバー7を下方に回転して開放す
る。このとき、ヒンジ8が下側に設けられているので、
ドアラッチ9を解除することにより、保護カバー7はそ
れの自重によりヒンジ8について回転され、開放され
る。
【0049】この保護カバー7の開放により、リミット
スイッチ11が作動し、バッテリ(図示せず)を電源と
して照明具10を点灯する。
【0050】この照明具10による照明により、夜間で
も支障なく設置作業を行うことができ、設置作業終了後
は、はしごユニット6のステップ15を照らすため、乗
客を安全に車両の外部に誘導することが実現される。 <第2段階>保護カバー7を開放した後に、図10に示
すように、取手28を把持して水平方向手前に引くと、
ハンガーレール機構12とスライドレール機構13との
2段階の引き出しにより、はしごユニット6全体が床下
から車両外部に無理なくスムーズに引き出される。これ
によって、具体的には、1.5m程度引き出されること
になる。 <第3段階>はしごユニット6を床下から車両外部に引
き出した後には、図11に示すように、はしごユニット
6の手前側の部分を下方に押し下げることで回転軸部材
22回りにはしごユニット6が回転し、その回転角度が
チェーン部材23によって規制されて、はしごユニット
6が、水平方向に延びるスライドレール機構13に対し
一定の角度をなすように傾斜することになる。 <第4段階>それから、図12に示すように、ストッパ
ピン部材38の適用を解除した状態で、可動脚37を自
重によりスライドさせて、滑り止め端具36を下方に引
き出すと共に、はしごユニット6全体を、車両本体1側
に押し付けてロック機構27によりロックさせる。この
ロック機構27によるロックは、はしごユニット6の上
部を車両本体1に、ワンタッチで、簡単にロックするこ
とが可能となり、一人で簡単に脱着ができる。この脱着
は、位置決め部材29によっても補助される。なお、ロ
ック機構27によるロック解除の際には、前述した場合
とは逆に、はしごユニット6を手前に引くことで、ワン
タッチで簡単にロック機構27のロックが解除される。
【0051】その後、前記滑り止め端具36を地面に接
触させた状態でストッパピン部材38を適用して、可動
脚37がスライドして突出量が変化しないようにする。
この滑り止め端具36と可動脚37とにより、路面の状
況に左右されることなく、路面に密着させ、はしごユニ
ット6と路面との間に隙間が生ずるのを防止し、がたつ
きを発生することなく、はしごユニット6を所定の状態
にセットすることが可能となる。 <第5段階>その後、図13に示すように、手摺部材3
1をほぼ90°回転させて起立状態とし、図14及び図
15に示すように、手摺部材31を上方へスライド移動
させ、脚部31aを被係合部材34に係脱可能に係合さ
せ、それから、係止手段35を適用して、設置を終了す
る。
【0052】また、格納する場合は、前述した動作とは
逆の動作を行うようにすればよい。
【0053】このように、前記はしごユニット6は、取
手28を把持して手前へ引き出すと、ハンガーレール機
構12がフルストロークになり、さらにスライドレール
機構13の両レール部材20,21が相対移動すること
で、さらに内側レール部材21が外側レール部材20に
対してさらに引き出され、はしごユニット6を車両外部
に簡単に引き出し、回転し、押し付けることで、はしご
ユニット6を所定の状態に設置できるようになってい
る。よって、男女を問わず、容易に一人で短時間(1分
以内)で、設置又は格納を行うことができる。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように実施
され、以下に述べるような効果を奏する。
【0055】本発明に係る鉄道車両用緊急避難はしご装
置は、はしごユニットを枕木方向と平行な方向に引き、
車両の外部までスライド支持機を介してスライドさせて
引き出し、前記はしごユニットを路面に対し所定の角度
をなすように回転支持機構を介して回転し、その状態で
車両本体側に前記はしごユニットを押し付けることで、
ロック機構にて、前記はしごユニットが路面に対して所
定の角度をなす状態のままロックされるようにしている
ので、はしごユニットのスライド引き出し動作、回転動
作、及び押し付け動作を連続して行うことで、男女を問
わず、きわめて短時間で容易に、はしごユニットをスム
ーズかつ迅速に引き出し、鉄道車両に対しはしごユニッ
トを設置できる。また、格納も、逆の手順を踏むことで
容易にできる。
【0056】この場合、前記スライド支持機構が、2段
階の引き出し方式で、ハンガーレール機構と、該ハンガ
ーレール機構の内側に位置するスライドレール機構とを
有するようにすれば、はしごユニットを引き出そうとす
ると、ハンガーレール機構がフルストロークになり、さ
らにスライドレール機構の両レール部材が相対移動する
ことで、内側レール部材をさらに外側に引き出し、はし
ごユニットを簡単に引き出すことができる。
【0057】また、前記回転支持機構が、前記はしごユ
ニットの側板フレームと前記スライドレール機構の内側
レール部材との間に設けられた一定長さのチェーン部材
を有するようにすれば、はしごユニットを引き出した後
回転するだけで、一定長さのチェーン部材によって、一
