JP3071084U - 温熱治療装置 - Google Patents

温熱治療装置

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JP3071084U
JP3071084U JP2000000793U JP2000000793U JP3071084U JP 3071084 U JP3071084 U JP 3071084U JP 2000000793 U JP2000000793 U JP 2000000793U JP 2000000793 U JP2000000793 U JP 2000000793U JP 3071084 U JP3071084 U JP 3071084U
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善彦 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前立腺肥大等の患者の股間部を集中的に加
温して温熱治療するようにしたきわめて実用的な温熱治
療装置を提供する。 【解決手段】 基台1の上部に、使用者Mが跨がってそ
の股間部Gをあてがうための股間あてがい部2を設け、
この股間あてがい部2の表面側に、面状発熱体を内装し
た加熱シート3を装着してなる温熱治療装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、前立腺に疾患のある患者の前立腺部分を加温して温熱治療するのに 好適な温熱治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
前立腺肥大や前立腺癌の治療には、患者の前立腺及びその周辺部、即ちその患 者の股間部を加温してやるのが有効とされているが、従来、そのような股間部を 集中的に加温する実用的な温熱治療装置は提供されていない。
【0003】 本考案は、前立腺肥大等の患者の股間部を集中的に加温して温熱治療するよう にしたきわめて実用的な温熱治療装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案の温熱治療装置は、基台1の上部に、使用者Mが跨がって その股間部Gをあてがうための股間あてがい部2を設け、この股間あてがい部2 の表面側に、面状発熱体9を内装した加熱シート3を装着してなることを特徴と する。
【0005】 請求項2に係る考案の温熱治療装置は、股間あてがい部2を鞍形に形成してな ることを特徴とする。
【0006】 請求項3に係る考案の温熱治療装置は、加熱シート3が、断熱体8と、この断 熱体8の上面側に配設された面状発熱体9と、この面状発熱体9の上面側に配設 された補強材10と、これらを上下両面から覆う布材11,12とからなること を特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】 図1及び図2は、本考案に係る温熱治療装置を示す外観斜視図であり、図3の (A)は、この温熱治療装置の縦断正面図、(B)は、その縦断側面図である。 これらの図から分かるように、この温熱治療装置は、基台1の上部に、使用者M が跨がってその股間部Gをあてがうための股間あてがい部2を設け、この股間あ てがい部2の表面側に、面状発熱体9を内装した加熱シート3を装着してなるも のである。
【0008】 基台1は、箱枠状に形成された基台本体4と、この基台本体4の表面に装着さ れたカバー材5とから構成される。基台本体4は木材又はプラスチック材によっ て形成してもよいし、アルミニウム等の金属材によって形成できるものである。 カバー材5としては、柔らかい樹脂シート材、皮革材、布材等が使用される。
【0009】 股間あてがい部2は、図2から分かるように馬具の鞍に似た鞍形に形成された もので、基台1の基台本体4上に取り付けられる鞍枠材6を有する。この鞍枠材 6は、図3の(A)及び(B)から分かるように、全体として蒲鉾状を成し、そ の上面中央部側がゆるやかな凹曲面状を成す所謂鞍形に形成されていて、この鞍 枠材6上面に沿うように加熱シート3が装着されている。鞍枠材6の前後両面側 には夫々カバー材7が装着されている。鞍枠材6は木材又はプラスチック材によ って形成してもよいし、アルミニウム等の金属材によって形成してもよく、また カバー材7は、基台1側のカバー5と同じで、柔らかい樹脂シート材、皮革材、 布材等が使用される。
【0010】 加熱シート3は、図3の(C)に示す拡大断面図から分かるように、断熱材8 と、この断熱体8の上面側に配設された面状発熱体9と、この面状発熱体9の上 面側に配設された補強材10と、これらを上下両面から覆う布材11,12とか ら構成される。断熱体8はウレタンフォームによって形成される。補強材10は 、面状発熱体9を保護するもので、適当な弾性シート材、例えば樹脂シート材が 使用される。布材11,12はポリエステル繊維の織物によって形成される。こ の加熱シート3は、全体の厚さが2 mm程度に形成される。
【0011】 図4は加熱シート3の電気回路図を示す。この加熱シート3の面状発熱体9は 、基台1の前面下部に取り付けた操作パネル14(図2参照)上で温度調節装置 15により温度制御される。この温度調節装置15は、面状発熱体9にトライア ック16を接続し、そのトリガー回路に感熱性サイリスタ17を接続し、その作 動温度を任意に設定する可変抵抗器18を設けたものである。感熱性サイリスタ 17は面状発熱体9の適所に取付けられ、これにより面状発熱体9が所定温度に 達したときに、感熱性サイリスタ17の動作によりトライアック16が遮断状態 となる。また、トライアック16と並列に半波整流素子19が接続され、トライ アック16が遮断された後にも半減した電流が流れるように構成され、これによ って温度が徐々に降下するように成されている。
【0012】 また、半波整流素子19に直列に副温度制御部材20が接続され、夏期等にお いて半減された電流によっても昇温する場合に電流を遮断するように成されてい る。そのため、この副温度制御部材20としては感熱性サイリスタよりも高温に て開路されるバイメタル等が用いられる。この図4において、21は安全用温度 ヒューズ、22は可変抵抗器18の操作ダイヤルであり、また23は図1及び図 2にも示す電源コード、24は加熱シート3の電源用プラグである。
【0013】 上記のように構成される温熱治療装置を使用するときは、使用者Mである前立 腺肥大等の患者が、電源用プラグ24を一般電源のコンセント又は専用コントロ ーラーの差込口に差し込んだ後、図1に示すように、本装置の上に跨がり、その 股間部Gを股間あてがい部2にあてがった状態で座っているだけでよい。そうす ると、加熱シート3の面状発熱体9から放射される熱により、当該患者の前立腺 及びその周辺部が十分且つ効果的に温められて、患部に対して温熱治療が有効に 施されることになる。
【0014】 この温熱治療装置の使用に際し、股間あてがい部2が馬具の鞍に似た鞍形に形 成されているから、使用者Mの股間部Gを股間あてがい部2にうまくフィットし て、前立腺及びその周辺部の患部を有効に温めることができると共に、座り心地 が良く、長時間座っていても、股間部Gが痛くなるようなことがない。
【0015】 また、この温熱治療装置では、加熱シート3が、断熱材8と、この断熱体8の 上面側に配設された面状発熱体9と、この面状発熱体9の上面側に配設された補 強材10と、これらを上下両面から覆う布材11,12とから構成されるから、 使用の際して、加熱シート3の面状発熱体9を傷めるようなことがない上、面状 発熱体9からの熱を使用者Mの股間部Gに有効に放射させることができる。
【0016】
【考案の効果】
請求項1に係る考案の温熱治療装置は、基台の上部に、使用者が跨がってその 股間部をあてがうための股間あてがい部を設け、この股間あてがい部の表面に、 面状発熱体を内装した加熱シートを装着してなるものであるから、使用に際して は、装置の使用者である例えば前立腺肥大の患者が、本装置の上に跨がって、そ の股間部を股間あてがい部にあてがった状態で座るだけでよく、そうすると加熱 シートの面状発熱体から放射される熱によって、当該患者の前立腺及びその周辺 部が十分且つ効果的に温められ、患部に対して温熱治療が有効に施されることに なる。
【0017】 請求項2に係る考案の温熱治療装置によれば、股間あてがい部が鞍形に形成さ れているから、使用者の股間部を股間あてがい部にうまくフィットさせることが できて、股間部にある患部を有効に温めることができると共に、座り心地が良く 、長時間座っていても、股間部が痛くなるようなことがない。
【0018】 請求項3に係る考案の温熱治療装置によれば、加熱シートが、断熱材と、この 断熱体の上面側に配設された面状発熱体と、この面状発熱体の上面側に配設され た補強材と、これらを上下両面から覆う布材とからなるため、装置の使用の際し て、加熱シートの面状発熱体を傷めるようなことがない上、面状発熱体からの熱 を使用者の股間部に有効に放射させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る温熱治療装置の一実施形態を示
す外観斜視図であって、使用者がその股間部を股間あて
がい部にあてがって使用している状態を示す。
【図2】 同上の温熱治療装置の外観斜視図である。
【図3】 (A)は同上の温熱治療装置の縦断正面図、
(B)はその縦断側面図、(C)は加熱シートの拡大断
面図である。
【図4】 加熱シートの電気回路図である。
【符号の説明】
1 基台 2 股間あてがい部 3 加熱シート 8 断熱体 9 面状発熱体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の上部に、使用者が跨がってその股
    間部をあてがうための股間あてがい部を設け、この股間
    あてがい部の表面側に、面状発熱体を内装した加熱シー
    トを装着してなる温熱治療装置。
  2. 【請求項2】 股間あてがい部を鞍形に形成してなる請
    求項1に記載の温熱治療装置。
  3. 【請求項3】 加熱シートは、断熱材と、この断熱体の
    上面側に配設された面状発熱体と、この面状発熱体の上
    面側に配設された補強材と、これらを上下両面から覆う
    布材とからなる請求項1又は2に記載の温熱治療装置。
JP2000000793U 2000-02-17 2000-02-17 温熱治療装置 Expired - Lifetime JP3071084U (ja)

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