JP4334731B2 - ゴム状シートの巻取り方法及びそれに用いる巻取り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム状シートを、ライナのロール体から巻き戻される前記ライナとともに芯材に巻き取ることによりシート巻取体を形成するゴム状シートの巻取り方法及びそれに用いる巻取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、タイヤ製造において用いられる、例えば、インナーライナゴム、サイドウォールゴム、カーカスプライ、ブレーカプライ等のタイヤ構成用のゴム状シートSは、図9に示すように、いったんシート巻取体SRとしてロール状に巻き取られた後、保管、搬送及びタイヤ成形工程への投入が行われる。
【0003】
そして、前記シート巻取体SRの形成では、従来、図10に概念的に示すように、傾動自在な支持アームaの先端に取り付く空の芯材bと、ライナFを巻装してなるロール体FRとを用い、このロール体FRから巻き戻されるライナFを、コンベヤcにより搬入されるゴム状シートSとともに前記芯材bに巻き取ることによって、ゴム状シートS同士が互いに重なり合って粘着するのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このとき、前記巻取り作業の準備工程として、予めロール体支持位置yに新たにセッティングされたロール体FRからライナFを少し巻き戻し、その巻き戻し端を、所定ルートに沿って、同図ではエキスパンドローラd、案内ローラeをへて巻取り位置pの芯材bまで誘導させるとともにこの芯材bに固定しておくことが必要となる。
【0005】
しかしながら、このようなライナFの誘導及び固定(ライナ通しという場合がある)は、従来、人手によって行われているため、時間と労力を要し、シート巻取体の形成効率の低下原因となっていた。
【0006】
そこで本発明は、ライナの巻き戻し端の、芯材への誘導および固定を自動で行うことができ、ライナ通し作業の合理化を図り、シート巻取体の形成効率を大巾に向上しうるゴム状シートの巻取り方法及びそれに用いる巻取り装置の提供を目的としている。
【0007】
前記目的を達成するために、本願請求項1に係る発明は、ライナを巻装したロール体から巻き戻される前記ライナとともにゴム状シートを、芯材に巻き取ってシート巻取体を形成するゴム状シートの巻取り方法であって、
ロール体支持位置で枢支された前記ロール体の前記ライナの巻き戻し端と空の芯材とを予め結合手段により付着したのち、巻き戻されるライナとともにゴム状シートの巻取り位置に前記空の芯材を移動させるとともに、
前記空の芯材は、前記ロール体のライナを巻き戻し終えた該ロール体の芯材を用い、
かつ該空の芯材は、前記枢支されるロール体のライナの巻き戻し端に近接する位置と、
ゴム状シートを巻き取る巻取り位置との間で、前記空の芯材を移動させる芯材移動手段により、前記移動を行うことを特徴としている。
【0008】
又本願請求項3に係る発明は、ライナを巻装したロール体から巻き戻される前記ライナとともにゴム状シートを、芯材に巻き取ってシート巻取体を形成するゴム状シートの巻取り装置であって、
前記ゴム状シートを搬送するゴム状シート搬入コンベヤと、
前記ロール体を支持するロール体枢支手段と、
該ロール体枢支手段により枢支されるロール体のライナの巻き戻し端に近接する位置と、ゴム状シートを巻き取る巻取り位置との間で、空の芯材を移動させる芯材移動手段と、移動された前記空の芯材を回転するシート巻取手段とを具えるとともに、
前記空の芯材は、前記ロール体のライナを巻き戻し終えた該ロール体の芯材を用い、
該芯材の前記近接によってロール体のライナの巻き戻し端と前記空の芯材とを互いに付着させる結合手段を設けることにより、前記芯材移動手段は、巻き戻されるライナとともに前記空の芯材を前記巻取り位置に移動させ、かつ前記シート巻取手段は、巻き戻される前記ライナとともにゴム状シートを前記芯材に巻き取ることによりシート巻取体を形成することを特徴としている。
