JP2001312928A - ハーネス収納装置 - Google Patents
ハーネス収納装置Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/28—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ハーネス製造装置により製造されたハーネスを
無人で収納できるようにすることによりハーネス製造装
置の無人運転を可能にしたハーネス収納装置を提供す
る。 【解決手段】ハーネス収納装置1は、ハーネス製造装置
60のハーネス排出溝67の排出側に設けられ、ハーネ
ス80を一時的に保持するストック手段10と、ストッ
ク手段10により保持されたハーネス80を把持すると
ともに搬送するチャック手段20と、チャック手段20
により搬送されたハーネス80を収納する収納手段30
とを具備している。
無人で収納できるようにすることによりハーネス製造装
置の無人運転を可能にしたハーネス収納装置を提供す
る。 【解決手段】ハーネス収納装置1は、ハーネス製造装置
60のハーネス排出溝67の排出側に設けられ、ハーネ
ス80を一時的に保持するストック手段10と、ストッ
ク手段10により保持されたハーネス80を把持すると
ともに搬送するチャック手段20と、チャック手段20
により搬送されたハーネス80を収納する収納手段30
とを具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハーネス製造装置
により製造されたハーネスを収納するためのハーネス収
納装置に関する。
により製造されたハーネスを収納するためのハーネス収
納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電線の両端部にコネクタを接続すること
によりハーネスを製造するハーネス製造装置が従来より
用いられている。このハーネス製造装置により製造され
た多数のハーネスは、ハーネス製造装置のハーネス排出
部からトレーなどに順次排出されるようになっている。
多数のハーネスがトレーなどに排出されると、排出され
たハーネスの電線がトレー内で互いに絡むことがあるの
で、この電線同士の絡みを防止するためにハーネスの電
線部分をテープ等により結束することが行われている。
によりハーネスを製造するハーネス製造装置が従来より
用いられている。このハーネス製造装置により製造され
た多数のハーネスは、ハーネス製造装置のハーネス排出
部からトレーなどに順次排出されるようになっている。
多数のハーネスがトレーなどに排出されると、排出され
たハーネスの電線がトレー内で互いに絡むことがあるの
で、この電線同士の絡みを防止するためにハーネスの電
線部分をテープ等により結束することが行われている。
【0003】この結束を行うハーネス製造装置として、
例えば、図8に示すものが知られている(特許第294
2981号公報参照)。このハーネス製造装置は、複数
本のハーネス109の結束を行うものであり、ハーネス
109を排出するための1対の排出用ガイドレール10
1,102を設けている。そして、これら排出用ガイド
レール101,102の排出端側には、テープ保持ブロ
ック103及びテープテンショナー104でなる粘着テ
ープ106の巻きつけユニットによって、複数本のハー
ネス109の収束された複数の電線105の移動経路を
横断するようにして粘着テープ106が張設されてい
る。
例えば、図8に示すものが知られている(特許第294
2981号公報参照)。このハーネス製造装置は、複数
本のハーネス109の結束を行うものであり、ハーネス
109を排出するための1対の排出用ガイドレール10
1,102を設けている。そして、これら排出用ガイド
レール101,102の排出端側には、テープ保持ブロ
ック103及びテープテンショナー104でなる粘着テ
ープ106の巻きつけユニットによって、複数本のハー
ネス109の収束された複数の電線105の移動経路を
横断するようにして粘着テープ106が張設されてい
る。
【0004】図8(A)に示すように、複数本のハーネ
ス109の収束された複数の電線105は、粘着テープ
106の粘着面に押し当てられながら粘着テープ106
の張設部分を通過して排出方向へ移動し、粘着テープ1
06が電線105の周りに付着する。この際、テープ先
端保持レバー107の先端保持部107aは、テープ保
持ブロック103の凹入面103aに位置して粘着テー
プ106の端部を保持している。
ス109の収束された複数の電線105は、粘着テープ
106の粘着面に押し当てられながら粘着テープ106
の張設部分を通過して排出方向へ移動し、粘着テープ1
06が電線105の周りに付着する。この際、テープ先
端保持レバー107の先端保持部107aは、テープ保
持ブロック103の凹入面103aに位置して粘着テー
プ106の端部を保持している。
【0005】更に、ハーネス109の排出を続行する
と、図8(B)に示すように、テープテンショナー10
4の突部104aがテープ保持ブロック103の凹入面
103aと対向するようになる。この結果、粘着テープ
106の粘着面どうしが付着し、これによって収束され
た電線105の結束が完了する。この時、テープ先端保
持レバー107は、先端保持部107aが凹入面103
aから退避するように回動し、続いてテープカッタ10
8はテープ保持ブロック103の先端側に突出するよう
に回動し、結束された電線105は後続の粘着テープ1
06から切り離される。そして、電線105が結束され
た複数本のハーネス109は、外部に放出されてトレー
などに収納される。
と、図8(B)に示すように、テープテンショナー10
4の突部104aがテープ保持ブロック103の凹入面
103aと対向するようになる。この結果、粘着テープ
106の粘着面どうしが付着し、これによって収束され
た電線105の結束が完了する。この時、テープ先端保
持レバー107は、先端保持部107aが凹入面103
aから退避するように回動し、続いてテープカッタ10
8はテープ保持ブロック103の先端側に突出するよう
に回動し、結束された電線105は後続の粘着テープ1
06から切り離される。そして、電線105が結束され
た複数本のハーネス109は、外部に放出されてトレー
などに収納される。
【0006】また、図示はしないが、実用新案登録第2
586251号公報には、垂下した電線を1本のハーネ
ス毎に無人で結束できるハーネス製造装置が提案されて
いる。
586251号公報には、垂下した電線を1本のハーネ
ス毎に無人で結束できるハーネス製造装置が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来のハーネス製造装置にあっては、いずれの装置でも
ハーネスの電線部分を結束できるものの、結束したハー
ネスを無造作にトレーなどに排出するようにしている。
ハーネスが無造作にトレーに排出されると、トレー内で
ハーネスがばらばらに収納されることになり、作業者が
トレーからハーネスを取り出してその後の作業をする際
に、非常に面倒かつ不便なものになってしまう。このた
め、ハーネスの排出時においては、作業者が常にハーネ
スの取り出し作業をしてトレー内でハーネスを整列させ
て収納を行う必要があった。その結果、ハーネス製造装
置の無人運転が困難ないし不可能であった。
従来のハーネス製造装置にあっては、いずれの装置でも
ハーネスの電線部分を結束できるものの、結束したハー
ネスを無造作にトレーなどに排出するようにしている。
ハーネスが無造作にトレーに排出されると、トレー内で
ハーネスがばらばらに収納されることになり、作業者が
トレーからハーネスを取り出してその後の作業をする際
に、非常に面倒かつ不便なものになってしまう。このた
め、ハーネスの排出時においては、作業者が常にハーネ
スの取り出し作業をしてトレー内でハーネスを整列させ
て収納を行う必要があった。その結果、ハーネス製造装
置の無人運転が困難ないし不可能であった。
【0008】従って、本発明は、上述の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、ハーネス製造
装置により製造されたハーネスを無人で収納できるよう
にすることによりハーネス製造装置の無人運転を可能に
したハーネス収納装置を提供することにある。
ためになされたものであり、その目的は、ハーネス製造
装置により製造されたハーネスを無人で収納できるよう
にすることによりハーネス製造装置の無人運転を可能に
したハーネス収納装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係るハーネス収納装置は、
電線の両端部にコネクタを接続することによりハーネス
を製造するハーネス製造装置のハーネス排出部に設けら
れ、前記ハーネスを一時的に保持するストック手段と、
該ストック手段により保持された前記ハーネスを把持す
るとともに搬送するチャック手段と、該チャック手段に
より搬送された前記ハーネスを収納する収納手段とを具
備することを特徴としている。
