JP2001297055A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JP2001297055A JP2001297055A JP2000109469A JP2000109469A JP2001297055A JP 2001297055 A JP2001297055 A JP 2001297055A JP 2000109469 A JP2000109469 A JP 2000109469A JP 2000109469 A JP2000109469 A JP 2000109469A JP 2001297055 A JP2001297055 A JP 2001297055A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 独立に制御可能な一対のバスを有するデータ
処理装置において、両バス間のDMA転送を簡単な構成
で実現可能にする。 【解決手段】 独立に制御可能な2系統のバスBS1,
BS2を備えたCPU2に、データバス接続信号Xd1,
Xd2に従って両データバスDB1,DB2を接続,分離
するデータバス制御部20、アドレスバス接続信号Xa
に従って第1アドレスバスAB1を内部アドレスバスD
B0,第2アドレスバスDB2のいずれかに接続するア
ドレス選択部30、制御バス接続信号Xcに従って第1
制御バスCB1を内部制御バスCB0,第2制御バスC
B2のいずれかに接続する制御バス選択部40、及び、
DMA転送の許可状態,DMA制御装置6が接続された
バスBS2の状態に基づき、データバス接続信号Xd1,
Xd2、アドレスバス接続信号Xa、制御バス接続信号X
cを生成するバス接続制御部10bを内蔵する。
処理装置において、両バス間のDMA転送を簡単な構成
で実現可能にする。 【解決手段】 独立に制御可能な2系統のバスBS1,
BS2を備えたCPU2に、データバス接続信号Xd1,
Xd2に従って両データバスDB1,DB2を接続,分離
するデータバス制御部20、アドレスバス接続信号Xa
に従って第1アドレスバスAB1を内部アドレスバスD
B0,第2アドレスバスDB2のいずれかに接続するア
ドレス選択部30、制御バス接続信号Xcに従って第1
制御バスCB1を内部制御バスCB0,第2制御バスC
B2のいずれかに接続する制御バス選択部40、及び、
DMA転送の許可状態,DMA制御装置6が接続された
バスBS2の状態に基づき、データバス接続信号Xd1,
Xd2、アドレスバス接続信号Xa、制御バス接続信号X
cを生成するバス接続制御部10bを内蔵する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、独立に制御可能な
一対のバスを有し、一方のバスに接続したDMA転送制
御装置を用いて両バス間のDMA転送を行うデータ処理
装置に関する。
一対のバスを有し、一方のバスに接続したDMA転送制
御装置を用いて両バス間のDMA転送を行うデータ処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、命令用メモリバスとデータ用
メモリバスとを備えたいわゆるハーバードアーキテクチ
ャにて構成されたもの等、独立に制御可能な複数のバス
を備えたデータ処理装置(例えばCPU)が知られてい
る。
メモリバスとを備えたいわゆるハーバードアーキテクチ
ャにて構成されたもの等、独立に制御可能な複数のバス
を備えたデータ処理装置(例えばCPU)が知られてい
る。
【0003】そして、例えば特開平10−21184号
公報には、独立に制御可能なバスとして、DMA制御装
置を含む各種周辺装置用のバスとRAM用のバスとを備
えたCPUを用い、周辺装置とRAMとの間でのDMA
転送が可能となるように構成されたマイクロコンピュー
タ(以下「マイコン」という)が開示されている。
公報には、独立に制御可能なバスとして、DMA制御装
置を含む各種周辺装置用のバスとRAM用のバスとを備
えたCPUを用い、周辺装置とRAMとの間でのDMA
転送が可能となるように構成されたマイクロコンピュー
タ(以下「マイコン」という)が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このマイコンでは、上
述のDMA転送を可能とするために、RAM用のアドレ
スバスと周辺装置用のアドレスバスとのうち、いずれか
一方を選択してRAMに供給するマルチプレクサと、R
AM用のデータバスと周辺装置用のデータバスとの間で
データの受け渡しを行うデータバッファとが設けられて
いる。
述のDMA転送を可能とするために、RAM用のアドレ
スバスと周辺装置用のアドレスバスとのうち、いずれか
一方を選択してRAMに供給するマルチプレクサと、R
AM用のデータバスと周辺装置用のデータバスとの間で
データの受け渡しを行うデータバッファとが設けられて
いる。
【0005】また、これらデータバッファやマルチプレ
クサの他に、RAMアクセスの有無や、RAMアクセス
時の転送方向などを何等かの方法にて識別し、その識別
結果に基づいてデータバッファやマルチプレクサを制御
する制御回路も追加する必要がある。
クサの他に、RAMアクセスの有無や、RAMアクセス
時の転送方向などを何等かの方法にて識別し、その識別
結果に基づいてデータバッファやマルチプレクサを制御
する制御回路も追加する必要がある。
【0006】つまり、2つのバス間のDMA転送を実現
するためには、CPU以外に多くの回路を追加する必要
があり、回路構成が複雑になってしまうという問題があ
った。本発明は、上記問題点を解決するために、独立に
制御可能な一対のバスを有するデータ処理装置におい
て、両バス間のDMA転送を簡単な構成で実現可能にす
ることを目的とする。
するためには、CPU以外に多くの回路を追加する必要
があり、回路構成が複雑になってしまうという問題があ
った。本発明は、上記問題点を解決するために、独立に
制御可能な一対のバスを有するデータ処理装置におい
て、両バス間のDMA転送を簡単な構成で実現可能にす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の発明である請求項1記載のデータ処理装置では、独立
に制御可能な第1及び第2のバスを有しており、第2の
バスに接続されたDMA制御装置からDMA転送を要求
する要求信号が入力されると、DMA転送判断手段が、
DMA転送が可能な状態であるか否かを判断し、DMA
転送が可能な状態であれば、第1及び第2のバスを解放
すると共に、DMA制御装置に対してDMA転送を許可
する許可信号を出力する。この許可信号によりDMA制
御装置は、第2のバスを構成するアドレスバスや制御バ
スの制御を開始してDMA転送を行う。
の発明である請求項1記載のデータ処理装置では、独立
に制御可能な第1及び第2のバスを有しており、第2の
バスに接続されたDMA制御装置からDMA転送を要求
する要求信号が入力されると、DMA転送判断手段が、
DMA転送が可能な状態であるか否かを判断し、DMA
転送が可能な状態であれば、第1及び第2のバスを解放
すると共に、DMA制御装置に対してDMA転送を許可
する許可信号を出力する。この許可信号によりDMA制
御装置は、第2のバスを構成するアドレスバスや制御バ
スの制御を開始してDMA転送を行う。
【0008】すると、バス接続制御手段が、DMA転送
判断手段が出力する許可信号、及び前記第2のバスの状
態に応じて、第1及び第2のバスを構成する両データバ
