JP2001307341A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001307341A
JP2001307341A JP2000122683A JP2000122683A JP2001307341A JP 2001307341 A JP2001307341 A JP 2001307341A JP 2000122683 A JP2000122683 A JP 2000122683A JP 2000122683 A JP2000122683 A JP 2000122683A JP 2001307341 A JP2001307341 A JP 2001307341A
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focus
timing
record carrier
focus jumping
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Takashi Kishimoto
隆 岸本
Yuichi Kuze
雄一 久世
Kenji Fujiune
健司 藤畝
Takeharu Yamamoto
猛晴 山元
Katsuya Watanabe
克也 渡邊
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08511Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク1回転における面振れ成分による
位置変動を保存し、他の記録再生面へのフォーカスジャ
ンピング時、フォーカスジャンピング中の位置変動が所
定値以下である場合、フォーカスジャンピングを開始す
ることにより、安定したフォーカスジャンピングを可能
とした信頼性の高い光ディスク装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 DSP120内の面振れ計測部115に
て補償フィルタ107の低域成分より面振れ成分を計測
し、面振れ保存メモリ116に保存する。タイミング算
出部117においてフォーカスジャンピングに要する時
間内の面振れによる位置変動が所定値以下であるタイミ
ングを算出し、そのタイミングでフォーカスジャンピン
グを開始することにより、安定したフォーカスジャンピ
ングが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザなどの光源
からの光ビームを利用して、光学的に記録担体上に記録
されている情報を再生する光ディスク装置に関し、特に
複数の記録再生面を有する記録担体においてある記録再
生面から他の記録再生面へ移動するフォーカスジャンピ
ング制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置では、フォーカス
アクチュエータで収束レンズを記録担体と実質的に垂直
な方向に移動させてフォーカス制御を行っている。この
フォーカスアクチュエータは収束レンズに取り付けられ
ている可動部と固定部よりなり、可動部と固定部は4本
のワイヤー(線材)あるいはゴムなどの弾性体で結合さ
れている。そして、可動部に設けられているコイルに電
流を流すと固定部に設けられている永久磁石との間で電
磁力が発生し、この電磁力で収束レンズを記録担体と実
質的に垂直な方向に移動させる。複数の記録再生面をも
つ記録担体における所望の情報トラックへの検索は、現
在フォーカス制御を行っている記録再生面が所望の記録
再生面と異なる場合、隣接した記録再生面へのフォーカ
スジャンピングを複数回繰り返し、所望の記録再生面に
フォーカス制御を行い、その後所望するトラックへの検
索を行う。
【0003】以下、従来のフォーカスジャンピング方式
について、図面を参照しながら詳細に説明する。図9
は、従来のフォーカスジャンピング方式を含む光ディス
ク装置の簡単な構成を示すブロック図である。従来の光
ディスク装置は、2つの記録再生面(L0層、L1層)
をもつ光ディスク101を所定の回転数で回転させるた
めのディスクモータ102、光ディスク101から情報
を再生するための光ヘッド103(半導体レーザなどの
光源、カップリングレンズ、偏光ビームスプリッタ、偏
光板、収束レンズ、集光レンズ、分割ミラー、フォトデ
ィテクタなどで構成されている、図省略)、および光ヘ
ッド103全体を光ディスク101のトラックの方向に
対して垂直な方向に移動させるためのトラバースモータ
(図省略)を備える。
【0004】光源により発生された光ビームはカップリ
ングレンズによって平行光にされた後、偏光ビームスプ
リッタによって反射され、偏光板を通過し、収束レンズ
によって収束され、光ディスク101の厚さ方向にフォ
ーカス点をもつように光ビームスポットが形成される。
この光ビームスポットはディスクモータ102によって
回転している光ディスク101に照射される。光ディス
ク101からの反射光は、収束レンズ、偏光板、偏光ビ
ームスプリッタ、集光レンズを通過し、分割ミラーで2
方向の光ビームに分割される。分割された光ビームのう
ち一方は、2分割構造のフォトディテクタを介し、フォ
ーカス制御装置に入力される。フォーカス制御装置は、
フォーカスエラー信号生成部104、デジタルシグナル
プロセッサ(DSP)901、フォーカス駆動回路11
1、フォーカスアクチュエータ(図省略)より構成され
る。フォーカスエラー信号生成部104では、2分割フ
ォトディテクタの出力信号が差動増幅器に入力される。
この差動増幅器の出力信号は、光ビームの収束点と光デ
ィスク101との位置ずれ信号(フォーカスエラー信
号、FE信号)となり、DSP901に入力される。こ
のFE信号の検出は、「SSD法]と呼ばれている。
【0005】ここで、フォーカス制御について説明す
る。DSP901に入力されたFE信号は、AD変換器
105によってアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、スイッチ106を介し、加算器、乗算器および遅延
器によって構成されたデジタルフィルタである補償フィ
ルタ107に入力される。補償フィルタ107はフォー
カス制御系の位相などを補償するものである。補償フィ
ルタ107において位相を補償されたFE信号は、フォ
ーカス制御系のループゲインを切り換えるゲイン切換回
路108を介して加算器109に入力される。スイッチ
114は、フォーカス制御時においてはオフされている
ので、ゲイン切換回路108を通過したFE信号は加算
器109をそのまま通過し、DA変換器110によって
デジタル信号からアナログ信号に変換され、フォーカス
駆動回路111に入力される。フォーカス駆動回路11
1は、DSP901からの出力信号を適当に電流増幅、
レベル変換してフォーカスアクチュエータを駆動する。
このようにしてフォーカスアクチュエータは、光ディス
ク101上の光ビームが常に所定の収束状態となるよう
に駆動され、フォーカス制御が実現される。
【0006】一方、分割ミラーにより分割されたもう一
