JP2006352001A - 処理ガス供給装置および基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板に対して処理ガスを高濃度で大量に供給できる処理ガス供給装置、および当該処理ガス供給装置を備えた基板処理装置を提供する。
【解決手段】このHMDSガス供給装置3は、貯留タンク31内においてHMDS液のミストを形成する。ミスト化されたHMDS液は、全体として気体に触れる面積が広くなるため迅速に気化され、貯留タンク31内において高濃度のHMDSガスが効率よく生成される。生成されたHMDSガスは、キャリアガスである窒素ガスとともに、基板処理装置へ送られる。
【選択図】図2
【解決手段】このHMDSガス供給装置3は、貯留タンク31内においてHMDS液のミストを形成する。ミスト化されたHMDS液は、全体として気体に触れる面積が広くなるため迅速に気化され、貯留タンク31内において高濃度のHMDSガスが効率よく生成される。生成されたHMDSガスは、キャリアガスである窒素ガスとともに、基板処理装置へ送られる。
【選択図】図2
Description
本発明は、半導体ウエハ、液晶表示用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板などの基板に対して、処理液から気化した処理ガスを供給する処理ガス供給装置、および当該処理ガス供給装置を備えた基板処理装置に関する。
従来より、基板の製造工程においては、基板とフォトレジストとの密着性を向上させる密着強化処理が行われる。密着強化処理においては、処理室内に保持された基板に対して、HMDS(ヘキサメチルジシラザン)ガスを供給する。
HMDSガスは、HMDSガス供給装置から供給される。図7は、従来のHMDSガス供給装置100を示している。HMDSガス供給装置100は、HMDS液供給源110から供給されるHMDS液111を、貯留タンク120内に貯留する。そして、貯留タンク120内のHMDS液111を、窒素ガス供給源130から供給される窒素ガス131でバブリングする。
HMDS液111の中に気泡となって供給される窒素ガス131は、HMDS液111の気化を促進する。そして、窒素ガスとHMDSガスとの混合気体が、配管140を通って処理室へ供給される。
このような従来のHMDSガス供給装置は、たとえば特許文献1に開示されている。
ところで、近年では、処理対象となる基板が大型化する傾向がある。このため、密着強化処理においては、高濃度で大量のHMDSガスを、基板の表面に均一に供給しなければならない。従来のHMDSガス供給装置では、窒素ガスを大量に供給すると、HMDS液の気化自体は促進される。しかしながら、窒素ガスの供給量も増加するため、混合気体中のHMDSガスの濃度を上げることは困難であった。
このような問題は、HMDSガス供給装置に限らず、処理液から気化した処理ガスを供給する処理ガス供給装置に一般的に生じうる問題である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、基板に対して処理ガスを高濃度で大量に供給できる処理ガス供給装置、および当該処理ガス供給装置を備えた基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、基板を処理する処理部に処理ガスを供給する処理ガス供給装置において、処理液を貯留する貯留容器と、前記貯留容器内において処理液のミストを形成するミスト形成手段と、前記貯留容器内において処理液のミストが気化することにより生成される処理ガスを、前記貯留容器から前記処理部へ供給する供給手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の処理ガス供給装置であって、処理ガスの運搬を補助するキャリアガスを供給するキャリアガス供給手段をさらに備え、前記ミスト形成手段は、前記キャリアガス供給手段により供給されるキャリアガスを処理液に衝突させることにより、処理液のミストを形成する手段を含むことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の処理ガス供給装置であって、前記ミスト形成手段は、キャリアガスの流れによって生じるエゼクタ効果により貯留容器内に貯留された処理液を吸い上げるとともに、当該処理液にキャリアガスを衝突させることにより、処理液のミストを形成する手段を含むことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の処理ガス供給装置であって、前記ミスト形成手段は、ノズル内において処理液とキャリアガスとを衝突させることにより処理液のミストを形成し、当該ミストを噴射する2流体ノズルを含むことