JPH04371441A - 帯状部材の巻取装置 - Google Patents

帯状部材の巻取装置

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JPH04371441A
JPH04371441A JP3171816A JP17181691A JPH04371441A JP H04371441 A JPH04371441 A JP H04371441A JP 3171816 A JP3171816 A JP 3171816A JP 17181691 A JP17181691 A JP 17181691A JP H04371441 A JPH04371441 A JP H04371441A
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shaft
band
winding shaft
take
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Eiji Yano
英治 矢野
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    • B65H2801/93—Tyres

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤのトレッド、サ
イド等の長尺の柔い帯状部材を巻取軸に巻き取る装置に
関する。
【０００２】
【従来技術】従来の巻取装置の例を、図１０ないし図１
３に示す。図１０は同装置の簡略側面図であり、帯状部
材０１を巻取軸０２に巻取るのに、前コンベア０３によ
り帯状部材０１を供給する。
【０００３】前コンベア０３の先端部より供給された帯
状部材０１は、ダンサーローラ０４を介して巻取軸０２
に巻き付けられており、ダンサーローラ０４による一定
のテンションを加えつつ巻取軸０２に巻き取られる。同
時にライナー供給ロール０５からロール０６を介してラ
イナー０７が供給され帯状部材０１と一緒に巻取軸０２
に巻き込まれる。
【０００４】また巻取軸０２は台車に備えられていて定
位置に配設された巻取駆動軸により回転が伝達され巻き
取りを行なうが、巻き取りを終わると、台車はもと来た
経路を戻って次の台車と交替するようになっていた。
【０００５】
【解決しようとする課題】従来は図１０のような構成の
巻取装置であり、帯状部材０１を巻取軸０２に巻き取り
を始める当初は、ダンサーロール０４は働らかないよう
に上方に上げられており、帯状部材０１の先端部０１ａ
は前コンベア０３から巻取軸０２に上方より供給される
。したがって図１１に図示するように、帯状部材０１の
先端部０１ａが巻取軸０２に接したところで巻取軸０２
の回転方向に逆に折れ曲がり、そのまま巻取軸０２に巻
き取られるおそれがある（図１２参照）。
【０００６】また帯状部材０１の後端部０１ｂが巻き取
られるときに、図１３に図示するように後端部０１ｂが
巻取軸０２の回転方向に折れ曲がりそのまま折れた状態
で巻取りを終了するおそれもある。
【０００７】さらに従来台車は巻取位置まで進入して、
巻き取りを終了すると元来た方へ戻って次の台車と交換
していたので、次の台車は先の台車が出ていくのを待た
なければならず、台車交換が効率良く行なわれていなか
った。
【０００８】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、帯状部材の先端および後端に折れ
曲がりを生じさせずに巻き取ることができ、台車の交換
が効率良く行える巻取装置を供する点にある。
【０００９】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、連続して搬送されてくる長尺
の帯状部材を巻取軸に巻き取る巻取装置において、前記
帯状部材の先端および後端を前記巻取軸の所定位置まで
誘導する誘導手段と、前記帯状部材に一定のテンション
を加えて巻取軸に巻き取らせるダンサーローラとを備え
た帯状部材の巻取装置とした。
【００１０】誘導手段が、帯状部材の先端および後端を
巻取軸の所定位置まで誘導するので、先端および後端が
巻取軸に巻き取られる際に折れ曲がりを生じさせないよ
うにすることができる。
【００１１】連続して搬送されてくる長尺の帯状部材を
巻取軸に巻き取る巻取装置において、巻取軸を備えた台