方の光ビームは、4分割構造のフォトディテクタを介
し、トラッキング制御装置(図省略)に入力され、光デ
ィスク101上の光ビームの収束点とトラックとのずれ
を表す信号、すなわち光ディスク101上の光ビームの
収束点がトラック上を走査するように制御するためのト
ラックずれ信号(トラッキングエラー信号、TE信号)
を検出し、このTE信号に基づいて、光ディスク101
上の光ビームの収束点が所定のトラック上を走査するよ
うにトラッキング制御を行う。トラッキング制御装置の
構成および動作は、フォーカスジャンピング方式の説明
と直接関係ないので説明を省略する。
【0007】DSP901には、スイッチ106および
114が設けられている。フォーカス制御時は、スイッ
チ106はオン、スイッチ114はオフされ、フォーカ
スジャンピング時は、スイッチ106はオフ、スイッチ
114はオンされる。スイッチ106は、フォーカス制
御系のループの開閉動作と、フォーカス制御時とフォー
カスジャンピング時とで補償フィルタ107への入力信
号を切り換える動作を行う。
【0008】次に、フォーカスジャンピング方式につい
て図9のブロック図に加え、図10の波形図および図1
1のフローチャートを参照しながら説明する。図10
は、光ディスク101においてL0層からL1層へのフ
ォーカスジャンピング時の波形図で、図10(a)はF
E信号、図10(b)はフォーカス駆動波形である。L
1層からL0層へのフォーカスジャンピング時は、FE
信号およびフォーカス駆動波形の極性が逆になるだけの
ため波形図および説明は省略する。
【0009】図9のブロック図から分かるようにフォー
カスジャンピング時は、スイッチ106がオフの位置に
設定され、補償フィルタ107は入力ゼロで動作するた
め、ゲイン切換回路108を通過したFE信号はフォー
カスジャンピング開始時の低域成分(面振れ成分)が保
持されたものとなる。加算器109は、ゲイン切換回路
108を通過したフォーカスジャンピング開始時の低域
成分に加減速パルス生成部113において生成された加
減速パルス信号とを加算し、この和信号によってフォー
カスアクチュエータを駆動するような構成になってお
り、光ディスク101の面振れによってフォーカスジャ
ンピングが不安定になるのを低減させている。
【0010】まず、ステップS1101においてスイッ
チ106をオフ、スイッチ114をオンの位置(フォー
カスジャンピング時の位置)に設定する。次に、ステッ
プS1102において加速パルス(所定波高値A1)の
出力を開始することにより、光ヘッド103は光ディス
ク101のL1層方向に向かって移動を開始し、それに
伴い正弦波状のFE信号が現れる。ステップS110
3、S1104において加速パルスを所定時間(T1)
出力後、ステップS1105においてFE信号のゼロク
ロス点(図10のZ点)が検出されるまでウェイトす
る。ここで、ゼロクロス点の検出は、レベル検出部11
2においてAD変換器を通過したFE信号と所定のレベ
ル(ここではゼロ)との交点を検出することによって行
っている。次に、ステップS1106において減速パル
ス(所定波高値A2)の出力を開始し、ステップS11
07、S1108において減速パルスを所定時間(T
2)出力する。その後、ステップS1109においてス
イッチ106をオン、スイッチ114をオフの位置(フ
ォーカス制御時の位置)に設定することにより、L0層
からL1層へのような他の記録再生面へのフォーカスジ
ャンピングを終了し、フォーカス制御を再開する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ディスク
装置は、他の記録再生面へのフォーカスジャンピング
時、ジャンピング開始時の光ディスクの面振れ成分を保
持し、一定波高値、一定時間の加減速パルスをフォーカ
スアクチュエータに印可するような構成になっている
が、特に高速でディスク情報を再生する場合には、低速
でディスク情報を再生する場合と比較して、光ディスク
1回転時間内に占めるフォーカスジャンピングに要する
時間の割合が大きくなる。面振れの影響によりジャンピ
ング開始時の面振れの位置とジャンピング終了時の面振
れの位置が大きく異なる場合は、ジャンピング開始時に
面振れ成分を保持したものに加減速パルスを印可するた
め、ジャンピング終了時の光ビームの到達する位置と面
振れの位置との差が顕著になり、フォーカスジャンピン
グが不安定になるという問題を有していた。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を鑑みてなさ
れたものであり、光ディスク1回転における面振れ成分
による位置変動を保存し、フォーカスジャンピング中の
位置変動が所定値以下である場合、フォーカスジャンピ
ングを開始することにより、安定したフォーカスジャン
ピング性能を有する高速再生が可能な光ディスク装置を
提供することを目的とするものである。
【0013】また本発明は、光ディスク1回転における
面振れ成分による位置変動を保存し、この保存値を用い
てフォーカスジャンピング中はジャンピング開始時に保
持した面振れ成分を更新することにより、安定したフォ
ーカスジャンピング性能を有する高速再生が可能な光デ
ィスク装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録担体に記
録されている情報を再生する装置であって、積層された
複数の記録再生面をもつ記録担体上に収束された光ビー
ムの収束点を記録再生面と実質的に垂直な方向に移動す
る移動手段と、記録担体上の光ビームの収束状態に対応
した信号を発生する収束状態検出手段と、収束状態検出
手段からの出力信号であるフォーカスエラー信号に応じ
て移動手段を駆動し、記録担体上の光ビームの収束位置
が略々一定となるように制御するフォーカス制御手段
と、光ビームの収束点を記録担体の任意の記録再生面か
ら他の記録再生面へと移動するフォーカスジャンピング
手段と、フォーカスジャンピング手段を動作させるジャ
ンピング開始手段と、記録担体の面振れの形状を計測す
る面振れ計測手段とで構成し、ジャンピング開始手段は
面振れ計測手段の計測結果に基づいてフォーカスジャン
ピング手段を動作させるものである。
【0015】また、本発明は、積層された複数の記録再
生面をもつ記録担体上に収束された光ビームの収束点を
記録再生面と実質的に垂直な方向に移動する移動手段
と、記録担体上の光ビームの収束状態に対応した信号を
発生する収束状態検出手段と、収束状態検出手段からの
出力信号であるフォーカスエラー信号に応じて移動手段
を駆動し、記録担体上の光ビームの収束位置が略々一定
となるように制御するフォーカス制御手段と、光ビーム
の収束点を記録担体の任意の記録再生面から他の記録再
生面へと移動するフォーカスジャンピング手段と、記録
担体の面振れの形状を計測する面振れ計測手段と、面振
れ計測手段の計測結果を記録担体の1回転にわたり所定
位相おきに順次、メモリ上に保存する面振れ保存手段
と、フォーカスジャンピング開始時の光ビームの収束位
置を保持する収束位置保持手段と、面振れ保存手段の保
