JP2001301030A - 拡径支持筒付絶縁筒体 - Google Patents
拡径支持筒付絶縁筒体Info
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Abstract
気的性能の優れた接続部を形成できる強度及び耐久性の
高い拡径支持筒付絶縁筒体を提供する。 【解決手段】常温収縮型の絶縁筒体12を拡径支持筒1
4で拡径支持してなり、拡径支持筒14は紐状体16を
スパイラル状に巻回して構成され、その一方の端部14
Aから紐状体16を引き抜いて順次解体して撤去するこ
とにより、絶縁筒体12が一方の端部12Aから順次縮
径される拡径支持筒付絶縁筒体10において、前記拡径
支持筒14が絶縁筒体12を拡径支持するゾーンXのう
ち、絶縁筒体12の縮径が最終的に終了する後端部12
Bを拡径支持する後部ゾーンYにおける紐状体同士が周
方向に沿って連続して全周溶着され、その後部ゾーンY
を除く前、中間部ゾーンZにおける紐状体同士が周方向
に沿って断続的にスポット溶着される。
Description
に用いる拡径支持筒付絶縁筒体の改良に関するものであ
る。
性を向上させるために、図8に示すような拡径支持筒付
絶縁筒体1が使用されつつある。この拡径支持筒付絶縁
筒体1は、シリコーンゴムやEPゴム等の弾性体からな
り、円筒体の両端をテーパ状に先細らせた常温収縮型の
絶縁筒体(絶縁ゴムユニット)2を、ポリプロピレン等
のプラスチック材料で作られた紐状体4をスパイラル円
筒状に巻回して形成された拡径支持筒3で弾性的に拡径
支持して構成されている。なお、拡径支持筒3の隣接す
る紐状体4同士は、図9に示すように、分離可能に周方
向に沿って超音波または高周波等による加熱で、両側面
相互が断続的にスポット溶着され、形状保持される。
は下記のように使用する。即ち、図8に示すように、接
続処理すべきケーブル心材Aの外周の所定位置に拡径支
持筒付絶縁筒体1を配置する。次に拡径支持筒付絶縁筒
体1の拡径支持筒3を、その一方の端部3Aから紐状体
4を引き抜いて、拡径支持筒3の内側を通して他方の端
部3B外方へ引き出すことにより、順次解体して撤去す
る。これに伴い、常温収縮型の絶縁筒体2を一方の端部
2A側から他方の端部2B側に向けて順次縮径させ、そ
の自己収縮作用で前記ケーブル心材Aに所定の面圧で密
着固定して取り付ける。
径支持筒付絶縁筒体1を66kVクラス以上の電力ケー
ブルの接続処理に使用する場合には、絶縁筒体2の絶縁
厚が大きくなるため、絶縁筒体2を拡径支持する拡径支
持筒3には絶縁筒体2の自己収縮作用に伴い、80〜1
20kgf/cm2という大きな円周応力が加わる。
体1をケーブル心材Aに挿入し、絶縁筒体2を縮径して
ケーブル心材Aの外周面に密着固定する際、絶縁筒体2
の縮径の最終段階において、長さの短くなった拡径支持
筒3に応力が集中し、この部分が図10に示すように一
気に型くずれを起こし易い。そうすると、絶縁筒体2の
他方の端部2Bが急激に縮径し、拡径支持筒3から引き
抜かれつつある紐状体4の残部がケーブル心材Aと絶縁
筒体2間に挟まれて、絶縁筒体2内に取り残され、ケー
ブル接続部の施工不良、電気的性能その他の品質低下の
原因となる恐れがあった。
筒3の厚さを増大して機械的強度を大きくすることも考
えられる。しかしながら、ケーブル接続部の補強絶縁体
である絶縁筒体2の内径を大きく広げることになり(拡
径率が上がり)、絶縁筒体2を構成するシリコーンゴム
等の材料が永久伸びを起こす恐れがある。永久伸びが起
こると、この絶縁筒体2をケーブル接続部で長期使用中
に、所望の設計面圧を確保できなくなり、その電気的性