【0009】
なお本願請求項2、4に係る発明は、本願請求項1、3に係る前記発明において、夫々、前記結合手段として、前記芯材とライナの巻き戻し端とに各雌雄の一方が取り付けられる面フアスナを用いることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本願の第1発明であるゴム状シートの巻取り方法の実施の一形態を、第2発明であるゴム状シートの巻取り装置の実施の一形態とともに、図面に基づき説明する。
図1は、ゴム状シートの巻取り装置1(以下、巻取り装置1という)を概念的に示す側面図、図2はその主要部を示す斜視図である。
【0011】
図1、2において、巻取り装置1は、ゴム状シートSを、ロール体FRから巻き戻されるライナFとともに芯材2に巻き取ることによってシート巻取体SRを形成する装置であって、前記ゴム状シートSを搬送するゴム状シート搬入コンベヤ3と、前記ロール体FRを支持するロール体枢支手段4と、空の芯材2Aを二位置P1、P2間で移動させる芯材移動手段5と、移動された空の芯材2Aを回転するシート巻取手段6とを具えている。
【0012】
ここで、前記ゴム状シートSとして、本例では、ゴム押出機やカレンダ装置によって成形されるインナーライナゴム、サイドウォールゴム、カーカスプライ、ブレーカプライ等の未加硫のタイヤ構成用部材を想定しているが、特にこれらに規制されるものではなく、タイヤ以外の種々の用途のゴム状シートが採用できる。
【0013】
又前記ライナFは、前記ゴム状シートS、S間に介在して相互の粘着を阻止する例えばポリエチレンシートなどの剥離用シートであって、このライナFを芯材7に巻き戻し自在に巻装することによって前記ロール体FRを形成している。なお、前記芯材7は、ライナFのシート巾よりも長寸であり、従って、前記芯材7は、その両端部がライナFから突出してなる突出部分7Aを形成している。
【0014】
又前記芯材7は、前記芯材2と同構成であり、前記ロール体FRからライナFが完全に巻き戻された後の該ロール体FRの芯材7が、ゴム状シート巻取り用の空の芯材2Aとして順次使用される。
【0015】
次に、前記ゴム状シート搬入コンベヤ3は、本例では、ベルトコンベヤであってゴム押出機やカレンダ装置によって成形されるゴム状シートSを搬入する。
【0016】
又前記ロール体枢支手段4は、本例では、芯材7両側の前記突出部分7Aを受けることにより前記ロール体FRを跨らせて支持する一対のレール体9を有する。このレール体9は、緩勾配で下傾斜するとともに、各レール面には、前記芯材7と当接することによりロール体FRをロール体支持位置Yで回転自在に位置決めして保持する当接面を有する略三角形状のストッパ10を突設している。
【0017】
又前記レール体9には、前記レール面と略同傾斜の押し面を有する押し片11をシリンダー12Aのロッド上端に配した送り出し具12を設けている。従って、送り出し具12は、図3、4に示すように、押し面がレール面以下となる待機状態J1からストッパ10を上方に越える突出状態J2まで上昇することにより、芯材7すなわち空の芯材2Aをストッパ10から蹴り出して下流側へと送り出すことができる。
【0018】
なお本例では図示していないが、前記送り出し具12と略同構成の送り出し具(図示しない)が前記レール体9の上流側にも配置され、該上流側に設けるロール体ストックヤードから新しいロール体FRを一つづつ前記ロール体枢支手段4に供給している。
【0019】
又前記芯材移動手段5は、前記ロール体支持位置Yで枢支されるロール体FRのライナFの巻き戻し端Feに近接する位置P1と、ゴム状シートSを巻き取る巻取り位置P2との間で、前記空の芯材2Aを移動させる。
【0020】
ここで、前記ライナFの巻き戻し端Feは、図3、5に示す如く、ロール体FRの外周面FRs上に位置することから、前記「近接する位置P1」は、本例では、前記ストッパ10より下流側のレール延長部9Aによって案内される空の芯材2Aが、前記外周面FRsと近接しうる芯材位置を意味している。