め、本発明のうち請求項1に係るハーネス収納装置は、
電線の両端部にコネクタを接続することによりハーネス
を製造するハーネス製造装置のハーネス排出部に設けら
れ、前記ハーネスを一時的に保持するストック手段と、
該ストック手段により保持された前記ハーネスを把持す
るとともに搬送するチャック手段と、該チャック手段に
より搬送された前記ハーネスを収納する収納手段とを具
備することを特徴としている。
【0010】また、本発明のうち請求項2に係るハーネ
ス収納装置は、請求項1記載の発明において、前記スト
ック手段は、結束したハーネスを一時的に保持し、前記
チャック手段は、前記ストック手段により保持された前
記結束したハーネスを把持するとともに搬送し、前記収
納手段は、前記チャック手段により搬送された前記結束
したハーネスを収納することを特徴としている。
ス収納装置は、請求項1記載の発明において、前記スト
ック手段は、結束したハーネスを一時的に保持し、前記
チャック手段は、前記ストック手段により保持された前
記結束したハーネスを把持するとともに搬送し、前記収
納手段は、前記チャック手段により搬送された前記結束
したハーネスを収納することを特徴としている。
【0011】本発明のうち請求項3に係るハーネス収納
装置は、請求項1又は2記載の発明において、前記収納
手段が、該収納手段を移動させる移動装置を配置した固
定部と該固定部に隣接する可動部とからなる収納手段移
動装置上を移動可能に載置されることを特徴としてい
る。本発明のうち請求項4に係るハーネス収納装置は、
請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の発明におい
て、前記収納手段が、筒状板部及び該筒状板部から延び
る直線状板部を備えた仕切り板を有する収納トレーで構
成されることを特徴としている。
装置は、請求項1又は2記載の発明において、前記収納
手段が、該収納手段を移動させる移動装置を配置した固
定部と該固定部に隣接する可動部とからなる収納手段移
動装置上を移動可能に載置されることを特徴としてい
る。本発明のうち請求項4に係るハーネス収納装置は、
請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の発明におい
て、前記収納手段が、筒状板部及び該筒状板部から延び
る直線状板部を備えた仕切り板を有する収納トレーで構
成されることを特徴としている。
【0012】更に、本発明のうち請求項5に係るハーネ
ス収納装置は、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載
の発明において、前記ストック手段と前記収納手段との
間に、前記ハーネスの前記電線の曲がりぐせを矯正する
曲がりぐせ矯正装置を配置したことを特徴としている。
ス収納装置は、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載
の発明において、前記ストック手段と前記収納手段との
間に、前記ハーネスの前記電線の曲がりぐせを矯正する
曲がりぐせ矯正装置を配置したことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1は、本発明に係るハーネス収納装
置の実施形態の斜視図である。図2は、ハーネス製造装
置の結束手段を図1とは異なる方向から見た拡大斜視図
である。図3は、ハーネス収納装置の曲がりぐせ矯正装
置の拡大斜視図である。
照して説明する。図1は、本発明に係るハーネス収納装
置の実施形態の斜視図である。図2は、ハーネス製造装
置の結束手段を図1とは異なる方向から見た拡大斜視図
である。図3は、ハーネス収納装置の曲がりぐせ矯正装
置の拡大斜視図である。
【0014】図1に示すハーネス収納装置1は、ハーネ
ス製造装置60によって製造され、結束された複数本の
ハーネス80を収納手段30に収納するようになってい
る。順を追って先ずハーネス製造装置60について説明
すると、ハーネス製造装置60は、電線82の両端部に
コネクタ81を接続してなるハーネス80を複数本製造
し、ハーネス80を結束手段70によって結束する。ハ
ーネス80は、電線82の両端部にコネクタ81を1つ
ずつ接続するもの、あるいは複数本の電線82の片端部
にコネクタ81を1つずつ接続するとともに他端部に複
数本の電線82と接続するコネクタを1つ接続する形態
が考えられる。そして、このハーネス80の結束ついて
は、複数本のハーネス80をまとめて結束してもよい
し、単一のハーネス80毎に行ってもよい。図1におい
て、1本のハーネス80は、複数本の電線82の片端部
にコネクタ81を1つずつ接続するとともに他端部に複
数本の電線82と接続するコネクタを1つ接続してあ
る。そして、単一のハーネス80毎に結束がなされてい
る。
ス製造装置60によって製造され、結束された複数本の
ハーネス80を収納手段30に収納するようになってい
る。順を追って先ずハーネス製造装置60について説明
すると、ハーネス製造装置60は、電線82の両端部に
コネクタ81を接続してなるハーネス80を複数本製造
し、ハーネス80を結束手段70によって結束する。ハ
ーネス80は、電線82の両端部にコネクタ81を1つ
ずつ接続するもの、あるいは複数本の電線82の片端部
にコネクタ81を1つずつ接続するとともに他端部に複
数本の電線82と接続するコネクタを1つ接続する形態
が考えられる。そして、このハーネス80の結束ついて
は、複数本のハーネス80をまとめて結束してもよい
し、単一のハーネス80毎に行ってもよい。図1におい
て、1本のハーネス80は、複数本の電線82の片端部
にコネクタ81を1つずつ接続するとともに他端部に複
数本の電線82と接続するコネクタを1つ接続してあ
る。そして、単一のハーネス80毎に結束がなされてい
る。
【0015】この結束を行うために、ハーネス製造装置
60の1対の排出用ガイドレール61には、複数の電線
82が垂下された状態でハーネス80のコネクタ81が
矢印Aで示す排出方向に移動可能に配置されている。一
方、1対の排出用ガイドレール61の排出端側には、1
対の排出用ガイドレール61と整列する1対のガイド部
63aを有するハーネス移動部材63が基台62上に配
置されている。ハーネス移動部材63は、基台62上の
1対のレール62aに沿ってシリンダ64により排出方
向と直交する矢印B方向に移動可能に構成され、ガイド
部63aは基台62に形成された開口65を通って排出
用ガイドレール61の排出端と整列するようになってい
る。
60の1対の排出用ガイドレール61には、複数の電線
82が垂下された状態でハーネス80のコネクタ81が
矢印Aで示す排出方向に移動可能に配置されている。一
方、1対の排出用ガイドレール61の排出端側には、1
対の排出用ガイドレール61と整列する1対のガイド部
63aを有するハーネス移動部材63が基台62上に配
置されている。ハーネス移動部材63は、基台62上の
1対のレール62aに沿ってシリンダ64により排出方
向と直交する矢印B方向に移動可能に構成され、ガイド
部63aは基台62に形成された開口65を通って排出
用ガイドレール61の排出端と整列するようになってい
る。
【0016】また、基台62の排出端側には、ハーネス
80の電線82の収束を行うための電線収束部材71が
設けられている。この電線収束部材71は、ハーネス移
動部材63のガイド部63aが最も排出用ガイドレール
61から遠のいた位置に位置したときに、ガイド部63
aと整列する位置に位置する。電線収束部材71には、
図2に最もよく示されるように、ハーネス80の電線8
2を収束するための湾曲した案内溝71aが排出方向に
向けて電線収束部材71の挿入端縁から排出端縁に至る
まで形成されている。
80の電線82の収束を行うための電線収束部材71が
設けられている。この電線収束部材71は、ハーネス移
動部材63のガイド部63aが最も排出用ガイドレール
61から遠のいた位置に位置したときに、ガイド部63
aと整列する位置に位置する。電線収束部材71には、
図2に最もよく示されるように、ハーネス80の電線8
2を収束するための湾曲した案内溝71aが排出方向に
向けて電線収束部材71の挿入端縁から排出端縁に至る
まで形成されている。
【0017】電線収束部材71の排出端側には、電線収
束部材71により収束されたハーネス80の結束を行う
ための結束手段70が設けられている。この結束手段7
0は、支持部材66の下端に取り付けられたユニット基
台部72を有する。ユニット基台部72には、収束され
たハーネス80の電線82が通過可能なハーネス排出溝
67が排出方向に向けてユニット基台部72の挿入端縁
から排出端縁に至るまで形成されている。ハーネス排出
溝67は、ハーネス排出部を構成する。ユニット基台部
72上には、結束テープ74を巻回したテープリール7
3と、結束テープ74を収束された電線82の周囲に貼
り付ける貼付ローラ76と、貼付ローラ76に対向して
ハーネス排出溝67を挟んで設けられた受け台77とが
設けられている。また、ユニット基台部72上には、貼