存値にてフォーカスジャンピング時、収束位置保持手段
により保持された光ビームの収束位置を更新する面振れ
補正手段とで構成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の光ディスク装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態の光ディスク装置におけるフォーカス
ジャンピング方式は、従来のフォーカスジャンピング方
式である図9のブロック図に面振れ計測部115、面振
れ保存メモリ116、タイミング算出部117、ディス
クモータ制御部118、およびディスクモータ駆動回路
119を付加することにより実現できる。ここで、従来
の方式に対応する部分には、同一の参照符号を付してこ
こでは説明を省略する。なお、ディスクモータ制御部1
18、およびディスクモータ駆動回路119は従来の光
ディスク装置にも同一のものが存在するが、フォーカス
ジャンピング方式の説明と直接関係がないので説明を省
略している。
【0018】ここでフォーカス制御は、光ディスク10
1の面振れに追従するようにフォーカスアクチュエータ
を駆動し、光ディスク101の記録再生面と収束レンズ
との相対距離を一定に保っているため、光ディスク10
1の面振れの形状は、収束レンズの位置に置き換えるこ
とができる。光ディスク101の面振れは、ディスクモ
ータ102の回転周期と同じ周期性をもって変化する周
期現象であることから、面振れの形状の計測は光ディス
ク101の1回転周期内における収束レンズの位置変化
を用いて行うことにする。なお、本実施の形態において
は、光ディスク101の1回転内のある位相を時間ゼロ
とし、所定位相進んだある位相における面振れを、所定
位相進むのに要する時間(T)より時間Tにおける面振
れに置き換えて時間軸にて説明する。
【0019】面振れ計測部115は、補償フィルタ10
7内の低域成分を抽出する遅延器、加算器、乗算器から
なる低域通過フィルタの遅延器の値を計測し、面振れ保
存メモリ116に計測結果を出力する。ここで、低域通
過フィルタのカットオフ周波数は光ディスク101の回
転周波数が少なくとも通過するように設定されている。
面振れ保存メモリ116は、面振れ計測部115の計測
結果をディスクモータ102の回転数を計測するための
信号(FG信号)を用いてディスクモータ102の回転
周期に同期させて保存し、タイミング算出部117は、
面振れ保存メモリ116に保存されている値を用いて安
定したフォーカスジャンピングが可能なフォーカスジャ
ンピング開始タイミングを算出し、フォーカスジャンピ
ング時、スイッチ106、114の開閉動作および加減
速パルス生成部113におけるパルス生成をコントロー
ルするような構成になっている。
【0020】以下、本実施の形態におけるフォーカスジ
ャンピング処理について図1のブロック図に加え、図2
のタイムチャートおよび図3、図4のフローチャートを
参照しながら詳細に説明する。図2は、面振れ成分の面
振れ保存メモリ116への保存方法を表すタイムチャー
トで、図2(a)はFG信号、図2(b)はFG信号を
2分周して得られる光ディスク101の面振れ成分を保
存するタイミングを検出する面振れ保存タイミング信
号、図2(c)は補償フィルタ107内の低域通過フィ
ルタの遅延器の値(低域成分)のタイムチャートであ
る。図3は、面振れ保存メモリ116に面振れ成分を保
存し、タイミング算出部117において保存された値を
用いてフォーカスジャンピング開始タイミングを算出す
るアルゴリズムを示すフローチャートであり、図4は、
本実施の形態におけるフォーカスジャンピング処理の流
れを示すフローチャートである。
【0021】まず、光ディスク101の面振れ成分を測
定し、フォーカスジャンピング開始タイミングを算出す
る方法について図3のフローチャートを参照しながら説
明する。ステップS301において光ディスク101の
1回転時間を測定する。測定は、ディスクモータ制御部
118においてディスクモータ102からのFG信号の
周期を測定することにより行う。
【0022】次に、ステップS302において面振れ計
測部115において補償フィルタ107内の低域通過フ
ィルタの遅延器の値を測定し、面振れ保存メモリ116
に保存する。面振れ保存メモリ116は24個のメモリ
を持っており、所定のタイミングにて遅延器の値をメモ
リ0からメモリ23まで順次保存していく。具体的に
は、図2に示すように、FG信号(光ディスク101の
1回転に付き6発出力される信号)を2分周した面振れ
保存タイミング信号を面振れ保存メモリ116内で生成
し、面振れ保存タイミング信号の立ち上がりおよび立ち
下がりごとに低域通過フィルタの遅延器の値をメモリ0
から順次保存していく。
【0023】すなわち、タイミング0を時間ゼロとする
と、時間ゼロのタイミング0においてメモリ0にaの
値、24分の1回転時間後のタイミング1においてメモ
リ1にbの値といったように、24分の23回転時間後
のタイミング23においてメモリ23にxの値が保存さ
れるまで24分の1回転時間おきに順次保存していく。
ここで、面振れ保存メモリ116への保存間隔時間は、
位相が光ディスク101の24分の1回転進むことに対
応している。
【0024】ステップS303において、ステップS3
01において計測した光ディスク101の1回転時間と
フォーカスジャンピングに要する時間とからフォーカス
ジャンピングに要する時間の1回転時間内に占める割合
を算出することにより、24個のタイミングの内フォー
カスジャンピング中に通過するタイミング数(N)を算
出する。ここで、フォーカスジャンピングに要する時間
は、フォーカスアクチュエータの感度、加減速パルスに
よってアクチュエータに印可するエネルギーなどに応じ
て設定された固定値である。
【0025】次に、ステップS304において変数iを
初期化し、ステップS305においてあるタイミングi
から(N−1)個先までのタイミング内で保存した低域
通過フィルタの遅延器の値の最大値(Max(i))と
最小値(Min(i))とを求め、ステップS306に
おいて最大値と最小値の差(d(i))を求める。一例
として、N=4、i=4におけるMax(i)、Min
(i)、d(i)は図2(c)においてタイミング4か
ら7までの間で保存値が最大となるのはタイミング5、
最小となるのはタイミング7より、Max(4)=f、
Min(4)=h、d(4)=|f−h|となる。
【0026】ステップS307においてd(i)を所定
値(Jmplvl)と比較し、所定値を下回っている場
合はステップS308においてタイミングiをフォーカ
スジャンピング開始タイミングにする。また、所定値を
超えている場合は、そのタイミングiはフォーカスジャ
ンピング開始タイミングにしない。次に、ステップS3
09において変数iを増加させ、ステップS310にお
いてすべてのタイミングiについてフォーカスジャンピ
ング開始タイミングにするかしないかの判断が終了する
まで行う。ここで、フォーカスジャンピング開始タイミ
ングの算出は、位相が光ディスク101の24分の1回