能が低下するという問題があった。
筒の長手方向全長にわたりその隣接する紐状体4同士を
周方向に沿って連続して全周溶着することにより、機械
的強度を大きくすることも考えられる。しかしながら、
全周溶着すると紐状体同士の溶着強度が強くなり過ぎ
て、拡径支持筒3を解体して撤去する際、紐状体の引き
抜き作業が困難になる問題があった。更に、無理に紐状
体同士を引き剥がすことになるので、引き剥がしの際、
紐状体の屑(破材)が出やすい。しかも、この屑は拡径
支持筒3の解体初期の段階から出る恐れがあるので、拡
径支持筒3を解体して撤去を終了するまでの間に、該屑
がケーブル接続作業時に内部に落下し、ケーブル心材A
と絶縁筒体2間に閉じ込められて異物になり、接続部の
絶縁性能を低下させる恐れがあった。
付絶縁筒体における拡径支持筒の機械的強度を高めるこ
とにより、拡径支持筒付絶縁筒体をケーブル心材に挿入
して絶縁筒体を縮径する際、拡径支持筒の絶縁筒体後端
部を拡径支持する部分の型くずれを防止して、絶縁筒体
のケーブル心材への取付けを容易にし、ケーブル接続部
形成のための施工性と安定性を高めること、更に絶縁筒
体の拡径率の上昇を抑え、絶縁筒体の永久伸びによる接
触面圧の低下を防止し、その維持及び向上を図り、接続
部の電気的性能を向上させることを可能にした拡径支持
筒付絶縁筒体を提供するものである。
に、本発明の請求項1に記載された発明は、常温収縮型
の絶縁筒体を拡径支持筒で拡径支持してなり、拡径支持
筒は紐状体をスパイラル状に巻回して構成され、その一
方の端部から紐状体を引き抜いて順次解体して撤去する
ことにより、絶縁筒体が一方の端部から順次縮径される
拡径支持筒付絶縁筒体において、前記拡径支持筒が絶縁
筒体を拡径支持するゾーンのうち、絶縁筒体の縮径が最
終的に終了する後端部を拡径支持する後部ゾーンにおけ
る紐状体同士が周方向に沿って連続して全周溶着され、
その後部ゾーンを除く前、中間部ゾーンにおける紐状体
同士が周方向に沿って断続的にスポット溶着されている
ことを特徴とするものである。
縁筒体をケーブル心材に挿入し、絶縁筒体を縮径してケ
ーブル心材の外周面に密着固定する際、絶縁筒体の縮径
の最終段階において、長さの短くなった拡径支持筒に応
力が集中しても、その部分の拡径支持筒は隣接する紐状
体同士が周方向に沿って連続して全周溶着され、機械的
に補強されているので、この部分が一気に型崩れを起こ
すことがない。このため、拡径支持筒から引き抜かれつ
つある紐状体の残部がケーブル心材と絶縁筒体間に挟ま
れて絶縁筒体内に取り残されることがなくなり、ケーブ
ル接続部の施工が容易かつ確実となり、施工不良に起因
する電気絶縁特性その他の品質低下を防止することがで
きる。
ないので、絶縁筒体の内径を広げる必要がなく、従っ
て、絶縁筒体を構成する材料が永久伸びを起こすことも
なく、ケーブル接続部で長期間使用しても、設計面圧を
確保でき、電気的性能の低下を防止することができる。
なく、拡径支持筒を機械的強度が大きくなるように補強
するゾーンは、絶縁筒体の縮径が最終的に終了する後端
部を拡径支持する後部ゾーンのみであるから、紐状体の
引き抜き作業は従来の作業と殆ど同じで容易なほか、そ
の作業時に紐状体の屑(破材)が出ることもないので、
該屑が接続部内に異物として侵入することもなく、接続
部の絶縁性能の低下を抑えることができる。
は、常温収縮型の絶縁筒体を拡径支持筒で拡径支持して
なり、拡径支持筒は紐状体をスパイラル状に巻回して構
成され、その一方の端部から紐状体を引き抜いて順次撤
去することにより、絶縁筒体が一方の端部から順次縮径