スを接続するためのデータバス接続信号、両アドレスバ
スを接続するためのアドレスバス接続信号、両制御バス
を接続するための制御バス接続信号を生成するようにさ
れている。
判断手段が出力する許可信号、及び前記第2のバスの状
態に応じて、第1及び第2のバスを構成する両データバ
スを接続するためのデータバス接続信号、両アドレスバ
スを接続するためのアドレスバス接続信号、両制御バス
を接続するための制御バス接続信号を生成するようにさ
れている。
【0009】つまり、許可信号によりDMA制御装置が
DMA転送を行っているか否か、即ち第2のバスがDM
A制御装置により制御されているか否かを特定でき、ま
た、第2のバスの状態から、DMA転送におけるデータ
の転送元及び転送先やデータの転送方向を特定できるた
めに、これらに応じて、第1及び第2のバス間の接続を
制御することが可能となるのである。
DMA転送を行っているか否か、即ち第2のバスがDM
A制御装置により制御されているか否かを特定でき、ま
た、第2のバスの状態から、DMA転送におけるデータ
の転送元及び転送先やデータの転送方向を特定できるた
めに、これらに応じて、第1及び第2のバス間の接続を
制御することが可能となるのである。
【0010】このように本発明のデータ処理装置によれ
ば、第1及び第2のバス間の接続を制御するデータバス
接続信号,アドレスバス接続信号,制御バス接続信号を
生成するようにされているため、当該データ処理装置を
用いて第1及び第2のバス間のDMA転送を可能とする
装置を構成する際に、DMA制御装置以外には、接続信
号に従って両バス間の接続,分離を行う回路のみを追加
すればよく、その制御はデータ処理装置が出力する各接
続信号を用いて行えばよいため、装置構成や配線を簡易
化できる。
ば、第1及び第2のバス間の接続を制御するデータバス
接続信号,アドレスバス接続信号,制御バス接続信号を
生成するようにされているため、当該データ処理装置を
用いて第1及び第2のバス間のDMA転送を可能とする
装置を構成する際に、DMA制御装置以外には、接続信
号に従って両バス間の接続,分離を行う回路のみを追加
すればよく、その制御はデータ処理装置が出力する各接
続信号を用いて行えばよいため、装置構成や配線を簡易
化できる。
【0011】なお、バス接続制御手段は、請求項2記載
のように、許可信号が出力されている間、アドレスバス
接続信号を生成することが望ましく、また、請求項3記
載のように、許可信号が出力され、且つ第2のバスを構
成するアドレスバスの状態が第1のバスに接続された装
置へのアクセスであることを示している場合に、データ
バス接続信号及び制御バス接続信号を生成することが望
ましい。
のように、許可信号が出力されている間、アドレスバス
接続信号を生成することが望ましく、また、請求項3記
載のように、許可信号が出力され、且つ第2のバスを構
成するアドレスバスの状態が第1のバスに接続された装
置へのアクセスであることを示している場合に、データ
バス接続信号及び制御バス接続信号を生成することが望
ましい。
【0012】この場合、第1及び第2のバスを構成する
両アドレスバスを、DMA転送を実行している間は常時
接続しておくことにより、第1のバスに接続された装置
に対するアクセスの高速性を確保できる。また、第1及
び第2のバスを構成する両データバス及び両制御バス
を、第1のバスに接続された装置に対するアクセスを行
う場合だけ接続することにより、第2のバスに接続され
た装置に対するアクセスの実行中に、第1のバスに接続
された装置が誤作動してしまうことを確実に防止でき、
装置の信頼性を向上させることができる。
両アドレスバスを、DMA転送を実行している間は常時
接続しておくことにより、第1のバスに接続された装置
に対するアクセスの高速性を確保できる。また、第1及
び第2のバスを構成する両データバス及び両制御バス
を、第1のバスに接続された装置に対するアクセスを行
う場合だけ接続することにより、第2のバスに接続され
た装置に対するアクセスの実行中に、第1のバスに接続
された装置が誤作動してしまうことを確実に防止でき、
装置の信頼性を向上させることができる。
【0013】特に、データバス接続信号については、請
求項4記載のように、第2のバスを構成する制御バスの
状態から識別されるデータ転送方向に基づき、該データ
転送方向を指定する情報を含んだものとして生成するこ
とが望ましい。この場合、第1及び第2のバスを構成す
る両データバス間では、必要な転送方向にしかデータが
流れないため、たとえ一方のバスで誤作動が生じたとし
ても、他方のバスに影響を及ぼす可能性が低くなり、よ
り一層、装置の信頼性を向上させることができる。
求項4記載のように、第2のバスを構成する制御バスの
状態から識別されるデータ転送方向に基づき、該データ
転送方向を指定する情報を含んだものとして生成するこ
とが望ましい。この場合、第1及び第2のバスを構成す
る両データバス間では、必要な転送方向にしかデータが
流れないため、たとえ一方のバスで誤作動が生じたとし
ても、他方のバスに影響を及ぼす可能性が低くなり、よ
り一層、装置の信頼性を向上させることができる。
【0014】また、請求項5記載のように、バス接続制
御手段が生成するデータバス接続信号に従って、第1及
び第2のバスを構成する両データバスを接続,分離する
データバス接続手段や、請求項6記載のように、バス接
続制御手段が生成する制御バス接続信号に従って、第1
及び第2のバスを構成する両制御バスを接続,分離する
制御バス接続手段や、請求項7記載のように、バス接続
制御手段が生成するアドレスバス接続信号に従って、第
1及び第2のバスを構成する両アドレスバスを接続,分
離するアドレスバス接続手段を設けることにより、これ
ら各接続手段を、当該データ処理装置内に取り込んでも
よい。
御手段が生成するデータバス接続信号に従って、第1及
び第2のバスを構成する両データバスを接続,分離する
データバス接続手段や、請求項6記載のように、バス接
続制御手段が生成する制御バス接続信号に従って、第1
及び第2のバスを構成する両制御バスを接続,分離する
制御バス接続手段や、請求項7記載のように、バス接続
制御手段が生成するアドレスバス接続信号に従って、第
1及び第2のバスを構成する両アドレスバスを接続,分
離するアドレスバス接続手段を設けることにより、これ
ら各接続手段を、当該データ処理装置内に取り込んでも
よい。
【0015】この場合、当該データ処理装置を用いて第
1及び第2のバス間のDMA転送を可能とする装置を構
成する際に、DMA制御装置以外には、何も追加する必
要がなく、より一層、装置構成や配線を簡易化できる。
なお、データ処理装置は、請求項8記載のように、第1
のバスには、少なくともデータ格納用の記憶装置が接続
され、第2のバスには、少なくとも命令格納用の記憶装
置が接続され、パイプライン処理等を実行可能なように
構成されたものであってもよい。
1及び第2のバス間のDMA転送を可能とする装置を構
成する際に、DMA制御装置以外には、何も追加する必
要がなく、より一層、装置構成や配線を簡易化できる。
なお、データ処理装置は、請求項8記載のように、第1
のバスには、少なくともデータ格納用の記憶装置が接続
され、第2のバスには、少なくとも命令格納用の記憶装
置が接続され、パイプライン処理等を実行可能なように
構成されたものであってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面と
共に説明する。図1は、本発明が適用された実施形態の