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の処理ガス供給装置であって、前記貯留容器に貯留された処理液を吸い上げて前記2流体ノズルへ供給する手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から5までのいずれかに記載の処理ガス供給装置であって、前記ミスト形成手段は、処理液を所定の対象物に衝突させることにより処理液のミストを形成する手段を含むことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の処理ガス供給装置であって、前記所定の対象物は、メッシュ板を含むことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1から7までのいずれかに記載の処理ガス供給装置であって、前記貯留容器内に前記供給手段に通じる開口部が形成されており、前記開口部と前記ミスト形成手段との間を遮蔽する遮蔽板をさらに備えたことを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1から8までのいずれかに記載の処理ガス供給装置であって、前記貯留容器内を冷却する冷却手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項10に係る発明は、基板に対して処理ガスによる処理を行う基板処理装置であって、請求項1から9までのいずれかに記載の処理ガス供給装置と、前記処理部と、を備えたことを特徴とする。
請求項1〜10に記載の発明によれば、貯留容器内において処理液のミストを形成する。このため、貯留容器内において処理液を効率よく気化させることができ、高濃度で大量の処理ガスを処理部へ供給することができる。また、貯留容器内を処理液の気化空間として利用するため、気化されなかった処理液を再び貯留して再利用することができる。また、貯留容器内において処理液のミストを形成するため、処理液の液滴が処理ガスの流路を塞いでしまうこともない。
特に、請求項2に記載の発明によれば、キャリアガスの流れを利用して処理液のミストを形成する。このため、キャリアガス中に処理液のミストが形成され、キャリアガス中において処理液を効率よく気化させることができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、エゼクタ効果を利用して処理液を吸い上げ、処理液のミストを形成する。このため、ポンプ等の駆動体を利用する必要がなく、装置のメンテナンスが容易となる。また、装置の小型化にも適している。
特に、請求項4に記載の発明によれば、2流体ノズルを利用して処理液のミストを形成する。このため、粒径の細かい処理液のミストを安定して形成することができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、貯留容器内において気化されなかった処理液を再び吸い上げて2流体ノズルへ供給することができる。このため、処理液の消費量を低減することができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、貯留容器内に吐出された後の処理液を、所定の対象物に衝突させることによりミスト化することができる。また、吐出された処理液を対象物の表面に付着させることにより、処理液の気化を促進させることができる。
特に、請求項7に記載の発明によれば、メッシュ板を利用することにより、処理液の衝突対象となる面積が増加し、処理液を効率よくミスト化することができる。また、処理液の付着対象となる面積も増加し、処理液を効率よく気化することができる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、供給手段に通じる開口部とミスト形成手段との間を遮蔽する遮蔽板を備える。このため、ミスト形成手段により形成された処理液のミストが、直接供給手段へ飛散して処理ガスの流路を塞ぐことを防止できる。
特に、請求項9に記載の発明によれば、貯留容器内を冷却し、貯留容器内の飽和蒸気圧を低下させることができる。このため、貯留容器内において一旦気化した処理ガスが、その後に結露することを防止することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る基板処理装置1を示した図である。基板処理装置1は、液晶表示用ガラス基板9に対して密着強化処理を行うための装置である。基板処理装置1は、処理室2と、HMDSガス供給装置3とを、主配管4を介して接続した構成となっている。
図1は、本発明の第1実施形態に係る基板処理装置1を示した図である。基板処理装置1は、液晶表示用ガラス基板9に対して密着強化処理を行うための装置である。基板処理装置1は、処理室2と、HMDSガス供給装置3とを、主配管4を介して接続した構成となっている。
