JP2001301106A - 封緘用粘着テープ基材フィルム及び粘着テープ - Google Patents

封緘用粘着テープ基材フィルム及び粘着テープ

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JP2001301106A
JP2001301106A JP2000116892A JP2000116892A JP2001301106A JP 2001301106 A JP2001301106 A JP 2001301106A JP 2000116892 A JP2000116892 A JP 2000116892A JP 2000116892 A JP2000116892 A JP 2000116892A JP 2001301106 A JP2001301106 A JP 2001301106A
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sensitive adhesive
film
pressure
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JP2000116892A
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Manabu Suezawa
学 末澤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明でかつ柔軟性に優れたポリオレフィン系
樹脂の積層体フィルムであって、溶剤塗布型の粘着剤を
積層する際の成形加工性が良好で、使用後焼却しても有
害物質を発生しない環境に優しい封緘用粘着テープ基材
フィルム及び粘着テープを提供。 【解決手段】 3層からなる積層体フィルムにおいて、
両外層がポリプロピレン系樹脂であり、中間層が(1)
特定のポリプロピレン系樹脂50〜99.9重量%およ
び(2)ビニル芳香族系エラストマー0.1〜50重量
%を含有する組成物からなり、積層体フィルム全層に、
各構成樹脂100重量部に対して、透明性結晶核剤が
0.005〜1重量部配合されてなることを特徴とす封
緘用粘着テープ基材フィルムおよび粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器のシールを目
的とした封緘用粘着テープ基材フィルムおよび粘着テー
プに関する。特に菓子缶等の容器本体と容器蓋とを好適
にシールでき、かつ焼却時にも有毒ガスを発生すること
がなく、透明で且つ柔軟性に優れたポリオレフィン系封
緘用粘着テープ基材フィルムおよび粘着テープに関す
る。
【0002】
【従来の技術】軟質塩化ビニル樹脂製フィルムを基材と
するビニルテープは、柔軟で伸びやすく凹凸によく追従
し、また透明性が良好なので、容器本体と容器蓋との封
緘用粘着テープとして従来使用されてきた。また、溶剤
塗布型の粘着剤を該基材フィルムに積層し、溶剤を乾燥
する際の熱処理温度に対しても十分な耐熱性を有し、寸
法安定性に優れる等の良好な成形加工性を有していた。
しかし、ビニルテープは焼却すると有害物質を発生する
恐れがあり、環境に対する負荷の点で問題があった。
【0003】焼却しても有害物質を発生せず、環境に優
しい粘着テープ用基材フィルムとして、ポリプロピレン
系樹脂からなるフィルムが挙げられる。ポリプロピレン
系樹脂は、溶剤乾燥時の熱処理温度よりも高い熱変形温
度を有しているので、熱処理前後で基材フィルムが著し
く寸法変形することがない。しかしながら、ポリプロピ
レン系樹脂単独では、結晶化温度が低く、結晶化速度が
遅いので、樹脂が溶融状態から冷却固定される際に、融
点が高く安定な結晶状態であるα晶だけでなくβ晶とい
う融点が低く不安定な結晶が生成される場合がある。そ
のために、粘着剤の溶剤を乾燥するために熱処理した
後、テープ機械特性(例えばヤング率や強度)にバラツ
キが発生するという成形加工上の問題があった。
【0004】この成形加工上の問題を解決するために、
特開平7−228630号公報では、ポリプロピレン系
