JP2001313381A - 半導体ウェーハ並びにそれを用いた半導体デバイス及びその製造方法 - Google Patents

半導体ウェーハ並びにそれを用いた半導体デバイス及びその製造方法

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JP2001313381A
JP2001313381A JP2000129133A JP2000129133A JP2001313381A JP 2001313381 A JP2001313381 A JP 2001313381A JP 2000129133 A JP2000129133 A JP 2000129133A JP 2000129133 A JP2000129133 A JP 2000129133A JP 2001313381 A JP2001313381 A JP 2001313381A
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semiconductor
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Hideyuki Tanaka
英行 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ウェーハ接着の再現性を高め、半導体デバイ
スの歩留まりを向上させる。 【解決手段】 複数の半導体ウェーハが張り合わされて
いる、半導体ウェーハ11の多層構造において、半導体
ウェーハにチップサイズの間隔で接着界面に達する穴1
4があけられている構成を有している。上記構成によっ
て、この穴がガス抜き穴として働くため、密着を高める
ための熱処理時に接着界面15で発生するガスが半導体
ウェーハ外に効果的に抜ける。その結果、ガスが抜けき
らないことにより発生するボイドが接着界面15に発生
しにくくなり、接着の再現性が高まりデバイスの歩留ま
りが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚以上のウェー
ハを張り合わせて形成する半導体ウェーハ並びにそれを
用いた半導体デバイス及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウェーハおよび半導体デバ
イスおよびそれらの製造方法は、1998年の応用物理学会
誌「応用物理」第67巻第2号195頁に記載されたものが知
られている。
【0003】従来の製造方法を示す前に、図9に作製す
る半導体デバイスを示す。Si基板上のInP端面発光型レ
ーザーの構造を有している。Si基板91、p型InPクラッ
ド層92、InGaAsP活性層93、n型InPクラッド層9
4、InGaAsキャップ層95、AuGeNi電極96、AuZn電極
97によって構成されている。両電極を通して電流を活
性層に注入し、レーザー発振する。チップのサイズは一
辺をX、もう一辺をYとする。InPに比べ熱伝導の良いS
i基板91が、活性層93の近傍に存在するため、InP基
板上に作製したものより高い放熱効果が得られる。その
ため、レーザーの出力を上げても結晶が劣化せず、飽和
光出力が大きいという優れた特徴を有する。この様なSi
基板上に形成されたIII-V族デバイスは、他にも様々な
メリットをもたらし、Si-LSI間の光配線やSiベースのプ
ラットフォームにIII-V族受発光デバイスを集積するた
めに供される。
【0004】このデバイスの従来の製造方法を図10に
示す。Si基板上にはInPはエピタキシャル成長しないの
で、SiとInPの界面はウェーハの接着により形成する。
まず、予め、InP基板側の構造を作製しておく。図10
(a)に示すように、350μm厚のInP基板上106にエ
ッチストップ層であるInGaAs105、p型クラッド層で
あるp-InP104、活性層であるInGaAsP103、n型ク
ラッド層であるn-InP102およびキャップ層であるInG
aAs101の多層構造をMO-CVD法で作成する。InP基板1
06とInGaAs105は選択エッチャントを用いて除去
し、p-InP104を露出させる。