処理室2は、たとえばSUS(ステンレス)製の気密チャンバによって構成される。処理室2の内部空間には、基板9を載置して保持する保持台21が設けられている。また、処理室2の側部には、基板搬出入口22と、シャッタ23とが設けられている。シャッタ23を開放したときには、搬出入口22を介して基板を搬出入することができ、シャッタ23を閉鎖したときには、処理室2内の気密を保つことができる。
処理室2の上部には、処理ガスであるHMDSガスと、キャリアガスである窒素ガスとを吐出するための吐出部24が設けられている。吐出部24は、主配管4およびバルブV1を介して、HMDSガス供給装置3と接続されている。このため、バルブV1を開放すると、HMDSガス供給装置3から供給されるHMDSガスおよび窒素ガスが、吐出部24から基板9へ向けて吐出される。HMDSガスを基板9の表面に均一に吐出するために、吐出部24に整流板等が付設されていてもよい。
処理室2には、排気管25が接続されている。排気管25は、バルブV2を介して排気ラインに接続されている。このため、バルブV2を開放すると、処理室2内のHMDSガスを排気ラインへ排出することができる。
また、主配管4のバルブV1より処理室2側には、分岐配管41が接続されている。分岐配管41は、バルブV3を介して、窒素ガス供給源42と接続されている。このため、主配管4上のバルブV1を閉鎖し、分岐配管41上のバルブV3を開放すると、処理室2内に窒素ガスを充填することができる。
図2は、HMDSガス供給装置3の構成を示した図である。HMDSガス供給装置3は、HMDS液を貯留する貯留タンク31を備え、貯留タンク31内においてHMDS液から気化したHMDSガスを、キャリアガスである窒素ガスとともに処理室2へ供給する装置である。貯留タンク31は、たとえばSUS(ステンレス)により構成される。
貯留タンク31は、配管32およびバルブV4を介してHMDS液供給源33と接続されている。このため、バルブV4を開放すると、HMDS液供給源33から貯留タンク31内へ、HMDS液が供給される。また、貯留タンク31は、配管340およびバルブV5を介して窒素ガス供給源35と接続されている。このため、バルブV5を開放すると、窒素ガス供給源35から貯留タンク31内へ、窒素ガスが供給される。
窒素ガス供給源35から貯留タンク31内へのびる配管340は、貯留タンク31内においてT字形配管34と接続されている。T字形配管34は、水平方向にのびる第1配管34aおよび第3配管34cと、これらと垂直な方向にのびる第2配管34bとを、接続部34dにおいて接続した構成となっている。第1配管34aは、一方の端部が配管340に接続されているとともに他方の端部が接続部34dに接続されており、配管340に続く窒素ガスの流路となっている。第2配管34bは、一方の端部が接続部34dに接続されているとともに他方の端部が貯留タンク31内に貯留されたHMDS液内に浸漬されており、HMDS液を接続部34dへ吸い上げるための流路となっている。また、第3配管34cは、一方の端部が接続部34dに接続されているとともに、他方の端部が貯留タンク31内の空間へ開放された吐出口となっている。
図3は、T字形配管34の接続部34d付近の拡大図である。図3に示したように、接続部34dには、第1配管34aと、第2配管34bと、第3配管34cとが接続されている。第1配管34aは、接続部34d内においてテーパ状に細くなり、その先端には、第1配管34aの配管径よりも小さい径を有する吹き出し口34eが形成されている。このため、第1配管34a内を流れる窒素ガスは、吹き出し口34eから高速で吹き出される。このように高速で吹き出される窒素ガスの周囲の空間は、いわゆるエゼクタ効果により減圧されるため、吹き出し口34eの周囲に接続された第2配管34b内の圧力は低下する。したがって、貯留タンク31内に貯留されたHMDS液は、第2配管34bを通って接続部34dへ吸い上げられる。
接続部34dにおいては、第1配管34aの吹き出し口34eから勢いよく吹き出される窒素ガスがHMDS液に衝突する。これにより、HMDS液は霧状に粉砕され、HMDS液のミストが形成される。すなわち、このT字形配管34は、HMDS液に窒素ガスを衝突させ、HMDS液のミストを形成する役割を果たす。HMDS液のミストは、第3配管34cを通って貯留タンク31内の空間へ吐出される。このようにミスト化(細分化)されたHMDS液は、全体として気体に触れる面積が広くなるため、迅速に気化される。したがって、貯留タンク31内において高濃度のHMDSガスが効率よく生成される。
