JP2001303721A - 耐風性を改善した平板瓦及びこれを葺く工法ならびにこの工法に使用する止具 - Google Patents

耐風性を改善した平板瓦及びこれを葺く工法ならびにこの工法に使用する止具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐風性の良好な平板瓦を得ようとする。 【解決手段】 平板瓦の前部両側面に、ピン15を挿入
自在なピン孔16を形成する。左右の瓦1a、1bを並
べて葺くときに、対向するピン孔16、16にピン15
を挿入して両瓦を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】一般に、瓦を葺いた屋根は、
強風により瓦がずり動かされて葺いた形を崩されたり、
瓦が吹き飛ばされたりすることがないように耐風性を持
たせることが必要である。
【0002】この発明は、平板瓦、これを葺く工法及び
この工法に使用する止具に関し、平板瓦を屋根に葺いた
時の耐風性を改善しようとするものである。
【0003】
【従来の技術】平板瓦(以下単に瓦という)の形状は、
図15(斜視図)、図16(平面図)に概要を示すよう
に形成されており、図17(屋根の部分略平面図)のよ
うに屋根板の上に載せて葺かれる。図15〜17におい
て、1は総称した瓦、1a、1bは上方に葺かれる瓦、
1c、1dは瓦1a、1bの下方に互い違いに配列され
て葺かれるそれぞれ同形の瓦を示す。屋根の左右、上下
(この明細書では、左右は図面によるものとし、上下は
屋根の勾配に沿う上下をいい、瓦の前後は瓦の前記上下
方向上部を後部とし、下部を前部というものとする。)
に一部を重ねて葺かれる瓦1a、1b、1c、1dは、
左右方向では、側端部に形成した側端下部突縁2、側端
覆い縁3を重ね合わせて、この重ね合わせ部のみを略示
する図18のように屋根の左右方向に隙間なく並べら
れ、上下方向では、図19のように、後端上部突条4、
前端下部突条5を係合させ、後端下部突条6を屋根の横
桟7に引っ掛けて、屋根面の上下方向を隙間なく覆っ
て、雨水を流下させるように配置される。そして後端上
部突条4に形成した釘孔8に通した釘9を屋根の横桟7
に打ち込んで、各瓦を屋根板の上に固定する。
【0004】しかし、このようにして瓦を配置し固定し
て屋根を葺いただけでは、強風に対して弱いので、耐風
性を良くすることが考えられた。
【0005】特開平9−88248号公報には、耐風性
を良くする1つの手段が示されている。この手段は、図
20(斜視図)に示したような薄いステンレス板(又は
同等物)製の止具10で、図21(斜視図)に示すよう
に、上方に葺かれる瓦1aと、これの下方に互い違いに
葺かれる下方の瓦1cとを挟み結合するものである。即
ち、止具10の鉤部10aを上方の瓦1aの側端下部突
縁2の上面に当て、止具10の基部10bの幅の半部を
下方の瓦1cの後端下部突条6の下面に当てて、両瓦1
a、1cの側端下部突縁2と後側下部突条6とを弾力的
に挟持し結合するのである。止具10の柱部10cの長
さは、鉤部10aの弾力を利用してこの挟持を適度に行
ない得る長さとしている。
【0006】このようにして上下の瓦1a、1cを挟持
すると、上方の瓦1aの側端下部突縁2は、横桟7に釘
付けされて強く固定された下方の瓦1cの後端部に支持
されるので、従来、釘付けされた後端部においてのみ支
持されていた瓦1aが、側端部においても下部の瓦1c
の固定部によって支持されることになり、このようにし
て各瓦が連結支持された状態が全部の瓦に生じるので、
屋根全体として耐風性が良くなる。
【0007】ところが、このようにして耐風性を向上さ
せた屋根でも、著しい強風に遭うと、瓦がずれたり、吹
き飛ばされることがあった。
【0008】図22は、a方向からの強風により瓦1
c、1dがずり動いた強風災害時の1例を略示する。ず
れ動いた瓦1cは、側端下部突縁2の後部2aの動きが
少なく、側端覆い縁3の前部3aが横に大きく動いてい
た。
【0009】その理由は次のように考えられる。瓦1
c、1dのそれぞれの側端下部突縁2は、下方の瓦(図
示せず)の釘付けされた上部に止具10(図示せず)に
