JP2001313252A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2001313252A
JP2001313252A JP2001045558A JP2001045558A JP2001313252A JP 2001313252 A JP2001313252 A JP 2001313252A JP 2001045558 A JP2001045558 A JP 2001045558A JP 2001045558 A JP2001045558 A JP 2001045558A JP 2001313252 A JP2001313252 A JP 2001313252A
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liquid
line
gas
carrier gas
vaporizer
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JP2001045558A
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Kazuhiko Oshima
和彦 大島
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境に影響を受けずに安定した濃度の気体雰
囲気を制御性良く形成することができる処理装置を提供
すること。 【解決手段】 基板Wを気体雰囲気に曝して所定の処理
を行う処理装置は、基板Wを収容するチャンバー50
と、気体雰囲気を形成する液体を供給する液体ライン6
1と、液体ライン61における液体の流量を制御するマ
スフローコントローラ69と、液体ライン61から供給
された液体を気化する気化器63と、気化器63で気化
された気体をキャリアするためのキャリアガスを供給す
るキャリアガス供給ライン62と、気化器63で気化さ
れた気体をキャリアガスでキャリアさせてチャンバー5
0へ供給する気体供給ライン64とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハやLCD基板等の基板に対してアドヒージョン処理の
ような気体雰囲気での処理を行う処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスのフォトリソグラフィー
工程においては、半導体ウエハ(以下、単にウエハと記
す)にレジストを塗布し、これにより形成されたレジス
ト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、この露光パ
ターンを現像処理することによりレジスト膜に回路パタ
ーンが形成される。
【0003】従来から、このような一連の工程を実施す
るために、レジスト塗布・現像処理システムが用いられ
ている。このようなレジスト塗布・現像処理システム
は、ウエハに塗布現像のための各種処理を施すための各
種処理ユニットが多段配置された処理ステーションと、
複数のウエハを収納するカセットが載置され、ウエハを
一枚ずつ処理ステーションに搬入し、処理後のウエハを
処理ステーションから搬出しカセットに収納するカセッ
トステーションと、このシステムに隣接して設けられ、
レジスト膜を所定のパターンに露光する露光装置との間
で半導体ウエハを受け渡しするためのインターフェイス
部とを一体的に設けて構成されている。
【0004】このようなレジスト塗布・現像処理システ
ムでは、カセットステーションに載置されたカセットか
らウエハが一枚ずつ取り出されて処理ステーションに搬
送され、まずアドヒージョン処理ユニットにて疎水化処
理が施され、クーリングユニットにて冷却された後、レ
ジスト塗布ユニットにてフォトレジスト膜が塗布され、
ホットプレートユニット(加熱処理ユニット)にてプリ
ベーク処理が施される。
【0005】その後、ウエハは、処理ステーションから
インターフェイス部を介して露光装置に搬送されて、露
光装置にてレジスト膜に所定のパターンが露光される。
露光後、ウエハは、インターフェイス部を介して、再度
処理ステーションに搬送され、露光されたウエハに対
し、まず、ホットプレートユニットにてポストエクスポ
ージャーベーク処理が施され、冷却後、現像処理ユニッ
トにて現像液が塗布されて露光パターンが現像される。
その後、ホットプレートユニットにてポストベーク処理
が施され、冷却されて一連の処理が終了する。一連の処
理が終了した後、ウエハは、カセットステーションに搬
送されて、ウエハカセットに収容される。
【0006】このような一連の処理のうちアドヒージョ
ン処理は、チャンバー内に水平に配置されたウエハにH
MDS(ヘキサメチルジシラザン)蒸気を供給すること
により、親水性のウエハの表面を疎水性に変化させる処
理であり、具体的には酸化膜基板下地のOH基結合を化
学的に分離し、水分を除去する。
【0007】この処理においては、従来、密閉されたタ
ンク内に入った液体状のHMDSを自然気化させ、その
雰囲気を例えばNガスにて圧送し、半導体ウエハが収
容されたチャンバー内に供給している。タンク内の液面
