JPH01117069A - 電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタの製造方法

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JPH01117069A
JPH01117069A JP27309587A JP27309587A JPH01117069A JP H01117069 A JPH01117069 A JP H01117069A JP 27309587 A JP27309587 A JP 27309587A JP 27309587 A JP27309587 A JP 27309587A JP H01117069 A JPH01117069 A JP H01117069A
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layer
semiconductor layer
gate
etching
manufacturing
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JP27309587A
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Nobuo Suzuki
信夫 鈴木
Hideto Furuyama
英人 古山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、光電子集積回路等に応用可能な化合物半導体
電界効果トランジスタの製造方法に関する。
(従来の技術) 電子素子と発受光素子とを同一基板上にモノリシックに
集積化した光電子集積回路、いわゆるOE I C(O
pto−Electronic Integrated
 C1rcuit)は、光送受信装置のアセンブリ・調
整の簡略化。
寄性イミタンスの減少による動作の高速化、高性能化等
がはかれる素子として期待されている。しかし、一般に
電子素子と発受光素子とは構造や製造方法が大きく異な
るため、一方の製造上の都合で他方の構造が制限を受け
たり、逆に一方の素子構造故に他方の製造工程に大きな
制約条件が加わるという問題が生じ、性能の低下、コス
ト上昇。
歩留り低下等を招き、実用化に至っていない。例えば、
電界効果トランジスタ(FET)を半導体レーザと集積
化しようとすると、以下の様な問題が生じる。FETは
高抵抗の基板ないし半導体層上に薄い能動層が形成され
、この能動層のソース。
ドレイン間を流れる電流を微細なゲート電極で制御しよ
うとするものであるから、素子の厚さは薄く、しかもゲ
ート電極の微細化の都合上基板の一番高い部分に作製す
る必要がある。一方、半導体レーザは光を導波する必要
上、上下にそれぞれ厚さ1μm以上のクラッド層を必要
とし、厚さは最低でも3陣程度は必要である。この問題
を解決するため、従来半導体レーザをあらかじめ加工し
た半絶縁性基板の凹部の中に埋め込むという手段がとら
れてきた。しかし、このような深い凹部への半導体層の
エピタキシャル成長にはヒロックの発生やモホロジーの
劣化や層厚の制御性の低下が伴うという問題があった。
最近、本出願人はこの様な凹部への埋め込み成長を不要
とする0EICとそれに適用可能な電界効果トランジス
タの製造方法(特開昭62−190756号、及び特開
昭62−190772号)を出願している。以下、この
電界効果トランジスタの製造方法を第6図を参照して説
明する。この従来例のポイントは、エピタキシャル基板
の上部にパターニングされたゲート幅を下部のFET層
まで順次転写していくことにある。
まず第6図(a)に示すように半絶縁性InP基板1に
、動作層となるn型InP層2、エツチング・ストッパ
層となるGaInAsP層3.n型InP層4およびエ
ツチング・マスク層兼オーミックコンタクト層となるn
型GaInAsP層5を有機金属化学的気相堆積(MO
CVD)法により順次結晶成長する。この後(b)に示
すように、GaInAsP層5上にソース・ドレインの
