JP2001315262A - 反射防止フィルム - Google Patents
反射防止フィルムInfo
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Abstract
紫外線劣化にも強い耐久性のある反射防止フィルムを提
供する。 【解決手段】 透明な熱可塑性樹脂フィルムの少なくと
も片面にハードコート層、可視光線反射防止層、防汚染
層を順次設けた反射防止フィルムであって、該熱可塑性
樹脂フィルムが紫外線遮蔽性を有し、かつ該反射防止フ
ィルムの紫外線透過率が20%以下、可視光線反射率が
5%以下、ヘーズ値が2%以下であることを特徴とする
反射防止フィルム。
Description
関する。さらに詳しくは、特に屋外で使用される表示窓
やディスプレイの表示部分に適用することで、優れた可
視光線反射防止性および耐久性を奏し、視認性に優れた
反射防止フィルムに関する。
光線等が入射するような環境下で使用されている。ディ
スプレイに入射した外光線は、ディスプレイ表面等にお
いて正反射され、その反射像がディスプレイ本来の表示
と混合して表示品質を低下させ、表示画像の視認性を低
下させている。特にオフィスのコンピュータ化で、コン
ピューターを使用する頻度が増え、CRTやLCDと相
対している時間が長くなり、外光線の反射像は視認性を
低下するとともに、目の疲労の健康障害を起こす要因に
なるとも考えられている。最近では、コンピューターの
性能が急激に進み、携帯情報末端として屋外での使用の
機会も増えつつある。また、携帯電話の普及に伴ない、
屋外でディスプレイの画像表示を見る機会も増えつつあ
る。そこで、このような環境下でもディスプレイの表示
品質をより向上させて、明確に表示像を認識できるよう
にすることが図られ、一部実用化されている。
ためには、可視光線の反射を防止する層をディスプレイ
表面に形成する必要がある。因みに、ガラス基材の場合
は、その表面にゾルゲル法により形成した層を高温焼成
することで反射防止を達成できるが、基材が透明な熱可
塑性樹脂で成形されている場合は、このような方法を施
すことが難しく、また小型の表示窓への対応も難しい。
そこでこの場合、ディスプレイ表面に、透明な熱可塑性
樹脂フィルムの上に反射防止層を積層した反射防止フィ
ルムを貼り合せることが行なわれる。
おいては特に問題が無いが、前述のように屋外での使用
頻度が増加するにつれ、直接太陽光線に曝される時間が
増える。太陽光線は熱可塑性樹脂フィルムを劣化させる
紫外線を含んでおり、長時間太陽光線に曝されると該フ
ィルムの劣化が起こり、視認性や積層体の密着性に問題
を生じる。
辺の室内照明や太陽光の映り込みを防止しする可視光線
反射防止効果にすぐれ、、かつ紫外線に対しても高い耐
久性を持ち、視認性に優れた反射防止フィルムを提供す
ることにある。
によれば、透明な熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片
面にハードコート層、可視光線反射防止層、防汚染層を
順次設けた反射防止フィルムであって、該熱可塑性樹脂
フィルムが紫外線遮蔽性を有し、かつ該反射防止フィル
ムの紫外線透過率が20%以下、可視光線反射率が5%
以下、ヘーズ値が2%以下であることを特徴とする反射
防止フィルムによって達成される。
様として、前記可視光線反射防止層が金属、金属酸化
物、有機樹脂またはこれら2種以上の混合物より形成さ
れるものであり、低屈折率層と高屈折率層が交互に積層
され、最表層が低屈折率層で構成されていること、前記
熱可塑性樹脂フィルムが紫外線吸収剤を含有するポリエ
ステルフィルムであること、前記紫外線吸収剤が特定構
造の環状イミノエステルであること、前記熱可塑性樹脂
フィルムの片面に粘着剤層を有すること等を包含する。
の基材フィルムは、透明な熱可塑性樹脂フィルムであ
り、透明であって、可撓性を有し、スパッタ法や真空蒸
着法等により蒸着層を形成し得る耐熱性を備えた熱可塑
性樹脂フィルムが好ましい。
脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレートに代表される芳香族ポリエステル、ナイ
ロン6、ナイロン66に代表される脂肪族ポリアミド、
芳香族ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレンに代
表されるポリオレフィン、ポリカーボネート等が例示さ
れる。これらの中、芳香族ポリエステルが好ましく、特
に耐熱性、機械的強度に優れる二軸延伸フィルムを形成
し得るポリエチレンテレフタレートが好ましい。
ている方法で製造することができる。例えば、二軸延伸
ポリエステルフィルムは、芳香族ポリエステルを乾燥
後、Tm〜(Tm+70)℃の温度(但し、Tm:芳香
族ポリエステルの融点)で押出機にて溶融し、ダイ(例
