JP2001300524A - 難分解性有機物の分解方法 - Google Patents
難分解性有機物の分解方法Info
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- JP2001300524A JP2001300524A JP2000123399A JP2000123399A JP2001300524A JP 2001300524 A JP2001300524 A JP 2001300524A JP 2000123399 A JP2000123399 A JP 2000123399A JP 2000123399 A JP2000123399 A JP 2000123399A JP 2001300524 A JP2001300524 A JP 2001300524A
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水、汚泥、スラリーに含まれたダイオキシン
類、農薬等の難分解性有機物を、常温、常圧の下で、少
ないエネルギーによって、特殊薬品の使用や副生成物を
伴うことなく分解する。 【解決手段】 反応槽１に貯留した処理対象物２に薬剤
供給系６から界面活性剤を添加し、超音波発信体８から
処理対象物２へ、処理対象物中の固相に振動抽出作用を
及ぼし、液相に分解作用を及ぼす超音波を照射する。
類、農薬等の難分解性有機物を、常温、常圧の下で、少
ないエネルギーによって、特殊薬品の使用や副生成物を
伴うことなく分解する。 【解決手段】 反応槽１に貯留した処理対象物２に薬剤
供給系６から界面活性剤を添加し、超音波発信体８から
処理対象物２へ、処理対象物中の固相に振動抽出作用を
及ぼし、液相に分解作用を及ぼす超音波を照射する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、難分解性有機物の
分解方法に関し、一般廃棄物や産業廃棄物等の最終処分
場における浸出水、下水、し尿等の水、汚泥、スラリー
に含まれた難分解性有機物を分解する技術に係るもので
ある。
分解方法に関し、一般廃棄物や産業廃棄物等の最終処分
場における浸出水、下水、し尿等の水、汚泥、スラリー
に含まれた難分解性有機物を分解する技術に係るもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、難分解性有機物を分解する方法と
しては、例えば固形物中のダイオキシン類を、１２００
度以上の高温度条件下において溶融する溶融処理法や、
３７０度以上、２２ＭＰａ以上の高温度、高圧力条件下
において処理する超臨界処理法が確認されている。ある
いは、処理対象物に水素供与体、アルカリ、溶媒を添加
した後に、窒素雰囲気下で、３５０度程度に加熱処理す
るアルカリ触媒分解法が確認されている。
しては、例えば固形物中のダイオキシン類を、１２００
度以上の高温度条件下において溶融する溶融処理法や、
３７０度以上、２２ＭＰａ以上の高温度、高圧力条件下
において処理する超臨界処理法が確認されている。ある
いは、処理対象物に水素供与体、アルカリ、溶媒を添加
した後に、窒素雰囲気下で、３５０度程度に加熱処理す
るアルカリ触媒分解法が確認されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
においては高温度、高圧力の条件下を維持するための消
費エネルギーが多く、ランニングコストが高くなり、溶
媒を使用して固相中のダイオキシン類を液相中に移行さ
せる場合には、ダイオキシン類以外の有害物質や生態毒
性物質等の副生成物が発生する恐れがあり、埋立浸出
水、下水、し尿等の水、汚泥、スラリーに含まれた難分
解性有機物を分解する場合に、上記した方法の適用は困
難である。
においては高温度、高圧力の条件下を維持するための消
費エネルギーが多く、ランニングコストが高くなり、溶
媒を使用して固相中のダイオキシン類を液相中に移行さ
せる場合には、ダイオキシン類以外の有害物質や生態毒
性物質等の副生成物が発生する恐れがあり、埋立浸出
水、下水、し尿等の水、汚泥、スラリーに含まれた難分
解性有機物を分解する場合に、上記した方法の適用は困
難である。
【０００４】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、水、汚泥、スラリーに含まれたダイオキシン類、農
薬等の難分解性有機物を、常温、常圧の下で、少ないエ
ネルギーによって、特殊薬品の使用や副生成物を伴うこ
となく分解することができる難分解性有機物の分解方法
を提供することを目的とする。
り、水、汚泥、スラリーに含まれたダイオキシン類、農
薬等の難分解性有機物を、常温、常圧の下で、少ないエ
ネルギーによって、特殊薬品の使用や副生成物を伴うこ
となく分解することができる難分解性有機物の分解方法