中央演算処理装置(CPU)の構成、及び該CPUの使
用状態を表すブロック図である。
共に説明する。図1は、本発明が適用された実施形態の
中央演算処理装置(CPU)の構成、及び該CPUの使
用状態を表すブロック図である。
【0017】図1に示すように、本実施形態のCPU
(本発明のデータ処理装置に相当)2は、独立に制御可
能な2系統のバスBS1,BS2を備えており、一方の
バス(以下「第1のバス」という)BS1には、少なく
ともデータ格納用記憶装置(例えばRAM)4を接続
し、他方のバス(以下「第2のバス」という)BS2に
は、少なくとも図示しない命令格納用記憶装置(例えば
ROM)を接続して使用し、パイプライン処理等を実行
する、いわゆるハーバードアーキテクチャにて構成され
たものである。
(本発明のデータ処理装置に相当)2は、独立に制御可
能な2系統のバスBS1,BS2を備えており、一方の
バス(以下「第1のバス」という)BS1には、少なく
ともデータ格納用記憶装置(例えばRAM)4を接続
し、他方のバス(以下「第2のバス」という)BS2に
は、少なくとも図示しない命令格納用記憶装置(例えば
ROM)を接続して使用し、パイプライン処理等を実行
する、いわゆるハーバードアーキテクチャにて構成され
たものである。
【0018】そして、第1のバスBS1に接続された各
種装置の制御用には、予め設定された境界値より小さな
アドレスが割り当てられ、一方、第2のバスBS2に接
続された各種装置の制御用には、前記境界値以上のアド
レスが割り当てられており、両バスBS1,BS2間
で、使用するアドレスが重複しないように設定されてい
る。
種装置の制御用には、予め設定された境界値より小さな
アドレスが割り当てられ、一方、第2のバスBS2に接
続された各種装置の制御用には、前記境界値以上のアド
レスが割り当てられており、両バスBS1,BS2間
で、使用するアドレスが重複しないように設定されてい
る。
【0019】なお、第1のバスBS1と第2のバスBS
2とは、全く同様に構成されており、第1のバスBS1
は、第1データバスDB1、第1アドレスバスAB1、
第1制御バスCB1からなり、第2のバスBS2は、第
2データバスDB2、第2アドレスバスAB2、第2制
御バスCB2からなる。但し、第1及び第2制御バスC
B1,CB2には、少なくともチップセレクト信号,リ
ード信号,ライト信号が含まれている。
2とは、全く同様に構成されており、第1のバスBS1
は、第1データバスDB1、第1アドレスバスAB1、
第1制御バスCB1からなり、第2のバスBS2は、第
2データバスDB2、第2アドレスバスAB2、第2制
御バスCB2からなる。但し、第1及び第2制御バスC
B1,CB2には、少なくともチップセレクト信号,リ
ード信号,ライト信号が含まれている。
【0020】また、本実施形態のCPU2は、決められ
た手順に従って、アドレス信号や各種制御信号を第1及
び第2アドレスバスAB1,AB2や第1及び第2制御
バスCB1,CB2に出力することにより、第1及び第
2データバスDB1,DB2を介してデータを入出力
し、これらデータに対する各種演算処理を実行するCP
Uコア10を備えている。但し、第1アドレスバスAB
1及び第1制御バスCB1に対するアドレス信号や各種
制御信号は、内部アドレスバスAB0,内部制御バスC
B0を介して出力するように構成されている。
た手順に従って、アドレス信号や各種制御信号を第1及
び第2アドレスバスAB1,AB2や第1及び第2制御
バスCB1,CB2に出力することにより、第1及び第
2データバスDB1,DB2を介してデータを入出力
し、これらデータに対する各種演算処理を実行するCP
Uコア10を備えている。但し、第1アドレスバスAB
1及び第1制御バスCB1に対するアドレス信号や各種
制御信号は、内部アドレスバスAB0,内部制御バスC
B0を介して出力するように構成されている。
【0021】そして、CPUコア10は、外部よりDM
A要求信号DMRQが入力される(アクティブレベルに
変化する)と、上述の演算処理の実行に応じて変化する
バスステートの境界にて、処理の中断,バスの解放を行
い、DMA許可信号DMAKを出力するDMA転送判断
部10aと、DMA許可信号DMAKの入力により起動
し、第2のバス(特にアドレスバスと制御バスのリード
信号)BS2を監視して、そのバスの状態に応じたデー
タバス接続信号Xd1,Xd2、アドレスバス接続信号X
a、制御バス接続信号Xcを生成するバス接続制御部1
0bとを備えている。但し、本実施形態において、DM
A要求信号DMRQ及びDMA許可信号DMAKは、い
ずれもロウアクティブであるものとする。
A要求信号DMRQが入力される(アクティブレベルに
変化する)と、上述の演算処理の実行に応じて変化する
バスステートの境界にて、処理の中断,バスの解放を行
い、DMA許可信号DMAKを出力するDMA転送判断
部10aと、DMA許可信号DMAKの入力により起動
し、第2のバス(特にアドレスバスと制御バスのリード
信号)BS2を監視して、そのバスの状態に応じたデー
タバス接続信号Xd1,Xd2、アドレスバス接続信号X
a、制御バス接続信号Xcを生成するバス接続制御部1
0bとを備えている。但し、本実施形態において、DM
A要求信号DMRQ及びDMA許可信号DMAKは、い
ずれもロウアクティブであるものとする。
【0022】このうち、バス接続制御部10bは、具体
的には、図2(a)に示すように、DMA許可信号DM
AKをNOT回路11にて反転させたものをアドレスバ
ス接続信号Xaとして出力する。また、バス接続制御部
10bは、DMA許可信号DMAKがロウレベルの時に
動作するコンパレータ12により、第2アドレスバスA
B2が示すアドレス値が上述の境界値より小さければ、
即ち第1のバスBS1に割り当てられたアドレスであれ
ばハイレベルとなり、境界値以上であれば、即ち第2の
バスBS2に割り当てられたアドレスであればロウレベ
ルとなる制御バス接続信号Xcを生成して出力する。更
に、バス接続制御部10bは、制御バス接続信号Xc,
第2制御バスCB2のリード信号RD2(ロウアクティ
ブ)がいずれもハイレベルの時にハイレベルを出力する
AND回路13の出力、及び制御バス接続信号Xcがハ
イレベル,且つ第2制御バスCB2のリード信号RD2
がローレベルの時にハイレベルとなるAND回路14の
出力を、データバス接続信号Xd1,Xd2として出力する
ように構成されている。
的には、図2(a)に示すように、DMA許可信号DM
AKをNOT回路11にて反転させたものをアドレスバ
ス接続信号Xaとして出力する。また、バス接続制御部
10bは、DMA許可信号DMAKがロウレベルの時に
動作するコンパレータ12により、第2アドレスバスA
B2が示すアドレス値が上述の境界値より小さければ、
即ち第1のバスBS1に割り当てられたアドレスであれ
ばハイレベルとなり、境界値以上であれば、即ち第2の
バスBS2に割り当てられたアドレスであればロウレベ
ルとなる制御バス接続信号Xcを生成して出力する。更
に、バス接続制御部10bは、制御バス接続信号Xc,
第2制御バスCB2のリード信号RD2(ロウアクティ
ブ)がいずれもハイレベルの時にハイレベルを出力する
AND回路13の出力、及び制御バス接続信号Xcがハ
イレベル,且つ第2制御バスCB2のリード信号RD2
がローレベルの時にハイレベルとなるAND回路14の
出力を、データバス接続信号Xd1,Xd2として出力する
ように構成されている。
【0023】つまり、アドレスバス接続信号Xaは、D
