JP2001295819A - 締め忘れチェック用印(マーク)付きボルト - Google Patents
締め忘れチェック用印(マーク)付きボルトInfo
- Publication number
- JP2001295819A JP2001295819A JP2000149022A JP2000149022A JP2001295819A JP 2001295819 A JP2001295819 A JP 2001295819A JP 2000149022 A JP2000149022 A JP 2000149022A JP 2000149022 A JP2000149022 A JP 2000149022A JP 2001295819 A JP2001295819 A JP 2001295819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nuts
- bolts
- mark
- bolt
- structures
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】大量のボルト・ナットを使用しての規格サイズ
の構造物の連結作業では、作業中に締め忘れ、あるいは
不十分な締め方をした箇所が生じる。このボルト・ナッ
トの連結、固定を完全なものにするため検査担当者が1
本1本手で触れながら、それらを確認する作業が行われ
る。この検査作業が全作業の能率の低下の原因となり、
検査にかかる人件費も大きくするというマイナス要因と
なっている。このマイナス要因をできるだけ減少させる
ことが課題である。 【解決手段】締め付け幅が定まっている複数の規格サイ
ズの構造物を連結させるボルト・ナットに次の機能を付
加した。複数の規格サイズの構造物をボルトとナットに
よって確実に連結し固定した際に、ナットの後部のボル
ト面に、確実な連結、固定が行われたことを示す蛍光イ
ンク等でつけた印(マーク)が、目視あるいは機器で確
認できる最小の幅で現れるように前もってボルトにつけ
ておくことで課題を解決した。
の構造物の連結作業では、作業中に締め忘れ、あるいは
不十分な締め方をした箇所が生じる。このボルト・ナッ
トの連結、固定を完全なものにするため検査担当者が1
本1本手で触れながら、それらを確認する作業が行われ
る。この検査作業が全作業の能率の低下の原因となり、
検査にかかる人件費も大きくするというマイナス要因と
なっている。このマイナス要因をできるだけ減少させる
ことが課題である。 【解決手段】締め付け幅が定まっている複数の規格サイ
ズの構造物を連結させるボルト・ナットに次の機能を付
加した。複数の規格サイズの構造物をボルトとナットに
よって確実に連結し固定した際に、ナットの後部のボル
ト面に、確実な連結、固定が行われたことを示す蛍光イ
ンク等でつけた印(マーク)が、目視あるいは機器で確
認できる最小の幅で現れるように前もってボルトにつけ
ておくことで課題を解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】連結具であるボルト・ナット
の取り付け作業上で生ずる締め度合い不十分を、目や機
器でチェックできる機能をボルトに付加する技術に関す
る。
の取り付け作業上で生ずる締め度合い不十分を、目や機
器でチェックできる機能をボルトに付加する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】先行技術としては、ワッシャータイプの
締め忘れチェック具がある。これは蛍光塗料をワッシャ
ー形状の容器に内蔵させたもので、ナットを締める圧力
によって押しつぶし蛍光塗料をナット後部周辺に押し出
し目視できる状態にするものである。製造コストが高
く、また、ボルトへのはめ込み作業が一つ増える難点が
ある。
締め忘れチェック具がある。これは蛍光塗料をワッシャ
ー形状の容器に内蔵させたもので、ナットを締める圧力
によって押しつぶし蛍光塗料をナット後部周辺に押し出
し目視できる状態にするものである。製造コストが高
く、また、ボルトへのはめ込み作業が一つ増える難点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】大量のボルト・ナ
ットを使用しての構造物の連結作業では、作業中に締め
忘れ、あるいは不十分な締め方をした箇所が生じる。こ
の大量のボルト・ナットの締め度合い、連結・固定を万
全なものにするため、検査担当者が1本1本手で触れな
がら、連結・固定をを確認する作業が行われる。しか
し、この検査方法では、費やす労力と時間が膨大なもの
となり、全作業の能率の低下の原因となり、検査にかか
る人件費も大きくするというマイナス要因となってい
る。このマイナス要因をできるだけ減少させることが課
題である。
ットを使用しての構造物の連結作業では、作業中に締め
忘れ、あるいは不十分な締め方をした箇所が生じる。こ
の大量のボルト・ナットの締め度合い、連結・固定を万
全なものにするため、検査担当者が1本1本手で触れな
がら、連結・固定をを確認する作業が行われる。しか
し、この検査方法では、費やす労力と時間が膨大なもの
となり、全作業の能率の低下の原因となり、検査にかか
る人件費も大きくするというマイナス要因となってい
る。このマイナス要因をできるだけ減少させることが課
題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】組み合わせが決まってお
り、締め付け幅が決定している複数の規格サイズの構造
物を連結させるボルト・ナットが対象となる。締め付け
幅が決定している複数の物体をボルトとナットによって
確実に締め付け連結し固定したときに、ナットの位置の
後部にあたるボルト面に、確実な連結が行われたことを
示す印(マーク)を、目や機器で確認できる最小の幅で
現れるように前もってボルトにつけておくことで課題を
解決した。
り、締め付け幅が決定している複数の規格サイズの構造
物を連結させるボルト・ナットが対象となる。締め付け
幅が決定している複数の物体をボルトとナットによって
確実に締め付け連結し固定したときに、ナットの位置の
後部にあたるボルト面に、確実な連結が行われたことを
示す印(マーク)を、目や機器で確認できる最小の幅で
現れるように前もってボルトにつけておくことで課題を
解決した。
【0005】
【発明の実施の形態】本案を図によって説明する。図1
は印(マーク)を付けたボルトを示す。(説明を簡略化