より結合されていて側端覆い縁3よりも大きな支持作用
を受けているので強風でも動き難いのに対して、側端覆
い縁3は、止具10による支持がないから浮き上がり易
い。そこで、a方向(図22の右方向)からの強風のた
め瓦1cの右部分が先ず浮き上がると、これの上部を固
定している釘のうち、右方の釘9aが先ず抜け(又は瓦
の孔8の付近が破損して)、抜けかけてはいても未だ支
持作用がある左方の釘9bに支持される瓦1cの左上部
分を中心として矢印b方向にずれ動く形となり、更に強
風が続くと左方の釘9bの支持も失われて瓦1cが吹き
飛ばされるようになると考えられる。このように瓦1c
が動くときに、瓦1cを下方の瓦に結合している止具自
体は、屋根板に固定されていないので、瓦1cと共に容
易にずり動き、隣接する瓦1c、1d間が逆V状に開い
てしまう。
【0010】このようにa方向、又は右下方からの強風
により瓦がずれ動いて屋根が破損するのを阻止するに
は、瓦1cの側端覆い縁3の前部3aを図22の矢印b
方向に動き難くすれば、瓦1cがずり動かされようとす
る初期の耐風性を改善して、瓦がずれ動き始めるのを遅
らせ、結局、吹き飛ばされるまでの耐える時間を長くで
きると考えられる。
【0011】また、図23の左下からc方向の強風が吹
いた時は、図23のように、瓦1c、1dの下側面がc
方向に押されて、側端下部突縁2を弾力的に抑えている
止具の鉤部10a(図示せず)から外れて、右上の釘を
中心としてd方向に回動し、隣接する瓦1c、1dの間
が逆V状に開いてしまう。
【0012】このような現象を考慮して、平板瓦の耐風
性を強化するために、本願発明者は、先に特願平11−
338214号に係る発明をなした。この先発明は、次
の通りのものである。
【0013】図22のa方向からの強風対策として、図
24に示すように、瓦の右下上面に切欠き11を形成
し、瓦の左下上部に突起12を形成する。2枚の瓦1
a、1bを図25のように並べてB、C、D方向に見る
と、図26の(a)、(b)、(c)のようになる。こ
の瓦1a、1b、を当接させて並べると、図27(B矢
視図)、図28(平面図)、のようになり、切り欠き1
1と突起12とは互いに係合する。
【0014】図28のように、下に葺かれる瓦1cの上
端下面と右の瓦1bの側端下部突縁2の上面とは、止具
10により挟持される。
【0015】このように切欠き11と突起12とを係合
させると、強風のため瓦1a、1bの間が、図22の瓦
1c、1dのように逆V状に開くのが阻止されると共
に、止具10のため瓦の浮き上りが抑えられる。
【0016】図23のc方向の風に対しては、図29、
図30のように、切欠き11a、突起12aを図24と
左右を逆にして形成する。切欠き、突起を左右何れの側
に形成するかは、土地特有の強風の方向を考慮して選択
する。切欠き、突起の形状としては、図26〜図28に
示したような四角柱形のものだけでなく、縦方向の断面
が三角形のものや、側端下部突縁2や側端覆い縁3を外
れた側面前部に厚さ全体に亙って形成したものでもよ
い。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして平板
瓦の強風対策をしたが、瓦の下側面に突起12、12a
を突出させると、瓦の製造時の取扱や、成品の運搬、屋
根葺き施工の際等に突起を破損しやすいという難点があ
った。本願発明は、この欠点がなく、耐風性のよい平板
瓦を得ようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1〜4
の発明により上記の課題を解決したものである。
【0019】請求項1の発明は、並べた左右の瓦の対向
する側面前部にピン孔を形成し、このピン孔にピンを挿
入して両瓦を連結することにより、両瓦の結合を強くし
たものであり、請求項2の発明は、板片を縦のクランク
状に折り曲げた止具により、瓦の側部を強固に屋根に取
りつけるものであり、請求項3の発明は、上記両発明を
併用するものであり、請求項4の発明は、瓦の側部を固
定する止具である。
【0020】
【作用】強風のため、図22、図23に示したように、
屋根に葺いた瓦の相隣る2枚の瓦が逆V状に開き吹き飛