図2に戻り、HMDSガス供給装置3の説明を続ける。第3配管34cの吐出口に対向する位置には、メッシュ板43が設けられている。メッシュ板43は、多数の貫通孔が形成された板状の部材であり、後述する遮蔽板44の下面側に固定的に取り付けられている。T字形配管34においては、条件によってHMDS液が十分に細かく粉砕されず、比較的粒径の大きいHMDS液の液滴が吐出口から吐出される場合がある。そのような比較的粒径の大きい液滴は、吐出後にメッシュ板43に衝突し、衝突時の衝撃によって十分に細かく粉砕される。すなわち、このメッシュ板43は、T字形配管34において十分にミスト化されなかったHMDS液をミスト化する役割を果たす。また、メッシュ板43に衝突した後、跳ね返ることなくメッシュ板43に付着したHMDS液は、メッシュ板43を伝って下方へ垂れ落ちつつ気化する。
HMDS液を衝突させる対象物は、上記のようなメッシュ板に限定されるものではなく、例えば貯留タンク31の内壁面などであってもよい。ただし、メッシュ板43を利用すれば、衝突対象となる面積が増加するため、HMDS液を効率よくミスト化することができる。また、メッシュ板43を利用すれば、HMDS液の付着対象となる面積も増加するため、HMDS液を効率よく気化させることができる。メッシュ板43は、第3配管34cの吐出口の先に複数枚設けられていてもよい。
貯留タンク31は、配管36およびバルブV1を介して、主配管4と接続されている。このため、バルブV1を開放すると、貯留タンク31内において気化したHMDSガスおよび窒素ガスが、配管36を通って主配管4へ送られる。
また、貯留タンク31内には、T字形配管34の吐出口と配管36の開口との間を遮蔽する遮蔽板44が設けられている。このため、T字形配管34の吐出口から吐出されたHMDS液のミストが、直接配管36へ飛散して結露等により配管36の流路を塞ぐことはない。遮蔽板44は、貯留タンク31の断面を部分的に覆っており、遮蔽板44の側方にはHMDSガスの流路となる空間が確保されている。このため、貯留タンク31内において気化したHMDSガスは、遮蔽板44の側方を通って配管36に到達する。
また、貯留タンク31内には、水冷管38aが設けられている。水冷管38aの内部には冷却水が流れており、冷却水は、温調部38bを経由して循環するようになっている。このような水冷管38aによって、HMDS液および貯留タンク31内は、室温よりも低温に維持される。すなわち、水冷管38aおよび温調部38bは、HMDS液および貯留タンク31内を冷却する冷却手段を構成している。
水冷管38aによって低温に維持された貯留タンク31内においては、HMDS液の飽和蒸気圧は低下する。このため、貯留タンク31内において一旦気化したHMDSガスは、室温程度に維持されている配管36または主配管4の途中において、容易には結露しない。したがって、HMDSガスの結露により配管36または主配管4が閉塞されてしまうことを防止することができる。
また、貯留タンク31には、液面センサ39が設けられている。液面センサ39は、上限検知部39aと下限検知部39bとを、上下に配置している。上限検知部39aおよび下限検知部39bは、それぞれ制御部37と接続されており、制御部37は、各検知部からの検出信号に基づいて、バルブV4を開閉制御する。具体的には、制御部37は、HMDS液の液面が下限検知部39bの高さまで低下すると、バルブV4を開放し、HMDS液の液面が上限検知部39aの高さまで上昇すると、バルブV4を閉鎖する。これにより、貯留タンク31内のHMDS液の量は常に一定の範囲内に保たれ、HMDSガスを安定して供給することができる。
また、貯留タンク31には、排気管40が設けられている。排気管40は、バルブV6を介して排気ラインと接続されている。このため、バルブV6を開放すると、貯留タンク31内のHMDSガスを、排気ラインへ排出することができる。
上記のとおり、このHMDSガス供給装置3は、貯留タンク31内においてHMDS液のミストを形成する。このため、HMDS液を効率よく気化させることができ、高濃度で大量のHMDSガスを供給することができる。特に、貯留タンク31内をHMDS液の気化空間として利用するため、気化されなかったHMDS液を再び貯留して利用することができる。また、貯留タンク31内においてHMDS液のミストを形成するため、HMDS液の液滴が配管36や主配管4の流路を塞いでしまう恐れもない。
<2.第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の基板処理装置は、HMDSガス供給装置の構成が上記の第1実施形態と異なり、他の部分の構成は上記の第1実施形態と同等である。このため、以下では、主としてHMDSガス供給装置の構成について説明し、他の部分の構成については重複説明を省略する。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の基板処理装置は、HMDSガス供給装置の構成が上記の第1実施形態と異なり、他の部分の構成は上記の第1実施形態と同等である。このため、以下では、主としてHMDSガス供給装置の構成について説明し、他の部分の構成については重複説明を省略する。
