JP2001301411A - 組合せタイヤ - Google Patents

組合せタイヤ

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JP2001301411A
JP2001301411A JP2000119231A JP2000119231A JP2001301411A JP 2001301411 A JP2001301411 A JP 2001301411A JP 2000119231 A JP2000119231 A JP 2000119231A JP 2000119231 A JP2000119231 A JP 2000119231A JP 2001301411 A JP2001301411 A JP 2001301411A
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JP
Japan
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tire
cover
peripheral surface
rubber
steel plate
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JP2000119231A
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English (en)
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Chen Iu-Fuu
チェン イゥ−フー
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IU FUU CHEN
Original Assignee
IU FUU CHEN
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ面の尖った物品による、或いは磨耗に
よる破れを防止することができる組合せタイヤを提供す
る。 【解決手段】 主にホイール2周囲面にタイヤ1を結合
し、外周を覆う方式でタイヤカバー3を設置する。該タ
イヤカバー3は内周面において一層の鋼板カバー31を
裏打ちするため、尖った物品による破れの危険性を取り
去ることができる。また、該タイヤカバー31をタイヤ
1に設置後、タイヤ内部に空気を充填し支え、外周はゴ
ム材料により地面に接触するため、車両の使用特性には
一切影響がない。さらに、該タイヤカバー31のゴム使
用量は一般のタイヤ1に比較し明らかに少なく、かつ磨
耗後は随時交換する可能で、タイヤ本体を動かす必要は
なく、使用上において、ゴム材の使用量を有効に減少さ
せることができるばかりでなく、環境保護、及び経済性
において効果を具える。タイヤ周囲面の破れによる空気
漏れの恐れがないため、該タイヤカバーのゴム部分は従
来品に比較し深く十分に使用可能であるため、タイヤの
使用寿命を延ばし、即ち高い経済性を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の組合せタイヤ
に関する。特に一種のホイールに設置結合したタイヤ周
囲面をタイヤカバーで覆い、車両が使用するタイヤ面は
尖った物品による、或いは磨耗による破れを防止するこ
とができるため、走行の安全性を具え、またタイヤ製造
のゴム使用量を有効に減少させることができるため、実
質的経済性と環境保護の効果を具える組合せタイヤに係
る。
【0002】
【従来の技術】一般に図1に示す公知のタイヤは、大き
く分けて下記の二種の形態がある。一つは、ゴムタイヤ
1がホイール2に結合後、該タイヤ1内には直接空気を
充填するものである。もう一つは、ゴムタイヤをホイー
ルに設置結合後、内部に別に空気を充填するゴムの内タ
イヤを設置するものである。いずれの方式とも、ゴム材
料は摩擦力、及び弾力性に極めて優れているため、直接
地面に接触する設置方式を採り、走行の快適性、速度、
安全性のすべてに対して確実にプラス面の効果を提供す
ることができ、積極的な意義を具えることを否認するこ
とはできない。しかし実際の使用時には、前記タイヤ
は、なおいくつかの欠点を有する。
【0003】先ず、ゴムは尖った物に対して抵抗力がな
い点である。そのため、ゴム製のタイヤは、直接空気を
充填するタイプであろうと、内部のゴム内タイヤに空気
を充填するタイプであろうと、路面に散乱するネジ、或
いは釘等の鋭利な物により、そのタイヤ面が破れると言
う状況はしばしば発生する。該状況は非常に危険で、特
に積載量の多い車両や高速走行中の車両では、瞬間的に
大量に空気が漏れ、車両が倒れる危険性がある。さら
に、直接空気を充填するタイプであろうと、内部のゴム
内タイヤに空気を充填するタイプであろうと、その全体
はゴム材料にワイヤーを配合し製造するが、タイヤ面の
溝の磨耗が一定の程度に達した時、タイヤ全体を交換し
廃棄しなければならない。即ち、タイヤ溝を修復、再製
作することはできず、タイヤ全体のゴムを十分に、かつ
