JP2001302035A - ゴム状シートの巻取り方法及びそれに用いる巻取り装置 - Google Patents

ゴム状シートの巻取り方法及びそれに用いる巻取り装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライナ通し作業を合理化する。 【解決手段】 ロール体支持位置Yで枢支されたロール
体FRのライナFの巻き戻し端Feと空の芯材2Aとを
予め結合手段13により付着したのち、巻き戻されるラ
イナFとともにゴム状シートSの巻取り位置P2に空の
芯材2Aを移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム状シートを、
ライナのロール体から巻き戻される前記ライナとともに
芯材に巻き取ることによりシート巻取体を形成するゴム
状シートの巻取り方法及びそれに用いる巻取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイヤ製造において用いられ
る、例えば、インナーライナゴム、サイドウォールゴ
ム、カーカスプライ、ブレーカプライ等のタイヤ構成用
のゴム状シートSは、図9に示すように、いったんシー
ト巻取体SRとしてロール状に巻き取られた後、保管、
搬送及びタイヤ成形工程への投入が行われる。
【0003】そして、前記シート巻取体SRの形成で
は、従来、図10に概念的に示すように、傾動自在な支
持アームaの先端に取り付く空の芯材bと、ライナFを
巻装してなるロール体FRとを用い、このロール体FR
から巻き戻されるライナFを、コンベヤcにより搬入さ
れるゴム状シートSとともに前記芯材bに巻き取ること
によって、ゴム状シートS同士が互いに重なり合って粘
着するのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このとき、前記巻取り
作業の準備工程として、予めロール体支持位置yに新た
にセッティングされたロール体FRからライナFを少し
巻き戻し、その巻き戻し端を、所定ルートに沿って、同
図ではエキスパンドローラd、案内ローラeをへて巻取
り位置pの芯材bまで誘導させるとともにこの芯材bに
固定しておくことが必要となる。
【0005】しかしながら、このようなライナFの誘導
及び固定(ライナ通しという場合がある)は、従来、人
手によって行われているため、時間と労力を要し、シー
ト巻取体の形成効率の低下原因となっていた。
【0006】そこで本発明は、ライナの巻き戻し端の、
芯材への誘導および固定を自動で行うことができ、ライ
ナ通し作業の合理化を図り、シート巻取体の形成効率を
大巾に向上しうるゴム状シートの巻取り方法及びそれに
用いる巻取り装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願の第1発明は、ライナを巻装したロール体から
巻き戻される前記ライナとともにゴム状シートを、芯材
に巻き取ってシート巻取体を形成するゴム状シートの巻
取り方法であって、ロール体支持位置で枢支された前記
ロール体の前記ライナの巻き戻し端と空の芯材とを予め
結合手段により付着したのち、巻き戻されるライナとと
もにゴム状シートの巻取り位置に前記空の芯材を移動さ
せることを特徴としている。
【0008】又本願の第2発明は、ライナを巻装したロ
ール体から巻き戻される前記ライナとともにゴム状シー
トを、芯材に巻き取ってシート巻取体を形成するゴム状
シートの巻取り装置であって、前記ゴム状シートを搬送
するゴム状シート搬入コンベヤと、前記ロール体を支持
するロール体枢支手段と、該ロール体枢支手段により枢
支されるロール体のライナの巻き戻し端に近接する位置
と、ゴム状シートを巻き取る巻取り位置との間で、空の
芯材を移動させる芯材移動手段と、移動された空の芯材
を回転するシート巻取手段とを具えるとともに、該芯材
の前記近接によってロール体のライナの巻き戻し端と空
の芯材とを互いに付着させる結合手段を設けることによ
り、前記芯材移動手段は、巻き戻されるライナとともに
空の芯材を前記巻取り位置に移動させ、かつ前記シート
巻取手段は、巻き戻される前記ライナとともにゴム状シ
ートを前記芯材に巻き取ることによりシート巻取体を形
成することを特徴としている。
