JPH11187533A - 拡径支持部材上に保持された自己収縮性チューブ/絶縁筒 - Google Patents

拡径支持部材上に保持された自己収縮性チューブ/絶縁筒

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JPH11187533A
JPH11187533A JP9353258A JP35325897A JPH11187533A JP H11187533 A JPH11187533 A JP H11187533A JP 9353258 A JP9353258 A JP 9353258A JP 35325897 A JP35325897 A JP 35325897A JP H11187533 A JPH11187533 A JP H11187533A
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cylindrical
spiral
enlarged
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JP9353258A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Hane
良成 羽根
Toyoaki Tashiro
豊明 田代
Takumi Takaoka
巧 高岡
Yuji Sakurai
裕士 桜井
Kozo Takahashi
幸三 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性能あるいは絶縁性能を向上させるとと
もに、装着の作業性を向上させること。 【解決手段】 弾性自己収縮チューブ1を、一定幅の帯
状体をスパイラル状に形成したスパイラル状拡径支持部
材2と、筒状中空円筒体から構成される筒状拡径支持部
材3とにより拡径状態で支持する。弾性自己収縮チュー
ブ1を電力ケーブル接続部等に装着する際、帯状体の一
端2aを引き抜くことによりスパイラル状拡径支持部材
2を除去し、筒状拡径支持部材3をスライドさせて抜き
取る。スパイラル状拡径支持部材2を先に除去すること
により弾性自己収縮チューブ1の位置決めを行うことが
でき作業性を向上させることができる。また、防水シー
ル面や絶縁界面の内面に相当する部分を筒状拡径支持部
材3により支持させることにより防水性能、絶縁性能を
向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブル接続
部などの絶縁、防湿処理等に使用される弾性自己収縮チ
ューブおよび絶縁筒に関し、特に本発明は、拡径支持部
材上に保持された弾性自己収縮チューブおよび絶縁筒に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブル等への防水を主とする防水
チューブ等の弾性自己収縮チューブあるいは接続部など
の絶縁に使用される弾性自己収縮絶縁筒(以下、両者を
含めて弾性自己収縮チューブと言うこととし、特に電力
ケーブルの接続部に適用されるものを絶縁筒ということ
とする)を拡径支持部材上に保持させ、該拡径支持部材
上に支持された弾性自己収縮チューブ(あるいは絶縁
筒)内に電力ケーブルを挿入し、上記拡径支持部材を除
去することにより、弾性自己収縮チューブあるいは絶縁
筒を電力ケーブルに装着することが作業性を容易にする
ため行われている。
【0003】上記拡径支持部材としては、主に、抜き取
りの容易な一定幅の帯状体をスパイラル状に形成したス
パイラル状拡径支持部材が使用されている。また、小さ
いものでは、筒状中空円筒体から構成される筒状拡径支
持部材が使用されている。そして、上記拡径支持部材上
に保持された弾性自己収縮チューブ内に電力ケーブルを
挿入したのち、上記筒状拡径支持部材を弾性自己収縮チ
ューブの長さ方向にスライドさせて引き抜いたり、上記
スパイラル状拡径支持部材の帯状体を引き抜きスパイラ
ル状中空円筒体を分離引き外すことにより、弾性自己収
縮チューブを電力ケーブル上に装着する。
【0004】図8は上記スパイラル状拡径支持部材上に
支持された弾性自己収縮チューブを電力ケーブルに装着
する様子を示す図である。同図に示すように、スパイラ
ル状拡径支持部材2の帯状体2aを弾性自己収縮チュー
ブ1の長さ方向に引き抜くことにより、スパイラル状拡
径支持部材2がほどかれ、弾性自己収縮チューブ1が電