【0021】
そして、前記巻き戻し端Feと空の芯材2Aとには、この近接する位置P1において相互を付着させうる結合手段13(図5に示す)が設けられる。該結合手段13としては、本例の如く、所謂マジックテープ(商品名)として知られる面ファスナが、強い付着力が得られる、脱着が容易、取り扱いが便利、安価などの点から好適に採用しうる。
【0022】
すなわち、前記巻き戻し端Feと空の芯材2Aとの一方/他方に、ループ状繊維面を有する雌のテープ13A、及びループ状繊維面に引っかかって付着状態となるフック状繊維面を有する雄のテープ13Bを設けている。従って、前記ロール体支持位置Yのロール体FRを回転させることによって、巻き戻し端Feのテープ13Aは、前記近接する位置P1における空の芯材2Aのテープ13Aと接触し、互いに付着させることができる。なおロール体FRの前記回転は、手動により、或いは、例えば図6に一点鎖線で示す如く駆動ローラ14をロール体FRに圧接させること等により容易に行うことができる。
【0023】
ここで、前記近接する位置P1としたのは、厳密には、前記結合手段13における厚さT相当分だけ、前記巻き戻し端Feと空の芯材2Aとが互いに離間しているからであり、従って、前記「近接」とは、前記厚さTを許容する距離範囲を意味するものである。
【0024】
次に、この芯材移動手段5を具体的に説明すると、本例では図2に示すように、フレーム15に支持される例えばL字ブロック状の基台16と、該基台16に直線軸受け20を介して昇降自在に支持される昇降台17と、該昇降台17に取り付きかつこの昇降台17に設ける水平な軸心i廻りで一端が枢支される傾動アーム19とを具えている。
【0025】
なお前記基台16は、水平な基台本体16Aの下流側端から下方に折れ曲がる垂下部16Bを有する略L字状をなし、この垂下部16Bの下流側側面には、前記直線軸受け20を構成する本例ではレール20Aを設けている。又前記昇降台17には、前記レール20Aに案内される係合溝20Bが形成されるとともに、前記垂下部16Bにフランジ固定されるシリンダー22のロッド下端に、前記昇降台17が連結される。
【0026】
又前記傾動アーム19は、その他端に、前記芯材2を着脱自在に保持する保持部23を形成している。該保持部23としては、特に規制されることなく種々の構造を採用しうるが、本例では、図3、4に示すように、空の芯材2Aを前記近接する位置P1にて受取って保持する保持孔23Aを有する。又この保持孔23Aには、前記ストッパ10から蹴り出されかつ前記レール延長部9Aに沿って案内される空の芯材2Aを、前記近接する位置P1で待機する保持孔23A内に導く切欠き部23Bと、この切欠き部23Bを閉じることによって空の芯材2Aの保持孔23Aからの脱落を防止する脱落防止片23Cとを形成している。なお本例では、前記脱落防止片23Cが、シリンダー24により駆動する場合を例示している。
【0027】
又前記傾動アーム19は、図6の示すように、前記軸心iを支点として、前記保持部23(保持孔23A)が前記近接する位置P1となる上流側への跳ね上げ状態K1と下流側への跳ね上げ状態K2との間で傾動移動でき、しかも各跳ね上げ状態K1、K2において夫々停止可能に構成される。なお本例では、前記傾動移動等が前記昇降台17に設けるモータM(図2に示す)によって駆動制御される場合を示しているが、例えばシリンダーによって行うこともできる。
【0028】
又芯材移動手段5は、図7、8に示すように、前記下流側への跳ね上げ状態K2を維持したまま、前記昇降台17を下降せしめ、その下降状態Q1において前記傾動アーム19の維持が解除される。
【0029】
従って、前記芯材移動手段5は、空の芯材2Aを、前記傾動アーム19が上昇状態Q2かつ上流側への跳ね上げ状態K1となる前記近接する位置P1から、上昇状態Q2かつ下流側への跳ね上げ状態K2となる位置P3、および下降状態Q1かつ下流側への跳ね上げ状態K2となる位置P4、を経て前記巻取り位置P2まで移動させる。
【0030】