オーミック電極7゜8を形成した後、ゲート領域を覆う
ように5un2膜107を堆積し、この上にフォトレジ
スト108を塗布してこれに幅約1μのストライプ状窓
を形成する。そしてこのフォトレジスト108を用いて
Sin。
膜107をフッ化アンモニウム溶液により選択エツチン
グする。 このとき5in2膜107にはサイドエッチ
がかかるため、 ストライプ幅は0.2μ程度広がって
しまう。続いてH2SO,+H20□十H20(4:1
:1)溶液でGaInAsP層5を選択エッーチングす
る。 このときInP層4はエツチングされない。しか
し、サイドエツチングによるアンダーカットにより、 
ストライプ幅が0.3μ程度広がってしまう。
この後基板を塩酸に侵して、(C)に示すように露出し
ているInP層4を垂直方向から僅かに広がる断面形状
でエツチングして、ソース領域、トレイン領域となるn
型層41,4□を分離形成する。
このときGaInAsP層3がエッチ・ストッパとして
働く結果、エツチングはGaInAsP層3表面で確実
に止まる。またGaInAsP層5がエツチング・マス
クとなるため、サイドエツチングによるアンダーカット
が全く生じない。この後再度、H2So4+H20,+
H,O溶液でGaInAsP層3を選択エツチングして
、 (d)に示すように動作層となるn型InP層2表
面を露出させる。 このときソース、ドレイン領域のI
nP層41,4□と後でつけるゲート電極109の短絡
を防止し、耐圧も高めるために、オーバーエツチングを
行なってGaInAsP層3の端面を横方向エツチング
により後退させる。 この工程でn型InP層2はエツ
チングされず、結晶成長工程で得られた厚みがそのまま
動作層として残る。そして(e)に示すようにAu膜を
蒸着してゲート電極109を形成し、最後に(f)に示
すようにフォトレジスト108を除去して不要なAu膜
をリフトオフ加工して、MESFETを完成する。
この方法を用いると、あらかじめ層構造の上部又は中間
部に形成したゲートパターンを層構造の下層部まで転写
できるので、0EICの様な複雑な層構造をもつ素子の
最下層部にFETをもってくることができ、深い凹状基
板へのエピタキシャル成長等の困難な工程を回避するこ
とができる。
ところで、応答速度やゲイン等の性能に最も寄与するパ
ラメータはゲート長である。数G b / s以上の高
速動作をする0EICを作るためには、ゲート長を1p
以下とすることが好ましい。従来例のFETでもG a
 I n A s P層5のパターン幅と同程度の幅の
ゲート長は実現できるが、通常の紫外光によるフォトリ
ソグラフィでは0.8μs以下のパターニングを歩留り
良く行なうことは著しく困難であるうえ、0.8μのパ
ターニングができても通常のつx、yトエッチングでは
SiO2膜10膜中07InAsP層5をエツチングす
る際にガイドエツチングがかかってしまうため、ストラ
イプ窓幅は1μmを超えてしまうことになる。本方法で
歩留り良<MESFETを製造しようとすると、実用的
なゲート長は1.5庫以上になってしまう。また、最近
、化合物半導体FETの高性能化のため、ゲートとチャ
ネルの間にペテロ接合を作りつけた種々のFETが注目
されているが、この様なFETに従来例の方法を適用す
ると、ソース電極、ドレイン電極とチャネル層の間に高
抵抗層やペテロ障壁などを含む複雑な層構造が存在し、
ソース抵抗やドレイン抵抗の増大を招く虞れがあった。
この様な寄生イミタンスの増大は、ゲイン、高速性、雑
音などの特性を著しく劣化させることになる。
(発明が解決しようとする問題点) 前項で述べたように、従来の方法では1μs以下のゲー
ト長のFETを層構造の下層部に形成することが困難と
なる虞れがあった。また、FETが複雑な層構造をもつ
場合には寄生ソース抵抗やドレイン抵抗が増加するとい
う問題があった。
この発明の目的は、1μm以下のゲート長を有し、ソー
ス・ドレイン抵抗も低い高性能なFETを層構造の下層
