JP2001309639A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JP2001309639A
JP2001309639A JP2000121566A JP2000121566A JP2001309639A JP 2001309639 A JP2001309639 A JP 2001309639A JP 2000121566 A JP2000121566 A JP 2000121566A JP 2000121566 A JP2000121566 A JP 2000121566A JP 2001309639 A JP2001309639 A JP 2001309639A
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JP
Japan
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rotating body
magnet
force
rotating
magnetic polarity
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Hiroshi Irita
博 入田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来に無い画期的な駆動装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 回動軸1に外端が所定の磁極性を備えた
磁石2を設けて回転体3を構成し、この回転体3の周囲
には該回転体3の外端の磁極性と反対若しくは同一の磁
極性が内端となるように配設される多数の磁石4aから
成る囲み磁石体4が設けられ、この回転体3の外端とこ
の囲み磁石体4の内端とに吸磁力若しくは反発力を生じ
させ、且つ、回転体3に係る磁石2の外端部を磁気を遮
蔽する遮蔽部材5で覆い、回転体3と囲み磁石体4との
吸磁力方向若しくは反発力方向を回転体3の長さ方向に
対して傾斜させることでこの吸磁力若しくは反発力によ
り回転体3に回転力が生じるように構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
益々省エネルギー問題や環境問題について叫ばれる中、
例えば太陽電池を利用した駆動装置の開発が盛んに行わ
れるなど、既存のガソリンエンジンやディーゼルエンジ
ンなどの限りがあり且つ有害物質となって環境に影響を
及ぼし得る資源を消費する駆動装置に代わる新たな駆動
装置の開発が望まれている。
【0003】本発明は、上述の点に鑑み、種々の実験研
究を重ねた結果、従来に無い画期的な駆動装置を開発し
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】回動軸1に外端が所定の磁極性を備えた磁
石2を設けて回転体3を構成し、この回転体3の周囲に
は該回転体3の外端の磁極性と反対若しくは同一の磁極
性が内端となるように配設される多数の磁石4aから成
る囲み磁石体4が設けられ、この回転体3の外端とこの
囲み磁石体4の内端とに吸磁力若しくは反発力を生じさ
せ、且つ、回転体3に係る磁石2の外端部を磁気を遮蔽
する遮蔽部材5で覆い、回転体3と囲み磁石体4との吸
磁力方向若しくは反発力方向を回転体3の長さ方向に対
して傾斜させることでこの吸磁力若しくは反発力により
回転体3に回転力が生じるように構成したことを特徴と
する駆動装置に係るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0007】本発明は、回転体3に係る磁石2と、その
周囲に配設された磁石4aから成る囲み磁石体4とで吸
磁力若しくは反発力を生じさせ、且つ、この回転体3と
囲み磁石体4との吸磁力方向若しくは反発力方向を回転
体3の長さ方向に対して傾斜させたから、この回転体3
は囲み磁石体4との傾斜方向に引かれる力若しくは押さ
れる力により回転力を得て回転することになる。この
際、この回転体3の回動軸1を動力を得たいものに接続
することで本発明は駆動装置として機能することにな
る。
【0008】従って、前述したような従来から提案され
ている資源を消費して駆動する駆動装置とは異なり、半
永久的に機能し、且つ、有害物質等を生じない磁石の磁
気を利用して回動軸1を回動させるものであるから、省
エネルギー問題や環境問題に良好に対応し得ることにな
る。
【0009】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したものであ
り、以下に説明する。
【0010】本実施例は、回動軸1に外端が所定の磁極
性を備えた磁石2を設けて回転体3を構成し、この回転
体3の周囲には該回転体3の外端の磁極性と反対の磁極
性が内端となるように配設される多数の磁石4aから成
る囲み磁石体4が設けられ、この回転体3の外端とこの
囲み磁石体4の内端とに吸磁力を生じさせ、且つ、回転
体3に係る磁石2の外端部を磁気を遮蔽する遮蔽部材5
で覆い、回転体3と囲み磁石体4との吸磁力方向を回転
体3の長さ方向に対して傾斜させることで、この吸磁力
により回転体3に回転力が生じるように構成したもので
ある。
【0011】以下、本実施例に係る構成各部について詳
細な説明をする。
【0012】回転体3に係る回動軸1は、図1に図示し
たように適宜な金属製の部材を形成した長尺棒体であ
り、この回動軸1は一対の半割り部材から成るケース体
6内に回動自在に設けられている。尚、ケース体6の下
部には接地部7が設けられている。
【0013】この回転体3の中央部には磁石2を取り付
ける為の取り付け部材8が設けられている。
【0014】この取り付け部材8は、図1,2に図示し
たように適宜な合成樹脂製の部材を形成したものであ
り、回動軸1に被嵌する被嵌孔8a’を有する被嵌部8
aと、この被嵌部8aの周面対向位置に突出形成される
一対の突起部8bとで構成されている。
【0015】この取り付け部材8に係る突起部8b夫々
の外端面には一対の磁石2が付設されている。
【0016】磁石2は、図1〜3に図示したように左右
両端部にS極とN極の磁極性を備えた断面四角柱形状の