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の難分解性有機物の分解方法は、反応槽に
貯留した処理対象物に界面活性剤を添加し、超音波発信
体から処理対象物へ、処理対象物中の固相に振動抽出作
用を及ぼし、液相に分解作用を及ぼす超音波を照射する
ものである。
めに、本発明の難分解性有機物の分解方法は、反応槽に
貯留した処理対象物に界面活性剤を添加し、超音波発信
体から処理対象物へ、処理対象物中の固相に振動抽出作
用を及ぼし、液相に分解作用を及ぼす超音波を照射する
ものである。
【０００６】上記した構成により、処理対象物中にはダ
イオキシン類等の難分解性有機物が土壌等の固相の表面
に吸着し、あるいは内部に取り込まれた状態にある。処
理対象物の固相に作用する超音波は、その振動エネルギ
ーによって難分解性有機物を固相から液相に移行させる
振動抽出作用を及ぼす。
イオキシン類等の難分解性有機物が土壌等の固相の表面
に吸着し、あるいは内部に取り込まれた状態にある。処
理対象物の固相に作用する超音波は、その振動エネルギ
ーによって難分解性有機物を固相から液相に移行させる
振動抽出作用を及ぼす。
【０００７】このとき、抽出した難分解性有機物は再び
固相に再吸着し易いが、界面活性剤が難分解性有機物と
結合することによって、固相に対する難分解性有機物の
再吸着を防止し、難分解性有機物を液相に留める。
固相に再吸着し易いが、界面活性剤が難分解性有機物と
結合することによって、固相に対する難分解性有機物の
再吸着を防止し、難分解性有機物を液相に留める。
【０００８】一方、処理対象物の液相に作用する超音波
によって、キャビテーションバブルの空洞（キャビティ
ー）を生成する。このキャビティーが崩壊する際に、断
熱圧縮によって数百気圧、数千度の特異な状態が得られ
ると同時に、ラジカルが発生する。液相に移行した難分
解性有機物のうち、比較的親水性で不飽和結合を多く含
む物質は、発生したラジカルと反応することによって分
解する。比較的疎水性で蒸気圧が低い有機化合物（例え
ばトリクロロエチレン等）はキャビティー内に取り込ま
れ、高温度、高圧力下において分解される。
によって、キャビテーションバブルの空洞（キャビティ
ー）を生成する。このキャビティーが崩壊する際に、断
熱圧縮によって数百気圧、数千度の特異な状態が得られ
ると同時に、ラジカルが発生する。液相に移行した難分
解性有機物のうち、比較的親水性で不飽和結合を多く含
む物質は、発生したラジカルと反応することによって分
解する。比較的疎水性で蒸気圧が低い有機化合物（例え
ばトリクロロエチレン等）はキャビティー内に取り込ま
れ、高温度、高圧力下において分解される。
【０００９】この振動抽出作用および分解作用を及ぼす
超音波は、周波数が１ｋＨｚから１ＭＨｚの範囲のもの
であり、処理対象物の物性、例えば難分解性有機物の種
類や組成、汚泥や土壌の性状によって異なり、あるいは
反応槽の形状によって異なるので、経験則として予め求
める。
超音波は、周波数が１ｋＨｚから１ＭＨｚの範囲のもの
であり、処理対象物の物性、例えば難分解性有機物の種
類や組成、汚泥や土壌の性状によって異なり、あるいは
反応槽の形状によって異なるので、経験則として予め求
める。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１において、反応槽１に貯留する
処理対象物２は、一般廃棄物や産業廃棄物等の最終処分
場における埋立地浸出水、下水、し尿等であり、その
水、汚泥、スラリーはダイオキシン類や農薬等の難分解
性有機物を含んでいる。
基づいて説明する。図１において、反応槽１に貯留する
処理対象物２は、一般廃棄物や産業廃棄物等の最終処分
場における埋立地浸出水、下水、し尿等であり、その
水、汚泥、スラリーはダイオキシン類や農薬等の難分解
性有機物を含んでいる。
【００１１】反応槽１には、処理対象物２を供給するポ
ンプ３を有した供給系４と、処理物を排出する排出系５
と、界面活性剤を投入する薬剤供給系６とを接続してい
る。反応槽１の内部には処理対象物２を攪拌する攪拌機
７を設け、槽底部に超音波発信体８を設置している。超
音波発信体（ホーン）８は、導波管９を通して超音波発
振器１０に接続しており、超音波発振器１０は処理対象
物２の固相に振動抽出作用を及ぼし、液相に分解作用を
及ぼす超音波振動を発振するものである。超音波発信体
８は電圧を受けて発振するセラミック等の振動子を使用
することもできる。
ンプ３を有した供給系４と、処理物を排出する排出系５
と、界面活性剤を投入する薬剤供給系６とを接続してい
る。反応槽１の内部には処理対象物２を攪拌する攪拌機
７を設け、槽底部に超音波発信体８を設置している。超
音波発信体（ホーン）８は、導波管９を通して超音波発
振器１０に接続しており、超音波発振器１０は処理対象
物２の固相に振動抽出作用を及ぼし、液相に分解作用を
及ぼす超音波振動を発振するものである。超音波発信体
８は電圧を受けて発振するセラミック等の振動子を使用
