JP2001305431A - 対物レンズ - Google Patents

対物レンズ

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JP2001305431A
JP2001305431A JP2000119621A JP2000119621A JP2001305431A JP 2001305431 A JP2001305431 A JP 2001305431A JP 2000119621 A JP2000119621 A JP 2000119621A JP 2000119621 A JP2000119621 A JP 2000119621A JP 2001305431 A JP2001305431 A JP 2001305431A
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lens
object side
diffractive
silica
positive
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JP2000119621A
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Takehiro Yoshida
剛洋 吉田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面上に回折面を形成した回折光学素子を用
いることにより、波長幅が広くても高度なアポクロマテ
ィック設計が可能であり、また、その設計性能を損なう
ことなく製作できる対物レンズ。 【解決手段】 物体側開口数が0.7以上であり、平面
21上に回折面r20が形成された正のパワーを有する少
なくとも1枚の回折レンズと、少なくとも2種類の媒質
からなる複数の単レンズのみとから構成されている対物
レンズであり、ぞの回折レンズの回折面が瞳位置よりも
物体側にあることが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡等の光学系
に用いられる高開口数、高倍率の対物レンズに関するも
のであり、特に、紫外光を用いた顕微鏡等の光学系に用
いられる対物レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の紫外線顕微鏡用の対物レンズは、
波長が300nmより短くなると、レンズとして使用し
得る媒質が実質的に石英と蛍石に限定されるため、これ
らの媒質を用いた3枚接合レンズや2枚接合レンズを多
用して色収差補正を行っていた。しかし、これらの媒質
はその屈折率や分散値が近く、3枚接合レンズを多用し
ても十分な色収差補正が困難であり(特開平3−188
407号参照)、また、設計はできたとしても、このよ
うな紫外の波長域では作業性や接着力の良い接合剤がな
いため、接合面が多数あると、実際に性能の良い対物レ
ンズを製作するのは困難であった。
【0003】これを解決する手段としては、以下のよう
な技術が開示されている。特開平6−347700号の
場合は、媒質としては石英のみを用い、少なくとも1枚
の平面型の回折光学素子を用いることにより、接合レン
ズを用いずに、色収差を補正するものである。特開平9
−243923号の場合は、3枚接合レンズは用いず、
2枚接合レンズを多用することにより、色収差を補正す
るものである。特開平11−326772号の場合に
は、球面上に回折面が形成された屈折回折レンズを用い
て色収差を補正するものである。
【0004】ここで、回折光学素子に関して簡単に説明
しておく。詳細はオプトロニクス社発行の「光学デザイ
ナーのための小型光学エレメント」第6章及び第7章
や、「SPIE,No.162,P.46〜53(19
77)」、あるいは、上記特開平6−347700号等
に詳しく説明されている。要は、通常のレンズは屈折作
用により光線を曲げるのに対して、回折光学素子はその
名の通り回折作用で光を曲げるものであり、これをレン
ズとして用いたものがいわゆる回折レンズである。屈折
はスネルの法則に従い、波長が短い光程よく曲がるが、
回折はその逆で、波長が長い光程よく曲がる。これを通
常の屈折レンズに用いられるアッべ数に換算すると、−
3.45となり、逆分散、かつ、非常に高分散であるこ
とが分かる。したがって、通常の屈折レンズと回折レン
ズを組み合わせることにより、非常に強力な色収差補正
が可能となるのである。また、回折による曲がり角はそ
のピッチによって自由に制御できるため、非常に自由度
の高い非球面特性も持たせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−3
47700号のものは、レンズに用いる媒質を1種類し
か用いず、したがって、接合レンズも持たないため、補
正すべき波長幅が広く高度なアポクロマティック設計を
必要とする対物レンズは設計困難である。
【0006】また、特開平9−243923号のもの
は、3枚接合レンズは用いていないが、2枚接合レンズ
を多用しており、実際に製作時は紫外領域で用いられる
接合剤の接着力が弱いため、作業性が問題になる。ま
た、3枚接合レンズを用いていないため、前者同様、補
正すべき波長幅が広く高度なアポクロマティック設計を
必要とする対物レンズは設計困難である。
【0007】また、特開平11−326772号のもの
に用いられている屈折回折レンズは、複数の媒質と回折
レンズを用いて収差補正を良好に行ってはいるものの、
球面上に回折面が形成された回折レンズを含んでおり、
実際に光学性能に影響を与えない程度に精度良くこれを
製作するのは困難である。
【0008】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、平面上に回折面
を形成した回折光学素子を用いることにより、波長幅が
広くても高度なアポクロマティック設計が可能であり、
また、その設計性能を損なうことなく製作できる対物レ
ンズを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の対物レンズは、物体側開口数が0.7以上であり、
平面上に回折面が形成された正のパワーを有する少なく
とも1枚の回折レンズと、少なくとも2種類の媒質から
なる複数の単レンズのみとから構成されていることを特
徴とするものである。
【0010】この構成により、接合剤を使わなくてよい
ため、前述の接合剤に関連する問題点を解決している。
また、複数の種類の媒質の単レンズを用いることによっ
て、色収差を補正することができる。また、全体として
対物レンズは正の焦点距離を持つため、この光学系で発
生する色収差を相殺するためには、色分散が屈折レンズ
とは逆の特性の回折レンズを正のパワーを持つレンズと
して用いることが必要であり、正のパワーを有する回折
レンズを用いることにより、さらに良好に色収差を補正
することができる。ここで用いられている回折レンズの
回折面は平面に形成されているため、製作性も良い。
【0011】また、回折レンズの回折面が瞳位置よりも
物体側にあることが望ましい。
【0012】従来例においては、瞳位置に置かれた回折
レンズは軸上の色収差を補正する役割を果たしていた。
一方、倍率の色収差を補正するために、軸外の主光線の
