JP2001311293A - タイル - Google Patents

タイル

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JP2001311293A
JP2001311293A JP2000128135A JP2000128135A JP2001311293A JP 2001311293 A JP2001311293 A JP 2001311293A JP 2000128135 A JP2000128135 A JP 2000128135A JP 2000128135 A JP2000128135 A JP 2000128135A JP 2001311293 A JP2001311293 A JP 2001311293A
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JP
Japan
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tile
joint
piece
block body
spacing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000128135A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yamauchi
悟 山内
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BAIRIN SEITO KK
Original Assignee
BAIRIN SEITO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイルの貼り付けに際して、所定幅の目地間
隔を保って、誰でも簡単かつ容易にしかも美麗に行うこ
とができるタイルの構造を提案する。 【解決手段】 複数のタイル片52が一定幅の目地空間
53を介して基材シート55によって平面四辺形状に並
設されてなるタイルブロック体51において、前記タイ
ルブロック体51の隣接する二辺51A,51B上に位
置するタイル片52,52の外側側面に前記目地空間5
3と同一幅の目地間隔保持材60が剥離可能に接着され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はタイルに関し、特
には連続貼り付けが簡単かつ容易にできるタイルの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日曜大工感覚で陶磁製のタイルを
壁面等の室内装飾用として貼り付けることが行われてお
り、それを目的として、一個又は複数のタイル片のブロ
ック体よりなるタイルが市販されている。現在では、一
般家庭でも自分の好みのタイル製品を購入して本格的な
左官工事によるモルタル貼りをすることも多くなってい
る。一方において、貼付を簡単かつ容易にするためにタ
イル裏面側に接着層を形成したものも販売されている。
【0003】ところで、モルタル貼りにしろ接着剤によ
る貼付にしろ、タイルの貼り付けに際して最も難しいの
が、タイルを連接する際の目地取りである。各タイルを
所定の目地幅で連接しないと、見栄えが悪くなり、装飾
性を大きく減殺することはいうまでもない。しかしなが
ら、実際には、タイルは焼き物であるから、製品毎に微
妙な寸法や形状の差があり、目視で連接していくと、目
地の幅の狂いや傾斜が目立ったりすることがある。特
に、複数のタイル片が並設されたタイルブロック体にあ
っては、ブロック体の目地幅と貼付時に形成される目地
幅との狂いが顕著に現れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
点に鑑み、タイルの貼り付けに際して、所定幅の目地間
隔を保って、誰でも簡単かつ容易にしかも美麗に行うこ
とができるタイルの構造を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、平面四辺形状を有するタイル片の隣接する二辺の
側面に一定幅の目地間隔保持材が剥離可能に接着されて
いることを特徴とするタイルに係る。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記タイル片の裏面側に接着層が形成されているタ
イルに係る。
【0007】請求項3の発明は、複数のタイル片が一定
幅の目地空間を介して基材シートによって平面四辺形状
に並設されてなるタイルブロック体において、前記タイ
ルブロック体の隣接する二辺上に位置するタイル片の外
側側面に前記目地空間と同一幅の目地間隔保持材が剥離
可能に接着されていることを特徴とするタイルに係る。
【0008】請求項4の発明は、請求項3において、前
記基材シートが前記タイル片の裏面側に配置されている
とともに、該基材シートの裏面に接着層が形成されてい
るタイルに係る。
【0009】また、請求項5の発明は、請求項4におい
て、前記タイル片の表面に剥離可能な表面シートが被覆
されているタイル係る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るタ
イルを示す斜視図、図2はその拡大断面図、図3は図1
のタイルの貼付け状態を表す平面図、図4はこの発明の
ブロック体よりなるタイルの一例を示す斜視図、図5は
目地間隔保持材の部分斜視図、図6はブロック体よりな
るタイルの他の例を示す斜視図、図7は図6の拡大断面
図、、図8はブロック体よりなるタイルの貼付状態を表
す平面図、図9は貼付後に目地間隔保持材を除去する状
態を表す斜視図である。
【0011】この発明は目地間隔保持材を設けたタイル
に関し、ここでは、以下の実施例の図1ないし図3で述
べる単一のタイル片に係るタイル10と、図4ないし図
9で説明するタイルブロック体に係るタイル30、50
とが開示される。
【0012】単一のタイル片に係るタイル10は、請求
項1に規定し図1に図示したように、平面四辺形状を有
するタイル片11の隣接する二辺11A,11Bの側面
に一定幅の目地間隔保持材20が剥離可能に接着されて
いることを特徴とする。
【0013】請求項1の発明に関し、タイル片11は通
常のタイル片であるが、請求項2の発明として規定しか
つ図2の断面図として表したように、タイル片11の裏
面側に接着層15が形成されていてもよい。図の符号1
6は保護紙であって、使用時にこの保護紙16を剥し
て、タイル10を壁等の被着部に貼り付ける。
【0014】目地間隔保持材20は目地幅を規定する一
定幅を有する帯状物で、この実施例では合成樹脂発泡材
が使用される。合成樹脂発泡材からなる目地間隔保持材
20は、合成樹脂発泡材のシート状物から任意の幅及び
厚みで簡単かつ安価に製造することができる。図示のよ
うに、目地間隔保持材20は接着材21によって、平面
四辺形状のタイル片11の隣接する二辺11A,11B
の側面に剥離可能に接着されている。なお、図では、辺
11Aと辺11Bに亘って連続する目地間隔保持材20
が使用されているが、分断されていてもよい。
【0015】このタイル10は、図3に図示のように、