部に製作する方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための手段として、少なくとも以
下の様な工程を適用する。
(a)  化合物半導体基板■または半導体層(2,2
1゜31)の上に第1の半導体(3、22,32)、第
2の半導体層(4)、第3の半導体層0を順次成長させ
る。
第1の半導体層と第2の半導体層、および第2の半導体
層と第3の半導体層とは異種材料から成るものとする。
(b)  ゲート領域の第3の半導体層をストライプ状
にエツチングする。
(c)  (b)の工程で形成された第3の半導体層の
窓を通して、第2の半導体層をエツチングしてゲート溝
(10)を形成する。このとき、エッチャントとして第
3の半導体層と第1の半導体層はほとんど侵さないもの
を用いる。
(d)  (C)の工程で形成されたゲート溝を第1の
絶縁膜(11)でおおう。
(e)  異方性ドライエツチングによりゲート溝側壁
部には第1の絶縁膜が残る(111)ような条件で、ゲ
ート溝底部の第1の絶縁膜をエツチングする。
(f)  (e)の工程で形成された第1の絶縁膜の開
口部からゲート電極(13,)を所定の半導体層(3゜
21、32)の上に形成する。
(作用) (、)の工程では本発明の達成に必要な3つの半導体層
を成長する。後の(c)の工程で第3の半導体層は第2
の半導体層をエツチングする際のエツチングマスク層と
して、第1の半導体層は第2の半導体層をエツチングす
る際のエツチングストッパ層として働くことになる。
(b)の工程ではエツチングマスク層となる第3の半導
体層のパターニングが行なわれる。
(e)の工程ではゲート溝が形成される。前述の様に第
1の半導体層がエツチングストッパとじて働くため、第
2の半導体層が厚かったり、場所により厚さが異なった
りしていても、十分にエツチングを行なえば必ず第1の
半導体層でエツチングが自動的に停止することになる。
(d)の工程と(e)の工程によりゲート溝の側壁に絶
縁膜が形成される。この側壁によりゲート溝の幅は(b
)の工程で第3の半導体層にパターニングされた際より
狭くなる。
(f)の工程では側壁により狭められた開口を通してゲ
ート電極が形成される。例えば(b)の工程で形成され
たパターンが1pとすれば、側壁の効果でゲート長はサ
ブ声にすることができる。
さらに、特許請求の範囲第■項に述べた方法を適用すれ
ば、より複雑な層構造をもつヘテロFETへの応用が可
能になる。また、第0項のように(b)の工程をドライ
エツチングで行なえば一層の微細化がはかれる。さらに
、第(4)〜第0項の工程を付加することにより、FE
Tが複雑に層構造を有していてもソース抵抗やドレイン
抵抗の増大を避けることができる。また、第0項や第0
項の工程により、容易に他の素子との集積化がはかれる
ことになる。
(実施例) 以下、第1図を用いて本発明の第1の実施例であるI 
nll+s2 AQn+4s As/ I n6.g3
 Ga、、4. Asヘテロ接合MESFETの製造方
法を説明する。まず、(100)半絶縁性InP基板1
上にn型In、、、3Gao、47As (以下InG
aAsと略記する)能動層2.n型In、、、2AQ、
、4sAs (以下InAl1Asと略記する)障壁層
3.高キャリア濃度のn型InP層4.高キャリア濃度
のn型InGaAsオーミックコンタクト層5を順次エ
ピタキシャル成長する。エピタキシャル成長の方法とし
ては、制御性の良さと量産性の観点からMO−CVD法
を用いている。なお、本実施例、及び以下の他の実施例
では述べていないが、基板1の能動層2の間に高純度の
InP。
I n A Q A s gないしはこれらを含む超格
子からなるバッファ層を挿入してもよい。成長後、厚さ
約3000人のSiO2膜6を化学気相堆積(cvD)
法により堆積する(第1図(a))。次いで、リフトオ
フ法によりAuGe/Niからなるソース電極7とドレ
イン電極8を蒸着し、シンター(合金化)を行ないオー
ミック接触とする(第1図(b))。その後ホトレジス
ト膜9を塗布し、ゲート溝10を形成する部分に幅0.