樹脂に核剤ポリマーを添加し、樹脂の結晶化温度を高く
することにより十分な成形加工性を確保している。しか
し、この発明では、ビニルテープ同等の柔軟な粘着テー
プとならず、テープを使用する際の作業性が悪い。ビニ
ルテープ同等の柔軟性を付与する技術としては、例え
ば、特開平10−34835号公報には、スチレン−ビ
ニルイソプレン−スチレンブロック共重合体、ポリオレ
フィン系樹脂、粘着付与剤樹脂からなる樹脂組成物を主
成分とし、適度な滑り性、自己粘着性、防曇性を有する
ストレッチ包装用積層フィルムの技術が開示されてい
る。しかし、この発明ではフィルムが柔らかすぎて伸長
時の応力が不足する上、強度が不足する。その上、溶剤
塗布型の粘着剤を該基材フィルムに積層し、溶剤を乾燥
する際の熱処理温度に対して耐熱性が不足しているので
本発明には適さない。
【0005】また、特開平8−309938号公報に
は、クロス分別法によって温度毎に測定される樹脂の溶
出量で規定された柔軟なポリプロピレン系樹脂100重
量部と、結晶核剤を0.01〜4重量部含有する樹脂層
を中間層として、その両外層に密度0.920g/cm
3以下の直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂からなる樹脂
層を形成することにより、透明性に優れたストレッチ包
装用フィルムの技術が開示されている。しかしながら、
この発明では、両外層に用いている樹脂が密度0.92
0g/cm3以下の直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂で
あるので、溶剤塗布型の粘着剤を該基材フィルムに積層
し、溶剤を乾燥する際の熱処理温度に対して耐熱性が不
足しているので本発明には適さない。このように従来技
術では達成できなかった、ビニルテープのように柔軟で
かつ透明性が良好で、また、溶剤塗布型の粘着剤積層時
の熱処理に対しても、安定した品質が得られるオレフィ
ン系樹脂を用いた封緘用粘着テープ基材フィルムおよび
粘着テープが望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
欠点に鑑み、透明でかつ柔軟性に優れたポリオレフィン
系樹脂の積層体フィルムであって、溶剤塗布型の粘着剤
を積層する際の成形加工性が良好で、品質のバラツキの
少なく、使用後焼却しても有害物質を発生しない環境に
優しい、容器のシールを目的とした封緘用粘着テープ基
材フィルム及び粘着テープを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、3層からなる積層体フィ
ルムの両外層を透明で耐熱性の良好なポリプロピレン系
樹脂とし、中間層を特定の柔軟なポリプロピレン系樹脂
に特定のビニル芳香族エラストマーを特定量加えること
により、ビニルテープ同等の柔軟性を有し、また3層か
らなる積層体フィルムの全層に透明性結晶核剤を特定量
配合することにより、該積層体フィルムの透明性を向上
させ、かつ結晶化温度を高くすることで、溶剤塗布型の
粘着剤を積層する際の成形加工性が良好で、品質のバラ
ツキの少ないオレフィン樹脂系基材フィルムが得られる
ことを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、3層からなる積層体
フィルムにおいて、両外層がポリプロピレン系樹脂であ
り、中間層が下記構成のポリプロピレン系樹脂とビニル
芳香族系エラストマーを含有する組成物からなり、積層
体フィルム全層に、各構成樹脂100重量部に対して、
透明性結晶核剤が0.005〜1重量部配合されてなる
ことを特徴とする封緘用粘着テープ基材フィルムであ
る。 (1)重量平均分子量が8万以上60万以下であり、ク
ロス分別法により測定した樹脂溶出量が、0℃で、全ポ
リプロピレン系樹脂量の40〜70重量%、0℃超70
℃以下で、全ポリプロピレン系樹脂量の10〜30重量
%、70℃超で、全ポリプロピレン系樹脂量の20〜4
0重量%であるポリプロピレン系樹脂が、50〜99.