力ケーブルの絶縁体上に装着される。図9は、本発明者
らが、特願平9−325786号にて提案した弾性チュ
ーブの装着方法である。弾性収縮チューブ2と、拡径保
持筒体3の間に、筒状の摩擦の小さいシート4を入れ、
シート4を保持を助ける道具の筒7とともに、引き抜
き、ケーブル8上に装着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術には
次のような問題点があった。 (1) 拡径支持部材がスパイラル状に形成され、帯状体を
引き抜くことにより弾性自己収縮チューブを電力ケーブ
ル上に装着するものは、弾性自己収縮チューブの内面に
スパイラル状の筋状の凹部が残り、この凹部を通して、
水分が浸入したり、絶縁界面の場合には、この部分で部
分放電が発生し、絶縁破壊に至る場合がある。
【0006】(2) 筒状中空円筒体を拡径支持部材として
使用し、筒状拡径支持部材をスライドさせて引き抜き、
弾性自己収縮チューブを電力ケーブル上に装着するもの
は、スパイラル状拡径支持部材の帯状体を引き抜く場合
と比べ、大きな引き抜き力を必要とする。また、上記引
く抜き力を低減化するため、例えば、弾性自己収縮チュ
ーブと拡径支持部材の間に摩擦係数が小さなフィルム状
のシートを介在させたり、あるいは筒状拡径支持部材の
表面を低摩擦係数としたり、潤滑剤等を塗布することも
考えられるが、この場合でも比較的大きな引き抜き力が
必要とされる。
【0007】(3) 拡径支持部材がスパイラル状に形成さ
れたものである場合、電力ケーブルに装着する際、帯状
体を電力ケーブルの外側で、かつ自身の支持部材の内側
を通して円周状に回してスパイラル状に形成された帯状
体をほどいていく必要があり、作業時間が長く作業が面
倒であるといった問題点がある。 (4) 全長に渡って筒状拡径支持部材を使用するものは、
収縮時の電力ケーブル上の位置決めに注意が必要とな
る。それは、筒状拡径支持部材を使用した場合は、筒状
拡径支持部材をスライドさせて引き抜く際、弾性自己収
縮チューブが装着したい位置からずれる場合がある。
【0008】本発明は上記した事情に鑑みなされたもの
であって、弾性自己収縮チューブおよび絶縁筒の防水性
能あるいは絶縁性能を向上させるとともに、拡径支持部
材の引き抜きを容易にし、また弾性自己収縮チューブお
よび絶縁筒の長さ方向の位置決めを容易にすることによ
り装着の作業性を向上させることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、弾性自己収縮チューブを、一定
幅の帯状体をスパイラル状に形成したスパイラル状拡径
支持部材と、筒状中空円筒体から構成される筒状拡径支
持部材とにより拡径状態で支持する。そして、弾性自己
収縮チューブを電力ケーブル、電力ケーブル接続部等に
装着する際、上記スパイラル状拡径支持部材を、その帯
状体の一端を自己収縮性チューブの長さ方向に引くこと
により分離引きはずし、また、上記筒状拡径支持部材
を、該筒状拡径支持部材を自己収縮性チューブの長さ方
向に引くことにより抜き取る。
【0010】弾性自己収縮チューブの防水シール面や絶
縁界面の内面に相当する部分は、筒状拡径支持部材によ
り支持させ、上記防水シール面等以外の部分はスパイラ
ル状拡径支持部材により支持させる。また、高圧電極シ
ールド用内部半導電層を備えた絶縁筒の場合は、スパイ
ラル状拡径支持部材により支持する部分を上記高圧電極
シールド用内部半導電層の部分に限定する。このように
スパイラル状拡径支持部材は跡がついても問題を起こさ
ないところで用いる。また、筒状拡径支持部材の引き抜
きを容易にするため、筒状拡径支持部材をテーパ状とし
たり、弾性自己収縮チューブ自体をテーパ状とすること
もできる。さらに、筒状拡径支持部材の引き抜き力を早
く減少させ、引き抜きを容易にするとともに弾性自己収
縮チューブの位置決めを容易にするため、弾性自己収縮
チューブのスパイラル状拡径支持部材により支持される
部分の肉厚を厚くしておいてもよい。
【0011】本発明においては、上記構成としたので、
以下のように防水性能あるいは絶縁性能を向上させ、装
着の作業性を向上させることができる。 弾性自己収縮チューブの絶縁界面や防水シール面を
筒状拡径支持部材により支持させることにより、この部
分にスパイラル状の凹部が発生することがない。このた
め、防水性能あるいは絶縁性能を向上させることができ
る。 スパイラル状拡径支持部材により支持させる部分を