するためにワッシャーの図示を省略した)。1はボルト
の頭部、2はボルト本体を示す。3、4はそれぞれ異な
った規格サイズを持つ構造体である。したがって同じ組
み合わせでは、全てその幅は常に一定のサイズとなる。
したがって、この一定の組み合わせサイズを持つ構造物
を連結するナットは、締め付け連結・固定したとき、ボ
ルトの一定の位置に固定される。5はボルトにつけた印
(マーク)で、ボルト・ナットで構造物を締め付け連結
し固定した際に、ナット後部のボルト面に、目や機器で
確認できる最小の幅で現れるようにつけられる。したが
って、使用するボルト・ナットのサイズやネジの刻みの
ピッチの違い、また規格サイズの構造物の組み合わせの
違いで、ナットの連結・固定を示すマークの位置、着色
幅を定めることになる。印(マーク)5の着色は、蛍光
インク、赤色インク等の目立つインクでなされ、ボルト
に刻まれたネジの表面に薄く均一に塗布される。インク
は、使用時に回転するナットによってボルトのネジ山の
頂点付近が摩擦でこすり取られるが、大部分は剥離する
ことなくインクで着色された状態が保たれる。これで目
や機器で十分にチェックできる。
は印(マーク)を付けたボルトを示す。(説明を簡略化
するためにワッシャーの図示を省略した)。1はボルト
の頭部、2はボルト本体を示す。3、4はそれぞれ異な
った規格サイズを持つ構造体である。したがって同じ組
み合わせでは、全てその幅は常に一定のサイズとなる。
したがって、この一定の組み合わせサイズを持つ構造物
を連結するナットは、締め付け連結・固定したとき、ボ
ルトの一定の位置に固定される。5はボルトにつけた印
(マーク)で、ボルト・ナットで構造物を締め付け連結
し固定した際に、ナット後部のボルト面に、目や機器で
確認できる最小の幅で現れるようにつけられる。したが
って、使用するボルト・ナットのサイズやネジの刻みの
ピッチの違い、また規格サイズの構造物の組み合わせの
違いで、ナットの連結・固定を示すマークの位置、着色
幅を定めることになる。印(マーク)5の着色は、蛍光
インク、赤色インク等の目立つインクでなされ、ボルト
に刻まれたネジの表面に薄く均一に塗布される。インク
は、使用時に回転するナットによってボルトのネジ山の
頂点付近が摩擦でこすり取られるが、大部分は剥離する
ことなくインクで着色された状態が保たれる。これで目
や機器で十分にチェックできる。
【0006】図2は、ボルト・ナットで構造体を締め付
けて連結、固定した状態を示す。6はナットである。印
(マーク)5を付けたボルト本体2にナット6をはめ込
み、構造体3、4を締め付け連結・固定するとインクで
つけられた印(マーク)が現れる。このインク着色部分
を目視することで、確実に締め付け、連結、固定が行わ
れていることが確認できる。また反射光の特性(色彩、
蛍光)を利用した、反射光読みとり機器を利用したチェ
ックも考えれれる。この機器では自動的にチェックが記
録されるのでチェックミスのない確実な確認方法とな
る。
けて連結、固定した状態を示す。6はナットである。印
(マーク)5を付けたボルト本体2にナット6をはめ込
み、構造体3、4を締め付け連結・固定するとインクで
つけられた印(マーク)が現れる。このインク着色部分
を目視することで、確実に締め付け、連結、固定が行わ
れていることが確認できる。また反射光の特性(色彩、
蛍光)を利用した、反射光読みとり機器を利用したチェ
ックも考えれれる。この機器では自動的にチェックが記
録されるのでチェックミスのない確実な確認方法とな
る。
【0007】
【発明の効果】検査担当者がナットに一つ一つ手で触
れることなく、目視検査、機器検査が行えるので、省力
的で正確なチェックが可能となる。 チェック機能の付加が、ボルトに着色することで可能
となるので、低コストでできる。 先行技術のワッシャタイプと異なり、ボルトへの装着
作業を必要としないので省力効果がある。 ワッシャタイプのように、付加する器具を発生させな
いので保管に関するコストを必要としない。
れることなく、目視検査、機器検査が行えるので、省力
的で正確なチェックが可能となる。 チェック機能の付加が、ボルトに着色することで可能
となるので、低コストでできる。 先行技術のワッシャタイプと異なり、ボルトへの装着
作業を必要としないので省力効果がある。 ワッシャタイプのように、付加する器具を発生させな
いので保管に関するコストを必要としない。
【図1】ナット締め付け連結固定確認用印(マーク)を
付けたボルト
付けたボルト
【図2】ナットで構造体を締め付けて連結、固定した状
態
態
1 ボルトの頭部 2 ボルト本体 3 規格サイズの構造体 4、別規格サイズの構造物 5、印(マーク) 6、ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布施 宏英 東京都葛飾区白鳥1−12−10、LM401
Claims (1)
- 【請求項1】組み合わせがきまっていて、締め付け幅が
決定している複数の規格サイズの物体を連結させるボル
ト・ナットにおいて、確実に締め付け連結・固定した際
に、ナットの位置の後部にあたるボルト面に、確実に締
め付け連結・固定したことを示す印(マーク)が、確認
できる最小の幅で現れるように、前もってボルトに印
(マーク)をつけたことを特徴とする、締め忘れチェッ
ク用印(マーク)付きボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000149022A JP2001295819A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 締め忘れチェック用印(マーク)付きボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000149022A JP2001295819A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 締め忘れチェック用印(マーク)付きボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001295819A true JP2001295819A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18654946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000149022A Pending JP2001295819A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 締め忘れチェック用印(マーク)付きボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001295819A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309322A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Takashi Ogawa | ゆるみ監視ボルト |