光線高が高く、標本面から十分に離れた位置に回折面を
もう一面追加していた。本発明のように、標本面の実視
野がさほど大きくない場合には、一つの回折レンズだけ
でも、瞳位置よりも物体側に配置することにより、軸上
の色収差のみでなく、倍率の色収差も補正することがで
きる。以下で詳細に説明する。
【0013】一般に、高倍率の対物レンズは、物体側に
近いレンズが強い正パワーを持っている。そのため、色
収差も大きく発生する。従来は、発生した色収差の中、
軸上の色収差は瞳位置にある正パワーの回折レンズを用
いて、軸外の色収差は瞳位置より像側にある負パワーの
回折レンズで補正していた。実視野がさほど大きくない
場合、対物レンズに入射する軸上光束と軸外光束は瞳位
置より物体側でそれ程分離しない。よって、この位置に
回折レンズを配置することで、軸上の色収差と倍率の色
収差を同時に補正することが可能となる。ただし、前述
のように、物体側の強い正のパワーを持つレンズでは大
さな色収差が発生するため、回折レンズだけでこの色収
差を補正しようとすると、回折レンズの正パワーを大き
くする必要が生じる。しかしながら、回折レンズの正パ
ワーを大きくしすぎると、軸上の色収差と倍率の色収差
を同時に良好に補正することが困難となる。
【0014】そこで、本発明では、分散の異なる複数の
媒質からなるレンズを用いて、極力色収差の発生を抑え
るようにした。よって、瞳位置よりも前に配置した回折
レンズに適切な正パワーを与えることができ、全体とし
て、軸上、倍率の色収差を同時に良好に補正することが
できる。
【0015】また、回折レンズの回折面は瞳位置よりも
物体側に位置することになるので、この回折面は単に色
収差を補正する役割のみならず、単色収差である球面収
差やコマ収差を補正するようにも機能することになる。
すなわち、回折レンズが瞳位置に配置された場合は、非
球面効果により球面収差の発生を極力抑えることができ
るが、軸外光束は光軸に対して均等(略対称)であるた
め、コマ収差を補正することは困難である。これに対し
て、本発明のように回折レンズを瞳位置よりも物体側に
位置させると、この位置における軸外光束は光軸に対し
て均等になっていない(非対称)ので、コマ収差を良好
に補正することができる。したがって、本構成により、
軸上から周辺に至るまで、色収差と軸外のコマ収差を良
好に補正することができる。
【0016】なお、本発明で言う瞳位置とは、いわゆる
入射瞳位置や射出瞳位置ではなく、光軸上にない標本面
上のある点から光軸に平行に対物レンズに入射した光線
(主光線)が光軸と交わる位置のことである。
【0017】また、物体側から数えて、2枚目若しくは
3枚目のレンズが回折レンズであることが望ましい。
【0018】このようにレンズを配置することにより、
軸上と軸外の光線が通過する位置が異なるため、色収
差、球面収差、コマ収差を良好に補正することができ
る。
【0019】また、物体側から順に、正屈折力の第1
群、正屈折力の第2群、負屈折力の第3群の3つの群か
ら構成され、第1群は以下の条件(C)を満たすことが
望ましい。
【0020】 条件(C): 1.86<fG1/f<2.42 ただし、f :対物レンズの焦点距離、 fG1:第1群の焦点距離、 である。
【0021】条件(C)の下限の1.86を下回ると、
第1群のパワーが大きくなりすぎて大きな球面収差が発
生し、他の群のレンズによってもその収差が抑えきれな
くなる。また、上限の2.42を上回ると、物体から出
た発散光を十分に収束させられなくて対物レンズの径が
大きくなる。
【0022】また、第2群の焦点距離が以下の条件
(D)を満たすことが望ましい。
【0023】 条件(D): 4.41<fG2/f ただし、f :対物レンズの焦点距離、 fG2:第2群の焦点距離、 である。
【0024】条件(D)の下限の4.41を下回ると、
第2群のパワーが大きくなりすぎて第2群で良好に色収
差を抑えきれなくなる。
【0025】また、第3群の焦点距離が以下の条件
(E)を満たすことが望ましい。
【0026】 条件(E): −16.6<fG3/f<−2.74 ただし、f :対物レンズの焦点距離、 fG3:第3群の焦点距離、 である。
【0027】条件(E)の下限の−16.6を下回る
と、第3群を構成するレンズの曲率が小さくなりすぎて
良好に像面湾曲を補正できなくなる。また、上限の−
2.74を上回ると、第3群のパワーが大きくなりすぎ
て第3群で発生する球面収差を他の群で補正しきれなく
なる。
【0028】また、第2群は互いに媒質が異なるパワー
が正であるレンズとパワーが負であるレンズからなるレ
ンズ対を少なくとも2対含んでいることが望ましい。
【0029】パワーが正であるレンズとパワーが負であ
るレンズを透過する光線は、波長に対する分散が逆方向
に発生するために、レンズ対によって発生する色収差は
互いに相殺されることになる。したがって、レンズ対を
少なくとも2対含むことによって良好に色収差を補正す
ることができる。また、発生する球面収差も正パワーの
レンズと負パワーのレンズで符号が逆になるため相殺で
き、第2群で発生する球面収差を極力小さくすることが
できる。
【0030】また、第2群中に含まれる連続する3つの
レンズのパワーが、物体側から順に、正・負・正となっ
ていることが望ましい。
【0031】このことにより、さらに良好に色収差を補
正することができると同時に、球面収差の補正も可能に
なる。
【0032】また、第2群を構成するレンズが以下の条
件(A)を満たすことが望ましい。
【0033】条件(A): ν+ >ν- ただし、ν+ :第2群中に含まれるパワーが正であるレ
ンズのアッべ数、 ν- :第2群中に含まれるパワーが負であるレンズのア
ッべ数、 である。
【0034】このように、媒質を選ぶと、基準波長にお
いて絶対値が同じだけのパワーを持つ正のレンズ群と負
のレンズ群から発生する色収差は、符号が逆で、大きさ
は前者より後者の方が大きい。したがって、この条件を
満たすような媒質で構成される本発明のような全体とし
て正のパワーを持つ光学系は、色収差をうまく相殺し、
その全体値を0に近づけることができる。
【0035】また、第1群は全体として正のパワーを有
し、物体側から順に、物体側が平面の平凸レンズ又は物
体側に凹面を向けたメニスカスレンズと、パワーが正で
ある回折レンズとを含むことが望ましい。
【0036】上記の平凸レンズ又はメニスカスレンズ
は、限られた対物レンズ全長を維持しつつ、物体から出
た開口数の大きな発散光の発散度を抑えて次のレンズに
導くために、強いパワーを有する必要がある。物体側に
凸面を向けると、大きな収差を発生するので、物体側の
面は平面か若しくは凹面が必要である。このレンズのパ
ワーを大きくしようとすると、像側の面の曲率半径が非
常に小さくなる。このとき、球面収差とコマ収差を同時
に除去するような、つまり浮遊条件を満足するような曲
率半径を設定することはできるが、NA(開口数)が大
きい場合、軸上にない標本から出た光線は、光軸に関し
て非対称にレンズ内を透過する従属光線が大部分を占め
るため、軸外特有のコマ収差を発生することになる。同
じ第1群中に配置された正のパワーを持つ回折レンズは
正のパワーを持つことにより、回折レンズより物体側の
レンズの正パワーを小さくでき、かつ、回折レンズの非