転進むごとに算出することに対応している。
【0027】また、所定値(Jmplvl)はフォーカ
スアクチュエータの感度、加減速パルスによってアクチ
ュエータに印可するエネルギーなどに応じて設定された
固定値で安定なフォーカスジャンピングが可能なレベル
に設定されている。
【0028】次に、上記方法にて算出されたフォーカス
ジャンピング開始タイミングを用いたL0層からL1層
へのフォーカスジャンピング処理について図4のフロー
チャートおよび図10の波形図を参照しながら説明す
る。まず、ステップS401において光ディスク101
の回転位置が面振れ保存タイミング信号の立ち上がりお
よび立ち下がりに同期した24のタイミングの内、算出
したフォーカスジャンピング開始タイミングに到達する
までウェイトする。
【0029】次に、ステップS402においてスイッチ
106をオフ、スイッチ114をオンの位置(フォーカ
スジャンピング時の位置)に設定し、ステップS403
において加速パルス(所定波高値A1)の出力を開始す
ることにより、光ヘッド103は光ディスク101のL
1層方向に向かって移動を開始し、それに伴い正弦波状
のFE信号が現れる。ステップS404、S405にお
いて加速パルスを所定時間(T1)出力後、ステップS
406においてFE信号のゼロクロス点が検出されるま
でウェイトする。
【0030】次に、ステップS407において減速パル
ス(所定波高値A2)の出力を開始し、ステップS40
8、S409において減速パルスを所定時間(T2)出
力する。その後、ステップS410においてスイッチ1
06をオン、スイッチ114をオフの位置(フォーカス
制御時の位置)に設定することにより、L0層からL1
層へのような他の記録再生面へのフォーカスジャンピン
グを終了し、フォーカス制御を再開する。
【0031】ここで、光ディスク101の面振れが少な
く、フォーカスジャンピング開始タイミングの算出にお
いてすべてのタイミングで所定時間内における低域通過
フィルタの遅延器の値の最大値と最小値の差が所定値
(Jmplvl)を下回った場合は、いかなるタイミン
グでフォーカスジャンピングを開始しても安定に行える
と判断し、ステップS401におけるフォーカスジャン
ピング開始タイミングに到達するまでウェイトする必要
はなく、光ディスク101の1回転中の24のタイミン
グに同期させず任意のタイミングにてフォーカスジャン
ピングを行うものとする。
【0032】なお、このフォーカスジャンピング開始タ
イミングの算出は、光ディスク101が一定の回転数で
回転している間は、初めてフォーカスジャンピングを行
う前に1度だけ行えばよい。さらに、光ディスク101
の半径位置に応じて、例えば内周付近と外周付近でそれ
ぞれフォーカスジャンピング開始タイミングの算出を行
い、検索時の目的トラックに応じて切り換えるような構
成にしても何ら問題ない。
【0033】また、光ディスク101の1回転周期内の
ある位相における面振れは、回転数が変化すると発生す
る遠心力が変化し、面振れが変化するため、光ディスク
101の異なる再生回転数ごとに、フォーカスジャンピ
ング開始タイミングの算出を行い、再生回転数に応じて
タイミングを切り換えてフォーカスジャンピングを開始
するような構成にすることにより、各再生回転数におい
て最適なタイミングにて安定したフォーカスジャンピン
グを実現することができる。
【0034】以上説明したように、補償フィルタ107
内の低域通過フィルタの遅延器の値を保存し、フォーカ
スジャンピングに要する時間内の変動が所定値(Jmp
lvl)以下であるタイミングを算出し、算出されたタ
イミングにてフォーカスジャンピングを開始することに
より、高速再生時にも安定したフォーカスジャンピング
を実現することができる。
【0035】なお、本実施の形態においては、光ディス
ク1回転を24分割し、それぞれのタイミングにおいて
低域通過フィルタの遅延器の値を24個のメモリに保存
するような構成であるが、分割数はフォーカスジャンピ
ングに要する時間内に最低2個保存できればよく、特に
制限を受けない。また、面振れ成分の計測に補償フィル
タ107内の低域通過フィルタの遅延器の値を用いる構
成であるが、AD変換器105通過後のFE信号の値を
用いて面振れ保存タイミング信号の立ち上がりおよび立
ち下がりごとにこの値を面振れ保存メモリ116に保存
する構成にしても同等の効果を得ることができる。
【0036】さらに、DSP120内に微分器を設け、
補償フィルタ107内の低域通過フィルタの出力信号あ
るいはAD変換器105通過後のFE信号を微分し、光
ディスク101の面振れ成分の加速度を算出する構成に
する。微分器の出力信号である面振れ成分の加速度を上
述した方法にて面振れ保存メモリ116に保存し、フォ
ーカスジャンピングに要する時間内の加速度の変動が所
定値以下であるタイミングを算出し、算出されたタイミ
ングにてフォーカスジャンピングを開始することによ
り、同等の効果を得ることができる。
【0037】また、本実施の形態においては、光ディス
ク101の1回転のある位相を時間ゼロとし、ある時間
における面振れというように時間軸に限定して説明した
が、特に時間軸に限定する必要はない。面振れ成分の計
測に補償フィルタ107内の低域通過フィルタの遅延器
の値あるいはAD変換器105通過後のFE信号の値を
用い、光ディスク101の1回転を所定の位相ごとに分
割した面振れ保存タイミング信号の立ち上がりおよび立
ち下がりごとにこの値を面振れ保存メモリ116に保存
する。所定位相間における保存値の最大値と最小値の差
が所定値以下である位相を算出し、算出された位相にて
フォーカスジャンピングを開始することにより、時間概
念に左右されることなく、安定したフォーカスジャンピ
ングを実現することができる。
【0038】(実施の形態2)次に、実施の形態2につ
いて説明する。本実施の形態の光ディスク装置の構成
は、図1に示す実施の形態1の構成と同じものであり、
タイミング算出部117におけるフォーカスジャンピン
グ開始タイミングの算出アルゴリズムを変更することに
より実現できる。以下、本実施の形態におけるフォーカ
スジャンピング開始タイミング算出アルゴリズムについ
て図1のブロック図に加え、図5のフローチャートを参
照しながら詳細に説明する。
【0039】まず、ステップS501からS504にお
いて光ディスク101の面振れ成分を測定し、測定結果
を面振れ保存メモリ116に保存し、面振れ保存タイミ
ング信号の立ち上がりおよび立ち下がりに同期した24
のタイミングの内フォーカスジャンピング中に通過する
タイミング数(N)を算出後、変数iを初期化する。こ
れらの処理は実施の形態1で説明したものと同じなため
説明を省略する。
【0040】次に、ステップS505においてタイミン
グiと(N−1)個先のタイミングにおける光ディスク
101の面振れの影響による低域通過フィルタの遅延器
の値の差(d(i))を求める。一例として、N=4、
i=4におけるd(4)は、図2(c)においてタイミ
ング4における保存値がe、タイミング7における保存