車の交換時に巻取軸を駆動する巻取駆動軸を台車の走行
方向と直角な方向へ逃がす退避手段とを備えた帯状部材
の巻取装置とした。
【００１２】巻取駆動軸に退避手段が備えられているの
で、巻き取りの終わった台車は巻取駆動軸の退避により
来た方向を戻らずにさらに同方向へ移動し次の台車がす
ぐにも巻取箇所に入れるようにして台車交換を効率良く
行うことができる。
【００１３】
【実　　施　　例】以下図１ないし図９に図示した本発
明の一実施例について説明する。図１は本巻取装置１の
全体側面図である。支柱２が図１において前後に一対立
設され、それぞれ上端に水平部材３が固定され、同水平
部材３の左端に向け搬送装置４が連接されている。
【００１４】搬送装置４の所要箇所に架設されるローラ
５および支柱２の上部に架設されるローラ６，７にコン
ベアベルト８が架渡されて、同コンベアベルト８によっ
てゴム製の帯状部材９が搬送される。
【００１５】また水平部材３には、ローラ６に近接して
光センサー１０が設けられており、搬送装置４によって
送られてくる帯状部材９の先端および後端を検知できる
ようになっている。
【００１６】前後の支柱２には途中にそれぞれ軸受１５
が設けられ同軸受１５に回転軸１６が軸支されて、同回
転軸１６に基端部を固着されて揺動自在にダンサー部材
１７が設けられている。ダンサー部材１７の自由な先端
にはダンサーローラ１８が回転自在に軸支され、ダンサ
ーローラ１８が下方へ垂れ下がるようになっている。
【００１７】前記軸受１５の下方において左方へ突設さ
れたブラケット１９には、モータ２０が載置され、同モ
ータ２０の駆動軸に嵌着されたギア２１が前記回転軸１
６に嵌着されたギア２２と噛み合っている。同モータ２
０によって、下方へ垂れ下がったダンサー部材１７を上
方へ跳ね上げることができる。
【００１８】また支柱２には右斜め上方へ突出した昇降
支持部材３０が上下に摺動自在に設けられ、ブラケット
３１に支持された上下シリンダ３２の上方へ突出したシ
リンダロッドの上端が昇降支持部材３０を下から支持し
、該上下シリンダ３２の駆動で昇降支持部材３０は昇降
する。
【００１９】昇降支持部材３０には、昇降支持部材３０
の上面に沿って長尺のガイド部材３３が固定されるとと
もにガイド部材３３に沿って前進シリンダ３４が設けら
れている。 ガイド部材３３に案内されて伸縮自在に誘導コンベア３
５がガイド部材３３から突出し、誘導コンベア３５は先
端近傍の一側部を前進シリンダ３４のシリンダロッド前
端に結合されて、前進シリンダ３４の駆動で伸縮する。
【００２０】誘導コンベア３５自体は図示されないエア
モータによりコンベアベルトが回動され、そのコンベア
ベルト速度は、前記搬送装置４の搬送速度よりも高速ま
たは低速で運転される。
【００２１】以上のように誘導コンベア３５は、斜めに
傾いた姿勢で上下シリンダ３２により昇降し、前進シリ
ンダ３４により伸縮し、エアモータにより自身コンベア
ベルトを回動する。
【００２２】前記搬送装置４の下方には、巻取駆動装置
４０が配設されている。巻取駆動装置４０は、図２およ
び図３に図示するように基台４１上に前後に指向してレ
ール４２が敷設され、同レール４２に摺動子４３を介し
て支持枠体４４が前後に摺動自在に支持されている。基
台４１上にはシリンダ４５が固定され、そのシリンダロ
ッドの先端が支持枠体４４に固着されている。したがっ
てシリンダ４５の駆動により支持枠体４４を前後に摺動
する。
【００２３】支持枠体４４の上部にモータ４６が搭載さ
れ、その駆動軸がカップリング４７を介して減速機４８
の入力軸に連結され、減速機４８の出力軸にはスプロケ
ット４９が嵌着されている。また支持枠体４４の一方の
側体には前後に軸受５０が突設され、両軸受５０に回転
自在に架設された回転軸５１が前方へ突出して巻取駆動
軸５２となり、巻取駆動軸５２の先端部は連結部５２ａ
を形成している。回転軸５１にはスプロケット５３が嵌
着されていて、前記スプロケット４９との間にチェーン
５４が架渡されている。
【００２４】以上のように巻取駆動軸５２はモータ４６
の駆動により回転し、シリンダ４５の駆動により支持枠
体４４とともに前後に移動する。
【００２５】かかる巻取駆動装置４０の前方を左右へ走
行する台車６０に巻取軸６１が回転自在に支持されてい
る。すなわち台車６０は、巻取駆動装置４０の前方を左
右に指向して敷設されたレール６２上に車輪６３を介し
て架台６４が左右へ走行可能に支持されたもので、架台