完全に利用しているとは言えず、大量消費の不経済な現
象を呈している。特に、タイヤ面に一定の厚みと強度を
持たせるため、該タイヤ溝を過度に深くすることはでき
ず、そのため、タイヤの寿命による交換時期を早める結
果となっている。さらに、ゴムが腐乱しにくいと言う問
題がある。廃棄されたゴム製品のリサイクル工程は煩雑
かつ複雑で、その費用は高いため、一般に、交換、廃棄
された古タイヤはリサイクルされることはない。そのた
め、しばしば任意に廃棄され、或いは積み上げ放置さ
れ、直接的に環境を破壊し、汚染源となっているばかり
でなく、長期間内部に水が溜まった場合には、病原菌の
媒体である蚊や虫の発生を促進してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公知構造の欠点を
解決するため、本発明は組合せタイヤの提供を課題とす
る。それは、ホイールに設置結合するタイヤの周囲面に
おいて、外周を覆う方式でタイヤカバーを装置し、該タ
イヤカバーは内周面において鋼板カバーを裏打ちするた
め、タイヤ面は尖った物品による、或いは磨耗による破
れを防止することができる。さらにそれは、タイヤカバ
ーをタイヤに設置後、タイヤ内部に空気を充填し支え、
外周はゴム材料により地面に接触するため、車両の震動
吸収、滑り止め、地面への吸い付き等の使用特性には一
切影響がなく、特に、地面に接触するタイヤ溝の磨耗後
は該部分を交換するだけで良く、タイヤ自体を動かす必
要はなく、タイヤの消耗量を減少させることができ、経
済的利益を実質的に高めることができる。また該タイヤ
は外周を覆う方式でタイヤカバーを装置するため、タイ
ヤ周囲面の破れによる空気漏れの恐れがなく、また外周
囲のタイヤ溝は従来品に比較し深く十分に使用可能であ
るため、タイヤの使用寿命を延ばし、即ち高い経済性を
具える。加えてそのタイヤ周囲面のゴム材は、十分に使
用後、磨耗により交換する場合には簡単に取り外し鋼板
カバーをリサイクルすることができ、またゴム材の磨耗
を有効に減少させることができ、環境保護、及び経済性
において効果を具え、特に公知の任意に廃棄し、或いは
積み上げられ、環境を汚染し、破壊し、病原菌の媒体で
ある蚊の繁殖を促進している欠点を、直ちに有効に改善
することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は下記の組合せタイヤを提供する。即ち、
「主にホイール周囲面にタイヤを結合し、外周を覆う方
式でタイヤカバーを設置し、該タイヤカバーは内周面に
おいて一層の鋼板カバーを裏打ちし、該鋼板カバーはタ
イヤの構造を以って基礎とし、小さい状態を呈し、該鋼
板カバーの外周面において一層のゴム層を用い覆い、該
ゴム層の周囲面には該鋼板カバーに近い深さを具える滑
り止めのタイヤ溝を形成することを特徴とする組合せタ
イヤ」である。
【0006】
【発明の実施の形態】図2、3に示すように、本発明は
ホイール2周囲面にタイヤ1を結合し、外周を覆う方式
でタイヤカバー3を装置し構成する。該タイヤカバー3
は内周面において一層の鋼板カバー31を裏打ちし、該
鋼板カバー31の外周面において一層のゴム層32を用
い覆う。該鋼板カバー31はタイヤ1構造を基礎とし、
わずかに小さく形成される。このためタイヤ1が空気未
充填で軟質状態である時、工具を用い圧迫し、該鋼板カ
バー31はタイヤ1周囲面にスムーズに嵌設することが
できる。次に、タイヤ1に空気を充填すると、膨張した
タイヤ1の張力作用を直接受け、強く圧迫される。こう
して、確実に、かつ堅固にタイヤ1と結合され一体状と
なる。また、該外周のゴム層32には滑り止めのタイヤ
溝321を形成し、該タイヤ溝321の深さは隣接する
該鋼板カバー31に比較し深くなっている。
【0007】該ホイール2に設置結合後のタイヤ1は空
気未充填時、湾折可能な軟質状を呈する。よって、該タ
イヤカバー3内に裏打ちする該鋼板カバー31は、鋼質
体であるが、工具の補佐により、該タイヤ1はやはり非
常に簡単に該タイヤカバー3の該鋼板カバー31内に組
合せることができる。該鋼板カバー31の内周囲面はタ
イヤ1構造を基礎とするため、わずかに小さくなってい
る。よって、タイヤ1に空気を充満させると、該膨張し
たタイヤ1は外に向かう張力作用により強く該鋼板カバ
ー31を圧迫し、該タイヤカバー3全体は確実に、かつ
堅固にタイヤ1と結合され一体状となる。上記のよう
に、本発明のタイヤカバー3はタイヤ1に結合後、内部
に裏打ちする該鋼板カバー31は釘などの尖った物に対
してガード作用を具えるため、空気が充填されたタイヤ
1に対して防護カバーの役割を形成する。車の走行中、
該タイヤ1のタイヤ面は、路面に散乱している尖った物
による刺激により瞬間的に空気が抜ける状況の発生の恐
れはない。確実に、かつ有効に走行の安全性を向上させ
ることができる。また、該タイヤカバー3の外周にはゴ
ム層32を設置し、地面と接触し、かつ周囲面には滑り
止めのタイヤ溝321を形成し、また、内部に裏打ちす
る該鋼板カバー31は空気を充填されたタイヤ1により
直接支えられるため、車両に使用する時には、前記のよ