付ローラ76によって結束された結束テープ74を切断
する切断装置79が設けられている。切断装置79は、
ハーネス排出溝67を交差する方向にシリンダ78によ
り進退する。
束部材71により収束されたハーネス80の結束を行う
ための結束手段70が設けられている。この結束手段7
0は、支持部材66の下端に取り付けられたユニット基
台部72を有する。ユニット基台部72には、収束され
たハーネス80の電線82が通過可能なハーネス排出溝
67が排出方向に向けてユニット基台部72の挿入端縁
から排出端縁に至るまで形成されている。ハーネス排出
溝67は、ハーネス排出部を構成する。ユニット基台部
72上には、結束テープ74を巻回したテープリール7
3と、結束テープ74を収束された電線82の周囲に貼
り付ける貼付ローラ76と、貼付ローラ76に対向して
ハーネス排出溝67を挟んで設けられた受け台77とが
設けられている。また、ユニット基台部72上には、貼
付ローラ76によって結束された結束テープ74を切断
する切断装置79が設けられている。切断装置79は、
ハーネス排出溝67を交差する方向にシリンダ78によ
り進退する。
【0018】ハーネス排出溝67の排出側には、1対の
弾性を有するバー部材11で構成されたストック手段1
0が支持部材66の端面から突出形成されている。この
ストック手段10を構成する1対のバー部材11の間隔
は、ハーネス排出溝67の幅と略同一に形成され、結束
されたハーネスの結束部分(結束テープ74の部分)の
近傍を弾性的に支持するようになっている。
弾性を有するバー部材11で構成されたストック手段1
0が支持部材66の端面から突出形成されている。この
ストック手段10を構成する1対のバー部材11の間隔
は、ハーネス排出溝67の幅と略同一に形成され、結束
されたハーネスの結束部分(結束テープ74の部分)の
近傍を弾性的に支持するようになっている。
【0019】また、ユニット基台部72の下方には、シ
リンダ68によって矢印C方向に移動可能でハーネス8
0を排出方向に移動させるハーネス移送手段69が設け
られている。このハーネス移送手段69は、ハーネス移
動部材63のガイド部63aの後端(図1において排出
端と反対端)からストック手段10の略中央部に至るま
でを往復移動可能に構成されている。
リンダ68によって矢印C方向に移動可能でハーネス8
0を排出方向に移動させるハーネス移送手段69が設け
られている。このハーネス移送手段69は、ハーネス移
動部材63のガイド部63aの後端(図1において排出
端と反対端)からストック手段10の略中央部に至るま
でを往復移動可能に構成されている。
【0020】次に、ハーネス80が結束され、ストック
手段10によって保持されるまでの動作について説明す
る。先ず、ハーネス移動部材63のガイド部63aが排
出用ガイドレール61と整列しているときに、ハーネス
80は、排出用ガイドレール61から排出方向である矢
印A方向に移動させられてガイド部63aによって支持
される。その後、ハーネス移動部材63が図1に示すよ
うに排出方向と直交する矢印B方向にハーネス80とと
もに移動する。このとき、ハーネス移送手段69は、ハ
ーネス移動部材63のガイド部63aの後端の下方に位
置している。ハーネス移送手段69が、この状態から排
出方向と同一の矢印C方向にハーネス80を押しつつ移
動し、電線収束部材71を通過すると、ハーネス80の
電線82がハーネス移送手段69によって移送されて電
線収束部材71の案内溝71aに案内されつつハーネス
排出溝67内に位置する。そして、この状態でハーネス
移送手段69がハーネス排出方向に移動すると、貼付ロ
ーラ76により電線82の周囲に結束テープ74が貼り
付けられ、さらに切断装置79により不要な結束テープ
74が切断され、ハーネス80の結束が終了する。さら
に、ハーネス移送手段69が排出方向に移動してハーネ
ス80がハーネス排出溝67より排出されると、結束さ
れたハーネス80は、電線82の結束部分近傍において
ストック手段10により保持されるのである。
手段10によって保持されるまでの動作について説明す
る。先ず、ハーネス移動部材63のガイド部63aが排
出用ガイドレール61と整列しているときに、ハーネス
80は、排出用ガイドレール61から排出方向である矢
印A方向に移動させられてガイド部63aによって支持
される。その後、ハーネス移動部材63が図1に示すよ
うに排出方向と直交する矢印B方向にハーネス80とと
もに移動する。このとき、ハーネス移送手段69は、ハ
ーネス移動部材63のガイド部63aの後端の下方に位
置している。ハーネス移送手段69が、この状態から排
出方向と同一の矢印C方向にハーネス80を押しつつ移
動し、電線収束部材71を通過すると、ハーネス80の
電線82がハーネス移送手段69によって移送されて電
線収束部材71の案内溝71aに案内されつつハーネス
排出溝67内に位置する。そして、この状態でハーネス
移送手段69がハーネス排出方向に移動すると、貼付ロ
ーラ76により電線82の周囲に結束テープ74が貼り
付けられ、さらに切断装置79により不要な結束テープ
74が切断され、ハーネス80の結束が終了する。さら
に、ハーネス移送手段69が排出方向に移動してハーネ
ス80がハーネス排出溝67より排出されると、結束さ
れたハーネス80は、電線82の結束部分近傍において
ストック手段10により保持されるのである。
【0021】次に、ハーネス収納装置1の構成について
説明する。ハーネス収納装置1は、ハーネス製造装置6
0のハーネス排出溝67の排出側に設けられた前記スト
ック手段10と、ストック手段10により保持された、
結束したハーネス80を把持するとともに搬送するチャ
ック手段20と、チャック手段20により搬送された結
束したハーネス80を収納する収納手段30とを具備し
ている。
説明する。ハーネス収納装置1は、ハーネス製造装置6
0のハーネス排出溝67の排出側に設けられた前記スト
ック手段10と、ストック手段10により保持された、
結束したハーネス80を把持するとともに搬送するチャ
ック手段20と、チャック手段20により搬送された結
束したハーネス80を収納する収納手段30とを具備し
ている。
【0022】このうち、チャック手段20は、ハーネス
80を把持するハーネスチャック21と、このハーネス
チャック21を収納手段30に向けて移動する移動手段
22とで構成されている。この移動手段22は、ハーネ
ス80の排出方向と同一の矢印E方向に延びるレール2
5a上を矢印E方向に移動可能な第1移動部材23と、
ハーネス80の排出方向と直交する矢印D方向に移動可
能に第1移動部材23に取り付けられた第2移動部材2
6とを具備している。第2移動部材26の先端には、チ
ャック21を取り付けたチャック取付部材27が設けら
れている。第1移動部材23は、電動機24の回転軸の
回転を矢印E方向の直線移動に変換するボールねじ等の
変換手段により矢印E方向に移動される。また、第2移
動部材26は、シリンダ28により矢印D方向の2位置
間を移動されるようになっている。第2移動部材26
は、シリンダ28により矢印D方向の2位置間を移動す
る場合に限らず、他の移動機構を用いて矢印D方向の任
意の位置に停止できるようにしてもよい。
80を把持するハーネスチャック21と、このハーネス
チャック21を収納手段30に向けて移動する移動手段
22とで構成されている。この移動手段22は、ハーネ
ス80の排出方向と同一の矢印E方向に延びるレール2
5a上を矢印E方向に移動可能な第1移動部材23と、
ハーネス80の排出方向と直交する矢印D方向に移動可
能に第1移動部材23に取り付けられた第2移動部材2
6とを具備している。第2移動部材26の先端には、チ
ャック21を取り付けたチャック取付部材27が設けら
れている。第1移動部材23は、電動機24の回転軸の
回転を矢印E方向の直線移動に変換するボールねじ等の
変換手段により矢印E方向に移動される。また、第2移
動部材26は、シリンダ28により矢印D方向の2位置
間を移動されるようになっている。第2移動部材26
は、シリンダ28により矢印D方向の2位置間を移動す
る場合に限らず、他の移動機構を用いて矢印D方向の任
意の位置に停止できるようにしてもよい。
【0023】また、収納手段30は、内部に仕切り板3
2を有する箱型の収納トレー31で構成され、この収納
トレー31が複数個並んで収納手段移動装置40上を排
出方向と直交する矢印F方向に移動可能に載置されてい
る。仕切り板32は、図1に示す実施形態では、円筒状
板部32aと、この円筒状板部32aの接線方向に延び
る直線状板部32bとから構成されている。直線状板部
32bは、円筒部32aの円周面の左方部(図1におけ
る左方部)から延びている。
2を有する箱型の収納トレー31で構成され、この収納
トレー31が複数個並んで収納手段移動装置40上を排
出方向と直交する矢印F方向に移動可能に載置されてい
る。仕切り板32は、図1に示す実施形態では、円筒状
板部32aと、この円筒状板部32aの接線方向に延び