えばT−ダイ、I−ダイ等)から回転冷却ドラム上に押
出し、40〜90℃で急冷して未延伸フィルムを製造
し、ついで該未延伸フィルムを(Tg−10)〜(Tg
+70)℃の温度(Tg:芳香族ポリエステルのガラス
転移温度)で縦方向に2.5〜8.0倍の倍率で延伸
し、次いで又は同時に横方向に2.5〜8.0倍の倍率
で延伸し、必要に応じて180〜250℃の温度で1〜
60秒間熱固定することにより製造できる。フィルムの
厚みは5〜250μmの範囲が好ましい。
ルには、必要により、適当なフィラーを含有させること
ができる。このフィラーとしては、従来から熱可塑性樹
脂フィルム、特にポリエステルフィルムの滑り性付与剤
として知られているものを用いることができる。その例
を示すと、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、酸化アル
ミニウム、カオリン、酸化珪素、酸化亜鉛、カーボンブ
ラック、炭化珪素、酸化錫、架橋アクリル樹脂粒子、架
橋ポリスチレン樹脂粒子、メラミン樹脂粒子、架橋シリ
コーン樹脂粒子等が挙げられる。かかる滑り性付与剤の
平均粒径は0.01〜10μmが好ましく、また含有量
はフィルムが透明性を保持する量範囲であって、0.0
001〜5wt%が好ましい。さらに熱可塑性樹脂、特
に芳香族ポリエステル中には、着色剤、帯電防止剤、酸
化防止剤、有機滑剤、触媒なども適宜添加することがで
きる。
外線吸収性を有する必要があるが、それにはフィルム中
に紫外線吸収剤を含有させるのが好ましい。
吸収剤、例えばサリチル酸系化合物、ベンゾフェノン系
化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、環状イミノエス
テル系化合物などを好ましく例示することができる。こ
れらの中、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾー
ル系化合物、環状イミノエステル系化合物が好ましい。
ポリエステルに配合するものとしては、特に環状イミノ
エステル系化合物が好ましい。
4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン等が好ましく例示で
き、前記ベンゾトリアゾール系化合物としては2−
(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール等が好ましく例示できる。
下記の式(I)、式(II)で表わされる化合物である。
るX1からの2本の結合手が1位、2位の位置関係にあ
る、2価の芳香族基であり;nは1、2又は3であり;
R1はn価の炭化水素残基で、これは更にヘテロ原子を
含有していてもよい、又はR1はn=2のとき直接結合
であることができる。)
−b
一もしくは異なり1価の炭化水素残基であり;X2は4
価の芳香族基で、これは更にヘテロ原子を含有していて
もよい。) 前記式(I)中、X1としては、好ましくは1,2−フェ
ニレン、1,2−ナフチレン、2,3−ナフチレン、下
記式
−、−SO2−、−CH2−、−(CH2)2−又は−C
(CH3)2−である。)で表わされる基を挙げることが
できる。これらのうち、特に1,2−フェニレンが好ま
しい。
えば炭素数1〜10のアルキル例えばメチル、エチル、
プロピル、ヘキシル、デシル等;炭素数6〜12のアリ
ール例えばフェニル、ナフチル等、炭素数5〜12のシ
クロアルキル例えばシクロペンチル、シクロヘキシル
等;炭素数8〜20のアラルキル例えばフェニルエチ
ル;炭素数1〜10のアルコキシ例えばメトキシ、エト
キシ、デシルオキシ等;ニトロ;ハロゲン例えば塩素、
臭素等;炭素数2〜10のアシル例えばアセチル、プロ
ポニル、ベンゾイル、デカノイル等、などの置換基で置
換されていてもよい。
ある)の炭化水素残基であるか、又はnが2であるとき
に限り直接結合であることができる。
ては、第1に、例えば炭素数1〜10の未置換脂肪族
基、炭素数6〜12の未置換芳香族基、炭素数5〜12
の未置換脂環族基が挙げられる。
例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、デシル等
を、炭素数6〜12の未置換芳香族基としては例えばフ
ェニル、ナフチル、ビフェニル等を、炭素数5〜12の
未置換脂環族基としては例えばシクロペンチル、シクロ
ヘキシル等を挙げることができる。
第2に、例えば下記式(c)
ン、フェニレン又はナフチレンである。)で表わされる
基、下記式(d)
基、フェニル基又はナフチル基である。)で表わされる
基、下記式(e)
であり、R6は水素原子又はR5に定義された基のいずれ
かである。)で表わされる基、又は下記式(f)
であり、R7は水素原子又はR5に定義された基のいずれ
かでる)で表わされる置換された脂肪族基又は芳香族基
を挙げることができる。