することもできる。
【００１２】超音波発信体８から発信する超音波は、１
ｋＨｚから１ＭＨｚの範囲の中から選定する。振動抽出
作用と分解作用を及ぼす超音波の周波数は、処理対象物
２の物性、例えば難分解性有機物の種類や組成、汚泥や
土壌の性状によって異なり、あるいは反応槽１の形状に
よって異なるので、経験則として予め求める。
ｋＨｚから１ＭＨｚの範囲の中から選定する。振動抽出
作用と分解作用を及ぼす超音波の周波数は、処理対象物
２の物性、例えば難分解性有機物の種類や組成、汚泥や
土壌の性状によって異なり、あるいは反応槽１の形状に
よって異なるので、経験則として予め求める。
【００１３】以下、上記した構成における作用を説明す
る。ポンプ３を駆動して供給系４から反応槽１へ処理対
象物２を供給し、所定量の処理対象物２を反応槽１に貯
留する。薬剤供給系６から所定量の界面活性剤、例えば
ＬＡＳ（アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム）を
添加し、攪拌機７で攪拌しながら、超音波発振器１０で
発振する超音波を導波管９を通して超音波発信体８から
処理対象物２へ照射する。
る。ポンプ３を駆動して供給系４から反応槽１へ処理対
象物２を供給し、所定量の処理対象物２を反応槽１に貯
留する。薬剤供給系６から所定量の界面活性剤、例えば
ＬＡＳ（アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム）を
添加し、攪拌機７で攪拌しながら、超音波発振器１０で
発振する超音波を導波管９を通して超音波発信体８から
処理対象物２へ照射する。
【００１４】処理対象物２に含まれたダイオキシン類等
の難分解性有機物は、土壌等の固相の表面に吸着し、あ
るいは内部に取り込まれた状態にある。超音波発信体８
から照射した超音波は処理対象物２の固相および液相に
作用し、固相に作用する超音波はその振動エネルギーに
よって難分解性有機物を固相から液相に移行させる振動
抽出作用を及ぼす。
の難分解性有機物は、土壌等の固相の表面に吸着し、あ
るいは内部に取り込まれた状態にある。超音波発信体８
から照射した超音波は処理対象物２の固相および液相に
作用し、固相に作用する超音波はその振動エネルギーに
よって難分解性有機物を固相から液相に移行させる振動
抽出作用を及ぼす。
【００１５】このとき、通常においては抽出した難分解
性有機物が再び固相に再吸着されるが、抽出した難分解
性有機物が界面活性剤と結合することによって、固相に
対する難分解性有機物の再吸着を防止して難分解性有機
物を液相に留める。
性有機物が再び固相に再吸着されるが、抽出した難分解
性有機物が界面活性剤と結合することによって、固相に
対する難分解性有機物の再吸着を防止して難分解性有機
物を液相に留める。
【００１６】一方、処理対象物２の液相に作用する超音
波は、液相にキャビテーションバブルの空洞（キャビテ
ィー）を生成する。このキャビティーが崩壊する際に、
断熱圧縮によって数百気圧、数千度の特異な状態が得ら
れると同時に、ラジカルが発生する。液相に移行した難
分解性有機物のうち、比較的親水性で不飽和結合を多く
含む物質は、発生したラジカルと反応することによって
分解する。比較的疎水性で蒸気圧が低い有機化合物（例
えばトリクロロエチレン等）はキャビティー内に取り込
まれ、高温度、高圧力下において分解される。このと
き、難分解性有機物は界面活性剤と結合することによっ
て液相に留まっているので、界面活性剤を添加しない場
合に比べて高い分解効率を得ることができる。難分解性
有機物を分解した処理物は排出系５を通して槽外へ取り
出す。
波は、液相にキャビテーションバブルの空洞（キャビテ
ィー）を生成する。このキャビティーが崩壊する際に、
断熱圧縮によって数百気圧、数千度の特異な状態が得ら
れると同時に、ラジカルが発生する。液相に移行した難
分解性有機物のうち、比較的親水性で不飽和結合を多く
含む物質は、発生したラジカルと反応することによって
分解する。比較的疎水性で蒸気圧が低い有機化合物（例
えばトリクロロエチレン等）はキャビティー内に取り込
まれ、高温度、高圧力下において分解される。このと
き、難分解性有機物は界面活性剤と結合することによっ
て液相に留まっているので、界面活性剤を添加しない場
合に比べて高い分解効率を得ることができる。難分解性
有機物を分解した処理物は排出系５を通して槽外へ取り
出す。
【００１７】図２は本発明の他の実施の形態を示すもの
であり、先の実施の形態と同様の作用を行なう部材につ
いては同一番号を付して説明を省略する。図２におい
て、反応槽１の底部には、第１導波管９ａを通して第１
超音波発振器１０ａに接続した超音波発信体８ａと、第
２導波管９ｂを通して第２超音波発振器１０ｂに接続し
た超音波発信体８ｂとを所定間隔をあけて設置してい
る。
であり、先の実施の形態と同様の作用を行なう部材につ