8pのストライプ状の開口を設け、このホトレジスト膜
9をマスクとして異方性ドライエツチングにより5in
2膜6に開口を転写する(第1図(C))。次いで、異
方性ドライエツチングによりオーミックコンタクト層5
に開口を転写し、レジスト膜9を剥離する(第1図(d
))。異方性ドライエツチングを用いているため、オー
ミックコンタクト層の開口幅はフォトレジストパターン
の開口幅と同じである。なお、オーミックコンタクト層
5のエツチングに際してInP層4まで多少掘り込んで
もかまわないし、逆にInP層が露出する直前でドライ
エツチングを停止してInPは侵さない選択エッチャン
トで残った薄いInGaAs層をエツチングしてもよい
。その後、塩酸でInP層4を障壁層3の表面が出るま
でエツチングする。
塩酸はInPは侵すがInGaAsやI n A Q 
A sはほとんど侵さないうえ、 InGaAs層をマ
スクとするとサイドエッチがかからないため、十分にエ
ツチングを行なうことにより第1図(e)のような底部
がやや広がった形状でエツチングが自動的に停止する。
次いで、この上に厚さ3000人の窒化シリコン膜11
をプラズマCVD法により堆積する(第1図(f))。
続いて、ホトレジスト膜12を塗布しゲート溝よりやや
広い範囲の開口をパターニングし、これをマスクとして
異方性ドライエツチングにより窒化シリコン膜11を真
上方向からゲート溝底部に障壁層3が露出するまでエツ
チングする。このときエツチングの異方性のためゲート
溝の側壁部には窒化シリコン膜111が残り、窒化シリ
コン膜の開口幅は約0.3μsとなる(第1図(g))
。その後、ドライエツチングによるダメージ層の除去と
ピンチオフ電圧制御を兼ねて障壁層3を硫酸、過酸化水
素、水からなるエッチャントでわずかにエッチし、ゲー
ト金属となるAu13を真上から約3000人蒸着しく
第1図(h))、リフトオフする(第1図(i))。
ゲート溝は底部で広がっているためゲート電極部のAu
131とゲート溝上のAu13□とは電気的に分離され
る。ゲート溝上のAu13□は特に機能はもたないが、
多少浮遊容量が増加する以外には特に悪影響を及ぼさな
いのでそのままにしておいても良い。
しかし、次の実施例に示すような方法で除去することも
可能である。最後にソース電極7とドレイン電極8の上
の窒化シリコン膜11.に穴をあけて配線、ボンディン
グ用の金属(Ti/Pt/Au)14をつけてFETが
完了する(第1図(j))。本方法によれば、波長30
00人近辺0紫外光を用いた通常の露光装置(実用解像
度0.7〜0.87m)でゲート長0.5μs以下のF
ETを作製することができる。
次に、第2図を用いて第2の実施例であるInP/In
GaAsへテロ接合MESFETの製造方法を説明する
。本実施例の場合も(100)半絶縁性InP基板1上
にMO−CVD法により各半導体層を成長するが、第1
の実施例のInAl2As障壁層3の代わりにn型In
P障壁層21とn型InGaAsエツチング停止層22
を成長する。表面に5in2膜6をCVD法で堆積して
(第2図(a))からホトレシスト膜12をマスクにし
てゲート溝10の底部の窒化シリコン膜11に開口を形
成する(第2図(b))までの工程は、第1の実施例の
場合(第1図(a)〜(g))とまったく同じである。
その後、エツチング停止層22を窒化シリコン膜11の
開口部から硫酸。
過酸化水素水、水から成るエッチャントでわずかにサイ
ドエツチングがかかるようにエツチングして、InP障
壁層21の表面を露出する。 このエッチャントはIn
Pはほとんど侵さないため、InP障壁層表面で深さ方
向のエツチングは停止する(第2図(C))。その後節
1の実施例の場合と同様にしてAuゲート電極13をリ
フトオフにより形成する。ゲート電極131と低抵抗の
エッチストップ層22の間は空隙23により絶縁されて
いる(第2図(d))、なお、ゲート金属を蒸着する際
にゲート溝外に不要なAu13□が付着しているので、
これを以下の様にして除去する。まず全体を厚いホトレ
ジスト膜24で平坦に埋め込む(第2図(e))。次い
で上方から灰化ないしドライエツチングによりレジスト
膜を徐々にけずって溝外のレジストを除去し、溝外のA
 u 13□を露出する(第2図(f))。次いでシア
ン系エッチャントで溝外の不要なAu13□を除去する
(第2図(g))、最後に溝内に残ったレジスト24を
除去し、ソース・ドレイン電極に配線、ポンディングパ
ッド用Ti/Pt/Au14を形成し、FETが完成す
る(第2図(h))。本実施例でも第1の実施例と同様