MA転送の間、常時ハイレベルとなり、また、制御バス
接続信号Xcは、DMA転送中に第1のバスBS1上の
装置へのアクセスが行われている時にのみハイレベルと
なり、更に、データバス接続信号(Xd1,Xd2)は、D
MA転送中に第1のバスBS1上の装置へのデータの書
き込みが行われている時に(ハイレベル,ロウレベル)
となり、DMA転送中に第1のバスBS1上の装置から
のデータの読み出しが行われている時に(ロウレベル,
ハイレベル)となる。
MA転送の間、常時ハイレベルとなり、また、制御バス
接続信号Xcは、DMA転送中に第1のバスBS1上の
装置へのアクセスが行われている時にのみハイレベルと
なり、更に、データバス接続信号(Xd1,Xd2)は、D
MA転送中に第1のバスBS1上の装置へのデータの書
き込みが行われている時に(ハイレベル,ロウレベル)
となり、DMA転送中に第1のバスBS1上の装置から
のデータの読み出しが行われている時に(ロウレベル,
ハイレベル)となる。
【0024】また、本実施形態においてCPU2は、図
1に示すように、データバス接続信号Xd1,Xd2に従っ
て、第1及び第2データバスDB1,DB2を接続、分
離するデータバス接続手段としてのデータバス接続部2
0と、アドレスバス接続信号Xaに従って、内部アドレ
スバスAB0及び第2アドレスバスAB2のいずれかを
第1アドレスバスAB1に接続するアドレスバス接続手
段としてのアドレスバス選択部30と、制御バス接続信
号Xcに従って、内部制御バスCB0及び第2制御バス
CB2のいずれかを第1制御バスCB1に接続する制御
バス接続手段としての制御バス選択部40とを備えてい
る。
1に示すように、データバス接続信号Xd1,Xd2に従っ
て、第1及び第2データバスDB1,DB2を接続、分
離するデータバス接続手段としてのデータバス接続部2
0と、アドレスバス接続信号Xaに従って、内部アドレ
スバスAB0及び第2アドレスバスAB2のいずれかを
第1アドレスバスAB1に接続するアドレスバス接続手
段としてのアドレスバス選択部30と、制御バス接続信
号Xcに従って、内部制御バスCB0及び第2制御バス
CB2のいずれかを第1制御バスCB1に接続する制御
バス接続手段としての制御バス選択部40とを備えてい
る。
【0025】ここで、図2(b)は、データバス接続部
20におけるデータバス1ビット当たりの構成を表す回
路図であり、図2(c)は、同様に、アドレスバス選択
部30(或いは制御バス選択部40)におけるアドレス
バス(或いは制御バス)1ビット当たりの構成を当たり
の構成を表す回路図である。即ち、実際には、図2
(b)(c)に示した構成が、それぞれ対応するバス幅
のビット数だけ並列に設けられている。
20におけるデータバス1ビット当たりの構成を表す回
路図であり、図2(c)は、同様に、アドレスバス選択
部30(或いは制御バス選択部40)におけるアドレス
バス(或いは制御バス)1ビット当たりの構成を当たり
の構成を表す回路図である。即ち、実際には、図2
(b)(c)に示した構成が、それぞれ対応するバス幅
のビット数だけ並列に設けられている。
【0026】図2(b)に示すように、データバス接続
部20は、データバス1ビット当たり2個のバッファ回
路21,22により構成されており、第2データバスD
B2側から第1データバスDB1側に向けて信号を通過
させるバッファ回路21はデータバス接続信号Xd1、第
1データバスDB1側から第2データバスDB2側に向
けて信号を通過させるバッファ回路22はデータバス接
続信号Xd2に従って制御される。
部20は、データバス1ビット当たり2個のバッファ回
路21,22により構成されており、第2データバスD
B2側から第1データバスDB1側に向けて信号を通過
させるバッファ回路21はデータバス接続信号Xd1、第
1データバスDB1側から第2データバスDB2側に向
けて信号を通過させるバッファ回路22はデータバス接
続信号Xd2に従って制御される。
【0027】そして、いずれのバッファ回路21,22
も、データバス接続信号Xd1,Xd2がハイレベルの時に
信号の通過が可能となることにより、両データバスDB
1,DB2を接続し、一方、データバス接続信号Xd1,
Xd2がロウレベルの時に出力がハイインピーダンスとな
って信号を遮断することにより、両データバスDB1,
DB2を分離するようにされている。
も、データバス接続信号Xd1,Xd2がハイレベルの時に
信号の通過が可能となることにより、両データバスDB
1,DB2を接続し、一方、データバス接続信号Xd1,
Xd2がロウレベルの時に出力がハイインピーダンスとな
って信号を遮断することにより、両データバスDB1,
DB2を分離するようにされている。
【0028】また、アドレスバス選択部30も、図2
(c)に示すように、アドレスバス1ビット当たり2個
のバッファ回路31,32により構成されており、第2
アドレスバスAB2側から第1アドレスバスAB1側に
向けて信号を通過させるバッファ回路31、及び内部ア
ドレスバスAB0側から第1アドレスバスAB1側に向
けて信号を通過させるバッファ回路32は、いずれもア
ドレスバス接続信号Xaに従って制御される。
(c)に示すように、アドレスバス1ビット当たり2個
のバッファ回路31,32により構成されており、第2
アドレスバスAB2側から第1アドレスバスAB1側に
向けて信号を通過させるバッファ回路31、及び内部ア
ドレスバスAB0側から第1アドレスバスAB1側に向
けて信号を通過させるバッファ回路32は、いずれもア
ドレスバス接続信号Xaに従って制御される。
【0029】そして、アドレスバス接続信号Xaがハイ
レベルの場合、バッファ回路31は信号を通過させ、バ
ッファ回路32は、その出力がハイインピーダンスとな
って信号を遮断することにより、第1アドレスバスAB
1は、第2アドレスバスAB2と接続される。一方、ア
ドレスバス接続信号Xaがロウレベルの場合、バッファ
回路31は、その出力がハイインピーダンスとなって信
号を遮断すると共に、バッファ回路32が信号を通過さ
せることにより、第1アドレスバスAB1は、内部アド
レスバスと接続される。
レベルの場合、バッファ回路31は信号を通過させ、バ
ッファ回路32は、その出力がハイインピーダンスとな
って信号を遮断することにより、第1アドレスバスAB
1は、第2アドレスバスAB2と接続される。一方、ア
ドレスバス接続信号Xaがロウレベルの場合、バッファ
回路31は、その出力がハイインピーダンスとなって信
号を遮断すると共に、バッファ回路32が信号を通過さ
せることにより、第1アドレスバスAB1は、内部アド
レスバスと接続される。
【0030】更に、制御バス選択部40は、アドレスバ
ス選択部30と同様の構成を有しており、制御バス接続
信号Xcがハイレベルの場合、第1制御バスCB1は、
第2制御バスCB2と接続され、制御バス接続信号Xc
がロウレベルの場合、第1制御バスCB1は、内部制御
バスCB0と接続されるように構成されている。
ス選択部30と同様の構成を有しており、制御バス接続
信号Xcがハイレベルの場合、第1制御バスCB1は、
第2制御バスCB2と接続され、制御バス接続信号Xc
がロウレベルの場合、第1制御バスCB1は、内部制御
バスCB0と接続されるように構成されている。
【0031】ここで、本実施例のCPU2を用いて構成
されたマイコンのDMA転送動作について説明する。な
お、本実施例のCPU2では、DMA転送を実行するた
めのDMA制御装置6を、他の周辺装置と共に第2のバ