第3に、上記未置換の芳香族基が例えば上記X1を表わ
す芳香族基として例示したと同じ置換基で置換されてい
るものを挙げることができる。それ故、かかる置換基で
置換された場合の例示としては、例えばトリル、メチル
ナフチル、ニトロフェンニル、ニトロナフチル、クロロ
フェニル、ベンゾイルフェニル、アセチルフェニル又は
アセチルナフチル等を挙げることができる。
(c)、(d)、(e)又は(f)で表わされる基、す
なわち置換された脂肪族基又は芳香族基、特にそのうち
置換された芳香族基が好ましい。
ては、第1に、例えば炭素数2〜10の未置換の脂肪族
基、炭素数6〜12の未置換の芳香族基、炭素数5〜1
2の未置換の脂環族基が挙げられる。
は、例えばエチレン、トリメチレン、テトレメチレン、
デカメチレン等を、炭素数6〜12の未置換の芳香族基
としては、例えばフェニレン、ナフチレン、p,p’−
ビフェニレン等を、炭素数5〜12の未置換の脂環族基
としては、例えばシクロペンチレン、シクロヘキシレン
等を挙げることができる。
第2に、例えば下記式(g)
かである。)で表わされる基、又は下記式(h)
R9はR4に定義された基のいずれかであり、そしてR10
はR6に定義された基のいずれかである。)で表わされ
る置換された脂肪族基又は芳香族基を挙げることができ
る。
第3に、上記未置換の2価の芳香族基が、例えば上記X
1を表わす芳香族基として例示したと同じ置換基で置換
されているものを挙げることができる。
のうち直接結合又は第1〜3の群の未置換又は置換され
た2価の芳香族基が好ましく、特に、2本の結合手が最
も離れた位置から出ている第1又は第3の群の未置換の
又は置換された芳香族基が好ましく、就中p−フェニレ
ン、p,p’−ビフェニレン又は2,6−ナフタレンが
好ましい。
ては、例えば炭素数6〜12の芳香族基を挙げることが
できる。
置換基として例示したと同じ置換基で置換されていても
よい。
もしくは異なり1価の炭化水素残基であり、X2は4価
の芳香族基である。
明においてn=1の場合のR1について説明したと同じ
基を例として挙げることができる。
で表わされる基を挙げることができる。
明において、R1を表わす1価の芳香族基の置換基として
例示したと同じ置換基で置換されていてよい。
よび式(II)で表わされる環状イミノエステルの具体例
としては、例えば下記の化合物を挙げることができる。
−ブチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−
フェニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−
(1−又は2−ナフチル)−3,1−ベンゾオキサジン
−4−オン、2−(4−ビフェニル)−3,1−ベンゾ
オキサジン−4−オン、2−p−ニトロフェニル−3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−m−ニトロフェ
ニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−p−
ベンゾイルフェニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン、2−p−メトキシフェニル−3,1−ベンゾオキ
サジン−4−オン、2−o−メトキシフェニル−3,1
−ベンゾオキサジン−4−オン、2−シクロヘキシル−
3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−p−(又は
m−)フタルイミドフェニル−3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン、N−フェニル−4−(3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン−2−イル)フタルイミド、N−ベ
ンゾイル−4−(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン
−2−イル)アニリン、およびN−ベンゾイル−N−メ
チル−4−(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2
−イル)アニリン。
ン)、2,2’−エチレンビス(3,1−ベンゾオキサ
ジン−4−オン)、2,2’−テトラメチレンビス
(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−
デカメチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オ
ン)、2,2’−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾ
オキサジン−4−オン)、2,2’−m−フェニレンビ