定角度以上のはしごユニットの回転を規制し、はしごユ
ニットを、乗客が無理なく下車することができる所定の
角度とすることを実現できる。
【0058】前記ロック機構は、前記はしごユニットの
前記車両本体側への水平移動により、前記車両本体側の
被ロック部材に、前記はしごユニット上部のロック部材
が係脱可能に係合するようにすれば、はしごユニットを
路面に対し所定の角度をなすように回転した後に、その
状態で車両本体側に前記はしごユニットを押し付けるだ
けで、ロック部材を被ロック部材に無理なく係脱可能に
係合し、はしごユニットを所定の状態にロックすること
ができる。
【0059】前記はしごユニットが、さらに、転落防止
用の手摺部材とを有するようにすれば、はしごユニット
が格納されている状態では、手摺部材が倒伏状態にあ
り、はしごユニットの一部としてスペースをとることな
く格納することができる一方、はしごユニットが設置さ
れた状態では、手摺部材が起立状態とされ、はしごユニ
ットの側部からの転落を防止することができる。
【0060】また、前記手摺部材の脚部を、起立状態で
は、中間部材に対してスライドさせて被係合部材に係合
させるようにすれば、手摺部材の起立状態を維持し、倒
伏状態に戻るのを防止できる。
【0061】さらに、前記手摺部材の脚部が前記被係合
部材に係合した状態で、前記被係合部材及び脚部に対し
係止手段のストッパピンを貫通させるようにすれば、手
摺部材を起立状態に確実に維持することができる。
【0062】さらに、前記はしごユニットの側板フレー
ムの路面側先端に、突出量の調整が可能である可動脚を
介して滑り止め端具を設ければ、路面に砂利や段差が存
在する場合であっても、可動脚により路面との間に生ず
る隙間を調整することができる。よって、がたつきを発
生することなく、乗客を車外へ安全に誘導することを実
現できる。
【0063】また、はしごユニットを引き出すために保
護カバーを開放すると、はしごユニットが設置される周
辺を照明具にて照明するようにすれば、夜間でも支障な
く設置することができるようになり、乗客を車外へ安全
に誘導する上で有利である。
【0064】この場合、前記保護カバーは、下側部分を
レール方向と平行な向きのヒンジより開閉可能に取り付
け、上側部分に開放を規制する錠手段を設けるようにす
れば、錠手段を解錠するだけで、保護カバーがその自重
により下向きに開き、後に続くはしごユニットの引き出
しを速やかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緊急避難はしご装置が床下に格納
され状態を示す要部概略断面図である。
【図2】保護カバーが開放された状態を示す同側面図で
ある。
【図3】本発明に係る鉄道車両用緊急避難はしご装置を
示す側面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】本発明に係るスライド支持機構及び回転支持機
構の詳細図である。
【図6】本発明に係るはしごユニットの起立状態を示す
側面図である。
【図7】同正面図である。
【図8】図6のA部の詳細図である。
【図9】本発明に係る緊急避難はしご装置が床下に格納
され、保護カバーを開放した状態を示す要部概略断面図
である。
【図10】本発明に係るはしごユニットをスライドさせ
て引き出した状態を示す図7と同様の図である。
【図11】本発明に係るはしごユニットを回転させた状
態を示す図7と同様の図である。
【図12】本発明に係るはしごユニットを車両本体に固
定し、可動脚を調整した状態を示す図7と同様の図であ
る。
【図13】本発明に係る手摺部材の説明図である。
【図14】本発明に係る手摺部材を設置した後の状態を
示す図7と同様の図である。
【図15】同側面図である。
【符号の説明】
1 車両本体 1a ドア開口部 2 はしご装置 4 スライド支持機構 5 回転支持機構 6 はしごユニット 7 保護カバー 8 ヒンジ 9 ドアラッチ 10 照明具 11 リミットスイッチ 12 ハンガーレール機構 13 スライドレール機構 14 側板フレーム 15 ステップ 16 ハンガーレール 17 支持部材 18A 転動ローラ 18B 転動ローラ 19 結合部材 20 外側レール部材 21 内側レール部材 22 回転軸部材 23 チェーン部材 25 被ロック部材 26 ロック部材 27 ロック機構 28 取手 31 手摺部材 31a 脚部 32 ガイドレール 33 中間部材 34 被係合部材 35 係止手段 35a ストッパピン 36 滑り止め端具 37 可動脚 38 ストッパピン部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉木 久貴 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 Fターム(参考) 3D022 AA01 AA04 AB10 AC05 AD01 AD02 AE07 AE08 AE21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体のドア開口部下方の床下に設け
    られる鉄道車両用緊急避難はしご装置であって、 左右の側板フレームの間に複数のステップを一定間隔で