図4は、第2実施形態に係るHMDSガス供給装置5の構成を示した図である。このHMDSガス供給装置5は、2流体ノズル57を利用してHMDS液をミスト化し、当該ミストから気化したHMDSガスを、キャリアガスである窒素ガスとともに処理室2へ供給する装置である。HMDSガス供給装置5は、2流体ノズル57へ供給される前のHMDS液を貯留する第1貯留タンク51と、2流体ノズル57から吐出された後のHMDS液を貯留する第2貯留タンク52とを備えている。第1貯留タンク51および第2貯留タンク52は、例えばSUS(ステンレス)により構成されている。
第1貯留タンク51は、配管53およびバルブV11を介してHMDS液供給源54と接続されている。このため、バルブV11を開放すると、HMDS液供給源54から第1貯留タンク51内へ、HMDS液が供給される。また、第1貯留タンク51は、排気管55およびバルブV12を介して排気ラインへ接続されている。このため、バルブV12を開放すると、第1貯留タンク51内のHMDSガスおよび窒素ガスを、排気ラインへ排出することができる。
第1貯留タンク51と第2貯留タンク52は、配管56を介して接続されており、配管56上にはバルブV13が介挿されている。配管56の第1貯留タンク51側の端部は、第1貯留タンク51内に貯留されたHMDS液に浸漬されている。一方、配管56の第2貯留タンク52側の端部は、第2貯留タンク52内に設けられた2流体ノズル57に接続されている。2流体ノズル57には配管56のほかに配管58も接続されており、配管58の他端側は、バルブV14を介して窒素ガス供給源59に接続されている。
図5は、2流体ノズル57の構成を示した断面図である。2流体ノズル57は、管状の液体吐出部571と、液体吐出部571の外周部に一体的に形成された気体吐出部572とを有している。液体吐出部571の軸心部分には、配管56から供給されたHMDS液を吐出する液体吐出口571aが形成されている。また、気体吐出部572には、配管58から供給された窒素ガスを吐出する気体吐出口572aが形成されている。気体吐出口572aは、液体吐出口571aと同心環状に形成され、液体吐出口571aの吐出先の1点を指向するように傾斜を有して形成されている。
このため、液体吐出口571aから吐出されたHMDS液は、気体吐出口572aから吐出された窒素ガスの衝突を受けて、霧状に粉砕される。これにより、HMDS液がミスト化され、HMDS液のミストが第2貯留タンク52内の空間へ噴射される。すなわち、この2流体ノズル57は、HMDS液に窒素ガスを衝突させ、HMDS液のミストを形成する役割を果たす。このようにミスト化(細分化)されたHMDS液は、全体として気体に触れる面積が広くなるため、迅速に気化される。したがって、第2貯留タンク52内において高濃度のHMDSガスが効率よく生成される。なお、2流体ノズル57から吐出され、第2貯留タンク52内において気化されなかったHMDS液は、第2貯留タンク52の底部に貯留される。
図4に戻り、HMDSガス供給装置5の説明を続ける。第1貯留タンク51および第2貯留タンク52は、T字形配管60を介して接続されている。T字形配管60は、第1配管60a,第2配管60b,および第3配管60cを接続部60dにおいて接続したものであり、接続部60d付近の構成は図3と同等である。第1配管60aは、一方の端部が接続部60dに接続されているとともに他方の端部はバルブV15を介して窒素ガス供給源61に接続されている。第2配管60bは、一方の端部が接続部60dに接続されているとともに他方の端部が第2貯留タンク52内のHMDS液に浸漬されている。また、第3配管60cは、一方の端部が接続部60dに接続されているとともに他方の端部が第1貯留タンク51内に接続されている。このため、バルブV15を開放すると、接続部60dへ勢いよく窒素ガスが流れ込み、その際に発生するエゼクタ効果により、第2貯留タンク52内のHMDS液が第2配管60bへ吸い上げられる。第2配管60bを通って接続部60dまで吸い上げられたHMDS液は、窒素ガスとともに第3配管60cへ送られ、第1貯留タンク51内へ供給される。
すなわち、T字形配管60は、第2貯留タンク52内に貯留されたHMDS液を第1貯留タンク51内へ帰還させる役割を果たす。T字形配管60を通って第1貯留タンク51へ帰還したHMDS液は、2流体ノズル57へ供給するためのHMDS液として再利用される。
