JP2001295982A - リブパイプ用キャップ - Google Patents

リブパイプ用キャップ

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JP2001295982A
JP2001295982A JP2000110878A JP2000110878A JP2001295982A JP 2001295982 A JP2001295982 A JP 2001295982A JP 2000110878 A JP2000110878 A JP 2000110878A JP 2000110878 A JP2000110878 A JP 2000110878A JP 2001295982 A JP2001295982 A JP 2001295982A
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JP
Japan
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cap
rib
diameter
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pipe
Prior art date
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Withdrawn
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JP2000110878A
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English (en)
Inventor
Keiji Matsumoto
圭司 松本
Yosuke Matsushita
要介 松下
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 受口14を仮封鎖する際には、リブパイプ用
キャップ10が径小側からリブパイプ受口14内に差し
込まれる。すると、本体部分20の外面のうち、受口1
4の内径dに適合する径に相当する部分が受口14の内
面に密着される。一方、差口16を仮封鎖する際には、
キャップ10が閉塞部分とは反対側の端部すなわち開放
側端部から差口16に被せられる。すると、本体部分2
0の内面のうち、リブ部外径に適合する径に相当する部
分がリブ部18の外周部に密着される。 【効果】 製造コストを低減できるとともに、キャップ
選択の手間を省くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリブパイプ用キャップ
に関し、特にたとえばリブパイプの配管工事を中断する
場合等にリブパイプの端部に装着されて管路を仮封鎖す
る、リブパイプ用キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のリブパイプ用キャップ
(以下、「キャップ」ともいう。)としては、たとえば
図8(A)に示すような受口専用のキャップ1aと図8
(B)に示すような差口専用のキャップ1bとが、それ
ぞれ製品化され使用されてきた。
【0003】キャップ1aは、塩化ビニル等からなるリ
ブ付短管2aを含み、リブ付短管2aの一方端部外面に
はゴム輪3aが装着され、他方端部には封止蓋4aが接
合される。そして、このキャップ1aがリブパイプの受
口5a内に差し込まれる。
【0004】キャップ1bは、塩化ビニル等からなる短
管2bを含み、短管2bの一方端部には受口2cが形成
され、他方端部には封止蓋4bが接合される。そして、
このキャップ1bが差口5bに被せられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャップ1aお
よび1bは、受口5aまたは差口5bに対応した専用キ
ャップであったために、これらを別々の製造ラインで製
造し、いずれか一方を選択して用いなければならなかっ
た。そのため、コスト高であるとともに、キャップの選
択作業が面倒であるという問題があった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、受
・差兼用にすることにより安価に製造でき、しかも選択
の手間を省くことができる、リブパイプ用キャップを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、外面がリブ
パイプ受口の内径に適合する径を有してテーパ状に形成
され、かつ、内面がリブパイプ差口のリブ部外径に適合
する径を有してテーパ状に形成された本体部分と、本体
部分の径小側を閉塞する閉塞部分とを備える、リブパイ
プ用キャップである。
【0008】
【作用】受口を仮封鎖する際には、リブパイプ用キャッ
プが径小側からリブパイプ受口内に差し込まれる。する
と、本体部分の外面のうち、リブパイプ受口の内径に適
合する径に相当する部分が受口の内面に密着される。本
体部分の径小側端部外面に、幅がリブパイプのリブピッ
チと同じに設定されたゴム輪受容部を形成した場合に
は、リブパイプに付属するゴム輪がゴム輪受容部に装着
され、そのゴム輪によって受口の内面と本体部分の外面
との隙間がシールされる。
【0009】一方、差口を仮封鎖する際には、リブパイ
プ用キャップが閉塞部分とは反対側の端部すなわち開放
側端部から差口に被せられる。すると、本体部分の内面
のうち、リブ部外径に適合する径に相当する部分がリブ
部の外周部に密着される。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、仮封鎖すべきリブパ
イプの端部が受口および差口のいずれであっても対応で
きるので、二種類のキャップを製造する必要はなく、二
種類のキャップのいずれかを選択する必要もない。した
がって、製造コストを低減できるとともに、キャップ選
択の手間を省くことができる。
【0011】また、本体部分にリブピッチと同じ幅のゴ
ム輪受容部を設けた場合には、リブパイプに付属するゴ
ム輪をそのまま用いてシール機能を持たせることができ
る。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1および図2を参照して、この実施例のリ
ブパイプ用キャップ10は、リブパイプ12の配管工事
を中断する場合等に、リブパイプ12の端部に装着され
て管路を仮封鎖するものである。
【0014】リブパイプ12(図2)は、パイプ本体1
2aを含み、パイプ本体12aの一端には受口14が形
成され、他端が差口16とされる。また、パイプ本体1
2aの外面には、複数のリブ部18が軸方向へ間隔を隔
てて形成される。
【0015】キャップ10(図1,図2)は、ポリエチ
レン,ポリプロピレンまたは塩化ビニル等の射出成形に