【0005】このInP基板106と、接着させるSi基板
107の両基板をH2SO4:H2O2:H2O混合液に浸した後、水
洗する。スピン乾燥機で基板を乾燥させて、図10
(b)の様に室温大気中で、鏡面同士を密着させる。こ
の段階で両基板は強度は弱いながらも一体化する。その
後、この室温接着された基板に、水素雰囲気中で400℃
の熱処理を30分間施す。SiとInPの接着には400℃程度が
最適である。この熱処理によって接着強度が増大し、半
導体ウェーハが作製される。
【0006】この熱処理の後、図10(c)に示すよう
に、幅8μmのマスクを用いて活性層をストライプ状に
加工し、横幅6μm、厚さ0.15μmの活性領域を形
成し、AuZn109およびAuGeNi108を蒸着して、それ
ぞれp型およびn型オーミック電極を形成する。最後に図
10(d)に示すようにウェッジ1010を用いて劈開
し、チップ1011に分割する。
【0007】このウェーハ接着のメカニズムを図11に
示す。H2SO4:H2O2:H2O混合液に浸した後、水洗すると、
図11(a)に示すようにInP基板111とSi基板11
2の両基板表面に薄いOH基113が吸着し、その結果基
板の表面は親水性を示す。この表面を図11(b)の様
に室温大気中で、鏡面同士を密着させる。この段階で両
基板は強度は弱いながらも一体化する。これは上述の処
理で、表面に吸着したOH基同士114が水素結合を起こ
すためと考えている。
【0008】その後、この室温接着された基板に、水素
雰囲気中で400℃の熱処理を30分間施す。この熱処理に
よって接着強度が増大する。その機構についてはまだ十
分に解明されたとは言いがたいが、処理温度によって幾
つかの段階を経て接着が進行するものと思われる。図1
1(c)に示すように、200-400℃においては界面からH
2Oガス117が発生し、OH基間の水素結合から酸素Oを
介した結合115へと変化していく。一般に水素結合よ
りこの酸素を介した結合の方が強度が強いので、この熱
処理で接着強度は増加する。さらに、酸素が十分抜けれ
ば基板の原子が直接結合116を起こす。ただし、酸化
膜は残っており、5nmほどのアモルファスな層が存在す
ることが透過電子顕微鏡で観察されている。
【0009】図12に一体化した従来の半導体ウェーハ
の構造を示す。図12(a)が半導体ウェーハ121の
表面を示し、図12(b)にその断面における接着界面
122の位置を示す。
【0010】従来の技術には、接着界面が2つ存在する
半導体ウェーハおよびデバイスも存在する。例えば、ア
プライド・フィジックス・レター、68巻、26号、3692
頁、1996年(Appl. Phys. Lett., Vol.68, No. 26, 199
6, p. 3692)に掲載されている赤外線用アバランシェ・
ホト・ダイオード(APD)が知られている。図13に
そのAPDの構造を示す。本APDを製造するには、ま
ずn型Si基板であるSi-n+133に2.5μmの真性エピタ
キシャルSi層としてSi-n-134を成長させる。
【0011】その結果、成長層は弱いn型を示すため、
さらにそのエピ表面にp型にする不純物であるBを浅くイ
オン注入し、イオン注入層135を形成してエピ層を真
性に近づける。つぎに、InP基板にMOCVD法を用いてInGa
Asを1μmエピタキシャル成長させる。この際、ドーパ
ントを加えないにも関わらず、InGaAsは弱いn型を示
す。第1回目の接着により、真性エピタキシャルSi面上
にこのInGaAsがInGaAs-n -136として形成される。接
着界面は第1接着界面131である。InPは選択エッチ
ングにより剥がし、別のInP基板にMOCVD法を用いてInGa
Asを0.25μmエピタキシャル成長させ、ドーパントを加
え、InGaAsをp型にする。
【0012】第2回目の接着により、先ほど接着により
作成したInGaAs/Si基板上にこのp型InGaAsであるInGaAs
-p+137が乗り、この接着界面は第2接着界面132
で示す。以上、接着界面を2つ有する半導体ウェーハが
完成する。選択エッチングによりInPは剥がし、ホトリ
