JP2001296163A - ガス保安装置 - Google Patents

ガス保安装置

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JP2001296163A
JP2001296163A JP2000113977A JP2000113977A JP2001296163A JP 2001296163 A JP2001296163 A JP 2001296163A JP 2000113977 A JP2000113977 A JP 2000113977A JP 2000113977 A JP2000113977 A JP 2000113977A JP 2001296163 A JP2001296163 A JP 2001296163A
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JP
Japan
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gas
ghp
heat pump
flow rate
safety device
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JP2000113977A
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English (en)
Inventor
Yasushi Fujii
裕史 藤井
Norio Niimura
紀夫 新村
Koichi Ueki
浩一 植木
Masato Sato
真人 佐藤
Jiro Mizukoshi
二郎 水越
Noboru Isono
昇 磯野
Fujio Hori
富士雄 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Gas Meter Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Toyo Gas Meter Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波を利用した瞬間流量検出によってGH
Pが作動していることを検知し、メンテナンスを充実で
きるガス保安装置を提供する。 【解決手段】 ガスの使用量を計測する超音波センサ1
と計測流路2から構成された超音波式計測部と、ガスの
使用状態が正常であるかを判定する制御回路7と、異常
が発生した場合にガスを遮断する遮断弁3と、外部のセ
ンターと通信するための通信インターフェース8と、流
量の変動パターンからガスヒートポンプが使用されてい
ることを判定するGHP使用判定手段9とを備え、GH
Pが使用されていることを外部のセンターで確認するこ
とができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス流量を計測し
異常流量が計測された場合にガス通路を遮断し、ガス使
用上の安全性を確保するガス保安装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ガスの使用量を計測し、異常時に
はガスを遮断するガス保安装置において、ガスの瞬時流
速を計測して安全性を向上させるために、超音波センサ
を利用したものが検討され始めている。
【0003】従来のこの種のガス保安装置について、図
4を参照して説明する。通常、超音波センサ21と、断
面積の明確な流路22と、流路22を遮断する遮断弁2
3と、遮断弁23を駆動する遮断弁駆動回路24と、電
源用の電池25と、超音波センサ駆動回路26と、各種
判定制御を行う制御回路27とを備えている。
【0004】流量計測に際しては、制御回路27から超
音波センサ駆動回路26に所定の時間間隔で信号を送
り、超音波センサ21で流路22内を流れるガスの流速
に対応する信号を検出し、制御回路27にて検出信号か
ら流速を求めるとともに、ガスの速度と流路22の断面
積より瞬間流量を計測している。また、この瞬間流量に
基づいてガスの積算流量を計算し、ガスの流れるパター
ンが異常かどうかを判定し、異常と判断した場合には遮
断弁駆動回路24に遮断信号を出し、遮断弁23を遮断
してガスを止める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガス使
用環境のさらなる安全性向上のためには、ガスヒートポ
ンプ(以下、GHPと記す)のような特殊な大型ガス機
器の使用状況の確認やメンテナンス環境の充実が必要で
あるという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、超音
波を利用した瞬間流量検出によってGHPが作動してい
ることを検知し、メンテナンスを充実できるガス保安装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のガス保安装置
は、ガスの使用量を計測する超音波センサと計測流路か
ら構成された超音波式計測部と、ガスの使用状態が正常
であるかを判定する制御回路と、異常が発生した場合に
ガスを遮断する遮断弁と、外部のセンターと通信するた
めの通信インターフェースと、流量の変動パターンから
ガスヒートポンプが使用されていることを判定するGH
P使用判定手段とを備えたものであり、GHPが使用さ
れていることを検知し、通信インターフェースを介して
外部のセンターで確認することができる。
【0008】また、所定の期間、ガスヒートポンプによ
る流量の変動パターンを学習するGHP学習手段と、G
HP学習手段で学習した流量変動パターンとガスヒート
ポンプ作動中の流動変動パターンを比較し、ガスヒート
ポンプが正常に動作しているかどうかを判定するGHP
診断手段を備えると、ガス保安装置にてGHPの故障診
断を行うことができる。
【0009】また、ガスヒートポンプが使用されている
時間を計測し、所定時間毎にセンターに通報する定期検
査通報手段を備えると、GHPの定期検査時期を自動で
センターに通報することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガス保安装置の各
実施形態について図を参照して説明する。
【0011】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態のガス保安装置を図1を参照して説明する。図
1において、超音波センサ1と、断面積の明確な流路2
と、流路2を遮断する遮断弁3と、遮断弁3を駆動する
遮断弁駆動回路4と、電源用の電池5と、超音波センサ
駆動回路6と、計測及びその他のすべての制御を行う制
御回路7と、外部のセンターと通信するための通信イン
ターフェース8とを備えている。
【0012】本実施形態では、制御回路7にGHP使用
判定手段9が設けられている。GHP使用判定手段9で
は、超音波センサ1で計測した瞬間流量値が所定の周波
数及び所定の振幅で変動していた場合、GHPが動作中
であると判定する。
【0013】以上の構成において、通常状態では制御回
路7から超音波センサ駆動回路6に所定の時間間隔で信
号を送り、超音波センサ1で流路2内を流れるガスの流
速に対応する信号を検出し、制御回路7にて検出信号か
ら流速を求めるとともに、ガスの速度と流路2の断面積
