JP3039802U - ホイール取替え用器具 - Google Patents

ホイール取替え用器具

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JP3039802U
JP3039802U JP1997001063U JP106397U JP3039802U JP 3039802 U JP3039802 U JP 3039802U JP 1997001063 U JP1997001063 U JP 1997001063U JP 106397 U JP106397 U JP 106397U JP 3039802 U JP3039802 U JP 3039802U
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清隆 山本
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(57)【要約】 【課題】 本考案は、アルミホイールを、特にトラック
用アルミホイールを傷付けることなく楽に、ホイール取
り替えができるようにする。 【解決手段】 長さ15〜40cmで、外径は自動車の
ホイールのボルト孔の径より少し小さい断面円形の固定
棒であって、固定棒の一端にドラムのハブボルトの長さ
まで凹ねじ孔を穿設し、ドラムのハブボルトの長さの先
端から1/3〜1/2に螺合するように凹ねじ孔の奥か
らネジ切りし、固定棒の他端には補助棒の一端に設けた
突起部に嵌合する凹孔を穿設し、固定棒と補助棒とが当
接し、しかも補助棒の外径は固定棒の外径と同一にし
て、固定棒と補助棒とが一本の棒と成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車のホイールをドラムのハブボルトから取り外し、あるいは取 付ける際使用するホイール取替え用器具に関する。 特に、アルミホイールなど 軽合金製ホイール、さらにはトラック用軽合金製ホイールの取替え用器具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来のホイール取替えは、ドラムのハブボルトに螺合したナットを外し、ホイ ールを取り外し、あるいはホイールのボルト孔にハブボルトを挿入し、ハブボル トにナットを締付けて完了する。 従って、ホイールをハブボルトから直接外す し、また、ホイールのボルト孔にハブボルトを直接挿入している。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
従来のホイール取替えは、ホイールをハブボルトから直接取り外し、そしてハ ブボルトに直接挿入するので、アルミホイールの場合、ハブボルトの先端に当接 してホイールを傷付ける問題があった。 しかも、トラック用アルミホイールの 場合、乗用車用ホイールより相当重量があるので、ホイールの扱いが自由になら ず、ホイールに傷付くことが多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のホイール取替え用器具は、長さ15〜40cmで、外径は自動車のホ イールのボルト孔の径より少し小さい断面円形の固定棒であって、固定棒の一端 にドラムのハブボルトの長さまで凹ねじ孔を穿設し、ドラムのハブボルトの長さ の先端から1/3〜1/2に螺合するように凹ねじ孔の奥からネジ切りし、固定 棒の他端には補助棒の一端に設けた突起部に嵌合する凹孔を穿設し、固定棒と補 助棒とが当接し、しかも補助棒の外径は固定棒の外径と同一にして、固定棒と補 助棒とが一本の棒と成るものである。 また、前記固定棒のみを中空パイプに、または前記補助棒のみを中空パイプに 、あるいは固定棒、補助棒ともに中空パイプにしてもよい。 また前記固定棒お よび前記補助棒の断面形状を四角形または多角形にしてもよい。 また、前記固定棒の一端に穿設した凹ねじ孔を全面にネジ切りしたり、前記補 助棒の一端に設けた突起部の断面形状および固定棒の他端に穿設した凹孔の断面 形状を円形、三角形、四角形または多角形にしてもよい。 さらに、前記固定棒の一端に穿設した凹ねじ孔の径と異なる径の凹ねじ孔を内 蔵した附属固定棒の他端に、固定棒の一端に穿設した凹ねじ孔に螺合する凸ねじ 部を付設し、附属固定棒の外径は固定棒の外径と同一にして、固定棒に附属固定 棒を接続してもよい。