、サブミクロンゲート長のFETを形成することができ
る。本実施例ではIn。、5□A(16,411Asを
使わないため、第1の実施例と比べて結晶成長装置や成
長条件に対する制約がゆるやかになる。
次に、第3図を用いて本発明をp”−InP/n−In
GaAs接合ゲートFET (JFET)の製造に応用
した例を説明する。本実施例の場合、結晶成長は2段階
で行なわれる。まず、(100)半絶縁性InP基板1
上にn型InGaAs能動層2と高キャリア濃度のp型
InP層31とp型InGaAsオーミックコンタクト
層32をMO−CVD法で成長し、全体をCVDSi○
2膜33でおおう。次いでチャネルを形成する幅2.O
IIMlのストライプ状領域にホトレジスト膜34をパ
ターニングする(第3図(a))。
このレジスト膜34をマスクにして5in2膜33を、
ついで5in2膜33をマスクにしてInGaAsコン
タクト層32をそれぞれ異方性ドライエツチングにより
エツチングし、続いてこれらをマスクとして塩酸により
p”−InP層3層表1択的にエツチングする(第3図
(b))。次に、Sin、膜33を剥離し、再びMOC
VD法によりn”InP層4とn”InGaAsオーミ
ックコンタクト層5を成長する(第3図(C))。
次いで、レジスト膜ないし絶縁膜34をマスクとして異
方性ドライエツチングによりn+オーミックコンタクト
層5に前述のストライプ位置に合わせて幅約1.5pの
開口10を設け(第3図(d))、次いで塩酸によりn
”InP層4をエツチングする。このとき深さ方向のエ
ツチングはp+InGaAs層32で自動的に停止し、
サイドエッチもかからない(第3図(e))。全体を厚
さ3000人のCVDSi○2膜11でおおった後(第
3図(f))、ゲート溝10よりやや広い開口をもつホ
トレジスト膜12をマスクとしてゲート溝底部の5in
2膜11に異方性ドライエツー19= チングで孔をあける(第3図(g))。この後A u 
/Zn/Au/Cr/Auからなるp型オーミック接触
用のゲート金属13をリフトオフ法で形成し、シンター
する(第3図(h))。ゲート金属131の幅は約1.
0pになる。なお、シンターを行なう前にゲート溝外の
p型片−ミック電極用金属132を第2の実施例の場合
と同様にして除去してもよい。さらに、レジスト膜35
をマスクとして弗化アンモニウム溶液により側壁部に残
されたSio2膜11膜製1□してゲート電極131の
両側の部分にP ” I n G a A sオーミッ
クコンタクト層32を露出させ(第3図(i))、ここ
から硫酸、過酸化水素、水からなるエッチャントにより
p+オーミックコンタクト層32をサイドエッチが片側
約0.3IInずつかかる程度エツチングする(第3図
(j))。さらに塩酸、リン酸系のエッチャントでp”
InP層3層表1InGaAs層2が露出するまでエツ
チングすると、ゲート溝内にp+メサ嶺域36が孤立形
成される(第3図(k))。最後にAuGe/Niから
なるソース電極7とドレイン電極8をリフトオフ法で形
成しシンターすることにより、J FETが完了する(
第3図(a))。この場合もゲート金属131の幅が約
1.07zm、 p十層31.32の幅が約0.5〜0
.6IJJIIとなり、サブミクロンゲートのJ FE
Tを作ることができる。能動層2はp十層31、32を
介さず直接n”InP層4に接しており、ソース抵抗や
ドレイン抵抗の増大を抑えることができる。
次に第4図により半導体レーザと集積化した2次元電子
ガスをチャネルとするFETの製造方法の実施例を説明
する。まず(100)半絶縁性InP基板1上に高純度
のn”−InGaAs能動層2と高キャリア濃度で薄い
n型InAQAs障壁層3をMBE法で成長する。能動
層2の障壁層3との界面近傍には2次元電子ガス41が
形成される(第4図(a))。
なお、実際には能動層の下に低キヤリア濃度のInAQ
As等からなるバッファ層を挿入したり、能動層への不
純物拡散を防ぐためI n A Q A s層3の能動
層に接する100人前後の領域を高純度アンドープ層に
したり、ショットキー耐圧を高めるため障壁層3の最上
部をアンドープ層にしたり、さらに次の再成長時の結晶
性を良くするためにInAl1As層3の上部に薄いI
nGaAs層を付加したりしてもよい。ここでは説明を
簡単にするためこれらの層を省いて説明を行なうが、こ
れらの層が存在しても同様な原理で製造を行なうことが
できる。−回目の成長後、幅1.5μsのストライプ状
にこれらの成長層2,3をパターニングする(第4図(
b))。その後、今度はMO−CVD法により厚さ1t