高さ(液容量)は液面検知センサーにて監視されてお
り、液面が下がると液が供給されて液面が常に一定に保
たれるようにしているので、液面の表面積とタンク内の
雰囲気部容積も一定に保たれ、比較的安定した濃度の雰
囲気ガスを得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法においては、液体のHMDSを自然気化させ、
その雰囲気を用いているため、かつ周辺温度の影響を大
きく受ける。したがって、周辺温度が変化すると気化の
状態も変化し、雰囲気濃度に変動が生じる。すなわち、
雰囲気濃度の再現性および制御性が悪いという問題があ
る。また、装置間差が発生しやすく安定性に欠けるとい
う問題もある。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、環境に影響を受けずに安定した濃度の気体雰
囲気を制御性良く形成することができる処理装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、基板を気体雰囲気に曝して所定の処理を行う処理
装置であって、基板を収容するチャンバーと、前記気体
雰囲気を形成する液体を供給する液体ラインと、前記液
体ラインにおける液体の流量を制御する液体流量制御手
段と、前記液体ラインから供給された液体を気化する気
化器と、前記気化器で気化された気体をキャリアするた
めのキャリアガスを供給するキャリアガスラインと、前
記気化器で気化された気体をキャリアガスでキャリアさ
せて前記チャンバーへ供給する気体供給ラインとを具備
することを特徴とする処理装置が提供される。この場合
に、前記キャリアガスラインに設けられ、キャリアガス
の流量を制御するキャリアガス流量制御手段をさらに具
備することが好ましい。
【0011】本発明の第2の観点によれば、基板を気体
雰囲気に曝して所定の処理を行う処理装置であって、基
板を収容するチャンバーと、前記気体雰囲気を形成する
液体を供給する液体ラインと、前記液体ラインに設けら
れた第1の流量制御手段と、前記液体ラインから供給さ
れた液体を気化する気化器と、前記気化器で気化された
気体をキャリアするためのキャリアガスを供給するキャ
リアガスラインと、前記キャリアガスラインに設けられ
た第2の流量制御手段と、前記気化器で気化された気体
をキャリアガスでキャリアさせて前記チャンバーへ供給
する気体供給ラインとを具備することを特徴とする処理
装置が提供される。
【0012】上記第1の観点または第2の観点におい
て、気体供給開始時に、前記キャリアガスラインを開に
してから前記液体ラインを開にするように制御し、気体
供給終了時に、前記液体ラインを閉にしてから前記キャ
リアガスラインを閉にするように制御する制御手段をさ
らに具備することが好ましい。
【0013】また、上記第2の観点において、前記第1
および第2の流量制御手段は、それぞれマスフローコン
トローラを具備することができる。その場合には、気体
供給開始時に、前記キャリアガスラインの第2の流量制
御手段のマスフローコントローラを開にしてから前記液
体ラインの第1の流量制御手段のマスフローコントロー
ラを開にするように制御し、気体供給終了時に、前記第
1の流量制御手段のマスフローコントローラを閉にして
から前記第2の流量制御手段のマスフローコントローラ
を閉にするように制御する制御手段をさらに具備するこ
とが好ましい。
【0014】上記いずれにおいても、前記液体ラインは
ガス圧送により液体を供給することができる。また、前
記気体供給ラインに設けられたドレインを回収するため
のドレインラインをさらに具備することが好ましい。さ
らに、前記気化器の温度調節を行う温調手段をさらに具
備することが好ましい。温調手段を具備する場合には、
前記気化器の気体出側ほど温度が高くなるように温度調
節すること、また、前記気化器内をパージする際に、基
板の処理を行うときよりも高い温度に前記気化器を温度
調節することがより好ましい。
【0015】また、前記チャンバーの排気に含まれる前
記液体成分の濃度を検出する濃度センサと、前記濃度セ
ンサの検出した前記液体成分の濃度が所定のしきい値を
超えた場合に前記液体ラインおよび前記キャリアガスラ
インを閉にする制御手段とをさらに具備することが好ま
しい。さらに、前記気化器は、超音波振動によって液体
を気化させるものであってもよい。
【0016】本発明においては、液体ラインの液体流量
を制御しつつ気化器により気化させるので、一定の量の
液体から一定の量を気化させることができ、環境の影響
を受けることなく、安定した濃度の気体雰囲気を制御性
良く確実に形成することができる。特に、上記第2の観
点のように、液体ラインおよびキャリアガスラインに流
量制御手段、例えばマスフローコントローラを設けるこ
とにより、気化する液体の量および気化した気体の供給
量を容易に制御することができ、雰囲気濃度を極めて容
易に制御することができる。
【0017】また、上述したように、気体供給開始時
に、前記キャリアガスラインを開にしてから前記液体ラ
インを開にするように制御し、気体供給終了時に、前記
液体ラインを閉にしてから前記キャリアガスラインを閉