ス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’
−(4,4’−ジフェニレン)ビス(3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン)、2,2’−(2,6−又は1,
5−ナフタレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4
−オン)、2,2’−(2−メチル−p−フェニレン)
ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,
2’−(2−ニトロ−p−フェニレン)ビス(3,1−
ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−(2−クロ
ロ−p−フェニレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン
−4−オン)、2,2’−(1,4−シクロヘキシレ
ン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、N
−p−(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イ
ル)フェニル,4−(3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン−2−イル)フタルイミド、およびN−p−(3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ベンゾイ
ル,4−(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−
イル)アニリン。
ン−2−イル)ベンゼン、1,3,5−トリ(3,1−
ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ナフタレン、
および2,4,6−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−
4−オン−2−イル)ナフタレン。
5,4−d’)ビス−(1,3)−オキサジン−4,6
−ジオン、2,7−ジメチル−4H,9H−ベンゾ(1,
2−d;5,4−d’)ビス−(1,3)−オキサジン
−4,9−ジオン、2,8−ジフェニル−4H,8H−ベ
ンゾ(1,2−d;5,4−d’)ビス−(1,3)−
オキサジン−4,6−ジオン、2,7−ジフェニル−4
H,9H−ベンゾ(1,2−d;5,4−d’)ビス−
(1,3)−オキサジン−4,6−ジオン、6,6’−
ビス(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−
4−オン)、6,6’−ビス(2−エチル−4H,3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン)、6,6’−ビス
(2−フェニル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4
−オン)、6,6’−メチレンビス(2−メチル−4
H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、6,6’
−メチレンビス(2−フェニル−4H,3,1−ベンゾ
オキサジン−4−オン)、6,6’−エチレンビス(2
−メチル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オ
ン)、6,6’−エチレンビス(2−フェニル−4H,
3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、6,6’−ブ
チレンビス(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオキサ
ジン−4−オン)、6,6’−ブチレンビス(2−フェ
ニル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、
6,6’−オキシビス(2−メチル−4H,3,1−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)、6,6’−オキシビス
(2−フェニル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4
−オン)、6,6’−スルホニルビス(2−メチル−4
H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、6,6’
−スルホニルビス(2−フェニル−4H,3,1−ベン
ゾオキサジン−4−オン)、6,6’−カルボニルビス
(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン)、6,6’−カルボニルビス(2−フェニル−4