9重量% (2)ビニル芳香族系エラストマーが0.1〜50重量
【0009】さらに、本発明は、上記封緘用粘着テープ
基材フィルムの少なくとも片面に粘着剤層が積層されて
いる粘着テープである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の粘着テープ基材フィルム
は、3層の積層体フィルムからなり、両外層がポリプロ
ピレン系樹脂で、中間層が柔軟なポリプロピレン系樹脂
(1)とビニル芳香族系エラストマー(2)との組成物
からなる。以下に詳細に説明する。
【0011】本発明で使用される中間層を構成するポリ
プロピレン系樹脂(1)は、重量平均分子量が8万以上
60万以下のポリプロピレン系樹脂であり、クロス分別
法により測定した樹脂溶出量が、0℃で全ポリプロピレ
ン系樹脂の40〜70重量%、0℃超70℃以下で全ポ
リプロピレン系樹脂の10〜30重量%、70℃超で全
ポリプロピレン系樹脂の20〜40重量%であるポリプ
ロピレン系樹脂からなることが必要である。ポリプロピ
レン系樹脂の重量平均分子量は、例えばWATERS社
製高温GPC(150CV)で測定され得る。本発明で
使用されるポリプロピレン系樹脂の重量平均分子量は、
8万以上60万以下であり、好ましくは17万から44
万である。重量平均分子量が8万未満ではテープの強度
が不充分であり、60万を超えると十分な柔軟性が得ら
れない。
【0012】本発明で中間層を構成するポリプロピレン
系樹脂は、クロス分別法による樹脂溶出量が、0℃で、
全ポリプロピレン系樹脂の40〜70%であり、好まし
くは45〜60重量%である。0℃での溶出量が40重
量%未満では、テープのヤング率が大きくなりすぎて被
結束体への追従性が不足し、70重量%を超えるとテー
プの強度が低下し被結束体への結束力が不足する。
【0013】また、0℃超70℃以下での溶出量は、全
ポリプロピレン系樹脂の10〜30重量%であり、好ま
しくは15〜25重量%である。0℃超70℃以下での
溶出量が10重量%未満だと、テープ伸長後の残留応力
が大きくなりすぎ、30重量%を超えるとテープ伸長時
の応力が不足する。
【0014】また、70℃超での溶出量は、全ポリプロ
ピレン系樹脂の20〜40%重量%であり、好ましくは
25〜40重量%である。70℃超での溶出量が25重
量%未満だと、テープの強度が不足し、40重量%を超
えるとヤング率が大きくなりすぎて被結束体への追従性
が不足する。
【0015】ここで、本発明で用いたクロス分別法によ
る樹脂の溶出量の測定は、以下のようにして行われる。
ポリプロピレン系樹脂を、まず、140℃あるいはポリ
プロピレン系樹脂が完全に溶解する温度のo−ジクロロ
ベンゼンに溶解し、一定温度で冷却し、予め用意した不
活性担体表面に薄いポリマー層を結晶性の高い順および
分子量の高い順に生成させる。次に、この生成したポリ
マー層を連続または段階的に昇温し、順次溶出した成分
の濃度を検出し、その組成分布(結晶性分布)を測定す
る温度上昇溶離分別と同時に、その成分について高温型
GPCにより分子量および分子量分布を測定する。本発
明では、上記の温度上昇溶離分別と高温型GPC部分と
をシステムとして備えているクロス分別クロマトグラフ
装置(CFC−T150A型:三菱化学社製)を使用し
て、上述のデータを測定した。
【0016】上記のポリプロピレン系樹脂は、ポリプロ
ピレンの存在下でエチレン及びプロピレンモノマー等を
重合することにより、すなわち、リアクターブレンド法
により得られたものが好ましく、例えば特開平3−20
5439号公報に記載されており、モンテル社(商品
名:キャタロイ)、トクヤマ社(商品名:PER)等数
社から市販されている。
【0017】上記の中間層を構成するポリプロピレン系
樹脂には、本発明の効果を損なわない範囲で、低密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンとα
−オレフィンとの共重合体、ポリプロピレン、ポリブテ
ン等の他のオレフィン系樹脂が添加されていても良い。
