JP2001311298A - フローリング材 - Google Patents

フローリング材

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JP2001311298A
JP2001311298A JP2000131197A JP2000131197A JP2001311298A JP 2001311298 A JP2001311298 A JP 2001311298A JP 2000131197 A JP2000131197 A JP 2000131197A JP 2000131197 A JP2000131197 A JP 2000131197A JP 2001311298 A JP2001311298 A JP 2001311298A
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JP
Japan
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fitting portion
flooring material
flooring
side edge
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000131197A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Azuma
達郎 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Co Ltd
Original Assignee
Nitto Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フローリング施工後のフローリング材の接合部
分に隙間が発生した場合にも、その隙間に堆積したゴミ
や、隣接したフローリング材を固定した釘やスクリュー
ビスを目隠しすることができ、美観に優れた床面を施工
することができるフローリング材を提供する。 【解決手段】一方の側縁に凹状嵌合部2を、他方の側縁
に凸状嵌合部3を有し、隣接するもの同士の凹状嵌合部
2と凸状嵌合部3とを嵌合させて床面を形成する帯板状
のフローリング材Fにおいて、凹状嵌合部2の上面側に
庇状の傾斜段部4を設けると共に、凸状嵌合部3の上面
側に前記傾斜段部4と噛合する傾斜段面5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木質の床面を施工
するフローリング材に関し、とくに一方の側縁に凹状嵌
合部を、他方の側縁に凸状嵌合部を有し、隣り合うもの
同士の凹状嵌合部と凸状嵌合部とを嵌合させて床面を形
成する帯板状のフローリング材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋室内等に木質の床面を施工す
るために使用されるフローリング材は、帯板状木材の一
方の側縁に凹状嵌合部を、他方の側縁に凸状嵌合部を有
し、隣り合うもの同士の凹状嵌合部と凸状嵌合部とを嵌
合させて床面を形成するようにされている。そして、そ
の施工に際しては、凸状段部上面側から釘あるいはスク
リュービスを斜めに打ち込んで下地材に固定すると共
に、フローリング材を順次嵌め込んで隣接固定させてい
くことより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フローリン
グ材は木材を素材としているために、含水率の変化によ
り収縮を起こすという問題があり、施行当初においては
接合部分が密に詰まった整然とした床面を呈していて
も、施工後の環境条件の変化により経時的に板材の含水
率が変化して接合部分に隙間が生じてしまう。とくに、
床暖房等を使用した場合、この収縮が顕著になる。した
がって、図4に示すような嵌合凹部21の段部41及び
嵌合凸部31及び段面51が垂直面で構成されているフ
ローリング材の場合、接合部分に生じた隙間Dに堆積し
たゴミや、隣接するフローリング材を固定した釘やスク
リュービス61の頭が露見してしまい、床面上方向(矢
視A方向)から見たときの床面の美観を損ねてしまうと
いう問題があった(図5参照)。本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、フローリング施工後のフローリング材の接合部分に
隙間が発生した場合にも、その隙間に堆積したゴミや、
隣接したフローリング材を固定した釘やスクリュービス
を目隠しすることができ、美観に優れた床面を施工する
ことができるフローリング材を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、一
方の側縁に凹状嵌合部を、他方の側縁に凸状嵌合部を有
し、隣接するもの同士の凹状嵌合部と凸状嵌合部とを嵌
合させて床面を形成する帯板状のフローリング材におい
て、前記凹状嵌合部の上面側に庇状の傾斜段部を設ける
と共に、凸状嵌合部の上面側に前記傾斜段部と噛合する
傾斜段面を設けたことを特徴とする。
【0005】上記のように構成したフローリング材を用
いて床張りした場合、フローリング材が収縮して隙間が
発生した場合でも凹状嵌合部の庇状の傾斜段部が目隠し
となり、隙間に堆積したごみや隣接するフローリング材
を固定した釘あるいはスクリュービスの頭が露見してし
まうことがない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るフローリング
材の一実施例を示す斜視図、図2はフローリング材の施
工状態を示す断面図、図3は本発明フローリング材が施
工後に収縮した状態を示す断面図である。
【0007】
【実施例】先ず、木材を製材して帯板材を得る。次に、
モルダーによりフローリング加工を施し、そして、図1
に示すように、床板部1と、その両側縁に接合部とし
て、一方側縁に凹状嵌合部2を、他方側縁に凸状嵌合部
3を形成するのであるが、本発明では、凹状嵌合部2の
上面側に庇状の傾斜段部4を形成すると共に、凸状嵌合
部3の上面側にこの傾斜段部4と噛合可能な傾斜段面5
を同時に形成してフローリング材Fを形成した。
【0008】フローリング材Fの床張り施工は、図2に
示すように、凸状嵌合部3上面側から釘あるいはスクリ
ュービス6を斜めに打ち込んで下地材7に固定すると共
に、フローリング材Fを順次嵌め込んで隣接固定させて
いくことにより行われる。その際、釘又はスクリュービ
ス6は傾斜断面5に対して略垂直方向に打ち込まれる。
すなわち、先ず任意のフローリング材Fの凸状嵌合部3
上面側から釘又はスクリュービス6を打ち込んで下地材
7に固定した後、次いで、隣接すべきフローリング材F
の凹状嵌合部2を固定されたフローリング材Fの凸状嵌
合部3に嵌合させることにより行われる。
【0009】図3は、施工後のフローリング材Fが収縮
して隙間Dが生じた場合の断面図を示すものである。図
から明らかなように、床面上面方向(矢視A方向)から
見た場合、隙間Dの内部は庇状の傾斜段部4に隠蔽され
て視認することができず、隙間内に堆積したゴミや隣接
するフローリング材Fを固定した釘あるいはスクリュー
ビス6の頭が露見してしまうことがない。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、フ
ローリング材が収縮して床面に隙間が発生しても凹状嵌
合部の庇状の傾斜段部が目隠しとなり、隙間に堆積した
ごみや隣接するフローリング材を固定した釘あるいはス
クリュービスの頭が露見してしまうことがないという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフローリング材の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】フローリング材の施工状態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明フローリング材が施工後に収縮した状態
を示す断面図である。
【図4】従来のフローリング材の施工状態を示す断面図
である。
【図5】従来のフローリング材が施工後に収縮した状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
F フローリング材 1 床板部 2 凹状嵌合部 3 凸状嵌合部 4 庇状の傾斜段部(凹状嵌合部側) 5 傾斜断面(凸状嵌合部側) 6 釘又はスクリュービス 7 下地材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の側縁に凹状嵌合部を、他方の側縁に
    凸状嵌合部を有し、隣接するもの同士の凹状嵌合部と凸
    状嵌合部とを嵌合させて床面を形成する帯板状のフロー
    リング材において、前記凹状嵌合部の上面側に庇状の傾
    斜段部を設けると共に、凸状嵌合部の上面側に前記傾斜
    段部と噛合する傾斜段面を設けたことを特徴とするフロ
    ーリング材。
JP2000131197A 2000-04-28 2000-04-28 フローリング材 Pending JP2001311298A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6414840U (ja) * 1987-07-18 1989-01-25
JPH07189466A (ja) * 1993-12-28 1995-07-28 Asahi Utsudo Tec Kk 床材および床構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6414840U (ja) * 1987-07-18 1989-01-25
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