磁石であり、そのN極側の内端が取り付け部材8に係る
突起部8bの端面に付設されている。
【0017】従って、磁石2は、夫々S極が外端の磁極
性となるように回動軸1に放射状態に突設されている。
【0018】また、磁石2は、夫々遮蔽部材5により被
覆されている。
【0019】この遮蔽部材5は、磁石2から生じる磁気
を通過させない素材、例えばニッケルと鉄の軽合金など
で構成されている。尚、遮蔽部材5を構成する素材とし
ては上述したものに限らず、本実施例の特性を発揮し得
る素材であれば適宜採用するものである。
【0020】また、遮蔽部材5は、その先端側内面に開
口部5aが設けられ、この開口部5aは回転体3の正逆
回転方向のうちいずれか一方にして同一方向を向くよう
に形成されており、更に、開口部5aの開口縁5a’に
は突片5bが立ち上がり形成されている。従って、本実
施例ではこの突片5b数ミリから数センチの間で形成さ
れるが、この突片5bにより磁石2の磁気eは磁石2の
長さ方向軸芯線に対して傾斜した方向に強制的に誘導さ
れて発せられ、この磁気eが囲み磁石体4の磁性と作用
して回転体3の回転を可能にせしめることになる。
【0021】また、遮蔽部材5の外端側の突片5bの内
面にはテーパー面5b’が形成されている。このテーパ
ー面5b’は磁石2から発せられる磁気の傾斜方向への
誘導を良好にするための構成である。
【0022】囲み磁石体4は、図1に図示したように左
右両端部にS極とN極の磁極性を備えた断面四角柱形状
の磁石4aから成り、この磁石4aをケース体6の周面
に各磁石4aが中心方向へ向けて配設され、回転体3の
周囲には磁石4aが円弧状にして放射状に配設されるこ
とになる。
【0023】この際、磁石4aは、その内端を回転体3
の外端の磁極性と反対の磁極性となるように配設されて
おり、即ち、回転体3の外端をS極、一方、囲み磁石部
4の内端をN極となるように配設され、よって、この回
転体3の外端とこの囲み磁石体4の内端とに吸磁力が生
じることになる。
【0024】従って、回転体3は、回転体3と囲み磁石
部4との間で回転体3の長さ方向に対して傾斜方向に順
次生じる吸磁力により回転力が生じることになる。
【0025】また、本実施例では、回転体3の外端をS
極とし、一方、囲み磁石部4の内端をN極とすること
で、吸磁力により回転力が生じるように設定されている
が、例えば回転体3の外端をN極とし、一方、囲み磁石
部4の内端をS極として吸磁力を生じるようにしても良
く、或いは、回転体3の外端及び囲み磁石部4の内端双
方を同一の磁極性を具備せしめて反発力を得、この反発
力により回転力を生じさせるようにしても良い。
【0026】また、本実施例は、磁石2の本数を増やし
たり、磁力を強くすることで回転力を強くしたりするな
どの調整が行えるものである。
【0027】本実施例は上述のように構成したから、回
転体3に係る磁石2とその周囲に配設された磁石4aか
ら成る囲み磁石体4とで吸磁力を生じさせ、且つ、この
回転体3と囲み磁石体4との吸磁力方向を回転体3の長
さ方向に対して傾斜させたから、この回転体3は囲み磁
石体4との傾斜方向に順次引かれる力により回転力を得
て回転することになる。
【0028】この際、この回転体3の回動軸1を動力を
得たいものに接続することで本実施例は駆動装置として
機能することになる。
【0029】よって、本実施例によれば、従来から提案
されている資源を消費して駆動する駆動装置とは異な
り、半永久的に機能し、且つ、有害物質等を生じない磁
石の磁気を利用して回動軸1を回動させるものであるか
ら、省エネルギー問題や環境問題に一役買うことにな
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、省
エネルギー問題や環境問題に良好に対応し得る従来に無
い画期的な駆動装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の概略動作説明図である。
【図2】本実施例に係る要部の斜視図である。
【図3】本実施例に係る要部の概略動作説明図である。
【符号の説明】
1 回動軸 2 磁石 3 回転体 4 囲み磁石体 5 遮蔽部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸に外端が所定の磁極性を備えた磁
    石を設けて回転体を構成し、この回転体の周囲には該回
    転体の外端の磁極性と反対若しくは同一の磁極性が内端
    となるように配設される多数の磁石から成る囲み磁石体
    が設けられ、この回転体の外端とこの囲み磁石体の内端
    とに吸磁力若しくは反発力を生じさせ、且つ、回転体に
    係る磁石の外端部を磁気を遮蔽する遮蔽部材で覆い、回
    転体と囲み磁石体との吸磁力方向若しくは反発力方向を
    回転体の長さ方向に対して傾斜させることでこの吸磁力
    若しくは反発力により回転体に回転力が生じるように構
    成したことを特徴とする駆動装置。
JP2000121566A 2000-04-21 2000-04-21 駆動装置 Withdrawn JP2001309639A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008512977A (ja) * 2004-09-07 2008-04-24 フレイザス ビラ ラモン 磁気回転装置
JP2009524402A (ja) * 2006-12-04 2009-06-25 フレイザス ビラ ラモン 磁気モータの回転子
WO2016190767A1 (en) * 2015-05-25 2016-12-01 Chitariu Mihai Catalin Magnetic device for adjusting the driving torque
CN108809151A (zh) * 2017-04-27 2018-11-13 永丰朝有限公司 磁驱动机构
JP2019193366A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 株式会社アイアイビー 磁力回転装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20070703