なお前記巻取り位置P2は、傾動アーム19が自由傾動をなし自重によって空の芯材2Aが前記ゴム状シート搬入コンベヤ3の搬送面3Sと実質的に当接しうる位置を意味する。
【0031】
ここで、前記昇降台17を用いる理由は、前記空の芯材2Aが位置P1、P3間を傾動移動する際に搬送面3Sと衝突するのを避けるためであり、従って、搬入コンベヤ3の搬送面3Sを昇降自在とした場合には、前記昇降台17を排除し、傾動アーム19を前記基台16に枢着することができる。このとき、空の芯材2Aは、位置P4を通ることなく、P1→P3→P2と移動し、かつ位置P2は位置P1、P3間の円弧軌跡上に存在することとなる。
【0032】
なお、前記基台16の垂下部16B下端には、巻き戻されるライナFを案内し該下端とライナFとの擦れを防止する案内ローラ27が枢着される。又この案内ローラ27とロール体FRとの間には、前記ゴム状シート搬入コンベヤ3を横切ってのびるとともに前記案内ローラ27を越えて上方移動することにより前記巻き戻されるライナFを張設する昇降自在なエキスパンドローラ29が付設される。
【0033】
又シート巻取手段6は、芯材2を回転することにより、巻き戻される前記ライナFとともにゴム状シートSを前記芯材2に巻き取り、これによってシート巻取体SRを形成する。
【0034】
なお本例では、巻取り初期にあっては、空の芯材2Aは、搬送面3Sと当接することにより搬送面3Sと同速度で回転するとともに、それ以後にあっては、巻取り途中のシート巻取体SRが、搬送面3Sと当接することにより搬送面3Sと同速度で回転し、ゴム状シートSを順位芯材2廻りで巻き取りうる。
【0035】
従って、本例では、前記ゴム状シート搬入コンベヤ3の搬送面3Sがシート巻取手段6を構成している。
【0036】
しかしながら、図1に一点鎖線で示すように、駆動ローラ25を巻取り途中のシート巻取体SRの外周面に圧接せしめ、芯材2を回転させる、或いはモータ(図示しない)によって芯材2を直接回転させる如き構造を採用することもでき、係る場合には、前記駆動ローラ25或いはモータ等がシート巻取手段6を構成することとなる。
【0037】
次に、前記巻取り装置1の動作を説明する。
まず図3、4の如く、ロール体FRからライナFが全て巻き戻されることによってロール体支持位置Yに残される芯材7(空の芯材2A)は、送り出し具12の作動によって、前記ストッパ10から蹴り出され、近接する位置P1までレール延長部9Aに沿って転動する。このとき、該近接する位置P1には、傾動アーム19が待機し、その保持孔23A内で前記空の芯材2Aを保持する。
【0038】
次に、ロール体枢支手段4には、ロール体ストックヤードから新しいロール体FRが供給され、このロール体FRをロール体支持位置Yで枢支する。そして、このロール体FRを、例えば駆動ローラ14等により回転させることにより、ライナFの巻き戻し端Feと、傾動アーム19に保持された空の芯材2Aとが互いに近接し、本例では面ファスナである結合手段13を介して両者を一体に付着させる。
【0039】
その後、図6〜8に示すように、ロール体枢支手段4を作動せしめ、傾動アーム19の傾動移動、及び昇降台17の昇降移動によって、前記空の芯材2Aを、前記巻き戻されるライナFとともに、P1→P3→P4→P2の順で、前記近接する位置P1から巻取り位置P2まで移動させる。
【0040】
なお前記移動の際、エキスパンドローラ29が上昇し、巻き戻されるライナFを張設しその緩みを防止する。
【0041】
しかる後、ゴム状シート搬入コンベヤ3を駆動し、ゴム状シートSを搬入する。このとき、巻取り初期にあっては、空の芯材2Aが搬送面3Sと当接して同速度で回転するとともに、それ以後にあっては、巻取り途中のシート巻取体SRが搬送面3Sと当接して同速度で回転するため、芯材2にはゴム状シートSが巻き戻されるライナFとともに巻き取られ、シート巻取体SRが形成される。
【0042】