される拡径支持筒付絶縁筒体において、前記拡径支持筒
が絶縁筒体を拡径支持するゾーンのうち、絶縁筒体の縮
径が最終的に終了する後端部を拡径支持する後部ゾーン
の前段部における紐状体同士が容易に分離しないように
周方向に沿って強溶着され、後部ゾーンの前記前段部を
除く部分及び前、中間部ゾーンにおける紐状体同士が分
離可能に周方向に沿って断続的にスポット溶着され、或
いは弱溶着されていることを特徴とするものである。
部を拡径支持する拡径支持筒の後部ゾーンにおいて、実
際に最も応力が集中する前段部が大きく補強されること
になる。そして、紐状体を引き抜いて拡径支持筒の解体
が進み、絶縁筒体の後端部を拡径支持する後部ゾーンの
前段部に至って、長さの短くなった拡径支持筒に応力が
集中する事態になっても、前記後部ゾーンの前段部で紐
状体の引抜きが中断され、拡径支持筒の解体が停止する
ので、拡径支持筒が一気に型崩れを起こすことがなくな
る。このような状態で、長さの短くなった拡径支持筒の
後部ゾーンを、筒形状を保持したまま、絶縁筒体内を他
方の端部側へスライド移動して撤去させる。
項1に記載された発明と同等の効果を有する。更に、拡
径支持筒の後部ゾーンの前段部だけを強溶着すればよい
ので、強溶着する箇所が短くて済み、補強作業が簡単に
なり、拡径支持筒付絶縁筒体の製造コストを低減させる
ことができる。また、強溶着箇所が短くなるため、溶着
強度のばらつきが減少して安定かつ向上し、拡径支持筒
付絶縁筒体の品質管理が容易になる。更に、拡径支持筒
の表面形状が強溶着しないものと殆ど変わらず平滑状態
に保たれるので、絶縁筒体の内面を傷付ける恐れもな
く、ケーブル接続部の電気特性を向上させるのにより有
効である。
は、請求項2に記載された発明において、拡径支持筒の
後部ゾーンの前段部が、後部ゾーンにおける紐状体の巻
回が開始される始端部位又は紐状体が始端部位から1巻
回するまでの任意周長分の範囲であることを特徴とする
ものである。このような箇所で、紐状体同士を強溶着す
ることにより、請求項2に記載された発明の効果をより
一層確実に得ることができ、好ましい。
2により詳細に説明する。本発明の拡径支持筒付絶縁筒
体10は、シリコーンゴムや、EPゴム等の弾性体から
なり、円筒体の両端をテーパ状に先細らせた常温収縮型
の絶縁筒体12を拡径支持筒14で拡径支持して構成さ
れる。拡径支持筒14は、両側面に互いに逆向きのかぎ
部(フック部)(図示せず)を有する長方形等の断面形
状を有し、ポリプロピレン等のプラスチック材料で作ら
れた紐状体16をスパイラル円筒状に巻回しながら、隣
接する紐状体16の両側面に設けたかぎ部を互いに噛み
合わせることにより形成される。また、拡径支持筒14
の隣接する紐状体16同士は分離可能に主に両側面近傍
が周方向に沿って溶着されて形状保持されている。そし
て、拡径支持筒14を、その一方の端部14Aから紐状
体16を引き抜いて順次解体して撤去することにより、
絶縁筒体12が一方の端部12Aから順次縮径されるよ
うに構成されている。
6の溶着方法について更に詳細に説明する。拡径支持筒
14が絶縁筒体12を拡径支持するゾーンXのうち、絶
縁筒体12の縮径が最終的に終了する後端部12Bを拡
径支持する後部ゾーンYにおける紐状体16同士がアイ
ロン等で加熱され、周方向に沿って連続して全周溶着さ
れ、機械的強度が大きくなるよう補強される(図2
(イ)参照)。また、その後部ゾーンYを除くゾーン、
即ち、前、中間部ゾーンZにおける紐状体16同士が超
音波または高周波等により加熱され、周方向に沿って断
続的にスポット溶着される(図2(ロ)参照)。このゾ