にするように制御する制御手段を設けることにより、ま
た第2の観点において前記第1および第2の流量制御手
段がそれぞれマスフローコントローラを具備する場合に
は、具体的には、気体供給開始時に、前記キャリアガス
ラインの第2の流量制御手段のマスフローコントローラ
を開にしてから前記液体ラインの第1の流量制御手段の
マスフローコントローラを開にするように制御し、気体
供給終了時に、第1の流量制御手段のマスフローコント
ローラを閉にしてから前記第2の流量制御手段のマスフ
ローコントローラを閉にするように制御することによ
り、液体のみが気化器に供給されることを阻止すること
ができ、気化器後の配管へ気化されずに液体のままで流
れ込むことが防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明
の一実施形態に係るアドヒージョンユニットが搭載され
たレジスト塗布・現像処理システムの全体構成について
説明する。図1は本発明の一実施形態に係るアドヒージ
ョンユニットを備えたレジスト塗布・現像処理システム
の全体構成の概略を示す平面図、図2はその正面図、図
3はその背面図である。
【0019】このレジスト塗布・現像処理システム1
は、搬送ステーションであるカセットステーション10
と、複数の処理ユニットを有する処理ステーション11
と、処理ステーション11と隣接して設けられる露光装
置(図示せず)との間でウエハWを受け渡すためのイン
ターフェイス部12とを具備している。
【0020】上記カセットステーション10は、被処理
体としての半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)W
を複数枚例えば25枚単位でウエハカセットCRに搭載
された状態で他のシステムからこのシステムへ搬入また
はこのシステムから他のシステムへ搬出したり、ウエハ
カセットCRと処理ステーション11との間でウエハW
の搬送を行うためのものである。
【0021】このカセットステーション10において
は、図1に示すように、載置台20上に図中X方向に沿
って複数(図では4個)の位置決め突起20aが形成さ
れており、この突起20aの位置にウエハカセットCR
がそれぞれのウエハW出入口を処理ステーション11側
に向けて一列に載置可能となっている。ウエハカセット
CRにおいてはウエハWが垂直方向(Z方向)に配列さ
れている。また、カセットステーション10は、載置台
20と処理ステーション11との間に位置するウエハ搬
送機構21を有している。このウエハ搬送機構21は、
カセット配列方向(X方向)およびその中のウエハWの
ウエハ配列方向(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用ア
ーム21aを有しており、このウエハ搬送用アーム21
aによりいずれかのウエハカセットCRに対して選択的
にアクセス可能となっている。また、ウエハ搬送用アー
ム21aは、θ方向に回転可能に構成されており、後述
する処理ステーション11側の第3の処理部Gに属す
るアライメントユニット(ALIM)およびエクステン
ションユニット(EXT)にもアクセスできるようにな
っている。
【0022】上記処理ステーション11は、ウエハWに
対して塗布・現象を行う際の一連の工程を実施するため
の複数の処理ユニットを備え、これらが所定位置に多段
に配置されており、これらによりウエハWが一枚ずつ処
理される。この処理ステーション11は、図1に示すよ
うに、中心部に搬送路22aを有し、この中に主ウエハ
搬送機構22が設けられ、搬送路22aの周りに全ての
処理ユニットが配置されている。これら複数の処理ユニ
ットは、複数の処理部に分かれており、各処理部は複数
の処理ユニットが鉛直方向に沿って多段に配置されてい
る。
【0023】主ウエハ搬送機構22は、図3に示すよう
に、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46を上
下方向(Z方向)に昇降自在に装備している。筒状支持
体49はモータ(図示せず)の回転駆動力によって回転
可能となっており、それにともなってウエハ搬送装置4
6も一体的に回転可能となっている。
【0024】ウエハ搬送装置46は、搬送基台47の前
後方向に移動自在な複数本の保持部材48を備え、これ
らの保持部材48によって各処理ユニット間でのウエハ
Wの受け渡しを実現している。
【0025】また、図1に示すように、この実施の形態
においては、4個の処理部G,G ,G,Gがウ
エハ搬送路22aの周囲に実際に配置されており、処理
部G は必要に応じて配置可能となっている。
【0026】これらのうち、第1および第2の処理部G
,Gはシステム正面(図1において手前)側に並列
に配置され、第3の処理部Gはカセットステーション
10に隣接して配置され、第4の処理部Gはインター
フェイス部12に隣接して配置されている。また、第5
の処理部Gは背面部に配置可能となっている。
【0027】第1の処理部Gでは、ウエハWにレジス
トを塗布するレジスト塗布ユニット(COT)およびレ
ジストのパターンを現像する現像ユニット(DEV)が
