JP2001301584A - ヘッドランプクリーナー - Google Patents

ヘッドランプクリーナー

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JP2001301584A
JP2001301584A JP2000124180A JP2000124180A JP2001301584A JP 2001301584 A JP2001301584 A JP 2001301584A JP 2000124180 A JP2000124180 A JP 2000124180A JP 2000124180 A JP2000124180 A JP 2000124180A JP 2001301584 A JP2001301584 A JP 2001301584A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用時において噴射ノズルと共に移動する
部材と車体との間に間隙ができるようにすることを課題
とする。 【解決手段】 使用時に車体、例えば、車体に固定さ
れるバンパー44に設けられた挿通孔45から所定の位
置まで突出して洗浄水を噴射する噴射ノズル15を備
え、上記噴射ノズルと共に移動する部材、例えば、カバ
ー体24を備え、不使用時に上記カバー体のカバー部2
5とバンパーとの間に間隙58を形成する間隙用突起5
4を設けたヘッドランプクリーナー1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なヘッドランプ
クリーナーに関する。詳しくは、使用時に車体に設けら
れた開口から所定の位置まで突出して洗浄水を噴射する
噴射ノズルを備えたヘッドランプクリーナーにおいて、
不使用時に噴射ノズルと共に移動する部材と車体との間
に間隙を設ける技術に関する。
【0002】
【従来の技術】使用時に車体に設けられた開口から所定
の位置まで突出して洗浄水を噴射する噴射ノズルを備え
たヘッドランプクリーナーがある。例えば、シリンダ
と、該シリンダに摺動自在に結合されたピストンと、該
ピストンの先端に取り付けられた噴射ノズルとを備え、
洗浄水が上記シリンダに圧送されるとピストンがシリン
ダから所定の位置まで突出した後に噴射ノズルから洗浄
水が噴射されるようにしたヘッドランプクリーナーがあ
り、噴射ノズルは使用時にバンパーに形成された挿通孔
から所定の位置まで突出するようになっている。
【0003】そして、不使用時には、噴射ノズルと共に
移動するように設けられたカバー体によってバンパーの
挿通孔が閉じられるようになっているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したヘ
ッドランプクリーナーにあって、噴射ノズルと共に移動
する部材、例えば、カバー体が車体、例えば、バンパー
の挿通孔の開口縁部に接触していると、寒冷地や寒冷期
において、氷結し易いという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、氷結を防止するため
に、不使用時において噴射ノズルと共に移動する部材と
車体との間に間隙ができるようにすることを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明ヘッドランプクリ
ーナーは、上記した課題を解決するために、不使用時に
上記噴射ノズルと共に移動する部材と車体との間に間隙
を形成する間隙保持部を設けたものである。
【0007】従って、不使用時には、間隙保持部によっ
て、噴射ノズルと共に移動する部材と車体との間に間隙
が形成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ヘッドランプクリ
ーナーの実施の形態について添付図面を参照して説明す
る。
【0009】図1乃至図15は本発明ヘッドランプクリ
ーナーの第1の実施の形態を示すものである。
【0010】ヘッドランプクリーナー1はほぼ円筒状を
為すシリンダ2を備える。シリンダ2にはピストン3が
備えられ、基端部に形成された供給管4から洗浄水がシ
