JP2001299799A - 温熱治療装置 - Google Patents
温熱治療装置Info
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- heating panel
- mat
- heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 床や畳の上に置いた加熱パネルユニット上
に布団や毛布等を敷いても、それらの両側がパネルユニ
ットの両端から床や畳の上に落ち込まず、布団や毛布等
を加熱パネルユニット上に沿って平面状に敷くことがで
きるようにすること。 【解決手段】 夫々面状発熱体を備えた複数の方形状加
熱パネル1a〜1dを互いに折畳可能に一列状に連設し
てなる加熱パネルユニット2と、加熱パネルユニット2
と同じ厚さに形成されていて、加熱パネルユニット2に
添えつけた状態で使用される折り畳み可能な添えマット
3,4とからなり、加熱パネルユニット2と添えマット
3,4とは、面ファスナー12,13によって互いにつ
ながれるようになっている温熱治療装置。
に布団や毛布等を敷いても、それらの両側がパネルユニ
ットの両端から床や畳の上に落ち込まず、布団や毛布等
を加熱パネルユニット上に沿って平面状に敷くことがで
きるようにすること。 【解決手段】 夫々面状発熱体を備えた複数の方形状加
熱パネル1a〜1dを互いに折畳可能に一列状に連設し
てなる加熱パネルユニット2と、加熱パネルユニット2
と同じ厚さに形成されていて、加熱パネルユニット2に
添えつけた状態で使用される折り畳み可能な添えマット
3,4とからなり、加熱パネルユニット2と添えマット
3,4とは、面ファスナー12,13によって互いにつ
ながれるようになっている温熱治療装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足部や腰部、その
他の体の患部を温熱治療するための温熱治療装置に関す
る。
他の体の患部を温熱治療するための温熱治療装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願の出願人は、以前に、夫々面状発熱
体を備えた4つの方形状加熱壁体を互いに折畳可能に一
列に連設した加熱パネルユニットからなる手足の温熱治
療装置を提案した(例えば特開平11−290367号
公報)。この温熱治療装置は、上記ユニットの加熱パネ
ルを互いに折り曲げて角筒状加熱室を形成し、適当な連
結手段で両端側の加熱壁体を連結することによって、角
筒形の温熱治療装置に組み立てるもので、この温熱治療
装置の使用に際しては、角筒状加熱室内に手又は足を入
れるだけで、その手又は足の患部を集中的に加温できて
効率良く温熱治療を施すことができる。また、この温熱
治療装置は、床や畳の上に加熱パネルユニットを平板状
に展開した状態で、この展開状体の加熱パネルユニット
上に体を直接横たえてもよいし、あるいはその上に布団
や毛布等を敷いて寝ころんだ状態で足部や腰部の疾患部
を加温して、温熱治療を行うことができる。
体を備えた4つの方形状加熱壁体を互いに折畳可能に一
列に連設した加熱パネルユニットからなる手足の温熱治
療装置を提案した(例えば特開平11−290367号
公報)。この温熱治療装置は、上記ユニットの加熱パネ
ルを互いに折り曲げて角筒状加熱室を形成し、適当な連
結手段で両端側の加熱壁体を連結することによって、角
筒形の温熱治療装置に組み立てるもので、この温熱治療
装置の使用に際しては、角筒状加熱室内に手又は足を入
れるだけで、その手又は足の患部を集中的に加温できて
効率良く温熱治療を施すことができる。また、この温熱
治療装置は、床や畳の上に加熱パネルユニットを平板状
に展開した状態で、この展開状体の加熱パネルユニット
上に体を直接横たえてもよいし、あるいはその上に布団
や毛布等を敷いて寝ころんだ状態で足部や腰部の疾患部
を加温して、温熱治療を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように平板状に
展開した加熱パネルユニット上に布団や毛布等を敷いて
その上で温熱治療を行う場合に、加熱パネルユニット
は、通常その横幅が40〜50センチで、各加熱パネル
の厚みが2〜3センチあるため、これを床や畳の上に展
開して、その上に布団や毛布を敷くと、床や畳と加熱パ
ネルとの段差により布団や毛布の両側がパネルユニット