ソグラフィーと反応性イオンエッチング(Reactive IonE
tching, RIE)により、メサ構造を作成し、AuZn138と
Au139の電極の蒸着等を経て、図13のAPD構造が
完成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この半導体デバイスお
よび半導体ウェーハおよび製造方法においては、ウェー
ハ接合界面に存在するボイドと呼ばれる未接着部分の低
減が求められているBボイドの発生により、ウェーハの
剥離などが生じ、プロセスの再現性や歩留まりが不十分
になっているためである。図14にボイドの分布を示
す。図14(a)が接着した半導体ウェーハ141であ
り、図14(b)がその断面である。接着ウェーハに赤
外線を照射し、透過光を測定することにより、接着界面
143に存在するボイドを検出した。黒く表したのがボ
イド142であり、その直径は大きなものでcmオーダ
ー、小さいもので、百μmオーダーである。
【0014】本発明は、このボイドの低減を目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、張り合わせる片方のウェーハに、チップを
切り出す線に沿ってガス抜き穴を開けたものである。
【0016】これにより、密着を高めるための熱処理時
に界面で発生するガスがウェーハ外に効果的に抜け、ボ
イド発生が低減された接合界面が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、所定の方向に第一の間隔をおいて少なくとも2つの
貫通穴を有する貫通穴列を、前記所定の方向と垂直な方
向に第二の間隔をおいて互いに平行に少なくとも2列具
備する半導体ウェーハであり、ウェーハを接着する熱処
理の際、接合界面で発生するガスを外部に逃がす貫通穴
を有するという作用を有する。
【0018】請求項2記載の発明は、第一の間隔と第二
の間隔が同じ長さである請求項1記載の半導体ウェーハ
であり、ウェーハを接着する熱処理の際、接合界面で発
生するガスを外部に逃がす貫通穴を有するという作用を
有する。
【0019】請求項3記載の発明は、貫通穴が、レーザ
ー光をウォータージェット内部に導入する微細加工機で
開けられたものである請求項1又は2記載の半導体ウェ
ーハであり、半導体ウェーハに熱などによる損傷を与え
ることなく穴を開ける加工方法を提供するという作用を
有する。
【0020】請求項4記載の発明は、半導体ウェーハの
主たる材料がシリコン(Si)である請求項1、2又は
3記載の半導体ウェーハであり、SOI(Silico
nOn Insulator)構造を作成するという作
用を有する。
【0021】請求項5記載の発明のように、半導体ウェ
ーハの主たる材料が燐化インジウム(InP)である請
求項1、2又は3記載の半導体ウェーハでも良好な結果
が得られる。
【0022】請求項6記載の発明のように、半導体ウェ
ーハの片面の材料がインジウムガリウム砒素(InGa
As)である請求項1、2又は3記載の半導体ウェーハ
でも良好な結果が得られる。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
のいずれか記載の半導体ウェーハを用いた半導体デバイ
スであり、ボイドの発生が少なく再現性に優れた接合界
面を有するデバイスを提供するという作用を有する。
【0024】請求項8記載の発明は、半導体ウェーハ
に、所定の方向に第一の間隔をおいて少なくとも2つの
貫通穴を有する貫通穴列を、前記所定の方向と垂直な方
向に第二の間隔をおいて互いに平行に少なくとも2列具
備するごとく貫通穴を形成する工程を有する半導体デバ
イスの製造方法であり、ボイドの発生が少なく再現性に
優れた接合界面を有するデバイスを提供するという作用
を有する。
【0025】請求項9記載の発明は、第1の半導体ウェ
ーハに、所定の方向に第一の間隔をおいて少なくとも2
つの貫通穴を有する貫通穴列を、前記所定の方向と垂直
な方向に第二の間隔をおいて互いに平行に少なくとも2
列具備するごとく貫通穴を形成する工程と、前記第1の
半導体ウェーハと第2の半導体ウェーハとを張り合わせ