【0009】なお前記第1、第2発明において、夫々、
前記結合手段として、前記芯材とライナの巻き戻し端と
に各雌雄の一方が取り付けられる面フアスナが好適に使
用でき、又前記空の芯材として、前記ロール体のライナ
を巻き戻し終えた該ロール体の芯材を用いることが好ま
しい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本願の第1発明であるゴム
状シートの巻取り方法の実施の一形態を、第2発明であ
るゴム状シートの巻取り装置の実施の一形態とともに、
図面に基づき説明する。図1は、ゴム状シートの巻取り
装置1(以下、巻取り装置1という)を概念的に示す側
面図、図2はその主要部を示す斜視図である。
【0011】図1、2において、巻取り装置1は、ゴム
状シートSを、ロール体FRから巻き戻されるライナF
とともに芯材2に巻き取ることによってシート巻取体S
Rを形成する装置であって、前記ゴム状シートSを搬送
するゴム状シート搬入コンベヤ3と、前記ロール体FR
を支持するロール体枢支手段4と、空の芯材2Aを二位
置P1、P2間で移動させる芯材移動手段5と、移動さ
れた空の芯材2Aを回転するシート巻取手段6とを具え
ている。
【0012】ここで、前記ゴム状シートSとして、本例
では、ゴム押出機やカレンダ装置によって成形されるイ
ンナーライナゴム、サイドウォールゴム、カーカスプラ
イ、ブレーカプライ等の未加硫のタイヤ構成用部材を想
定しているが、特にこれらに規制されるものではなく、
タイヤ以外の種々の用途のゴム状シートが採用できる。
【0013】又前記ライナFは、前記ゴム状シートS、
S間に介在して相互の粘着を阻止する例えばポリエチレ
ンシートなどの剥離用シートであって、このライナFを
芯材7に巻き戻し自在に巻装することによって前記ロー
ル体FRを形成している。なお、前記芯材7は、ライナ
Fのシート巾よりも長寸であり、従って、前記芯材7
は、その両端部がライナFから突出してなる突出部分7
Aを形成している。
【0014】又前記芯材7は、前記芯材2と同構成であ
り、本例では、前記ロール体FRからライナFが完全に
巻き戻された後の該ロール体FRの芯材7が、ゴム状シ
ート巻取り用の空の芯材2Aとして順次使用される場合
を例示する。
【0015】次に、前記ゴム状シート搬入コンベヤ3
は、本例では、ベルトコンベヤであってゴム押出機やカ
レンダ装置によって成形されるゴム状シートSを搬入す
る。
【0016】又前記ロール体枢支手段4は、本例では、
芯材7両側の前記突出部分7Aを受けることにより前記
ロール体FRを跨らせて支持する一対のレール体9を有
する。このレール体9は、緩勾配で下傾斜するととも
に、各レール面には、前記芯材7と当接することにより
ロール体FRをロール体支持位置Yで回転自在に位置決
めして保持する当接面を有する略三角形状のストッパ1
0を突設している。
【0017】又前記レール体9には、前記レール面と略
同傾斜の押し面を有する押し片11をシリンダー12A
のロッド上端に配した送り出し具12を設けている。従
って、送り出し具12は、図3、4に示すように、押し
面がレール面以下となる待機状態J1からストッパ10
を上方に越える突出状態J2まで上昇することにより、
芯材7すなわち空の芯材2Aをストッパ10から蹴り出
して下流側へと送り出すことができる。
【0018】なお本例では図示していないが、前記送り
出し具12と略同構成の送り出し具(図示しない)が前
記レール体9の上流側にも配置され、該上流側に設ける
ロール体ストックヤードから新しいロール体FRを一つ
づつ前記ロール体枢支手段4に供給している。
【0019】又前記芯材移動手段5は、前記ロール体支
持位置Yで枢支されるロール体FRのライナFの巻き戻
し端Feに近接する位置P1と、ゴム状シートSを巻き
取る巻取り位置P2との間で、前記空の芯材2Aを移動
させる。
【0020】ここで、前記ライナFの巻き戻し端Fe
は、図3、5に示す如く、ロール体FRの外周面FRs
上に位置することから、前記「近接する位置P1」は、
本例では、前記ストッパ10より下流側のレール延長部
9Aによって案内される空の芯材2Aが、前記外周面F
Rsと近接しうる芯材位置を意味している。
【0021】そして、前記巻き戻し端Feと空の芯材2