高圧電極シールド用内部半導電層が設けられた部分や電
界ストレスが小さい部分に限定し、弾性自己収縮チュー
ブを電力ケーブルもしくは接続部に装着する際、帯状体
を引き抜いてスパイラル状拡径支持部材を先に除去する
ことにより、この部分の弾性自己収縮チューブを先に縮
径させる。これにより、弾性自己収縮チューブの位置決
めが容易になる。
【0012】 スパイラル状拡径支持部材により支持
させる部分の肉厚を厚くしておくと、この部分のスパイ
ラル状拡径支持部材を先に除去したとき、拡径されてい
た弾性自己収縮チューブが縮径し、この縮径力により筒
状拡径支持部材を外側に押し出そうとする力が働く。こ
のため、筒状拡径支持部材の引き抜きが容易となる。ま
た、肉厚部の締めばめ力が大きいので、スパイラル状拡
径支持部材を先に除去したとき弾性自己収縮チューブが
電線を締めばめ、筒状拡径支持部材を引く抜くとき、弾
性自己収縮チューブが移動しない。このため、弾性自己
収縮チューブの位置決めを容易に行うことができ、作業
性が向上する。 筒状拡径支持部材をテーパ状に構成することによ
り、スライド引き抜きを容易に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を示
す図である。同図(a)は本実施例における弾性自己収
縮チューブ素管の断面図を示し、同図(b)は拡径保持
部材により拡径された自己収縮チューブの断面を示して
いる。同図において、2は帯状体をスパライル状に形成
したスパイラル状拡径支持部材である。スパイラル状拡
径支持部材2の帯状体の端部2aは自己収縮チューブ1
の外部に導出されており、該端部2aを自己収縮チュー
ブ1の長さ方向に引き抜くことにより、帯状体がほぐれ
スパイラル状拡径支持部材2を弾性自己収縮チューブか
ら除去することができる。
【0014】3は筒状拡径支持部材であり、本実施例に
おいては筒状拡径支持部材3と弾性自己収縮チューブ1
の間にプラスチックチューブ等の低摩擦係数材料4を介
在させており、低摩擦係数材料4を自己収縮チューブ1
の長さ方向に引っ張ることにより、筒状拡径支持部材3
を容易に引き抜くことができる。本実施例において、筒
状拡径支持部材3の外径はスパイラル状拡径支持部材2
の外径より小さい。このように構成することにより、筒
状拡径支持部材3により支持された部分の拡径率を中央
部分の拡径率より小さくすることができ、引き抜き力を
小さくすることができる。
【0015】なお、筒状拡径保持部材3を容易に引き抜
くことができるようにするため、上記のように低摩擦係
数材料4を介在させる外、例えば、筒状拡径支持部材3
を摩擦係数の小さい材料で構成したり、筒状拡径支持部
材3の表面に潤滑剤を塗布したり、さらに、筒状拡径支
持部材の外周側に凹凸ができないように内周側に切り込
み等を設けておき、筒状拡径支持部材を解体して除去す
るようにしてもよい。
【0016】図1に示す弾性自己収縮チューブを電力ケ
ーブル等の上に装着するには、図1拡径支持部材上の支
持された弾性自己収縮チューブ内に電力ケーブル等を挿
入し、まず、スパイラル状拡径支持部材2の帯状体の端
部2aを自己収縮チューブ1の長さ方向に引き抜き、ス
パイラル状拡径支持部材2を除去する。これにより、弾
性自己収縮チューブ1の中央部分が縮径し電力ケーブル
等を把持する。ついで、低摩擦係数材料4を引っ張り、
両側の筒状拡径支持部材2をスライドさせて引き抜く。
これにより、弾性自己収縮チューブ1が電力ケーブル等
に装着される。
【0017】上記のように弾性自己収縮チューブ1の両
端部側が表面に凹凸等がない筒状拡径支持部材3により
支持されているので、筒状拡径支持部材3を引き抜いた
とき弾性自己収縮チューブ1の両端部の内側に凹凸等が
できることがなく、防水シール性能、電気的性能を向上
させることができる。さらに、弾性自己収縮チューブ1
の中央部はスパイラル状拡径支持部材で支持されている
ので容易に分解して引き抜くことができ、また、スパイ
ラル状拡径支持部材を引き抜くことより弾性自己収縮チ
ューブ1が電力ケーブル等を把持するので、筒状拡径支
持部材3を引き抜くとき弾性自己収縮チューブ1の位置
がずれることがなく、作業性を向上させることができ
る。
【0018】図2は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。同図は電力ケーブル接続部等に使用される弾性自己