ーンZにおける溶着方法は従来の溶着方法と同じであ
り、機械的な強度を大きくする補強が施されない。
2を拡径支持しない先端ゾーンP及び末端ゾーンQは、
通常は周方向に沿って断続的にスポット溶着が施され
る。なお、末端ゾーンQは溶着の施工性を考慮し、後部
ゾーンYに引き続いて全周溶着を施してもよい。更に、
後部ゾーンYは、最初から全周溶着するのではなく、施
工性を考慮し、最初は断続的にスポット溶着を施してお
き、その後、そのスポット溶着部分の上にアイロン、半
田ごて等により、全周溶着を施すようにしてもよい。
0は下記のように使用する。即ち、図3に示すように、
接続処理すべきケーブル心材Aの外周の所定位置にこの
拡径支持筒付絶縁筒体10を配置する。次に拡径支持筒
付絶縁筒体10の拡径支持筒14を、その一方の端部1
4Aから紐状体16を引き抜いて、拡径支持筒14の内
側を通して他方の端部14B外方へ引き出すことによ
り、順次解体して撤去する。これに伴い、常温収縮型の
絶縁筒体12を一方の端部12A側から後端部(他方の
端部)12B側に向けて順次縮径させ、その自己収縮作
用で前記ケーブル心材Aに所定の面圧で密着固定して取
り付けていく。
前、中間部ゾーンZを過ぎて、絶縁筒体12の縮径の最
終段階に相当する後部ゾーンYまで解体されてくると、
長さの短くなった拡径支持筒14に応力が集中するが、
その後部ゾーンYは、拡径支持筒14を構成する紐状体
16同士が全周溶着されて機械的強度が大きくなるよう
に補強されているので、図4に示すように、この部分で
拡径支持筒14が一気に型崩れを起こすことがない。こ
のため、拡径支持筒14から引き抜かれつつある紐状体
16の残部がケーブル心材Aと絶縁筒体12間に挟まれ
て絶縁筒体内に取り残されることがなくなり、ケーブル
接続部の施工が容易かつ確実となり、施工不良に起因す
る電気絶縁特性その他の品質低下を防止することができ
る。
用する拡径支持筒付絶縁筒体10において、拡径支持筒
14の紐状体16が全周溶着される後部ゾーンYの距離
Lと拡径支持筒14の型崩れ(崩壊)有無の関係につい
ての検討を行った。なお、前記距離Lは20mm、30
mm、50mmの3種類、全周溶着の加熱手段は半田ご
てとアイロンの2種類である。また、この拡径支持筒付
絶縁筒体10は、絶縁筒体12を拡径支持筒14で拡径
支持した後、1週間放置し、その後、拡径支持筒14を
解体し、絶縁筒体12を縮径することにより、後部ゾー
ンYにおける拡径支持筒14の型崩れ(崩壊)等の有無
を調査したものである。なお、該表で測定された距離長
さは最も短い部分の長さを指し、該表の備考に記載され
た「抜けた」及び「抜けず」は、拡径支持筒14が絶縁
筒体12の収縮力による縮径作用で、絶縁筒体12から
人の手を借りず自発的に「抜けてくる」及び「抜けてこ
ない」ことを意味する。その結果は表1に示す通りであ
る。
m及び50mmの場合、拡径支持筒14の型崩れは生じ
ないが、補強し過ぎて、引き抜き力が大きくなり、屑発
生の恐れがあること、加えて、拡径支持筒の解体が十分
終了しないうちに、拡径支持筒が早期に絶縁筒体から抜
けてしまい、ケーブル心材Aと絶縁筒体12間に紐状体
16や空気が閉じ込められ、絶縁特性を低下させる問題
がある。そこで、66kV級電力ケーブル接続部に使用
する拡径支持筒の場合、前記距離Lの一例として、20
±5mm程度に設定するのが適切と考えられる。更に、
110kV級電力ケーブル接続部に使用する拡径支持筒
についても同様の検討を行った結果、前記距離Lの一例
として、50±10mm程度に設定するのが適切である
と考えられる。なお、後部ゾーンYの表面上にオイルを