る工程を有する半導体デバイスの製造方法であり、ボイ
ドの発生が少なく再現性に優れた接合界面を有するデバ
イスを提供するという作用を有する。
【0026】請求項10記載の発明は、第1の半導体ウ
ェーハ及び第2の半導体ウェーハに、所定の方向に第一
の間隔をおいて少なくとも2つの貫通穴を有する貫通穴
列を、前記所定の方向と垂直な方向に第二の間隔をおい
て互いに平行に少なくとも2列具備するごとく貫通穴を
形成する工程と、前記第1の半導体ウェーハと前記第2
の半導体ウェーハを貫通穴が一致するごとく張り合わせ
る工程と、前記第2の半導体ウェーハにさらに第3の半
導体ウェーハを張り合わせる工程を有する半導体デバイ
スの製造方法であり、ボイドの発生が少なく再現性に優
れた接合界面を有するデバイスを提供するという作用を
有する。
【0027】請求項11記載の発明は、第一の間隔と第
二の間隔が同じ長さである請求項8、9又は10記載の
半導体デバイスの製造方法であり、ボイドの発生が少な
く再現性に優れた接合界面を有するデバイスを提供する
という作用を有する。
【0028】請求項12記載の発明は、さらに、張り合
わされた半導体ウェーハを穴に沿って分割する工程を有
する請求項8ないし11のいずれか記載の半導体デバイ
スの製造方法であり、ボイドの発生が少なく再現性に優
れた接合界面を有するデバイスを提供するという作用を
有する。
【0029】請求項13記載の発明は、分割する手段
が、劈開である請求項12記載の半導体デバイスの製造
方法であり、チップに分割する端面を平坦にするという
作用を有する。
【0030】請求項14記載の発明は、半導体ウェーハ
の主たる材料がシリコン(Si)である請求項8ないし
13のいずれか記載の半導体デバイスの製造方法であ
り、SOI(Silicon On Insulato
r)構造を作成するという作用を有する。
【0031】請求項15記載の発明のように、半導体ウ
ェーハの主たる材料が燐化インジウム(InP)である
請求項8ないし13のいずれか記載の半導体デバイスの
製造方法でも良好な結果が得られた。
【0032】請求項16記載の発明のように、半導体ウ
ェーハの片面の材料がインジウムガリウム砒素(InG
aAs)である請求項8ないし13のいずれか記載の半
導体デバイスの製造方法でも良好な結果が得られた。
【0033】請求項17記載の発明は、貫通穴が、レー
ザー光をウォータージェット内部に導入する微細加工機
で開けられたものである請求項8ないし16のいずれか
記載の半導体デバイスの製造方法であり、半導体ウェー
ハに熱などによる損傷を与えることなく穴を開ける加工
方法を提供するという作用を有する。
【0034】以下、本発明の実施の形態について、本発
明の具体例とともに、図面を用いて説明する。
【0035】(実施の形態1)図1は、本発明第1の実
施の形態における半導体ウェーハの構造図を示し、図1
(a)は半導体ウェーハの平面図、図1(b)はその断
面図を示す。図1(a)において、11は半導体ウェー
ハで、張り合わされた2枚の半導体単結晶から構成され
ている。同図からわかるように、一方の半導体ウェーハ
には、所定の方向に第一の間隔をおいて少なくとも2つ
の貫通穴14を有する貫通穴列を、前記所定の方向と垂
直な方向に第二の間隔をおいて互いに平行に少なくとも
2列具備している。所定の方向の穴から穴までの長さ及
び方向を単位ベクトルY12とし、単位ベクトルY12
と直交する方向の穴から穴までの長さと方向を単位ベク
トルX13と定義する。単位ベクトルY12及び単位ベ
クトルX13は半導体ウェーハから切り出すチップサイ
ズの1辺の長さに等しい。
【0036】チップへの分割を容易に行うために、X1
3およびY12の方向はウェーハの劈開方向に一致して
いる。図1において、穴14は接着界面で発生するガス
を外部に逃がす作用を有する。図1(b)において、1
5は2枚の半導体ウェーハの接着界面を示す。
【0037】本半導体ウェーハの構造は次のように作製
した。まず、レーザー光とウォータージェットの両者を
備え、ウォータージェット内部にレーザー光を導入する
微細加工機を用いて、Si基板にX=1000μm、Y=
300μmの間隔で、直径50μmの貫通穴を開けた。図