下から順に2段に重ねられている。第2の処理部G
同様に、2台のスピナ型処理ユニットとしてレジスト塗
布ユニット(COT)および現像ユニット(DEV)が
下から順に2段に重ねられている。
【0028】第3の処理部Gにおいては、図3に示す
ように、ウエハWを載置台SPに載せて所定の処理を行
うオーブン型の処理ユニットが多段に重ねられている。
すなわちレジストの定着性を高めるためのいわゆる疎水
化処理を行う本発明の一実施形態に係るアドヒージョン
ユニット(AD)、位置合わせを行うアライメントユニ
ット(ALIM)、ウエハWの搬入出を行うエクステン
ションユニット(EXT)、冷却処理を行うクーリング
ユニット(COL)、露光処理前や露光処理後、さらに
は現像処理後にウエハWに対して加熱処理を行う4つの
ホットプレートユニット(HP)が下から順に8段に重
ねられている。なお、アライメントユニット(ALI
M)の代わりにクーリングユニット(COL)を設け、
クーリングユニット(COL)にアライメント機能を持
たせてもよい。
【0029】第4の処理部Gも、オーブン型の処理ユ
ニットが多段に重ねられている。すなわち、クーリング
ユニット(COL)、クーリングプレートを備えたウエ
ハ搬入出部であるエクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)、エクステンションユニット(EX
T)、クーリングユニット(COL)、および4つのホ
ットプレートユニット(HP)が下から順に8段に重ね
られている。
【0030】主ウエハ搬送機構22の背部側に第5の処
理部Gを設ける場合には、案内レール25に沿って主
ウエハ搬送機構22から見て側方へ移動できるようにな
っている。したがって、第5の処理部Gを設けた場合
でも、これを案内レール25に沿ってスライドすること
により空間部が確保されるので、主ウエハ搬送機構22
に対して背後からメンテナンス作業を容易に行うことが
できる。
【0031】上記インターフェイス部12は、奥行方向
(X方向)については、処理ステーション11と同じ長
さを有している。図1、図2に示すように、このインタ
ーフェイス部12の正面部には、可搬性のピックアップ
カセットCRと定置型のバッファカセットBRが2段に
配置され、背面部には周辺露光装置23が配設され、中
央部には、ウエハ搬送機構24が配設されている。この
ウエハ搬送機構24は、ウエハ搬送用アーム24aを有
しており、このウエハ搬送用アーム24aは、X方向、
Z方向に移動して両カセットCR,BRおよび周辺露光
装置23にアクセス可能となっている。また、このウエ
ハ搬送用アーム24aは、θ方向に回転可能であり、処
理ステーション11の第4の処理部Gに属するエクス
テンションユニット(EXT)や、さらには隣接する露
光装置側のウエハ受け渡し台(図示せず)にもアクセス
可能となっている。
【0032】このようなレジスト塗布・現像処理システ
ム1においては、まず、カセットステーション10にお
いて、ウエハ搬送機構21のウエハ搬送用アーム21a
が載置台20上の未処理のウエハWを収容しているウエ
ハカセットCRにアクセスして、そのウエハカセットC
Rから一枚のウエハWを取り出し、第3の処理部G
エクステンションユニット(EXT)に搬送する。
【0033】ウエハWは、このエクステンションユニッ
ト(EXT)から、主ウエハ搬送機構22のウエハ搬送
装置46により、処理ステーション11に搬入される。
そして、第3の処理部Gのアライメントユニット(A
LIM)によりアライメントされた後、アドヒージョン
処理ユニット(AD)に搬送され、そこでレジストの定
着性を高めるための疎水化処理(HMDS処理)が施さ
れる。この処理は加熱を伴うため、その後ウエハWは、
ウエハ搬送装置46により、クーリングユニット(CO
L)に搬送されて冷却される。
【0034】アドヒージョン処理が終了し、クーリング
ユニット(COL)で冷却さたウエハWは、引き続き、
ウエハ搬送装置46によりレジスト塗布ユニット(CO
T)に搬送され、そこで塗布膜が形成される。塗布処理
終了後、ウエハWは処理部G ,Gのいずれかのホッ
トプレートユニット(HP)内でプリベーク処理され、
その後いずれかのクーリングユニット(COL)にて冷
却される。
【0035】冷却されたウエハWは、第3の処理部G
のアライメントユニット(ALIM)に搬送され、そこ
でアライメントされた後、第4の処理部Gのエクステ
ンションユニット(EXT)を介してインターフェイス
部12に搬送される。
【0036】インターフェイス部12では、周辺露光装
置23により余分なレジスト除去のための周辺露光がウ
エハ周縁の例えば1.5mmの部分について施された
後、インターフェイス部12に隣接して設けられた露光
装置(図示せず)により所定のパターンに従ってウエハ
Wのレジスト膜に露光処理が施される。
【0037】露光後のウエハWは、再びインターフェイ
ス部12に戻され、ウエハ搬送機構24により、第4の
処理部Gに属するエクステンションユニット(EX
T)に搬送される。そして、ウエハWは、ウエハ搬送装
置46により、いずれかのホットプレートユニット(H