塗布しておくとより施工が容易になる。
4とは構成の異なる拡径支持筒20を用いた拡径支持筒
付絶縁筒体18の実施形態の例である。この絶縁筒体1
8に用いる拡径支持筒20は、両側面に互いに逆向きの
かぎ部(フック部)(図示せず)を有する長方形等の断
面形状を有し、ポリプロピレン等のプラスチック材料で
作られた紐状体16をスパイラル円筒状に巻回しなが
ら、隣接する紐状体16の両側面に設けたかぎ部を互い
に噛み合わせることにより形成され、隣接する紐状体1
6同士は主に両側面近傍が周方向に沿って溶着されて形
状保持されている。そして、拡径支持筒20を、その一
方の端部20Aから紐状体16を引き抜いて、拡径支持
筒20の内側を通して他方の端部20B外方へ引き出
し、順次撤去することにより、絶縁筒体12が一方の端
部12Aから他方の端部12Bに向けて順次縮径される
ように構成されている。
0が絶縁筒体12を拡径支持するゾーンXのうち、絶縁
筒体12の縮径が最終的に終了する後端部12Bを拡径
支持する後部ゾーンYの前段部22における紐状体16
同士が、容易に分離しないように周方向に沿って超音波
等により強く加熱され、強溶着される。図6(イ)で
は、その前段部22が後部ゾーンYにおける紐状体16
の巻回が開始される始端部位(1箇所)において、紐状
体16同士が容易に分離しないように強溶着される場合
を示す。また、図6(ロ)では、その前段部22が後部
ゾーンYにおける紐状体16が始端部位から1巻回した
1周長分の範囲において、紐状体16同士が線状に、且
つ、容易に分離しないように、例えば、超音波強溶着さ
れる場合を示す。なお、その前段部22は、図示しない
が、紐状体16が始端部位から1巻回するまでの任意周
長分の範囲、例えば、1/4周長分の範囲で、紐状体1
6同士が線状に強溶着されるようにしてもよい。更に、
後部ゾーンYの前記前段部22を除く部分(図6(イ)
(ロ)参照)及び前、中間部ゾーンZ(図6(ハ)参
照)における紐状体16同士が分離可能に周方向に沿っ
て、超音波等により弱く加熱され、断続的にスポット溶
着されるか、或いは弱溶着される。なお、前記拡径支持
筒20において、絶縁筒体12を拡径支持しない先端ゾ
ーンP及び末端ゾーンQは、紐状体16同士が分離可能
に周方向に沿って断続的にスポット溶着され、或いは弱
溶着される。
用すると、紐状体16の引抜きによる拡径支持筒20の
解体が進み、絶縁筒体12が一方の端部12A側から順
次縮径してケーブル心材Aに密着固定されて行くが、図
7に示すように、絶縁筒体12の後端部12Bを拡径支
持する後部ゾーンYの前段部22に至って、長さの短く
なった拡径支持筒20に応力が集中する事態になって
も、前記後部ゾーンYの前段部22で紐状体16の引抜
きが中断され、拡径支持筒20の解体が停止するので、
拡径支持筒20が一気に型崩れを起こすことがなくな
る。このような状態で、長さの短くなった拡径支持筒2
0の後部ゾーンYを、筒形状を保持したまま、絶縁筒体
12内を他方の端部12B側へスライド移動し、絶縁筒
体12の外方へ撤去させる。
持筒14の場合と同様に、拡径支持筒20から引き抜か
れる紐状体16の残部がケーブル心材Aと絶縁筒体12
間に挟まれて絶縁筒体12内に取り残されることがなく
なり、ケーブル接続部の施工が容易かつ確実となり、施
工不良に起因する電気絶縁特性その他の品質低下を防止
することができる。更に、拡径支持筒20の後部ゾーン
Yの前段部22だけを強溶着すればよいので、強溶着す
る箇所が短くて済み、補強作業が簡単になり、拡径支持
筒付絶縁筒体18の製造コストを低減させることができ