いては同一番号を付して説明を省略する。図２におい
て、反応槽１の底部には、第１導波管９ａを通して第１
超音波発振器１０ａに接続した超音波発信体８ａと、第
２導波管９ｂを通して第２超音波発振器１０ｂに接続し
た超音波発信体８ｂとを所定間隔をあけて設置してい
る。
【００１８】第１超音波発振器１０ａは、処理対象物２
の固相に振動抽出作用を及ぼす周波数の超音波振動を発
振するものであり、第２超音波発振器１０ｂは、処理対
象物２の液相に分解作用を及ぼす周波数の超音波振動を
発振するものである。
の固相に振動抽出作用を及ぼす周波数の超音波振動を発
振するものであり、第２超音波発振器１０ｂは、処理対
象物２の液相に分解作用を及ぼす周波数の超音波振動を
発振するものである。
【００１９】超音波発信体８ａ、８ｂから発信する超音
波は、１ｋＨｚから１ＭＨｚの範囲の中から選定する。
振動抽出作用を及ぼす周波数および分解作用を及ぼす周
波数は、処理対象物の物性、例えば難分解性有機物の種
類や組成、汚泥や土壌の性状によって異なり、あるいは
反応槽１の形状によって異なるので、経験則として予め
求める。
波は、１ｋＨｚから１ＭＨｚの範囲の中から選定する。
振動抽出作用を及ぼす周波数および分解作用を及ぼす周
波数は、処理対象物の物性、例えば難分解性有機物の種
類や組成、汚泥や土壌の性状によって異なり、あるいは
反応槽１の形状によって異なるので、経験則として予め
求める。
【００２０】以下、上記した構成における作用を説明す
る。界面活性剤を添加した処理対象物２を攪拌機７で攪
拌しながら、第１超音波発振器１０ａ、第２超音波発振
器１０ｂで発振する超音波を導波管９ａ、９ｂを通して
各超音波発信体８ａ、８ｂから処理対象物２へ照射し、
処理対象物中の難分解性有機物を分解する。
る。界面活性剤を添加した処理対象物２を攪拌機７で攪
拌しながら、第１超音波発振器１０ａ、第２超音波発振
器１０ｂで発振する超音波を導波管９ａ、９ｂを通して
各超音波発信体８ａ、８ｂから処理対象物２へ照射し、
処理対象物中の難分解性有機物を分解する。
【００２１】第１超音波発信体８ａから照射する振動抽
出作用の超音波と第２超音波発信体８ｂから照射する分
解作用の超音波は、所定時間毎に交互に照射してもよ
い。他の作用効果は先の実施の形態と同様である。
出作用の超音波と第２超音波発信体８ｂから照射する分
解作用の超音波は、所定時間毎に交互に照射してもよ
い。他の作用効果は先の実施の形態と同様である。
【００２２】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、処理
対象物に界面活性剤を添加して超音波を照射することに
より、界面活性剤が難分解性有機物と結合して、固相に
対する難分解性有機物の再吸着を防止し、難分解性有機
物を液相に留めるので、キャビティー内に難分解性有機
物を取り込む頻度が高まり、キャビティー崩壊時の高温
度、高圧力下において難分解性有機物を効率良く分解す
ることができる。したがって、水、汚泥、スラリーに含
まれたダイオキシン類、農薬等の難分解性有機物を、常
温、常圧の下で、少ないエネルギーによって、特殊薬品
の使用や副生成物を伴うことなく分解することができ
る。
対象物に界面活性剤を添加して超音波を照射することに
より、界面活性剤が難分解性有機物と結合して、固相に
対する難分解性有機物の再吸着を防止し、難分解性有機
物を液相に留めるので、キャビティー内に難分解性有機
物を取り込む頻度が高まり、キャビティー崩壊時の高温
度、高圧力下において難分解性有機物を効率良く分解す
ることができる。したがって、水、汚泥、スラリーに含
まれたダイオキシン類、農薬等の難分解性有機物を、常
温、常圧の下で、少ないエネルギーによって、特殊薬品
の使用や副生成物を伴うことなく分解することができ
る。
【図１】本発明の実施形態における分解装置の模式図で
ある。
ある。
【図２】本発明の他の実施形態における分解装置の模式
図である。
図である。
１ 反応槽 ２ 処理対象物 ３ ポンプ ４ 供給系 ５ 排出系 ６ 薬剤供給系 ７ 攪拌機 ８ 超音波発信体 ９ 導波管 １０ 超音波発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０７Ｂ 37/06 Ｃ０７Ｂ 37/06 // Ｃ０７Ｄ 319/24 Ｃ０７Ｄ 319/24 Ｆターム(参考） 2E191 BA11 BA12 BB00 BC05 BD00 BD11 4D037 AA11 AA12 AB14 AB18 BA11 BA26 BB04 BB08 4D059 AA01 AA03 AA18 BH01 BJ06 BK22 DB08 4G075 AA15 AA35 AA37 BA05 BB03 BB08 BD30 CA23 CA57 DA01 EB01 EC11 ED02 ED08 ED15 4H006 AA05 AC13 AC26 BA73 BA91 BB31 BC10 BC11 EA02 EA10