スBS2に接続して使用する(図1参照)。
されたマイコンのDMA転送動作について説明する。な
お、本実施例のCPU2では、DMA転送を実行するた
めのDMA制御装置6を、他の周辺装置と共に第2のバ
スBS2に接続して使用する(図1参照)。
【0032】また、ここで用いるDMA制御装置6は、
DMA転送を行う際に、転送データを一時的に格納する
ためのデータ格納部6aや、転送元アドレス,転送先ア
ドレス,データ転送回数等を設定するための設定レジス
タ6bを備えており、設定レジスタ6bへの書き込みが
行われると、DMA転送を要求するためのDMA要求信
号DMRQを出力し、その後、DMA許可信号DMAK
が入力されるとDMA転送を開始するように構成された
周知のものである。
DMA転送を行う際に、転送データを一時的に格納する
ためのデータ格納部6aや、転送元アドレス,転送先ア
ドレス,データ転送回数等を設定するための設定レジス
タ6bを備えており、設定レジスタ6bへの書き込みが
行われると、DMA転送を要求するためのDMA要求信
号DMRQを出力し、その後、DMA許可信号DMAK
が入力されるとDMA転送を開始するように構成された
周知のものである。
【0033】なお、通常時には、DMA要求信号DMR
Q及びDMA許可信号DMAKは、いずれも非アクティ
ブ(ここではハイレベル)であり、データバス接続信号
Xd1,Xd2、アドレスバス接続信号Xa、制御バス接続
信号Xcは、いずれもロウレベルとなっている。従っ
て、データバス接続部20では、第1及び第2データバ
スDB1,DB2が分離され、アドレスバス選択部30
では、第1アドレスバスAB1に内部アドレスバスAB
0が接続され、制御バス選択部40では、第1制御バス
CB1に内部制御バスCB0が接続されている。即ち、
第1及び第2のバスBS1,BS2は、完全に分離され
た状態にある。 [第2のバスから第1のバスへのDMA転送動作]ま
ず、図3に示すタイムチャートに沿って、第2のバスB
S2に接続された周辺回路(図示せず)のデータを、第
1のバスBS1に接続されたデータ格納用記憶装置4に
DMA転送する場合を説明する。
Q及びDMA許可信号DMAKは、いずれも非アクティ
ブ(ここではハイレベル)であり、データバス接続信号
Xd1,Xd2、アドレスバス接続信号Xa、制御バス接続
信号Xcは、いずれもロウレベルとなっている。従っ
て、データバス接続部20では、第1及び第2データバ
スDB1,DB2が分離され、アドレスバス選択部30
では、第1アドレスバスAB1に内部アドレスバスAB
0が接続され、制御バス選択部40では、第1制御バス
CB1に内部制御バスCB0が接続されている。即ち、
第1及び第2のバスBS1,BS2は、完全に分離され
た状態にある。 [第2のバスから第1のバスへのDMA転送動作]ま
ず、図3に示すタイムチャートに沿って、第2のバスB
S2に接続された周辺回路(図示せず)のデータを、第
1のバスBS1に接続されたデータ格納用記憶装置4に
DMA転送する場合を説明する。
【0034】CPU2が、命令格納用記憶装置(図示せ
ず)に格納された命令に従って、DMA転送の転送元ア
ドレス,転送先アドレス,データ転送回数等のDMA転
送に関する情報を、第2のバスBS2を介してDMA制
御装置6の設定レジスタ6bに書き込む処理を実行する
と、DMA制御装置6は、CPU2に対してDMA要求
信号DMRQを出力(アクティブレベルに設定)し、C
PU2からDMA許可信号DMAKが入力されるまで待
機する。
ず)に格納された命令に従って、DMA転送の転送元ア
ドレス,転送先アドレス,データ転送回数等のDMA転
送に関する情報を、第2のバスBS2を介してDMA制
御装置6の設定レジスタ6bに書き込む処理を実行する
と、DMA制御装置6は、CPU2に対してDMA要求
信号DMRQを出力(アクティブレベルに設定)し、C
PU2からDMA許可信号DMAKが入力されるまで待
機する。
【0035】DMA要求信号DMRQが入力されたCP
U2のDMA転送判断部10aでは、CPU2の内部処
理の実行状態からDMA転送の可否を判断し、バスステ
ートの途中でありDMA転送を開始できない場合には、
そのまま待機する。その後、バスステートの境界となっ
た時点で内部処理を中断し、内部制御バスCB0を全て
非アクティブレベルとすると共に、内部制御バスCB0
以外の全てのバスを解放し、更に、DMA許可信号DM
AKを出力する。
U2のDMA転送判断部10aでは、CPU2の内部処
理の実行状態からDMA転送の可否を判断し、バスステ
ートの途中でありDMA転送を開始できない場合には、
そのまま待機する。その後、バスステートの境界となっ
た時点で内部処理を中断し、内部制御バスCB0を全て
非アクティブレベルとすると共に、内部制御バスCB0
以外の全てのバスを解放し、更に、DMA許可信号DM
AKを出力する。
【0036】この時、DMA許可信号DMAKがバス接
続制御部10bにも入力されることにより、アドレスバ
ス接続信号Xaがハイレベルとなり、アドレスバス選択
部30にて、第1アドレスバスAB1との接続相手が、
内部アドレスバスAB0から第2アドレスバスAB2に
切り替わる。
続制御部10bにも入力されることにより、アドレスバ
ス接続信号Xaがハイレベルとなり、アドレスバス選択
部30にて、第1アドレスバスAB1との接続相手が、
内部アドレスバスAB0から第2アドレスバスAB2に
切り替わる。
【0037】CPU2からのDMA許可信号DMAKが
入力されたDMA制御装置6は、まず、DMAリードサ
イクルを開始する。即ち、設定レジスタ6bの内容に従
って、第2アドレスバスAB2に転送元アドレスを出力
し、第2制御バスCB2のチップセレクト信号,リード
信号をアクティブ(いずれもローレベル)に設定する。
入力されたDMA制御装置6は、まず、DMAリードサ
イクルを開始する。即ち、設定レジスタ6bの内容に従
って、第2アドレスバスAB2に転送元アドレスを出力
し、第2制御バスCB2のチップセレクト信号,リード
信号をアクティブ(いずれもローレベル)に設定する。
【0038】この時、第2アドレスバスAB2に出力さ
れる転送元アドレスは、第2のバスBS2に割り当てら
れたもの(境界値以上)となるため、バス接続制御部1
0bが生成する制御バス接続信号Xc及びデータバス接
続信号Xd1,Xd2は、いずれもロウレベルとなる。つま
り、第1及び第2データバスDB1,DB2、第1及び
第2制御バスCB1,CB2は、分離されたまま保持さ
れ、結局、DMA制御装置6が出力した第2のバスBS
2上の制御信号やデータは、第1のバスBS1には供給
されないことになる。
れる転送元アドレスは、第2のバスBS2に割り当てら
れたもの(境界値以上)となるため、バス接続制御部1
0bが生成する制御バス接続信号Xc及びデータバス接
続信号Xd1,Xd2は、いずれもロウレベルとなる。つま
り、第1及び第2データバスDB1,DB2、第1及び
第2制御バスCB1,CB2は、分離されたまま保持さ
れ、結局、DMA制御装置6が出力した第2のバスBS
2上の制御信号やデータは、第1のバスBS1には供給
されないことになる。
【0039】また、この時、第2データバスDB2上に
は転送元アドレスにて指定された装置からデータが読み
出され、その後のリード信号の立ち上がりタイミング
(DMAリードサイクルの終了タイミング)にて、DM
A制御装置6のデータ格納部6aに格納される。
は転送元アドレスにて指定された装置からデータが読み