P)に搬送されてポストエクスポージャーベーク処理が
施され、次いで、クーリングユニット(COL)により
冷却される。
【0038】その後、ウエハWは現像ユニット(DE
V)に搬送され、そこで露光パターンの現像および周縁
レジストの除去が行われる。現像終了後、ウエハWはい
ずれかのホットプレートユニット(HP)に搬送されて
ポストベーク処理が施され、次いで、クーリングユニッ
ト(COL)により冷却される。このような一連の処理
が終了した後、第3の処理部Gのエクステンションユ
ニット(EXT)を介してカセットステーション10に
戻され、いずれかのウエハカセットCRに収容される。
【0039】次に、図4を参照して、本発明の一実施形
態に係るアドヒージョンユニット(AD)について説明
する。このアドヒージョンユニット(AD)は、ウエハ
Wを収容するチャンバー50と、HMDSガス供給部6
0とを備えている。
【0040】チャンバー50は、ウエハWを支持すると
ともにウエハを加熱する加熱プレート53を収容する下
部材51と、下部材51に対して着脱自在に設けられた
カバー部材52とを備えている。加熱プレート53の表
面には例えば6個(2個のみ図示)の位置決めピン54
が設けられている。この位置決めピン54の下部はスペ
ーサー(厚さ例えば0.1mm)となっており、ウエハ
Wは位置決めピン54によって位置決めされるととも
に、そのスペーサーにより加熱プレート53から離隔し
た位置に配置され、いわゆるプロキシミティー方式によ
り加熱するようになっている。カバー部材52の上面に
はガス導入ポート55およびガス排出ポート56が設け
られており、ガス導入ポート55からはHMDSガスお
よびパージガスがチャンバー50内へ導入され、ガス排
出ポート56からはチャンバー50内のガスが排気され
るようになっている。
【0041】HMDSガス供給部60は、液体状のHM
DSを供給する液体HMDS供給ライン61と、キャリ
アガスとして例えばNガスを供給するキャリアガス供
給ライン62と、液体状のHMDSを気化する気化器6
3と、気化器63で気化された気体状のHMDSをキャ
リアガスであるNにキャリアさせてチャンバー50に
供給する気体HMDS供給ライン64とを有している。
なお、気化器63には気化濃度制御弁であるアクチュエ
ーター63aが設けられている。また、気化器63の近
傍には、気化安定および気化促進用の温調手段として
の、温度調節機能を持ったヒーター81が設けられてい
る。
【0042】液体HMDS供給ライン61は、液体状の
HMDS66を貯留したHMDSタンク65に挿入さ
れ、Nガスライン67を介してNガスをHMDSタ
ンク65に供給することによりHMDSタンク65内の
液体状のHMDS66が液体HMDS供給ライン61を
圧送されるようになっている。液体HMDS供給ライン
61には、上流側から開閉バルブ68と、流量制御手段
としてのマスフローコントローラ69とが介在されてい
る。
【0043】キャリアガス供給ライン62は、図示しな
いガス供給源からキャリアガスとして例えばNガスを
気化器63に供給するためのラインであり、上流側から
レギュレータ70、フィルタ71、開閉バルブ72と、
流量制御手段としてのマスフローコントローラ73が介
在されている。
【0044】液体HMDS供給ライン61の開閉バルブ
68とマスフローコントローラ69との間の部分と、キ
ャリアガス供給ライン62の開閉バルブ72とマスフロ
ーコントローラ73との間の部分とは、バイパスライン
74で結ばれており、バイパスライン74には開閉バル
ブ75が設けられている。このバイパスライン74は、
メンテナンスを行う場合に、Nガスにより液ライン配
管をパージする際に用いられる。
【0045】気体HMDS供給ライン64には、開閉バ
ルブ76が介在されているとともに、その気化器63直
下部分にはドレインライン77が接続されている。ドレ
インライン77には開閉バルブ78が設けられ、ドレイ
ンタンク79が接続されている。
【0046】コントローラ80は、液体HMDS供給ラ
イン61のマスフローコントローラ69およびキャリア
ガス供給ライン62のマスフローコントローラ73を制
御するほか、制御ラインは記載してはいないが各ライン
に設けられた開閉バルブも制御可能となっている。この
コントローラ80は、アドヒージョンユニット(AD)
のユニットコントローラ(図示せず)により制御され
る。
【0047】このように構成されるアドヒージョンユニ
ット(AD)においては、まず、ウエハWをチャンバー
50内の加熱プレート53上にセットし、下部材51上
にカバー部材52を装着して半密閉状態とし、HMDS
ガス供給部60から気体状のHMDSをチャンバー50
内に供給する。この際にHMDSガスを供給しつつチャ
ンバー50内がガス排出ポート56を介して排気され
る。
【0048】この場合の気体状のHMDSは、HMDS
ガス供給部60において、HMDSタンク65内の液体
HMDS66をNガス圧送により、液体HMDS供給
ライン61を介して気化器63に供給し、気化器63に
おいて形成される。そして、気化器63において形成さ
れた気体状のHMDSは、キャリアガス供給ライン62