2は、本発明第1の実施の形態による半導体ウェーハの
加工方法の説明図を示し、図2において、21はレーザ
ー光であり、レーザー光21を高速に流れる水流からな
るウォータージェット24内部に導入し、半導体ウェー
ハ22を加工し、加工部分23に穴を開けるものであ
る。本加工方法によれば、レーザーのみで貫通穴を開け
た場合に比べ、熱によるウェーハの変形などがなく、加
工後もウェーハ表面は平坦を保っていた。
【0038】図3に、比較のために従来の半導体ウェー
ハの加工方法について説明するための図を示す。図3に
おいてレーザー光33に加工された半導体ウェーハ31
は、加工部分32にはバリが生じ、半導体ウェーハ31
の平坦性が著しく損なわれてしまった。
【0039】図4は、本発明の一実施の形態による半導
体ウェーハおよび半導体デバイスの製造プロセスの説明
図を示す。図4において、InGaAs41は、キャップ層と
して表面を保護するもので、InGaAsの3元混晶から構成
されている。n-InP42は、クラッド層としてレーザー
光を閉じこめるもので、n型InP単結晶から構成されてい
る。InGaAsP43は、レーザー光を発するもので、InGaA
sPの4元混晶から構成されている。p-InP44は、クラ
ッド層としてレーザー光を閉じこめるもので、p型InP単
結晶から構成されている。Si45は、放熱およびSiデバ
イスを搭載するもので、Si単結晶から構成されている。
貫通穴46は、接着界面で発生するガスを抜くものであ
る。AuGeNi47は、n型でオーミックコンタクトするも
ので、AuGeNiの3元合金から構成されている。AuZn48
は、p型でオーミックコンタクトするもので、AuZnの2
元合金から構成されている。ウェッジ49は、半導体ウ
ェーハを劈開するものである。チップ410は、半導体
デバイスとして作用するもので、微細加工された半導体
ウェーハから構成されている。
【0040】まず、Si基板上のInP端面発光型レーザー
作製の従来例と同様に、InP基板上にInGaAsエッチスト
ップ層、p型InPクラッド層、InGaAsP活性層、n型InPク
ラッド層およびInGaAsキャップ層の多層構造をMO-CVD法
で作成した。
【0041】InP基板とInGaAsエッチストップ層は選択
エッチャントを用いて除去し、p-InPクラッド層を露出
させた。この多層構造基板と、Si基板の両基板をH2SO4:
H2O2:H 2O混合液に浸した後、水洗した。スピン乾燥機で
基板を乾燥させて、室温大気中で、図4(a)に示すよ
うに、鏡面同士を密着させた。この段階で両基板は強度
は弱いながらも一体化した。その後、この室温接着され
た基板に、水素雰囲気中で400℃の熱処理を30分間施し
た。この熱処理によって接着強度が増大し、接着ウェー
ハが完成した。
【0042】接着界面内のボイドを検出するため、接着
ウェーハに赤外線を照射し、透過光を測定した。図5
は、本発明第1の実施の形態による半導体ウェーハにお
ける接着界面内のボイド分布図を示し、図5(a)は半
導体ウェーハの表面内でのボイド分布、図5(b)は半
導体ウェーハの断面内でのボイド分布を示す。図5
(a)において、半導体ウェーハ512枚の半導体単結
晶から構成されている。穴52は接着界面で発生するガ
スを外部に逃がす作用を有する。ボイド53は接着界面
54に発生するものでウェーハを剥離させるものであ
る。
【0043】図5に示すように、従来存在したcmオー
ダーのボイドは消失している。ウェーハに、チップを切
り出す線に沿って細かいガス抜き穴を開けたことによ
り、密着を高めるための熱処理時に界面で発生するガス
がウェーハ外に効果的に抜け、ボイド発生が低減された
と考えられる。
【0044】この熱処理の後、幅8μmのマスクを用い
て活性層をストライプ状に加工し、横幅6μm、厚さ
0.15μmの活性領域を形成した。最後に、AuZnおよ
びAuGeNiを蒸着し、それぞれP型およびN型オーミック
電極を形成した。その結果、図4(b)の構造が完成し
た。最後に図4(c)に示すように、Si側の貫通穴に沿
ってウェッジを当てることにより、チップに分割した。