る直線状板部32bとから構成されている。直線状板部
32bは、円筒部32aの円周面の左方部(図1におけ
る左方部)から延びている。
【0024】収納手段移動装置40は、収納トレー31
を前記排出方向と直交する矢印F方向に移動させるベル
トコンベア(移動装置)42を配置した固定部41と、
固定部41に隣接して配置された可動部43とからなっ
ている。固定部41は、ベルトコンベア42を上面に配
置するとともに床面に対して動かないように設置された
台座部41aと、この台座部41aから前方に延びる衝
立部25とからなっている。衝立部25の上端面には、
前述のレール25aが矢印E方向に延びている。また、
衝立部25には、収納トレー31が固定部41上のベル
トコンベア42によって可動部43上を移動できるよう
にした開口29が形成されている。そして、可動部43
の下面には、複数のキャスタ44が設置され、可動部4
3は床面に対して移動可能になっている。なお、図1
中、符号45は、第1移動部材23、第2移動部材2
6、及びベルトコンベア42の駆動を制御するためのコ
ントロールパネルである。
を前記排出方向と直交する矢印F方向に移動させるベル
トコンベア(移動装置)42を配置した固定部41と、
固定部41に隣接して配置された可動部43とからなっ
ている。固定部41は、ベルトコンベア42を上面に配
置するとともに床面に対して動かないように設置された
台座部41aと、この台座部41aから前方に延びる衝
立部25とからなっている。衝立部25の上端面には、
前述のレール25aが矢印E方向に延びている。また、
衝立部25には、収納トレー31が固定部41上のベル
トコンベア42によって可動部43上を移動できるよう
にした開口29が形成されている。そして、可動部43
の下面には、複数のキャスタ44が設置され、可動部4
3は床面に対して移動可能になっている。なお、図1
中、符号45は、第1移動部材23、第2移動部材2
6、及びベルトコンベア42の駆動を制御するためのコ
ントロールパネルである。
【0025】そして、ストック手段10と収納手段30
との間であって、可動部43上には、ハーネス80を収
納手段30に収納する前に、ハーネス80の電線82の
曲がりぐせを矯正する曲がりぐせ矯正装置50を配置し
ている。この曲がりぐせ矯正装置50は、図3に最もよ
く示されるように、可動部43の上面に立設された柱部
材51の上端に収束部材載置台部52と扱き部回動台部
53とを設けている。収束部載置台部52上には、曲が
りぐせのついた電線82を収束させる収束部材54が固
定される。収束部材54は、横方向(排出方向と直交す
る方向)に広がった電線82を中央に収束させる1対の
収束板部54aと、これら収束板部54aの底端間を連
結する底壁54bとを有する。各収束板部54aは、ハ
ーネス80の排出方向に沿って横方向外側から内側に向
けて傾斜する傾斜面部と、傾斜面部から排出方向と平行
に延びる平行面部とを有する。また、扱き部回動台部5
3には、扱き棒部材59を先端に取り付けた回動部材5
8の先端部分を矢印I方向に回動可能に軸支してある。
回動部材58の後端部分は、シリンダ55のピストンロ
ッド56の上端に設けた取付け部材57に回動可能に軸
支されている。シリンダ55のピストンロッド56は、
矢印Hで示す上下方向に移動可能に構成されている。こ
のため、ピストンロッド56が上方に移動すると、取付
け部材57の上方への移動に伴って回動部材58の先端
部分が支軸を中心に下方に向けて回動し、これに取付け
た扱き棒部材59が下方に向けて回動する。逆に、ピス
トンロッド56が下方に移動すると、取付け部材57の
下方への移動に伴って回動部材58の先端部分が支軸を
中心に上方に向けて回動し、これに取付けた扱き棒部材
59が上方に向けて回動する。
との間であって、可動部43上には、ハーネス80を収
納手段30に収納する前に、ハーネス80の電線82の
曲がりぐせを矯正する曲がりぐせ矯正装置50を配置し
ている。この曲がりぐせ矯正装置50は、図3に最もよ
く示されるように、可動部43の上面に立設された柱部
材51の上端に収束部材載置台部52と扱き部回動台部
53とを設けている。収束部載置台部52上には、曲が
りぐせのついた電線82を収束させる収束部材54が固
定される。収束部材54は、横方向(排出方向と直交す
る方向)に広がった電線82を中央に収束させる1対の
収束板部54aと、これら収束板部54aの底端間を連
結する底壁54bとを有する。各収束板部54aは、ハ
ーネス80の排出方向に沿って横方向外側から内側に向
けて傾斜する傾斜面部と、傾斜面部から排出方向と平行
に延びる平行面部とを有する。また、扱き部回動台部5
3には、扱き棒部材59を先端に取り付けた回動部材5
8の先端部分を矢印I方向に回動可能に軸支してある。
回動部材58の後端部分は、シリンダ55のピストンロ
ッド56の上端に設けた取付け部材57に回動可能に軸
支されている。シリンダ55のピストンロッド56は、
矢印Hで示す上下方向に移動可能に構成されている。こ
のため、ピストンロッド56が上方に移動すると、取付
け部材57の上方への移動に伴って回動部材58の先端
部分が支軸を中心に下方に向けて回動し、これに取付け
た扱き棒部材59が下方に向けて回動する。逆に、ピス
トンロッド56が下方に移動すると、取付け部材57の
下方への移動に伴って回動部材58の先端部分が支軸を
中心に上方に向けて回動し、これに取付けた扱き棒部材
59が上方に向けて回動する。
【0026】次に、ハーネス収納装置1によりハーネス
80を収納トレー31内に収納する方法について図1、
図3乃至図5を参照して説明する。図4は、電線の曲が
りぐせが曲がりぐせ矯正装置によって矯正される様子を
示し、(A)は電線の結束部分近傍が曲がりぐせ矯正装
置の収束部材内に入った当初の部分斜視図、(B)は電
線の結束部近傍が曲がりぐせ矯正装置の収束部材から出
たときの部分斜視図である。図5は、ハーネスの収納形
態及びチャックの動作の説明図であり、(A)は収納ト
レーを平面側から見たハーネスの収納形態の説明図、
(B)は収納トレーを平面側から見たチャックの動作の
説明図である。
80を収納トレー31内に収納する方法について図1、
図3乃至図5を参照して説明する。図4は、電線の曲が
りぐせが曲がりぐせ矯正装置によって矯正される様子を
示し、(A)は電線の結束部分近傍が曲がりぐせ矯正装
置の収束部材内に入った当初の部分斜視図、(B)は電
線の結束部近傍が曲がりぐせ矯正装置の収束部材から出
たときの部分斜視図である。図5は、ハーネスの収納形
態及びチャックの動作の説明図であり、(A)は収納ト
レーを平面側から見たハーネスの収納形態の説明図、
(B)は収納トレーを平面側から見たチャックの動作の
説明図である。
【0027】先ず、図1に示すように、ストック手段1
0によりハーネス80が保持された状態において、ハー
ネスチャック21が第1移動部材23により排出方向と
反対方向に移動し、ハーネス80のコネクタ81とスト
ック手段10との間に入り込んで電線82を把持する。
その後、ハーネスチャック21がハーネス80の電線8
2を把持した状態を維持しつつ第1移動部材23が排出
方向に移動し、図4(A)に示すように、電線82の結
束部分近傍が曲がりぐせ矯正装置50の収束部材54内
に入る。このとき、電線82の曲がりぐせのついた部分
は、収束部材54の底壁54bに接触しつつ収束板部5
4aの傾斜面部によって中央に収束される。この状態で
は、扱き棒部材59は、その先端が上方を向いた位置を
採っている。更に、第1移動部材23が排出方向に移動
して電線82の結束部分近傍が収束部54から出ると、
図4(B)に示すように、電線82の曲がりぐせのつい
た部分は収束板部54aの平行面部間を移動しつつ、ピ
ストンロッド56の上動により扱き棒部材59が下方に
回動しその曲がりぐせのついた部分を上方から扱き棒部
材59によって扱く。これにより、電線82の曲がりぐ
せのついた部分の曲がりぐせは矯正される。
0によりハーネス80が保持された状態において、ハー
ネスチャック21が第1移動部材23により排出方向と
反対方向に移動し、ハーネス80のコネクタ81とスト
ック手段10との間に入り込んで電線82を把持する。
その後、ハーネスチャック21がハーネス80の電線8
2を把持した状態を維持しつつ第1移動部材23が排出
方向に移動し、図4(A)に示すように、電線82の結
束部分近傍が曲がりぐせ矯正装置50の収束部材54内
に入る。このとき、電線82の曲がりぐせのついた部分
は、収束部材54の底壁54bに接触しつつ収束板部5
4aの傾斜面部によって中央に収束される。この状態で
は、扱き棒部材59は、その先端が上方を向いた位置を
採っている。更に、第1移動部材23が排出方向に移動
して電線82の結束部分近傍が収束部54から出ると、
図4(B)に示すように、電線82の曲がりぐせのつい
た部分は収束板部54aの平行面部間を移動しつつ、ピ
ストンロッド56の上動により扱き棒部材59が下方に
回動しその曲がりぐせのついた部分を上方から扱き棒部
材59によって扱く。これにより、電線82の曲がりぐ