を介して気化器63に供給されたキャリアガス(N
ス)にキャリアされ、気体HMDS供給ライン64を通
ってガス導入ポート55からチャンバー50内へ導入さ
れる。HMDSによるアドヒージョン処理終了後はHM
DSの供給を停止してチャンバー50内にパージガスを
流す。
【0049】このように、本実施形態においては、液体
HMDS66を液体HMDS供給ライン61の液体流量
をマスフローコントローラ69で制御しつつ気化器63
により気化させるので、一定の量の液体から一定の量を
気化させることができ、従来の自然気化の場合のように
環境の影響を受けることなく、安定した濃度のHMDS
ガス雰囲気を制御性良く確実に形成することができる。
また、液体HMDS供給ライン61にマスフローコント
ローラ69を設けて供給する液体HMDSの量を制御す
るとともに、キャリアガス供給ライン62にもマスフロ
ーコントローラ73を設けることにより、気化する液体
HMDSの量および気化したHMDSの供給量を容易に
制御することができ、雰囲気濃度を極めて容易に制御す
ることができる。従来のように、タンク内で自然気化さ
れた気体状のHMDSを供給する場合には、このように
濃度安定性および制御性が悪いばかりでなく、タンク内
の下部に気化しないで長期間残存しているいわゆる「死
液」の存在も問題となるが、本実施形態のように気化器
63を用いる場合には、このような問題も解消すること
ができる。
【0050】また、このようなHMDSの供給におい
て、コントローラ80により、供給開始時に、キャリア
ガス供給ライン62のマスフローコントローラ73を開
にしてキャリアガス供給ライン62にキャリアガスを流
してから、液体HMDS供給ライン61のマスフローコ
ントローラ69を開にするように制御し、気体供給終了
時に、液体HMDS供給ライン61のマスフローコント
ローラ69を閉にして液体HMDSの供給を停止してか
らキャリアガス供給ライン62のマスフローコントロー
ラ73を閉にするように制御することが好ましい。この
ように制御することにより、液体状のHMDSのみが気
化器63に供給されることを阻止することができ、気化
器63後段へ気化されていないHMDSが液体のままで
流れ込むことが防止される。
【0051】さらに、気体HMDS供給ライン64には
ドレインライン77が接続されており、気体HMDS供
給ライン64に存在するドレインをドレインタンク79
に導くことができるので、チャンバー50にドレインが
供給されることを確実に防止することができる。
【0052】次に、図5を参照して、本発明の他の実施
形態に係るアドヒージョンユニット(AD′)について
説明する。このアドヒージョンユニット(AD′)は、
上述したアドヒージョンユニット(AD)と同様の構成
に加えて、チャンバー50のガス排出ポート56出側に
接続された排気ライン56a上に設けられ、排ガス中に
含まれるHMDSの濃度を測定する濃度センサ90を有
している。この濃度センサ90の測定結果は常時演算装
置91に出力されるようになっており、演算装置91は
濃度センサ90の測定結果と予め入力されたHMDS濃
度の適正範囲とを比較演算し、HMDS濃度が適正範囲
から外れている場合に、バルブコントローラ92にHM
DS濃度の異常を示す信号を出力するようになってい
る。バルブコントローラ92は、演算装置91からHM
DS濃度の異常を示す信号を受けると、キャリアガス供
給ライン62の開閉バルブ72と、液体HMDSライン
61の開閉バルブ68とを閉鎖するようにこれらのバル
ブをコントロールするようになっている。また、演算装
置91は、HMDSの濃度が適正範囲から外れた場合に
は、そのことを外部に報知することが好ましい。
【0053】このような構成によれば、ウエハWのアド
ヒージョン処理の間に、何らかの理由でチャンバー50
内のHMDSの濃度が適正範囲外となった場合に、演算
装置91がバルブコントローラ92にHMDS濃度の異
常を示す信号を出力し、その信号によりバルブコントロ
ーラ92が開閉バルブ72および68を閉鎖することに
より、HMDS濃度が適正範囲外となった時点で直ちに
処理を中断することができるので、不良製品の製造を未
然に防止することができる。
【0054】なお、上記第1および第2の実施形態にお
いて気化器63に設けられているヒータ81は、例えば
図6に示すように、分割されたヒーターモジュール81
a、81b、81cからなり、これらが気化器63にお
ける気化後の気体が吹き出す方向に沿って配設されたも
のであってもよい。気化器63においては、気化した直
後の気体よりも気化器63の出口付近の気体の温度の方
が低くなる。これは、液体の気化潜熱が原因である。し
たがって、ヒーター81をこのように構成した場合に
は、ヒーターモジュール81a、81b、81cの加熱
温度をこの順で後者ほど高くなるようにすることによ
り、気化器63内の気体の温度勾配に対応して気体を温
度調節することができ、これによりチャンバー50内に
供給される気体の温度をより正確に制御することができ
る。
【0055】また、以上のようなアドヒージョンユニッ
ト(AD)においては、例えばウエハWのロット間の切