貫通穴の存在により、従来のものより容易に劈開でき
た。
【0045】なお、以上の説明では、Si基板に貫通穴を
開けた例で説明したが、InP基板に貫通穴を開けても同
様に実施可能である。図6にその構成を示す。図6
(a)は半導体ウェーハの表面、図6(b)はその断面
である。図6(a)において、半導体ウェーハ61はデ
バイスを構成する半導体層を接着により提供するもの
で、半導体単結晶から構成されている。半導体ウェーハ
61上の所定の方向の穴から穴までの長さと方向を単位
ベクトルY62とし、それと直交するものを単位ベクト
ルX63とする。これら単位ベクトルの長さは、半導体
ウェーハから切り出すチップサイズの1辺の長さを有す
る。貫通穴64は接着界面で発生するガスを外部に逃が
す作用を有する。InGaAs65はInPに格子整合
し、バンドギャップが0.73eVの半導体で、エピ成
長したIn0.53Ga0.47As単結晶から構成されている。In
P66はInP単結晶から構成されている。67はエピ成
長界面であり、InPとInGaAs層の境界を示す。本構成で
もSi基板を使用したものと同様の効果が得られた。
【0046】また、以上の説明では、Si基板上に接合す
る基板を、InP基板より作製した多層膜で構成した例で
説明したが、その他の例えばGaAs基板より作製した異な
る多層構造についても同様に実施可能である。
【0047】(実施の形態2)図7は、本発明第2の実
施の形態における半導体ウェーハの構造図を示し、図7
(a)は半導体ウェーハの平面図、図7(b)はその断
面図を示す。図7(a)において、半導体ウェーハ71
はデバイスを構成する半導体層であり、3枚の半導体単
結晶から構成されている。半導体ウェーハ71上の所定
の方向の穴から穴までの長さと方向を単位ベクトルY7
2とし、それと直交するものを単位ベクトルX73とす
る。これら単位ベクトルの長さは、半導体ウェーハから
切り出すチップサイズの1辺の長さを有する。穴74は
接着界面で発生するガスを外部に逃がす作用を有する。
【0048】図7(b)において、第1接着界面75は
1回目の接着を行った接着界面を示し、第2接着界面7
6は2回目の接着を行った接着界面を示す。
【0049】以下、本発明によるAPDの製造方法を示
す。まず、n型Si基板に2.5μmの真性エピタキシャルSi
層を成長させた。その結果、成長層は弱いn型を示した
ため、さらにそのエピ表面にp型にする不純物であるBを
浅くイオン注入し、エピ層を真性に近づけた。次に、In
P基板にウォータージェットレーザーを用いて、チップ
切断線に沿って貫通穴を開けた。このInP基板にMOCVD法
を用いてInGaAsを1μmエピタキシャル成長させ、図6
の基板を得た。
【0050】この際、ドーパントを加えないにも関わら
ず、InGaAsは弱いn型を示した。InGaAs側を、作成した
真性エピタキシャルSi面に接着した。貫通穴がガス抜き
穴として働き、接着界面のボイドは貫通穴がない場合に
比較し、無視しうる程度のものであった。InPは選択エ
ッチングにより剥がした。同じように貫通穴を開けた、
別のInP基板にMOCVD法を用いてInGaAsを0.25μmエピタ
キシャル成長させ、図6の基板を得た。
【0051】この際、ドーパントを加え、InGaAsをp型
にした。先ほど接着により作成したInGaAs/Si基板に、
このp型InGaAsを両基板の穴の位置を合わせて接着し
た。この接着界面でのボイドも従来の方法に比べ低減し
ていた。選択エッチングによりInPは剥がし、図7の構
造を得た。ホトリソグラフィーとRIEにより、メサ構造
を作成し、電極の蒸着等を経て、目的のAPD構造がボ
イドの低減により歩留まり良く作成できた。
【0052】(実施の形態3)図8は、本発明第3の実
施の形態における半導体ウェーハの構造図を示し、図8
(a)は半導体ウェーハの平面図、図8(b)はその断
面図を示す。図8(a)において、半導体ウェーハ81
はデバイスを構成する半導体層であり、半導体単結晶か
ら構成されている。半導体ウェーハ81上に図8(a)
に示すような単位ベクトルY82と単位ベクトルX83
jを定義する。これら単位ベクトルの長さは、半導体ウ