H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、7,7’
−メチレンビス(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン)、7,7’−メチレンビス(2−
フェニル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オ
ン)、7,7’−ビス(2−メチル−4H,3,1−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)、7,7’−エチレンビス
(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン)、7,7’−オキシビス(2−メチル−4H,
3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、7,7’−ス
ルホニルビス(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオキ
サジン−4−オン)、7,7’−カルボニルビス(2−
メチル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オ
ン)、6,7’−ビス(2−メチル−4H,3,1−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)、6,7’−ビス(2−フ
ェニル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−オ
ン)、6,7’−メチレンビス(2−メチル−4H,
3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、および6,
7’−メチレンビス(2−フェニル−4H,3,1−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)。
合物、より好ましくはn=2の場合の上記式(I)の化
合物、特に好ましくは下記式(I)−1
で表わされる化合物が有利に用いられる。
2’−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン
−4−オン)、2,2’−(4,4’−ジフェニレン)
ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)および
2,2’−(2,6−ナフタレン)ビス(3,1−ベン
ゾオキサジン−4−オン)が好ましい。
加方法は特に限定されないが、ポリマー重合工程、フィ
ルム製膜前の溶融工程での熱可塑性樹脂への練込み、二
軸延伸フィルムへの含浸などを例示することができる。
特に、熱可塑性樹脂、特に芳香族ポリエステルの重合度
低下を防止する意味でもフィルム製膜前の溶融工程での
ポリマーへの練込みが好ましい。その際の紫外線吸収剤
の練込みは、該剤の粉体の直接添加法、該剤を高濃度に
含有するマスターポリマーを製膜用ポリマーに添加する
マスターバッチ法などにより行うことができる。なお、
上記環状イミノエステルは遊離の水酸基との反応性を有
するので、出来るだけ反応しない条件で配合するのが好
ましい。もっとも、ポリエステルの場合、この重合度が
極端に上昇しない条件であれば、配合条件として許容さ
れる。
香族ポリエステル中の含有量は0.1〜5重量%、さら
に0.2〜3重量%であることが、紫外線吸収剤の不足
によるフィルムの耐候性低下や、紫外線吸収剤の過剰に
よるポリマー重合度の低下に起因する機械的特性の劣化
を防止するため好ましい。
の干渉性を利用した反射防止層であり、高屈折率層と低
屈折率層とを有する。この反射防止層は高屈折率層と低
屈折率層を交互に、かつ最表層に低屈折率層が位置する
ように積層することが好ましい。この積層構造は高屈折
率層と低屈折率層の2層構造、高屈折率層の両側に低屈
折率層を設けたサンドイッチ構造の3層構造、複数の高
屈折率層と複数の低屈折率層を交互に積層した4層乃至
10層の積層構造をとることができる。好ましい層数は
2〜7である。これらの層はそれぞれ、優れた反射防止
特性を得るため、後述する所定の膜厚(屈折率n × 層
厚d)を構成するのが好ましい。
1.65以上であることが好ましい。さらに高屈折率層
はTiO2、Ta2O5、ZrO2、SnO2 、In2O3お
よびZnOから選ばれた1種以上の薄膜であることが好
ましい。また低屈折率層としては、屈折率(n)が1.
5以下とすることが好ましい。さらに低屈折率層は有機
樹脂または金属酸化物からなる層が好ましい。特にSi
O2からなる層が好ましい。
法、反応性蒸着法、イオンビーム蒸着法、スパッタリン
グ法、イオンプレーティング法、プラズマCVD法等の