れ目等でチャンバー50に供給する気体中のHMDSの
濃度を変更することができるが、そのような場合にはH
MDSの濃度を変更する前に気化器63内にキャリアガ
スを流して気化器63中のHMDSをパージすることが
好ましい。パージする際には、ヒーター81の加熱温度
をウエハWを処理する際の温度よりも高くすることがよ
り好ましい。これにより気化器63中のHMDSを蒸発
させてより早くパージすることが可能である。
【0056】さらに、上記のようにしてウエハWのロッ
ト間の切れ目でHMDSの濃度を変更する場合、HMD
Sの濃度を変更後、次ロットのウエハWをチャンバー5
0内に搬入して処理する前に、HMDSガス供給部60
の作動状態を確認するために、気化器63を通常のモー
ド(ウエハWの実際の処理と同様の運転モード)で一旦
作動させるダミー処理を実施するとよい。
【0057】さらにまた、上述の実施形態では、気化器
63として液体と圧縮したキャリアガスとを同時に吹き
出す2流体霧化式のものを用いた場合について示した
が、超音波方式の気化器を用いてもよい。図7は、本実
施形態に適用される超音波方式の気化器の一例を示す断
面図である。この気化器100は、キャリアガス供給ラ
イン62および液体HDMS供給ライン61が接続され
た気化室101と、気化室101の底部に設けられた振
動子102とを有しており、液体HDMS供給ライン6
1から供給された液体HMDSを気化室101内に貯留
した状態で振動子102に励振回路103からの超音波
を付与することにより、液体HMDSが霧化されるよう
になっている。
【0058】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。上記実施の形態では、レ
ジスト塗布・現像処理システムのアドヒージョンユニッ
トに本発明を適用した例について示したが、これに限ら
ず、液体原料を気化させて気体雰囲気を形成する場合で
あれば適用することが可能である。例えば、溶液の塗布
によりウエハ上に誘電体膜を形成するSOD(Spin On
Dielectric)処理装置では、ウエハをHMDSガスやア
ンモニアガス等の雰囲気に曝す工程が存在するが、この
ような工程においても本発明を適用することができる。
また、現像液を用いずにガスを用いてレジストパターン
を現像するドライ現像装置においても、ウエハを現像ガ
ス雰囲気に曝す際に本発明を適用することができる。さ
らに、上記実施の形態では流量制御用にマスフローコン
トローラを用いたが、必ずしもマスフローコントローラ
でなくてもよい。さらにまた、液体の供給をガス圧送で
行ったが、これに限らずポンプ等を用いてもよい。さら
にまた、上記実施形態では基板として半導体ウエハを用
いた場合について説明したが、半導体ウエハ以外の他の
被処理基板、例えばLCD基板に対しても適用可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液体ラインの液体流量を制御しつつ気化器により気化さ
せるので、一定の量の液体から一定の量を気化させるこ
とができ、環境の影響を受けることなく、安定した濃度
の気体雰囲気を制御性良く確実に形成することができ
る。特に、液体ラインおよびキャリアガスラインにマス
フローコントローラを設けることにより、気化する液体
の量および気化した気体の供給量を容易に制御すること
ができ、雰囲気濃度を極めて容易に制御することができ
る。
【0060】また、気体供給開始時に、前記キャリアガ
スラインを開にしてから前記液体ラインを開にするよう
に制御し、気体供給終了時に、前記液体ラインを閉にし
てから前記キャリアガスラインを閉にするように制御す
る制御手段を設けることにより、液体のみが気化器に供
給されることを阻止することができ、気化器後の配管へ
気化されずに液体のままで流れ込むことを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアドヒージョンユニ
ットを備えたレジスト塗布・現像処理システムの全体構
成の概略を示す平面図。
【図2】図1のレジスト塗布・現像処理システムの全体
構成を示す正面図。
【図3】図1のレジスト塗布・現像処理システムの全体
構成を示す背面図。
【図4】本発明の一実施形態に係るアドヒージョンユニ
ットを示す概略構成図。
【図5】本発明の他の実施形態に係るアドヒージョンユ
ニットを示す概略構成図。
【図6】気化器に複数のヒーターモジュールからなるヒ
ーターを適用した場合におけるヒーター付近の拡大構成
図。
【図7】超音波方式の気化器の一例を示す断面図。
【符号の説明】
50;チャンバー 53;加熱プレート 55;ガス導入ポート 56;ガス排出ポート 60;HMDSガス供給部 61;液体HMDS供給ライン(液体ライン) 62;キャリアガス供給ライン(キャリアガスライン) 63;気化器 64;気体HMDS供給ライン(気体供給ライン) 69,73;マスフローコントローラ(流量制御手段) 80;コントローラ(制御手段) 81;ヒーター(温調手段) AD;アドヒージョンユニット W;半導体ウエハ(基板)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を気体雰囲気に曝して所定の処理を