値がhより、d(4)=|e−h|となる。
【0041】ステップS506において、d(i)を所
定値(Jmplvl)と比較し、所定値を下回っている
場合はステップS507において、タイミングiをフォ
ーカスジャンピング開始タイミングにする。また、所定
値を超えている場合は、そのタイミングiはフォーカス
ジャンピング開始タイミングにしない。
【0042】次に、ステップS508において変数iを
増加させ、ステップS509において、すべてのタイミ
ングiについてフォーカスジャンピング開始タイミング
にするかしないかの判断が終了するまで行う。ここで、
フォーカスジャンピング開始タイミングの算出は、位相
が光ディスク101の24分の1回転進むごとに算出す
ることに対応している。
【0043】また、所定値(Jmplvl)はフォーカ
スアクチュエータの感度、加減速パルスによってアクチ
ュエータに印可するエネルギーなどに応じて設定された
固定値で安定なフォーカスジャンピングが可能なレベル
に設定されている。
【0044】上記方法にて算出されたフォーカスジャン
ピング開始タイミングを用いたL0層からL1層へのフ
ォーカスジャンピング処理については実施の形態1と同
じなため説明を省略する。
【0045】ここで、実施の形態1と同様に、光ディス
ク101の面振れが少なく、フォーカスジャンピング開
始タイミングの算出においてすべてのタイミングで所定
タイミング後との低域通過フィルタの遅延器の値の差が
所定値(Jmplvl)を下回った場合は、いかなるタ
イミングでフォーカスジャンピングを開始しても安定に
行えると判断し、ステップS501におけるフォーカス
ジャンピング開始タイミングに到達するまでウェイトす
る必要はなく、光ディスク101の1回転中の24のタ
イミングに同期させず任意のタイミングにてフォーカス
ジャンピングを行うものとする。
【0046】なお、このフォーカスジャンピング開始タ
イミングの算出は、光ディスク101が一定の回転数で
回転している間は、初めてフォーカスジャンピングを行
う前に1度だけ行えばよい。さらに、光ディスク101
の半径位置に応じて、例えば内周付近と外周付近でそれ
ぞれフォーカスジャンピング開始タイミングの算出を行
い、検索時の目的トラックに応じて切り換えるような構
成にしても何ら問題ない。
【0047】また、光ディスク101の1回転周期内の
ある位相における面振れは、回転数が変化すると発生す
る遠心力が変化し、面振れが変化するため、光ディスク
101の異なる再生回転数ごとに、フォーカスジャンピ
ング開始タイミングの算出を行い、再生回転数に応じて
タイミングを切り換えてフォーカスジャンピングを開始
するような構成にすることにより、各再生回転数におい
て最適なタイミングにて安定したフォーカスジャンピン
グを実現することができる。
【0048】以上説明したように、補償フィルタ107
内の低域通過フィルタの遅延器の値を保存し、フォーカ
スジャンピング開始時と終了時の保存値の差が所定値
(Jmplvl)以下であるタイミングを算出し、算出
されたタイミングにてフォーカスジャンピングを開始す
ることにより、高速再生時にも安定したフォーカスジャ
ンピングを実現することができる。
【0049】なお、本実施の形態においては、実施の形
態1と同様に、光ディスク1回転を24分割し、それぞ
れのタイミングにおいて低域通過フィルタの遅延器の値
を24個のメモリに保存するような構成であるが、分割
数はフォーカスジャンピングに要する時間内に最低2個
保存できればよく、特に制限を受けない。また、面振れ
成分の計測に補償フィルタ107内の低域通過フィルタ
の遅延器の値を用いる構成であるが、AD変換器105
通過後のFE信号の値を用いて面振れ保存タイミング信
号の立ち上がりおよび立ち下がりごとにこの値を面振れ
保存メモリ116に保存する構成にしても同等の効果を
得ることができる。さらに、低域通過フィルタの出力信
号あるいはFE信号を微分し、面振れ成分の加速度を用
いる構成にしても同等の効果を得ることができる。詳細
な構成は、実施の形態1で説明したものと同じなため説
明を省略する。
【0050】また、実施の形態1と同様に、時間軸に限
定して説明したが、すでに説明したように特に限定する
必要はない。面振れ成分の計測に補償フィルタ107内
の低域通過フィルタの遅延器の値あるいはAD変換器1
05通過後のFE信号の値を用い、光ディスク101の
1回転を所定の位相ごとに分割した面振れ保存タイミン
グ信号の立ち上がりおよび立ち下がりごとにこの値を面
振れ保存メモリ116に保存する。ある位相における保
存値と所定位相進んだ位相における保存値との差が所定
値以下である位相を算出し、算出された位相にてフォー
カスジャンピングを開始することにより、時間概念に左
右されることなく、安定したフォーカスジャンピングを
実現することができる。
【0051】(実施の形態3)次に、実施の形態3につ
いて説明する。図6は、本発明の実施の形態3の光ディ
スク装置の構成を示すブロック図であり、図1に示す実
施の形態1の構成においてタイミング算出部117を削
除し、面振れ保存メモリ116の保存値に基づいてフォ
ーカスジャンピング中の面振れの影響による位置変動を
補正する面振れ補正部601、フォーカスジャンピング
時にのみ面振れ補正部601の出力信号を補償フィルタ
107に入力するためのスイッチ602を付加すること
により実現できる。ここで、実施の形態1に対応する部
分には、同一の参照符号を付してここでは説明を省略す
る。
【0052】以下、本実施の形態における補正方法を含
めたL0層からL1層へのフォーカスジャンピング処理
について図6のブロック図に加え、図7のフローチャー
ト、図2のタイムチャートおよび図10の波形図を参照
しながら詳細に説明する。なお、光ディスク101の面
振れ成分を測定し、面振れ保存メモリ116に保存する
方法に関しては実施の形態1および2と同じなためここ
では説明を省略し、すでに光ディスク101の面振れ成
分が保存されているものとして説明する。
【0053】まず、ステップS701において図2
(b)に示す面振れ保存タイミング信号の立ち上がりあ
るいは立ち下がりの任意のエッジを検出するまでウェイ
トする。本実施の形態においては、光ディスクの1回転
を24分割しているため、最大1回転時間の24分の1
時間ウェイトすることになる。次に、ステップS702
において検出したエッジに対するタイミングiを保存
し、ステップS703においてフォーカスジャンピング
中の面振れ成分による変動を補正するサブルーチン処理
を開始する。ここで、サブルーチン処理については後述
する。
【0054】メイン処理は、ステップS704において
スイッチ106をオフ、スイッチ114、602をオン
の位置(フォーカスジャンピング時の位置)に設定し、
ステップS705において加速パルス(所定波高値A
1)の出力を開始することにより、光ヘッド103は光
ディスク101のL1層方向に向かって移動を開始し、
それに伴い正弦波状のFE信号が現れる。ステップS7
06、S707において加速パルスを所定時間(T1)
出力後、ステップS708においてFE信号のゼロクロ