リンダ2内に供給されると、該洗浄水の供給圧力によっ
てピストン3がシリンダ2の先端部から突出され、ピス
トン3が所定の位置まで突出されるとピストン3の後端
に設けられた弁が開いて洗浄水がピストン3の先端に向
かって圧送され、ピストン3の先端部に装着される後述
する噴射ノズルから洗浄水が噴射されるようになってい
る。また、洗浄水の供給が停止すると、上記弁が閉じる
と共に、シリンダ2内に内装されたスプリングによって
ピストン3がシリンダ2内に引き込まれるようになって
いる。
【0011】上記シリンダ2の上端寄りの位置にはフラ
ンジ部5が突設されており、該フランジ部5から僅かに
下方に離間した位置に周方向に適宜離間して挟持片6、
6、6が突設されている。
【0012】7はゴム等の弾性材料で円筒形の蛇腹状に
形成された防水ブーツであり、該防水ブーツ7は、その
下端部がシリンダ2の上端部に外嵌状に固定され、上端
部がピストン3の上端寄りの位置の外周面に固定されて
いる。これによって、シリンダ2とピストン3との間の
防水が図られる。
【0013】上記ピストン3の上端部に連結部8が形成
される。該連結部8は角が面取りされたほぼ四角筒状を
為している。
【0014】連結部8の左右の壁部の前後方向における
ほぼ中央からは外方へ突出した突出部9、9が形成さ
れ、該突出部9、9の内側にはスリット9a、9aが形
成され、該スリット9a、9aは連結部8の内部空間8
aと連通されている。また、上記突出部9、9の上端寄
りの部分にはこれを前後に貫通した貫通孔9b、9bが
形成されている。
【0015】また、連結部8の前後の壁部の左右方向に
おけるほぼ中央には上下に長いほぼ逆凹字状をしたスリ
ットが形成され、該スリットに囲まれた部分10、10
が上端が自由端とされた係合片とされ、該係合片10、
10の上端部には係合孔10a、10aが形成されてい
る。なお、連結部8の前後の壁部の上端部の左右方向に
おけるほぼ中央部は外方へ突出されていて、これによっ
て、内側に凹部11、11ができ、上方から見たときに
該凹部11、11を通して上記係合片10、10の上端
が見えるようになっている。
【0016】さらに、連結部8の前側の面取りされた角
部から左右両側の壁部の前半部にかけて上下に離間して
対向したリブ12、12、・・・が突設されており、こ
れらリブ12、12、・・・のうち上側の2つのリブ1
2、12は上記貫通孔9b、9bの上縁に対応した高さ
に形成され、下側の2つのリブ12、12は貫通孔9
b、9bの下縁に対応した高さに形成されている。
【0017】上記連結部8には係合クリップ13が結合
される。該係合クリップ13は弾性を有する帯状の金属
板で形成され、平面形状でほぼ凹字状を成すように形成
されている。係合クリップ13の前側に位置する部分の
中央部には前側にやや突出した突出部13aが形成さ
れ、また、左右の腕片13b、13bの後端部13c、
13cはやや内側に折り曲げられている。そして、該係
合クリップ13の幅は上記リブ12、12、・・・の上
下の間隔にほぼ等しくされている。
【0018】上記係合クリップ13はその左右の腕片1
3b、13bを前側から連結部8の貫通孔9b、9bに
挿入していく。すると、係合クリップ13は上下のリブ
12、12と12、12との間に挿入されて位置決めが
されると共に、左右の腕片13b、13bの後端部13
c、13cが後側の面取りされた角部に係合し、これに
よって、係合クリップ13が連結部8に結合され、その
左右の腕片13b、13bは貫通孔9b、9bを前後に
横切って位置することになる。
【0019】上記ピストン3の上端部にノズルユニット
14が取着される。ノズルユニット14は噴射ノズル1
5と該噴射ノズル15を保持するノズルケース16とか
ら成る。ノズルケース16はほぼ上方に開口したノズル
保持部17と該ノズル保持部17の下端から下方へ突出
した連結管部18とが一体に形成されて成る。そして、
噴射ノズル15はノズル保持部17内に姿勢変更可能に
内嵌されている。
【0020】ノズルケース16の連結管部18の上端寄
りの部分の前後両面には係合突起19、19が突設され
