JP2001295678A - 車両のエンジン自動停止再始動装置 - Google Patents

車両のエンジン自動停止再始動装置

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JP2001295678A
JP2001295678A JP2000110408A JP2000110408A JP2001295678A JP 2001295678 A JP2001295678 A JP 2001295678A JP 2000110408 A JP2000110408 A JP 2000110408A JP 2000110408 A JP2000110408 A JP 2000110408A JP 2001295678 A JP2001295678 A JP 2001295678A
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control unit
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stop
automatic
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JP2000110408A
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Saburo Tomikawa
三朗 冨川
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの自動停止中にもバッテリ電力を消
費することになる不要なエンジン制御用電気負荷への電
源供給を遮断してエンジンの自動停止可能な時間が短く
ならないようにする。 【解決手段】 エンジンと、このエンジンに同期して回
転する電動機と、エンジン及び電動機の出力を駆動輪に
伝達する装置と、車両の走行条件によってエンジンの自
動停止、再始動を行うエンジンコントロールユニット1
0と、エンジン制御用の電気負荷(27A、28A、2
9A)と、この電気負荷の電源となるバッテリ(21)
とを備える車両において、エンジンの自動停止中に前記
電気負荷に対する電源供給を遮断する手段(31、32
〜38)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両のエンジン自
動停止再始動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機を搭載した車両におい
て、エンジンの自動停止、及び再始動を行う装置として
特開平8-291725号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】これは、走行中に信号待ちなどで一時的に
車両が停止したようなときにエンジンを自動的に停止さ
せ、かつ発進させるときなどには再び自動的に始動し、
これにより燃費などの改善を図るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン制
御用の電気負荷にはエンジンの自動停止中にもバッテリ
電力を消費するものがある。
【0005】しかしながら、エンジンの自動停止中はバ
ッテリの充電ができないため、その間のバッテリに対す
る電気負荷が大きいと、バッテリの容量が早く減少して
しまい、エンジンの自動停止可能な時間が短くなってし
まう。エンジンの自動停止は燃費の向上に結びつくもの
であるから、エンジンの自動停止可能な時間を長くでき
ないと燃費の改善代が小さくなる。
【0006】そこで本発明は、エンジンの自動停止中に
もバッテリ電力を消費することになる不要な電気負荷な
どへの電源供給を遮断することより、エンジンの自動停
止可能な時間が短くならないようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エンジン
と、このエンジンに同期して回転する電動機と、エンジ
ン及び電動機の出力を駆動輪に伝達する装置(たとえば
自動変速機)と、車両の走行条件によってエンジンの自
動停止、再始動を行うエンジンコントロールユニット
と、エンジン制御用の電気負荷と、この電気負荷の電源
となるバッテリとを備えた車両において、エンジンの自
動停止中に前記電気負荷に対する電源供給を遮断する手
段を備える。
【0008】第2の発明では、第1の発明においてエン
ジン以外を制御対象とする1以上のコントロールユニッ
トを備え、この1以上のコントロールユニットおよび前
記エンジンコントロールユニットが前記バッテリを電源
としている場合に、前記再始動に必要となるコントロー
ルユニットに対してだけエンジンの自動停止中に電源供
給を行い、残りのコントロールユニットのうち少なくと
も1つのコントロールユニットに対してエンジンの自動
停止中の電源供給を遮断する。
【0009】第3の発明では、第2の発明において前記
再始動に必要となるコントロールユニットによりエンジ
ンの自動停止を解除するかどうかを判定し、エンジンの
自動停止を解除するとき前記電気負荷に対する電源供給
および前記電源供給を遮断しているコントロールユニッ
トに対する電源供給を再開する。
【0010】第4の発明では、第2の発明において前記
再始動に必要となるコントロールユニットを新たに設
け、エンジンコントロールユニットに対してもエンジン
の自動停止中の電源供給を遮断する。
【0011】第5の発明では、第4の発明において前記
新たに設けたコントロールユニットによりエンジンの自
動停止を解除するかどうかを判定し、エンジンの自動停
止を解除するとき前記電気負荷に対する電源供給および
電源供給を遮断しているコントロールユニットに対する
電源供給を再開する。
【0012】第6の発明では、第5の発明においてエン
ジンの自動停止直前のエンジン制御量をエンジンコント
ロールユニットより得て蓄えておき、この制御量をエン
ジンコントロールユニットに対する電源供給を再開した
後にエンジンコントロールユニットに戻す。