ばされることは、ピンとピン孔との係合、またはピンと
止具との併用による抑止により防止できる。瓦には突起
を形成しないから、製造、運搬、屋根葺き施工等の途中
で突起が破損する事故は起きない。
【0021】
【発明の実施の形態】[実施例1]図1〜図3は、本発
明の実施の形態の第1例を、細部を省略して要部のみを
示し、図1は瓦1の斜視図、図2は瓦1の平面図、図3
は左右の瓦1a、1bを当接させて並べたときの平面図
である。
【0022】瓦1の左右の下部側面には、ピン15の半
ばまでを挿入できる横方向のピン孔16を穿設し、屋根
を葺くときにピン15の両端を左右の瓦1a、1bの各
ピン孔16、16に等分に挿入する。ピン15は、ステ
ンレス鋼、銅、アルミニウム、メッキした鋼のような錆
び難い金属やプラスチックで造られる。図3は、このよ
うにして左右の瓦1a、1bを並べて葺いた状態を示し
ている。これだけでも耐風性は向上するが、更に、下方
の瓦1cの上端部下面と右の瓦1bの側端下部突縁2の
上面との間は、図21と同様にして挟持する。
【0023】強風のため瓦1a、1bの当接側面が図2
2、図23のように逆V状に開くことは、ピン15とピ
ン孔16との係合のため阻止される。各瓦の浮上がり
は、従来同様に、横桟に釘付けされた下の瓦1cの上縁
に止具10により瓦1bの側端下部突縁2が連結されて
いるので阻止される。このようにして左右の瓦1a、1
bの間が逆V状に開いて瓦が吹き飛ばされることが防止
される。
【0024】瓦の側面には、先発明の突起12のような
突出部がないから、運搬中等にこれを欠損して、耐風性
が害われるようなことはない。
【0025】[実施例2]図4〜図6は、上記の止具1
0により上下の瓦1b、1cを結合して強風による浮上
がりを防止する効果を更に強化した、改善した止具10
aの例を示す。
【0026】下の瓦1cの中央部の釘孔8aは、従来は
上の瓦1bの側端下部突縁2の下に隠れる位置にあった
が、この位置を少し変えて側端下部突縁2の側方に現わ
れるように釘孔を形成する。
【0027】止具10aは、図6のように、板片(材質
は、前記の止具10と同様とする)をクランク状に折り
曲げて形成する。この止具10aの下辺17には、釘9
を挿通する孔18を穿設する。この孔18は、取付け時
に止具10aの少しの横移動を可能にして、瓦を並べる
ときの調節ができるようにする。また、止具の上片19
の端部は、瓦の側端下部突縁の上面の雨溝20に係止で
きるように少し下方に折り曲げておく。
【0028】この止具10aを使用する時は、図5のよ
うに、止具の上辺19の折曲げ端を右の瓦1bの側端下
部突縁2の雨溝20に係止し、止具の下辺17を下の瓦
1cの上端縁の上に載せて釘9を孔18と下の瓦1cの
釘孔8aとを通して横桟7に打込む。これにより止具1
0aは横桟7に強く取付けられ、上の瓦1bは、下の瓦
1cと共に強固に固定される。従って、図20の止具1
0による固定の場合のような、上縁を釘により固定され
た下の瓦1cの下面に抑えられただけで、瓦1cに対し
て摺動可能な止具10によるよりは強固に瓦1bを固定
することができる。止具10aによる固定は、他の止具
の場合も同様であるが、全部の瓦に施す必要はない。
【0029】ピン15と止具10aとは一緒に使用され
るものであるから、図7のように、釘9を孔18に通し
てから弾力のあるOリング21を釘9に弾力的に外嵌し
ておけば、止具と釘とを常に一緒に取扱うことができ
る。使用時には、Oリングを嵌めたまま釘を釘孔8aに
打込めば、図8のように、Oリング21は瓦1cの釘孔
上端に形成されるテーパ縁8bに押込まれて、緩衝作用
をすると共に、釘孔に雨水が進入するのを防止できる。
【0030】図9は、図6に示した止具10aの代り
に、上下の瓦1b、1cを挟持すると共にこれらを横桟
7に固定する別例の止具24を示す。概略の形状は、図
20の従来の止具10と同様であるが、横桟7に固定で
きるようにした点が異なっている。
【0031】即ち、下辺24bの側部に鋭い突部24c
を突出させ、この下辺24bの反対側から柱部24dを
切起しその上端を折曲げて上辺24aとした止具24を
形成し、上辺24aと下辺24bとの間で上の瓦1bの