ている。該係合突起19、19の下面は先端に行くに従
って上方へ変位する傾斜面19a、19aとされ、ま
た、上端面19b、19bが係合面とされている。ま
た、連結管部18の上端寄りの部分の左右両側面には側
方へ突出した突片20、20が突設されており、該突片
20、20の下端に係合爪21、21が、また、上端部
に係止片22、22がそれぞれ突設されている。そし
て、係合爪21、21の下縁は先端に行くに従って上方
へ変位する傾斜縁21a、21aとされ、上縁21b、
21bが係合縁とされている。
【0021】そして、連結管部18の下端部にはオーリ
ング23が外嵌されている。
【0022】上記ノズルケース16にはカバー体24が
固定される。カバー体24はほぼ矩形の傘状をしたカバ
ー部25と該カバー部25の下面から下方へ突出した3
個の連結ボス部26、26、26とが一体に形成されて
成る。
【0023】ノズルケース16のノズル保持部17の左
右両側面及び後面の3箇所から連結片27、27、27
が突設されている。そして、上記カバー体24の連結ボ
ス部26、26、26の下端がノズルケース16の連結
片27、27、27の上面に当接され、該連結片27、
27、27に下面側から挿通されたネジ28、28、2
8が連結ボス部26、26、26に捻じ込まれ、これに
よって、ノズルケース16にカバー体24が固定され
る。
【0024】図14及び図15はノズルケース16とカ
バー体24との固定方法の変形例を示すものである。
【0025】この変形例においてノズルケース16Aの
ノズル保持部17の後面には連結片27の替わりに連結
ピン29が突設されている。また、カバー体24Aの3
個の連結ボス部26、26、26のうち後側の一つの替
わりに板状をした連結片30が下方に向けて突設されて
おり、該連結片30の下端部に連結孔30aが形成され
ている。
【0026】そして、カバー体24Aの2個の連結ボス
部26、26はネジ28、28によってノズルケース1
6Aの連結片27、27に連結され、カバー体24Aの
連結片30の連結孔30aにノズルケース16Aに形成
された連結ピン29が嵌合される。
【0027】上記したように、ノズルケース16Aとカ
バー体24Aとの結合に関して、後側の連結ボス部26
を廃し、替わりに、連結片30をノズルケース16Aの
連結ピン29と連結するようにすることによって、所定
の連結強度を維持しながら該連結部分の前後幅を小さく
することができ、該連結部分が挿通される後述する装飾
部材に形成される挿通孔の前後幅を小さくすることがで
きる。
【0028】シリンダ2にはブラケット31が固定され
る。ブラケット31は金属板を折り曲げて形成されてお
り、上下に離間して対向した2つの支持片32、33が
連結部34によって一体に連結された基部35を備え
る。上記支持片32には取付孔36が、また、支持片3
3には嵌挿孔33aがそれぞれ形成されている。そし
て、上記取付孔36の周縁部には周方向に適宜離間して
挿通切欠36a、36a、36aが形成されている。さ
らに、基部35の上端部にはそれぞれ反対の方向に突出
した取付片37、37が一体に形成されている。
【0029】上記基部35の連結部34の上端の両側部
からは上方へ向けて連結腕38、38が一体的に突設さ
れており、該連結腕38、38は上端部が架け渡し片3
9によって連結されている。上記連結腕38、38は断
面形状でほぼL字状をしており、上端部には互いに対向
した係合片40、40が形成され、該係合片40、40
には係合孔40a、40aが形成されている。
【0030】上記架け渡し片39及び係合片40、40
のそれぞれの上端縁からは外側へ折り返された折返し片
39a、40b、40bが形成されており、そして、こ
れら折返し片39a、40b、40bの上面には弾性材
料から成るやや厚手のシートパッキング41が固定され
ている。
【0031】また、上記係合片40、40の先端部、す
なわち、連結腕38、38と反対側の端部の上端部から
は互いに近づく方向に突出した突片42、42が形成さ
れ、該突片42、42の先端には前方へ突出された係合