の両端から床や畳の上に落ち込んで折れた状態となっ
て、使用上甚だ具合が悪い。
展開した加熱パネルユニット上に布団や毛布等を敷いて
その上で温熱治療を行う場合に、加熱パネルユニット
は、通常その横幅が40〜50センチで、各加熱パネル
の厚みが2〜3センチあるため、これを床や畳の上に展
開して、その上に布団や毛布を敷くと、床や畳と加熱パ
ネルとの段差により布団や毛布の両側がパネルユニット
の両端から床や畳の上に落ち込んで折れた状態となっ
て、使用上甚だ具合が悪い。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みて、床や畳の
上に置いた加熱パネルユニット上に布団や毛布等を敷い
ても、それらの両側がパネルユニットの両端から畳や床
の上に落ち込まず、布団や毛布等を加熱パネルユニット
上に沿って平面状に敷くことができるようにすることを
目的とする。
上に置いた加熱パネルユニット上に布団や毛布等を敷い
ても、それらの両側がパネルユニットの両端から畳や床
の上に落ち込まず、布団や毛布等を加熱パネルユニット
上に沿って平面状に敷くことができるようにすることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
夫々面状発熱体7a〜7dを備えた複数の方形状加熱パ
ネル1a〜1dを互いに折畳可能に一列状に連設してな
る加熱パネルユニット2と、この加熱パネルユニット2
と同じ厚さに形成されていて、加熱パネルユニット2に
添えつけた状態で使用される折り畳み可能な添えマット
3,4とからなり、加熱パネルユニット2と添えマット
3,4とは、面ファスナー12,13によって互いにつ
ながれるようになっていることを特徴とする。
夫々面状発熱体7a〜7dを備えた複数の方形状加熱パ
ネル1a〜1dを互いに折畳可能に一列状に連設してな
る加熱パネルユニット2と、この加熱パネルユニット2
と同じ厚さに形成されていて、加熱パネルユニット2に
添えつけた状態で使用される折り畳み可能な添えマット
3,4とからなり、加熱パネルユニット2と添えマット
3,4とは、面ファスナー12,13によって互いにつ
ながれるようになっていることを特徴とする。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の温熱治療装
置において、添えマットは、加熱パネルユニット2と同
じ長さに形成されていて、加熱パネルユニット2と並列
状態に添えつけて使用される複数の主添えマット3と、
加熱パネルユニット2と複数の主添えマット3とを並列
させた状態でこれら複数列の一端側にその列と直交する
ように添えつけて使用される副添えマット4とからなる
ことを特徴とする。
置において、添えマットは、加熱パネルユニット2と同
じ長さに形成されていて、加熱パネルユニット2と並列
状態に添えつけて使用される複数の主添えマット3と、
加熱パネルユニット2と複数の主添えマット3とを並列
させた状態でこれら複数列の一端側にその列と直交する
ように添えつけて使用される副添えマット4とからなる
ことを特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項1又は2に記載の温熱
治療装置において、添えマット3,4は、ウレタン樹脂
製のマット本体16と、マット本体16の上面に貼着さ
れた布材17とからなることを特徴とする。
治療装置において、添えマット3,4は、ウレタン樹脂
製のマット本体16と、マット本体16の上面に貼着さ
れた布材17とからなることを特徴とする。
【0008】請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載
の温熱治療装置において、加熱パネルユニット2の加熱
パネル1a〜1dは、断熱板6と、断熱板6の上面側に
配設された面状発熱体7a〜7dと、この発熱体の上面
側に配設された補強板8と、これらを上下両面側から覆
う布材9,10とからなることを特徴とする。
の温熱治療装置において、加熱パネルユニット2の加熱
パネル1a〜1dは、断熱板6と、断熱板6の上面側に
配設された面状発熱体7a〜7dと、この発熱体の上面
側に配設された補強板8と、これらを上下両面側から覆
う布材9,10とからなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る温熱治療装置
を示す。この温熱治療装置は、4つの方形状加熱パネル