Inのn”InP層4と厚さ0.15tInのアンドー
プI n G a A s P層5とを成長する(第4
図(C))。
n”InP層4は後にFETのソース、ドレインオーミ
ック電極層及び半導体レーザのクラッド層。
及び半導体レーザーFET間配線層として働く。
InGaAsP層5は、半P層レーザの活性層、サイド
エッチ層、及びFETのエツチングマスクとして働くこ
とになる。次に、前述のストライプ状にバターニングさ
れた成長層の上のFETのゲート溝を形成する部分10
と、半導体レーザの活性領域5□の両脇の部分のInG
aAsP層5を絶縁P層いしレジスト膜をマスクとした
ドライエツチングにより各々幅0.8pずつエツチング
する(第4図(d))。ソノ後、再びMO−CVD法で
全体をp + −InPクラッド層42とp 十−In
GaAsPオーミックコンタクト層43で埋め込み、表
面に5in2膜44を堆積しく第4図(e))、リフト
オフ法により半導体レーザのP電極45を形成し、フラ
ッシュアニール法でシンターする(第4図(f))。
次に、半導体レーザのメサとなる部分46を除いてSi
o2膜44とp+オーミックコンタクト層43とを順次
エツチングする(第4図(g))。メサの幅はレーザの
活性領域5□とその両側の活性層5の無い部分を合わせ
た幅より広くとるものとする。次いでp+オーミックコ
ンタクト層43をマスクとして、塩酸でp”InP層4
層表2択的にエツチングする。
このときエツチングはFETのゲート部分10以外はI
nGaAsP層5で自動P層停止する。ゲート部のI 
n G a A s P層の無い部分10はn”−In
P層4までエツチングが進み、障壁層3でエツチングが
停止する(第4図(h))。
次に、FETのゲート溝10付近と半導体レーザのp+
オーミックコンタクト層43の周囲をホトレジスト膜4
7でカバーし、InGaAsP層5を硫酸P層酸化水素
系のエッチャントで選択的にエツチングする。この時十
分にエツチングを行なうと、サイドエツチングにより半
導体レーザのメサ46の下に空隙48が形成される。こ
のサイドエッチは活性領域52の両側のI n G a
 A s P層5の無い部分で自動的に停止する(第4
図(i))。レジスト47を剥離した後、表面を厚さ3
000人のSi○2膜11でおおい(第4図(j))、
リフトオフ法によりAuGe/Niからなるソース電極
7とドレイン兼半導体レーザのn側電極8を形成し、シ
ンターする(第4図(k))。
この後、レジスト膜49をマスクとして異方性ドライエ
ツチングによりFETのゲート部と半導体レーザのp電
極の上の5in2膜11をエツチングし、必要に応じて
障壁層3をわずかにエツチングした後、 Auゲート電
極13をリフトオフ法により形成する(第4図(Q)〜
(0))。第1〜第3の実施例と同様、ゲート溝10の
側壁部にはSin、膜11が残っているので、ゲート長
は約0.3.gmとなる。 また、2次元電子ガス層4
1は直接n”InP層4と接しており、障壁層3による
ソース、ドレイン抵抗の増大を避けることができる。な
お、この例に限らず、他の実施例のFETも同様の工程
で発受光素子と集積化することができる。また、半導体
レーザ以外にもホトダイオード、なだれ増倍ホトダイオ
ード、光変調器等種々の光素子との組合せが可能である
最後に第5の実施例としてヘテロバイポーラトランジス
タ(HBT)と集積化されたInPMESFETの製造
方法を第5図により説明する。最初に(100) I 
n P半絶縁性基板1上にMO−CVD法によりn−I
nP能動層2.n”−InGaAsPオーミックコンタ
クト層3.n−InPコレクタ層4゜p”−InGaA
sベース層5を順次エピタキシャル成長する(第5図(
a))。次に、ソース領域5□、ドレイン領域5□、H
BTを形成する領域53を残してベース層5を除去し、
ベースコンタクト領域51にMgをイオン注入し、窒化
シリコン膜をカバーにしてフラッシュアニールを行なう
(第5図(b))。窒化シリコン膜を除去した後、さら
にMO−CVD法によりn−InPエミッタ層(5X 
1017can−” 、 0.5庫)52とn”−In
GaAsオーミックコンタクト層(IXIO”■−a、
 0.5.pm) 53をエピタキシャル成長し、エミ
ッタ領域部分をSun、膜54でおおう(第5図(C)
)。このSiO□膜54をマスクとしてコンタクト層5
3をエツチングし、続けてInPを塩酸でエツチングす
る。ベース層51.52.5.の存在する部分はエミツ
タ層52のみエツチングされ、ベース層のない部分はコ
レクタ層4までエツチングされ自動的に停止する。さら