気相成長法が挙げられる。また、金属酸化物は微細粒子
化し、バインダーに分散させた塗料あるいはゾル−ゲル
法による湿式成膜方式も使用できる。かかる方式には、
グラビアコート法やスクリーンコート法、ディップコー
ト法、スピンコート法、スプレーコート法などによる湿
式コート法も使用することができる。また、可視光線反
射防止層の耐擦傷性向上のために、ハードコート層上に
可視光線反射防止層を設ける。
は、400nmから700nmの光の波長領域で5%以
下であることが好ましい。さらに波長550nmにおけ
る反射率が2%以下、さらには1%以下であることが好
ましい。反射防止層の各層の厚みは、下記式を満足する
光学膜厚となるように設定すると、効果が最も高くなる
ので好ましい。
nm)、nは層構成物質の屈折率を表わす。)
硬化性樹脂からなるハードコート層であることが好まし
い。紫外線硬化性樹脂としては、例えばウレタン−アク
リレート系、エポキシアクリレート系、ポリエステル−
アクリレート系などの紫外線硬化性組成物を挙げること
ができ、これらの中、ハードコート樹脂自身が基材の伸
縮に追従するためには、ウレタン成分をソフトセグメン
トとして含んだアクリレート系の光硬化性樹脂、例えば
十条ケミカル社製のレイキュアーが好ましい。さらに、
塗膜の耐摩耗性の向上と硬化時の体積収縮率の減少のた
めに、無機微粒子を含有させることが好ましい。無機微
粒子としては、シリカ、酸化チタン等の金属酸化物より
なる微粒子が好ましい。かかる無機微粒子の含有量は2
0〜60重量%が好ましく、無機微粒子の平均粒径は1
00μm以下のものが好ましい。また、この平均粒径は
100nm以上であることが好ましい。反射防止層のハ
ードコート性(傷防止性)向上のために、無機微粒子表
面に光重合反応性を有する感光性基を導入したものが好
ましい。この感光性基としては単官能性または多官能性
アクリレートが好ましい。無機微粒子の含有量が20重
量%未満であると、耐摩耗性不良および紫外線硬化時の
体積収縮率が高くなり、製品フィルムにカールを発生さ
せるようになり、一方、60重量%超であると、ハード
コート樹脂の伸縮性不良となり、屈曲によるクラックが
入りやすくなる。
度で4H以上の硬さを有することが好ましい。また、ハ
ードコート層表面はさらにその上に反射防止層を積層す
るため、表面の濡れ性を良くしておく必要がある。ハー
ドコート表面の水接触角は40〜80°であることが好
ましい。この接触角が80°を超えると積層界面の密着
性不良を起こし、一方40°未満ではロール上に巻いた
場合ブロッキング現象を起こすことがある。
コート法、ドクターブレード法、リバースロールコート
法、グラビアロールコート法等の公知の塗布方法で上記
成分を含む塗布液を塗布する方法を用いることができ
る。塗膜厚みは0.5〜20μm、さらには1〜5μm
が好ましい。この厚みが0.5μm未満ではハードコー
ト性不良となり、一方20μm超はフィルムの伸縮追従
において、内部応力が強く、密着性不良となる野で、好
ましくない。
護膜的な効果を狙うもので、外的要因により汚れた表面
を清掃することで反射防止効果を常に保つことができる
ものである。この層の形成材料としては、透明性を有
し、反射防止特性を損なわないものが必要である。例え
ば、フルオロアルキル基含有樹脂やフルオロカーボンや
フルオロシラン等、あるいはこれらの化合物等が好まし
い。また指紋拭き取り性には、メチル基を導入するした
化合物も適している。
応じて、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレー
ティング法、プラズマCVD法、プラズマ重合やロール
コート法、スプレーコート法、ディップコート法等各種
コーティング法を用いることができる。防汚層は反射防
止特性を損なうことが無いよう、通常膜厚は30nm以
下で形成される。
透過率が20%以下、好ましくは10%以下、さらに好
ましくは5%以下である。この紫外線透過率が20%よ
り大きくなると、紫外線劣化が大きく、フィルムの耐久
性に劣り、好ましくない。
使用形態から、可視光線反射防止層の形成された反対面
側に粘着剤層を設け、さらにその上に離形フィルムを積
層した構造を有することが好ましい。
シリコーン系の粘着剤が好ましい。また、コストや、反
射防止フィルムを剥がす必要がある場合を考慮すると、
アクリル系粘着剤が特に好ましい。かかる粘着剤として
は東洋インキ社製のオリバインPBS8170、を例示
することができる。
定剤、紫外線吸収剤、難燃剤、帯電防止剤等を含有させ
ることもできる。粘着剤層の厚みは10〜15μmが好
ましい。
ルムを用いることができる。例えば、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムに硬化型シリコーン樹脂層を設けた
離形フィルムが好ましく用いることができる。この硬化