出され、その後のリード信号の立ち上がりタイミング
(DMAリードサイクルの終了タイミング)にて、DM
A制御装置6のデータ格納部6aに格納される。
【0040】DMAリードサイクルが終了すると、DM
A制御装置6は、引き続きDMAライトサイクルを開始
する。即ち、設定レジスタ6bの内容に従って、第2ア
ドレスバスAB2に転送先アドレスを出力し、第2制御
バスCB2のチップセレクト信号,ライト信号をアクテ
ィブ(いずれもローレベル)に設定する。
A制御装置6は、引き続きDMAライトサイクルを開始
する。即ち、設定レジスタ6bの内容に従って、第2ア
ドレスバスAB2に転送先アドレスを出力し、第2制御
バスCB2のチップセレクト信号,ライト信号をアクテ
ィブ(いずれもローレベル)に設定する。
【0041】この時、第2アドレスバスAB2に出力さ
れる転送先アドレスは、第1のバスBS1に割り当てら
れたもの(境界値より小さい)となるため、バス接続制
御部10bが生成する制御バス接続信号Xcがハイレベ
ルとなると共に、リード信号が非アクティブ(ハイレベ
ル)となっていることから、データバス接続信号Xd1が
ハイレベル,Xd2がロウレベルとなる。
れる転送先アドレスは、第1のバスBS1に割り当てら
れたもの(境界値より小さい)となるため、バス接続制
御部10bが生成する制御バス接続信号Xcがハイレベ
ルとなると共に、リード信号が非アクティブ(ハイレベ
ル)となっていることから、データバス接続信号Xd1が
ハイレベル,Xd2がロウレベルとなる。
【0042】つまり、第1制御バスCB1が第2制御バ
スCB2に接続されると共に、第2データバスDB2側
から第1データバスDB1側にデータが通過するよう
に、両データバスDB1,DB2が接続され、結局、D
MA制御装置6が出力した第2のバスBS2上の制御信
号やデータは、第1のバスBS1側にも供給されること
になる。
スCB2に接続されると共に、第2データバスDB2側
から第1データバスDB1側にデータが通過するよう
に、両データバスDB1,DB2が接続され、結局、D
MA制御装置6が出力した第2のバスBS2上の制御信
号やデータは、第1のバスBS1側にも供給されること
になる。
【0043】また、この時、DMA制御装置6のデータ
格納部6aに格納されたデータが第2データバスDB
2,データバス接続部20を介して第1データバスDB
1に出力され、その後のライト信号の立ち上がりタイミ
ング(DMAライトサイクルの終了タイミング)にて、
転送先アドレスにて指定された装置に書き込まれる。
格納部6aに格納されたデータが第2データバスDB
2,データバス接続部20を介して第1データバスDB
1に出力され、その後のライト信号の立ち上がりタイミ
ング(DMAライトサイクルの終了タイミング)にて、
転送先アドレスにて指定された装置に書き込まれる。
【0044】DMAライトサイクルが終了すると、設定
レジスタ6bに設定されたデータ転送回数分のデータ転
送が終了していなければ、DMA制御装置6は、上述の
DMAリードサイクル及びDMAライトサイクルを繰り
返す。一方、設定されたデータ転送回数分のデータ転送
が終了していれば、DMA制御装置6は、第2アドレス
バスAB2及び第2制御バスCB2へのアドレス信号及
びチップセレクト信号,ライト信号の送出を停止すると
共に、DMA要求信号DMRQを非アクティブにする。
レジスタ6bに設定されたデータ転送回数分のデータ転
送が終了していなければ、DMA制御装置6は、上述の
DMAリードサイクル及びDMAライトサイクルを繰り
返す。一方、設定されたデータ転送回数分のデータ転送
が終了していれば、DMA制御装置6は、第2アドレス
バスAB2及び第2制御バスCB2へのアドレス信号及
びチップセレクト信号,ライト信号の送出を停止すると
共に、DMA要求信号DMRQを非アクティブにする。
【0045】これにより、バス接続制御部10bが生成
する制御バス接続信号Xc及びデータバス接続信号Xd
1,Xd2がいずれもロウレベルとなり、第1及び第2デ
ータバスDB1,DB2、第1及び第2制御バスCB
1,CB2は、いずれも分離される。
する制御バス接続信号Xc及びデータバス接続信号Xd
1,Xd2がいずれもロウレベルとなり、第1及び第2デ
ータバスDB1,DB2、第1及び第2制御バスCB
1,CB2は、いずれも分離される。
【0046】その後、DMA要求信号DMRQの非アク
ティブを検出したDMA転送判断部10aが、DMA許
可信号DMAKを非アクティブとすることにより、アド
レスバス接続信号Xaもロウレベルとなり、第1及び第
2アドレスバスAB1,AB2は分離され、即ち、第1
及び第2のバスBS1,BS2が完全に分離される。こ
れと共に、DMA転送判断部10aは、DMA転送によ
って中断されていたCPU2の内部処理を再開させるこ
とで、一連のDMA転送動作を終了する。 [第1のバスから第2のバスへのDMA転送動作]次
に、図4に示すタイムチャートに沿って、第1のバスB
S1に接続されたデータ格納用記憶装置4のデータを、
第2のバスBS2に接続された周辺回路(図示せず)に
DMA転送する場合を説明する。
ティブを検出したDMA転送判断部10aが、DMA許
可信号DMAKを非アクティブとすることにより、アド
レスバス接続信号Xaもロウレベルとなり、第1及び第
2アドレスバスAB1,AB2は分離され、即ち、第1
及び第2のバスBS1,BS2が完全に分離される。こ
れと共に、DMA転送判断部10aは、DMA転送によ
って中断されていたCPU2の内部処理を再開させるこ
とで、一連のDMA転送動作を終了する。 [第1のバスから第2のバスへのDMA転送動作]次
に、図4に示すタイムチャートに沿って、第1のバスB
S1に接続されたデータ格納用記憶装置4のデータを、
第2のバスBS2に接続された周辺回路(図示せず)に
DMA転送する場合を説明する。
【0047】なお、設定レジスタ6bへの書き込みか
ら、DMA転送判断部10aがDMA許可信号DMAK
を出力するまでの処理は、上述の第2のバスから第1の
バスへDMA転送する場合と全く同様であるため、ここ
では、説明を省略する。そして、CPU2からのDMA
許可信号DMAKが入力されたDMA制御装置6は、ま
ず、DMAリードサイクルを開始する。即ち、設定レジ
スタ6bの内容に従って、第2アドレスバスAB2に転
送元アドレスを出力し、第2制御バスCB2のチップセ
レクト信号,リード信号をアクティブ(いずれもローレ
ベル)に設定する。
ら、DMA転送判断部10aがDMA許可信号DMAK
を出力するまでの処理は、上述の第2のバスから第1の
バスへDMA転送する場合と全く同様であるため、ここ
では、説明を省略する。そして、CPU2からのDMA
許可信号DMAKが入力されたDMA制御装置6は、ま
ず、DMAリードサイクルを開始する。即ち、設定レジ
スタ6bの内容に従って、第2アドレスバスAB2に転
送元アドレスを出力し、第2制御バスCB2のチップセ
レクト信号,リード信号をアクティブ(いずれもローレ
ベル)に設定する。
【0048】この時、第2アドレスバスAB2に出力さ
れる転送元アドレスは、第1のバスBS1に割り当てら
れたもの(境界値より小さい)となるため、バス接続制
御部10bが生成する制御バス接続信号Xcがハイレベ
ルとなる。また、リード信号がアクティブになると、デ
ータバス接続信号は、Xd1がロウレベル,Xd2がハイレ
ベルとなる。
れる転送元アドレスは、第1のバスBS1に割り当てら
れたもの(境界値より小さい)となるため、バス接続制