る。また、強溶着箇所が短くなるため、溶着強度のばら
つきが減少して安定かつ向上し、拡径支持筒付絶縁筒体
18の品質管理が容易になる等の効果を奏するので有効
である。
の解体が進み、絶縁筒体12の後端部12Bを拡径支持
する後部ゾーンYの前段部22に至って、紐状体16の
引抜きが中断され、拡径支持筒20の解体が停止した
後、拡径支持筒20の後部ゾーンYを、筒形状が保持し
たまま、絶縁筒体12内を他方の端部12B側へスライ
ド移動させ、絶縁筒体12の外方へ撤去させるが、この
際、後部ゾーンYの距離Lが長過ぎると、拡径支持筒2
0をスライド移動させるのに支障を来たす恐れがある。
そこで、この拡径支持筒付絶縁筒体18を接続部に用い
る電力ケーブルの電圧階級(kV)毎に、拡径支持筒2
0の距離L(mm)の限界長の一例を実験により求め
た。その結果を表2に示す。
離Lの限界長は、上記表2から分かるように、拡径電力
ケーブルの電圧階級によって異なる。更に、該距離Lは
導体サイズや拡径率によっても異なるので、使用電圧階
級、導体サイズ及び拡径率に適応した拡径支持筒20の
付いた拡径支持筒付絶縁筒体18を用いることが望まし
い。また、拡径支持筒20の後部ゾーンYの表面又は絶
縁筒体12の内面に予めオイルを塗布しておくと、その
後部ゾーンYを、筒形状を保持したままスライド移動さ
せて撤去させることが容易になり、施工性を高めるのに
有効である。
された発明によると、常温収縮型の絶縁筒体を拡径支持
筒で拡径支持してなり、拡径支持筒は紐状体をスパイラ
ル状に巻回して構成され、その一方の端部から紐状体を
引き抜いて順次解体して撤去することにより、絶縁筒体
が一方の端部から順次縮径される拡径支持筒付絶縁筒体
において、前記拡径支持筒が絶縁筒体を拡径支持するゾ
ーンのうち、絶縁筒体の縮径が最終的に終了する後端部
を拡径支持する後部ゾーンにおける紐状体同士が周方向
に沿って連続して全周溶着され、その後部ゾーンを除く
前、中間部ゾーンにおける紐状体同士が周方向に沿って
断続的にスポット溶着されているので、絶縁筒体の縮径
が最終段階を至っても、拡径支持筒の後部ゾーンが一気
に型崩れを起こすことがない。このため、拡径支持筒か
ら引き抜かれつつある紐状体の残部がケーブル心材と絶
縁筒体間に挟まれて絶縁筒体内に取り残されることがな
くなり、ケーブル接続部の施工が容易かつ確実となり、
施工不良に起因する電気絶縁特性その他の品質低下を防
止することができる。
ないので、絶縁筒体の内径を広げる必要がなく、従っ
て、絶縁筒体を構成する材料が永久伸びを起こすことも
なく、ケーブル接続部で長期間使用しても、設計面圧を
確保でき、電気的性能の低下を防止することができる。
なく、拡径支持筒を機械的に補強するゾーンは、絶縁筒
体の縮径が最終的に終了する後端部を拡径支持する後部
ゾーンのみであるから、紐状体の引き抜き作業は従来の
作業と殆ど同じで容易なほか、その作業時に紐状体の屑
(破材)が出ることもないので、該屑が接続部内に異物
として侵入することもなく、接続部の絶縁性能の低下を
抑えることができる。
よると、常温収縮型の絶縁筒体を拡径支持筒で拡径支持
してなり、拡径支持筒は紐状体をスパイラル状に巻回し
て構成され、その一方の端部から紐状体を引き抜いて順
次撤去することにより、絶縁筒体が一方の端部から順次
縮径される拡径支持筒付絶縁筒体において、前記拡径支
持筒が絶縁筒体を拡径支持するゾーンのうち、絶縁筒体
の縮径が最終的に終了する後端部を拡径支持する後部ゾ
ーンの前段部における紐状体同士が容易に分離しないよ
うに周方向に沿って強溶着され、後部ゾーンの前記前段
部を除く部分及び前、中間部ゾーンにおける紐状体同士