US8087860B1 (en) | 2008-06-06 | 2012-01-03 | T & N Products, LLC | Self-indicating lug nut |
KR20190065301A (ko) * | 2016-10-18 | 2019-06-11 | 케이프 인더스트리즈, 엘엘씨 | 케이블 글랜드 및 케이블을 접지하기 위한 방법 및 장치 |
US11011896B2 (en) | 2016-10-18 | 2021-05-18 | CAPE Industries, LLC | Cable gland for grounding a cable |
US11600976B2 (en) | 2016-10-18 | 2023-03-07 | CAPE Industries, LLC | Cable gland for grounding a cable and method of use |
-
2000
- 2000-04-12 JP JP2000149022A patent/JP2001295819A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309322A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Takashi Ogawa | ゆるみ監視ボルト |
US8087860B1 (en) | 2008-06-06 | 2012-01-03 | T & N Products, LLC | Self-indicating lug nut |
KR20190065301A (ko) * | 2016-10-18 | 2019-06-11 | 케이프 인더스트리즈, 엘엘씨 | 케이블 글랜드 및 케이블을 접지하기 위한 방법 및 장치 |
JP2020501499A (ja) * | 2016-10-18 | 2020-01-16 | ケープ・インダストリーズ,エルエルシー | ケーブルグランド、ならびにケーブルをアースする方法および機器 |
US11011896B2 (en) | 2016-10-18 | 2021-05-18 | CAPE Industries, LLC | Cable gland for grounding a cable |
KR102355316B1 (ko) * | 2016-10-18 | 2022-01-24 | 케이프 인더스트리즈, 엘엘씨 | 케이블 글랜드 및 케이블을 접지하기 위한 방법 및 장치 |
US11600976B2 (en) | 2016-10-18 | 2023-03-07 | CAPE Industries, LLC | Cable gland for grounding a cable and method of use |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6009581A (en) | Scraping tool having a tool socket and integral wrenches | |
JP2001295819A (ja) | 締め忘れチェック用印(マーク)付きボルト | |
CA2178159A1 (en) | Wrench Selector | |
GB1250110A (ja) | ||
ATE61855T1 (de) | Kfz-rad sicherungsvorrichtung. | |
US5775182A (en) | Compound power socket wrench | |
IT202000006460A1 (it) | Avvitatore per tappo filettato e dispositivo di serraggio | |
CA2290323A1 (en) | Multi-socket wrench | |
KR102171340B1 (ko) | 볼트 풀림 확인 기능을 구비한 복스 렌치용 소켓 | |
JP3027731U (ja) | リングスパナ | |
US3670391A (en) | Pilot pin for mounting automobile wheels | |
JP3104529U (ja) | ボルトナットゆるみ監視用シール | |
AU2021107328A4 (en) | Construction toy kit | |
DE3906505A1 (de) | Radbolzen und verfahren zum aufsetzen eines rades auf eine radnabe unter verwendung des radbolzens | |
JPH102310A (ja) | 形鋼材へ他の形鋼材の取付装置 | |
JPH0616648Y2 (ja) | シリンダー機構におけるピストン着脱用治具 | |
JPH0326737Y2 (ja) | ||
JPS5942429Y2 (ja) | 手摺などの取付部材 | |
JPS6244026Y2 (ja) | ||
JPS63131362U (ja) | ||
JP3039802U (ja) | ホイール取替え用器具 | |
JPH0733526Y2 (ja) | 遮蔽板取付構造 | |
DE29517804U1 (de) | Vorrichtung zur Radkappenentfernung, insbesondere zur Anwendung bei Zierradkappen um Beschädigungen zu vermeiden | |
JPH0642069U (ja) | ボルト及びナットの保持方法を変えたスパナ | |
JPH0856737A (ja) | 染毛料塗布用具 |