御部10bが生成する制御バス接続信号Xcがハイレベ
ルとなる。また、リード信号がアクティブになると、デ
ータバス接続信号は、Xd1がロウレベル,Xd2がハイレ
ベルとなる。
【0049】つまり、第1制御バスCB1が第2制御バ
スCB2に接続されると共に、第1データバスDB1側
から第2データバスDB2側にデータが通過するよう
に、両データバスDB1,DB2が接続され、結局、D
MA制御装置6が出力した第2のバスBS2上の制御信
号は、第1のバスBS1側にも供給され、逆に第1のバ
スBS1上のデータは、第2のバスBS2側にも供給さ
れることになる。
スCB2に接続されると共に、第1データバスDB1側
から第2データバスDB2側にデータが通過するよう
に、両データバスDB1,DB2が接続され、結局、D
MA制御装置6が出力した第2のバスBS2上の制御信
号は、第1のバスBS1側にも供給され、逆に第1のバ
スBS1上のデータは、第2のバスBS2側にも供給さ
れることになる。
【0050】また、この時、転送元アドレスにて指定さ
れた装置から第1データバス上にデータが読み出される
ため、これが第2データバスDB2を介してDMA制御
装置6にも供給され、その後のリード信号の立ち上がり
タイミング(DMAリードサイクルの終了タイミング)
にて、DMA制御装置6のデータ格納部6aに格納され
る。
れた装置から第1データバス上にデータが読み出される
ため、これが第2データバスDB2を介してDMA制御
装置6にも供給され、その後のリード信号の立ち上がり
タイミング(DMAリードサイクルの終了タイミング)
にて、DMA制御装置6のデータ格納部6aに格納され
る。
【0051】DMAリードサイクルが終了すると、DM
A制御装置6は、引き続きDMAライトサイクルを開始
する。即ち、設定レジスタ6bの内容に従って、第2ア
ドレスバスAB2に転送先アドレスを出力し、第2制御
バスCB2のチップセレクト信号,ライト信号をアクテ
ィブ(いずれもローレベル)に設定する。
A制御装置6は、引き続きDMAライトサイクルを開始
する。即ち、設定レジスタ6bの内容に従って、第2ア
ドレスバスAB2に転送先アドレスを出力し、第2制御
バスCB2のチップセレクト信号,ライト信号をアクテ
ィブ(いずれもローレベル)に設定する。
【0052】この時、第2アドレスバスAB2に出力さ
れる転送先アドレスは、第2のバスBS2に割り当てら
れたもの(境界値以上)となるため、バス接続制御部1
0bが生成する制御バス接続信号Xc及びデータバス接
続信号Xd1,Xd2は、いずれもロウレベルとなる。つま
り、第1及び第2データバスDB1,DB2、第1及び
第2制御バスCB1,CB2は分離され、その結果、D
MA制御装置6が出力した第2のバスBS2上の制御信
号やデータは、第1のバスBS1には供給されないこと
になる。
れる転送先アドレスは、第2のバスBS2に割り当てら
れたもの(境界値以上)となるため、バス接続制御部1
0bが生成する制御バス接続信号Xc及びデータバス接
続信号Xd1,Xd2は、いずれもロウレベルとなる。つま
り、第1及び第2データバスDB1,DB2、第1及び
第2制御バスCB1,CB2は分離され、その結果、D
MA制御装置6が出力した第2のバスBS2上の制御信
号やデータは、第1のバスBS1には供給されないこと
になる。
【0053】また、この時、DMA制御装置6のデータ
格納部6aに格納されたデータが第2データバスDB2
に出力され、その後のライト信号の立ち上がりタイミン
グ(DMAライトサイクルの終了タイミング)にて、転
送先アドレスにて指定された装置に書き込まれる。
格納部6aに格納されたデータが第2データバスDB2
に出力され、その後のライト信号の立ち上がりタイミン
グ(DMAライトサイクルの終了タイミング)にて、転
送先アドレスにて指定された装置に書き込まれる。
【0054】DMAライトサイクルが終了すると、設定
レジスタ6bに設定されたデータ転送回数分のデータ転
送が終了していなければ、DMA制御装置6は、上述の
DMAリードサイクル及びDMAライトサイクルを繰り
返す。一方、設定されたデータ転送回数分のデータ転送
が終了していれば、DMA制御装置6は、第2アドレス
バスAB2及び第2制御バスCB2へのアドレス信号及
びチップセレクト信号,ライト信号の送出を停止すると
共に、DMA要求信号DMRQを非アクティブにする。
レジスタ6bに設定されたデータ転送回数分のデータ転
送が終了していなければ、DMA制御装置6は、上述の
DMAリードサイクル及びDMAライトサイクルを繰り
返す。一方、設定されたデータ転送回数分のデータ転送
が終了していれば、DMA制御装置6は、第2アドレス
バスAB2及び第2制御バスCB2へのアドレス信号及
びチップセレクト信号,ライト信号の送出を停止すると
共に、DMA要求信号DMRQを非アクティブにする。
【0055】以下の処理は、上述の第2のバスから第1
のバスへDMA転送する場合と全く同様であるため、こ
こでは、説明を省略する。以上説明したように、本実施
形態のCPU2では、第1及び第2のバスBS1、BS
2を接続,分離するためのデータバス接続部20、アド
レスバス選択部30、制御バス選択部40、及びこれら
を制御するためのデータバス接続信号Xd1,Xd2、アド
レスバス接続信号Xa、制御バス接続信号Xcを生成す
るバス接続制御部10bが、当該CPU2に一体に内蔵
されている。
のバスへDMA転送する場合と全く同様であるため、こ
こでは、説明を省略する。以上説明したように、本実施
形態のCPU2では、第1及び第2のバスBS1、BS
2を接続,分離するためのデータバス接続部20、アド
レスバス選択部30、制御バス選択部40、及びこれら
を制御するためのデータバス接続信号Xd1,Xd2、アド
レスバス接続信号Xa、制御バス接続信号Xcを生成す
るバス接続制御部10bが、当該CPU2に一体に内蔵
されている。
【0056】従って、本実施形態のCPU2を用いてマ
イクロコンピュータ等の装置を構成した場合、第1及び
第2のバスBS1,BS2に渡るDMA転送を実現する
ためには、第2のバスBS2にDMA制御装置6を接続
するだけでよく、装置構成、及び配線の簡易化を図るこ
とができる。
イクロコンピュータ等の装置を構成した場合、第1及び
第2のバスBS1,BS2に渡るDMA転送を実現する
ためには、第2のバスBS2にDMA制御装置6を接続
するだけでよく、装置構成、及び配線の簡易化を図るこ
とができる。
【0057】なお、本実施形態のCPU2は、バス接続
制御部10bを内蔵したCPUコア10に加えて、デー
タバス接続部20,アドレスバス選択部30,制御バス
選択部40が一体にされているが、バス接続制御部10
bを内蔵したCPUコア10のみにて構成したり、この
CPUコア10にデータバス接続部20,アドレスバス
選択部30,制御バス選択部40のうちいずれか一つ又
は二つを一体化して構成してもよい。
制御部10bを内蔵したCPUコア10に加えて、デー
タバス接続部20,アドレスバス選択部30,制御バス
選択部40が一体にされているが、バス接続制御部10
bを内蔵したCPUコア10のみにて構成したり、この
CPUコア10にデータバス接続部20,アドレスバス
選択部30,制御バス選択部40のうちいずれか一つ又
は二つを一体化して構成してもよい。
【0058】また、上記実施形態では、データバス接続
部20では、両データバスDB1,DB2を接続する際
に、データが通過可能な方向を限定するように構成され
ているが、これを限定しないように構成してもよい。更