Aとには、この近接する位置P1において相互を付着さ
せうる結合手段13(図5に示す)が設けられる。該結
合手段13としては、本例の如く、所謂マジックテープ
(商品名)として知られる面ファスナが、強い付着力が
得られる、脱着が容易、取り扱いが便利、安価などの点
から好適に採用しうる。
【0022】すなわち、前記巻き戻し端Feと空の芯材
2Aとの一方/他方に、ループ状繊維面を有する雌のテ
ープ13A、及びループ状繊維面に引っかかって付着状
態となるフック状繊維面を有する雄のテープ13Bを設
けている。従って、前記ロール体支持位置Yのロール体
FRを回転させることによって、巻き戻し端Feのテー
プ13Aは、前記近接する位置P1における空の芯材2
Aのテープ13Aと接触し、互いに付着させることがで
きる。なおロール体FRの前記回転は、手動により、或
いは、例えば図6に一点鎖線で示す如く駆動ローラ14
をロール体FRに圧接させること等により容易に行うこ
とができる。
【0023】ここで、前記近接する位置P1としたの
は、厳密には、前記結合手段13における厚さT相当分
だけ、前記巻き戻し端Feと空の芯材2Aとが互いに離
間しているからであり、従って、前記「近接」とは、前
記厚さTを許容する距離範囲を意味するものである。
【0024】次に、この芯材移動手段5を具体的に説明
すると、本例では図2に示すように、フレーム15に支
持される例えばL字ブロック状の基台16と、該基台1
6に直線軸受け20を介して昇降自在に支持される昇降
台17と、該昇降台17に取り付きかつこの昇降台17
に設ける水平な軸心i廻りで一端が枢支される傾動アー
ム19とを具えている。
【0025】なお前記基台16は、水平な基台本体16
Aの下流側端から下方に折れ曲がる垂下部16Bを有す
る略L字状をなし、この垂下部16Bの下流側側面に
は、前記直線軸受け20を構成する本例ではレール20
Aを設けている。又前記昇降台17には、前記レール2
0Aに案内される係合溝20Bが形成されるとともに、
前記垂下部16Bにフランジ固定されるシリンダー22
のロッド下端に、前記昇降台17が連結される。
【0026】又前記傾動アーム19は、その他端に、前
記芯材2を着脱自在に保持する保持部23を形成してい
る。該保持部23としては、特に規制されることなく種
々の構造を採用しうるが、本例では、図3、4に示すよ
うに、空の芯材2Aを前記近接する位置P1にて受取っ
て保持する保持孔23Aを有する。又この保持孔23A
には、前記ストッパ10から蹴り出されかつ前記レール
延長部9Aに沿って案内される空の芯材2Aを、前記近
接する位置P1で待機する保持孔23A内に導く切欠き
部23Bと、この切欠き部23Bを閉じることによって
空の芯材2Aの保持孔23Aからの脱落を防止する脱落
防止片23Cとを形成している。なお本例では、前記脱
落防止片23Cが、シリンダー24により駆動する場合
を例示している。
【0027】又前記傾動アーム19は、図6の示すよう
に、前記軸心iを支点として、前記保持部23(保持孔
23A)が前記近接する位置P1となる上流側への跳ね
上げ状態K1と下流側への跳ね上げ状態K2との間で傾
動移動でき、しかも各跳ね上げ状態K1、K2において
夫々停止可能に構成される。なお本例では、前記傾動移
動等が前記昇降台17に設けるモータM(図2に示す)
によって駆動制御される場合を示しているが、例えばシ
リンダーによって行うこともできる。
【0028】又芯材移動手段5は、図7、8に示すよう
に、前記下流側への跳ね上げ状態K2を維持したまま、
前記昇降台17を下降せしめ、その下降状態Q1におい
て前記傾動アーム19の維持が解除される。
【0029】従って、前記芯材移動手段5は、空の芯材
2Aを、前記傾動アーム19が上昇状態Q2かつ上流側
への跳ね上げ状態K1となる前記近接する位置P1か
ら、上昇状態Q2かつ下流側への跳ね上げ状態K2とな
る位置P3、および下降状態Q1かつ下流側への跳ね上
げ状態K2となる位置P4、を経て前記巻取り位置P2
まで移動させる。
【0030】なお前記巻取り位置P2は、傾動アーム1
9が自由傾動をなし自重によって空の芯材2Aが前記ゴ
ム状シート搬入コンベヤ3の搬送面3Sと実質的に当接
しうる位置を意味する。