球面特性を用いることによってコマ収差を良好に補正す
ることができる。
【0037】また、第1群中にある最も物体側にある回
折レンズが以下の条件(B)を満たすことが望ましい。
【0038】条件(B): 5<f1 /f<30 ただし、f :対物レンズの焦点距離、 f1 :第1群中にある最も物体側にある回折レンズの焦
点距離、 である。
【0039】以上で述べたように第1群中にある最も物
体側にある回折レンズ(以下、回折レンズ1)は、その
非球面特性と配置される位置により単色収差である球面
収差とコマ収差、及び、その逆分散特性と配置される位
置により軸上と軸外の色収差を補正する役割を担ってい
るが、これらの収差を良好に補正するために設けたのが
条件(B)である。
【0040】条件(B)の下限の5を越えると、回折レ
ンズ1のパワーが強くなりすぎて前記の諸収差をバラン
ス良く補正することが困難になる。また、この回折レン
ズ1の最小ピッチが小さくなりすぎて、製造上の問題が
生ずる。逆に、条件(B)の上限の30を越えると、回
折レンズ1のパワーが弱すぎて主に軸上の色収差が補正
不足になる。
【0041】また、回折レンズを含めた各レンズの媒質
が、蛍石や石英を含む、厚さ10mmの平行平面板に対
する波長が250nm近傍の紫外放射の透過率が50%
以上である物質であることが望ましい。
【0042】このことにより、深紫外域の波長の光線に
対しても、本発明の対物レンズが使用できる。対物レン
ズの分解能は、収差が十分に補正されていて物体側の開
口数が同じであれば波長に比例するので、可視光よりも
紫外線を用いることによって分解能の高い、つまりより
細かい構造がはっきりと捉えられる対物レンズを得るこ
とができる。
【0043】また、第2群において前記のレンズ対をな
すパワーが正であるレンズの媒質が蛍石でパワーが負で
あるレンズの媒質が石英であることが望ましい。このよ
うに媒質を選ぶことにより、より良く色収差を補正する
ことができる。また、これらの媒質は250nm近辺の
紫外放射に対しても十分な透過率を持ち、入手も困難で
なく、レンズに加工するにも十分な特性を持っているた
め、深紫外域用対物レンズの媒質として適している。
【0044】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施例で用いてい
る回折光学素子(回折レンズ)について、さらに詳しく
述べる。後に示す実施例で用いられている回折光学素子
(回折レンズ)は、すでに述べた通りのものであるが、
このような回折光学素子(回折レンズ)の設計法とし
て、ウルトラ・ハイ・インデックス法(ultra−h
ighindex method)と呼ばれる方法が知
られている。これは、回折光学素子(回折レンズ)を屈
折率の極めて大きな仮想レンズ(ウルトラ・ハイ・イン
デックス・レンズ)として設計する方法である。この手
法についても、上述の「SPIE,No.162,P.
46〜53(1977)」に記載されているが、図17
を用いて簡単に説明する。
【0045】図17において、符号1はウルトラ・ハイ
・インデックス・レンズ、2は法線である。このウルト
ラ・ハイ・インデックス・レンズ1においては、次の式
(a)で表される関係が成り立つ。
【0046】 (nu −1)dz/dh=nsinθ−n’sinθ’ ・・・(a) ただし、nu はウルトラ・ハイ・インデックス・レンズ
1の屈折率、zはウルトラ・ハイ・インデックス・レン
ズ1の光軸方向の座標、hは光軸からの距離、n、n’
はそれぞれ入射側媒質及び射出側媒質の屈折率、θ、
θ’は光線の入射角及び射出角である。なお、後に示す
実施例のデータでは、nu =10001としている。
【0047】一方、回折による光線の屈曲は以下の式
(b)で表される。ただし、mは回折光の次数、λは波
長、dはピッチである。
【0048】 nsinθ−n’sinθ’=mλ/d ・・・(b) よって、式(a)及び(b)より、以下の式(c)が導
ける。
【0049】 (nu −1)dz/dh=mλ/d ・・・(c) すなわち、ウルトラ・ハイ・インデックス・レンズ1の
面形状と回折光学素子(回折レンズ)のピッチとの間に
は、式(c)で与えられる等価関係が成立し、この式
(c)を通じてウルトラ・ハイ・インデックス・レンズ
法で設計したデータから回折光学素子(回折レンズ)の
ピッチを求めることができるのである。また、ウルトラ
・ハイ・インデックス・レンズ1を非球面レンズとして
設計することにより、非球面特性を有する回折光学素子
(回折レンズ)として設計できることは言うまでもな
い。
【0050】なお、詳細は前記文献に譲るが、ウルトラ
・ハイ・インデックス・レンズ法で回折レンズを設計す
る際は、以下に示す式(d)で表されるように、波長に
対する屈折率を定める。
【0051】 nu (λ)=(λ/λ0 )×nu (λ0 )+1 ・・・(d) ここで、nu (λ)はある波長λでの屈折率、λ0 は基
準波長であり、後記の実施例のように、λ0 を254n
m、nu (λ0 )を10001とすると、波長253n
m、251nm、248nm、245nm、243nm
の屈折率は後記のようになる。
【0052】なお、以下の実施例では、非球面項として
10次までを用いているが、12次、14次、・・・と
いう高次の非球面項を使用してもよい。
【0053】〔実施例1〕実施例1の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図1に示す。逆光線
追跡の順の面番号2、3、・・・をr2 、r3 、・・・
で、面間隔2、3、・・・をd2 、d3 、・・・で示し
てある。そして、光線として、軸上下側光線をa、軸上
上側光線をb、最大像高の軸外主光線をc、最大像高の
軸外上側光線をd、最大像高の軸外下側光線をeで示し
てある(他の実施例も同様)。
【0054】この対物レンズは乾燥系対物レンズで、物
体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群G3か
らなっている。第1群G1は、物体側に凹面を向けたメ
ニスカスレンズと、正のパワーを持ち平行平面板上の像
側の面上に回折面が形成された回折レンズと、正のパワ
ーを持つ両凸レンズとからなり、第2群G2は、パワー
が正であるレンズとパワーが負であるレンズから構成さ
れる3対のレンズ対からなり、両凸レンズ、両凹レン
ズ、両凸レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズ、両凸レンズ、物体側に凹面を向けた負メニスカス
レンズの順に配置され、物体側から順にレンズのパワー
が正負正となっている連続する3枚のレンズを明らかに
含んでいる。第3群G3は、物体側に凸面を向けた負メ
ニスカスレンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカス
レンズとからなる。瞳位置は、物体側から回折レンズも
含み数えて4枚目のレンズ内部の像側寄りにある。
【0055】〔実施例2〕実施例2の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図2に示す。
【0056】この対物レンズは乾燥系対物レンズで、物