なお、バルブV12を閉じた状態でバルブV15を開放すると、第1貯留タンク51内へ窒素ガスが吐出され、その圧力によって第1貯留タンク51内に貯留されたHMDS液が配管56へ押し出される。配管56は、このように第1貯留タンク51内に供給される窒素ガスの圧力を利用して、HMDS液を第2貯留タンク52内の2流体ノズル57へ供給する。
第2貯留タンク52は、配管62およびバルブV16を介して、主配管4と接続されている。このため、バルブV16を開放すると、第2貯留タンク52内において気化したHMDSガスおよび窒素ガスが、配管62を通って主配管4へ送られる。
また、第2貯留タンク52内には、2流体ノズル57と配管62との間を遮蔽する遮蔽板63が設けられている。このため、2流体ノズル57から吐出されたHMDS液のミストが、直接配管62へ飛散して結露等により配管62の流路を塞ぐことはない。遮蔽板63は、第2貯留タンク52の断面を部分的に覆っており、遮蔽板63の側方にはHMDSガスの流路となる空間が確保されている。このため、第2貯留タンク52内において気化したHMDSガスは、遮蔽板63の側方を通って配管62に到達する。
また、第2貯留タンク52内には、水冷管64aが設けられている。水冷管64aの内部には冷却水が流れており、冷却水は、温調部64bを経由して循環するようになっている。このような水冷管64aによって、HMDS液および貯留タンク31内は、室温よりも低温に維持される。すなわち、水冷管64aおよび温調部64bは、HMDS液および第2貯留タンク52内を冷却する冷却手段を構成している。
水冷管64aによって低温に維持された第2貯留タンク52内においては、HMDS液の飽和蒸気圧は低下する。このため、第2貯留タンク52内において一旦気化したHMDSガスは、室温程度に維持されている配管62または主配管4の途中において、容易には結露しない。したがって、HMDSガスの結露により配管62または主配管4が閉塞されてしまうことを防止することができる。
また、第2貯留タンク52には、排気管65が設けられている。排気管65は、バルブV17を介して排気ラインと接続されている。このため、バルブV17を開放すると、第1貯留タンク52内のHMDSガスを、排気ラインへ排出することができる。
上記のとおり、このHMDSガス供給装置5は、第2貯留タンク52内においてHMDS液のミストを形成する。このため、HMDS液を効率よく気化させることができ、高濃度で大量のHMDSガスを供給することができる。特に、第2貯留タンク52内をHMDS液の気化空間として利用するため、気化されなかったHMDS液を再び貯留して利用することができる。また、第2貯留タンク52内においてHMDS液のミストを形成するため、HMDS液の液滴が配管62や主配管4の流路を塞いでしまう恐れもない。
<3.第3実施形態>
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の基板処理装置は、HMDSガス供給装置の構成が上記の第1および2実施形態と異なり、他の部分の構成は上記の第1および第2実施形態と同等である。このため、以下では、主としてHMDSガス供給装置の構成について説明し、他の部分の構成については重複説明を省略する。
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の基板処理装置は、HMDSガス供給装置の構成が上記の第1および2実施形態と異なり、他の部分の構成は上記の第1および第2実施形態と同等である。このため、以下では、主としてHMDSガス供給装置の構成について説明し、他の部分の構成については重複説明を省略する。
図6は、第3実施形態に係るHMDSガス供給装置7の構成を示した図である。HMDSガス供給装置7は、HMDS液を貯留する貯留タンク71を備え、貯留タンク71内においてHMDS液から気化したHMDSガスを、キャリアガスである窒素ガスとともに処理室2へ供給する装置である。貯留タンク71は、たとえばSUS(ステンレス)により構成される。
貯留タンク71は、配管72およびバルブV21を介してHMDS液供給源73と接続されている。このため、バルブV21を開放すると、HMDS液供給源73から貯留タンク71内へ、HMDS液が供給される。
貯留タンク71内には2流体ノズル74が設けられている。2流体ノズル74には、2流体ノズル74にHMDS液を供給するための配管75が接続されている。配管75の経路途中にはポンプ76およびバルブV22が介挿されており、配管75の他端側は貯留タンク71内に貯留されたHMDS液中に浸漬されている。このため、バルブV22を開放するとともにポンプ76を動作させると、貯留タンク71内に貯留されたHMDS液が吸い上げられ、配管75を介して2流体ノズル74に供給される。