うに、タイヤ1が尖った物品による、或いは磨耗による
破れを防止することができる他に、車両の、震動吸収、
滑り止め、地面への吸い付き等の使用特性には一切問題
がない。当然、該タイヤカバー3内に裏打ちされる鋼板
カバー31はタイヤ1に防護作用を提供することがで
き、タイヤ面は尖った物品による、或いは磨耗による破
れを防止することができる。よって、該ゴム層32のタ
イヤ溝321は比較的深く形成されるため、ゴム層32
全体は十分に使用される状況下において、実施性から言
えば、直接、使用寿命を延長し、経済的利益を増進する
ことができる。また、該タイヤカバー3はゴム層32の
磨耗後は、取り外し交換することができ、まったくタイ
ヤ1に影響しない。よって、ゴム材の摩損から言えば、
公知のタイヤ全体の交換方式と比較し節減できることは
一層明らかである。こうして、実質の経済性と環境保護
に効果を提供することができる。特に、磨耗し残ったゴ
ム層32は、内部の鋼板カバー31を取り除きリサイク
ルすることができ、経済性の提供に対して一層積極的な
意義を具える。さらに、該磨耗後のタイヤカバー3のゴ
ム層32は取り除くことができ、及び内部の鋼板カバー
31はリサイクルが可能で、よって、除去後のゴム層3
2の量は、明らかに公知の全体を交換するタイヤのゴム
量に比較し少ない。廃棄ゴムのリサイクルについても、
再加工、或いは販売処理から言えば、簡単であるばかり
でなく、便利、実施上の長所を具える。特に、公知の任
意に廃棄し、或いは積み上げられた破棄タイヤは、水が
溜まり、病原菌の媒体である蚊の繁殖を促進している欠
点を、直ちに有効に改善することができる。
【0008】本発明が使用するタイヤの構造、大小は実
際の必要に応じて自由に設定することができ、一定の規
格はないものである。但し、重要な点は、タイヤカバー
を緊密に対応させる点で、相互に完全に結合し一体状の
タイヤとしなければならない。
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。主にホ
イール周囲面にタイヤを結合し、外周を覆う方式でタイ
ヤカバーを設置し、該タイヤカバーは内周面において一
層の鋼板カバーを裏打ちするため、尖った物品による破
れの危険性を取り去ることができる。また、タイヤカバ
ーをタイヤに設置後、タイヤ内部に空気を充填し支え、
外周はゴム材料により地面に接触するため、車両の使用
特性には一切影響がない。さらに、タイヤカバーのゴム
使用量は一般のタイヤに比較し明らかに少なく、かつ磨
耗後は随時交換する可能で、タイヤ本体を動かす必要は
なく、使用上において、ゴム材の使用量を有効に減少さ
せることができるばかりでなく、環境保護、及び経済性
において効果を具える。タイヤ周囲面の破れによる空気
漏れの恐れがないため、タイヤカバーのゴム部分は従来
品に比較し深く十分に使用可能であるため、タイヤの使
用寿命を延ばし、即ち高い経済性を具える。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のタイヤがホイールに結合する様子を示す
断面図である。
【図2】本発明のタイヤカバーがタイヤとホイールに結
合する様子を示す断面示図である。
【図3】本発明のタイヤカバーの斜視図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 ホイール 3 タイヤカバー 31 鋼板カバー 32 ゴム層 321 タイヤ溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主にホイール周囲面にタイヤを結合し、
    外周を覆う方式でタイヤカバーを設置し、 該タイヤカバーは内周面において一層の鋼板カバーを裏
    打ちし、該鋼板カバーはタイヤの構造を以って基礎と
    し、小さい状態を呈し、該鋼板カバーの外周面において
    一層のゴム層を用い覆い、該ゴム層の周囲面には該鋼板
    カバーに近い深さを具える滑り止めのタイヤ溝を形成す
    ることを特徴とする組合せタイヤ。
JP2000119231A 2000-04-20 2000-04-20 組合せタイヤ Pending JP2001301411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018177185A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 錦湖タイヤ株式会社Kumho Tire Co., Inc. 半空気入りタイヤ及び半空気入りタイヤの製作方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018177185A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 錦湖タイヤ株式会社Kumho Tire Co., Inc. 半空気入りタイヤ及び半空気入りタイヤの製作方法

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