体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群G3か
らなっている。第1群G1は、物体側に凹面を向けたメ
ニスカスレンズと、正のパワーを持ち平行平面板上の像
側の面上に回折面が形成された回折レンズと、正のパワ
ーを持つ両凸レンズと、正のパワーを持ち平行平面板上
の像側の面上に回折面が形成された回折レンズとからな
っている。回折レンズを1枚追加したことによって、実
施例1よりも収差、特に軸上の色収差や倍率の色収差が
より良く補正されている。第2群G2の構成は実施例1
と同じである。第3群G3は、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカ
スレンズとからなる。瞳位置は、物体側から回折レンズ
も含み数えて3枚目のレンズと4枚目のレンズの間にあ
る。
【0057】〔実施例3〕実施例3の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図3に示す。
【0058】この対物レンズは乾燥系対物レンズで、物
体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群G3か
らなっている。第1群G1は、物体側に凹面を向けたメ
ニスカスレンズと、正のパワーを持ち平行平面板上の物
体側の面上に回折面が形成された回折レンズと、正のパ
ワーを持つ両凸レンズとからなり、第2群G2は、パワ
ーが正であるレンズとパワーが負であるレンズから構成
される4対のレンズ対からなり、実施例1に比べて軸
上、軸外共にさらに良好に色収差が補正されており、両
凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、物体側に凸面を向
けた負メニスカスレンズ、両凸レンズ、物体側に凹面を
向けた負メニスカスレンズ、両凸レンズ、両凹レンズの
順に配置され、物体側から順にレンズのパワーが正負正
となっている連続する3枚のレンズを明らかに含んでい
る。第3群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカス
レンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと
からなる。瞳位置は、物体側から回折レンズも含み数え
て4枚目のレンズ内部の中間付近にある。
【0059】〔実施例4〕実施例4の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図4に示す。
【0060】この対物レンズは乾燥系対物レンズであ
り、物体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群
G3からなっている。第1群G1の構成は実施例3と同
じである。第2群G2は、パワーが正であるレンズとパ
ワーが負であるレンズから構成される5対のレンズ対か
らなり、実施例1に比べて軸上、軸外共にさらに良好に
色収差が補正されており、両凸レンズ、両凹レンズ、両
凸レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、
両凸レンズ、物体側に凹面を向けた負メニスカスレン
ズ、両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、両凹レンズ
の順に配置され、物体側から順にレンズのパワーが正負
正となっている連続する3枚のレンズを明らかに含んで
いる。第3群G3は、物体側の面が平面の平凹負レンズ
と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズとからな
る。瞳位置は、物体側から回折レンズも含み数えて4枚
目のレンズ内部の中間付近にある。
【0061】〔実施例5〕実施例5の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図5に示す。
【0062】この対物レンズは乾燥系対物レンズであ
り、物体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群
G3からなっている。第1群G1は、物体側に凹面を向
けたメニスカスレンズが連続して2枚と、正のパワーを
持ち平行平面板上の物体側の面上に回折面が形成された
回折レンズとからなり、第2群G2は、物体側から順に
パワーが正正負正正負の単レンズが並んでおり、両凸レ
ンズ、平凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、両凸レン
ズ、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズの順に配
置され、物体側から順にレンズのパワーが正負正となっ
ている連続する3枚のレンズを明らかに含み、パワーが
正であるレンズとパワーが負であるレンズから構成され
るレンズ対を2対含んでいる。第3群G3は、物体側に
凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凹面を向
けた負メニスカスレンズとからなる。瞳位置は、物体側
から回折レンズも含み数えて5枚目のレンズ内部の物体
側寄りにある。
【0063】〔実施例6〕実施例6の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図6に示す。
【0064】この対物レンズは水浸対物レンズであり、
物体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群G3
からなっている。第1群G1は、物体側に平面を向けた
平凸レンズと、正のパワーを持ち平行平面板上の像側の
面上に回折面が形成された回折レンズと、物体側に凹面
を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G2
は、物体側から順にパワーが正負負正負正負正の単レン
ズが並んでおり、両凸レンズ、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズ、物体側に凹面を向けた負メニスカス
レンズ、両凸レンズ、両凹レンズ、物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズ、物体側に凹面を向けた負メニス
カスレンズ、両凸レンズの順に配置され、物体側から順
にレンズのパワーが正負正となっている連続する3枚の
レンズを明らかに含み、パワーが正であるレンズとパワ
ーが負であるレンズから構成されるレンズ対4対を含ん
でいる。第3群G3は、物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズ2枚と、物体側に凹面を向けた負メニスカス
レンズとからなる。瞳位置は、物体側から回折レンズも
含み数えて3枚目のレンズ内部の像側寄りにある。
【0065】〔実施例7〕実施例7の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図7に示す。
【0066】この対物レンズは水浸対物レンズであり、
物体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群G3