に、上記実施形態では、DMA転送にて第1のバスDB
1を使用する時にだけ、第1データバスDB1を第2デ
ータバスDB2と接続するように構成されているが、こ
れを第1及び第2アドレスバスAB1,AB2と同様
に、DMA転送を実施している間、常時接続するように
構成してもよい。
部20では、両データバスDB1,DB2を接続する際
に、データが通過可能な方向を限定するように構成され
ているが、これを限定しないように構成してもよい。更
に、上記実施形態では、DMA転送にて第1のバスDB
1を使用する時にだけ、第1データバスDB1を第2デ
ータバスDB2と接続するように構成されているが、こ
れを第1及び第2アドレスバスAB1,AB2と同様
に、DMA転送を実施している間、常時接続するように
構成してもよい。
【図1】 実施形態のCPUの構成、及び該CPUを用
いて構成したマイクロコンピュータの概略構成を表すブ
ロック図である。
いて構成したマイクロコンピュータの概略構成を表すブ
ロック図である。
【図2】 バス接続制御部、及びデータバス接続部、ア
ドレスバス選択部、制御バス選択部の詳細な構成を表す
回路図である。
ドレスバス選択部、制御バス選択部の詳細な構成を表す
回路図である。
【図3】 第2のバスから第1のバスに向けてDMA転
送を行った時の各部の動作を表すタイムチャートであ
る。
送を行った時の各部の動作を表すタイムチャートであ
る。
【図4】 第1のバスから第2のバスに向けてDMA転
送を行った時の各部の動作を表すタイムチャートであ
る。
送を行った時の各部の動作を表すタイムチャートであ
る。
2…中央演算処理装置(CPU)、4…データ格納用記
憶装置、6…DMA制御装置、6a…データ格納部、6
b…設定レジスタ、10…CPUコア、10a…DMA
転送判断部、10b…バス接続制御部、11…NOT回
路、12…コンパレータ、13,14…AND回路、2
0…データバス接続部、21,22,31,32…バッ
ファ回路、30…アドレスバス選択部、40…制御バス
選択部、BS1…第1のバス、BS2…第2のバス、A
B0〜2…アドレスバス、CB0〜2…制御バス、DB
1〜2…データバス
憶装置、6…DMA制御装置、6a…データ格納部、6
b…設定レジスタ、10…CPUコア、10a…DMA
転送判断部、10b…バス接続制御部、11…NOT回
路、12…コンパレータ、13,14…AND回路、2
0…データバス接続部、21,22,31,32…バッ
ファ回路、30…アドレスバス選択部、40…制御バス
選択部、BS1…第1のバス、BS2…第2のバス、A
B0〜2…アドレスバス、CB0〜2…制御バス、DB
1〜2…データバス
Claims (8)
- 【請求項1】 独立に制御可能な第1及び第2のバス
と、 前記第2のバスに接続されたDMA制御装置からDMA
転送を要求する要求信号が入力されると、DMA転送が
可能な状態であれば、前記第1及び第2のバスを解放す
ると共に、前記DMA制御装置に対してDMA転送を許
可する許可信号を出力するDMA転送判断手段を備えた
データ処理装置において、 前記DMA転送判断手段が出力する許可信号、及び前記
第2のバスの状態に応じて、前記第1及び第2のバスを
構成する両データバスを接続するためのデータバス接続
信号、両アドレスバスを接続するためのアドレスバス接
続信号、両制御バスを接続するための制御バス接続信号
を生成するバス接続制御手段を設けたことを特徴とする
データ処理装置。 - 【請求項2】 前記バス接続制御手段は、前記許可信号
が出力されている間、前記アドレスバス接続信号を生成
することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】 前記バス接続制御手段は、前記許可信号
が出力され、且つ前記第2のバスを構成するアドレスバ
スの状態が前記第1のバスに接続された装置へのアクセ
スであることを示している場合に、前記データバス接続
信号及び前記制御バス接続信号を生成することを特徴と
する請求項1又は請求項2記載のデータ処理装置。 - 【請求項4】 前記バス接続制御手段は、前記第2のバ
スを構成する制御バスの状態から識別されるデータ転送
方向に基づき、該データ転送方向を指定する情報を含ん
だ前記データバス接続信号を生成することを特徴とする
請求項3記載のデータ処理装置。 - 【請求項5】 前記バス接続制御手段が生成するデータ
バス接続信号に従って、前記第1及び第2のバスを構成
する両データバスを接続,分離するデータバス接続手段
を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4いず
れか記載のデータ処理装置。 - 【請求項6】 前記バス接続制御手段が生成する制御バ
ス接続信号に従って、前記第1及び第2のバスを構成す
る両制御バスを接続,分離する制御バス接続手段を設け
たことを特徴とする請求項1ないし請求項5いずれか記
載のデータ処理装置。 - 【請求項7】 前記バス接続制御手段が生成するアドレ
スバス接続信号に従って、前記第1及び第2のバスを構
成する両アドレスバスを接続,分離するアドレスバス接
続手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項
6いずれか記載のデータ処理装置。 - 【請求項8】 前記第1のバスには、少なくともデータ
格納用の記憶装置が接続され、前記第2のバスには、少
なくとも命令格納用の記憶装置が接続されることを特徴
とする請求項1ないし請求項7いずれか記載のデータ処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000109469A JP2001297055A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000109469A JP2001297055A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001297055A true JP2001297055A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18622158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000109469A Pending JP2001297055A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001297055A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6164352B1 (ja) * | 2016-11-04 | 2017-07-19 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置の制御装置 |
-
2000
- 2000-04-11 JP JP2000109469A patent/JP2001297055A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6164352B1 (ja) * | 2016-11-04 | 2017-07-19 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置の制御装置 |
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