【0005】 ホイールを取り外すとき、ドラムのハブボルトに螺合した6個のナットのうち 、左右水平で対角線上のナット2個を外し、ナットを外した2本のハブボルトに 2本の本固定棒の一端の凹ねじ孔を螺合し、本固定棒をハブボルトに固定する。 そして、他のハブボルトに螺合したナット4本を外し、本固定棒の上にホイー ルを滑らせるように手前に引き、本固定棒からホイールを外す。 つぎにホイールを取付けるときは、ホイールのボルト孔のうち、左右水平で対 角線上の2個のボルト孔に2本の補助棒を挿入し、その状態でホイールをドラム に近ずける。 ハブボルトに固定した状態になっている本固定棒の他端の凹孔に 本補助棒の突起部を挿入し、本固定棒と本補助棒とを一体にする。 そして、ホ イールを本固定棒の方にスライドし、本補助棒を外し、ホイールのボルト孔にド ラムのハブボルトを挿入する。 つぎにハブボルトにナットを螺合し、ハブボル トに固定した本固定棒を外し、そのハブボルトにもナットを螺合し、全ナットを 締付ける。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図1および図2によって説明すると、1は長さ30cm で、外径はホイール10のボルト孔11の径より少し小さく、断面円形中空のス テンレス製固定棒である。 固定棒1の一端にドラム20のハブボルト21の長 さまで凹ねじ孔2を穿設し、ハブボルト21の長さの先端から1/3に螺合する ように、凹ねじ孔2の奥からネジ切りして、めねじ部3を設ける。 固定棒1の 他端には断面円形中空の補助棒5の一端に設けた突起部6に嵌合する凹孔4を穿 設し、固定棒1と補助棒5とが当接する。 しかも補助棒5の外径は固定棒1の 外径と同一にして、固定棒1と補助棒5とが一本の棒と成るものである。 本ホイール取替え用器具の使用について、タイヤ交換、パンク修理などのため にホイールを取り外す場合、ドラム20のハブボルト21に螺合した6個のナッ トのうち、左右水平で対角線上のナット2個を外し、ナットを外した2本のハブ ボルト21に2本の固定棒1の一端の凹ねじ孔2を螺合し、固定棒1をハブボル ト21に固定する。 そして、他のハブボルト21に螺合したナット4本を外し 、固定棒1の上にホイール10を滑らせるように手前に引き、固定棒1からホイ ール10を外す。
【0007】 つぎにホイール10を取り付ける場合は、ホイール10のボルト孔11のうち 、左右水平で対角線上の2個のボルト孔11に2本の補助棒5を挿入し、その状 態でホイール10をドラム20に近ずける。 前述の通り、ハブボルト20に固 定した状態になっている固定棒1の他端の凹孔4に補助棒5の突起部6を挿入し 、固定棒1と補助棒5とを一体にする。 そして、ホイール10を固定棒1の方 にスライドし、ホイール10をドラム20に当接し、補助棒5を外す。 ホイー ル10のボルト孔11にドラム20のハブボルト21を挿入する。 つぎにハブ ボルト21にナットを螺合し、ハブボルト21に固定した固定棒1を外し、その ハブボルト21にもナットを螺合し、全ナットを締付けて完了する。
【0008】 本考案の他の実施の形態を図3によって説明すると、大型トラックのホイール やトラックのダブルタイヤの場合、固定棒1の一端に穿設した凹ねじ孔2の径と 異なる径の凹ねじ孔7を内蔵した附属固定棒8の他端に、固定棒1の一端に穿設 した凹ねじ孔2に螺合する凸ねじ部9を付設し、附属固定棒8の外径は固定棒1 の外径と同一にして、固定棒1に附属固定棒8を接続し、固定棒1と附属固定棒 8を一本の棒にする。 そして、固定棒1と附属固定棒8の外面に、附属固定棒 8を脱着する際の滑り止め防止のため、細い溝を施してもよい。 大型トラックの場合ハブボルト21の径が大きいので、図3のように、固定棒 1の凹ねじ孔2の径より大きい径の凹ねじ孔7を内蔵した附属固定棒8を使用す る。 まず、附属固定棒8を固定棒1に螺合し、ハブボルトに螺合した6個のナ ットのうち、左右水平で対角線上のナット2個を外し、ナットを外した2本のハ ブボルトに2本の附属固定棒8の一端の凹ねじ孔7を螺合すると、固定棒1をハ ブボルトに固定することになる。 そして、他のハブボルトに螺合したナット4 本を外し、固定棒1の上にホイールを滑らせるように手前に引き、固定棒1から ホイールを外す。 つぎに、ホイールを取付ける手順は、補助棒5を使用して、 ホイールを取り外す手順の逆になる。