1a〜1dを互いに折畳可能に一列状に連設してなる加
熱パネルユニット2と、この加熱パネルユニット2と同
じ厚さに形成されていて、この加熱パネルユニット2に
添えつけた状態で使用される夫々折り畳み可能な2種類
の添えマット3,4とからなるもので、加熱パネルユニ
ット2と添えマット3,4とは、面ファスナー12,1
3によって互いにつながれるようになっている。
を示す。この温熱治療装置は、4つの方形状加熱パネル
1a〜1dを互いに折畳可能に一列状に連設してなる加
熱パネルユニット2と、この加熱パネルユニット2と同
じ厚さに形成されていて、この加熱パネルユニット2に
添えつけた状態で使用される夫々折り畳み可能な2種類
の添えマット3,4とからなるもので、加熱パネルユニ
ット2と添えマット3,4とは、面ファスナー12,1
3によって互いにつながれるようになっている。
【0010】図2の(A)は加熱パネルユニット2の正
面図、(B)はその平面図であり、図3は加熱パネルユ
ニット2を形成する加熱パネル1a〜1dの拡大断面図
である。図3から分かるように、各加熱パネル1a〜1
dは、断熱板6と、この断熱板6の上面側に取り付けら
れた面状発熱体7a〜7dと、この面状発熱体7a〜7
dの上面側に取り付けられた補強板8と、これら補強板
8、断熱板6及び面状発熱体7a〜7dを上下両面側か
ら覆うような袋状の布材9,10とによって構成され
る。断熱板6は硬質ウレタンフォームによって形成さ
れ、補強板8はポリカーボネート板等によって形成さ
れ、また布材9,10はポリエステル繊維の織物によっ
て形成される。各加熱パネル1相互の連結部分11は、
両布材9,10を縫着することによって折畳可能に形成
される。図1及び図2において、14は操作パネル、1
5は電源用コードである。
面図、(B)はその平面図であり、図3は加熱パネルユ
ニット2を形成する加熱パネル1a〜1dの拡大断面図
である。図3から分かるように、各加熱パネル1a〜1
dは、断熱板6と、この断熱板6の上面側に取り付けら
れた面状発熱体7a〜7dと、この面状発熱体7a〜7
dの上面側に取り付けられた補強板8と、これら補強板
8、断熱板6及び面状発熱体7a〜7dを上下両面側か
ら覆うような袋状の布材9,10とによって構成され
る。断熱板6は硬質ウレタンフォームによって形成さ
れ、補強板8はポリカーボネート板等によって形成さ
れ、また布材9,10はポリエステル繊維の織物によっ
て形成される。各加熱パネル1相互の連結部分11は、
両布材9,10を縫着することによって折畳可能に形成
される。図1及び図2において、14は操作パネル、1
5は電源用コードである。
【0011】添えマット3,4は、何れも加熱パネルユ
ニット2の加熱パネル1a〜1dと同じ厚さに形成され
ているが、一方の添えマット3は、加熱パネルユニット
2と同じ長さLaに形成されていて、加熱パネルユニッ
ト2と並列状態に添えつけて使用される主添えマットで
あり、図7に示すように、加熱パネルユニット2を挟ん
でその両側に配置されるように2つ設けてある。もう一
方の添えマット4は、加熱パネルユニット2と2つの主
添えマット3,3とを図7に示すように並列させた状態
でこれら3列の加熱パネルユニット2と添えマット3,
3との一端側にこれらの列と直交するように添えつけて
使用される副添えマットであって、図7に示すように、
加熱パネルユニット2の幅と主添えマット3の2つ分の
幅とを合わせた長さLbに形成されている。
ニット2の加熱パネル1a〜1dと同じ厚さに形成され
ているが、一方の添えマット3は、加熱パネルユニット
2と同じ長さLaに形成されていて、加熱パネルユニッ
ト2と並列状態に添えつけて使用される主添えマットで
あり、図7に示すように、加熱パネルユニット2を挟ん
でその両側に配置されるように2つ設けてある。もう一
方の添えマット4は、加熱パネルユニット2と2つの主
添えマット3,3とを図7に示すように並列させた状態
でこれら3列の加熱パネルユニット2と添えマット3,
3との一端側にこれらの列と直交するように添えつけて
使用される副添えマットであって、図7に示すように、
加熱パネルユニット2の幅と主添えマット3の2つ分の
幅とを合わせた長さLbに形成されている。
【0012】各添えマット3,4は、図5に示すよう
に、ウレタン樹脂製のマット本体16と、このマット本
体16の上面に貼着される布材17とにより形成されて
いる。この添えマット3,4はベニヤ合板やプラスチッ