【0031】ここで、前記昇降台17を用いる理由は、
前記空の芯材2Aが位置P1、P3間を傾動移動する際
に搬送面3Sと衝突するのを避けるためであり、従っ
て、搬入コンベヤ3の搬送面3Sを昇降自在とした場合
には、前記昇降台17を排除し、傾動アーム19を前記
基台16に枢着することができる。このとき、空の芯材
2Aは、位置P4を通ることなく、P1→P3→P2と
移動し、かつ位置P2は位置P1、P3間の円弧軌跡上
に存在することとなる。
【0032】なお、前記基台16の垂下部16B下端に
は、巻き戻されるライナFを案内し該下端とライナFと
の擦れを防止する案内ローラ27が枢着される。又この
案内ローラ27とロール体FRとの間には、前記ゴム状
シート搬入コンベヤ3を横切ってのびるとともに前記案
内ローラ27を越えて上方移動することにより前記巻き
戻されるライナFを張設する昇降自在なエキスパンドロ
ーラ29が付設される。
【0033】又シート巻取手段6は、芯材2を回転する
ことにより、巻き戻される前記ライナFとともにゴム状
シートSを前記芯材2に巻き取り、これによってシート
巻取体SRを形成する。
【0034】なお本例では、巻取り初期にあっては、空
の芯材2Aは、搬送面3Sと当接することにより搬送面
3Sと同速度で回転するとともに、それ以後にあって
は、巻取り途中のシート巻取体SRが、搬送面3Sと当
接することにより搬送面3Sと同速度で回転し、ゴム状
シートSを順位芯材2廻りで巻き取りうる。
【0035】従って、本例では、前記ゴム状シート搬入
コンベヤ3の搬送面3Sがシート巻取手段6を構成して
いる。
【0036】しかしながら、図1に一点鎖線で示すよう
に、駆動ローラ25を巻取り途中のシート巻取体SRの
外周面に圧接せしめ、芯材2を回転させる、或いはモー
タ(図示しない)によって芯材2を直接回転させる如き
構造を採用することもでき、係る場合には、前記駆動ロ
ーラ25或いはモータ等がシート巻取手段6を構成する
こととなる。
【0037】次に、前記巻取り装置1の動作を説明す
る。まず図3、4の如く、ロール体FRからライナFが
全て巻き戻されることによってロール体支持位置Yに残
される芯材7(空の芯材2A)は、送り出し具12の作
動によって、前記ストッパ10から蹴り出され、近接す
る位置P1までレール延長部9Aに沿って転動する。こ
のとき、該近接する位置P1には、傾動アーム19が待
機し、その保持孔23A内で前記空の芯材2Aを保持す
る。
【0038】次に、ロール体枢支手段4には、ロール体
ストックヤードから新しいロール体FRが供給され、こ
のロール体FRをロール体支持位置Yで枢支する。そし
て、このロール体FRを、例えば駆動ローラ14等によ
り回転させることにより、ライナFの巻き戻し端Fe
と、傾動アーム19に保持された空の芯材2Aとが互い
に近接し、本例では面ファスナである結合手段13を介
して両者を一体に付着させる。
【0039】その後、図6〜8に示すように、ロール体
枢支手段4を作動せしめ、傾動アーム19の傾動移動、
及び昇降台17の昇降移動によって、前記空の芯材2A
を、前記巻き戻されるライナFとともに、P1→P3→
P4→P2の順で、前記近接する位置P1から巻取り位
置P2まで移動させる。
【0040】なお前記移動の際、エキスパンドローラ2
9が上昇し、巻き戻されるライナFを張設しその緩みを
防止する。
【0041】しかる後、ゴム状シート搬入コンベヤ3を
駆動し、ゴム状シートSを搬入する。このとき、巻取り
初期にあっては、空の芯材2Aが搬送面3Sと当接して
同速度で回転するとともに、それ以後にあっては、巻取
り途中のシート巻取体SRが搬送面3Sと当接して同速
度で回転するため、芯材2にはゴム状シートSが巻き戻
されるライナFとともに巻き取られ、シート巻取体SR
が形成される。
【0042】又形成後は、ロール体枢支手段4は、P2
→P4→P3の順に移動し、P3の停止位置にてシート
巻取体SRが傾動アーム19から取出され搬出される。
なお前記停止位置P3においては、保持孔23Aの切欠
き部23Bが下方に向くため、脱落防止片23Cの作動
によって、シート巻取体SRは容易に取出しうる。
【0043】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