突片43、43が形成されている。
【0032】車体の表面側を覆う装飾部材、本実施の形
態においてはバンパー44に形成されたほぼ横長の長方
形を為す挿通孔45には位置決め部材46が取着され
る。
【0033】位置決め部材46は、合成樹脂で形成され
ており、枠形をした表面被覆部47と該表面被覆部47
の内縁から下方へ突出された複数の取付爪片とが一体に
形成されて成る。なお、表面被覆部47はバンパー44
に形成された挿通孔45の開口縁部に沿って位置される
形の枠状、すなわち、リング状を為している。すなわ
ち、上記挿通孔45が円形であれば丸枠形状を、また、
上記挿通孔が角形であれば角枠形状を為すように形成さ
れる。そして、図示した実施の形態にあっては、バンパ
ー44に形成された挿通孔45はほぼ長方形をなすの
で、表面被覆部47はほぼ長方形の枠状に形成されてい
る。
【0034】表面被覆部47の互いに対向する2組の辺
のうち長い方の辺の内縁からはそれぞれ2個ずつの第1
の取付爪片48、48、・・・が下方へ向けて突設され
ている。これら第1の取付爪片48、48、・・・の外
側面には係合爪49、49、・・・が突設されており、
該係合爪49、49、・・・の上端、すなわち、係合面
49a、49a、・・・は表面被覆部47に近いところ
に位置している。
【0035】また、表面被覆部47の短い方の辺の内縁
からはそれぞれ2個ずつの第2の取付爪片50、50、
・・・が下方へ向けて突設されている。該第2の取付爪
片50、50、・・・は上記第1の取付爪片48、4
8、・・・よりかなり長く形成されている。そして、第
2の取付爪片50、50、・・・の下端部の外側面には
係合爪51、51、・・・が突設され、該係合爪51、
51、・・・の上端、すなわち、係合面51a、51
a、・・・は表面被覆部24からかなり下方へ離間した
位置に位置している。
【0036】さらに、表面被覆部47の前側の辺の内縁
のうち第1の取付爪片48、48の外側の部分に突出片
52、52が下方へ向けて突設されており、該突出片5
2、52と第1の取付爪片48、48との間に下方に開
口した係合スリット53、53が形成される。
【0037】さらにまた、表面被覆部47の4つの角部
の上面には小さな間隙用突起54、54、・・・が突設
されている。
【0038】そして、シリンダ2にブラケット31が固
定され、該ブラケット31が車体に固定され、そして、
位置決め部材46がバンパー44の挿通孔45に取着さ
れると共にブラケット31の先端部に連結され、それか
ら、バンパー44の外側からノズルユニット14の連結
管部18が挿通孔45を通してピストン3の先端部に内
嵌されると共に連結部8に係着される。以上のようにし
て、ヘッドランプクリーナー1が車輌に取り付けられ
る。
【0039】上記ブラケット31がシリンダ2に取着さ
れる。シリンダ2はその下端側からブラケットの支持片
32、33の取付孔36、嵌挿孔33aの順に挿通され
る。なお、予め、嵌挿孔33aには弾性材料から成る環
状のブッシング55が取着され、また、シリンダ2には
環状をしたパッキング56が外嵌されて、フランジ部4
の下面にあてがわれている。そして、上記のように、シ
リンダ2が取付孔36、嵌挿孔33aの順に挿通され、
シリンダ2の挟持片6、6、6が取付孔36の挿通切欠
36a、36a、36aに挿通されて、フランジ部4が
パッキング56を介して支持片32に当接したところ
で、シリンダ2をブラケット31に対して回転させれ
ば、上記挟持片6、6、6が挿通切欠36a、36a、
36aからずれて取付孔36の下側開口縁部に当接す
る。従って、上記挟持片6、6、6とフランジ部4とに
よってパッキング56を介してブラケット31の支持片
32の取付孔36の開口縁部を上下で挟持した状態とな
る。以上のようにして、ブラケット31とシリンダ2と
が結合される。
【0040】そして、ブラケット31の取付片37、3
7がボルト、ナットにより車体(又は車体に固定された
取付部材)57に固定され、これによって、シリンダ2
がブラケット31を介して車体(又は車体に固定された
取付部材)57に固定される。そして、ブラケット31