収縮絶縁筒を示しており、同図(a)は拡径支持部材に
より拡径状態で支持された絶縁筒の断面図を示し、同図
(b)は絶縁筒素管の断面図を示している。同図(a)
において、10は拡径支持部材により支持された絶縁筒
であり、絶縁筒10の絶縁層11の外周には外部半導電
層12が設けられ、絶縁筒10の導体接続部が配置され
る部分の内周には高圧電極シールド用の内部半導電層1
3が設けられている。内部半導電層13が設けられた部
分は、帯状体をスパイラル状に形成したスパイラル状拡
径支持部材2により拡径状態で支持されている。
【0019】絶縁筒10の両端側は筒状拡径支持部材3
により拡径状態で支持されており、筒状拡径支持部材3
と絶縁筒の間には引き抜きを容易にするため、プラスチ
ックチューブ等の低摩擦係数材料4が設けられている。
図2(b)は絶縁筒10から拡径支持部材を取り外した
状態を示しており、同図に示すように、素管状態で絶縁
筒10の両端部側の外径を、中央部側の外径より大きく
しておくことにより、拡径支持部材で支持したときの両
端部側の締めつけ力をわずかに移動すればすぐ小さくす
ることができ、筒状拡径支持部材3の引き抜きを容易に
することができる。
【0020】図2に示す拡径支持部材により支持された
絶縁筒を電力ケーブルの直線接続部に装着した図を図3
に示す。段剥ぎしケーブル導体を露出させたケーブルを
絶縁筒10の両側から挿入し、導体接続金具により2本
の導体を接続する。ついで、導体接続部が絶縁筒10の
内部半導電層が形成された部分に配置されるように絶縁
筒10を位置決めし、スパイラル状拡径保持部材2の帯
状体の端部2aを絶縁筒10の長さ方向に引き抜き、ス
パイラル状拡径支持部材2を除去する。これにより、絶
縁筒10の中央部分が縮径し電力ケーブル接続部分を把
持する。次いで、前記したように、低摩擦係数材料4を
引っ張り、両側の筒状拡径支持部材3をスライドさせて
引き抜く。これにより、図3に示すように絶縁筒10が
電力ケーブルの接続部に装着される。
【0021】本実施例においては、上記のように絶縁筒
10の内部半導電層13が形成された部分をスパイラル
状拡径支持部材で支持しているので、絶縁筒10の中央
部の内側にスパイラル状拡径支持部材による凹凸が形成
されても、電気的性能を劣化させることがない。また、
絶縁筒10の両端部側は筒状拡径支持部材で支持されて
いるので、絶縁筒10の内側に凹凸が形成されることが
なく、防水シール性能、電気的性能を低下させることが
ない。
【0022】しかも、絶縁筒10の中央部はスパイラル
状拡径支持部材で支持されているので容易に引き抜くこ
とができ、また、スパイラル状拡径支持部材を引き抜く
ことより絶縁筒10が電力ケーブル接続部を把持するの
で、筒状拡径支持部材3を引き抜くとき絶縁筒10の位
置がずれることがなく、作業性を向上させることができ
る。さらに、図2(b)に示すように、素管状態で絶縁
筒10の両端部側の外径を、中央部側の外径より大きく
しておくことにより、筒状拡径支持部材3の締め付け力
をわずかに移動すればすぐに小さくすることができ、筒
状拡径支持部材3の引き抜きを容易にすることができ
る。
【0023】図4は上記第2の実施例の変形例を示す図
であり、本実施例は、図2(a)において筒状拡径支持
部材をテーパ状に形成したものである。図4に示すよう
に、筒状拡径支持部材3をテーパ状に形成することによ
り、図2のものと比べ、筒状拡径支持部材3の引き抜き
を同様に容易にすることができる。
【0024】図5は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。同図は電力ケーブルの直線接続部等に使用される弾
性自己収縮絶縁筒を示しており、同図の中心線より上半
分は拡径支持部材により拡径状態で支持された絶縁筒の
断面図を示し、中心線の下半分は拡径支持部材により拡
径状態で支持された絶縁筒の外観を示している。図5に
おいて、10は拡径支持部材により支持された絶縁筒で
あり、図2と同様、絶縁筒10の絶縁層11の外周には
外部半導電層12が設けられ、絶縁筒10の導体接続部
が配置される部分の内周には高圧電極シールド用の内部
半導電層13が設けられている。
【0025】内部半導電層13が設けられた部分は、帯
状体をスパイラル状に形成したスパイラル状拡径支持部
材2により拡径状態で支持され、絶縁筒10の両端側は
筒状拡径支持部材3により拡径状態で支持されており、