Claims (1)
- 【請求項１】 反応槽に貯留した処理対象物に界面活性
剤を添加し、超音波発信体から処理対象物へ、処理対象
物中の固相に振動抽出作用を及ぼし、液相に分解作用を
及ぼす超音波を照射することを特徴とする難分解性有機
物の分解方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000123399A JP2001300524A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | 難分解性有機物の分解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000123399A JP2001300524A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | 難分解性有機物の分解方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001300524A true JP2001300524A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18633706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000123399A Pending JP2001300524A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | 難分解性有機物の分解方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001300524A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003236551A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-26 | Kurita Water Ind Ltd | 有機ハロゲン化合物の分解方法、及び分解装置。 |
| JP2004210697A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Hiroshi Kashihara | 含ハロ有機化合物の分解方法 |
| KR100790315B1 (ko) | 2006-12-11 | 2008-01-02 | 한윤정 | 초음파를 이용한 원료물질 추출장치 |
| KR100790316B1 (ko) | 2006-12-11 | 2008-01-02 | 한윤정 | 초음파를 이용한 원료물질 추출장치 |
| JP2014046223A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Kumagai Gumi Co Ltd | 除染方法 |
| CN106745880A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-31 | 广西南宁科茂企业信息咨询有限公司 | 应用于城市污水的污水处理方法 |
-
2000
- 2000-04-25 JP JP2000123399A patent/JP2001300524A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003236551A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-26 | Kurita Water Ind Ltd | 有機ハロゲン化合物の分解方法、及び分解装置。 |
| JP2004210697A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Hiroshi Kashihara | 含ハロ有機化合物の分解方法 |
| KR100790315B1 (ko) | 2006-12-11 | 2008-01-02 | 한윤정 | 초음파를 이용한 원료물질 추출장치 |
| KR100790316B1 (ko) | 2006-12-11 | 2008-01-02 | 한윤정 | 초음파를 이용한 원료물질 추출장치 |
| JP2014046223A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Kumagai Gumi Co Ltd | 除染方法 |
| CN106745880A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-31 | 广西南宁科茂企业信息咨询有限公司 | 应用于城市污水的污水处理方法 |
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