ス点が検出されるまでウェイトする。
【0055】次に、ステップS709において減速パル
ス(所定波高値A2)の出力を開始し、ステップS71
0、S711において減速パルスを所定時間(T2)出
力後、ステップS714においてサブルーチン処理を終
了する。その後、ステップS713においてスイッチ1
06をオン、スイッチ114、602をオフの位置(フ
ォーカス制御時の位置)に設定することにより、L0層
からL1層へのような他の記録再生面へのフォーカスジ
ャンピングを終了し、フォーカス制御を再開する。
【0056】次に、サブルーチン処理について説明す
る。ステップS714において保存されたタイミングi
におけるメモリ保存値f(i)を面振れ保存メモリ11
6から読み出し、補償フィルタ107内の低域通過フィ
ルタの遅延器の値を更新する。ここで、フォーカスジャ
ンピング中は、スイッチ106がオフ、スイッチ602
がオンになっているため、メモリ保存値f(i)を保持
したものに加減速パルスを印可することになる。メイン
処理で加速パルス出力、減速パルス出力といった処理が
進む中で、ステップS715において面振れ保存タイミ
ング信号の次のエッジ(タイミングi+1)を検出する
とステップS716においてiを更新し、ステップS7
14に戻る。
【0057】一例として、タイミングi=5からフォー
カスジャンピングを開始したとすると、図2(c)から
わかるように、まず、f(5)=fのメモリ保存値を用
いて補償フィルタ107内の低域通過フィルタの遅延器
の値を更新する。ジャンピング開始後、光ディスク10
1が24分の1回転するとタイミング6を検出するた
め、f(6)=gのメモリ保存値を用いて更新する。こ
れにより、タイミングを検出するごとにメモリ保存値を
用いて補償フィルタ107内の低域通過フィルタの遅延
器の値を更新することが可能となり、フォーカスジャン
ピング開始時の面振れ成分を保持したままジャンピング
を行うことにより発生するジャンピング終了時の光ビー
ムの到達する位置と面振れの位置との差を低減でき、安
定したフォーカスジャンピングを実現することができ
る。
【0058】また、本実施の形態においては実施の形態
1および2と同様に、光ディスク101の1回転のある
位相を時間ゼロとし、ある時間における面振れというよ
うに時間軸に限定して説明したが、特に時間軸に限定す
る必要はない。面振れ成分の計測に補償フィルタ107
内の低域通過フィルタの遅延器の値あるいはAD変換器
105通過後のFE信号の値を用い、光ディスク101
の1回転を所定位相ごとに分割した面振れ保存タイミン
グ信号の立ち上がりおよび立ち下がりごとにこの値を面
振れ保存メモリ116に保存する。
【0059】面振れ補正部601においてフォーカスジ
ャンピング中、所定位相進むごとにメモリ保存値に何ら
かのゲインをかけたものを用いて補償フィルタ107内
の低域通過フィルタの遅延器の値を更新するような構成
にすることにより、時間概念に左右されることなく、安
定したフォーカスジャンピングを実現することができ
る。なお、面振れ成分の計測に補償フィルタ107内の
低域通過フィルタの遅延器の値を用いた場合は、面振れ
補正部601におけるゲインは1となる。
【0060】(実施の形態4)次に、実施の形態4につ
いて説明する。本実施の形態の光ディスク装置の構成
は、図6に示す実施の形態3の構成を同じものであり、
面振れ補正部601内の補正方法を変更することにより
実現できる。
【0061】以下、本実施の形態における補正方法を含
めたL0層からL1層へのフォーカスジャンピング処理
について図6のブロック図に加え、図8のフローチャー
ト、図2のタイムチャートを参照しながら詳細に説明す
る。なお、光ディスク101の面振れ成分を測定し、面
振れ保存メモリ116に保存する方法に関しては実施の
形態3と同様に、実施の形態1および2と同じなためこ
こでは説明を省略し、すでに光ディスク101の面振れ
成分が保存されているものとして説明する。
【0062】まず、ステップS801において図2
(b)に示す面振れ保存タイミング信号の立ち上がりあ
るいは立ち下がりの任意のエッジを検出するまでウェイ
トする。本実施の形態においては、光ディスクの1回転
を24分割しているため、最大1回転時間の24分の1
時間ウェイトすることになる。次に、ステップS802
において検出したエッジに対するタイミングiを保存
し、ステップS803において光ディスク101の1回
転時間とフォーカスジャンピングに要する時間とからフ
ォーカスジャンピング終了時における到達するであろう
タイミングjを算出する。一例として、フォーカスジャ
ンピングに要する時間が1回転時間の24分の3とし、
タイミングi=4とすると、j=7となる。
【0063】次に、ステップS804においてフォーカ
スジャンピング開始タイミングi、終了タイミングj、
タイミングiに対する面振れ保存メモリ116内保存値
f(i)、およびタイミングjに対する保存値f(j)
を用いて、フォーカスジャンピング中の面振れ成分の変
動を示す線形近似関数を算出する。
【0064】ここで、変動をy、フォーカスジャンピン
グに要する時間をTとすると、フォーカスジャンピング
中の時間t(0≦t≦T)における変動yは、以下の式
で表される。
【0065】y = {(f(j)−f(i))/T}
×t+f(i) その後、ステップS805において上式を用いたフォー
カスジャンピング中の面振れ成分による変動を補正する
割り込み処理を開始する。割り込み処理は、ステップS
816において所定の割り込み時間ごとに上式を用いて
その時点における面振れ成分を算出し、補償フィルタ1
07内の低域通過フィルタの遅延器の値を更新する。
【0066】メイン処理は、ステップS806における
スイッチの設定からステップS813における減速パル
ス出力終了まで実施の形態3と同じ処理のため、ここで
は説明を省略する。減速パルス出力後、ステップS81
4において割り込み処理を終了する。その後、ステップ
S815においてスイッチ106をオン、スイッチ11
4、602をオフの位置(フォーカス制御時の位置)に
設定することにより、L0層からL1層へのような他の
記録再生面へのフォーカスジャンピングを終了し、フォ
ーカス制御を再開する。
【0067】以上説明したように、フォーカスジャンピ
ング開始時の低域通過フィルタの遅延器の値と予測した
終了時の値とを用いてフォーカスジャンピング中の面振
れを線形補間し、補償フィルタ107内の低域通過フィ
ルタの遅延器の値を逐次更新することにより、フォーカ
スジャンピング開始時の面振れ成分を保持したままジャ
ンピングを行うことにより発生するジャンピング終了時
の光ビームの到達する位置と面振れの位置との差を低減
でき、安定したフォーカスジャンピングを実現すること
ができる。
【0068】また、本実施の形態においても時間軸に限
定して説明したが、線形近似関数を光ディスク101の
回転周期における位相で定義することにより、時間軸に
限定する必要はない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ディスク1回転における面振れ成分による位置変動を保