せのついた部分の曲がりぐせは矯正される。
【0028】電線82の曲がりぐせのついた部分を矯正
した後、図5(B)に示すように、さらに第1移動部材
23を排出方向(図5(B)における矢印E1方向)に
移動させてハーネスチャック21を矢印E1に沿って移
動すると、ハーネス80の電線82は、収納トレー31
の外壁を乗り越えてその最下端側から仕切り板32の直
線状板部32bに対して右側(図5(A)における右
側)の収納トレー31の底面上に置かれる。第1移動部
材23の移動に先立ち、収納トレー31は、ベルトコン
ベア42を駆動して可動部43上の収納位置に予め位置
させておく。そして、シリンダ28を動作させて第2移
動部材26を排出方向と直交する左方向(図5(B)に
おける矢印D1方向)に移動させてハーネスチャック2
1を矢印D1に沿って移動させると、ハーネス80の電
線82は、さらに仕切り板32の円筒状板部32aを取
り巻くように収納トレー31の底面上に置かれる。そし
て、第1移動部材23を排出方向と反対方向(図5
(B)における矢印E2方向)に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印E2に沿って移動させると、ハーネス
80の電線82は、さらに仕切り板32の直線状板部3
2bに対して左側の収納トレー31の底面上に置かれ
る。この状態でハーネスチャック21による把持を解除
すると、図5(A)に示すように、ハーネス80のコネ
クタ81も直線状板部32bに対して左側の収納トレー
31の底面上に置かれる。この収納状態では、ハーネス
80のコネクタ81と電線82のループ部(最下端部)
とは、直線状板部32bによって仕切られており、それ
らの絡みが防止されている。そして、ハーネス80の電
線82は、円筒状板部32aを取り巻くように載置さ
れ、その電線82の自然状態に近い状態で載置されてい
る。このため、作業員が収納トレー31からハーネス8
0を取り出すときにその取り出し作業がやり易い。
した後、図5(B)に示すように、さらに第1移動部材
23を排出方向(図5(B)における矢印E1方向)に
移動させてハーネスチャック21を矢印E1に沿って移
動すると、ハーネス80の電線82は、収納トレー31
の外壁を乗り越えてその最下端側から仕切り板32の直
線状板部32bに対して右側(図5(A)における右
側)の収納トレー31の底面上に置かれる。第1移動部
材23の移動に先立ち、収納トレー31は、ベルトコン
ベア42を駆動して可動部43上の収納位置に予め位置
させておく。そして、シリンダ28を動作させて第2移
動部材26を排出方向と直交する左方向(図5(B)に
おける矢印D1方向)に移動させてハーネスチャック2
1を矢印D1に沿って移動させると、ハーネス80の電
線82は、さらに仕切り板32の円筒状板部32aを取
り巻くように収納トレー31の底面上に置かれる。そし
て、第1移動部材23を排出方向と反対方向(図5
(B)における矢印E2方向)に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印E2に沿って移動させると、ハーネス
80の電線82は、さらに仕切り板32の直線状板部3
2bに対して左側の収納トレー31の底面上に置かれ
る。この状態でハーネスチャック21による把持を解除
すると、図5(A)に示すように、ハーネス80のコネ
クタ81も直線状板部32bに対して左側の収納トレー
31の底面上に置かれる。この収納状態では、ハーネス
80のコネクタ81と電線82のループ部(最下端部)
とは、直線状板部32bによって仕切られており、それ
らの絡みが防止されている。そして、ハーネス80の電
線82は、円筒状板部32aを取り巻くように載置さ
れ、その電線82の自然状態に近い状態で載置されてい
る。このため、作業員が収納トレー31からハーネス8
0を取り出すときにその取り出し作業がやり易い。
【0029】そして、以上の収納動作を複数の結束され
たハーネス80について繰り返すことにより、複数の結
束されたハーネス80は、コネクタ81及び電線82を
上下方向にほぼ整列させた状態で収納トレー31内に収
納される。従って、ハーネス製造装置60により製造さ
れたハーネス80を無人で収納トレー31内に収納でき
る。
たハーネス80について繰り返すことにより、複数の結
束されたハーネス80は、コネクタ81及び電線82を
上下方向にほぼ整列させた状態で収納トレー31内に収
納される。従って、ハーネス製造装置60により製造さ
れたハーネス80を無人で収納トレー31内に収納でき
る。
【0030】そして、1つの収納トレー31内に所定数
の結束されたハーネス80が収納された後には、ベルト
コンベア42を駆動してベルトコンベア42上のハーネ
ス80が収納されていない複数の収納トレー31を矢印
F方向に移動させ、ハーネス未収納の収納トレー31を
可動部43上の収納位置に位置させるとともに、前述の
ハーネス80が収納された収納トレー31を矢印F方向
に押し出す。これにより、ハーネス未収納の収納トレー
31内に次に製造されてくる複数のハーネス80を収納
することができる。従って、ハーネス製造装置60によ
り製造された複数のハーネス80を無人で複数の収納ト
レー31内に収納でき、これによりハーネス製造装置6
0の無人運転を可能にすることができる。そして、複数
の結束されたハーネス80が収納された収納トレー31
は、作業員により後の作業のために所定の場所に運ばれ
る。
の結束されたハーネス80が収納された後には、ベルト
コンベア42を駆動してベルトコンベア42上のハーネ
ス80が収納されていない複数の収納トレー31を矢印
F方向に移動させ、ハーネス未収納の収納トレー31を
可動部43上の収納位置に位置させるとともに、前述の
ハーネス80が収納された収納トレー31を矢印F方向
に押し出す。これにより、ハーネス未収納の収納トレー
31内に次に製造されてくる複数のハーネス80を収納
することができる。従って、ハーネス製造装置60によ
り製造された複数のハーネス80を無人で複数の収納ト
レー31内に収納でき、これによりハーネス製造装置6
0の無人運転を可能にすることができる。そして、複数
の結束されたハーネス80が収納された収納トレー31
は、作業員により後の作業のために所定の場所に運ばれ
る。
【0031】なお、収納手段移動装置40の可動部43
は移動可能なので、ハーネス製造装置60を有人で運転
するときには、この可動部43を別の場所へ移動させる
ことにより、その可動部43の空いたスペースで作業員
が作業を行うことができる。次に、図6及び図7を参照
して、ハーネス80の収納形態及びチャックの動作の他
の例を説明する。図6は、ハーネス80の収納形態及び
チャックの動作の他の例の説明図であり、(A)は収納
トレーを平面側から見たハーネスの収納形態の説明図、
(B)は収納トレーを平面側から見たチャックの動作の
説明図である。図7は、ハーネス80の収納形態及びチ
ャックの動作、収納トレーの動作のもう一つ他の例の説
明図であり、(A)は収納トレーを平面側から見たハー
ネスの収納形態の説明図、(B)、(C),(D)は収
納トレーを平面側から見たチャック及び収納トレーの動
作の説明図である。
は移動可能なので、ハーネス製造装置60を有人で運転
するときには、この可動部43を別の場所へ移動させる
ことにより、その可動部43の空いたスペースで作業員
が作業を行うことができる。次に、図6及び図7を参照
して、ハーネス80の収納形態及びチャックの動作の他
の例を説明する。図6は、ハーネス80の収納形態及び
チャックの動作の他の例の説明図であり、(A)は収納
トレーを平面側から見たハーネスの収納形態の説明図、
(B)は収納トレーを平面側から見たチャックの動作の
説明図である。図7は、ハーネス80の収納形態及びチ
ャックの動作、収納トレーの動作のもう一つ他の例の説
明図であり、(A)は収納トレーを平面側から見たハー
ネスの収納形態の説明図、(B)、(C),(D)は収
納トレーを平面側から見たチャック及び収納トレーの動
作の説明図である。
【0032】図6(A)を参照すると、収納トレー31
内に設けられた仕切り板32’の形状が図5(A)に示
した仕切り板32と異なっていることが理解される。こ
の仕切り板32’は、略矩形筒状板部32a’とこの略
矩形筒状板部32a’から直線状に延びる直線状板部3
2b’とで構成されている。直線状板部32b’は、略
矩形筒状板部32a’の右側直線状部を延長して形成さ
れている。
内に設けられた仕切り板32’の形状が図5(A)に示
した仕切り板32と異なっていることが理解される。こ
の仕切り板32’は、略矩形筒状板部32a’とこの略
矩形筒状板部32a’から直線状に延びる直線状板部3
2b’とで構成されている。直線状板部32b’は、略
矩形筒状板部32a’の右側直線状部を延長して形成さ
れている。
【0033】電線82の曲がりぐせのついた部分を曲が
りぐせ矯正装置50により矯正した後、図6(B)に示
すように、さらに第1移動部材23を排出方向(図6