【0018】さらに、上記のポリプロピレン系樹脂に
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、スリップ
剤、アンチブロッキング剤等の通常オレフィン系樹脂に
用いられる添加剤や、炭酸カルシウム、タルク、マイカ
等の通常オレフィン系樹脂に用いられる無機充填剤が添
加されていても良いし、顔料、染料等で着色されていて
も良い。
【0019】本発明の中間層のもう一つの構成成分であ
るビニル芳香族系エラストマー(2)とは、スチレン、
α−メチルスチレン等のビニル芳香族化合物(A)と、
1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエ
ン等の共役ジエン化合物(B)とが、A−(B−A)m
(mは1以上の整数)、または、(A−B)n(nは1
以上の整数)で表される状態で重合したブロック共重合
体または、ランダム共重合体であり好ましくは、A−B
−A型、あるいはA−B型である。
【0020】上記のビニル芳香族化合物(A)として
は、特に限定されず、例えば、スチレン、t−ブチルス
チレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジ
ビニルスチレン、1,1−ジフェニルスチレン等が挙げ
られる。これらの中では、特に、スチレン、α−メチル
スチレンが好ましい。
【0021】上記の共役ジエン化合物(B)としては、
1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−
1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2−メチ
ル−1,3−ペンタジエン等が挙げられる。これらの中
では、特に、1,3−ブタジエン、イソプレンが好まし
い。
【0022】本発明のビニル芳香族系エラストマーは、
特に、上記のブロック共重合体またはランダム共重合体
の水添物、または該水添物と同様の構造を有する重合体
が好ましく、特に水添スチレン−ブタジエンランダム共
重合体、水添スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体もしくは水添スチレン−イソプレン−スチレン
ブロック共重合体が好ましい。
【0023】スチレンと1,3−ブタジエンのA−B−
A型ブロック共重合体の水素添加物は、一般にSEBS
と呼ばれ、シェル化学社の商標クレイトンG、旭化成工
業社の商標タフテックとして市販されているものが使用
できる。また、スチレンと1,3−ブタジエンの共重合
体のうちランダム性の高いものは、一般にHSBRと呼
ばれ、例えばジェイエスアール社の商標ダイナロンとし
て市販されているものが利用できる。また、スチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体の水素添加物で
は、一般にSEPSと呼ばれ、クラレ社の商標ハイプラ
ーやセプトンとして市販されているものが利用できる。
【0024】イソプレンをモノマーとして含む水添され
たスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体で
は、イソプレンが下記の式(1)のように3,4−結合
したものが特に好ましい。
【0025】
【化3】
【0026】本発明の積層体フィルムの中間層には、上
記(1)ポリプロピレン系樹脂と(2)ビニル芳香族系
エラストマーとを以下のような割合で含有することが必
要である。 (1)ポリプロピレン系樹脂を50〜99.9重量% (2)ビニル芳香族エラストマー0.1〜50重量% 上記(2)の含有量が50重量%を超えると、強度が低
下し、0.1重量%を下回ると、柔軟性が低下する。
【0027】本発明の積層体フィルムの両外層に用いる
ポリプロピレン系樹脂としては、プロピレン単独共重合
体、プロピレン・エチレンランダム共重合体、プロピレ
ン・α−オレフィンランダム共重合体、プロピレン・エ