側端下部突縁2と下の瓦1cの上部下面とを挟持すると
共に、下辺24bの横に形成した鋭い突部24cを横桟
7の側面に打込んで図10(上下の瓦の重なり部を示
す、図19と同様の側面図)のように止具24を固定す
る。この打込みを容易にするため、柱部24dは傾斜さ
せて、ハンマの当たるa部を上の瓦1bから離すように
している。
【0032】図11は、この止具を変形した止具25の
側面図である。上辺25a、下辺25b、突起25cは
前記の止具24と同様であるが、止具25では柱部25
dの上部を上の瓦1bの側端下部突縁2の厚さだけ垂直
にして、左右の瓦1a、1bの間隙が広がらないように
考慮したものである。
【0033】図12、図13は、有頭のピン15aを使
用して左右の瓦の結合を強化する本願発明の第2例を示
し、図12はピン15aを瓦から離して示す斜視図、図
13は左右の瓦の結合状態を示す下部側面図である。
【0034】板片の止具22には、有頭のピン15aを
挿入する、第1例と同様の孔22aを形成し、上部は折
曲げて止部22bを形成する。
【0035】この止具22により左右の瓦1a、1bを
連結するには、図13のように、ピン15aを右の瓦1
bのピン孔16に挿入し、止具の止部22bを左の瓦1
aの方向に突出させてその上面を抑え、瓦1aが浮上が
るのを阻止する。この止部22bは、左の瓦1aの上面
に凹部23を形成して止部22bをこれに係合させれ
ば、瓦1a、1bの間が逆V状に開くのを阻止できる。
【0036】右の瓦1bを図5のようにして強固に横桟
7に取付けると共に、上記の止具22を使用すれば、凹
部23が無くても、左の瓦1aが強風のため浮上がるの
を抑えて、瓦が吹飛ばされるのを防止するのに有効であ
る。
【0037】止部22bを最初から折曲げておくと屋根
を葺くときに邪魔になるから、図13に鎖線で示すよう
に止具22を先ず直線状態で瓦1bに取付けて瓦を並べ
た後、これを折曲げるようにすれば、施工の邪魔になら
ない。
【0038】または、図14のように、折曲げた止部2
2bを右の瓦1bの前側面に平行させておき、左の瓦1
aを並べた後、これを上方に回動させて、凹部23があ
る場合は、この縁を弾力的に乗越えて凹部23に係合さ
せ、凹部23が無い場合は、左の瓦1aの上面を抑える
ようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】(1) 左右に並んで葺かれる2枚の瓦
の重なる側端覆い縁および側端下部突縁の間を、両瓦の
対向側面の間に設けたピン孔16に挿入したピン15に
より、または有頭のピン15aと折曲げた止部22bを
持つ止具22により連結するから、両瓦の間が逆V状に
開くことが強固に阻止される。従って、強風により瓦が
吹飛ばされるのを防止する効果が大きい。
【0040】(2) 左右の瓦の間が逆V状に開くのを
防止する効果は、風の方向にかかわらず同じである。
【0041】(3) 瓦の側面に突起を形成しないか
ら、これが運搬中等に欠損して耐風効果が得られなくな
ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す瓦1及びピン15の斜
視図。
【図2】上記の瓦、ピンの平面図。
【図3】上記の左右の瓦1a、1bを当接させて並べた
ときの平面図。
【図4】改善した止具10aにより上下の瓦1b、1c
を連結した状態を示す実施例2の平面図。
【図5】図4のC−C拡大断面図。
【図6】上記の止具10aと釘とを示す斜視図。
【図7】止具10aと釘9とをOリングで不離に連結し
た状態を示す縦断面図。
【図8】上記の止具10aを釘9により横桟7に取付け
る状態を示す縦断面図。
【図9】固定できる止具24の斜視図。
【図10】止具24の取付け状態を示す、図19と同様
の側面図。
【図11】別例の止具25の側面図。
【図12】有頭ピン15aにより瓦1bに取付けられる
折曲げた止具22を示す斜視図。
【図13】上記止具22による左右の瓦1a、1bの連
結状態を示す前側面図。
【図14】上記止具22の施工の邪魔にならない取付け
方を示す瓦1aの側面図。
【図15】従来の平板瓦を例示する斜視図。