からなっている。第1群G1は、物体側に平面を向けた
平凸レンズと、正のパワーを持ち平行平面板上の像側の
面上に回折面が形成された回折レンズと、物体側に凹面
を向けた正メニスカスレンズとからなり、第2群G2
は、物体側から順にパワーが正負負正負正負正の単レン
ズが並んでおり、両凸レンズ、両凹レンズ、物体側に凹
面を向けた負メニスカスレンズ、両凸レンズ、両凹レン
ズ、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、物体側
に凹面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向
けた正メニスカスレンズの順に配置され、物体側から順
にレンズのパワーが正負正となっている連続する3枚の
レンズを明らかに含み、パワーが正であるレンズとパワ
ーが負であるレンズから構成されるレンズ対4対を含ん
でいる。第3群G3は、凹面を向かい合わせた2枚の負
メニスカスレンズの間に平行平面板上の像側の面上に回
折面が形成された回折レンズが挟まれたレンズ配置にな
っており、このため、実施例6に比べ倍率の色収差が良
好に補正されている。瞳位置は、物体側から回折レンズ
も含み数えて3枚目のレンズ内部の像側寄りにある。
【0067】〔実施例8〕実施例8の対物レンズの光軸
及び軸上・軸外光線を含む断面図を図8に示す。
【0068】この対物レンズは水浸対物レンズであり、
物体側から順に、第1群G1、第2群G2、第3群G3
からなっている。レンズの構成は実施例3とほとんど同
じである。第1群G1は、物体側に平面を向けた平凸レ
ンズと、正のパワーを持ち平行平面板上の物体側の面上
に回折面が形成された回折レンズと、正のパワーを持つ
両凸レンズとからなり、第2群G2は、パワーが正であ
るレンズとパワーが負であるレンズから構成される4対
のレンズ対からなり、両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レ
ンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、物体側に凹面を向けた
負メニスカスレンズ、両凸レンズ、両凹レンズの順に配
置され、物体側から順にレンズのパワーが正負正となっ
ている連続する3枚のレンズを明らかに含んでいる。第
3群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとからな
る。瞳位置は、物体側から回折レンズも含み数えて4枚
目のレンズ内部の物体側寄りにある。
【0069】次に、上記実施例1〜8のレンズデータを
示す。これらの対物レンズは全て無限遠設計の対物レン
ズであり、そのため、光線追跡データは逆光線追跡(対
物レンズの胴付から標本面に向かっての追跡)データに
なっている。これらの逆光線追跡データ上では、射出瞳
を無限遠としている。
【0070】なお、実施例1〜5の対物レンズは乾燥系
の対物レンズである。その焦点距離は1.8mmであ
り、実視野はφ0.06mmである。これは焦点距離1
80mmの結像レンズを用いたとき、視野数φ6mmの
100倍対物レンズとなる。その他の仕様は以下の通り
である。
【0071】 開口数 :0.9 作動距離 :0.3mm 焦点距離 :1.8mm 補正波長域:243〜253nm 同焦距離 :45mm 実視野 :φ0.06mm 実施例6〜7の対物レンズは水浸用の対物レンズであ
る。その焦点距離は1.8mmであり、実視野はφ0.
03mmである。これは焦点距離180mmの結像レン
ズを用いたとき、視野数φ3mmの100倍対物レンズ
となる。その他の仕様は以下の通りである。
【0072】 開口数 :1.2 作動距離 :0.15mm 焦点距離 :1.8mm 補正波長域:245〜251nm 同焦距離 :45mm 実視野 :φ0.03mm 実施例8の対物レンズは水浸用の対物レンズである。そ
の焦点距離は1.8mmであり、実視野はφ0.03m
mである。これは焦点距離180mmの結像レンズを用
いたとき、視野数φ3mmの100倍対物レンズとな
る。その他の仕様は以下の通りである。
【0073】 開口数 :1.2 作動距離 :0.15mm 焦点距離 :1.8mm 補正波長域:243〜253nm 同焦距離 :45mm 実視野 :φ0.03mm 以下に示すレンズデータ中、記号は上記の他、r2 、r
3 …は各レンズ面の曲率半径、d2 、d3 …は各レンズ
面間の間隔であり、また、非球面形状は、光軸方向をZ
軸、光軸と垂直な方向をY軸とすると、以下の式にて表
せられる。
【0074】 Z=CY2 /[1+√{1−(1+K)C2 2 }] +A4 4 +A6 6 +A8 8 +A1010+・・・(e) ただし、Cは面頂における曲率(=1/r、rは曲率半
径)、Kは円錐係数、A 4 、A6 、A8 、A10はそれぞ
れ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
【0075】また、レンズ材料については、石英は“S
ILICA”と、蛍石は“CAFL”と、回折面は
“‘doe’”と、水は“‘water’”と表記して
ある。なお、SILICA、CAFLの屈折率は次の通
りである。
【0076】 波長(mm) 253 251 248 245 243 SILICA 1.505844 1.506899 1.508544 1.510265 1.511459 CAFL 1.466244 1.466951 1.468051 1.469199 1.469994 `Water' 1.375573 1.376573 1.378136 1.379782 1.380927 また・ウルトラ・ハイ・インデックスデータは、ウルト
ラ・ハイ・インデックスレンズの基準波長を254nm
とし、その屈折率を10001として式(d)より計算
されるもので、次の通りである。
【0077】 波長(mm) 253 251 248 245 243 `doe' 9961.629921 9882.889764 9764.779528 9646.669291 9567.929134 回折レンズの基準波長248nmにおける焦点距離f
DOE は、下記のレンズデータにおいてウルトラ・ハイ・
インデックス・レンズの空気接触面の曲率半径をRUH
するとき、薄肉レンズの近軸結像公式により、以下で表
される。
【0078】回折面が回折レンズの像側(レンズデータ
においては物体側)にあるとき: fDOE =+RUH/(9764.779528−1) 回折面が回折レンズの物体側(レンズデータにおいては
像側)にあるとき: fDOE =−RUH/(9764.779528−1) また、以下のレンズデータにおいて、第1面は胴付面を
表している。