ク板で形成してもよいが、この実施形態に示すように、
マット本体16をウレタン樹脂で形成し、このマット本
体16の上面に布材17を貼着するようにした場合に
は、ウレタン樹脂による適当な弾性と、布材17による
柔軟性が得られるため、感触が良く、特に冬場での使用
に好適であり、また製作が簡単容易でコストも安くつ
く。
に、ウレタン樹脂製のマット本体16と、このマット本
体16の上面に貼着される布材17とにより形成されて
いる。この添えマット3,4はベニヤ合板やプラスチッ
ク板で形成してもよいが、この実施形態に示すように、
マット本体16をウレタン樹脂で形成し、このマット本
体16の上面に布材17を貼着するようにした場合に
は、ウレタン樹脂による適当な弾性と、布材17による
柔軟性が得られるため、感触が良く、特に冬場での使用
に好適であり、また製作が簡単容易でコストも安くつ
く。
【0013】また、添えマット3,4は、図6に示すよ
うに、ジグザグに折り畳みできるようになっている。こ
の場合、主添えマット3は各折れ線23(図1に仮想線
で示す)のところでジグザグ状に3つに折り畳まれ、副
添えマット4は各折れ線24(図1に仮想線で示す)の
ところでジグザグ状に2つに折り畳まれるようになって
いる。尚、主添えマット3のマット本体16には折れ線
23のところに例えば切欠部を形成し、また副添えマッ
ト4のマット本体16には折れ線23のところに切欠部
を形成することによって、折り畳みが一層容易となる。
うに、ジグザグに折り畳みできるようになっている。こ
の場合、主添えマット3は各折れ線23(図1に仮想線
で示す)のところでジグザグ状に3つに折り畳まれ、副
添えマット4は各折れ線24(図1に仮想線で示す)の
ところでジグザグ状に2つに折り畳まれるようになって
いる。尚、主添えマット3のマット本体16には折れ線
23のところに例えば切欠部を形成し、また副添えマッ
ト4のマット本体16には折れ線23のところに切欠部
を形成することによって、折り畳みが一層容易となる。
【0014】図1に示すように、面ファスナー12は、
パイルを利用した離着自在な雌雄一対のテープ片12
a,12bからなる周知構造のもので、一方の雌形テー
プ片12aは各主添えマット3の一端面の中央部に取り
付けられ、他方の雄形テープ片12bは副添えマット4
の一側端面の端部側に取り付けられている。また、面フ
ァスナー13も、面ファスナー12と同様にパイルを利
用した離着自在なテープ片であるが、比較的長尺状の1
つの雄形テープ片13aと、この雄形テープ片13aに
対し離着自在な3つの雌形テープ片13b,b′,bか
らなるもので、雄形テープ片13aは帯状基材13oに
取り付けられ、各雌形テープ片13bは各主添えマット
3の上面側他端部に取り付けられ、雌形テープ片13
b′は加熱パネルユニット2の端部側加熱パネル1a上
面に取り付けられている。
パイルを利用した離着自在な雌雄一対のテープ片12
a,12bからなる周知構造のもので、一方の雌形テー
プ片12aは各主添えマット3の一端面の中央部に取り
付けられ、他方の雄形テープ片12bは副添えマット4
の一側端面の端部側に取り付けられている。また、面フ
ァスナー13も、面ファスナー12と同様にパイルを利
用した離着自在なテープ片であるが、比較的長尺状の1
つの雄形テープ片13aと、この雄形テープ片13aに
対し離着自在な3つの雌形テープ片13b,b′,bか
らなるもので、雄形テープ片13aは帯状基材13oに
取り付けられ、各雌形テープ片13bは各主添えマット
3の上面側他端部に取り付けられ、雌形テープ片13
b′は加熱パネルユニット2の端部側加熱パネル1a上
面に取り付けられている。
【0015】この温熱治療装置を使用する際には、加熱
パネルユニット2を挟んでその両側に主添えマット3,
3を添えつけて3列状態とし、これら3列の一端側にこ
の列と直交するように副添えマット4を添えつけ、しか
して面ファスナー12側の雌雄一対のテープ片12a,
12bを互いに接着させ、また面ファスナー13側の雌
形テープ片13a(帯状基材13oの裏面に取り付けて
ある)を雌形テープ片13b,b′,bに夫々接着させ
ることによって、図7に示すように加熱パネルユニット
2と添えマット3,3,4とを互いにつなぎ合わせるこ
とができる。
パネルユニット2を挟んでその両側に主添えマット3,
3を添えつけて3列状態とし、これら3列の一端側にこ