の連結腕38、38の上端が車体57に仮固定されてい
るバンパー44の下面に近接し、シートパッキング41
がバンパー44の下面の挿通孔45の開口縁部に弾接し
た状態で位置する。
【0041】そこで、位置決め部材46の取付爪片4
8、48、・・・及び50、50、・・・をバンパー4
4の表面側から挿通孔45に挿通していく。これを、バ
ンパー44の位置を微調整しながら行う。すると、第1
の取付爪片48、48、・・・の係合爪49、49、・
・・の係合面49a、49aがバンパー44の挿通孔5
0の下側開口縁部に係合して、位置決め部材46がバン
パー44に挿通孔45の開口縁を表側から覆うように取
り付けられると共に、第2の取付爪片50、50、・・
・がブラケット31の係合片40、40の内側に入り、
その係合爪51、51、・・・の係合面51a、51
a、・・・が上記係合片40、40の係合孔40a、4
0aの上側開口縁と係合し、これによって、位置決め部
材46とブラケット31とが結合される。
【0042】そして、ブラケット31の係合突片43、
43が位置決め部材46に形成された係合スリット5
3、53と係合し(図4参照)、これによって、係合突
片43、43の位置が規制される。ブラケット31の係
合片40、40はその後端部は連結腕38、38を介し
て架け渡し片39によって連結されているが、前端部は
開放されているので、何かの衝撃によって前端部間が開
いてしまったり或いは接近してしまったりする変形が生
じる惧がある。そして、上記したような変形が生じる
と、係合片40、40の係合孔40a、40aと位置決
め部材46の第2の取付爪片50、50の係合爪51、
51との係合が外れてしまう惧がある。そこで、上記し
たように、係合片40、40の前端部に設けられた係合
突片43、43の位置が規制されていれば、衝撃によっ
て係合片40、40の前端部間が開いてしまったり接近
してしまったりする変形を防止することができる。これ
によって、係合片40、40の係合孔40a、40aと
位置決め部材46の第2の取付爪片50、50の係合爪
51、51との係合が外れてしまうことを防止し、ブラ
ケット31と位置決め部材46との結合を確実に維持す
ることができる。
【0043】以上のようにして、シリンダ2はブラケッ
ト31を介して車体57と装飾部材(バンパー)44と
に固定される。従って、シリンダ2の中心とバンパー4
4の挿通孔45の中心とがほぼ一致するように位置合わ
せされる。
【0044】それから、上記したノズルユニット14が
ピストン3の上端部に連結される。すなわち、ノズルユ
ニット14の連結管部18をバンパー44の表面側から
位置決め部材46の表面被覆部47に挿通していき、さ
らに、ピストン3の先端部に内嵌していく。すると、ノ
ズルユニット14の係合突起19、19はピストン3の
連結部8の上端に形成された凹部11、11から連結部
8内に入っていき、その傾斜面19a、19aが係合片
10、10を前後に撓ませながらさらに連結部8内に入
っていき、そして、上端の係合面19b、19bが係合
片10、10の係合孔10a、10aと係合する(図6
参照)。これと同時に、ノズルユニット14の突片2
0、20はピストン3の連結部8のスリット9、9内に
挿入されていき、係合爪21、21の傾斜縁21a、2
1aが係合クリップ13の左右腕辺13b、13bを左
右に撓ませながらさらにスリット9、9内に入ってい
き、そして、上端の係合縁21b、21bが係合クリッ
プ13の左右腕片13b、13bの下縁と係合する(図
7参照)。以上のように、ノズルケース14の係合突起
19、19及び係合爪21、21がピストン3の連結部
8の係合片10、10及び係合クリップ13とそれぞれ
係合することによって、ノズルケース14の連結管部1
8のピストン3からの抜けが防止される。これによっ
て、ピストン3→ノズルケース16の連結管部18→同
じくノズル保持部17→噴射ノズル15という洗浄水の
流通経路が形成される。
【0045】なお、上記したように、ノズルユニット1
4がピストン3に連結された状態で、ノズルユニット1