ェーハから切り出すチップサイズの1辺の長さを有す
る。穴84は接着界面で発生するガスを外部に逃がす作
用を有する。
【0053】次に、一辺を10mmとするチップ用のSO
I基板の製造方法を、図8を用いて説明する。まず、Si
基板にウォータージェットレーザーを用いて、図8
(a)に示すように、チップ切断線に沿って5mm間隔
で直径50μmの貫通穴を開けた。その結果、Si基板の
断面は図8(a)となる。次に熱酸化により1μm以上
の酸化膜を別のSiウェーハに形成し、両基板をH2SO4:H2
O2:H2O混合液に浸した後、水洗した。スピン乾燥機で基
板を乾燥させて、室温大気中で、鏡面同士を密着させ
た。この段階で両基板は強度は弱いながらも一体化し
た。
【0054】その後、この室温接着された基板に、水素
雰囲気中で熱処理を施した。この熱処理によって接着強
度が増大し、SOIウェーハが完成した。接着界面内の
ボイドを検出するため、接着ウェーハに赤外線を照射
し、透過光を測定した結果、従来存在したcmオーダー
のボイドは消失していた。ウェーハに、チップを切り出
す線に沿って1cm以下の間隔でガス抜き穴を開けたこ
とにより、cmオーダーのボイド発生が低減された。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、密着を高
めるための熱処理時に界面で発生するガスが貫通穴を通
ってウェーハ外に抜け、ボイド発生が低減するという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態における半導体ウェー
ハの構造を示す図
【図2】本発明第1の実施の形態における半導体ウェー
ハの加工方法を示す図
【図3】従来のの半導体ウェーハの加工方法を示す図
【図4】本発明第1の実施の形態における半導体デバイ
スの製造工程を示す図
【図5】本発明第1の実施の形態における半導体ウェー
ハにおける接着界面内のボイド分布を示す図
【図6】本発明第1の実施の形態における半導体ウェー
ハの構造を示す図
【図7】本発明第2の実施の形態における半導体ウェー
ハの構造を示す図
【図8】本発明第3の実施の形態における半導体ウェー
ハの構造を示す図
【図9】従来の製造方法による半導体デバイスの構成を
示す図
【図10】従来の半導体デバイスの製造工程を示す図
【図11】従来のウェーハ接合過程を示す図
【図12】従来の半導体ウェーハのを示す図
【図13】従来の製造方法による半導体デバイスの構成
を示す図
【図14】従来の半導体ウェーハにおける接着界面内の
ボイド分布を示す図
【符号の説明】
11、22、31、51、61、71、81、121
半導体ウェーハ 12、62、72、82 単位ベクトルY 13、63、73、83 単位ベクトルX 14、52、74 穴 15、52、122、143 接着界面 21、33 レーザー光 23、32 加工部分 24 ウォータージェット 41、65、95、101、105 InGaAs 42、94、102 n-InP 43、93、103 InGaAsP 44、94、104 p-InP 45、91 Si 46、64、84 貫通穴 47、96、108 AuGeNi 48、97、109、138 AuZn 49、1010 ウェッジ 410、1011 チップ 53、142 ボイド 66 InP 67 エピ成長界面 75、131 第1接着界面 76、132 第2接着界面 106、111 InP基板 107、112 Si基板 113 吸着したOH基 114 水素結合したOH基 115 酸素原子を介した基板間の結合 116 基板原子間の結合 117 発生するH2Oガス 133 Si-n+ 134 Si-n- 135 イオン注入層 136 InGaAs-n- 137 InGaAs-p+ 139 Au
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/301 H01L 29/205 29/205 B23K 101:40 // B23K 101:40 H01L 21/78 L U

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に第一の間隔をおいて少なく