の列と直交するように副添えマット4を添えつけ、しか
して面ファスナー12側の雌雄一対のテープ片12a,
12bを互いに接着させ、また面ファスナー13側の雌
形テープ片13a(帯状基材13oの裏面に取り付けて
ある)を雌形テープ片13b,b′,bに夫々接着させ
ることによって、図7に示すように加熱パネルユニット
2と添えマット3,3,4とを互いにつなぎ合わせるこ
とができる。
【0016】図4は加熱パネルユニット2の電気回路図
を示す。ユニット2の4つの面状発熱体7a〜7dは操
作パネル12上で温度調節装置27により温度制御され
る。この温度調節装置27は、面状発熱体7a〜7dに
トライアック28を接続し、そのトリガー回路に感熱性
サイリスタ29を接続し、その作動温度を任意に設定す
る可変抵抗器30を設けたものである。感熱性サイリス
タ29は面状発熱体7a〜7dの適所に取付けられ、こ
れにより面状発熱体7a〜7dが所定温度に達したとき
に、感熱性サイリスタ29の動作によりトライアック2
8が遮断状態となる。また、トライアック28と並列に
半波整流素子31が接続され、トライアック28が遮断
された後にも半減した電流が流れるように構成され、こ
れによって温度が徐々に降下するように成されている。
を示す。ユニット2の4つの面状発熱体7a〜7dは操
作パネル12上で温度調節装置27により温度制御され
る。この温度調節装置27は、面状発熱体7a〜7dに
トライアック28を接続し、そのトリガー回路に感熱性
サイリスタ29を接続し、その作動温度を任意に設定す
る可変抵抗器30を設けたものである。感熱性サイリス
タ29は面状発熱体7a〜7dの適所に取付けられ、こ
れにより面状発熱体7a〜7dが所定温度に達したとき
に、感熱性サイリスタ29の動作によりトライアック2
8が遮断状態となる。また、トライアック28と並列に
半波整流素子31が接続され、トライアック28が遮断
された後にも半減した電流が流れるように構成され、こ
れによって温度が徐々に降下するように成されている。
【0017】また、半波整流素子31に直列に副温度制
御部材32接続され、夏期等において半減された電流に
よっても昇温する場合に電流を遮断するように成されて
いる。そのため、この副温度制御部材32としては感熱
性サイリスタよりも高温にて開路されるバイメタル等が
用いられる。この図4において、33は安全用温度ヒュ
ーズ、34は可変抵抗器30の操作ダイヤルであり、ま
た35a〜35dは、面状発熱体7a〜7dに対応して
設けられた開閉スイッチで、このスイッチ35a〜35
dによって、面状発熱体7a〜7dのうち必要とするも
のだけを発熱させることができる。また36は加熱パネ
ルユニット2の電源用プラグで、図1にも図示されてい
る。
御部材32接続され、夏期等において半減された電流に
よっても昇温する場合に電流を遮断するように成されて
いる。そのため、この副温度制御部材32としては感熱
性サイリスタよりも高温にて開路されるバイメタル等が
用いられる。この図4において、33は安全用温度ヒュ
ーズ、34は可変抵抗器30の操作ダイヤルであり、ま
た35a〜35dは、面状発熱体7a〜7dに対応して
設けられた開閉スイッチで、このスイッチ35a〜35
dによって、面状発熱体7a〜7dのうち必要とするも
のだけを発熱させることができる。また36は加熱パネ
ルユニット2の電源用プラグで、図1にも図示されてい
る。
【0018】上記のような構成を有する温熱治療装置の
使用にあたっては、図7に示すように、加熱パネルユニ
ット2の両側に主添えマット3,3を添えつけ、この加
熱パネルユニット2と主添えマット3,3との3列の一
端側にこの列と直交するように副添えマット4を添えつ
けた状態で、これら加熱パネルユニット2と主添えマッ
ト3と副添えマット4とを面ファスナー12,13によ
ってつなぎ合わせる。しかして、図7の仮想線で示すよ
うに、加熱パネルユニット2、主添えマット3及び副添
えマット4の上に、加熱パネルユニット2よりも幅の広
い布団20を敷いても、この布団20の両側が加熱パネ
ルユニット2の両端から畳や床Fの上に落ち込むような
ことがなく、この布団20を加熱パネルユニット2の上
面に沿って平面状に敷くことができる。従って、この加
熱パネルユニット2による布団20の上での温熱治療を
気持ち良く快適に行うことができる。この場合、布団2
0の副添えマット4側端部に使用者の頭を位置させるよ
うにするとよい。