より瞬間流量を計測し、それに基づいてガスの積算流量
を算出している。
【0014】また、異常にガス流量が多かったり、流量
値から想定されるガス機器の通常の使用時間に比して異
常に長時間使用されている等、ガスの流れるパターンが
異常と判断した場合には、遮断弁駆動回路4に遮断信号
を出し、遮断弁3を遮断してガスを止める。また、その
状態が通信インターフェース8を介してセンターにも通
信される。
【0015】また、GHP使用判定手段9で瞬間流量値
が所定の周波数及び所定の振幅で変動しているかどうか
の判定を行っており、通信インターフェース8を介して
センターから現在GHPが使用されているかどうかを確
認することができる。
【0016】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のガス保安装置を図2を参照して説明する。な
お、以下の実施形態では、上記実施形態において説明し
た構成要素と同一の構成要素について同一参照符号を付
して説明を省略し、相違点のみを説明する。
【0017】図2において、本実施形態では制御回路7
に、GHP使用判定手段9の他にGHP学習手段10と
GHP診断手段11が設けられている。GHP学習手段
10は所定の学習期間中のGHP動作時の瞬間流量値の
変動パターンを記憶する。GHP診断手段11はGHP
が動作したときにその瞬間流量値の変動パターンをGH
P学習手段10に記憶されたパターンと比較し、GHP
が正常に動作しているかを判断する。判断結果が正常で
あれば、そのまま記憶し、また表示手段(図示せず)に
表示する。異常の場合には、表示手段に警告表示し、ま
た通信インターフェース8を介してセンターに警報を発
する。これによって、GHPの故障診断をガス保安装置
で実現することができる。
【0018】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態のガス保安装置を図3を参照して説明する。
【0019】図3において、本実施形態は第2の実施形
態と基本構成が同じで、制御回路7に定期検査通報手段
12が設けられている。定期検査通報手段12は、GH
Pが使用された時間を計時して積算し、所定の期間が過
ぎる度に、通信インターフェース8を介してセンターに
通報する。これによって、GHPの定期診断時期を自動
でセンターに連絡され、定期検査を忘れることがなく、
GHPのメンテナンスをさらに向上できる。
【0020】
【発明の効果】本発明のガス保安装置によれば、以上の
説明から明らかなように超音波式計測部と、ガスの使用
状態が正常であるかを判定する制御回路と、異常が発生
した場合にガスを遮断する遮断弁と、外部のセンターと
通信するための通信インターフェースと、流量の変動パ
ターンからGHPが使用されていることを判定するGH
P使用判定手段とを備えたので、GHPが使用されてい
ることを検知し、通信インターフェースを介して外部の
センターで確認することができる。
【0021】また、所定の期間、GHPによる流量の変
動パターンを学習するGHP学習手段と、GHP学習手
段で学習した流量変動パターンとGHP作動中の流動変
動パターンを比較し、GHPが正常に動作しているかど
うかを判定するGHP診断手段を備えると、ガス保安装
置にてGHPの故障診断を行うことができる。
【0022】また、GHPが使用されている時間を計測
し、所定時間毎にセンターに通報する定期検査通報手段
を備えると、GHPの定期検査時期を自動でセンターに
通報することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス保安装置の第1の実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明のガス保安装置の第2の実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明のガス保安装置の第3の実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図4】従来例のガス保安装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 超音波センサ 2 流路 3 遮断弁 7 制御回路 8 通信インターフェース 9 GHP使用判定手段 10 GHP学習手段 11 GHP診断手段 12 定期検査通報手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 1/00 G01F 1/00 Y 15/06 15/06 (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 植木 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 真人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 水越 二郎 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 磯野 昇 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 堀 富士雄 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CA03 CB01 CC13 CE02 CE04 CE09 CE27 CE32 CF05 CF11 2F031 AA01 AB01 AE07 AF10 3K068 AA01 BB12 BB23 DA01 DA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの使用量を計測する超音波センサと
    計測流路から構成された超音波式計測部と、ガスの使用
    状態が正常であるかを判定する制御回路と、異常が発生
    した場合にガスを遮断する遮断弁と、外部のセンターと
    通信するための通信インターフェースと、流量の変動パ
    ターンからガスヒートポンプが使用されていることを判
    定するGHP使用判定手段とを備えたことを特徴とする
    ガス保安装置。
  2. 【請求項2】 所定の期間、ガスヒートポンプによる流
    量の変動パターンを学習するGHP学習手段と、GHP
    学習手段で学習した流量変動パターンとガスヒートポン
    プ作動中の流動変動パターンを比較し、ガスヒートポン
    プが正常に動作しているかどうかを判定するGHP診断
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のガス保安
    装置。
  3. 【請求項3】 ガスヒートポンプが使用されている時間
    を計測し、所定時間毎にセンターに通報する定期検査通
    報手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    ガス保安装置。
JP2000113977A 2000-04-14 2000-04-14 ガス保安装置 Pending JP2001296163A (ja)

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