4に固定されたカバー体24のカバー部25が位置決め
部材46の表面被覆部47に形成された間隙用突起5
4、54、・・・に当接した状態となり、これによっ
て、カバー部25と位置決め部材46の表面被覆部47
との間に所定の小さな間隙58が形成されるようになっ
ている(図1参照)。
【0046】上記したカバー体24のカバー部25と位
置決め部材46の表面被覆部47と間に上記した間隙5
8が確実に形成されるようにするために、シリンダ2が
車体57及びバンパー44に固定された状態において、
ピストン3の連結部に形成された係合片10、10の係
合孔10a、10aの上縁及び係合クリップ13の左右
の腕片13b、13bの下縁の位置は、ノズルユニット
14に固定されているカバー体24のカバー部25の下
面が位置決め部材46の間隙用突起54、54、・・・
に当接した状態におけるノズルユニット14の係合突起
19、19の係合面19b、19b及び係合爪21、2
1の係合縁21b、21bの位置より若干下方に位置す
るように設定されている。これによって、上記したよう
に、ノズルユニット14がピストン3に連結されると、
カバー体24はカバー部25が位置決め部材46の間隙
用突起54、54、・・・に圧接されるように付勢さ
れ、上記した間隙58が確実に形成されることになる。
なお、ノズルユニット14をピストン3に結合させる場
合には、バンパー44を下方へ押し込んでやや変形させ
なければならないが、バンパー44の下面とブラケット
31の上端との間にはシートパッキング41が介挿され
ているため、変形したバンパー44によって同じく変形
されたシートパッキング41の復元力によってバンパー
44は可能な限りもとの状態に戻ることができる。
【0047】以上のようにしてヘッドランプクリーナー
1の車輌への取付が為され、そして、シリンダ2に洗浄
水が供給されていない状態では、シリンダ2内に内装さ
れたスプリングの付勢力によって、ピストン3はその上
端部を除いてシリンダ2内に引き込まれた状態となって
おり、噴射ノズル15はバンパー44の下側に位置し、
カバー体24が位置決め部材46の表面被覆部47の上
側に間隙用突起54、54、・・・を介して重なった状
態となり、該カバー体24によってバンパー44の挿通
孔45が閉じられた状態となっている(図1参照)。
【0048】そして、シリンダ2に洗浄水が供給される
と、洗浄水の圧力によってピストン3がシリンダ2から
突出していき、噴射ノズル15はバンパー44の挿通孔
45を通ってバンパー44の外側へ突出していく。そし
て、ピストン3が所定の位置まで突出されると(図3参
照)、ピストン3のそれ以上のシリンダ2からの突出が
ストップされ、それによって高まる洗浄水の圧力によっ
てピストン3の下端部に設けられた図示しない弁が開い
て上記した洗浄水流通経路とシリンダ2内部との間が連
通され、洗浄水が噴射ノズル15の噴射口15aからヘ
ッドランプ59へ向けて噴射される。
【0049】洗浄水のシリンダ2への供給が停止する
と、上記した弁が閉じ、ピストン3はシリンダ2内に内
装された図示しないスプリングによってシリンダ2内に
引き込まれ、噴射ノズル15はバンパー44の下側に待
避し、バンパー44の挿通孔45はカバー体24によっ
て閉じられる。
【0050】上記したヘッドランプクリーナー1にあっ
ては、不使用時において、装飾部材、本実施の形態では
バンパー44の挿通孔45がカバー体24のカバー部2
5によって閉じられ、そして、該カバー部25と上記挿
通孔45の開口縁部に被着された位置決め部材46の表
面被覆部47との間には間隙用突起54、54、・・・
によって一定の間隙58が保たれる。そのため、寒冷地
や寒冷期においてカバー部25と表面被覆部47との間
で氷結が生じることが防止される。
【0051】図16は本発明ヘッドランプクリーナーの
第2の実施の形態1Bを示すものである。
【0052】この第2の実施の形態1Bにあっては、間
隙用突起60、60、・・・がノズルユニット14に結
合されたカバー体24Bのカバー部25Bの下面に形成
されている点が、上記した第1の実施の形態1と異な