【図16】この瓦の平面図。
【図17】これを葺いた屋根の略平面図。
【図18】図17のA−A断面図。
【図19】図17のB−B断面図。
【図20】止具10の斜視図。
【図21】止具10により上下の瓦1b、1cを挟持す
る状態を示す斜視図。
【図22】a方向の強風により瓦のずれ動いた状態を略
示する略平面図。
【図23】c方向の強風により瓦のずり動いた状態を略
示する略平面図。
【図24】切欠き11、突起12を形成した瓦の平面
図。
【図25】左右の瓦1a、1bを近づけて示す平面図。
【図26】(a)図22のB方向に見た瓦1a、1bの
前側面図。 (b)図22のC方向に見た瓦1aの側面図。 (c)図22のD方向に見た瓦1bの側面図。
【図27】上記の瓦1a、1bを当接させた状態を示す
前側面図。
【図28】当接した左右の瓦を止具10を使用して連結
した状態を示す平面図。
【図29】切欠き11a、突起12aを図24の切欠き
11、突起12と左右を逆に形成した瓦の平面図。
【図30】当接させた左右の瓦1a、1bを、止具10
を使って連結したときの平面図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d 瓦 2 側端下部突縁 2a 後部 3 側端覆い縁 3a 前部 4 後端上部突条 5 前端下部突条 6 後端下部突条 7 横桟 8、8a 釘孔 8b テーパ縁 9、9a、9b 釘 10 止具 10a 鉤部 10b 基部 10c 柱部 11、11a 切欠き 12、12a 突起 15、15a ピン 16 ピン孔 17 下辺 18 孔 19 上辺 20 雨溝 21 Oリング 22 止具 22a 孔 22b 止部 23 凹部 24 止具 24a 上辺 24b 下辺 24c 突部 24d 柱部 25 止具 25a 上辺 25b 下辺 25c 突起 25d 柱部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端縁に釘孔を設け、一側に側端覆い縁
    を、他側に側端下部突縁を形成した平板瓦に於て、側端
    覆い縁と側端下部突縁とを外れた前部両側面に、それぞ
    れピン孔を形成し、2枚の平板瓦を並べて葺くときに、
    1本のピンを両瓦のピン孔に挿入し連結して耐風性を改
    善することを特徴とする平板瓦。
  2. 【請求項2】 後端縁に釘孔を設け、一側に側端覆い縁
    を、他側に側端下部突縁を形成した平板瓦を、互い違い
    の状態で一部を重ねて上下に葺き、板片を縦のクランク
    形に折り曲げ、その下辺に釘挿入孔を穿設した止具の上
    記釘挿入孔と、上の瓦の側端下部突縁を外して形成した
    下の瓦の上縁の釘孔とを通した釘により上記止め具を屋
    根の横桟に釘付けし、止具の上辺で上の瓦の側端下部突
    縁を抑えて上下の瓦を屋根板に固定することを特徴とす
    る耐風性を改善した平板瓦を葺く工法。
  3. 【請求項3】 後端縁に釘孔を設け、一側に側端覆い縁
    を、他側に側端下部突縁を形成した平板瓦の、側端覆い
    縁と側端下部突縁とを外れた前部両側面に、それぞれピ
    ン孔を形成し、2枚の平板瓦を並べて葺くときに、1本
    のピンを両瓦のピン孔に挿入して連結すると共に、板片
    を縦のクランク形に折り曲げ、その下辺に釘挿入孔を穿
    設した止具の上記釘挿入孔と、上の瓦の側端下部突縁を
    外して形成した下の瓦の上縁の釘孔とを通した釘により
    上記止め具を屋根板に釘付けし、止具の上辺で上の瓦の
    側端下部突縁を抑えて上下の瓦を屋根の横桟に固定する
    ことを特徴とする耐風性を改善した平板瓦を葺く工法。
  4. 【請求項4】 下の瓦(1c)の下方に挿入される下辺
    (24b)の側部に、横桟に打込まれる鋭い突部(24
    c)を突出させ、この下辺(24b)の反対側から柱部
    (24d)を切起してその上端を、上の平板瓦(1b)
    の側端下部突縁を抑える上辺(24a)とした平板瓦を
    葺く工法に使用する止具。
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