(B)における矢印E1方向)に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印E1に沿って移動させると、ハーネス
80の電線82は、収納トレー31の外壁を乗り越えて
その最下端側から仕切り板32’の直線状板部32b’
に対して右側(図6(A)における右側)の収納トレー
31の底面上に置かれる。第1移動部材23の移動に先
立ち、収納トレー31は、ベルトコンベア42を駆動し
て可動部43上の収納位置に予め位置させておく。そし
て、シリンダ28を動作させて第2移動部材26を排出
方向と直交する左方向(図6(B)における矢印D1方
向)に移動させてハーネスチャック21を矢印D1に沿
って移動させると、ハーネス80の電線82は、さらに
仕切り板32’の略矩形筒状板部32a’の手前側辺
(図6(A)における下側辺)脇の収納トレー31の底
面上に置かれる。そして、第1移動部材23を排出方向
と反対方向(図6(B)における矢印E2方向)に移動
させてハーネスチャック21を矢印E2に沿って移動さ
せると、ハーネス80の電線82は、さらに仕切り板3
2’の略矩形筒状板部32a’に対して左側の収納トレ
ー31の底面上に置かれる。さらに、第2移動部材26
を排出方向と直交する右(矢印D2方向)に移動させて
ハーネスチャック21を矢印D2に沿って、矢印D1に
沿う移動距離よりも小さな距離だけ移動させると、ハー
ネス80の電線82は、仕切り板32’の略矩形筒状板
部32a’の手前側と反対側の他辺脇の収納トレー31
の底面上に置かれる。この状態でハーネスチャック21
による把持を解除すると、図6(A)に示すように、ハ
ーネス80のコネクタ81も略矩形筒状板部32a’の
他辺脇の収納トレー31の底面上に置かれるのである。
この収納状態においても図5(A)に示す状態と同様
に、ハーネス80のコネクタ81と電線82のループ部
(最下端部)とは、直線状板部32b’によって仕切ら
れており、それらの絡みが防止されている。そして、ハ
ーネス80の電線82はその電線82の自然状態に近い
状態で載置されているので、作業員が収納トレー31か
らハーネス80を取り出すときにその取り出し作業がや
り易い。
りぐせ矯正装置50により矯正した後、図6(B)に示
すように、さらに第1移動部材23を排出方向(図6
(B)における矢印E1方向)に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印E1に沿って移動させると、ハーネス
80の電線82は、収納トレー31の外壁を乗り越えて
その最下端側から仕切り板32’の直線状板部32b’
に対して右側(図6(A)における右側)の収納トレー
31の底面上に置かれる。第1移動部材23の移動に先
立ち、収納トレー31は、ベルトコンベア42を駆動し
て可動部43上の収納位置に予め位置させておく。そし
て、シリンダ28を動作させて第2移動部材26を排出
方向と直交する左方向(図6(B)における矢印D1方
向)に移動させてハーネスチャック21を矢印D1に沿
って移動させると、ハーネス80の電線82は、さらに
仕切り板32’の略矩形筒状板部32a’の手前側辺
(図6(A)における下側辺)脇の収納トレー31の底
面上に置かれる。そして、第1移動部材23を排出方向
と反対方向(図6(B)における矢印E2方向)に移動
させてハーネスチャック21を矢印E2に沿って移動さ
せると、ハーネス80の電線82は、さらに仕切り板3
2’の略矩形筒状板部32a’に対して左側の収納トレ
ー31の底面上に置かれる。さらに、第2移動部材26
を排出方向と直交する右(矢印D2方向)に移動させて
ハーネスチャック21を矢印D2に沿って、矢印D1に
沿う移動距離よりも小さな距離だけ移動させると、ハー
ネス80の電線82は、仕切り板32’の略矩形筒状板
部32a’の手前側と反対側の他辺脇の収納トレー31
の底面上に置かれる。この状態でハーネスチャック21
による把持を解除すると、図6(A)に示すように、ハ
ーネス80のコネクタ81も略矩形筒状板部32a’の
他辺脇の収納トレー31の底面上に置かれるのである。
この収納状態においても図5(A)に示す状態と同様
に、ハーネス80のコネクタ81と電線82のループ部
(最下端部)とは、直線状板部32b’によって仕切ら
れており、それらの絡みが防止されている。そして、ハ
ーネス80の電線82はその電線82の自然状態に近い
状態で載置されているので、作業員が収納トレー31か
らハーネス80を取り出すときにその取り出し作業がや
り易い。
【0034】なお、第2移動部材26が2位置しかとれ
ない場合は、矢印D2方向への移動の途中でハーネスチ
ャック21の把持を解除してもよい。そして、以上の収
納動作を複数の結束されたハーネス80について繰り返
すことにより、複数の結束されたハーネス80は、コネ
クタ81及び電線82を上下方向にほぼ整列させた状態
で収納トレー31内に収納される。従って、ハーネス製
造装置60により製造されたハーネス80を無人で収納
トレー31内に収納できる。
ない場合は、矢印D2方向への移動の途中でハーネスチ
ャック21の把持を解除してもよい。そして、以上の収
納動作を複数の結束されたハーネス80について繰り返
すことにより、複数の結束されたハーネス80は、コネ
クタ81及び電線82を上下方向にほぼ整列させた状態
で収納トレー31内に収納される。従って、ハーネス製
造装置60により製造されたハーネス80を無人で収納
トレー31内に収納できる。
【0035】また、図7(A)を参照すると、収納トレ
ー31内に設けられた仕切り板32''の形状が図5
(A)に示した仕切り板32及び図6(A)に示した仕
切り板32’と異なっていることが理解される。この仕
切り板32''は、ハーネス80の排出方向に直線状に延
びる直線状板部で構成されている。そして、2枚の仕切
り板32''が、排出方向と直交する方向において所定間
隔を置いて配置されている。
ー31内に設けられた仕切り板32''の形状が図5
(A)に示した仕切り板32及び図6(A)に示した仕
切り板32’と異なっていることが理解される。この仕
切り板32''は、ハーネス80の排出方向に直線状に延
びる直線状板部で構成されている。そして、2枚の仕切
り板32''が、排出方向と直交する方向において所定間
隔を置いて配置されている。
【0036】電線82の曲がりぐせのついた部分を曲が
りぐせ矯正装置50により矯正した後、図7(B)に示
すように、第2移動部材26を排出方向と直交する左方
向(図7(B)における矢印D1方向)に移動させてハ
ーネスチャック21を矢印D1に沿って移動させ、さら
に、第1移動部材23を排出方向(図7(B)における
矢印E1方向)に移動させてハーネスチャック21を矢
印E1に沿って移動させる。その後、第2移動部材26
を矢印D1と逆の矢印D2方向に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印D2に沿って移動させ、さらに第1移
動部材23を矢印E1と逆の矢印E2方向に移動させて
ハーネスチャック21を矢印E2に沿って移動させる。
そして、ハーネスチャック21によるハーネス80の把
持状態を解除する。これにより、ハーネス80は、図7
(A)及び(C)に示すように、収納トレー31の右側
仕切り板32''の右側底面上に置かれる。このとき、ハ
ーネス80のコネクタ81は、手前側(図7(A)にお
ける下側)と反対側に置かれる。
りぐせ矯正装置50により矯正した後、図7(B)に示
すように、第2移動部材26を排出方向と直交する左方
向(図7(B)における矢印D1方向)に移動させてハ
ーネスチャック21を矢印D1に沿って移動させ、さら
に、第1移動部材23を排出方向(図7(B)における
矢印E1方向)に移動させてハーネスチャック21を矢
印E1に沿って移動させる。その後、第2移動部材26
を矢印D1と逆の矢印D2方向に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印D2に沿って移動させ、さらに第1移
動部材23を矢印E1と逆の矢印E2方向に移動させて
ハーネスチャック21を矢印E2に沿って移動させる。
そして、ハーネスチャック21によるハーネス80の把
持状態を解除する。これにより、ハーネス80は、図7
(A)及び(C)に示すように、収納トレー31の右側
仕切り板32''の右側底面上に置かれる。このとき、ハ
ーネス80のコネクタ81は、手前側(図7(A)にお
ける下側)と反対側に置かれる。
【0037】その後、図7(C)に示すように、ベルト
コンベア42を駆動させて収納トレー31を排出方向と
直交する矢印F1方向に所定距離(収納トレー31の幅
の1/3の距離)移動させる。この状態で、第2移動部
材26を排出方向と直交する矢印D1方向に移動させて
新たなハーネス80を把持したハーネスチャック21を
矢印D1に沿って移動させ、さらに、第1移動部材23
を排出方向(図7(C)における矢印E1方向)に移動
させてハーネスチャック21を矢印E1に沿って移動さ
せる。その後、第2移動部材26を矢印D1と逆の矢印