チレンと他のα−オレフィンとの三元共重合体等が挙げ
られる。透明性を考慮するとプロピレンとエチレンある
いはその他のα−オレフィンとのランダム共重合体や三
元共重合体がより好ましい。
【0028】本発明における積層体フィルムの全層に
は、透明性結晶核剤を添加する必要がある。添加する透
明性結晶核剤としては、無機系結晶核剤よりも有機系結
晶核剤がより好ましい。
【0029】有機系結晶核剤としては、ステアリン酸
塩、アジピン酸塩等の脂肪酸塩、フェニルスルホン酸、
シクロヘキシルホスホン酸等の有機スルホン酸塩、安息
香酸等の芳香族系の塩、ベンズアルデヒドおよびその環
置換体と多価アルコールの縮合物等が挙げられる。透明
性を向上させるために本発明ではベンズアルデヒドおよ
びその環置換体と多価アルコールの縮合物を用いるのが
好ましい。なかでも下記式(2)の低級アルキルジベン
ジリデンソルビトール化合物を用いるのが好ましい。
【0030】
【化4】 (式中、R1とR2は、同一であるかまたは互いに異な
り、水素原子、または炭素数1〜8のアルキル基、アル
コキシ基を表す。a、bはそれぞれ0〜3の整数を表
す。)
【0031】式(2)で表されるジベンジリデンソルビ
トール化合物は、例えばジベンジリデンソルビトール、
ビス(ジメチルベンジリデン)ソルビトール、ビス(ジ
エチルベンジリデン)ソルビトール、ビス(ジプロピル
ベンジリデン)ソルビトール、ビス(ジブチルベンジリ
デン)ソルビトール、ビス(ジペンチルベンジリデン)
ソルビトール、ビス(ジヘキシルベンジリデン)ソルビ
トール等が挙げられ、これらは単独で用いられてもよい
し、併用されてもよい。
【0032】本発明では、積層体フィルムの全層に、樹
脂100重量部に対して、透明性結晶核剤を0.005
〜1重量部配合する。透明性結晶核剤の含有量が1重量
部を超えても、積層体フィルムの透明性や結晶化温度の
向上に大幅な改善が見られないばかりか、柔軟性が極端
に低下してしまう。透明性結晶核剤の含有量が0.00
5重量部を下回ると、透明性結晶核剤の添加した効果が
充分に得られない。
【0033】本発明の積層体フィルムの製造方法は、T
ダイ法、空冷又は水冷インフレーション法、カレンダー
法等従来公知の任意の成形方法が適用できる。成形効率
や作業性を高める目的で、本発明の効果を損なわない範
囲で、フィルムの片面または両面にエンボス加工がされ
ていてもよい。さらにオレフィン系樹脂に通常使用され
る酸化防止剤、アンチブロッキング剤、スリップ剤等が
添加されていてもよい。
【0034】本発明の積層体フィルムは、無延伸でも十
分な効果を得ることはできるが、本発明の範囲内で効果
を高めるために延伸温度60〜150℃、延伸倍率1.
1〜5倍で少なくとも1方向に延伸することができる。
MD方向に延伸するのは、伸長時の応力を高めるためで
あり、TD方向に延伸するのは、手切れ性を高めるため
であるが、MD方向またはTD方向のどちらか片方だけ
の延伸でも良いし、両方向に延伸してもよい。延伸温度
が60℃未満では、積層体フィルムの応力が高すぎ十分
な延伸をかけることができないし、150℃を超えると
MD方向の延伸の場合には伸長後の応力緩和が不十分と
なり、TD方向の延伸の場合には手切れ性が不十分とな
る。好ましくは75〜120℃での延伸温度である。延
伸倍率が1.1倍未満では、延伸の効果が十分発揮でき
ないし、5倍を超えると積層体フィルムが固くなりすぎ
て柔軟性に欠ける。好ましくは1.5〜2.5倍の延伸
倍率である。
【0035】上記延伸方法は、積層体を少なくとも1方
向に均一に延伸できる方法であればいかなる方法でも良
く、テンター延伸、縦一軸延伸、同時二軸延伸、逐次二
軸延伸、ロール圧延延伸、チューブラー延伸等の方法が
好適に用いられる。また、必要に応じてアニール処理を
行っても良い。
【0036】本発明の積層体フィルムの全体厚みは、用
途により適宜決定すれば良いが、一般には20〜300
μmであり、好ましくは50〜150μmである。ま
た、両外層と中間層の厚さの比は、1:1:1〜1:1