    固着して構成されているはしごユニットと、 該はしごユニットを枕木方向と平行な方向にスライドさ
    せて引き出し可能に支持するスライド支持機構と、 前記はしごユニットとスライド支持機構との間に設けら
    れ、前記スライド支持機構によって前記はしごユニット
    が外部に引き出された状態で、前記はしごユニットが、
    路面に対し所定の角度をなす回転をすることを許容する
    回転支持機構と、 前記車両本体とはしごユニットとの間に設けられ、前記
    はしごユニットが外部に引き出され路面に対し所定の角
    度をなす状態で、前記車両本体側に前記はしごユニット
    を押し付けることで、前記はしごユニットを路面に対し
    て所定の角度をなす状態のままロックするロック機構と
    を備えることを特徴とする鉄道車両用緊急避難はしご装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スライド支持機構は、2段階の引き
    出し方式で、ハンガーレール機構と、該ハンガーレール
    機構の内側に位置するスライドレール機構とを有し、 前記ハンガーレール機構は、前記車両本体側に枕木方向
    と平行な方向に取付固定されたハンガーレールと、該ハ
    ンガーレールを転動する転動ローラを上端部に有する支
    持部材と、該支持部材の下端部に連結された結合部材と
    を有するものであり、 前記スライドレール機構は、前記結合部材に連結される
    外側レール部材と、該外側レール部材の内側に前記外側
    レール部材に対しスライド移動可能なるように係合され
    た内側レール部材とを有するものであり、 前記内側レール部材の引き出される側の端部に、前記は
    しごユニットが連結されている請求項1記載の鉄道車両
    用緊急避難はしご装置。
  3. 【請求項3】 前記回転支持機構は、前記はしごユニッ
    トに設けられ前記内側レール部材の引き出される側の端
    部に回転可能に連結される回転軸部材と、前記はしごユ
    ニットの側板フレームと前記スライドレール機構の内側
    レール部材との間に設けられ前記側板フレームと内側レ
    ール部材とのなす角度を規制する一定長さのチェーン部
    材とを有する請求項2記載の鉄道車両用緊急避難はしご
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック機構は、前記車両本体側に設
    けられた被ロック部材と、前記はしごユニットの上部に
    設けられ、前記車両本体側への水平移動により前記被ロ
    ック部材に係脱可能に係合するロック部材とを有する請
    求項1〜3のいずれかに記載の鉄道車両用緊急避難はし
    ご装置。
  5. 【請求項5】 前記はしごユニットは、さらに、前記側
    板フレームに設けられたガイドレールと、該ガイドレー
    ルに下側部分が回転可能に支持され前記ステップ上に位
    置する倒伏状態又は前記ステップから離れた起立状態を
    とり得る転落防止用の手摺部材とを有する請求項1〜4
    のいずれかに記載の鉄道車両用緊急避難はしご装置。
  6. 【請求項6】 前記手摺部材の下側部分は、下方に突出
    する一対の脚部であり、中間部材を介して前記ガイドレ
    ールに支持され、前記脚部が前記中間部材に対し軸線方
    向にスライド可能に嵌挿されており、 前記はしごユニットの側板フレームの外側面に、前記手
    摺部材の脚部に対応して前記脚部が係脱可能に係合する
    被係合部材が設けられている請求項5記載の鉄道車両用
    緊急避難はしご装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記はしごユニットの側板フレ
    ームの外側面に、前記手摺部材の脚部が前記被係合部材
    に係合した状態で、前記被係合部材及び脚部に対しスト
    ッパピンを貫通させる係止手段を設ける請求項6記載の
    鉄道車両用緊急避難はしご装置。
  8. 【請求項8】 前記はしごユニットは、さらに、下端部
    に滑り止め端具を回転可能に支持し前記側板フレームの
    路面側端部に突出可能に設けられた可動脚を備える請求
    項1〜7のいずれかに記載の鉄道車両用緊急避難はしご
    装置。
  9. 【請求項9】 さらに、格納状態にある前記はしごユニ
    ットの外側を覆う保護カバーと、 該保護カバーの開放を検出するリミットスイッチと、 該リミットスイッチが前記保護カバーの開放を検出する
    ことにより電源に接続され前記はしごユニットが設置さ
    れる周辺を照明する照明具とを備える請求項1〜8のい
    ずれかに記載の鉄道車両用緊急避難はしご装置。
  10. 【請求項10】 前記保護カバーは、下側部分がレール
    方向と平行な向きのヒンジより開閉可能に取り付けら
    れ、上側部分に開放を規制する錠手段が設けられている
    請求項9記載の鉄道車両用緊急避難はしご装置。
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