又形成後は、ロール体枢支手段4は、P2→P4→P3の順に移動し、P3の停止位置にてシート巻取体SRが傾動アーム19から取出され搬出される。なお前記停止位置P3においては、保持孔23Aの切欠き部23Bが下方に向くため、脱落防止片23Cの作動によって、シート巻取体SRは容易に取出しうる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は叙上の如く構成しているため、結果的に、ロール体支持位置で枢支されるロール体のライナの巻き戻し端を、巻取り位置の空の芯材まで、自動的に誘導しかつ固定することとなるため、ライナ通し作業を合理化でき、シート巻取体の形成効率を大巾に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴム状シートの巻取り装置の一実施例を概念的に示す側面図である。
【図2】その主要部を示す斜視図である。
【図3】芯材のロール体支持位置での枢支状態を示す側面図である。
【図4】芯材のロール体支持位置からの送り出しを説明する側面図である。
【図5】係合手段を例示する斜視図である。
【図6】芯材移動手段による傾動移動を説明する側面図である。
【図7】エキスパンドローラの動作を説明する側面図である。
【図8】芯材移動手段による昇降移動を説明する側面図である。
【図9】シート巻取体を示す斜視図である。
【図10】従来技術を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 ゴム状シートの巻取り装置
2、2A、7 芯材
3 ゴム状シート搬入コンベヤ
4 ロール体枢支手段
5 芯材移動手段
6 シート巻取手段
13 結合手段
F ライナ
FR ロール体
Fe 巻き戻し端
P1 近接する位置
P2 巻取り位置
S ゴム状シート
SR シート巻取体
Y ロール体支持位置
Claims (4)
- ライナを巻装したロール体から巻き戻される前記ライナとともにゴム状シートを、芯材に巻き取ってシート巻取体を形成するゴム状シートの巻取り方法であって、
ロール体支持位置で枢支された前記ロール体の前記ライナの巻き戻し端と空の芯材とを予め結合手段により付着したのち、巻き戻されるライナとともにゴム状シートの巻取り位置に前記空の芯材を移動させるとともに、
前記空の芯材は、前記ロール体のライナを巻き戻し終えた該ロール体の芯材を用い、
かつ該空の芯材は、前記枢支されるロール体のライナの巻き戻し端に近接する位置と、ゴム状シートを巻き取る巻取り位置との間で、前記空の芯材を移動させる芯材移動手段により、前記移動を行うことを特徴とするゴム状シートの巻取り方法。 - 前記結合手段は、前記芯材とライナの巻き戻し端とに各雌雄の一方が取り付けられる面フアスナからなることを特徴とする請求項1記載のゴム状シートの巻取り方法。
- ライナを巻装したロール体から巻き戻される前記ライナとともにゴム状シートを、芯材に巻き取ってシート巻取体を形成するゴム状シートの巻取り装置であって、
前記ゴム状シートを搬送するゴム状シート搬入コンベヤと、
前記ロール体を支持するロール体枢支手段と、
該ロール体枢支手段により枢支されるロール体のライナの巻き戻し端に近接する位置と、ゴム状シートを巻き取る巻取り位置との間で、空の芯材を移動させる芯材移動手段と、
移動された前記空の芯材を回転するシート巻取手段とを具えるとともに、
前記空の芯材は、前記ロール体のライナを巻き戻し終えた該ロール体の芯材を用い、
該芯材の前記近接によってロール体のライナの巻き戻し端と前記空の芯材とを互いに付着させる結合手段を設けることにより、前記芯材移動手段は、巻き戻されるライナとともに前記空の芯材を前記巻取り位置に移動させ、かつ前記シート巻取手段は、巻き戻される前記ライナとともにゴム状シートを前記芯材に巻き取ることによりシート巻取体を形成することを特徴とするゴム状シートの巻取り装置。 - 前記結合手段は、前記芯材とライナの巻き戻し端とに各雌雄の一方が取り付けられる面フアスナからなることを特徴とする請求項3記載のゴム状シートの巻取り装置。
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