0:1の範囲が好ましく、1:2:1〜1:6:1の範
囲がより好ましい。
【0037】上記積層体フィルムを基材として、該基材
の少なくとも一面に粘着剤を形成することにより、粘着
テープが得られる。粘着テープとしては、例えば、アク
リル系、ゴム系、ウレタン系、シリコーン系等従来公知
の粘着剤が用いられる。粘着剤層の形成方法は、従来公
知の任意の方法が採用可能であり、例えば、基材の一面
に溶剤で希釈された粘着剤溶液、またはエマルジョンを
塗布乾燥する方法等が挙げられる。粘着剤層の厚みは、
用途により適宜決定すればよいが、一般的には、5〜5
0μmであり、好ましくは、10〜30μmである。
【0038】上記のようにして得られた本発明のポリオ
レフィン系樹脂の積層体フィルムからなる粘着テープ
は、菓子缶等の容器本体と容器蓋との容器のシールを目
的とした封緘用粘着テープ等として、透明でかつ柔軟性
に優れ、溶剤塗布型の粘着剤を積層する際の成形加工性
が良好で、品質のバラツキが少なく、使用後焼却しても
有害物質を発生しない環境に優しい、粘着テープであ
る。
【0039】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明は実施例に限定されるものではない。な
お、実施例、比較例の評価方法は以下の通りである。 (1)透明性:JIS K 7105に準拠して測定し
たヘイズ値よって、テープの透明性を次の基準で評価し
た。 ○:ヘイズ値が5%未満のもの(外観が良好である) ×:ヘイズ値が5%以上のもの (2)柔軟性:JIS K 7127に準拠してヤング
率を測定し、テープの柔軟性を次の基準で評価した。 ○:ヤング率が300MPa未満(使用可能) ×:ヤング率が300MPa以上 (3)封緘性:市販のカンシーラー(積水包装機器シス
テム社製、型番CA−400−N)を用いて、封緘性を
次の基準で評価した。 ○:封緘性に問題がないもの ×:テープが硬いためにうまく封緘できなかったものや
テープが切断してしまったもの (4)結晶化温度:示差走査熱量計(セイコー電子工業
社製、型番SSC5200熱分析システム)を用いて、
テープを250℃に昇温した後に、10℃/分の速度で
降温した時の結晶化温度を測定した。結晶化温度が高い
ほど、積層体フィルムの製膜時に安定して熱固定され良
好である。
【0040】実施例1 積層体の中間層として、重量平均分子量が31万で、ク
ロス分別法により、測定した樹脂溶出量が、0℃で47
重量%、0℃超70℃で20重量%、70℃超で33重
量%であるポリプロピレン系樹脂(モンテル・エスディ
ーケイ・サンライズ社製、商品名キャタロイKS−08
1P)90重量部に水添されたスチレン−イソプレン−
スチレンブロック共重合体(クラレ社製、商品名ハイプ
ラー7125)を10重量部、さらに透明性結晶核剤と
して低級アルキルジベンジリデンソルビトール(新日本
理化社製、ゲルオールMD)を0.2重量部ブレンドし
た樹脂と、積層体の両外層としてのプロピレン・エチレ
ンランダム共重合体(モンテル・エスディーケイ・サン
ライズ社製、商品名サンアロマーPF631S)100
重量部に透明性結晶核剤として低級アルキルジベンジリ
デンソルビトール(新日本理化社製、ゲルオールMD)
を0.2重量部ブレンドしたものを、220℃で混練
し、押出機からTダイスを用いて両外層および中間層を
層比1/4/1で共押出し、100μmの積層体フィル
ムを得、粘着テープ基材フィルムとした。
【0041】上記フィルムの片面に、アクリル系粘着剤
(総研化学社製、SKダイン1502C)100重量部
とイソシアネート系架橋剤5重量部よりなる粘着剤組成
物をトルエン溶剤で25%まで希釈した粘着剤溶液を塗
布し、120℃で2分間乾燥し、厚み20μmの粘着剤
層を積層し、得られたテープを幅方向にスリットするこ
とによって、幅20mm、長さ200m巻の粘着テープ
を得た。得られた粘着テープの透明性、柔軟性、封緘
性、結晶化温度を測定し、表1に示した。
【0042】実施例2 積層体の中間層として、実施例1で用いたポリプロピレ