る。
【0053】従って、不使用時(非動作時)にあって
は、カバー部25Bに形成された間隙用突起60、6
0、・・・がバンパー44の挿通孔45の外側開口縁部
に当接し、これによって、カバー部25Bとバンパー4
4との間に所定の間隙61が形成され、カバー部25B
とバンパー44との間で氷結することを防止することが
できる。
【0054】そして、上記したように、間隙用突起6
0、60、・・・をカバー体24Bに形成することによ
って、間隙用突起を形成するためのものとしての位置決
め部材46がが不要となり、部品点数を減らすことがで
きる。なお、別の目的(例えば、ブラケットの先端部を
バンパーに位置決めするなどの)のために、位置決め部
材46を使用することは差し支えない。また、カバー体
24Bのカバー部25Bに間隙用突起60、60、・・
・を形成すると、カバー体24Bを合成樹脂の成形品と
して構成する場合、カバー部25Bの表面のうち間隙用
突起60、60、・・・に対応した位置にいわゆるヒケ
と称する変形が生じるおそれがあるのに対して、第1の
実施の形態1におけるように、位置決め部材46に間隙
用突起54、54、・・・を設けるようにすると、最も
表面側に位置する部材であるカバー体25にヒケが生じ
るおそれが無くなる。
【0055】図17は本発明ヘッドランプクリーナーの
第3の実施の形態1Cを示すものである。
【0056】この第3の実施の形態1Cにあっては、間
隙用突起62、62、・・・がバンパー44Cの挿通孔
45Cの開口縁部に一体に形成されたものである。
【0057】従って、不使用時にあっては、カバー体2
4のカバー部25がバンパー44Cに形成された間隙用
突起62、62、・・・に当接し、これによって、カバ
ー部25とバンパー44Cとの間に所定の間隙63が形
成され、カバー部25とバンパー44Cとの間で氷結す
ることを防止することができる。
【0058】そして、上記したように、間隙用突起6
2、62、・・・をバンパー44Cに直接形成すること
によって、位置決め部材46が不要となり、部品点数を
減らすことができる。また、カバー体24のカバー部2
5は間隙用突起を設ける必要がないので、カバー部25
の表面にヒケが生じる惧れがない。
【0059】図18及び図19は本発明ヘッドランプク
リーナーの第4の実施の形態を示すものである。
【0060】この実施の形態にあっては、バンパー44
の挿通孔45の開口縁部にリム状部材64、64が固定
され、該リム状部材64、64に間隙用突起65、6
5、・・・が形成される。リム状部材64は横断面形状
でほぼコ字状をしたリム状を為し、バンパー44の挿通
孔45の縁を挟み込むようにしてバンパー44に固定さ
れる。そして、該リム状部材64の上側片に間隙用突起
65、65が突設されている。
【0061】従って、不使用時にあっては、カバー体2
4のカバー部25がバンパー44の挿通孔45の開口縁
部に固定されたリム状部材64、64に形成された間隙
用突起65、65、・・・に当接し、これによって、カ
バー部25とバンパー44との間に所定の間隙が形成さ
れ、カバー部25とバンパー44との間で氷結すること
を防止することができる。なお、図18及び図19にお
いて、カバー体24は図示を省略した。
【0062】この第4の実施の形態にあっては、カバー
体24のカバー部25がヒケが生じたり、バンパー44
に傷を付けたりすることを防止することができ、しか
も、そのために、バンパー44の挿通孔45の開口縁部
に固定する部材が単純な形状のリム状部材64、64で
あり、安価に構成することができる。
【0063】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状乃至構造は、いずれも本発明を実施するに際
して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、こ
れらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解釈され
ることがあってはならないものである。