使用にあたっては、図7に示すように、加熱パネルユニ
ット2の両側に主添えマット3,3を添えつけ、この加
熱パネルユニット2と主添えマット3,3との3列の一
端側にこの列と直交するように副添えマット4を添えつ
けた状態で、これら加熱パネルユニット2と主添えマッ
ト3と副添えマット4とを面ファスナー12,13によ
ってつなぎ合わせる。しかして、図7の仮想線で示すよ
うに、加熱パネルユニット2、主添えマット3及び副添
えマット4の上に、加熱パネルユニット2よりも幅の広
い布団20を敷いても、この布団20の両側が加熱パネ
ルユニット2の両端から畳や床Fの上に落ち込むような
ことがなく、この布団20を加熱パネルユニット2の上
面に沿って平面状に敷くことができる。従って、この加
熱パネルユニット2による布団20の上での温熱治療を
気持ち良く快適に行うことができる。この場合、布団2
0の副添えマット4側端部に使用者の頭を位置させるよ
うにするとよい。
【0019】ここでは、布団20を例示したが、加熱パ
ネルユニット2の上面から主添えマット3及び副添えマ
ット4の上面にわたって毛布を敷いたり、あるいはコタ
ツを置くようにしてもよい。この温熱治療装置を使用し
ない時は、面ファスナー12の雌形テープ片12aと雄
形テープ片12bとを互いに引き剥がし、また面ファス
ナー13の雄形テープ片13aと雌形テープ片13b,
b′,bとを互いに引き剥がして、加熱パネルユニット
2と添えマット3,4とを切り離した後、これら加熱パ
ネルユニット2及び添えマット3,4を夫々ジグザグ状
に折り畳むことにより、これら加熱パネルユニット2及
び添えマット3,4を夫々コンパクトにできて、収納保
管を容易にすることができる。
ネルユニット2の上面から主添えマット3及び副添えマ
ット4の上面にわたって毛布を敷いたり、あるいはコタ
ツを置くようにしてもよい。この温熱治療装置を使用し
ない時は、面ファスナー12の雌形テープ片12aと雄
形テープ片12bとを互いに引き剥がし、また面ファス
ナー13の雄形テープ片13aと雌形テープ片13b,
b′,bとを互いに引き剥がして、加熱パネルユニット
2と添えマット3,4とを切り離した後、これら加熱パ
ネルユニット2及び添えマット3,4を夫々ジグザグ状
に折り畳むことにより、これら加熱パネルユニット2及
び添えマット3,4を夫々コンパクトにできて、収納保
管を容易にすることができる。
【0020】この実施形態では、添えマットとして、加
熱パネルユニット2と同じ長さLaに形成された2つの
主添えマット3と、加熱パネルユニット2の幅と主添え
マット3の2つ分の幅とを合わせた長さLbに形成され
た副添えマット4との3つの添えマット3,4を設けて
いるが、副添えマット4を省略し、1つ又は3つ以上の
主添えマット3のみ設けるようにしてもよい。また、主
添えマット3の長さは、加熱パネルユニット2の長さと
多少異なってもよい。
熱パネルユニット2と同じ長さLaに形成された2つの
主添えマット3と、加熱パネルユニット2の幅と主添え
マット3の2つ分の幅とを合わせた長さLbに形成され
た副添えマット4との3つの添えマット3,4を設けて
いるが、副添えマット4を省略し、1つ又は3つ以上の
主添えマット3のみ設けるようにしてもよい。また、主
添えマット3の長さは、加熱パネルユニット2の長さと
多少異なってもよい。
【0021】また、例えば2つの主添えマット3,3を
使用する場合、通常は加熱パネルユニット2を挟んでそ
の両側に主添えマット3,3を添えつけるように配置す
るが、2つの主添えマット3,3を互いに寄せつけて並
列させ、その1つの主添えマット3の外側に加熱パネル
ユニット2が位置するようにしてもよい。
使用する場合、通常は加熱パネルユニット2を挟んでそ
の両側に主添えマット3,3を添えつけるように配置す
るが、2つの主添えマット3,3を互いに寄せつけて並
列させ、その1つの主添えマット3の外側に加熱パネル
ユニット2が位置するようにしてもよい。
【0022】また、この実施形態では、加熱パネルユニ
ット2を4つの加熱パネル1a〜1dによって構成して
いるが、4つに限らず、2つでもよいし、4つ以上でも
よい。但し、4つの加熱パネル1a〜1dによって構成
すれば、これを互いに折り曲げて角筒状の加熱室を形成
し、その角筒状加熱室内にて手や足の疾患部を集中的に
加温できて効率良く温熱治療を行うことができる。
ット2を4つの加熱パネル1a〜1dによって構成して