結果的に、ロール体支持位置で枢支されるロール体のラ
イナの巻き戻し端を、巻取り位置の空の芯材まで、自動
的に誘導しかつ固定することとなるため、ライナ通し作
業を合理化でき、シート巻取体の形成効率を大巾に向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴム状シートの巻取り装置の一実施例
を概念的に示す側面図である。
【図2】その主要部を示す斜視図である。
【図3】芯材のロール体支持位置での枢支状態を示す側
面図である。
【図4】芯材のロール体支持位置からの送り出しを説明
する側面図である。
【図5】係合手段を例示する斜視図である。
【図6】芯材移動手段による傾動移動を説明する側面図
である。
【図7】エキスパンドローラの動作を説明する側面図で
ある。
【図8】芯材移動手段による昇降移動を説明する側面図
である。
【図9】シート巻取体を示す斜視図である。
【図10】従来技術を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 ゴム状シートの巻取り装置 2、2A、7 芯材 3 ゴム状シート搬入コンベヤ 4 ロール体枢支手段 5 芯材移動手段 6 シート巻取手段 13 結合手段 F ライナ FR ロール体 Fe 巻き戻し端 P1 近接する位置 P2 巻取り位置 S ゴム状シート SR シート巻取体 Y ロール体支持位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライナを巻装したロール体から巻き戻され
    る前記ライナとともにゴム状シートを、芯材に巻き取っ
    てシート巻取体を形成するゴム状シートの巻取り方法で
    あって、 ロール体支持位置で枢支された前記ロール体の前記ライ
    ナの巻き戻し端と空の芯材とを予め結合手段により付着
    したのち、巻き戻されるライナとともにゴム状シートの
    巻取り位置に前記空の芯材を移動させることを特徴とす
    るゴム状シートの巻取り方法。
  2. 【請求項2】前記結合手段は、前記芯材とライナの巻き
    戻し端とに各雌雄の一方が取り付けられる面フアスナか
    らなることを特徴とする請求項1記載のゴム状シートの
    巻取り方法。
  3. 【請求項3】前記空の芯材は、前記ロール体のライナを
    巻き戻し終えた該ロール体の芯材を用いてなることを特
    徴とする請求項1または2記載のゴム状シートの巻取り
    方法。
  4. 【請求項4】ライナを巻装したロール体から巻き戻され
    る前記ライナとともにゴム状シートを、芯材に巻き取っ
    てシート巻取体を形成するゴム状シートの巻取り装置で
    あって、 前記ゴム状シートを搬送するゴム状シート搬入コンベヤ
    と、 前記ロール体を支持するロール体枢支手段と、 該ロール体枢支手段により枢支されるロール体のライナ
    の巻き戻し端に近接する位置と、ゴム状シートを巻き取
    る巻取り位置との間で、空の芯材を移動させる芯材移動
    手段と、 移動された空の芯材を回転するシート巻取手段とを具え
    るとともに、 該芯材の前記近接によってロール体のライナの巻き戻し
    端と空の芯材とを互いに付着させる結合手段を設けるこ
    とにより、前記芯材移動手段は、巻き戻されるライナと
    ともに空の芯材を前記巻取り位置に移動させ、かつ前記
    シート巻取手段は、巻き戻される前記ライナとともにゴ
    ム状シートを前記芯材に巻き取ることによりシート巻取
    体を形成することを特徴とするゴム状シートの巻取り装
    置。
  5. 【請求項5】前記結合手段は、前記芯材とライナの巻き
    戻し端とに各雌雄の一方が取り付けられる面フアスナか
    らなることを特徴とする請求項4記載のゴム状シートの
    巻取り装置。
  6. 【請求項6】前記空の芯材は、前記ロール体のライナを
    巻き戻し終えた該ロール体の芯材を用いてなることを特
    徴とする請求項4または5記載のゴム状シートの巻取り
    装置。
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