D2方向に移動させてハーネスチャック21を矢印D2
に沿って移動させ、さらに第1移動部材23を矢印E1
と逆の矢印E2方向に移動させてハーネスチャック21
を矢印E2に沿って移動させる。そして、ハーネスチャ
ック21によるハーネス80の把持状態を解除する。こ
れにより、ハーネス80は、図7(A)及び(D)に示
すように、収納トレー31の左右仕切り板32''間の底
面上に置かれる。このとき、ハーネス80のコネクタ8
1は、手前側と反対側に置かれる。
コンベア42を駆動させて収納トレー31を排出方向と
直交する矢印F1方向に所定距離(収納トレー31の幅
の1/3の距離)移動させる。この状態で、第2移動部
材26を排出方向と直交する矢印D1方向に移動させて
新たなハーネス80を把持したハーネスチャック21を
矢印D1に沿って移動させ、さらに、第1移動部材23
を排出方向(図7(C)における矢印E1方向)に移動
させてハーネスチャック21を矢印E1に沿って移動さ
せる。その後、第2移動部材26を矢印D1と逆の矢印
D2方向に移動させてハーネスチャック21を矢印D2
に沿って移動させ、さらに第1移動部材23を矢印E1
と逆の矢印E2方向に移動させてハーネスチャック21
を矢印E2に沿って移動させる。そして、ハーネスチャ
ック21によるハーネス80の把持状態を解除する。こ
れにより、ハーネス80は、図7(A)及び(D)に示
すように、収納トレー31の左右仕切り板32''間の底
面上に置かれる。このとき、ハーネス80のコネクタ8
1は、手前側と反対側に置かれる。
【0038】次いで、図7(D)に示すように、ベルト
コンベア42を駆動させて収納トレー31を排出方向と
直交する矢印F1方向にさらに所定距離移動させる。こ
の状態で、第2移動部材26を排出方向と直交する矢印
D1方向に移動させて新たなハーネス80を把持したハ
ーネスチャック21を矢印D1に沿って移動させ、さら
に、第1移動部材23を排出方向(図7(D)における
矢印E1方向)に移動させてハーネスチャック21を矢
印E1に沿って移動させる。その後、第2移動部材26
を矢印D1と逆の矢印D2方向に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印D2に沿って移動させ、さらに第1移
動部材23を矢印E1と逆の矢印E2方向に移動させて
ハーネスチャック21を矢印E2に沿って移動させる。
そして、ハーネスチャック21によるハーネス80の把
持状態を解除する。これにより、ハーネス80は、図7
(A)に示すように、収納トレー31の左側仕切り板3
2''の左側底面上に置かれる。このとき、ハーネス80
のコネクタ81は、手前側と反対側に置かれる。
コンベア42を駆動させて収納トレー31を排出方向と
直交する矢印F1方向にさらに所定距離移動させる。こ
の状態で、第2移動部材26を排出方向と直交する矢印
D1方向に移動させて新たなハーネス80を把持したハ
ーネスチャック21を矢印D1に沿って移動させ、さら
に、第1移動部材23を排出方向(図7(D)における
矢印E1方向)に移動させてハーネスチャック21を矢
印E1に沿って移動させる。その後、第2移動部材26
を矢印D1と逆の矢印D2方向に移動させてハーネスチ
ャック21を矢印D2に沿って移動させ、さらに第1移
動部材23を矢印E1と逆の矢印E2方向に移動させて
ハーネスチャック21を矢印E2に沿って移動させる。
そして、ハーネスチャック21によるハーネス80の把
持状態を解除する。これにより、ハーネス80は、図7
(A)に示すように、収納トレー31の左側仕切り板3
2''の左側底面上に置かれる。このとき、ハーネス80
のコネクタ81は、手前側と反対側に置かれる。
【0039】以上の収納動作を繰り返すことにより、複
数の結束されたハーネス80は、コネクタ81及び電線
82を上下方向にほぼ整列させた状態で収納トレー31
内に3列状に収納される。従って、ハーネス製造装置6
0により製造されたハーネス80を無人で収納トレー3
1内に収納できる。また、第1移動部材23の移動経路
を、図7(B)乃至図7(D)に示されるように迂回し
てハーネス80の収納すべき位置に至る同一経路に設定
している。このため、ハーネス80の中間部の電線82
を確実にコネクタ81の反対側に配置できると共に、移
動途中のハーネス80を収納トレー31に既に収納され
たハーネス80との干渉(絡み)を防止でき、さらに第
1移動部材23の移動経路を指示するプログラムを簡単
にできる。
数の結束されたハーネス80は、コネクタ81及び電線
82を上下方向にほぼ整列させた状態で収納トレー31
内に3列状に収納される。従って、ハーネス製造装置6
0により製造されたハーネス80を無人で収納トレー3
1内に収納できる。また、第1移動部材23の移動経路
を、図7(B)乃至図7(D)に示されるように迂回し
てハーネス80の収納すべき位置に至る同一経路に設定
している。このため、ハーネス80の中間部の電線82
を確実にコネクタ81の反対側に配置できると共に、移
動途中のハーネス80を収納トレー31に既に収納され
たハーネス80との干渉(絡み)を防止でき、さらに第
1移動部材23の移動経路を指示するプログラムを簡単
にできる。
【0040】以上、本発明の実施形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行う
ことができる。例えば、収納トレー31におけるハーネ
ス80の収納動作は、図5乃至図7に示すものに限ら
ず、種々の形態をとることができる。
きたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行う
ことができる。例えば、収納トレー31におけるハーネ
ス80の収納動作は、図5乃至図7に示すものに限ら
ず、種々の形態をとることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係るハーネス収納装置によれば、電線の両端部に
コネクタを接続することによりハーネスを製造するハー
ネス製造装置のハーネス排出部に設けられ、前記ハーネ
スを一時的に保持するストック手段と、該ストック手段
により保持された前記ハーネスを把持するとともに搬送
するチャック手段と、該チャック手段により搬送された
前記ハーネスを収納する収納手段とを具備しているの
で、ハーネス製造装置のハーネス排出部に設けられたス
トック手段により保持されたハーネスを、チャック手段
により把持して収納手段に向けて搬送し、そして前記ハ
ーネスを収納手段が収納する。このため、ハーネス製造
装置により製造されたハーネスを無人で収納手段内に収
納でき、ハーネス製造装置を無人で運転することができ
る。
項1に係るハーネス収納装置によれば、電線の両端部に
コネクタを接続することによりハーネスを製造するハー
ネス製造装置のハーネス排出部に設けられ、前記ハーネ
スを一時的に保持するストック手段と、該ストック手段
により保持された前記ハーネスを把持するとともに搬送
するチャック手段と、該チャック手段により搬送された
前記ハーネスを収納する収納手段とを具備しているの
で、ハーネス製造装置のハーネス排出部に設けられたス
トック手段により保持されたハーネスを、チャック手段
により把持して収納手段に向けて搬送し、そして前記ハ
ーネスを収納手段が収納する。このため、ハーネス製造
装置により製造されたハーネスを無人で収納手段内に収
納でき、ハーネス製造装置を無人で運転することができ
る。
【0042】また、本発明のうち請求項2に係るハーネ
ス収納装置によれば、請求項1記載の発明において、前
記ストック手段は、結束したハーネスを一時的に保持
し、前記チャック手段は、前記ストック手段により保持
された前記結束したハーネスを把持するとともに搬送
し、前記収納手段は、前記チャック手段により搬送され
た前記結束したハーネスを収納するので、ハーネス製造
装置により製造された結束したハーネスを無人で収納手
段内に収納できる。
ス収納装置によれば、請求項1記載の発明において、前
記ストック手段は、結束したハーネスを一時的に保持
し、前記チャック手段は、前記ストック手段により保持
された前記結束したハーネスを把持するとともに搬送
し、前記収納手段は、前記チャック手段により搬送され
た前記結束したハーネスを収納するので、ハーネス製造
装置により製造された結束したハーネスを無人で収納手
段内に収納できる。
【0043】さらに、本発明のうち請求項3に係るハー
ネス収納装置によれば、請求項1又は2記載の発明にお
いて、前記収納手段が、該収納手段を移動させる移動装
置を配置した固定部と該固定部に隣接する可動部とから
なる収納手段移動装置上を移動可能に載置されるので、
ハーネス製造装置を有人で運転するときには、可動部を
別の場所へ移動させることにより、その可動部の空いた
スペースで作業員が作業を行うことができる。
ネス収納装置によれば、請求項1又は2記載の発明にお
いて、前記収納手段が、該収納手段を移動させる移動装
置を配置した固定部と該固定部に隣接する可動部とから