６４に巻取軸６１が前後方向に指向して回転自在に架設
されている。巻取軸６１は、その後端が連結部６１ａを
なして、前記巻取駆動装置４０の巻取駆動軸５２の連結
部５２ａと対応してクラッチを構成している。
【００２６】かかる台車６０は、図４に図示するように
左方から入ってきて（図４（ａ）　参照）巻取駆動装置
４０の巻取駆動軸５２と対向する位置に巻取軸６１が来
たところで停止し、巻取駆動装置４０の支持枠体４４が
シリンダ４５の駆動で前進し、巻取駆動軸５２の連結部
５２ａが台車６０側の巻取軸６１の連結部６１ａに連結
される（図４（ｂ）　参照）。したがってモータ４６の
駆動は、チェーン５４を介して巻取駆動軸５２を回転さ
せ、巻取駆動軸５２の回転は巻取軸６１に伝達されて巻
取軸６１が回転し、帯状部材９を巻取軸６１のまわりに
巻き取ることができる。
【００２７】帯状部材９の巻き取りが終了すると、シリ
ンダ４５の駆動で巻取駆動軸５２が後方へ退避し、巻取
駆動軸５２と巻取軸６１との連結が断たれ、台車６０は
さらに右方へ走行し、次の台車が左方から入ってくるの
を待つ。
【００２８】以上のように、巻取駆動軸５２が後方へ退
避することができるので、台車６０は左方から巻取作業
位置に入ってきて、巻取終了後右方へ出ていく一方通行
となっている。したがって従来のごとく、巻取終了後台
車が元来た方向へ戻って次の台車が先の台車の出ていく
のを待つ必要がなく、台車交換が効率良く行える。
【００２９】なお帯状部材９の巻き取りに際してはライ
ナーロール７０からローラ７１を介してライナー７２が
上方より供給され、帯状部材９とともに巻き取られる。
【００３０】次に本巻取装置１における帯状部材９の巻
取工程を、図５ないし図９にしたがって説明する。帯状
部材９が搬送装置４によって供給される前には、誘導コ
ンベア３５は後退し、かつ上方にあって誘導コンベア３
５の先端がローラ６の直ぐ下方位置にある。なおダンサ
ーローラ１８は上方へ跳ね上げられた状態にある。
【００３１】かくして搬送装置４によって帯状部材９が
コンベアベルト８に案内されてくると、ローラ６の近傍
に配設された光センサー１０が帯状部材９の先端を検知
する。すると誘導コンベア３５が駆動し、ローラ６より
下方へ垂れた帯状部材９の先端を受け取る。
【００３２】誘導コンベア３５のコンベア速度は、搬送
装置４の速度より高速に設定してあり、誘導コンベア３
５が帯状部材９の先端９ａを受け取ると先端９ａを引張
っていく（図５）。
【００３３】その後誘導コンベア３５は前方へ伸長する
とともに下降し、帯状部材９の先端９ａを巻取軸６１の
所定差込み位置まで誘導し、同位置より帯状部材９の先
端９ａを巻取軸６１に差込む（図６）。
【００３４】帯状部材９の先端９ａに折れ曲がりを生じ
させない最適位置に誘導コンベア３５が誘導して差込み
を行うことができ、先端の折れ曲がりによる不具合を生
じさせない。なお帯状部材９はライナー７１とともに巻
取られる。
【００３５】帯状部材９の先端９ａが巻取軸６１に巻取
られると、誘導コンベア３５は駆動を停止して後退し、
代わってダンサー部材１７が下方へ揺動してダンサーロ
ーラ１８が巻取軸６１とローラ６間の帯状部材９を押圧
する。このダンサーローラ１８によって一定のテンショ
ンのもとで帯状部材９が巻取られていく（図７、図８）
。
【００３６】そして光センサー１０が帯状部材９の後端
９ｂを検知すると、ダンサーローラ１８が上方に跳ねあ
げられ、誘導コンベア３５が低速で駆動してローラ６に
帯状部材９の後端９ｂを受け取りに行き、後端９ｂを受
け取ったのち後端９ｂを巻取軸６１の所定位置まで誘導
する（図９）。
【００３７】帯状部材９の後端９ｂが巻取軸６１側に渡
されるときに折れ曲がりを生じさせない最適位置まで誘
導コンベア３５が帯状部材９の後端９ｂを誘導するので
、後端の折れ曲がりによる不具合を生じさせない。
【００３８】以上のように帯状部材９は巻取軸６１に巻
取られるので、帯状部材９の先端９ａおよび後端９ｂは
誘導コンベア３５によって折れ曲がりを生じさせず、ダ
ンサーローラ１８によって一定のテンションで帯状部材
９は巻き取られる。以上の巻取作業は、台車が入ってく
る毎に繰り返えされる。
【００３９】
【発明の効果】本発明は、誘導手段により帯状部材の先
端および後端を所定巻取位置まで誘導するので、先端お
よび後端が折れ曲がったまま巻き取られる不具合を生じ