2流体ノズル74には、配管75のほかに配管77も接続されている。配管77の他端側は、バルブV23を介して窒素ガス供給源78に接続されている。このため、バルブV23を開放すると、窒素ガス供給源78から2流体ノズル74へ、窒素ガスが供給される。
2流体ノズル74は、上記第2実施形態の2流体ノズル57(図5)と同等の構成を有する。このため、2流体ノズル74においては、HMDS液が窒素ガスの衝突を受けて、霧状に粉砕される。これにより、HMDS液がミスト化され、2流体ノズルからHMDS液のミストが貯留タンク71内の空間へ噴射される。ミスト化(細分化)されたHMDS液は、全体として気体に触れる面積が広くなるため、迅速に気化される。したがって、貯留タンク71内において高濃度のHMDSガスが効率よく生成される。
2流体ノズル74から吐出され、貯留タンク71内において気化されなかったHMDS液は、再び貯留タンク71の底部に貯留される。そして、2流体ノズル74へ供給するためのHMDS液として再利用される。
貯留タンク71は、配管79およびバルブV24を介して、主配管4と接続されている。このため、バルブV24を開放すると、貯留タンク71内において気化したHMDSガスおよび窒素ガスが、配管79を通って主配管4へ送られる。
また、貯留タンク71内には、2流体ノズル74と配管79の開口部分との間を遮蔽する遮蔽板80が設けられている。このため、2流体ノズル74から吐出されたHMDS液のミストが、直接配管79へ飛散して結露等により配管70の流路を塞ぐことはない。遮蔽板80は、貯留タンク71の断面を部分的に覆っており、遮蔽板80の側方にはHMDSガスの流路となる空間が確保されている。このため、貯留タンク71内において気化したHMDSガスは、遮蔽板80の側方を通って配管79に到達する。
また、貯留タンク71内には、水冷管81aが設けられている。水冷管81aの内部には冷却水が流れており、冷却水は、温調部81bを経由して循環するようになっている。このような水冷管81aによって、HMDS液および貯留タンク71内は、室温よりも低温に維持される。すなわち、水冷管81aおよび温調部81bは、HMDS液および貯留タンク71内を冷却する冷却手段を構成している。
水冷管81aによって低温に維持された貯留タンク71内においては、HMDS液の飽和蒸気圧は低下する。このため、貯留タンク71内において一旦気化したHMDSガスは、室温程度に維持されている配管79または主配管4の途中において、容易には結露しない。したがって、HMDSガスの結露により配管79または主配管4が閉塞されてしまうことを防止することができる。
また、貯留タンク71には、排気管82が設けられている。排気管82は、バルブV25を介して排気ラインと接続されている。このため、バルブV25を開放すると、貯留タンク71内のHMDSガスを、排気ラインへ排出することができる。
上記のとおり、このHMDSガス供給装置7は、貯留タンク71内においてHMDS液のミストを形成する。このため、HMDS液を効率よく気化させることができ、高濃度で大量のHMDSガスを供給することができる。特に、貯留タンク71内をHMDS液の気化空間として利用するため、気化されなかったHMDS液を再び貯留して利用することができる。また、貯留タンク71内においてHMDS液のミストを形成するため、HMDS液の液滴が配管679や主配管4の流路を塞いでしまう恐れもない。
<4.変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではない。たとえば、2流体ノズル57,74の構成は、図5に示したような構成に限定されるものではない。2流体ノズルは、ノズル内において処理液とキャリアガスとを混合して処理液のミストを形成し、当該ミストを噴出するものであればよい。
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではない。たとえば、2流体ノズル57,74の構成は、図5に示したような構成に限定されるものではない。2流体ノズルは、ノズル内において処理液とキャリアガスとを混合して処理液のミストを形成し、当該ミストを噴出するものであればよい。
また、上記の実施形態では、処理ガスとしてHMDSガスを使用する場合について説明したが、本発明の処理ガスはHMDSガスに限定されるものではない。本発明の処理ガスは、処理液を気化させることにより生成される処理ガスであればよい。
また、上記の実施形態では、キャリアガスとして窒素ガスを使用する場合について説明したが、本発明のキャリアガスは窒素ガスに限定されるものではない。ただし、窒素ガス等の不活性ガスを使用すれば、処理ガスや基板に対する化学的影響を抑制することができる。