【0079】 実施例1 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 3.224 d2 = 1.97 SILICA r3 = 3.676 d3 = 2.48 r4 = -2.704 d4 = 1.30 SILICA r5 = -33.333 d5 = 16.51 r6 = 11.955 d6 = 1.00 SILICA r7 = 5.512 d7 = 1.53 r8 = 15.395 d8 = 3.30 CAFL r9 = -5.046 d9 = 1.00 r10= -4.455 d10= 1.00 SILICA r11= -11.867 d11= 0.10 r12= 6.944 d12= 3.02 CAFL r13= -18.125 d13= 0.99 r14= -15.616 d14= 1.09 SILICA r15= 4.748 d15= 1.66 r16= 11.610 d16= 2.85 CAFL r17= -7.968 d17= 0.10 r18= 7.336 d18= 2.61 CAFL r19= -24.804 d19= 0.10 r20= 247860.830 (非球面)d20= 0.00 `doe' r21= ∞ d21= 1.50 SILICA r22= ∞ d22= 0.10 r23= 2.254 d23= 2.39 SILICA r24= 7.058 d24= 0.39 r25= ∞ 非球面係数 第20面 K =-1.000000 A4 =-0.144948 ×10-7 A6 = 0.245602 ×10-8 A8 =-0.175994 ×10-10 A10=-0.305085 ×10-11 (B)f1 /f=14.10 (C)fG1/f=2.110 (D)fG2/f=7.957 (E)fG3/f=-8.216 。
【0080】 実施例2 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 3.122 d2 = 2.07 SILICA r3 = 2.711 d3 = 1.71 r4 = -3.154 d4 = 4.00 SILICA r5 = -33.333 d5 = 12.28 r6 = 11.054 d6 = 1.00 SILICA r7 = 6.017 d7 = 1.42 r8 = 11.358 d8 = 3.60 CAFL r9 = -5.984 d9 = 1.05 r10= -5.207 d10= 1.00 SILICA r11= -13.923 d11= 0.10 r12= 7.688 d12= 3.19 CAFL r13= -16.854 d13= 0.92 r14= -16.971 d14= 1.00 SILICA r15= 4.858 d15= 1.74 r16= 11.630 d16= 3.01 CAFL r17= -7.968 d17= 0.10 r18= -644104.140 (非球面)d18= 0.00 `doe' r19= ∞ d19= 1.50 SILICA r20= ∞ d20= 0.10 r21= 7.336 d21= 2.94 CAFL r22= -24.805 d22= 0.10 r23= 138621.820 (非球面)d23= 0.00 `doe' r24= ∞ d24= 1.50 SILICA r25= ∞ d25= 0.10 r26= 2.428 d26= 2.22 SILICA r27= 13.648 d27= 0.37 r28= ∞ 非球面係数 第18面 K =-1.000000 A4 =-0.172268 ×10-7 A6 = 0・142722 ×10-8 A8 =-0.457847 ×10-11 A10= 0.178848 ×10-11 第23面 K =-1.000000 A4 =-0.249239 ×10-7 A6 =-0.376424 ×10-8 A8 = 0.190090 ×10-9 A10=-0.877191 ×10-11 (B)f1 /f=7.89 (C)fG1/f=1.990 (D)fG2/f=7.646 (E)fG3/f=-6.324 。
【0081】 実施例3 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 2.745 d2 = 1.86 SILICA r3 = 2.579 d3 = 1.95 r4 = -2.223 d4 = 2.01 SILICA r5 = -8.469 d5 = 12.13 r6 = -47.072 d6 = 1.00 SILICA r7 = 9.340 d7 = 1.11 r8 = 14.339 d8 = 3.00 CAFL r9 = -6.746 d9 = 0.10 r10= 15.904 d10= 1.00 SILICA r11= 5.197 d11= 1.62 r12= 10.770 d12= 2.97 CAFL r13= -7.826 d13= 1.23 r14= -5.864 d14= 1.00 SILICA r15= -24.825 d15= 0.10 r16= 8.067 d16= 2.88 CAFL r17= -15.708 d17= 0.69 r18= -39.315 d18= 1.00 SILICA r19= 4.634 d19= 1.67 r20= 10.694 d20= 2.86 CAFL r21= -7.519 d21= 0.10 r22= 7.828 d22= 2.43 CAFL r23= -25.568 d23= 0.10 r24= ∞ d24= 1.50 SILICA r25= ∞ d25= 0.00 `doe' r26= -177304.721 (非球面)d26= 0.10 r27= 2.453 d27= 2.21 SILICA r28= 22.361 d28= 0.36 r29= ∞ 非球面係数 第26面 K =-1.000000 A4 = 0.278622 ×10-7 A6 =-0.494933 ×10-8 A8 =-0.143284 ×10-9 A10= 0.503949 ×10-10 (B)f1 /f=10.09 (C)fG1/f=1.988 (D)fG2/f=6.679 (E)fG3/f=-7.345 。
【0082】 実施例4 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 3.157 d2 = 1.75 SILICA r3 = 3.996 d3 = 2.99 r4 = -2.351 d4 = 1.01 SILICA r5 = ∞ d5 = 6.92 r6 = -15.049 d6 = 1.08 SILICA r7 = 35.625 d7 = 1.65 r8 = 33.137 d8 = 2.13 CAFL r9 = -7.216 d9 = 0.89 r10= -9.009 d10= 1.00 SILICA r11= 11.647 d11= 1.00 r12= 13.635 d12= 2.83 CAFL r13= -7.192 d13= 0.10 r14= 15.135 d14= 1.00 SILICA r15= 4.977 d15= 1.71 r16= 12.591 d16= 2.83 CAFL r17= -7.517 d17= 1.23 r18= -5.736 d18= 1.00 SILICA r19= -15.195 d19= 0.10 r20= 8.140 d20= 2.73 CAFL r21= -20.095 d21= 0.76 r22= -55.340 d22= 1.00 SILICA r23= 4.753 d23= 1.75 r24= 13.289 d24= 2.80 CAFL r25= -7.121 d25= 0.10 r26= 7.345 d26= 2.33 CAFL r27= -31.489 d27= 0.10 r28= ∞ d28= 1.50 SILICA r29= ∞ d29= 0.00 `doe' r30= -193144.003 (非球面)d30= 0.10 r31= 2.415 d31= 2.24 SILICA r32= 15.321 d32= 0.37 r33= ∞ 非球面係数 第30面 K =-1.000000 A4 = 0.240785 ×10-8 A6 =-0.187300 ×10-8 A8 =-0.379436 ×10-9 A10= 0.489246 ×10-10 (B)f1 /f=10.99 (C)fG1/f=2.022 (D)fG2/f=5.988 (E)fG3/f=-6.868 。