    行う処理装置であって、 基板を収容するチャンバーと、 前記気体雰囲気を形成する液体を供給する液体ライン
    と、 前記液体ラインにおける液体の流量を制御する液体流量
    制御手段と、 前記液体ラインから供給された液体を気化する気化器
    と、 前記気化器で気化された気体をキャリアするためのキャ
    リアガスを供給するキャリアガスラインと、 前記気化器で気化された気体をキャリアガスでキャリア
    させて前記チャンバーへ供給する気体供給ラインとを具
    備することを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリアガスラインに設けられ、キ
    ャリアガスの流量を制御するキャリアガス流量制御手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の処
    理装置。
  3. 【請求項3】 基板を気体雰囲気に曝して所定の処理を
    行う処理装置であって、 基板を収容するチャンバーと、 前記気体雰囲気を形成する液体を供給する液体ライン
    と、 前記液体ラインに設けられた第1の流量制御手段と、 前記液体ラインから供給された液体を気化する気化器
    と、 前記気化器で気化された気体をキャリアするためのキャ
    リアガスを供給するキャリアガスラインと、 前記キャリアガスラインに設けられた第2の流量制御手
    段と、 前記気化器で気化された気体をキャリアガスでキャリア
    させて前記チャンバーへ供給する気体供給ラインとを具
    備することを特徴とする処理装置。
  4. 【請求項4】 気体供給開始時に、前記キャリアガスラ
    インを開にしてから前記液体ラインを開にするように制
    御し、気体供給終了時に、前記液体ラインを閉にしてか
    ら前記キャリアガスラインを閉にするように制御する制
    御手段をさらに具備することを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれか1項に記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の流量制御手段は、
    それぞれマスフローコントローラを具備することを特徴
    とする請求項3に記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 気体供給開始時に、前記キャリアガスラ
    インの第2の流量制御手段のマスフローコントローラを
    開にしてから前記液体ラインの第1の流量制御手段のマ
    スフローコントローラを開にするように制御し、気体供
    給終了時に、前記第1の流量制御手段のマスフローコン
    トローラを閉にしてから前記第2の流量制御手段のマス
    フローコントローラを閉にするように制御する制御手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項5に記載の処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記液体ラインはガス圧送により液体を
    供給することを特徴とする請求項1から請求項6のいず
    れか1項に記載の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記気体供給ラインに設けられたドレイ
    ンを回収するためのドレインラインをさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記気化器の温度調節を行う温調手段を
    さらに具備することを特徴とする請求項1から請求項8
    のいずれか1項に記載の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記温調手段は、前記気化器の気体出
    側ほど温度が高くなるように温度調節することを特徴と
    する請求項9に記載の処理装置。
  11. 【請求項11】 前記温調手段は、前記気化器内をパー
    ジする際に、基板の処理を行うときよりも高い温度に前
    記気化器を温度調節することを特徴とする請求項9また
    は請求項10に記載の処理装置。
  12. 【請求項12】 前記チャンバーの排気に含まれる前記
    液体成分の濃度を検出する濃度センサと、 前記濃度センサの検出した前記液体成分の濃度が所定の
    しきい値を超えた場合に前記液体ラインおよび前記キャ
    リアガスラインを閉にする制御手段とをさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1
    項に記載の処理装置。
  13. 【請求項13】 前記気化器は、超音波振動によって液
    体を気化させることを特徴とする請求項1から請求項1
    2のいずれか1項に記載の処理装置。
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