より一体成形されるものであり、筒状の本体部分20を
含む。本体部分20の外面は、リブパイプ12における
受口14の内径dに適合する径を有して、一端から他端
へ向かって拡径するテーパ状に形成される。すなわち、
本体部分20における一端の外径をD1とし、他端の外
径をD2とすると、本体部分20の外面は、D1<d<
D2の関係を満たすテーパ面として形成される。したが
って、本体部分20を径小側から受口14内に差し込む
と、本体部分20の外面のうち、受口14の内径dに適
合する径に相当する部分が受口14の内面に密着し、そ
の位置において本体部分20と受口14とが固定的に嵌
合される。
【0016】一方、本体部分20の内面は、リブパイプ
12における差口16のリブ部外径Dに適合する内径を
有して、一端から他端へ向かって拡径するテーパ状に形
成される。すなわち、本体部分20における一端の内径
をd1とし、他端の内径をd2とすると、本体部分20
の内面は、d1<D<d2の関係を満たすテーパ面とし
て形成される。したがって、本体部分20をその径大側
端部から差口16に被せると、本体部分20の内面のう
ち、リブ部外径Dに適合する径に相当する部分がリブ部
18の外周部に密着し、その位置において本体部分20
と差口16とが固定的に嵌合される。
【0017】また、本体部分20の径小側は閉塞部分2
2により閉塞され、径大側端部は開放され、径大側端部
すなわち開放端部の外面には、フランジ状の把手24が
形成される。
【0018】キャップ10を用いて、リブパイプ12の
受口14を仮封鎖する際には、本体部分20を閉塞部分
22側から受口14内に差し込んでいく。すると、本体
部分20の外面が受口14の内面に当接し、その内面に
押されて弾性的に縮径される。したがって、本体部分2
0の外面と受口14の内面とが面接触状態で嵌合され、
本体部分20の復元力が接触面に対して係止力として作
用する。
【0019】本体部分20をさらに差し込んでいくと、
把手24が受口14の端面に当接することにより、それ
以上の差し込みが禁止される。つまり、把手24がスト
ッパとして機能する。上述のように閉塞部分22の外径
D1は受口14の内径dよりも小さいため、キャップ1
0の装着(差し込み)は容易である。
【0020】一方、キャップ10を用いて、リブパイプ
12の差口16を仮封鎖する際には、本体部分20を開
放端部側から差口16に被せていく。すると、本体部分
20の内面が差口16のリブ部18に当接し、リブ部1
8に押されて弾性的に拡径される。したがって、本体部
分20の内面とリブ部18の外面とが面接触状態で嵌合
され、本体部分20の復元力が接触面に対して係止力と
して作用する。上述のように開放端部の内径d2はリブ
部外径Dよりも大きいため、キャップ10の装着は容易
である。なお、差口16のリブ部18間にゴム輪が装着
されている場合には、キャップ10の内面と差口16の
外面との隙間がゴム輪によりシールされる。
【0021】受口14または差口16に装着したキャッ
プ10を取り外す場合には、キャップ10に形成された
把手24を手で持って管軸方向へ引っ張るか、または、
把手24に治具を係止させて管軸方向へ引っ張る。
【0022】この実施例によれば、仮封鎖すべきリブパ
イプ12の端部が受口14および差口16のいずれであ
っても対応できるので、二種類のキャップ10を製造す
る必要はなく、いずれかを選択して用いる必要もない。
したがって、製造コストを低減できるとともに、施工性
を向上できる。
【0023】なお、上述の実施例では、本体部分20の
外面を一端から他端へ連続するテーパ面として形成して
いるが、たとえば図3および図4に示すリブパイプ用キ
ャップ26のように、本体部分20の径小側端部外面に
ゴム輪受容部28を形成し、そこにゴム輪30を装着す
るようにしてもよい。
【0024】ゴム輪受容部28は、断面略コ字状の溝と
して本体部分20の全周にわたって形成され、その幅W
は、リブパイプ12のリブピッチすなわちリブ部18ど
うしの間隔と同程度に設定される。また、ゴム輪受容部
28の深さは、リブ部18によって構成される溝の深さ
と同程度に設定される。ただし、ゴム輪受容部28にお
ける径小側の側壁28aは、ゴム輪30の装着が容易な
ように、リブ部18の高さよりも低めに設定されてもよ
い。
【0025】このキャップ26を用いた場合には、図4
(A)に示すように、リブパイプ12に附属するゴム輪
30をそのまま用いることにより、受口14の内面とキ
ャップ26の外面との隙間をシールすることができる。
【0026】また、上述の実施例では、把手24を本体
部分20の全周にわたってフランジ状に形成しているが
(図1)、把手24の数,形状および位置等は、適宜変
更可能である。つまり、図5(A)または図5(B)に
示すように、4つまたは3つの把手24を本体部分20
の外面に周方向へ間隔を隔てて形成してもよいし、図6
に示すように、棒状の2つの把手24を本体部分20の
外面の対向する位置に形成してもよい。さらに、図7
(A)または図7(B)に示すように、略コ字状の把手
24を本体部分20の外面または閉塞部分22の内面に
形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例の使用状態を示す図解図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図4】図3実施例の使用状態を示す図解図である。
【図5】把手の変形例を示す図解図である。
【図6】把手の変形例を示す図解図である。
【図7】把手の変形例を示す図解図である。
【図8】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10,26 …リブパイプ用キャップ 12 …リブパイプ 14 …受口 16 …差口 18 …リブ部 20 …本体部分 22 …閉塞部分 24 …把手 28 …ゴム輪受容部 30 …ゴム輪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面がリブパイプ受口の内径に適合する径
    を有してテーパ状に形成され、かつ、内面がリブパイプ
    差口のリブ部外径に適合する径を有してテーパ状に形成
    された本体部分と、 前記本体部分の径小側を閉塞する閉塞部分とを備える、
    リブパイプ用キャップ。
  2. 【請求項2】前記本体部分の前記径小側端部外面に、幅
    がリブパイプのリブピッチと同じに設定されたゴム輪受
    容部を形成した、請求項1記載のリブパイプ用キャッ
    プ。
JP2000110878A 2000-04-12 2000-04-12 リブパイプ用キャップ Withdrawn JP2001295982A (ja)

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