【0083】 実施例5 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 3.000 d2 = 2.00 SILICA r3 = 2.300 d3 = 4.46 r4 = -2.319 d4 = 2.00 SILICA r5 = -4.800 d5 = 15.54 r6 = 25.972 d6 = 1.00 SILICA r7 = 7.492 d7 = 1.40 r8 = 15.799 d8 = 2.62 CAFL r9 = -12.218 d9 = 0.10 r10= 8.531 d10= 2.97 CAFL r11= -19.782 d11= 1.00 r12= -16.843 d12= 1.00 SILICA r13= 5.182 d13= 1.53 r14= 9.503 d14= 2.15 CAFL r15= ∞ d15= 0.10 r16= 15.221 d16= 2.40 CAFL r17= -13.947 d17= 0.10 r18= ∞ d18= 1.50 SILICA r19= ∞ d19= 0.00 `doe' r20= 264692.817 (非球面)d20= 0.10 r21= 6.282 d21= 2.21 CAFL r22= 110.577 d22= 0.10 r23= 2.371 d23= 2.33 SILICA r24= 7.564 d24= 0.39 r25= ∞ 非球面係数 第20面 K =-1.000000 A4 = 0.209143 ×10-7 A6 =-0.209848 ×10-8 A8 = 0.497147 ×10-10 A10= 0.264962 ×10-12 (B)f1 /f=15.06 (C)fG1/f=2.158 (D)fG2/f=6.627 (E)fG3/f=-8.378 。
【0084】 実施例6 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 3.600 d2 = 1.47 SILICA r3 = 2.841 d3 = 2.72 r4 = -2.343 d4 = 1.36 SILICA r5 = -4.149 d5 = 1.08 r6 = -4.848 d6 = 1.86 SILICA r7 = -7.330 d7 = 0.10 r8 = 34.983 d8 = 2.27 CAFL r9 = -17.316 d9 = 3.36 r10= 54.019 d10= 1.00 SILICA r11= 12.750 d11= 2.37 r12= -41.833 d12= 3.60 CAFL r13= -8.068 d13= 0.10 r14= -187.752 d14= 1.00 SILICA r15= 13.334 d15= 1.16 r16= 16.414 d16= 4.46 CAFL r17= -10.773 d17= 0.10 r18= 7.560 d18= 1.00 SILICA r19= 4.502 d19= 4.30 r20= -12.200 d20= 1.00 SILICA r21= -43.598 d21= 0.10 r22= 63.112 d22= 3.23 CAFL r23= -8.608 d23= 0.10 r24= 8.828 d24= 2.47 SILICA r25= 23.857 d25= 1.40 r26= 224593.846 (非球面)d26= 0.00 `doe' r27= ∞ d27= 1.50 SILICA r28= ∞ d28= 0.10 r29= 2.271 d29= 3.62 SILICA r30= ∞ d30= 0.17 `water' r31= ∞ 非球面係数 第26面 K =-1.000000 A4 =-0.111948 ×10-7 A6 =-0.727093 ×10-10 A8 = 0.155375 ×10-9 A10=-0.488898 ×10-11 (B)f1 /f=12.78 (C)fG1/f=2.242 (D)fG2/f=11.039 (E)fG3/f=-5.588 。
【0085】 実施例7 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 2.844 d2 = 1.95 SILICA r3 = 1.831 d3 = 4.66 r4 =-1459756.662 (非球面)d4 = 0.00 `doe' r5 = ∞ d5 = 1.50 SILICA r6 = ∞ d6 = 2.15 r7 = -3.432 d7 = 1.43 SILICA r8 = -9.216 d8 = 0.10 r9 = -302.026 d9 = 2.16 CAFL r10= -12.224 d10= 0.10 r11= 37.445 d11= 1.00 SILICA r12= 12.245 d12= 2.18 r13= -34.685 d13= 3.66 CAFL r14= -7.023 d14= 0.10 r15= -210.302 d15= 1.00 SILICA r16= 23.287 d16= 1.11 r17= 29.251 d17= 3.55 CAFL r18= -10.772 d18= 0.10 r19= 7.254 d19= 1.02 SILICA r20= 4.301 d20= 3.67 r21= -29.838 d21= 1.00 SILICA r22= 15.114 d22= 0.79 r23= 12.805 d23= 4.27 CAFL r24= -8.704 d24= 0.10 r25= -8.390 d25= 2.38 SILICA r26= 15.181 d26= 1.63 r27= 207900.042 (非球面)d27= 0.00 `doe' r28= ∞ d28= 1.50 SILICA r29= ∞ d29= 0.10 r30= 2.269 d30= 3.62 SILICA r31= ∞ d31= 0.17 `water' r32= ∞ 非球面係数 第4面 K =-1.000000 A4 = 0.460766 ×10-7 A6 = 0.154712 ×10-8 A8 = 0.611601 ×10-8 A10=-0.511378 ×10-9 第27面 K =-1.000000 A4 =-0.202239 ×10-7 A6 = 0.713302 ×10-9 A8 = 0.106265 ×10-9 A10=-0.468455 ×10-11 (B)f1 /f=11.83 (C)fG1/f=2.269 (D)fG2/f=8.753 (E)fG3/f=-4.301 。