ン系樹脂を60重量部に、水添されたスチレン−イソプ
レン−スチレンブロック共重合体(クラレ社製、商品名
ハイプラー7125)を40重量部配合した以外は、実
施例1と同様の方法で、100μmの積層体フィルムを
得、粘着テープ基材フィルムとした。このフィルムを実
施例1と同様に厚み20μmの粘着剤層を積層し、幅2
0mm、長さ200m巻の粘着テープを得た。得られた
粘着テープの透明性、柔軟性、封緘性、結晶化温度を測
定し、表1に示した。
【0043】実施例3 実施例2の積層フィルムの両外層および中間層に、樹脂
100重量部に対して透明性結晶核剤である低級アルキ
ルジベンジリデンソルビトールを0.8重量部ブレンド
したものを、220℃で混練した以外は、実施例1と同
様の方法で、100μmの粘着テープ基材フィルムを得
た。このフィルムを実施例1と同様に厚み20μmの粘
着剤層を積層し、幅20mm、長さ200m巻の粘着テ
ープを得た。得られた粘着テープの透明性、柔軟性、封
緘性、結晶化温度を測定し、表1に示した。
【0044】比較例1 透明性結晶核剤を配合しないこと以外は、実施例1と同
じ樹脂配合、同じ方法で、100μmの粘着テープ基材
フィルムを得た。このフィルムを実施例1と同様に厚み
20μmの粘着剤層を積層し、幅20mm、長さ200
m巻の粘着テープを得た。得られた粘着テープの透明
性、柔軟性、封緘性、結晶化温度を測定し、表1に示し
た。
【0045】比較例2 透明性結晶核剤を樹脂100重量部に対して、5重量部
配合したこと以外は、実施例1と同じ樹脂配合、同じ方
法で、100μmの粘着テープ基材フィルムを得た。こ
のフィルムを実施例1と同様に厚み20μmの粘着剤層
を積層し、幅20mm、長さ200m巻の粘着テープを
得た。得られた粘着テープの透明性、柔軟性、封緘性、
結晶化温度を測定し、表1に示した。
【0046】比較例3 透明性結晶核剤を配合しないこと以外は、実施例2と同
じ樹脂配合、同じ方法で、100μmの粘着テープ基材
フィルムを得た。このフィルムを実施例1と同様に厚み
20μmの粘着剤層を積層し、幅20mm、長さ200
m巻の粘着テープを得た。得られた粘着テープの透明
性、柔軟性、封緘性、結晶化温度を測定し、表1に示し
た。
【0047】比較例4 実施例1で両外層の樹脂として用いたプロピレン・エチ
レンランダム共重合体を、220℃に加熱した押出機か
らTダイスを用いて押出し、単層の100μmの粘着テ
ープ基材フィルムを得た。このフィルムを実施例1と同
様に厚み20μmの粘着剤層を積層し、幅20mm、長
さ200m巻の粘着テープを得た。得られた粘着テープ
の透明性、柔軟性、封緘性、結晶化温度を測定し、表1
に示した。
【0048】比較例5 重合度1000の塩化ビニル樹脂100重量部とジオク
チルフタレート55重量部をカレンダー成形して厚み1
00μmの軟質塩化ビニルフィルムを得た。このフィル
ムを実施例1と同様の方法でビニルテープを作成した。
得られた粘着テープの透明性、柔軟性、封緘性、結晶化
温度を測定し、表1に示した。
【0049】
【表1】
【0050】表1から、本発明の実施例により、ビニル
テープ(比較例5)同様の透明性と柔軟性を持ち、市販
の封緘機で問題なく封緘できる粘着テープが得られた。
一方、透明性結晶核剤を配合しないと、透明性が劣り、
結晶化温度が低い(比較例1、比較例2、比較例3)、
また、3層積層体を用いないといずれの評価も劣った
(比較例4)。
【0051】
【発明の効果】本発明の封緘用粘着テープ基材フィルム
および粘着テープは、3層からなる積層体フィルムの両
外層を透明で耐熱性の良好なポリプロピレン系樹脂と
し、中間層を特定の柔軟なポリプロピレン系樹脂に、特
定のビニル芳香族系エラストマーを特定量加えることに
より、ビニルテープ同等の柔軟性を有し、また3層から
なる積層体フィルムの全層に透明性結晶核剤を特定量配
合することにより、該積層体フィルムの透明性を向上さ
せ、かつ結晶化温度を高くできるので溶剤塗布型の粘着