いるが、4つに限らず、2つでもよいし、4つ以上でも
よい。但し、4つの加熱パネル1a〜1dによって構成
すれば、これを互いに折り曲げて角筒状の加熱室を形成
し、その角筒状加熱室内にて手や足の疾患部を集中的に
加温できて効率良く温熱治療を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る発明の温熱治療装置によ
れば、加熱パネルユニットに添えマットを添えつけて使
用することによって、加熱パネルユニット上に、この加
熱パネルユニットよりも幅の広い布団や毛布等を敷いて
も、この布団や毛布等の両側が加熱パネルユニットの両
端から畳や床上に落ち込むようなことがなく、布団や毛
布等を加熱パネルユニットの上面に沿って平面状に敷く
ことができる。従って、この加熱パネルユニットによる
布団等の上からの温熱治療を気持ち良く快適に行うこと
ができる。
れば、加熱パネルユニットに添えマットを添えつけて使
用することによって、加熱パネルユニット上に、この加
熱パネルユニットよりも幅の広い布団や毛布等を敷いて
も、この布団や毛布等の両側が加熱パネルユニットの両
端から畳や床上に落ち込むようなことがなく、布団や毛
布等を加熱パネルユニットの上面に沿って平面状に敷く
ことができる。従って、この加熱パネルユニットによる
布団等の上からの温熱治療を気持ち良く快適に行うこと
ができる。
【0024】また、加熱パネルユニットと添えマットと
を面ファスナーによって簡単容易につなぐことができ、
またこうして両者をつなぐことよって、使用中に加熱パ
ネルユニットと添えマットとが離れることがない。ま
た、この温熱治療装置を使用しない時は、加熱パネルユ
ニットと添えマットとを互いに切り離した後、これら加
熱パネルユニット及び添えマットを夫々折り畳むことに
よって、装置の収納保管が簡単容易となる。
を面ファスナーによって簡単容易につなぐことができ、
またこうして両者をつなぐことよって、使用中に加熱パ
ネルユニットと添えマットとが離れることがない。ま
た、この温熱治療装置を使用しない時は、加熱パネルユ
ニットと添えマットとを互いに切り離した後、これら加
熱パネルユニット及び添えマットを夫々折り畳むことに
よって、装置の収納保管が簡単容易となる。
【0025】請求項2に係る発明のように、添えマット
が、加熱パネルユニットと同じ長さに形成されていて、
加熱パネルユニットと並列状態に添えつけて使用される
複数の主添えマットと、加熱パネルユニットと複数の主
添えマットとを並列させた状態でこれら複数列の一端側
にその列と直交するように添えつけて使用される副添え
マットとからなる温熱治療装置によれば、加熱パネルユ
ニットを挟んでその両側に主添えマットを配置すると共
に、その一端側に副添えマットを配置することにより、
これら加熱パネルユニットと添えマットの上に布団や毛
布等を有効に敷くことができ、加熱パネルユニットによ
る布団等の上からの温熱治療を効果的に行わせることが
できる。
が、加熱パネルユニットと同じ長さに形成されていて、
加熱パネルユニットと並列状態に添えつけて使用される
複数の主添えマットと、加熱パネルユニットと複数の主
添えマットとを並列させた状態でこれら複数列の一端側
にその列と直交するように添えつけて使用される副添え
マットとからなる温熱治療装置によれば、加熱パネルユ
ニットを挟んでその両側に主添えマットを配置すると共
に、その一端側に副添えマットを配置することにより、
これら加熱パネルユニットと添えマットの上に布団や毛
布等を有効に敷くことができ、加熱パネルユニットによ
る布団等の上からの温熱治療を効果的に行わせることが
できる。
【0026】請求項3に係る発明のように、添えマット
が、ウレタン樹脂製のマット本体と、このマット本体上
に貼着された布材とからなる温熱治療装置によれば、ウ
レタン樹脂による適当な弾性と、布材17による柔軟性
が得られるため、感触が良く、特に冬場での使用に好適
である。
が、ウレタン樹脂製のマット本体と、このマット本体上
に貼着された布材とからなる温熱治療装置によれば、ウ
レタン樹脂による適当な弾性と、布材17による柔軟性
が得られるため、感触が良く、特に冬場での使用に好適
である。
【0027】請求項4に係る発明のように、加熱パネル
ユニットの加熱パネルが、断熱板と、この断熱板の上面
側に配設された面状発熱体と、この発熱体の上面側に配
設された補強板と、これらを上下両面側から覆う布材と