筒状拡径支持部材3と絶縁筒の間には引き抜きを容易に
するため、プラスチックチューブ等の低摩擦係数材料4
が設けられている。また、本実施例において、絶縁筒1
0の内部半導電層13が形成されている部部分(スパイ
ラル状拡径支持部材2に支持される部分)は、筒状拡径
支持部材3に支持される部分より肉厚が厚く、スパイラ
ル状拡径支持部材2に支持された部分から筒状拡径支持
部材3に支持された部分に向かってテーパ状もしくは曲
線状に肉厚が薄くなっている。
【0026】本実施例の絶縁筒10は上記のように構成
されているので、スパイラル状拡径支持部材を引き抜く
と、上記肉厚の厚い部分が縮径し、肉厚の厚い部分によ
り電力ケーブルの接続部を強く把持するので、筒状拡径
支持部材3を引き抜くとき絶縁筒10の位置がずれるこ
とがない。また、肉厚の厚い部分が縮径することによ
り、筒状拡径支持部材3を左右に押し出そうとする力が
発生し、筒状拡径支持部材3の左右方向のスライド引き
抜きを一層容易に行うことができる。また、第2の実施
例と同様、絶縁筒10の両端部側は筒状拡径支持部材で
支持されているので、絶縁筒10の内側に凹凸が形成さ
れることがなく、防水シール性能、電気的性能を低下さ
せることがない。
【0027】図6は本発明の第4の実施例を示す図であ
る。本実施例は機器直結形接続部に適用される絶縁筒の
構成の一例を示しており、同図の中心線より上半分は拡
径支持部材により拡径状態で支持された絶縁筒の断面図
を示し、中心線の下半分は拡径支持部材により拡径状態
で支持された絶縁筒の外観を示している。図6におい
て、10は拡径支持部材により支持された絶縁筒であ
り、絶縁筒10の絶縁層11の外周には外部半導電層1
2が設けられ、絶縁筒10の導体接続部が配置される部
分の内周には高圧電極シールド用の内部半導電層13が
設けられている。
【0028】内部半導電層13が設けられた部分は、帯
状体をスパイラル状に形成したスパイラル状拡径支持部
材2により拡径状態で支持され、絶縁筒10の一方端に
は機器の接続端子等が挿入される開口部が設けられ、他
方端側は筒状拡径支持部材3により拡径状態で支持され
ており、筒状拡径支持部材3と絶縁筒の間には引き抜き
を容易にするため、プラスチックチューブ等の低摩擦係
数材料4が設けられている。また、本実施例において
は、前記第3の実施例と同様、絶縁筒10の内部半導電
層13が形成されている部分(スパイラル状拡径支持部
材2に支持される部分)は、筒状拡径支持部材3に支持
される部分より肉厚が厚く、スパイラル状拡径支持部材
2に支持された部分から筒状拡径支持部材3に支持され
た部分に向かってテーパ状もしくは曲線状に肉厚が薄く
なっている。
【0029】図6に示す拡径支持部材により支持された
絶縁筒を機器直結形接続部に装着する。例えば、機器の
エポキシブッシング等に被せられるが、一方が拡径され
ているので、挿し込み押し広げるのは、特別な道具を必
要としない。絶縁筒を装着するには、段剥ぎしケーブル
導体を露出させたケーブルを絶縁筒10の筒状拡径支持
部材3で支持された部分から挿入し、ケーブル導体を機
器の端子に羽子板端子のボルト締め、あるいは、プラグ
イン接続端子のプラグイン接続等により接続する。つい
で、上記接続部が絶縁筒10の内部半導電層が形成され
た部分に配置されるように絶縁筒10を位置決めし、ス
パイラル状拡径保持部材2の帯状体の端部2aを絶縁筒
10の長さ方向に引き抜き、スパイラル状拡径支持部材
2を除去する。これにより、絶縁筒10の内部半導電層
が形成された部分が縮径し上記接続部分を把持する。次
いで、前記したように、低摩擦係数材料4を引っ張り、
筒状拡径支持部材3をスライドさせて引き抜く。これに
より、絶縁筒10が機器直結形接続部に装着される。
【0030】本実施例の絶縁筒10は上記のように構成
されているので、第3の実施例と同様、スパイラル状拡
径支持部材2を引き抜くと、上記肉厚の厚い部分が縮径
し、肉厚の厚い部分により接続部を強く把持するので、
筒状拡径支持部材3を引き抜くとき絶縁筒10の位置が
ずれることがない。また、肉厚の厚い部分が縮径するこ
とにより、筒状拡径支持部材3をに押し出そうとする力
が発生し、筒状拡径支持部材3のスライド引き抜きを一
層容易に行うことができる。図7は本発明の第5の実施
例を示す図である。本実施例は分岐接続部に適用される
絶縁筒の構成の一例を示しており、同図は拡径支持部材