【0009】 また、トラックのダブルタイヤの場合、図示しないが、袋ナットの外ねじ径に 固定棒1の凹ねじ孔2の径を合せておく。 まず、袋ナットに螺合した6個のナ ットのうち、左右水平で対角線上のナット2個を外し、ナットを外した2本の袋 ナットに2本の固定棒1の一端の凹ねじ孔2を螺合し、固定棒1を袋ナットに固 定する。 そして、他の袋ナットに螺合したナット4本を外し、固定棒1の上に 外ホイール(外タイヤ)を滑らせるように手前に引き、固定棒1から外ホイール を外し、袋ナットから固定棒1を外す。 つぎに、ハブボルトの径が固定棒1の凹ねじ孔2の径より小さいので、固定棒 1の凹ねじ孔2の径より小さい径の凹ねじ孔を内蔵した附属固定棒を固定棒1に 接続する。 ハブボルトに螺合した6個の袋ナットのうち、左右水平で対角線上 の袋ナット2個を外し、袋ナットを外した2本のハブボルトに2本の附属固定棒 の一端の凹ねじ孔を螺合すると、固定棒1をハブボルトに固定することになる。 そして、他のハブボルトに螺合した袋ナット4本を外し、固定棒1の上に内ホ イール(内タイヤ)を滑らせるように手前に引き、固定棒1から内ホイールを外 す。 そして、ホイールを取付ける手順は、補助棒5を使用して、ホイールを取 り外す手順の逆になる。 なお、螺合に時間がかかるが、固定棒1の凹ねじ孔2の全面に、めねじ部3を 設けてもよい。 また、握りを少しでも楽にするために、固定棒1、補助棒5お よび附属固定棒8の断面形状を四角形または多角形にしてもよく、補助棒5の突 起部6および固定棒1の凹孔4の断面形状を円形、三角形、四角形または多角形 にしてもよい。
【0010】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案を使用すれば、アルミホイールのような傷付き易い ものであっても、ホイール取替えの際、従来のようにドラムのハブボルトからホ イールを直接、脱着しないので、ハブボルトの先端がホイールのボルト孔周辺や ハブに当って、ボルト孔周辺やハブに傷を付けることがない。 特に、トラック のホイールは径が大きく、幅も広く、大変重たいが、本考案を使用すればトラッ クのアルミホイールを傷付けることがない。 また、特にトラックのホイール取替え作業は大変重労働で、危険も伴うが、本 考案を使用すれば安全でしかも楽に終了する。 そして、ホイールをハブボルト に楽に挿入できるので、ナット締付の際ハブボルトのねじ山を痛めない。 また 大型トラックのホイールの取替え、トラック後輪のダブルタイヤの取替えも安全 で、大変楽である。 さらに、本考案品は、構造をできるだけ単純化し、安価に提供できるようにし たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例で、ホイールをハブボルトに
装着するときの斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す固定棒に附属固定棒
を接続する斜視図である。
【符号の説明】
1・・・固定棒 6・・・突起
部 2・・・凹ねじ孔 7・・・凹ね
じ孔 3・・・めねじ部 8・・・附属
固定棒 4・・・凹孔 9・・・凸ね
じ部 5・・・補助棒

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ15〜40cmで、外径は自動車の
    ホイールのボルト孔の径より少し小さい断面円形の固定
    棒であって、固定棒の一端にドラムのハブボルトの長さ
    まで凹ねじ孔を穿設し、ドラムのハブボルトの長さの先
    端から1/3〜1/2に螺合するように凹ねじ孔の奥か
    らネジ切りし、固定棒の他端には補助棒の一端に設けた
    突起部に嵌合する凹孔を穿設し、固定棒と補助棒とが当
    接し、しかも補助棒の外径は固定棒の外径と同一にし
    て、固定棒と補助棒とが一本の棒と成ることを特徴とす
    るホイール取替え用器具。
  2. 【請求項2】 固定棒を中空パイプに、または補助棒を
    中空パイプに、あるいは固定棒および補助棒を中空パイ
    プにした請求項1に記載のホイール取替え用器具。
  3. 【請求項3】 固定棒の一端に穿設した凹ねじ孔を全面
    にネジ切りした請求項1または2に記載のホイール取替
    え用器具。
  4. 【請求項4】 固定棒および補助棒の断面形状を四角形
    または多角形にした請求項1、2または3に記載のホイ
    ール取替え用器具。
  5. 【請求項5】 補助棒の一端に設けた突起部の断面形状
    および固定棒の他端に穿設した凹孔の断面形状を円形、
    三角形、四角形または多角形にした請求項1、2、3ま
    たは4に記載のホイール取替え用器具。
  6. 【請求項6】 固定棒の一端に穿設した凹ねじ孔の径と
    異なる径の凹ねじ孔を内蔵した附属固定棒の他端に、固
    定棒の一端に穿設した凹ねじ孔に螺合する凸ねじ部を付
    設し、附属固定棒の外径は固定棒の外径と同一にして、
    固定棒に附属固定棒を接続して一本の棒と成る請求項
    1、2、3、4または5に記載のホイール取替え用器
    具。
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