に素子分離領域の下部オーミックコンタクト層3と能動
層2を除去し、全体をプラズマCVD窒化シリコン膜1
1でおおう。
次に、レジスト膜55のP電極を形成する部分をパター
ニングしく第5図(d))、窒化シリコン膜11をドラ
イエツチングで除去し、A u Z n/ A u /
 Cr/ A uP電極56をリフトオフ法で形成する
。次に、レジスト膜57のゲート溝部10をパターニン
グしく第5図(e))、窒化シリコン膜11を側壁を残
してドライエツチングし、 Auゲート電極13をリフ
トオフする(第5図(f))。この後全体を厚いレジス
ト膜58で平坦におおい、上部からベース層51,5□
、53が露出するまで灰化除去し、ゲート溝10と素子
分離領域の内部のみレジスト膜58が残るようにする(
第5図(g))。このレジスト膜58をマスクとして窒
化シリコン膜11、ベース層5..5..53、コレク
タ層4を順次エツチングして除去しく第5図(h))、
AuGa/Ni/Au/Ti/Auからなるn電極59
をリフトオフし、さらに窒化シリコン膜を除去すると、
第5図(i)の様なFET60とHBT61の電極加工
が終了する。この後全体をECRプラズマCVDにより
SiO□膜でおおい、電極部の窓開け。
配線を行なうことによりFETとHBTの集積素子が完
了する。このようにFETとHBTをモノリシックに形
成できれば、入力段に入力インピーダンスの高いFET
、出力段に電流駆動能力の高いHBTを有する集積化さ
れたアンプ等が実現できることになる。この場合もFE
Tのゲート長は約0.57an、HBTのエミツタ幅は
1.5p程度の値を実現できる。ソース・ゲート間隔及
びソース・ドレイン間隔は自己整合プロセスによりII
nII以下とすることができる。n電極59は高キャリ
ア濃度I n G a A s Pオーミックコンタク
ト層3上にとるので寄生抵抗も小さくできる。
本発明の方法は以上の実施例のほかにも種々様々な材料
の組合せ、素子の組合せに対して応用することができる
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、サブ・ミクロン・
ゲートを有する高性能なFETを複雑な層構造をもつ基
板の最下層部に制御性良く形成することができる。この
結果、0EIC等の複合デバイスの高性能化、製造工程
の簡略化がはかれることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例であるInANAs/
InGaAs MES  FETの製造工程を説明する
断面図、第2図はこの発明の第2の実施例であるInP
/InGaAs MES  FETの製造工程を説明す
る断面図、第3図はこの発明の第3の実施例であるp”
−InP/n−InGaAs接合ゲートFETの製造工
程を示す断面図、第4図はこの発明の第4の実施例であ
る半導体レーザと集積化された2次元電子ガスFETの
製造工程を示す断面図、第5図はこの発明の第5の実施
例であるヘテロバイポーラトランジスタと集積化された
InPMESFETの製造工程を示す断面図、第6図は
従来例のInP  MES  FETの製造工程を示す
断面図である。 1・・・半絶縁性基板 3.22.32・・・第1の半導体層 4・・・第2の半導体層 5・・・第3の半導体層7・
・・ソース電極   8・・・ドレイン電極11・・・
第1の#!I縁膜  13□・・・ゲート電極代理人 
弁理士 則 近 憲 佑 同  松山光之 23  /3.23 23  :23 1f− /2   1/I/l      12巨〉仁=′ (9)               ″第  3  
図 第  3  図 第  6  図 第  6  図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化合物半導体基板若しくは半導体層上に、第1の
    半導体層と、第1の半導体層と異なる材料からなる第2
    の半導体層と、第2の半導体層と異なる材料からなる第
    3の半導体層とを順次成長する工程と、 第3の半導体層をストライプ状にエッチングする工程と
    、 第1の、および第3の半導体層をほとんど侵さないエッ
    チャントで第2の半導体層をエッチングしてゲート溝を
    形成する工程と、 このゲート溝を第1の絶縁膜でおおう工程と、ゲート溝
    の側壁部には第1の絶縁膜が残るような条件で異方性ド
    ライエッチングを行ない、ゲート溝底部の第1の絶縁膜
    に開口を形成する工程と、該開口をとおしてゲート電極
    を形成する工程とからなることを特徴とする電界効果ト