剤を積層する際の熱処理に対しても成形加工性が良好
で、品質のバラツキの少ない封緘用粘着テープ基材フィ
ルムとなり、使用後焼却しても有害物質を発生しない環
境に優しい粘着テープを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 23/10 (C08L 23/10 53:02) 53:02) Fターム(参考) 4F100 AH02B AH02H AH02K AK07A AK07B AK07C AK11B AK12B AK12J AK25 AK28B AK28J AK28K AK29B AK29J AK51 AL02B AL03B AL05B AL09B AR00D AR00E BA03 BA05 BA06 BA10A BA10C BA10D BA10E BA15 CA30A CA30B CA30C CA30K EH20 GB71 GB90 JA07B JA20B JK06 JK13 JK17 JL13D JL13E JL16 JN01 JN01A JN01B JN01C 4J002 AC082 BB121 BB141 BB151 BP012 EL106 FD206 4J004 AA05 AA10 AA11 AA14 AB01 CA03 CA04 CC03 EA05 FA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3層からなる積層体フィルムにおいて、
    両外層がポリプロピレン系樹脂であり、中間層が下記構
    成のポリプロピレン系樹脂とビニル芳香族系エラストマ
    ーを含有する組成物からなり、積層体フィルム全層に、
    各構成樹脂100重量部に対して、透明性結晶核剤が
    0.005〜1重量部配合されてなることを特徴とする
    封緘用粘着テープ基材フィルム。 (1)重量平均分子量が8万以上60万以下であり、ク
    ロス分別法により測定した樹脂溶出量が、0℃で、全ポ
    リプロピレン系樹脂量の40〜70重量%、0℃超70
    ℃以下で、全ポリプロピレン系樹脂量の10〜30重量
    %、70℃超で、全ポリプロピレン系樹脂量の20〜4
    0重量%であるポリプロピレン系樹脂が、50〜99.
    9重量% (2)ビニル芳香族系エラストマーが0.1〜50重量
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の(2)ビニル芳香族系
    エラストマーが、水添されたスチレン−ブタジエンラン
    ダム共重合体もしくは、水添されたスチレン−ブタジエ
    ン−スチレンブロック共重合体もしくは、水添されたス
    チレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体である
    ことを特徴とする封緘用粘着テープ基材フィルム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の水添されたスチレン−
    イソプレン−スチレンブロック共重合体のイソプレンが
    下記の式(1)のように3,4−結合からなることを特
    徴とする封緘用粘着テープ基材フィルム。 【化1】
  4. 【請求項4】 請求項1の透明性結晶核剤が、下記式
    (2)で表されるジベンジリデンソルビトール化合物か
    らなることを特徴とする封緘用粘着テープ基材フィル
    ム。 【化2】 (式中、R1とR2は、同一であるかまたは互いに異な
    り、水素原子、または炭素数1〜8のアルキル基、アル
    コキシ基を表す。a、bはそれぞれ0〜3の整数を表
    す。)
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の封緘用粘着テー
    プ基材フィルムの少なくとも片面に粘着剤層が積層され
    ている粘着テープ。
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