が分離可能に周方向に沿って断続的にスポット溶着さ
れ、或いは弱溶着されているので、請求項1に記載され
た発明と同等の効果を得ることができるほか、更に、拡
径支持筒の後部ゾーンの前段部だけを強溶着すればよい
ので、強溶着する箇所が短くて済み、補強作業が簡単に
なり、拡径支持筒付絶縁筒体の製造コストを低減させる
ことができる。
度のばらつきが減少して安定かつ向上し、拡径支持筒付
絶縁筒体の品質管理が容易になる。更に、拡径支持筒の
表面形状が強溶着しないものと殆ど変わらず平滑状態に
保たれるので、絶縁筒体の内面を傷付ける恐れもなく、
ケーブル接続部の電気特性をより向上させることができ
る。
よると、請求項2に記載された発明において、拡径支持
筒の後部ゾーンの前段部が、後部ゾーンにおける紐状体
の巻回が開始される始端部位又は紐状体が始端部位から
1巻回するまでの任意周長分の範囲であるので、紐状体
同士を強溶着する個所が短くて済み、請求項2に記載さ
れた発明の効果をより一層確実に得ることができる。
ある。
筒を構成する紐状体同士の溶着状態を示す説明図で、
(イ)は後部ゾーンの溶着状態の図、(ロ)は前、中間
部ゾーンの溶着状態の図である。
用する場合を示す概要図である。
の縮径の最終段階における拡径支持筒の解体状態を示す
説明図である。
持筒を構成する紐状体同士の溶着状態を示す説明図で、
(イ)(ロ)は後部ゾーンの前段部の異なる2例の溶着
状態の図、(ハ)は前、中間部ゾーンの溶着状態の図で
ある。
持筒の解体がその後部ゾーンの前段部に至った場合の状
態を示す説明図である。
適用する状態を示す概要図である。
持筒を構成する紐状体同士の溶着状態を示す説明図であ
る。
筒体の縮径の最終段階における拡径支持筒の解体状態を
示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 常温収縮型の絶縁筒体を拡径支持筒で拡
径支持してなり、拡径支持筒は紐状体をスパイラル状に
巻回して構成され、その一方の端部から紐状体を引き抜
いて順次解体して撤去することにより、絶縁筒体が一方
の端部から順次縮径される拡径支持筒付絶縁筒体におい
て、前記拡径支持筒が絶縁筒体を拡径支持するゾーンの
うち、絶縁筒体の縮径が最終的に終了する後端部を拡径
支持する後部ゾーンにおける紐状体同士が周方向に沿っ
て連続して全周溶着され、その後部ゾーンを除く前、中
間部ゾーンにおける紐状体同士が周方向に沿って断続的
にスポット溶着されていることを特徴とする拡径支持筒
付絶縁筒体。 - 【請求項2】 常温収縮型の絶縁筒体を拡径支持筒で拡
径支持してなり、拡径支持筒は紐状体をスパイラル状に
巻回して構成され、その一方の端部から紐状体を引き抜
いて順次撤去することにより、絶縁筒体が一方の端部か
ら順次縮径される拡径支持筒付絶縁筒体において、前記
拡径支持筒が絶縁筒体を拡径支持するゾーンのうち、絶
縁筒体の縮径が最終的に終了する後端部を拡径支持する
後部ゾーンの前段部における紐状体同士が容易に分離し
ないように周方向に沿って強溶着され、後部ゾーンの前
記前段部を除く部分及び前、中間部ゾーンにおける紐状
体同士が分離可能に周方向に沿って断続的にスポット溶
着され、或いは弱溶着されていることを特徴とする拡径
支持筒付絶縁筒体。 - 【請求項3】 前記後部ゾーンの前段部は、後部ゾーン
における紐状体の巻回が開始される始端部位又は紐状体
が始端部位から1巻回するまでの任意周長分の範囲であ
る請求項2記載の拡径支持筒付絶縁筒体。
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