    ランジスタの製造方法。
  2. (2)前記の第1の絶縁膜に開口を形成する工程の後、
    該開口から第1の半導体層を少なくともエッチングして
    から、該開口をとおして第1の半導体層より下の半導体
    層ないし基板にゲート電極を形成することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電界効果トランジスタの製
    造方法。
  3. (3)第3の半導体層のエッチングはゲート形成領域を
    ドライエッチングにより行なわれることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電界効果トランジスタの製造
    方法。
  4. (4)第1の半導体層を成長した後、第2の半導体層を
    成長する前に、後にゲート溝が形成されるストライプ状
    の領域の近辺を残して少なくとも第1の半導体層を除去
    することにより、第2の半導体層と能動層とが直接接す
    るようにする工程を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の電界効果トランジスタの製造方法。
  5. (5)ゲート電極を形成した後ゲート溝側壁部の絶縁膜
    を除去し、ゲート金属と第2の半導体層をマスクとして
    下部の半導体層をエッチングする工程を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の電界効果トランジス
    タの製造方法。
  6. (6)ゲート電極を形成した後、ゲート溝内部にマスク
    材を充填し、これをマスクとして少なくともゲート溝の
    両側の第3の半導体層と第2の半導体層とを除去し、リ
    フトオフ法により自己整合的にオーミック電極を形成す
    る工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電界効果トランジスタの製造方法。
  7. (7)第3の半導体層のゲート領域のエッチング工程の
    後、第3の半導体層の上に少なくとも第4の半導体層を
    成長する工程と、 少なくとも第2、第3、および第4の3つの半導体層を
    使って基板上の異なる場所に光素子、ヘテロバイポーラ
    トランジスタ、ホットエレクトロントランジスタのいず
    れかを作る工程と、 このいずれかの素子と該FETとを電気的に接続する工
    程とを含む、 特許請求の範囲第2項記載の電界効果トランジスタの製
    造方法。
  8. (8)第3の半導体層は光素子の発光層か光吸収層か光
    導波層、あるいは、ヘテロバイポーラトランジスタやホ
    ットエレクトロントランジスタのベース層かベース層に
    接するスペーサ層のいずれかとして利用され、そのパタ
    ーニングがゲート領域のパターニングと同 時に行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第7項
    記載の電界効果トランジスタの製造方法。
  9. (9)第1の半導体層と第3の半導体層とは、それぞれ
    インジウム、ガリウム、アルミニウム、ヒ素、リンのう
    ちいずれか3つ以上を主構成元素とする材料で構成し、
    第2の半導体層はInPで形成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電界効果トランジスタの製造
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03120840A (ja) * 1989-10-04 1991-05-23 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPH07312421A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Nec Corp 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP2005026325A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Toshiba Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法

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