により拡径状態で支持された絶縁筒の断面図を示してい
る。
【0031】図7において、10は拡径支持部材により
支持された絶縁筒であり、絶縁筒10の内部には3本の
ケーブル導体を接続するための導体接続金具22がモー
ルド等により一体で取り付けられている。絶縁筒10の
絶縁層11の外周には外部半導電層12が設けられてい
る。また、絶縁筒10の導体接続金具22が設けられて
いる部分およびケーブル導体が配置される部分の内周に
は高圧電極シールド用の内部半導電層13が設けられて
いる。ケーブル導体が配置される部分は、帯状体をスパ
イラル状に形成したスパイラル状拡径支持部材2により
拡径状態で支持され、絶縁筒10のケーブル挿入開口部
は筒状拡径支持部材3により拡径状態で支持されてい
る。また、本実施例においては、前記第3の実施例と同
様、絶縁筒10のスパイラル状拡径支持部材2に支持さ
れる部分は、筒状拡径支持部材3に支持される部分より
肉厚が厚く、筒状拡径支持部材3に支持された部分に向
かってテーパ状もしくは曲線状に肉厚が薄くなってい
る。
【0032】図7に示す拡径支持部材により支持された
絶縁筒を用いて分岐接続を行うには、段剥ぎしケーブル
導体を露出させたケーブルを絶縁筒10の筒状拡径支持
部材3で支持された部分から挿入し、ケーブル導体を導
体接続金具22に接続する。ケーブル導体と導体接続金
具22の電気的接続は、例えば、導体接続金具22にリ
ング状バネで形成された接触子を設け、バネ力により接
触子をケーブル導体に押し付けケーブル導体と導体接続
金具22を電気的に導通させる。ついで、スパイラル状
拡径保持部材2の帯状体の端部2aを引き抜き、スパイ
ラル状拡径支持部材2を除去する。これにより、絶縁筒
10の内部半導電層が形成された部分が縮径する。次い
で、両側の筒状拡径支持部材3をスライドさせて引き抜
く。これにより、絶縁筒10によりケーブルが分岐接続
される。
【0033】本実施例の絶縁筒10は上記のように構成
されているので、前記した第3、4の実施例と同様、ス
パイラル状拡径支持部材2を引き抜くと、上記肉厚の厚
い部分が縮径し、筒状拡径支持部材3をに押し出そうと
する力が発生し、筒状拡径支持部材3の左右方向のスラ
イド引き抜きを一層容易に行うことができる。また、絶
縁筒10のケーブル挿入部分は筒状拡径支持部材で支持
されているので、絶縁筒10の内側に凹凸が形成される
ことがなく、防水シール性能、電気的性能を低下させる
ことがない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
以下の効果を得ることができる。 (1)スパイラル状拡径支持部材と筒状拡径支持部材を
用いて弾性自己収縮チューブ(もしくは絶縁筒)を拡径
状態で保持するようにしたので、抜き取り難い筒状拡径
支持部材の長さが減少し、拡径支持部材の抜き取り作業
を容易にすることができる。また、スパイラル状拡径支
持部材を先に引き抜くことによりその部分の弾性自己収
縮チューブが縮径し電力ケーブル等を把持するので、弾
性自己収縮チューブの長さ方向の位置決めを容易に行う
ことができる。このため、作業性を向上させることがで
きる。 (2)弾性自己収縮チューブの絶縁界面や防水シール面
を筒状拡径支持部材により支持させることにより、この
部分にスパイラル状の凹部が発生することがなく、防水
性能あるいは絶縁性能を向上させることができる。 (3)スパイラル状拡径支持部材により支持させる部分
の肉厚を厚くしておくことにより、スパイラル状拡径支
持部材を先に除去したとき、拡径されていた弾性自己収
縮チューブが縮径し筒状拡径支持部材を外側に押し出そ
うとする力が働くため、筒状拡径支持部材の引き抜きを
容易にすることができる。 (4)弾性自己収縮チューブ(もしくは絶縁筒)を防水
チューブ、直線接続部、機器直結形接続部、分岐接続部
等の各種用途に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】図2の絶縁筒を直線接続部に装着した状態を示
す図である。
【図4】第2の実施例の変形例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図8】従来例を示す図である。
【図9】摩擦の小さいシートを用いた弾性チューブの装
着方法を示す図である。
【符号の説明】