からなる温熱治療装置によれば、各加熱パネルに十分な
強度をもたせることができると共に、その面状発熱体か
ら熱を有効に放射させることができる。
ユニットの加熱パネルが、断熱板と、この断熱板の上面
側に配設された面状発熱体と、この発熱体の上面側に配
設された補強板と、これらを上下両面側から覆う布材と
からなる温熱治療装置によれば、各加熱パネルに十分な
強度をもたせることができると共に、その面状発熱体か
ら熱を有効に放射させることができる。
【図1】 本発明温熱治療装置の一実施形態を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 (A)は加熱パネルユニットの正面図、
(B)はその平面図である。
(B)はその平面図である。
【図3】 加熱パネルの拡大断面図である。
【図4】 加熱パネルユニットの電気回路図である。
【図5】 添えマットの一部拡大断面図である。
【図6】 添えマットをジグザグに折り畳んだ状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】 本発明温熱治療装置の使用状態を示す平面図
である。
である。
【図8】 図7のX−X線断面図である。
1a〜1d 加熱パネル 2 加熱パネルユニット 3 主添えマット 4 副添えマット 6 断熱板 7a〜7d 面状発熱体 8 補強板 9,10 布材 12,13 面ファスナー 16 マット本体 17 布材
Claims (4)
- 【請求項1】 夫々面状発熱体を備えた複数の方形状加
熱パネルを互いに折畳可能に一列状に連設してなる加熱
パネルユニットと、この加熱パネルユニットと同じ厚さ
に形成されていて、加熱パネルユニットに添えつけた状
態で使用される折り畳み可能な添えマットとからなり、
加熱パネルユニットと添えマットとは、面ファスナーに
よって互いにつながれるようになっている温熱治療装
置。 - 【請求項2】 添えマットは、加熱パネルユニットと同
じ長さに形成されていて、加熱パネルユニットと並列状
態に添えつけて使用される複数の主添えマットと、加熱
パネルユニットと複数の主添えマットとを並列させた状
態でこれら複数列の一端側にその列と直交するように添
えつけて使用される副添えマットとからなる請求項1に
記載の温熱治療装置。 - 【請求項3】 添えマットは、ウレタン樹脂製のマット
本体と、マット本体の上面に貼着された布材とからなる
請求項1又は2に記載の温熱治療装置。 - 【請求項4】 加熱パネルユニットの加熱パネルは、断
熱板と、断熱板の上面側に配設された面状発熱体と、こ
の発熱体の上面側に配設された補強板と、これらを上下
両面側から覆う布材とからなる請求項1〜3の何れかに
記載の温熱治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000121030A JP2001299799A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 温熱治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000121030A JP2001299799A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 温熱治療装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001299799A true JP2001299799A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18631745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000121030A Withdrawn JP2001299799A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 温熱治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001299799A (ja) |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000121030A patent/JP2001299799A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |