JP2001297489A - ディスク製造装置 - Google Patents

ディスク製造装置

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JP2001297489A
JP2001297489A JP2000112696A JP2000112696A JP2001297489A JP 2001297489 A JP2001297489 A JP 2001297489A JP 2000112696 A JP2000112696 A JP 2000112696A JP 2000112696 A JP2000112696 A JP 2000112696A JP 2001297489 A JP2001297489 A JP 2001297489A
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curable composition
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diameter
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JP2000112696A
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English (en)
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Katsuhide Ebisawa
勝英 蛯沢
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 径の異なる複数種のディスクを製造すること
ができ、しかも異なる径のディスクの製造に移行する場
合にも、段取り替えを容易に行うことのできるディスク
製造装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ディスク製造装置Aにおいて、押圧部4
0では、φ120mmのディスクDL用の押圧機構10
0Lと、φ80mmのディスクDS用の押圧機構100
Sを備え、振り分け装置でディスクDを振り分けて押圧
するようにした。また、落下照射部20では、ディスペ
ンサ24をディスクd1の径方向に移動可能とし、さら
にディスペンサ24からのカチオン型紫外線硬化性組成
物の落下量を変更するようにした。さらに、重ね合わせ
部30では、逃げ溝によりφ80mmのディスクDS
対してもその外周部の干渉を防ぐようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタル・
ビデオ/バーサタイル・ディスク(以下、DVDと略記
する)等の光ディスク等を製造するときに用いて好適な
ディスク製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】貼合せ方式のDVDを製造するに際して
は、2枚のディスク基板どうしを、紫外線硬化性組成物
等を接着剤として用いて貼り合わせる手法が採用されて
いる。
【0003】紫外線硬化性組成物には、従来からラジカ
ル重合型紫外線硬化性組成物が用いられていた。このラ
ジカル重合型紫外線硬化性組成物を用いる場合、ディス
ク基板の表面に組成物を塗布した後、2枚のディスク基
板どうしを重ね合わせ、この状態で紫外線を照射して組
成物を硬化させていた。しかし、DVDの場合、紫外線
が2枚のディスク基板間に接着層として存在するラジカ
ル重合型紫外線硬化性組成物に到達するまでの間に、A
l等の薄膜が存在しているため、高い紫外線強度が要求
される。このため、大容量の紫外線ランプ設備が必要と
なり、設備が大掛かりとなって最終的には製品製造コス
トにまで影響を及ぼしてしまう。また、DVD−RAM
等においては、ZnS−SiO2膜等、実質的に紫外線
が透過しない層が存在し、このような場合には、ラジカ
ル重合型紫外線硬化性組成物を接着剤として用いること
自体ができない。
【0004】そこで、近年、ラジカル重合型紫外線硬化
性組成物に比して遅硬性を有したカチオン型紫外線硬化
性組成物を接着剤として用いる手法が開発されている。
この手法においては、カチオン型紫外線硬化性組成物に
紫外線を照射した後、このカチオン型紫外線硬化性組成
物が硬化する前に、ディスク基板への塗布、2枚のディ
スク基板の重ね合わせ等を行うことによって、上記問題
を解決するのである。
【0005】上記カチオン型紫外線硬化性組成物をディ
スク基板に塗布するに際しては、略水平状態にセットし
たディスク基板の上面に、液状の紫外線硬化性組成物を
ノズルから落下させるものがある。より詳しくは、固定
状態としたノズルからカチオン型紫外線硬化性組成物を
落下させつつ、その側方から紫外線を照射し、これを、
その下方において回転させたディスク基板上に落下させ
ることにより、カチオン型紫外線硬化性組成物をディス
ク基板上に略リング状に塗布する。このようにして紫外
線の照射されたカチオン型紫外線硬化性組成物が塗布さ
れたディスク基板上に、他のディスク基板を重ね合わ
せ、双方のディスク基板間でカチオン型紫外線硬化性組
成物を展延させる。そして、カチオン型紫外線硬化性組
成物が硬化することにより2枚のディスク基板どうしが
貼り合わされ、1枚のディスクを得るのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにしてディ
スクを製造する装置は、通常、所定の径(例えばφ12
0mm)のディスクのみを製造するよう各部が対応して
いる。このような装置において、径の異なる複数種のデ
ィスクを製造しようとする場合、そのままでは、当然の
ことながら各部において支障が生じる。そこで、各部を
それぞれの径に対応させる必要があるわけであるが、こ
のときに各部の部品を交換しなければならないのでは、
製造するディスクの径が途中で変わる場合に、その段取
り替えに多大な手間がかかり、結果としてディスク製造
効率が低下してしまうという問題が生じる。本発明は、
以上のような問題を考慮してなされたもので、径の異な
る複数種のディスクを製造することができ、しかも異な
る径のディスクの製造に移行する場合にも、段取り替え
を容易に行うことのできるディスク製造装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】ところで、本発明者が実
現しようとする手法では、カチオン型紫外線硬化性組成
物を塗布したディスク基板に他のディスク基板を重ね合
わせてディスクを得た後、双方のディスク基板間でカチ
オン型紫外線硬化性組成物を確実に展延させるため、デ
ィスクをその両面側から押圧する。このような手法でデ
ィスクを製造するに際して、上記したような課題を解決
すべく検討を行ったところ、射出成型時にディスクの外
周端部に形成されるカエリやバリが問題となることが判
明した。ディスクを押圧するには、一対の押圧部材間に
ディスクを挟み込むのであるが、例えばφ120mmの
ディスク用の押圧部材でφ80mmのディスクを押圧し
ようとすると、φ80mmのディスクの外周端部が押圧
部材の押圧面に当接することになる。すると、ディスク
外周端部のバリやカエリにより押圧力が均一に作用しな
くなり、カチオン型紫外線硬化性組成物の膜厚が不均一
となることも考えられるのである。
【0008】これは、カチオン型紫外線硬化性組成物を
塗布したディスク基板に他のディスク基板を重ね合わせ
る場合にも共通する問題である。重ね合わせを行うとき
には、双方のディスク基板をそれぞれ保持しておき、こ
の状態で一方のディスク基板に他方のディスク基板を重
ね合わせるのであるが、φ120mmのディスク用の部
材を用いてφ80mmのディスクを保持するのであれ
ば、上記と同様、φ80mmのディスク外周端部のバリ
やカエリにより、重ね合わせるときに作用する押圧力が
不均一となってしまうのである。
【0009】また、他の問題として、ディスク基板にカ
チオン型紫外線硬化性組成物を塗布するに際し、ディス
クの径が異なれば当然その面積が変わるため、カチオン
型紫外線硬化性組成物の塗布量を変える必要がある。さ
らに、ディスク基板上にカチオン型紫外線硬化性組成物
をリング状に塗布したのであれば、カチオン型紫外線硬
化性組成物の広がりのバランスの点から、カチオン型紫
外線硬化性組成物のディスク基板に対する落下位置も変
更する必要がある。
【0010】このような点を考慮してなされた本発明の
ディスク製造装置は、紫外線が照射されたカチオン型紫
外線硬化性組成物をディスク基板上に落下する落下塗布
手段と、前記ディスク基板に他のディスク基板を重ね合
わせて1枚のディスクを得る重ね合わせ手段と、径の異
なる複数種の前記ディスクのそれぞれに対応する複数の
押圧部材とを備え、押圧すべき前記ディスクの径に応じ
て前記押圧部材を選択し、前記ディスクをその両面側か
ら押圧することを特徴としている。このようなディスク
製造装置では、2枚のディスク基板間に紫外線が照射さ
れたカチオン型紫外線硬化性組成物を介在させた構成の
ディスクを製造することができる。そして、押圧部材に
より2枚のディスク基板間でカチオン型紫外線硬化性組
成物を確実に展延させることができる。このような構成
では、例えばφ120mmとφ80mmのディスクを製
造するのであれば、それぞれの径に対応した押圧部材を
備えておき、φ120mmのディスクを押圧するときに
はφ120mm用の押圧部材を選択して押圧を行い、φ
80mmのディスクを押圧するときにはφ80mm用の
押圧部材を選択して押圧を行うのである。これにより、
複数種の径のディスクを押圧するに際しても、それぞれ
のディスクの径に応じた押圧部材で押圧を行うことがで
きる。
【0011】ディスク基板としては、公知慣用のものが
使用できるが、ガラス繊維や無機質充填剤等の補強剤を
含まない非補強熱可塑性樹脂を基体とし、この基体の片
面にアルミニウムや銀の反射膜や金などの半反射膜(半
透膜)等の薄膜が形成されているものや、これら薄膜が
更に保護層にて被覆されているものが挙げられる。熱可
塑性樹脂としては、例えばポリカーボネート、アモルフ
ァスポリオレフィン、アクリル樹脂等が挙げられる。ま
た、カチオン型紫外線硬化性組成物は、公知慣用のもの
が使用出来るが、例えばエポキシ樹脂とカチオン重合開
始剤とを必須成分として構成するのが好ましい。開始剤
には光ラジカル発生剤を併用すると、紫外線をより多く
の波長領域で有効利用できるので効果的な硬化を行う上
でも好ましい。
【0012】また、本発明は、前記押圧部材の外径が、
押圧すべき前記ディスクの外径よりも小さく設定されて
いることを特徴とすることもできる。このように押圧部
材をディスク外径よりも小径とすることにより、押圧に
際し、ディスク外周端部のカエリ等と押圧部材との干渉
を回避できる。なお、ここで言う「押圧部材の外径」と
は、ディスクに対して押圧を行う部分の外径を指すもの
である。例えばディスクよりも大きな径の部材に、ディ
スクの外周部に対応する部分に溝を形成した場合等に
は、溝よりも内側の部分でディスクを押圧することにな
り、この場合には、溝よりも内側の部分の外径が「押圧
部材の外径」となる。
【0013】本発明のディスク製造装置は、複数の前記
押圧部材に対し、押圧すべき前記ディスクをその径に応
じて振り分ける振り分け機構を備えることを特徴とする
ことができる。これにより、複数箇所に設けられた押圧
部材に対し、振り分け機構でディスクを振り分けること
ができる。
【0014】加えて、前記重ね合わせ手段は、前記ディ
スク基板を保持する面に、前記ディスク基板の外周部と
の干渉を避ける逃げ凹部が形成されていることを特徴と
することも可能である。このように、径の異なる複数種
のディスク基板に対し、その外周部との干渉を避ける逃
げ凹部を重ね合わせ手段に形成しておくことにより、径
の異なる複数種のディスク基板に対し重ね合わせ手段を
兼用することができる。
【0015】また、本発明のディスク製造装置を他の観
点から捉えると、紫外線硬化性組成物に紫外線を照射
し、これを接着剤として一対のディスク基板を接着する
ことによりディスクを製造する装置であって、前記紫外
線硬化性組成物を前記ディスク基板に塗布する塗布部
と、前記一対のディスク基板を重ね合わせる重ね合わせ
部と、を備え、少なくとも前記重ね合わせ部が、径の異
なる複数種の前記ディスクの製造に対応するため、各径
の前記ディスクの外周部に干渉しないよう構成されてい
ることを特徴とすることができる。このような構成とす
ることにより、少なくとも重ね合わせ部では、径の異な
る複数種のディスク外周部の干渉を回避することがで
き、ディスク外周部に形成されたカエリ等による影響を
受けることなくディスク基板の重ね合わせを行うことが
できる。
【0016】なお、ここでは、紫外線硬化性組成物とし
て、必ずしもカチオン型紫外線硬化性組成物を用いる必
要はなく、例えばラジカル重合型紫外線硬化性組成物を
用いることもできる。ラジカル型紫外線硬化性組成物に
は、公知慣用のものが使用出来るが、例えばウレタンア
クリレート等のオリゴマーやトリメチロールプロパント
リアクリレート等の様な、各種の(メタ)アクリロイル基
を2つ以上有するラジカル重合性化合物と、ラジカル重
合開始剤とを必須成分として構成するのが好ましい。ま
た、塗布部における紫外線硬化性組成物の塗布方法は、
ディスク基板を回転させつつその上方から紫外線硬化性
組成物をリング状に落下させてもよいし、あるいはスク
リーン印刷法やスピンコート法等を用いても良い。
【0017】また、本発明のディスク製造装置では、前
記重ね合わせ部は、製造する前記ディスクのうち最も大
きな外径の前記ディスクよりも小径で、かつ他の径の前
記ディスクの外周部との干渉を避ける逃げ凹部が形成さ
れていることを特徴とすることができる。
【0018】そして、本発明は、前記重ね合わせ部で一
対の前記ディスク基板を重ね合わせることによって得ら
れた複数種の径の前記ディスクを、その外周部が干渉し
ないように両面側から押圧する押圧部を備えることを特
徴とするディスク製造装置とすることもできる。これに
より、重ね合わせ工程だけでなく、その後の押圧工程に
おいてもディスク外周端部のカエリ等による影響を避け
ることができる。
【0019】加えて、本発明のディスク製造装置では、
前記塗布部は、前記ディスク基板を回転させつつその上
方から前記紫外線硬化性組成物を落下することにより、
当該紫外線硬化性組成物を前記ディスク基板上にリング
状に塗布し、かつ、製造すべき前記ディスクの径に応
じ、前記ディスク基板に対する前記紫外線硬化性組成物
の落下量を変化させるとともに、その落下位置を前記デ
ィスク基板の径方向に変化させることを特徴とする。デ
ィスクの径に応じて紫外線硬化性組成物の落下位置およ
び落下量を変更することにより、各ディスクにおいて紫
外線硬化性組成物の塗布を確実に行うことが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態におけるディスク製造装置の全体構成を説明する
ためのレイアウト図である。この図において符号Aは、
例えばDVD等のディスクを製造するディスク製造装
置、d1,d2はディスク基板、Dはディスク基板d
1,d2を貼り合わせて得られるディスクである。ここ
で、製造すべきディスクDは、例えば、その径がφ12
0mmとφ80mmの2種類とする。そして、以下の説
明において、ディスクD、ディスク基板d1,d2の径
を区別する必要がある場合には、φ120mmのものを
ディスクDL、ディスク基板d1L,d2L、φ80mm
のものをディスクDS、ディスク基板d1S,d2S、と
記す。
【0021】この図に示すディスク製造装置Aは、その
加工工程順に、ディスク基板d1,d2を投入する基板
投入部10、カチオン型紫外線硬化性組成物に紫外線を
照射し、これをディスク基板d1上に落下させて塗布す
る落下照射部(落下塗布手段、塗布部)20、カチオン型
紫外線硬化性組成物が塗布されたディスク基板d1とデ
ィスク基板d2とを重ね合わせる重ね合わせ部(重ね合
わせ手段)30、ディスク基板d1,d2を重ね合わせ
ることに得られたディスクDを押圧する押圧部40、デ
ィスクDを複数枚積み重ねてカチオン型紫外線硬化性組
成物を展延させる展延部50、ディスクDの端面からは
み出たカチオン型紫外線硬化性組成物を処理する端面処
理部60、ディスクD端面におけるカチオン型紫外線硬
化性組成物の硬化を促進させる端面硬化促進部70、デ
ィスクDを検査し、良品と不良品を選別する検査選別部
80を備えて構成されている。以下に、上記各部の構成
を、ディスクDの製造方法と合わせて説明する。
【0022】図2に示すように、基板投入部10には、
前工程(ディスク基板製造工程)からそれぞれ複数枚が積
層された状態で送られてくるディスク基板d1,d2
を、1枚ずつ取出す取出機構11が備えられている。こ
の取出機構11は、ディスク基板d1,d2を中心部近
傍でバキューム吸着する第一吸着部12と、ディスク基
板d1,d2を外周部側でバキューム吸着する第二吸着
部13と、これら第一吸着部12および第二吸着部13
を上下方向にそれぞれ個別に駆動させる駆動機構(図示
無し)とを備え、積層されたディスク基板d1,d2に
対してエアを吹付けるノズル14を備えている。
【0023】このような取出機構11で、例えばφ12
0mmのディスク基板d1L,d2Lを取出すときには、
積層されたディスク基板d1L,d2Lのうち、最表層の
ものの上面に、第一吸着部12および第二吸着部13を
降ろして当接させる。次いで、図示しない負圧源で発生
させた負圧により、第一吸着部12および第二吸着部1
3で、最表層のディスク基板d1L,d2Lをバキューム
吸着する。この状態で、駆動機構(図示無し)により、第
二吸着部13のみを上昇させる。つまり、第一吸着部1
2でディスク基板d1L,d2Lの中心部を押さえたま
ま、その外周側を第二吸着部13で吸着して上昇させる
のである。これにより、最表層のディスク基板d1L
d2Lがたわむので、続いてこの状態で第一吸着部12
を上昇させ、最表層のディスク基板d1L,d2Lのたわ
みを復元させ、水平状態に保持する。このようにして最
表層のディスク基板d1L,d2Lをたわませて取出すこ
とにより、静電気の帯電や密着等によって、その一枚下
に位置するディスク基板d1L,d2Lが一緒に取出され
てしまういわゆる2枚取り現象を防止でき、最表層のデ
ィスク基板d1L,d2L一枚のみを取出すことができ
る。ここで、第一吸着部12でディスク基板d1L,d
Lの中心部を押さえたまま、その外周側を第二吸着部
13で吸着して上昇させた時に、さらに第二吸着部13
を上下動させて、ディスク基板d1L,d2Lを複数回た
わませるような動作とすることもできる。
【0024】また、図3に示すように、この取出機構1
1で、例えばφ80mmのディスク基板d1S,d2S
取出すときには、積層されたディスク基板d1S,d2S
のうち、最表層のものの上面に、第一吸着部12を降ろ
して当接させる。次いで、図示しない負圧源で発生させ
た負圧により、第一吸着部12で、最表層のディスク基
板d1S,d2Sをバキューム吸着する。この状態で、駆
動機構(図示無し)により第一吸着部12を上昇させつ
つ、側方に設けられたノズル14から、最表層のディス
ク基板d1S,d2Sとその一枚下のディスク基板d
S,d2Sの間に向けて側方からエアを吹付ける。この
ときに第一吸着部12を微小寸法だけ上昇させ、エアを
吹付けている間、その高さを維持させるようにしても良
い。これにより、互いに上下に位置する2枚のディスク
基板d1S,d2Sの間にエアが送り込まれて密着を防止
し、最表層のディスク基板d1S,d2Sのみを保持でき
る。この後、第一吸着部12をさらに上昇させることに
より、最表層のディスク基板d1 S,d2S一枚のみを取
出すことができる。
【0025】上記のようにして取出機構11により一枚
ずつ取出されたディスク基板d1,d2は、図1に示し
たように、図示しない搬送手段により、ディスク基板d
1は落下照射部20に向けて搬送され、ディスク基板d
2は重ね合わせ部30に向けて搬送される。
【0026】落下照射部20には、回転テーブル21が
備えられている。この回転テーブル21には、周方向に
等間隔の3ヶ所に、それぞれ、図4に示すような、ディ
スク基板d1を搭載する基板台22が備えられている。
そして、回転テーブル21は、図示しない駆動源で図1
中矢印(イ)方向に回転させることにより、各基板台22
を、図示しない搬送手段で搬送されてきたディスク基板
d1を受け取る受取位置21aと、カチオン型紫外線硬
化性組成物が落下される落下位置21bと、ディスク基
板d1を重ね合わせ部30に払い出す払出位置21c
の、計3ポジションで順次ステップ送りするようになっ
ている。また、各基板台22は、図示しない駆動源によ
り回転駆動され、これによりディスク基板d1を基板台
22上に載せて、これをその中心軸線周りに略水平状態
を保って回転させるようになっている。
【0027】図4に示したように、落下位置21bの上
方には、落下照射装置23が備えられている。この落下
照射装置23は、カチオン型紫外線硬化性組成物を吐出
・落下(滴下でも良い)させるディスペンサ24と、ディ
スペンサ24から落下するカチオン型紫外線硬化性組成
物に側方から紫外線を照射する紫外線ランプ25と、紫
外線ランプ25の周囲を覆い、その内面に反射板を備え
た筐体26とを備えている。
【0028】ここで、ディスペンサ24は図示しないブ
ラケットにより筐体26に固定されている。また、筐体
26は、図示しないガイドレール上に移動可能に設けら
れている。これによりディスペンサ24によるカチオン
型紫外線硬化性組成物の落下位置が、落下位置21bに
セットされるディスク基板d1に対しその径方向に移動
可能とされ、任意の位置あるいは予め決められた所定の
位置で固定可能となっている。この移動は、手動で行っ
ても良いし、モータ等の駆動源により自動的に行うよう
にしても良い。また、ディスペンサ24によるカチオン
型紫外線硬化性組成物の落下流量は、図示しない制御部
等により制御可能となっている。
【0029】筐体26は、その上下面に開口部26a、
26bを有し、これら開口部26a、26b間には石英
等からなる管体27が備えられている。ディスペンサ2
4から落下するカチオン型紫外線硬化性組成物は、この
管体27内を通るようになっている。また、上方の開口
部26aには、図示しないシリンダ等の駆動源によって
開閉駆動されるシャッター28が備えられており、この
シャッター28は、ディスペンサ24からカチオン型紫
外線硬化性組成物を落下させないときには開口部26a
を閉塞するようになっている。これにより、紫外線ラン
プ25からの紫外線が開口部26aを通ってディスペン
サ24先端部のカチオン型紫外線硬化性組成物に照射さ
れるのを防ぐ。
【0030】この落下照射部20においてカチオン型紫
外線硬化性組成物を落下塗布するときには、図1の受取
位置21aにおいて回転テーブル21上に搭載されたデ
ィスク基板d1は、回転テーブル21の回転により落下
位置21bに移動する。図4に示した落下位置21bで
は、ディスク基板d1を搭載した基板台22を回転させ
つつ、ディスペンサ24からカチオン型紫外線硬化性組
成物を落下させる。このとき、紫外線ランプ25からの
紫外線を管体27内を落下するカチオン型紫外線硬化性
組成物に照射する。これにより、図1に示したように、
ディスク基板d1上には、紫外線が照射されたカチオン
型紫外線硬化性組成物が接着剤Cとして略リング状に塗
布される。
【0031】ここで、カチオン型紫外線硬化性組成物を
落下塗布すべきディスク基板d1の径(φ120mmの
ディスク基板d1Lまたはφ80mmのディスク基板d
S)に応じ、筐体26をガイドレールに沿って移動さ
せ、ディスペンサ24の位置を変更するとともに、ディ
スペンサ24からの接着剤Cとしてのカチオン型紫外線
硬化性組成物の落下塗布量を変更する。
【0032】そして、図1に示したように、カチオン型
紫外線硬化性組成物が塗布されたディスク基板d1は、
回転テーブル21の回転により払出位置21cに移動
し、図示しない搬送手段で重ね合わせ部30へと払い出
される。
【0033】図5に示すように、重ね合わせ部30は、
払出位置21cから払い出されたディスク基板d1を載
置する固定側ベース31と、図示しない搬送手段により
基板投入部10から直接搬送されてくるディスク基板d
2を載置する回転側ベース32とを備えている。回転側
ベース32は、固定側ベース31との中間部に設けられ
た軸32aを中心として図示しないモータ等により回転
駆動され、これにより、略水平状態(図5において実線
の状態)と、固定側ベース31に対向した状態との間で
反転動作する。固定側ベース31、回転側ベース32に
は、その中心部に、ディスク基板d1,d2を位置決め
するための位置決め軸33,34が備えられている。こ
のうち、回転側ベース32に設けられた位置決め軸34
は、回転側ベース32の背面側に設けられたシリンダ3
4aによりその軸線方向に沿って進退駆動され、これに
よって、回転側ベース32の表面から突出した位置と、
表面から没した位置との間で移動可能となっている。
【0034】また、図5および図6に示すように、固定
側ベース31、回転側ベース32には、ディスク基板d
1,d2を吸着するため、それぞれ、その表面に形成さ
れた吸着凹部35と、吸着凹部35に連通する連通穴3
7a,37bが形成されている。ここで、吸着凹部35
は、径の異なる複数種のディスク基板d1,d2に対応
するため、内周側凹部35a、中間凹部35b、外周側
凹部35cを有している。内周側凹部35a、および中
間凹部35bは、φ80mmのディスク基板d1 S,d
Sの外周部よりも内側に配置されており、ディスク基
板d1S,d2Sとディスク基板d1L,d2Lの双方に対
応するようになっている。また、内周側凹部35aと、
中間凹部35bの間には、これらを連通する連通溝35
dが形成されている。そして、内周側凹部35aには、
前記連通穴37aが連通し、この連通穴37aには図示
しない負圧源が接続されている。この負圧源で発生する
負圧は、ディスク基板d1,d2が固定側ベース31、
回転側ベース32に当接した状態で、内周側凹部35a
と、連通溝35dを介して中間凹部35bに作用する。
また、図5に示したように、外周側凹部35cには前記
連通穴37bが連通し、この連通穴37bには開閉バル
ブ37vを介して、前記負圧源(図示無し)が接続されて
いる。
【0035】さらに、この固定側ベース31、回転側ベ
ース32は、その外径が、最も大きな外径を有したφ1
20mmのディスク基板d1L,d2Lよりも所定寸法小
さく形成され、また、その表面(ディスク基板を保持す
る面)には、φ80mmのディスク基板d1S,d2S
外周端部に対応した位置に、所定幅の逃げ溝(逃げ凹部)
39が形成されている。これらは、ディスク基板d
L,d2Lおよびd1S,d2Sの外周端部に、射出成型
時に生じるバリやカエリとの干渉を防ぐためである。
【0036】このような重ね合わせ部30では、固定側
ベース31上には、紫外線が照射されたカチオン型紫外
線硬化性組成物を塗布したディスク基板d1が載置さ
れ、回転側ベース32にはディスク基板d2が載置され
る。ここで、ディスク基板d1,d2が、φ120mm
のディスク基板d1L,d2Lであるときには、開閉バル
ブ37vを開いて負圧源(図示無し)による負圧を作用さ
せる。すると、ディスク基板d1L,d2Lには、内周側
凹部35a、中間凹部35b、外周側凹部35cの全て
において負圧が作用し、これによってディスク基板d1
L,d2Lが固定側ベース31,回転側ベース32に吸着
保持される。また、ディスク基板d1,d2が、φ80
mmのディスク基板d1S,d2Sであるときには、開閉
バルブ37vを閉じ、負圧源(図示無し)による負圧を作
用させる。すると、ディスク基板d1S,d2Sには、内
周側凹部35a、および中間凹部35bにおいてのみ負
圧が作用し、これによってディスク基板d1S,d2S
固定側ベース31,回転側ベース32に吸着して保持さ
れる。ここで、ディスク基板d1S,d2Sの外周端部
は、逃げ溝39に位置し、バリやカエリの干渉を回避す
る。
【0037】このようにして、吸着凹部35においてデ
ィスク基板d1,d2を吸着して位置決めした後、この
状態で回転側ベース32を反転させ、ディスク基板d2
を固定側ベース31上のディスク基板d1上に重ね合わ
せる。このとき、位置決め軸33と34が干渉しないよ
う、シリンダ34aで回転側ベース32の位置決め軸3
4を引っ込めるが、この状態でもディスク基板d2は回
転側ベース32に吸着されているので、このディスク基
板d2がずれるのを防止できる。このようにしてディス
ク基板d1,d2が重ね合わされ、これによりディスク
Dが得られるが、この状態ではまだ接着剤Cとしてのカ
チオン型紫外線硬化性組成物は完全に硬化してはいな
い。この後、吸着凹部35による吸着を解除し、回転側
ベース32を回転させて元の位置に戻す。すると、得ら
れたディスクDは、固定側ベース31上に残る。
【0038】図7に示すように、押圧部40は、φ12
0mmのディスクDLを押圧する押圧機構100Lと、
φ80mmのディスクDSを押圧する押圧機構100S
と、重ね合わせ部30から供給されるディスクDを押圧
機構100L,100Sのいずれかに振り分ける振り分
け装置(振り分け機構)110とを有している。
【0039】押圧機構100Lは、ディスクDLを載せ
る下側押圧部材(押圧部材)101Lと、下側押圧部材1
01Lの上方に対向配置された上側押圧部材(押圧部材)
102Lとを備えている。下側押圧部材101Lおよび
上側押圧部材102Lは、ディスクDの外周部のバリや
カエリとの干渉を防ぐため、ディスクDLの外径よりも
所定寸法小さな外径とされている。下側押圧部材101
Lは、シリンダ105Lにより上側押圧部材102Lに
向けて上下方向に進退駆動され、これにより下側押圧部
材101L上に搭載したディスクDLを上側押圧部材1
02Lに押し付け、押圧するようになっている。ここ
で、下側押圧部材101Lの中心部には、ディスクDL
を位置決めするボス106Lが設けられており、上側押
圧部材102Lには、このボス106Lが挿入されるボ
ス穴(図示無し)が形成されている。
【0040】また、押圧機構100Sは、押圧機構10
0Lに対し、基本的な構造は同様であり、ディスクDを
押圧する下側押圧部材101Sおよび上側押圧部材10
2Sの外径のみが相違する。したがって、押圧機構10
0Lと共通する構成については、図7において符号の
「L」に代えて「S」を付し、その説明を省略する。
【0041】さらに、図8および図9に示すように、振
り分け装置110は、二個一対のディスク保持部材11
1を備えている。これらのディスク保持部材111は、
図示しない開閉機構により互いに接近・離間し、図示し
ない昇降機構(図示無し)で上下動する。さらにこれらの
ディスク保持部材111は二本一対のガイドレール11
2に沿って移動し、押圧機構100Lと、押圧機構10
0Sと、双方の中間部に設けられた受け台113(図7
参照)とに対応した3箇所に移動し、停止できるように
なっている。各ディスク保持部材111は、径の異なる
ディスクDLとDSの双方をその下面側で保持するため、
平面視略V字状の保持部111aを備えている。
【0042】図1に示したように、この押圧部40は、
前工程の重ね合わせ部30からディスクDを供給し、さ
らに後工程へと搬出する供給排出機構120を備えてい
る。供給排出機構120は、一方向に延びるブラケット
120aに、図示しない駆動源によってこのブラケット
120aに沿って進退する複数のアーム120bが設け
られている。図7に示すように、各アーム120bの下
面側に、ディスクDをその中央部で吸着保持可能な吸着
部材120cが設けられており、この吸着部材120c
は、図示しないシリンダ等により上下動可能となってい
る。
【0043】このような押圧部40でディスクDを押圧
するには、重ね合わせ部30で重ね合わされて固定側ベ
ース31上に載っているディスクDを、供給排出機構1
20で取出す。これには、アーム120bを重ね合わせ
部30側に移動させ、重ね合わせ部30の上方に位置す
るアーム120bの吸着部材120cでディスクDを吸
着保持した後、アーム120bを元の位置に戻し、保持
したディスクDを受け台113の鉛直上方に位置させ
る。
【0044】一方、振り分け機構110においては二個
一対のディスク保持部材111を受け台113の位置に
位置させておき、開閉機構(図示無し)により受け取るデ
ィスクD(DLあるいはDS)に合わせた間隔にセットして
おく。この状態で、吸着部材120cでの吸着を解除
し、吸着保持していたディスクDを受け台113上に移
載する。続いて、ディスク保持部材111を受け台11
3よりも上方まで上昇させ、受け台113上のディスク
Dを双方のディスク保持部材111の保持部111aで
保持する。次いで、これらディスク保持部材111をガ
イドレール112に沿って移動させ、保持したディスク
D(DLあるいはDS)に対応した押圧機構100Lあるい
は100Sに移動させる。例えば保持したディスクDが
φ120mmのディスクDLである場合には、このディ
スクDLを押圧機構100Lに移動させる。そして、押
圧機構100Lの下側押圧部材101Lの鉛直上方に位
置させたディスク保持部材111を下降させる。する
と、双方のディスク保持部材111は下側押圧部材10
1Lの両外側を通って下側押圧部材101Lの表面より
も下方まで下降し、これによってディスク保持部材11
1で保持したディスクDLが下側押圧部材101L上に
移載される。この後は、双方のディスク保持部材111
がディスクDLに干渉しないよう、開閉機構(図示無し)
で開いた後、これを上昇させて元の位置に戻す。これに
より、押圧機構100Lの下側押圧部材101L上にデ
ィスクDLが供給されるので、この後は、下側押圧部材
101Lをシリンダ105Lの駆動により上昇させて上
側押圧部材102Lに押し付け、搭載したディスクDL
を所定の圧力で所定時間押圧する。これにより、リング
状に塗布されたカチオン型紫外線硬化性組成物が、2枚
のディスク基板d1L,d2L間で一次展延される。
【0045】一次展延の完了したディスクDLは、前記
下側押圧部材101L上に載せるときとは逆の動作を行
うことにより、双方のディスク保持部材111でその両
側を保持されて、中央部の位置に戻される。
【0046】なお、上記では、ディスクDLを押圧機構
100Lにおいて押圧する例を示したが、供給排出機構
120で吸着保持したディスクDがφ80mmのディス
クD Sである場合には、振り分け機構110でディスク
Sを押圧機構100Sに振り分け、その押圧を行う。
【0047】このようにして、押圧部40において一次
展延が終了して中央部に戻されたディスクD(DLあるい
はDS)は、図1の供給排出機構120で吸着保持され、
アーム120bの移動により押圧部40から排出されて
後工程側へと搬送される。
【0048】そして、搬送されたディスクDは、後述す
る展延部50、端面処理部60、端面硬化促進部70へ
と順次送られていくわけであるが、これら展延部50、
端面処理部60、端面硬化促進部70は、回転テーブル
90の外周部に配置されている。回転テーブル90上に
は、周方向に等間隔を隔てた6箇所に、ディスクDを通
して複数枚積層するため、上方に突出する所定長のスピ
ンドル91が設けられている。また、図10に示すよう
に、各スピンドル91には、スピンドル91に沿って昇
降し、その上面にディスクDを搭載するエレベータ92
が備えられている。また、93は、スピンドル91をそ
の軸線周りに回転させる回転テーブルである。
【0049】図1に示したように、この回転テーブル9
0は、供給排出機構120で搬送されてきたディスクD
を積層する積層位置P1と、積層したディスクDを所定
時間放置して二次展延させる展延部50としての展延位
置P2と、端面処理部60で端面処理を行うため、積層
状態のディスクDを1枚ずつ取出す取出し位置P3と、
取出したディスクDに端面処理を施し、再度積層する端
面処理位置P4と、端面硬化促進部70で硬化促進処理
を行う硬化促進位置P5と、検査選別部80に向けてデ
ィスクDを1枚ずつ払い出す払出位置P6の、計6ポジ
ションに各スピンドル91を順次停止させるよう、図示
しない駆動源で、図1中矢印(ロ)方向に回転駆動され
る。
【0050】積層位置P1では、供給排出機構120で
1枚ずつ搬送されてくるディスクDをスピンドル91に
通し、所定枚数(例えば60枚)を積層する。ここで、図
10に示したように、積層位置P1では、剛体ディスク
Gと、ディスクDとを交互に積層する。この剛体ディス
クGは、例えばAl製で、上下面が平坦面とされてい
る。このような平坦面を有した剛体ディスクG上にディ
スクDを載せることにより、ディスクDの面を規制した
状態でカチオン型紫外線硬化性組成物の展延を行う。
【0051】この剛体ディスクGは、図1に示した積層
位置P1と払出位置P6との間で往復する第一搬送アー
ム51によって、払出位置P6から積層位置P1に供給
される。そして、供給排出機構120で搬送されるディ
スクDと第一搬送アーム51で払出位置P6から供給さ
れる剛体ディスクGとを、図10のように交互に積み重
ねていく。所定枚数(例えば60枚)のディスクDを積層
した時点で、回転テーブル90を回転させ、積層したデ
ィスクDを展延位置P2に移動させる。
【0052】展延部50としての展延位置P2では、積
層状態のディスクDを所定時間(積層位置P1に次のバ
ッチのディスクDが所定枚数積層されるまでの間)放置
することにより、各ディスクDを構成する2枚のディス
ク基板d1,d2間のカチオン型紫外線硬化性組成物の
二次展延を行う。二次展延の完了した積層状態のディス
クDは、回転テーブル90の回転により、取出し位置P
3へとステップ送りされる。
【0053】端面処理部60は、ディスクDの端面から
はみ出たカチオン型紫外線硬化性組成物を拭取るための
端面処理装置61と、移載アーム62と、端面紫外線照
射装置63とを備えている。端面処理装置61は、例え
ば不織布等からなる帯状の拭取りテープ64と、この拭
取りテープ64を繰り出す繰出しロール65と、繰出し
ロール65から繰出された拭取りテープ64をその背面
側から回転テーブル90の中心側に向けて押圧する押圧
ローラ66と、拭取りテープ64を巻き取る巻取りロー
ル67とを備えて構成されている。そして、押圧ローラ
66は、図示しない駆動源により、回転テーブル90の
中心部寄りに向けて進退可能となっている。また、移載
アーム62は、取出し位置P3と端面処理位置P4との
間で往復移動自在とされ、さらに、ディスクDおよび剛
体ディスクGを、例えばバキューム吸着機構等によって
1枚ずつ保持できるようになっている。さらに、移載ア
ーム62は、保持したディスクDを回転させる回転機構
(図示無し)を備えている。
【0054】端面紫外線照射装置63は、紫外線光源6
8から光ファイバー69を介して送給される紫外線を、
移載アーム62で保持したディスクDの端面に照射する
ものである。そして、光ファイバー69の先端部は、図
示しない駆動源により、回転テーブル90の中心部寄り
に向けて進退可能となっている。
【0055】このような端面処理部60においては、こ
の移載アーム62で、取出し位置P3に積層されたディ
スクDおよび剛体ディスクGから、最上部に位置するデ
ィスクDあるいは剛体ディスクGを1枚ずつ保持し、こ
れを端面処理位置P4へと移載し、端面処理位置P4に
位置するスピンドル91に通す。このようにして、移載
アーム62で、取出し位置P3から端面処理位置P4へ
と、ディスクDおよび剛体ディスクGを、1枚ずつ移載
していく。
【0056】そして、上記取出し位置P3から端面処理
位置P4へとディスクDを移載するときには、移載アー
ム62で保持したディスクDの端面に、押圧ローラ66
により押圧される拭取りテープ64を押し付け、この状
態でディスクDを回転させる。これにより、ディスクD
を構成する2枚のディスク基板d1,d2の間から外周
側にはみ出たカチオン型紫外線硬化性組成物があるとき
には、これを拭取りテープ64で拭取る。さらに、端面
紫外線照射装置63の光ファイバー69から発せられる
紫外線を、移載アーム62で保持して回転させたディス
クDの端面に照射することにより、拭取りテープ64で
拭取った後のカチオン型紫外線硬化性組成物に新たな反
応種を植え付けることができる。また、拭取りテープ6
4は、適宜間隔毎に、繰出しロール65および巻取りロ
ール67を回転させることによって順次送り、ディスク
Dに対する接触面を新たにしていく。ここで、上記拭取
りテープ64による拭取り処理、および光ファイバー6
9からの紫外線照射を行うに際しては、移載アーム62
で保持したディスクD(DLあるいはDS)の径に応じて、
押圧ローラ66と光ファイバー69を進退させ、その位
置を変更させる。
【0057】上記の如くして端面処理が完了し、端面処
理位置P4において所定枚数が再度積層されたディスク
Dは、回転テーブル90の回転により、硬化促進位置P
5へと送られる。
【0058】硬化促進位置P5に設けられた端面硬化促
進部70は、硬化促進位置P5を覆う筐体71と、この
筐体71内に設けられたヒータ等の熱源72とを有して
構成されている。端面硬化促進部70では、熱源72か
ら発する熱により、硬化促進位置P5に位置するディス
クDを加温し、これによって、ディスクDの外周端面に
おけるカチオン型紫外線硬化性組成物の硬化を促進させ
る。ここで、上記熱源72に代えて、紫外線光源を備
え、ディスクDに対し紫外線を照射することによって、
その外周端面におけるカチオン型紫外線硬化性組成物の
硬化を促進させるようにしても良い。そして、この硬化
促進位置P5において端面硬化促進処理が完了した積層
状態のディスクDは、回転テーブル90の回転により、
払出位置P6へと送られる。
【0059】上記の如く、積層位置P1にて回転テーブ
ル90上に所定枚数積層されて搭載されたディスクDに
対しては、回転テーブル90を順次回転させることによ
り、積層位置P1〜払出位置P6の各位置にて、展延部
50における二次展延処理、端面処理部60における端
面処理、端面硬化促進部70における端面硬化促進処理
が順次行われる。そして、払出位置P6にて、上記処理
が全て完了したディスクDは、第二搬送アーム81によ
り1枚ずつ取出され、検査選別部80へと移載される。
また、払出位置P6においては、ディスクDと交互に積
層された剛体ディスクGは、第一搬送アーム51により
1枚ずつ取出され、新たなディスクDと交互に積層する
ために積層位置P1に供給される。このようにして剛体
ディスクGはディスク製造装置A内で循環利用される。
【0060】検査選別部80は、図示しない検査装置に
よって、例えばディスクDの反り角度を検出し、検出し
た反り角度が所定規格以内であれば良品と判定し、また
反り角度が所定規格外であれば不良品と判定する。そし
て、その判定結果に基づき、第三搬送アーム82によ
り、良品ディスク払出部83と、不良品ディスク払出部
84とにディスクDを選別して払い出す。このようにし
てディスク基板d1,d2が、接着剤Cとしてのカチオ
ン型紫外線硬化性組成物を介して張り合わされ、ディス
クDが製造されるのである。
【0061】このようなディスク製造装置Aにおいて
は、基板投入部10において積層状態のディスクDを一
枚ずつ取出して投入するに際しては、φ120mmのデ
ィスクDLはたわませることにより2枚取りを防止し、
φ80mmのディスクDSはノズル14で側方からエア
を吹付けることにより2枚取りを防止するようにした。
これにより、同じ材質でも径が異なることで剛性が大き
く異なっているディスクD LとDSを、確実に一枚ずつ取
出して投入することができる。また、落下照射部20で
は、ディスペンサ24をディスク基板d1の径方向に移
動可能とし、さらにディスペンサ24からのカチオン型
紫外線硬化性組成物の落下量を変更することにより、デ
ィスク基板d1Lおよびd1Sの双方に対し、最適な落下
位置および量での塗布を行うことができる。さらに、重
ね合わせ部30では、固定側ベース31および回転側ベ
ース32に、吸着凹部35を形成して開閉バルブ37v
でその吸着位置を変更可能とした。またφ120mmの
ディスクDLに対応した外径寸法を有する固定側ベース
31および回転側ベース32において、逃げ溝39によ
りφ80mmのディスクDSに対してもその外周部の干
渉を防ぐ。これにより、ディスクDLあるいはDSの双方
に対し、カエリ等の影響を受けることなく、押圧を確実
に行うことができる。これとともに、押圧部40では、
φ120mmのディスクDL用の下側押圧部材101L
および上側押圧部材102Lからなる押圧機構100L
と、φ80mmのディスクDS用の下側押圧部材101
Sおよび上側押圧部材102Sからなる押圧機構100
Sを備え、すなわち、径の異なる複数種のディスクDの
それぞれに対応する複数組の押圧部材を備えるようにし
た。そして、振り分け装置110でディスクDを振り分
けて押圧機構100L,100Sのいずれかで押圧を行
うようにした。これにより、特にその外周部のバリやカ
エリの干渉が問題となるφ80mmのディスクDLにお
いても、押圧を確実に行うことができる。この他、端面
処理部60では、押圧ローラ66や光ファイバー69を
進退可能とすることにより、径の異なるディスクDL
Sにおいても、端面拭取り処理および端面への紫外線
照射を確実に行うことができる。
【0062】上記のような各部の構成により、一台のデ
ィスク製造装置Aにおいて、径の異なるディスクDL
Sを、特に大幅な段取り替えを行うことなく対応して
製造することが可能となる。これにより、その外周端部
のカエリ等による影響を受けることなく、カチオン型紫
外線硬化性組成物の塗布工程、重ね合わせ工程、展延工
程、端面処理工程等を行うことができ、複数種のディス
クを一台のディスク製造装置Aで製造することができ
る。また、段取り替えの手間を大幅に省くことができる
ので、ディスク製造効率を向上させることができ、ディ
スクの製造コストも低減できる。
【0063】なお、上記実施の形態においては、ディス
ク製造装置Aの各部の構成、例えば基板投入部10、落
下照射部20、重ね合わせ部30、押圧部40、展延部
50、端面処理部60、端面硬化促進部70、検査選別
部80等の具体的な構成については、本発明の主旨を逸
脱しない限り、個々の部分を適宜他の構成としたり、あ
るいは上記各構成を取捨選択して他のディスク製造装置
を構成することもできる。例えば、押圧部40において
は、φ120mmのディスクDL用の押圧機構100L
と、φ80mmのディスクDS用の押圧機構100Sと
を備えて、ディスクDL、DSを振り分ける構成とした
が、その目的は、φ80mmのディスクDSの外周部の
バリやカエリとの干渉を防ぐためである。したがって、
例えば重ね合わせ部30の固定側ベース31や回転側ベ
ース32と同様、φ120mmのディスクDLに合わせ
た押圧部材に、φ80mmのディスクDSに対応した位
置に逃げ溝(39)を形成し、この部材でφ120mmの
ディスクDL、φ80mmのディスクDSの双方を押圧す
ることも可能である。しかし、この場合は、φ80mm
のディスクDSが押圧部材よりも外周側に張り出さない
ため、ディスク保持部材111でディスクDSの外周側
を保持することはできず、したがって、ディスクDS
上面側を吸着保持する等してその搬送を行う必要があ
る。また、上記実施の形態の押圧部40では、振り分け
装置110でディスクDを押圧機構100L,100S
に振り分ける構成としたが、押圧機構100L,100
Sのいずれか選択されたものが所定の位置に移動し、デ
ィスクDを押圧するような構成とすることも可能であ
る。
【0064】さらに言えば、重ね合わせ部30において
重ね合わせを行ってディスクDを得た後、さらにそのま
まディスクDの押圧を行うことも可能ではある。ただ
し、装置のサイクルタイム上、そのような構成は好まし
くなく、上記実施の形態の如く、重ね合わせを行う重ね
合わせ部30と、押圧を行う押圧部40と、ディスクD
を各工程間で搬送する供給排出機構120とを分けてお
いたほうが良い。
【0065】また、剛体ディスクGは、φ120mmの
ディスクDL、φ80mmのディスクDSで交換する必要
がある。この場合は、製造するディスクDの径が切り替
わるときに、一旦装置を停止させ、剛体ディスクGを交
換すれば良い。また、径の異なる剛体ディスクGを装置
内にストックしておき、搬送装置等によって、積層位置
P1や払出位置P6で交換しながら剛体ディスクGの供
給・排出を行うようにしても良い。さらには、剛体ディ
スクGの上下面を、重ね合わせ部30の固定側ベース3
1や回転側ベース32と同様、φ80mmのディスクD
Sに対応した位置に逃げ溝を形成した断面形状とするこ
とにより、φ120mmのディスクD L、φ80mmの
ディスクDSの双方で兼用することが可能となる。
【0066】ところで、上記実施の形態では、カチオン
型紫外線硬化性組成物を用いる構成としたが、これに限
るものではなく、ラジカル重合型の紫外線硬化性組成物
を用いる場合にも本発明を適用できる。この場合、紫外
線硬化性組成物の塗布にスピンコート法を用いるのであ
れば、ディスクの径に応じてスピン手段を複数設けてお
き、生産時に、ディスクに対応した押圧機構100Lあ
るいは100Sにディスクを選択搬送し、スピンコート
を行う。
【0067】これ以外にも、上記実施の形態で述べた各
部の動作は、サイクルタイム向上等のために、その順序
を前後させたり、あるいは互いにオーバーラップさせて
良いのは言うまでもない。さらに、製造するディスク
も、DVD−RAM、DVD−18等のDVDに限ら
ず、2枚のディスク基板を貼り合わせるのであれば、い
かなるものであっても良い。
【0068】これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また
上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものと
しても良いのは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
製造装置によれば、径の異なる複数種のディスクを、特
に大幅な段取り替えを行うことなく対応して製造するこ
とが可能となる。これにより、その外周端部のカエリ等
による影響を受けることなく、紫外線硬化性組成物の塗
布工程、重ね合わせ工程、展延工程等を行うことがで
き、複数種のディスクを一台のディスク製造装置で製造
することが可能となる。そして、段取り替えの手間を大
幅に省くことができるので、ディスク製造効率を向上さ
せることができ、ディスクの製造コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるディスク製造装置の全
体構成を説明するためのレイアウト図である。
【図2】 基板投入部において大径を有した基板を一枚
ずつ取出す方法を示す図である。
【図3】 基板投入部において小径を有した基板を一枚
ずつ取出す方法を示す図である。
【図4】 紫外線を照射したカチオン型紫外線硬化性組
成物をディスク基板に落下させる工程を示す図である。
【図5】 2枚のディスク基板を重ね合わせる機構を示
す図である。
【図6】 ディスク基板の重ね合わせを行うためのディ
スク保持面を示す図である。
【図7】 ディスクを押圧する複数の押圧部材と、各押
圧部材にディスクを振り分ける振り分け機構を示す図で
ある。
【図8】 前記振り分け機構を示す図であり、図7のX
−X矢視図である。
【図9】 同、図7のY−Y矢視図である。
【図10】 ディスクと剛体ディスクとを交互に積み重
ねる工程を示す図である。
【符号の説明】
10…基板投入部、12…第一吸着部、13…第二吸着
部、14…ノズル、20…落下照射部(落下塗布手段、
塗布部)、23…落下照射装置、24…ディスペンサ、
30…重ね合わせ部(重ね合わせ手段)、31…固定側ベ
ース、32…回転側ベース、35…吸着凹部、39…逃
げ溝(逃げ凹部)、40…押圧部、50…展延部、60…
端面処理部、70…端面硬化促進部、80…検査選別
部、100L,100S…押圧機構、101L,101
S…下側押圧部材(押圧部材)、102L,102S…上
側押圧部材(押圧部材)、110…振り分け装置(振り分
け機構)、111…ディスク保持部材、120…供給排
出機構、A…ディスク製造装置、C…接着剤、D,
L,DS…ディスク、d1,d1L,d1S,d2,d2
L,d2S…ディスク基板、G…剛体ディスク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線が照射されたカチオン型紫外線硬
    化性組成物をディスク基板上に落下する落下塗布手段
    と、 前記ディスク基板に他のディスク基板を重ね合わせて1
    枚のディスクを得る重ね合わせ手段と、 径の異なる複数種の前記ディスクのそれぞれに対応する
    複数の押圧部材とを備え、 押圧すべき前記ディスクの径に応じて前記押圧部材を選
    択し、前記ディスクをその両面側から押圧することを特
    徴とするディスク製造装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材の外径が、押圧すべき前記
    ディスクの外径よりも小さく設定されていることを特徴
    とする請求項1記載のディスク製造装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記押圧部材に対し、押圧すべき
    前記ディスクをその径に応じて振り分ける振り分け機構
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載のディ
    スク製造装置。
  4. 【請求項4】 前記重ね合わせ手段は、前記ディスク基
    板を保持する面に、前記ディスク基板の外周部との干渉
    を避ける逃げ凹部が形成されていることを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のディスク製造装置。
  5. 【請求項5】 紫外線硬化性組成物に紫外線を照射し、
    これを接着剤として一対のディスク基板を接着すること
    によりディスクを製造する装置であって、 前記紫外線硬化性組成物を前記ディスク基板に塗布する
    塗布部と、 前記一対のディスク基板を重ね合わせる重ね合わせ部
    と、を備え、 少なくとも前記重ね合わせ部が、径の異なる複数種の前
    記ディスクの製造に対応するため、各径の前記ディスク
    の外周部に干渉しないよう構成されていることを特徴と
    するディスク製造装置。
  6. 【請求項6】 前記重ね合わせ部は、製造する前記ディ
    スクのうち最も大きな外径の前記ディスクよりも小径
    で、かつ他の径の前記ディスクの外周部との干渉を避け
    る逃げ凹部が形成されていることを特徴とする請求項5
    記載のディスク製造装置。
  7. 【請求項7】 前記重ね合わせ部で一対の前記ディスク
    基板を重ね合わせることによって得られた複数種の径の
    前記ディスクを、その外周部に干渉しないように両面側
    から押圧する押圧部を備えることを特徴とする請求項5
    または6記載のディスク製造装置。
  8. 【請求項8】 前記塗布部は、前記ディスク基板を回転
    させつつその上方から前記紫外線硬化性組成物を落下す
    ることにより、当該紫外線硬化性組成物を前記ディスク
    基板上にリング状に塗布し、 かつ、製造すべき前記ディスクの径に応じ、前記ディス
    ク基板に対する前記紫外線硬化性組成物の落下量を変化
    させるとともに、その落下位置を前記ディスク基板の径
    方向に変化させることを特徴とする請求項5から7のい
    ずれかに記載のディスク製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233612A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技盤の製造方法及び治具板

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