【0086】 実施例8 曲率半径 間隔 媒質 r1 = ∞ d1 = -2.00 r2 = 2.740 d2 = 1.56 SILICA r3 = 2.416 d3 = 2.61 r4 = -2.166 d4 = 2.12 SILICA r5 = -4.534 d5 = 8.32 r6 = -9.398 d6 = 1.04 SILICA r7 = 31.807 d7 = 1.00 r8 = 39.131 d8 = 3.41 CAFL r9 = -6.530 d9 = 0.10 r10= 18.017 d10= 1.00 SILICA r11= 5.419 d11= 1.67 r12= 10.024 d12= 3.76 CAFL r13= -8.749 d13= 0.10 r14= -9.532 d14= 1.00 SILICA r15= 37.223 d15= 0.10 r16= 11.185 d16= 3.71 CAFL r17= -11.334 d17= 1.03 r18= -9.860 d18= 1.00 SILICA r19= 9.605 d19= 1.29 r20= 14.299 d20= 3.56 CAFL r21= -11.253 d21= 0.10 r22= 7.609 d22= 3.23 CAFL r23= -93.512 d23= 0.10 r24= ∞ d24= 1.50 SILICA r25= ∞ d25= 0.00 `doe' r26= -263099.185 (非球面)d26= 0.10 r27= 2.288 d27= 3.40 SILICA r28= ∞ d28= 0.17 `water' r29= ∞ 非球面係数 第26面 K =-1.000000 A4 = 0.270061 ×10-7 A6 =-0.325488 ×10-8 A8 = 0.158560 ×10-9 A10=-0.233683 ×10-11 (B)f1 /f=14.97 (C)fG1/f=2.063 (D)fG2/f=9.006 (E)fG3/f=-10.580 。
【0087】以上の実施例1〜8の収差図をそれぞれ図
9〜図16に示す。各収差図中、(a)は球面収差、
(b)は非点収差、(c)は歪曲収差をそれぞれ示す。
【0088】上記の何れの実施例もその構成に限定され
るものではなく、様々な組み合わせ、群構成により構成
できることは言うまでもない。
【0089】以上の本発明の対物レンズは例えば次のよ
うに構成することができる。
【0090】〔1〕 物体側開口数が0.7以上であ
り、平面上に回折面が形成された正のパワーを有する少
なくとも1枚の回折レンズと、少なくとも2種類の媒質
からなる複数の単レンズのみとから構成されていること
を特徴とする対物レンズ。
【0091】〔2〕 回折レンズの回折面が瞳位置より
も物体側にあることを特徴とする上記1記載の対物レン
ズ。
【0092】〔3〕 物体側から数えて、2枚目若しく
は3枚目のレンズが回折レンズであることを特徴とする
上記1又は2記載の対物レンズ。
【0093】〔4〕 物体側から順に、第1群、第2
群、第3群の3つの群から構成され、第2群は互いに媒
質が異なるパワーが正であるレンズとパワーが負である
レンズからなるレンズ対を少なくとも2対含んでいるこ
とを特徴とする上記1から3の何れか1項記載の対物レ
ンズ。
【0094】〔5〕 第2群中に含まれる連続する3つ
のレンズのパワーが、物体側から順に、正・負・正とな
っていることを特徴とする上記1から3の何れか1項記
載の対物レンズ。
【0095】〔6〕 第2群を構成するレンズが以下の
条件(A)を満たすことを特徴とする上記1から5の何
れか1項記載の対物レンズ。
【0096】条件(A): ν+ >ν- ただし、ν+ :第2群中に含まれるパワーが正であるレ
ンズのアッべ数、 ν- :第2群中に含まれるパワーが負であるレンズのア
ッべ数、 である。
【0097】〔7〕 第1群は全体として正のパワーを
有し、物体側から順に、物体側が平面の平凸レンズ又は
物体側に凹面を向けたメニスカスレンズと、パワーが正
である回折レンズとを含むことを特徴とする上記1から
6の何れか1項記載の対物レンズ。
【0098】〔8〕 第1群中にある最も物体側にある
回折レンズが以下の条件(B)を満たすことを特徴とす
る上記1から7の何れか1項記載の対物レンズ。
【0099】条件(B): 5<f1 /f<30 ただし、f :対物レンズの焦点距離、 f1 :第1群中にある最も物体側にある回折レンズの焦
点距離、 である。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、使用媒質が限定される紫外域で用いられる対
物レンズにおいても、接合レンズを多用することなく、
軸上の色収差、倍率の色収差を始めとする諸収差が良好
に補正された高倍、高NA対物レンズを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の対物レンズの光軸及び軸上
・軸外光線を含む断面図である。
【図2】本発明の実施例2の対物レンズの図1と同様な
断面図である。
【図3】本発明の実施例3の対物レンズの図1と同様な
断面図である。
【図4】本発明の実施例4の対物レンズの図1と同様な
断面図である。
【図5】本発明の実施例5の対物レンズの図1と同様な
断面図である。
【図6】本発明の実施例6の対物レンズの図1と同様な
断面図である。
【図7】本発明の実施例7の対物レンズの図1と同様な
断面図である。
【図8】本発明の実施例8の対物レンズの図1と同様な
断面図である。
【図9】実施例1の収差図である。
【図10】実施例2の収差図である。
【図11】実施例3の収差図である。
【図12】実施例4の収差図である。
【図13】実施例5の収差図である。
【図14】実施例6の収差図である。
【図15】実施例7の収差図である。
【図16】実施例8の収差図である。
【図17】ウルトラ・ハイ・インデックス法を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1…ウルトラ・ハイ・インデックス・レンズ 2…法線 G1…第1群 G2…第2群 G3…第3群
フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA09 LA01 NA04 NA14 PA11 PA12 PA13 PA14 PA15 PA17 PB11 PB12 PB13 PB14 PB15 QA01 QA03 QA07 QA12 QA13 QA21 QA25 QA32 QA42 QA46 RA05 RA12 RA13 RA46 UA03 UA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側開口数が0.7以上であり、平面
    上に回折面が形成された正のパワーを有する少なくとも
    1枚の回折レンズと、少なくとも2種類の媒質からなる
    複数の単レンズのみとから構成されていることを特徴と
    する対物レンズ。
  2. 【請求項2】 回折レンズの回折面が瞳位置よりも物体
    側にあることを特徴とする請求項1記載の対物レンズ。
  3. 【請求項3】 物体側から数えて、2枚目若しくは3枚
    目のレンズが回折レンズであることを特徴とする請求項
    1又は2記載の対物レンズ。
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