存し、別の記録再生面へのフォーカスジャンピング時、
フォーカスジャンピング中の位置変動が所定値以下であ
る場合、フォーカスジャンピングを開始することによ
り、安定したフォーカスジャンピング性能を有する高速
再生が可能な光ディスク装置を提供することができる。
【0070】また、光ディスク1回転における面振れ成
分による位置変動を保存し、この保存値を用いてフォー
カスジャンピング中はジャンピング開始時に保持した面
振れ成分を更新することにより、安定したフォーカスジ
ャンピング性能を有する高速再生が可能な光ディスク装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である光ディスク装置の
構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態における面振れ成分の保存方法を
示すタイムチャート
【図3】同実施の形態におけるフォーカスジャンピング
開始タイミング算出アルゴリズムを示すフローチャート
【図4】同実施の形態におけるフォーカスジャンピング
処理のフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2におけるフォーカスジャ
ンピング開始タイミング算出アルゴリズムを示すフロー
チャート
【図6】本発明の実施の形態3である光ディスク装置の
構成を示すブロック図
【図7】同実施の形態におけるフォーカスジャンピング
処理のフローチャート
【図8】本発明の実施の形態4におけるフォーカスジャ
ンピング処理のフローチャート
【図9】従来のフォーカスジャンピング方式を含む光デ
ィスク装置の構成を示すブロック図
【図10】従来のフォーカスジャンピング方式における
FE信号、フォーカス駆動波形の関係を示す図
【図11】従来のフォーカスジャンピング方式における
フォーカスジャンピング処理のフローチャート
【符号の説明】
101 光ディスク 102 ディスクモータ 103 光ヘッド 104 フォーカスエラー信号生成部 105 AD変換器 106 スイッチ 107 補償フィルタ 108 ゲイン切換回路 109 加算器 110 DA変換器 111 フォーカス駆動回路 112 レベル検出部 113 加減速パルス生成部 114 スイッチ 115 面振れ計測部 116 面振れ保存メモリ 117 タイミング算出部 118 ディスクモータ制御部 119 ディスクモータ駆動回路 120 DSP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤畝 健司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山元 猛晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡邊 克也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D117 AA02 BB03 CC01 DD03 DD12 FF03 5D118 AA16 BA01 BF13 BF16 CB01 CD02 CD13 CD16

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された複数の記録再生面をもつ記録担
    体上に収束された光ビームの収束点を記録再生面と実質
    的に垂直な方向に移動する移動手段と、記録担体上の光
    ビームの収束状態に対応した信号を発生する収束状態検
    出手段と、前記収束状態検出手段からの出力信号である
    フォーカスエラー信号に応じて前記移動手段を駆動し、
    記録担体上の光ビームの収束位置が略々一定となるよう
    に制御するフォーカス制御手段と、光ビームの収束点を
    記録担体の任意の記録再生面から他の記録再生面へと移
    動するフォーカスジャンピング手段と、前記フォーカス
    ジャンピング手段を動作させるジャンピング開始手段
    と、記録担体の面振れの形状を計測する面振れ計測手段
    とで構成し、前記ジャンピング開始手段は前記面振れ計
    測手段の計測結果に基づいて前記フォーカスジャンピン
    グ手段を動作させることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】面振れ計測手段は、記録担体の回転周期に
    同期した周期現象である面振れを所定位相ごとに計測す
    るように動作し、ジャンピング開始手段は、任意の2つ
    の位相間における記録担体の面振れの最大値と最小値の
    差が所定値以下である場合、フォーカスジャンピング手
    段を動作させるように構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】面振れ計測手段は、記録担体の回転周期に
    同期した周期現象である面振れを所定位相ごとに計測す
    るように動作し、ジャンピング開始手段は、任意のある
    位相における記録担体の面振れと所定位相進んだ位相に
    おける面振れの差が所定値以下である場合、フォーカス
    ジャンピング手段を動作させるように構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】ジャンピング開始手段は、記録担体の1回
    転内における面振れの最大値と最小値の差が所定値以下
    の場合、任意の位相においてフォーカスジャンピング手
    段を動作させることを特徴とする請求項2あるいは3に
    記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】装置起動後、初めて実行されるフォーカス
    ジャンピング時のみ、ジャンピング開始手段において面
    振れ計測手段の計測結果に基づいてフォーカスジャンピ
    ング手段を動作させる位相を決定し、同一記録担体にお
    いては以降同一位相にてフォーカスジャンピング手段を
    動作させることを特徴とする請求項2あるいは3に記載
    の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】記録担体の異なる回転数ごとに面振れ計測
    手段において面振れを計測し、ジャンピング開始手段に
    よって決定したフォーカスジャンピング手段を動作させ
    る位相を保存し、保存してある記録担体の回転数に応じ
    た位相を用いてジャンピング開始手段においてフォーカ
    スジャンピング手段を動作させる位相を切り換えること
    を特徴とする請求項2あるいは3に記載の光ディスク装
    置。
  7. 【請求項7】面振れ計測手段は、記録担体の面振れを所
    定時間おきに計測するように動作し、ジャンピング開始
    手段は、面振れ計測手段の計測結果に基づいて所定時間
    内における面振れの位置変動よりフォーカスジャンピン
    グ手段を動作させるタイミングを決定するジャンピング