1 自己収縮チューブ 2 スパイラル状拡径支持部材 2a 帯状体の端部 3 筒状拡径支持部材 4 低摩擦係数材料 10 絶縁筒 11 絶縁層 12 外部半導電層 13 内部半導電層 21 導体接続部 22 導体接続金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 裕士 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 高橋 幸三 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡径支持部材上に拡径状態で保持された
    自己収縮性チューブであって、上記自己収縮性チューブ
    は、一定幅の帯状体をスパイラル状に形成したスパイラ
    ル状拡径支持部材と、筒状中空円筒体から構成される筒
    状拡径支持部材により支持されており、 上記スパイラル状拡径支持部材は、その帯状体の一端を
    自己収縮性チューブの長さ方向に、拡径支持部材の中を
    通して回しながら引くことにより分離引きはずし可能に
    形成され、上記筒状拡径支持部材は、該筒状拡径支持部
    材を自己収縮性チューブの長さ方向に引くことにより、
    抜き取り可能に形成されていることを特徴とする拡径支
    持部材に保持された自己収縮性チューブ。
  2. 【請求項2】 自己収縮性チューブの中央部分に上記ス
    パイラル状拡径支持部材が配置され、その両側に上記筒
    状拡径支持部材が配置されていることを特徴とする請求
    項1の拡径支持部材に保持された自己収縮性チューブ。
  3. 【請求項3】 上記筒状拡径支持部材は、自己収縮性チ
    ューブからの引き抜きを助ける引き抜く方向に太くなる
    テーパが設けられていることを特徴とする請求項2の拡
    径支持部材に保持された自己収縮性チューブ。
  4. 【請求項4】 直線接続部、気中終端接続部、機器直結
    形接続部、分岐接続部等の電力ケーブル接続部の絶縁に
    使用される、拡径支持部材上に拡張した状態で保持され
    た絶縁筒であって、 上記絶縁筒は、一定幅の帯状体をスパイラル状に形成し
    たスパイラル状拡径支持部材と、筒状中空円筒体から構
    成される筒状拡径支持部材により支持されており、 上記スパイラル状拡径支持部材は、その帯状体の一端を
    自己収縮性チューブの長さ方向に拡径支持部材の中を通
    して回しながら引くことにより分離引きはずし可能に形
    成され、上記筒状拡径支持部材は、該筒状拡径支持部材
    を自己収縮性チューブの長さ方向に引くことにより、抜
    き取り可能に形成されており、 上記絶縁筒の上記スパイラル状拡径保持部材に支持され
    る部分は、絶縁筒の内部半導電層が設けられた部分を支
    持しており、絶縁筒のその他の部分が筒体拡径支持部材
    により支持されていることを特徴とする拡径支持部材に
    保持された絶縁筒。
  5. 【請求項5】 直線接続部、気中終端接続部、機器直結
    形接続部、分岐接続部等の電力ケーブル接続部の絶縁に
    使用される、拡径支持部材上に拡張した状態で保持され
    た絶縁筒であって、 上記絶縁筒は、一定幅の帯状体をスパイラル状に形成し
    たスパイラル状拡径支持部材と、筒状中空円筒体から構
    成される筒状拡径支持部材により支持されており、 上記スパイラル状拡径支持部材は、その帯状体の一端を
    自己収縮性チューブの長さ方向に拡径支持部材の中を通
    して回しながら引くことにより分離引きはずし可能に形
    成され、上記筒状拡径支持部材は、該筒状拡径支持部材
    を自己収縮性チューブの長さ方向に引くことにより、抜
    き取り可能に形成されており、 上記絶縁筒の上記スパイラル状拡径支持部材に支持され
    る部分は、筒状拡径支持部材に支持される部分より肉厚
    が厚く、スパイラル状拡径支持部材に支持された部分か
    ら筒状拡径支持部材に支持された部分に向かってテーパ
    状もしくは曲線状に肉厚が薄くなっていることを特徴と
    する拡径支持部材に保持された絶縁筒。
JP9353258A 1997-12-22 1997-12-22 拡径支持部材上に保持された自己収縮性チューブ/絶縁筒 Pending JPH11187533A (ja)

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