【0064】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ヘッドランプクリーナーは、使用時に車体に
設けられた開口から所定の位置まで突出して洗浄水を噴
射する噴射ノズルを備えたヘッドランプクリーナーであ
って、上記噴射ノズルと共に移動する部材を備え、不使
用時に上記噴射ノズルと共に移動する部材と車体との間
に間隙を形成する間隙保持部を設けたことを特徴とす
る。
【0065】従って、不使用時には、間隙保持部によっ
て、噴射ノズルと共に移動する部材と車体との間に間隙
が形成される。そのため、寒冷地や寒冷期等において、
噴射ノズルと共に移動する部材と車体との間で氷結する
ことを防止することができる。
【0066】請求項2に記載した発明にあっては、上記
間隙保持部を車体側に取り付ける部材に形成したので、
噴射ノズルと共に移動する部材にいわゆるヒケが生じた
り、また、車体に傷が付いたりすることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図15と共に本発明ヘッドランプクリ
ーナーの第1の実施の形態を示すものであり、本図は不
使用状態における一部切欠正面図である。
【図2】不使用状態における一部切欠背面図である。
【図3】使用状態における側面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】ピストンとノズルユニットとの連結部を示す拡
大正面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図9及び図10と共にピストンの連結部を示す
ものであり、本図は拡大側面図である。
【図9】図8のIX視図である。
【図10】係合クリップを除去した状態で示す拡大正面
図である。
【図11】ノズルユニットの拡大正面図である。
【図12】ブラケットの拡大斜視図である。
【図13】位置決め部材の拡大斜視図である。
【図14】ノズルケースとカバー体との結合の変形例を
示す要部の拡大側面図である。
【図15】図14のXV視図である。
【図16】本発明ヘッドランプクリーナーの第2の実施
の形態を示す要部の一部切欠側面図である。
【図17】本発明ヘッドランプクリーナーの第3の実施
の形態を示す要部の一部切欠側面図である。
【図18】図19と共に本発明ヘッドランプクリーナー
の第4の実施の形態を示すものであり、本図は要部の斜
視図である。
【図19】要部の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1…ヘッドランプクリーナー、15…噴射ノズル、25
…カバー体のカバー部(噴射ノズルと共に移動する部
材)、25A…カバー体のカバー部(噴射ノズルと共に
移動する部材)、44…バンパー(車体)、45…挿通
孔(開口)、46…位置決め部材(車体側に取り付けら
れる部材)、54…間隙用突起(間隙保持部)、58…
間隙、1B…ヘッドランプクリーナー、25B…カバー
体のカバー部(噴射ノズルと共に移動する部材)、60
…間隙用突起(間隙保持部)、61…間隙、1C…ヘッ
ドランプクリーナー、44C…バンパー(車体)、45
C…挿通孔(開口)、62…間隙用突起(間隙保持
部)、63…間隙、64…リム状部材(車体側に取り付
けられる部材)、65…間隙用突起(間隙保持部)、6
6…間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に車体に設けられた開口から所定
    の位置まで突出して洗浄水を噴射する噴射ノズルを備え
    たヘッドランプクリーナーであって、 上記噴射ノズルと共に移動する部材を備え、 不使用時に上記噴射ノズルと共に移動する部材と車体と
    の間に間隙を形成する間隙保持部を設けたことを特徴と
    するヘッドランプクリーナー。
  2. 【請求項2】 上記間隙保持部を車体側に取り付ける部
    材に形成したことを特徴とする請求項1に記載のヘッド
    ランプクリーナー。
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