    タイミング算出手段で構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】ジャンピングタイミング算出手段は、所定
    時間内における記録担体の面振れの最大値と最小値の差
    が所定値以下であるタイミングを決定するように構成し
    たことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】ジャンピングタイミング算出手段は、任意
    のある時間における記録担体の面振れと所定時間後にお
    ける面振れの差が所定値以下であるタイミングを決定す
    るように構成したことを特徴とする請求項7に記載の光
    ディスク装置。
  10. 【請求項10】ジャンピングタイミング算出手段は、記
    録担体の1回転時間内における面振れの最大値と最小値
    の差が所定値以下の場合、任意のタイミングにおいてフ
    ォーカスジャンピング手段を動作させることを特徴とす
    る請求項7、8あるいは9に記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】面振れ計測手段は、記録担体の面振れを
    所定時間おきに計測するように動作し、ジャンピング開
    始手段は、面振れ計測手段の計測結果に基づいて所定時
    間内における面振れの加速度よりフォーカスジャンピン
    グ手段を動作させるタイミングを決定するジャンピング
    タイミング算出手段で構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】ジャンピングタイミング算出手段は、所
    定時間内における記録担体の面振れ加速度の最大値と最
    小値の差が所定値以下であるタイミングを決定するよう
    に構成したことを特徴とする請求項11に記載の光ディ
    スク装置。
  13. 【請求項13】ジャンピングタイミング算出手段は、任
    意のある時間における記録担体の面振れ加速度と所定時
    間後における面振れ加速度の差が所定値以下であるタイ
    ミングを決定するように構成したことを特徴とする請求
    項11に記載の光ディスク装置。
  14. 【請求項14】ジャンピングタイミング算出手段は、記
    録担体の1回転時間内における面振れ加速度の最大値と
    最小値の差が所定値以下の場合、任意のタイミングにお
    いてフォーカスジャンピング手段を動作させることを特
    徴とする請求項11、12あるいは13に記載の光ディ
    スク装置。
  15. 【請求項15】装置起動後、初めて実行されるフォーカ
    スジャンピング時のみ、ジャンピングタイミング算出手
    段において面振れ計測手段の計測結果に基づいてフォー
    カスジャンピング手段を動作させるタイミングを決定
    し、ジャンピング開始手段は、同一記録担体において、
    以降同一タイミングにてフォーカスジャンピング手段を
    動作させることを特徴とする請求項7あるいは11に記
    載の光ディスク装置。
  16. 【請求項16】記録担体の異なる回転数ごとに面振れ計
    測手段において面振れを計測し、ジャンピングタイミン
    グ算出手段によって決定したフォーカスジャンピング手
    段を動作させるタイミングを保存し、保存してある記録
    担体の回転数に応じたタイミングを用いてジャンピング
    開始手段においてフォーカスジャンピング手段を動作さ
    せるタイミングを切り換えることを特徴とする請求項7
    あるいは11に記載の光ディスク装置。
  17. 【請求項17】積層された複数の記録再生面をもつ記録
    担体上に収束された光ビームの収束点を記録再生面と実
    質的に垂直な方向に移動する移動手段と、記録担体上の
    光ビームの収束状態に対応した信号を発生する収束状態
    検出手段と、前記収束状態検出手段からの出力信号であ
    るフォーカスエラー信号に応じて前記移動手段を駆動
    し、記録担体上の光ビームの収束位置が略々一定となる
    ように制御するフォーカス制御手段と、光ビームの収束
    点を記録担体の任意の記録再生面から他の記録再生面へ
    と移動するフォーカスジャンピング手段と、記録担体の
    面振れの形状を計測する面振れ計測手段と、前記面振れ
    計測手段の計測結果を記録担体の1回転にわたり所定位
    相おきに順次、メモリ上に保存する面振れ保存手段と、
    フォーカスジャンピング開始時の光ビームの収束位置を
    保持する収束位置保持手段と、前記面振れ保存手段の保
    存値にてフォーカスジャンピング時、前記収束位置保持
    手段により保持された光ビームの収束位置を更新する面
    振れ補正手段とで構成したことを特徴とする光ディスク
    装置。
  18. 【請求項18】面振れ補正手段は、面振れ保存手段内の
    保存値よりフォーカスジャンピング開始時における保存
    値と所定位相後の保存値とを抽出する抽出手段を備え、
    前記抽出手段において抽出された2つの保存値を用いて
    フォーカスジャンピング時、収束位置保持手段により保
    持された光ビームの収束位置を線形補間して更新するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項17に記載の光デ
    ィスク装置。
  19. 【請求項19】面振れ保存手段は、面振れ計測手段の計
    測結果を記録担体の1回転時間にわたり所定時間おきに
    順次、メモリ上に保存することを特徴とする請求項17
    に記載の光ディスク装置。
  20. 【請求項20】面振れ補正手段は、面振れ保存手段内の
    保存値よりフォーカスジャンピング開始時における保存
    値とフォーカスジャンピング動作時間に相当する所定時
    間後の保存値とを抽出する抽出手段を備え、前記抽出手
    段において抽出された2つの保存値を用いてフォーカス
    ジャンピング時、収束位置保持手段により保持された光
    ビームの収束位置を線形補間して更新するように構成し
    たことを特徴とする請求項19に記載の光ディスク装
    置。
  21. 【請求項21】フォーカス制御手段は、記録担体の回転
    周波数が少なくとも通過する低域通過フィルタを備え、
    低域通過フィルタの出力信号を用いて記録担体の面振れ
    の形状を計測するように面振れ計測手段を構成したこと
    を特徴とする請求項1、7、11、17あるいは19に
    記載の光ディスク装置。
  22. 【請求項22】フォーカスエラー信号を用いて記録担体
    の面振れの形状を計測するように面振れ計測手段を構成
    したことを特徴とする請求項1、7、11、17あるい
    は19に記載の光ディスク装置。
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