させない。また巻取駆動軸に退避手段を設けたので、台
車を一方向のみの走行として台車交換を効率良く行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る一実施例の巻取装置の全体側面図
である。
【図２】巻取駆動装置および台車の側面図である。
【図３】巻取駆動装置の後面図である。
【図４】巻取駆動装置と台車の動きを説明するための平
面図である。
【図５】巻取工程の一過程を示す説明図である。
【図６】巻取工程の一過程を示す説明図である。
【図７】巻取工程の一過程を示す説明図である。
【図８】巻取工程の一過程を示す説明図である。
【図９】巻取工程の一過程を示す説明図である。
【図１０】従来の巻取装置の簡略側面図である。
【図１１】同装置による帯状部材先端部の巻取の一過程
を示す図である。
【図１２】同装置による帯状部材先端部の巻取の一過程
を示す図である。
【図１３】同装置による帯状部材後端部の巻取状態を示
す図である。
【符号の説明】
１…巻取装置、２…支柱、３…水平部材、４…搬送装置
、５，６，７…ローラ、８…コンベアベルト、９…帯状
部材、１０…光センサー、１５…軸受、１６…回転軸、
１７…ダンサー部材、１８…ダンサーローラ、１９…ブ
ラケット、２０…モータ、２１，２２…ギア、３０…昇
降支持部材、３１…ブラケット、３２…上下シリンダ、
３３…ガイド部材、３４…前進シリンダ、３５…誘導コ
ンベア、４０…巻取駆動装置、４１…基台、６２…レー
ル、４３…摺動子、４４…支持枠体、４５…シリンダ、
４６…モータ、４７…カップリング、４８…減速機、４
９…スプロケット、５０…軸受、５１…回転軸、５２…
巻取駆動軸、５３…スプロケット、５４…チェーン、６
０…台車、６１…巻取軸、６２…レール、６３…車輪、
６４…架台、７０…ライナーロール、７１…ローラ、７
２…ライナー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　連続して搬送されてくる長尺の帯状部
    材を巻取軸に巻き取る巻取装置において、前記帯状部材
    の先端および後端を前記巻取軸の所定位置まで誘導する
    誘導手段と、前記帯状部材に一定のテンションを加えて
    巻取軸に巻き取らせるダンサーローラとを備えたことを
    特徴とする帯状部材の巻取装置。
  2. 【請求項２】　　連続して搬送されてくる長尺の帯状部
    材を巻取軸に巻き取る巻取装置において、巻取軸を備え
    た台車の交換時に巻取軸を駆動する巻取駆動軸を台車の
    走行方向と直角な方向へ逃がす退避手段を備えたことを
    特徴とする帯状部材の巻取装置。
  3. 【請求項３】　　連続して搬送されてくる長尺の帯状部
    材を巻取軸に巻き取る巻取装置において、前記帯状部材
    の先端および後端を前記巻取軸の所定位置まで誘導する
    誘導手段と、前記帯状部材に一定のテンションを加えて
    巻取軸に巻き取らせるダンサーローラと、巻取軸を備え
    た台車の交換時に巻取軸を駆動する巻取駆動軸を台車の
    走行方向と直角な方向へ逃がす退避手段とを備えたこと
    を特徴とする帯状部材の巻取装置。
JP3171816A 1991-06-18 1991-06-18 帯状部材の巻取装置 Pending JPH04371441A (ja)

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JP3171816A JPH04371441A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 帯状部材の巻取装置
US07/896,369 US5282584A (en) 1991-06-18 1992-06-10 Belt-like material winding system
EP19920305472 EP0519666A3 (en) 1991-06-18 1992-06-15 Belt material winding system

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EP (1) EP0519666A3 (ja)
JP (1) JPH04371441A (ja)

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