    とも2つの貫通穴を有する貫通穴列を、前記所定の方向
    と垂直な方向に第二の間隔をおいて互いに平行に少なく
    とも2列具備する半導体ウェーハ。
  2. 【請求項2】 第一の間隔と第二の間隔が同じ長さであ
    る請求項1記載の半導体ウェーハ。
  3. 【請求項3】 貫通穴が、レーザー光をウォータージェ
    ット内部に導入する微細加工機で開けられたものである
    請求項1又は2記載の半導体ウェーハ。
  4. 【請求項4】 半導体ウェーハの主たる材料がシリコン
    (Si)である請求項1、2又は3記載の半導体ウェー
    ハ。
  5. 【請求項5】 半導体ウェーハの主たる材料が燐化イン
    ジウム(InP)である請求項1、2又は3記載の半導
    体ウェーハ。
  6. 【請求項6】 半導体ウェーハの片面の材料がインジウ
    ムガリウム砒素(InGaAs)である請求項1、2又
    は3記載の半導体ウェーハ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか記載の半導
    体ウェーハを用いた半導体デバイス。
  8. 【請求項8】 半導体ウェーハに、所定の方向に第一の
    間隔をおいて少なくとも2つの貫通穴を有する貫通穴列
    を、前記所定の方向と垂直な方向に第二の間隔をおいて
    互いに平行に少なくとも2列具備するごとく貫通穴を形
    成する工程を有する半導体デバイスの製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の半導体ウェーハに、所定の方向に
    第一の間隔をおいて少なくとも2つの貫通穴を有する貫
    通穴列を、前記所定の方向と垂直な方向に第二の間隔を
    おいて互いに平行に少なくとも2列具備するごとく貫通
    穴を形成する工程と、前記第1の半導体ウェーハと第2
    の半導体ウェーハとを張り合わせる工程を有する半導体
    デバイスの製造方法。
  10. 【請求項10】 第1の半導体ウェーハ及び第2の半導
    体ウェーハに、所定の方向に第一の間隔をおいて少なく
    とも2つの貫通穴を有する貫通穴列を、前記所定の方向
    と垂直な方向に第二の間隔をおいて互いに平行に少なく
    とも2列具備するごとく貫通穴を形成する工程と、前記
    第1の半導体ウェーハと前記第2の半導体ウェーハを貫
    通穴が一致するごとく張り合わせる工程と、前記第2の
    半導体ウェーハにさらに第3の半導体ウェーハを張り合
    わせる工程を有する半導体デバイスの製造方法。
  11. 【請求項11】 第一の間隔と第二の間隔が同じ長さで
    ある請求項8、9又は10記載の半導体デバイスの製造
    方法。
  12. 【請求項12】 さらに、張り合わされた半導体ウェー
    ハを穴に沿って分割する工程を有する請求項8ないし1
    1のいずれか記載の半導体デバイスの製造方法。
  13. 【請求項13】 分割する手段が、劈開である請求項1
    2記載の半導体デバイスの製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体ウェーハの主たる材料がシリコ
    ン(Si)である請求項8ないし13のいずれか記載の
    半導体デバイスの製造方法。
  15. 【請求項15】 半導体ウェーハの主たる材料が燐化イ
    ンジウム(InP)である請求項8ないし13のいずれ
    か記載の半導体デバイスの製造方法。
  16. 【請求項16】 半導体ウェーハの片面の材料がインジ
    ウムガリウム砒素(InGaAs)である請求項8ない
    し13のいずれか記載の半導体デバイスの製造方法。
  17. 【請求項17】 貫通穴が、レーザー光をウォータージ
    ェット内部に導入する微細加工機で開けられたものであ
    る請求項8ないし16のいずれか記載の半導体デバイス
    の製造方法。
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