また、上記第2実施形態および第3実施形態においては、メッシュ板を使用していなかったが、第2実施形態および第3実施形態の構成において、メッシュ板を使用してもよい。具体的には、第2貯留タンク52または貯留タンク71の内部において、2流体ノズル57または74の吐出先にメッシュ板を配置すればよい。メッシュ板を使用すれば、HMDS液のミストをさらに細かく粉砕できるとともに、HMDS液をメッシュ板に付着させて効率よく気化させることができる。
また、上記の実施形態では、貯留タンク内を冷却することによりHMDSガスの結露を防止していたが、他の方法によりHMDSガスの結露を防止してもよい。たとえば、配管36,62,または79および主配管4をヒータで覆い、これらの配管を温めることによって、配管内におけるHMDSガスの結露を防止してもよい。
1 基板処理装置
2 処理室
3,5,7 HMDSガス供給装置
4 主配管
31,71 貯留タンク
34 T字形配管
37 制御部
38a,64a,81a 水冷管
38b,64b,81b 温調部
39 液面センサ
43 メッシュ板
44,63,80 遮蔽板
51 第1貯留タンク
52 第2貯留タンク
57,74 2流体ノズル
9 基板
2 処理室
3,5,7 HMDSガス供給装置
4 主配管
31,71 貯留タンク
34 T字形配管
37 制御部
38a,64a,81a 水冷管
38b,64b,81b 温調部
39 液面センサ
43 メッシュ板
44,63,80 遮蔽板
51 第1貯留タンク
52 第2貯留タンク
57,74 2流体ノズル
9 基板
Claims (10)
- 基板を処理する処理部に処理ガスを供給する処理ガス供給装置において、
処理液を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器内において処理液のミストを形成するミスト形成手段と、
前記貯留容器内において処理液のミストが気化することにより生成される処理ガスを、前記貯留容器から前記処理部へ供給する供給手段と、
を備えたことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項1に記載の処理ガス供給装置であって、
処理ガスの運搬を補助するキャリアガスを供給するキャリアガス供給手段をさらに備え、
前記ミスト形成手段は、前記キャリアガス供給手段により供給されるキャリアガスを処理液に衝突させることにより、処理液のミストを形成する手段を含むことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項2に記載の処理ガス供給装置であって、
前記ミスト形成手段は、キャリアガスの流れによって生じるエゼクタ効果により貯留容器内に貯留された処理液を吸い上げるとともに、当該処理液にキャリアガスを衝突させることにより、処理液のミストを形成する手段を含むことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項2に記載の処理ガス供給装置であって、
前記ミスト形成手段は、ノズル内において処理液とキャリアガスとを衝突させることにより処理液のミストを形成し、当該ミストを噴射する2流体ノズルを含むことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項4に記載の処理ガス供給装置であって、
前記貯留容器に貯留された処理液を吸い上げて前記2流体ノズルへ供給する手段をさらに備えたことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項1から5までのいずれかに記載の処理ガス供給装置であって、
前記ミスト形成手段は、処理液を所定の対象物に衝突させることにより処理液のミストを形成する手段を含むことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項6に記載の処理ガス供給装置であって、
前記所定の対象物は、メッシュ板を含むことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項1から7までのいずれかに記載の処理ガス供給装置であって、
前記貯留容器内に前記供給手段に通じる開口部が形成されており、
前記開口部と前記ミスト形成手段との間を遮蔽する遮蔽板をさらに備えたことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 請求項1から8までのいずれかに記載の処理ガス供給装置であって、
前記貯留容器内を冷却する冷却手段をさらに備えたことを特徴とする処理ガス供給装置。 - 基板に対して処理ガスによる処理を行う基板処理装置であって、
請求項1から9までのいずれかに記載の処理ガス供給装置と、
前記処理部と、
を備えたことを特徴とする基板処理装置。
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