なる収納手段移動装置上を移動可能に載置されるので、
ハーネス製造装置を有人で運転するときには、可動部を
別の場所へ移動させることにより、その可動部の空いた
スペースで作業員が作業を行うことができる。
【0044】本発明のうち請求項4に係るハーネス収納
装置によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一項記載
の発明において、前記収納手段が、筒状板部及び該筒状
板部から延びる直線状板部を備えた仕切り板を有する収
納トレーで構成されるので、ハーネスの収納状態におい
て、ハーネスのコネクタと電線のループ部とを直線状板
部によって仕切ることができ、それらの絡みを防止する
ことができる。そして、ハーネスの電線を、筒状板部を
取り巻くように載置することができ、その電線の自然状
態に近い状態でハーネスを載置することができる。この
ため、作業員が収納トレーからハーネスを取り出すとき
にその取り出し作業がやり易い。
装置によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一項記載
の発明において、前記収納手段が、筒状板部及び該筒状
板部から延びる直線状板部を備えた仕切り板を有する収
納トレーで構成されるので、ハーネスの収納状態におい
て、ハーネスのコネクタと電線のループ部とを直線状板
部によって仕切ることができ、それらの絡みを防止する
ことができる。そして、ハーネスの電線を、筒状板部を
取り巻くように載置することができ、その電線の自然状
態に近い状態でハーネスを載置することができる。この
ため、作業員が収納トレーからハーネスを取り出すとき
にその取り出し作業がやり易い。
【0045】加えて、本発明のうち請求項5に係るハー
ネス収納装置によれば、請求項1乃至4のうちいずれか
一項記載の発明において、前記ストック手段と前記収納
手段との間に、前記ハーネスの前記電線の曲がりぐせを
矯正する曲がりぐせ矯正装置を配置したので、ハーネス
を収納手段に収納する前に、曲がりぐせのついた電線の
曲がりぐせを矯正することができ、ハーネスを収納手段
に収納する際に電線の曲がりぐせがない状態で収納する
ことができる。
ネス収納装置によれば、請求項1乃至4のうちいずれか
一項記載の発明において、前記ストック手段と前記収納
手段との間に、前記ハーネスの前記電線の曲がりぐせを
矯正する曲がりぐせ矯正装置を配置したので、ハーネス
を収納手段に収納する前に、曲がりぐせのついた電線の
曲がりぐせを矯正することができ、ハーネスを収納手段
に収納する際に電線の曲がりぐせがない状態で収納する
ことができる。
【図1】本発明に係るハーネス収納装置の実施形態の斜
視図である。
視図である。
【図2】ハーネス製造装置の結束手段を図1とは異なる
方向から見た拡大斜視図である。
方向から見た拡大斜視図である。
【図3】ハーネス収納装置の曲がりぐせ矯正装置の拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図4】電線の曲がりぐせが曲がりぐせ矯正装置によっ
て矯正される様子を示し、(A)は電線の結束部分近傍
が曲がりぐせ矯正装置の収束部材内に入った当初の部分
斜視図、(B)は電線の結束部近傍が曲がりぐせ矯正装
置の収束部材から出たときの部分斜視図である。
て矯正される様子を示し、(A)は電線の結束部分近傍
が曲がりぐせ矯正装置の収束部材内に入った当初の部分
斜視図、(B)は電線の結束部近傍が曲がりぐせ矯正装
置の収束部材から出たときの部分斜視図である。
【図5】ハーネスの収納形態及びチャックの動作の説明
図であり、(A)は収納トレーを平面側から見たハーネ
スの収納形態の説明図、(B)は収納トレーを平面側か
ら見たチャックの動作の説明図である。
図であり、(A)は収納トレーを平面側から見たハーネ
スの収納形態の説明図、(B)は収納トレーを平面側か
ら見たチャックの動作の説明図である。
【図6】ハーネスの収納形態及びチャックの動作の他の
例の説明図であり、(A)は収納トレーを平面側から見
たハーネスの収納形態の説明図、(B)は収納トレーを
平面側から見たチャックの動作の説明図である。
例の説明図であり、(A)は収納トレーを平面側から見
たハーネスの収納形態の説明図、(B)は収納トレーを
平面側から見たチャックの動作の説明図である。
【図7】ハーネスの収納形態及びチャックの動作、収納
トレーの動作のもう一つ他の例の説明図であり、(A)
は収納トレーを平面側から見たハーネスの収納形態の説
明図、(B)、(C),(D)は収納トレーを平面側か
ら見たチャック及び収納トレーの動作の説明図である。
トレーの動作のもう一つ他の例の説明図であり、(A)
は収納トレーを平面側から見たハーネスの収納形態の説
明図、(B)、(C),(D)は収納トレーを平面側か
ら見たチャック及び収納トレーの動作の説明図である。
【図8】従来例のハーネス製造装置を示し、(A)、
(B)はハーネス製造装置の結束動作の説明図である。
(B)はハーネス製造装置の結束動作の説明図である。
1はハーネス収納装置 10はストック手段 20はチャック手段 30は収納手段 40は収納手段移動装置 41は固定部 42は移動装置 43は可動部 50は曲がりぐせ矯正装置 80はハーネス 81はコネクタ 82は電線
Claims (5)
- 【請求項1】電線の両端部にコネクタを接続することに
よりハーネスを製造するハーネス製造装置のハーネス排
出部に設けられ、前記ハーネスを一時的に保持するスト
ック手段と、該ストック手段により保持された前記ハー
ネスを把持するとともに搬送するチャック手段と、該チ
ャック手段により搬送された前記ハーネスを収納する収
納手段とを具備することを特徴とするハーネス収納装
置。 - 【請求項2】前記ストック手段は、結束したハーネスを
一時的に保持し、前記チャック手段は、前記ストック手
段により保持された前記結束したハーネスを把持すると
ともに搬送し、前記収納手段は、前記チャック手段によ
り搬送された前記結束したハーネスを収納することを特
徴とする請求項1記載のハーネス収納装置。 - 【請求項3】前記収納手段が、該収納手段を移動させる
移動装置を配置した固定部と該固定部に隣接する可動部
とからなる収納手段移動装置上を移動可能に載置される
ことを特徴とする請求項1又は2記載のハーネス収納装
置。 - 【請求項4】前記収納手段が、筒状板部及び該筒状板部
から延びる直線状板部を備えた仕切り板を有する収納ト
レーで構成されることを特徴とする請求項1乃至3のう
ちいずれか一項記載のハーネス収納装置。 - 【請求項5】前記ストック手段と前記収納手段との間
に、前記ハーネスの前記電線の曲がりぐせを矯正する曲
がりぐせ矯正装置を配置したことを特徴とする請求項1
乃至4のうちいずれか一項記載のハーネス収納装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130668A JP2001312928A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ハーネス収納装置 |
CN01117087A CN1321988A (zh) | 2000-04-28 | 2001-04-24 | 线束存放设备 |
US09/841,716 US6553745B2 (en) | 2000-04-28 | 2001-04-25 | Harness accommodating device |
EP01303892A EP1150400A3 (en) | 2000-04-28 | 2001-04-27 | Harness accommodating device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130668A JP2001312928A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ハーネス収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001312928A true JP2001312928A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18639716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000130668A Pending JP2001312928A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ハーネス収納装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6553745B2 (ja) |
EP (1) | EP1150400A3 (ja) |
JP (1) | JP2001312928A (ja) |
CN (1) | CN1321988A (ja) |
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