例えば壁面Wの所定位置に一番目のタイル10Aをその
目地間隔保持材20Aが左上隅となるように貼り付け、
次いで、二番目のタイル10Bを、その目地間隔保持材
20Bが一番目のタイル10Aの目地間隔保持材20A
が取りつけられていない辺に合接するように貼り付け
る。三番目のタイル10C及び四番目のタイル10Dな
らびに五番目のタイル10Eも全く同様である。こうす
れば、各タイル10A,10B,10C,10D,10
Eは目地間隔保持材各20A,20B,20C,20
D,20Eによって、所定目地幅で、簡単容易かつ美麗
に貼り付けを行うことができる。
【0016】次に、複数のタイル片からなるブロック体
の例について説明する。請求項3の発明として規定し図
4に図示したタイル30は、複数のタイル片32が一定
幅の目地空間33を介して基材シート35によって平面
四辺形状に並設されてなるタイルブロック体31におい
て、前記タイルブロック体31の隣接する二辺31A,
31B上に位置するタイル片32,32の外側側面に前
記目地空間33と同一幅の目地間隔保持材40が剥離可
能に接着されているものである。図4の例に示すタイル
30では、タイル片32の表面側に基材シート35が接
合されてタイルブロック体31が構成されている。
【0017】図5は図4のタイル30に使用される目地
間隔保持材40の部分斜視図である。この例では公知の
段ボール材が用いられている。符号41及び42は板紙
部で、43は両板紙部41,42の中間の接合された波
板紙部であって、波板紙部43の幅を変えることによっ
て任意の幅の目地間隔保持材40を安価に得ることがで
きる。
【0018】図6に図示のタイル50は、請求項4の発
明として規定したように、基材シート55がタイル片5
2の裏面側に配置されているとともに、図7に図示のよ
うに該基材シート55の裏面にタイル貼付用の接着層5
7が形成されたものである。図において、符号51はタ
イルブロック体を表し、51A,51Bはタイルブロッ
ク体51の隣接する二辺、53は一定幅の目地空間、5
6は基材シート55とタイル片52を接合する接着剤、
58は前記タイル貼付用接着層57のための保護シート
である。なお、この例では図5に図示した段ボール材よ
りなる目地間隔保持材60(40)が用いられている。
図7の符号61は接着剤である。
【0019】また、図6及び図7に図示のタイル50
は、さらに、請求項5の発明として規定したように、タ
イル片52の表面に剥離可能な表面シート59が被覆さ
れている。この表面シート59はタイルブロック体51
の面方向に剛性を付与し、タイル製品の持ち回し性を容
易にして貼付作業を簡便かつ効率化するとともに、実施
例のように、透明シートを用いることによって、タイル
表面の意匠面を顕示させ、販売時の商品外観を向上させ
る効果がある。
【0020】図8は、タイル50の貼付状態を表すもの
である。なお、図4に示すタイル30も同様である。前
記したと同様に、一番目のタイル50Aから順に二番目
のタイル50B、三番目のタイル50Cと貼り付けてい
けば、各目地間隔保持材60A,60B,60Cによっ
て、タイルブロック体の目地空間と同一の目地間隔をも
って各タイルを簡単かつ美麗に貼り付けることができ
る。
【0021】図9は、図8のタイル50の貼付後におけ
る目地間隔保持材60の除去状態を示すものである。図
のように、タイル50Cの目地間隔保持材60Cは、細
い先部を有する器具Zによって簡単に取り除かれる。目
地間隔保持材及び表面シートを除去した後、必要に応じ
て、目地セメント(図示せず)等の目地材によって目地
込みが行われる。
【0022】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
タイルによれば、タイルの隣接する二辺に目地間隔保持
材を剥離可能に接着したものであるから、タイルの連続
貼り付けに際して、所定幅の目地間隔を保って、誰でも
簡単かつ容易にしかも美麗に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るタイルを示す斜視図
である。
【図2】図1の拡大断面図である。
【図3】図1のタイルの貼付け状態を表す平面図であ
る。
【図4】この発明のブロック体よりなるタイルの一例を
示す斜視図である。
【図5】目地間隔保持材の部分斜視図である。
【図6】ブロック体よりなるタイルの他の例を示す斜視
図である。
【図7】図6の部分拡大断面図である。
【図8】ブロック体よりなるタイルの貼付状態を表す平
面図である。
【図9】貼付後に目地間隔保持材を除去する状態を表す
斜視図である。
【符号の説明】
10 タイル 11 タイル片 15 接着層 16 保護紙 20 目地間隔保持材 30 タイル 31 タイルブロック体 32 タイル片 35 基材シート 40 目地間隔保持材 50 タイル 51 タイルブロック体 52 タイル片 55 基材シート 57 接着層 58 保護紙 59 表面シート 60 目地間隔保持材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04F 13/14 103 B28B 11/00 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面四辺形状を有するタイル片の隣接す
    る二辺の側面に一定幅の目地間隔保持材が剥離可能に接
    着されていることを特徴とするタイル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記タイル片の裏面
    側に接着層が形成されているタイル。
  3. 【請求項3】 複数のタイル片が一定幅の目地空間を介
    して基材シートによって平面四辺形状に並設されてなる
    タイルブロック体において、前記タイルブロック体の隣
    接する二辺上に位置するタイル片の外側側面に前記目地
    空間と同一幅の目地間隔保持材が剥離可能に接着されて
    いることを特徴とするタイル。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記基材シートが前
    記タイル片の裏面側に配置されているとともに、該基材
    シートの裏面に接着層が形成されているタイル。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記タイル片の表面
    に剥離可能な表面シートが被覆されているタイル。
JP2000128135A 2000-04-27 2000-04-27 タイル Pending JP2001311293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011017138A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Inax Corp タイル連結シート及びタイルユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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