型シリコーン樹脂としては、例えば信越シリコーン社製
のKS847H等を例示することが出来る。
る。なお、フィルムの特性は、以下の方法にしたがって
測定した。
WEL−SUN−HCL型)を使用し、JIS−K−6
783bに準じてフィルム側から照射を行ない、100
0時間(屋外曝露1年間に相当)照射することにより屋
外曝露促進試験を行う。試験後のフィルムの外観を観察
し、以下の基準で評価する。 ○:劣化なし △:やや劣化 ×:表面が劣化して白くなる。
層側フィルム表面の可視光線反射率(測定光の波長:5
50nm)を測定する。
フィルムの370nm以下の最大透過率を測定する。
用して、粘着剤加工をする前の反射防止フィルムのヘー
ズ値を測定する。
−(4,4’−ジフェニレン)ビス(3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン)(実施例1)、2,2’−p−フ
ェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)
(実施例2)又は2,2’−(2,6−ナフタレン)ビ
ス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)(実施例
3)をポリマー99重量部に対して1重量部添加して、
固有粘度(35℃のo−クロロフェノール中で測定)
0.65のポリエチレンテレフタレート(滑剤として平
均粒径1.0μmのカオリンを20ppm含有)を準備
した。
に維持した回転冷却ドラム上に常法により溶融押出し、
急冷して未延伸フィルムを得た。次いでこの未延伸フィ
ルムを縦方向に95℃にて3.5倍延伸し、引続き横方
向に105℃にて3.9倍延伸し、さらに210℃で熱
固定処理して、厚み75μmの二軸延伸ポリエステルフ
ィルム(PETフィルム)を得た。
型多官能アクリル樹脂を乾燥後の塗布厚みが5μmとな
るよう塗布、乾燥、紫外線照射してハードコート層を形
成した。
成するため、TiOx(n=1.75,d=78nm)、 TiO2(n=
2.0,d=69nm)、SiO2(n=1.45,d=95nm)の膜を、真空
下(5×10-5torr)でスパッタリング法により順
次形成した。
パーフルオロアルキル基含有アクリル樹脂層を厚さ5nm
となるよう塗工した。
の他方の面に、ガラスに対する剥離強さが500g/c
mのアクリル系粘着剤を、乾燥膜厚20μmとなるよう
塗布して反射防止フィルムを得た。この反射防止フィル
ムの特性は表1に示す。
添加しない以外は実施例1と同じように行なって反射防
止フィルムを得た。この反射防止フィルムの特性は表1
に示す。
光反射防止性が高く、紫外線劣化にも強い耐久性のある
反射防止フィルムを提供することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 透明な熱可塑性樹脂フィルムの少なくと
も片面にハードコート層、可視光線反射防止層、防汚染
層を順次設けた反射防止フィルムであって、該熱可塑性
樹脂フィルムが紫外線遮蔽性を有し、かつ該反射防止フ
ィルムの紫外線透過率が20%以下、可視光線反射率が
5%以下、ヘーズ値が2%以下であることを特徴とする
反射防止フィルム。 - 【請求項2】 可視光線反射防止層が、金属、金属酸化
物、有機樹脂またはこれら2種以上の混合物より形成さ
れるものであり、低屈折率層と高屈折率層が交互に積層
され、最表層が低屈折率層で構成されている請求項1記
載の反射防止フィルム。 - 【請求項3】 熱可塑性樹脂フィルムが紫外線吸収剤を
含有する請求項1記載の反射防止フィルム。 - 【請求項4】 熱可塑性樹脂フィルムが紫外線吸収剤を
含有するポリエステルフィルムである請求項3記載の反
射防止フィルム。 - 【請求項5】 紫外線吸収剤が下記式(I)及び下記式
(II)で表わされる環状イミノエステルから選ばれる少
なくとも1種の化合物である請求項3または4記載の反
射防止フィルム。 【化1】 (ただし、式中のX1は上記式に表わされるX1からの2
本の結合手が1位、2位の位置関係にある、2価の芳香
族基であり;nは1、2又は3であり;R1はn価の炭
化水素残基で、これは更にヘテロ原子を含有していても
よい、又はR1はn=2のとき直接結合であることがで
きる。) 【化2】 (ただし、式中のAは下記式(II)−a 【化3】 で表わされる基であるか又は下記式(II)−b 【化4】 で表わされる基であり;R1およびR2は同一もしくは異
なり1価の炭化水素残基であり;X2は4価の芳香族残
基で、これは更にヘテロ原子を含有していてもよい。) - 【請求項6】 熱可塑性樹脂フィルムの片面に粘着剤層
を有する請求項1ないし5のいずれかに記載の反射防止
フィルム。
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