【0013】第7の発明では、第6の発明において前記
エンジン制御量が吸入空気量と点火時期である。
【0014】第8の発明では、第7の発明において電気
信号に応動するスロットル装置を備える場合に、前記エ
ンジン制御量がさらにスロットル開度である。
【0015】第9の発明では、第7または第8の発明に
おいて前記エンジン制御量がさらに空燃比フィードバッ
ク補正量αまたは空燃比学習値αmである。
【0016】第10の発明では、第1から第9までのい
ずれか一つの発明において前記電気負荷が、ホットワイ
ヤ式のエアフローメータ、空燃比センサ(たとえばO2
センサ)の加熱手段(たとえばヒータ)、燃料ポンプの
少なくとも一つである。
【0017】第11の発明では第10の発明において前
記電気負荷が空燃比センサの加熱手段である場合に、前
記再始動に必要となるコントロールユニットにより、エ
ンジンの自動停止中、空燃比センサの素子温が活性温度
を保持するように空燃比センサの加熱手段を制御する。
【0018】第12の発明は、エンジンと、このエンジ
ンに同期して回転する電動機と、エンジン及び電動機の
出力を駆動輪に伝達する装置(自動変速機)と、車両の
走行条件によってエンジンの自動停止、再始動を行うエ
ンジンコントロールユニットと、エンジン以外を制御対
象とする1以上のコントロールユニットと、この1以上
のコントロールユニットおよび前記エンジンコントロー
ルユニットの電源となるバッテリとを備えた車両におい
て、前記1以上のコントロールユニットのうち少なくと
も1つのコントロールユニットに対してエンジンの自動
停止中の電源供給を遮断する手段を備える。
【0019】
【発明の効果】エンジン制御用の電気負荷、たとえばホ
ットワイヤ式のエアフローメータ、空燃比センサ(たと
えばO2センサ)の加熱手段、燃料ポンプはエンジンの
自動停止中もバッテリ電力を消費するのであるが、第
1、第2の発明によれば、バッテリ充電を行うことがで
きないエンジンの自動停止中にこのエンジン制御用の電
気負荷に対する電源供給を遮断するようにしたので、エ
ンジンの自動停止中の不要なバッテリ電力消費を軽減し
てエンジンの自動停止可能な時間を長くすることがで
き、これによって燃費向上代を増やすことができる。
【0020】第2、第3によれば再始動に必要なコント
ロールユニット以外の他のコントロールユニットに対し
ても、また第12の発明によればエンジンコントロール
ユニット以外の他のコントロールユニットに対してもエ
ンジンの自動停止中の電源供給を遮断するので、エンジ
ンの自動停止可能な期間をさらに長くすることができ
る。
【0021】第4、第5の発明によれば新たに設けたコ
ントロールユニットの制御量やメモリ容量はエンジンコ
ントロールユニットよりも小さいものでよいので、エン
ジンコントロールユニットを再始動に必要となるコント
ロールユニットとする場合よりもエンジンの自動停止中
のバッテリ電力消費を小さくできる。
【0022】エンジンの運転性や排気性能を最適に維持
するためアイドル回転速度や空燃比といったエンジン制
御量をフィードバック制御している場合に、エンジンを
自動停止し、エンジンコントロールユニットに対する電
源供給を遮断すると、フィードバック制御量を含めて自
動停止直前のエンジン制御量が失われてしまうので、再
始動後と自動停止前とで運転性や排気性能が変化するこ
とがあるのであるが、第6、第7、第8、第9の発明に
よれば新たに設けたコントロールユニットがエンジンコ
ントロールユニットに代わってエンジンの自動停止直前
のエンジン制御量を保持するので、エンジンの自動停止
中にエンジンコントロールユニットに対する電源供給を
遮断してもエンジンの再始動直後よりエンジンの自動停
止直前のエンジン状態に戻すことができ、再始動後と自
動停止前とで運転性や排気性能を変化させることがな
い。
【0023】エンジンの自動停止中にエンジンの制御用
電気負荷である空燃比センサ加熱手段の電源を遮断して
空燃比センサの素子温が活性温度を下回ってしまうと、
自動停止の解除後に空燃比センサ加熱手段の制御を開始
したのでは空燃比センサの素子温が活性温度に回復する
まで空燃比フィードバック制御を行うことができず、排
気性能が悪化することが考えられるが、第11の発明に
よればエンジンの自動停止中に空燃比センサの素子温が
活性温度を維持するので、エンジンの再始動直後から空
燃比フィードバック制御を行うことが可能になり、排気
性能を悪くすることがない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1において、1はエンジン、3は無段自
動変速機であり、これらの間にはモータジェネレータ
(電動機)2が配置される。エンジン1またはモータジ
ェネレータ2の回転が無段自動変速機3からドライブシ
ャフト7を介して図示しない駆動輪に伝達される。
【0026】なお、無段自動変速機3の代わりにトルク
コンバータ付きもしくは発進クラッチ付きの有段自動変
速機を用いることもできる。
【0027】無段自動変速機3はトルクコンバータ4
と、前後進切換機構5と、可変プーリ6a,6b間に掛
け回した金属ベルト6から構成され、可変プーリ6a,
6bのプーリ比を変えることにより、金属ベルト6を介
して伝達される速度比が変化する。無段自動変速機3の
目標変速比が運転状態に応じて設定され、これが実際の
入力回転速度と出力回転速度の比である変速比と一致す
るように、可変プーリ6a,6bを駆動するためのプラ
イマリ油圧とセカンダリ油圧とが制御される。なお、1
4は変速に必要な油圧を供給する外付けの電動型のオイ
ルポンプで、エンジン回転の一時的な停止時にも油圧を
発生させ、無段自動変速機3に必要油圧を供給可能とな
っている。
【0028】前後進切換機構5は前進時と後進時とで出
力回転の方向を逆転させるもので、またトルクコンバー
タ4は入力回転トルクを流体力を介して出力側に伝達
し、入力側の極低速回転時など出力側の回転の停止を許
容できる。
【0029】前記モータジェネレータ2はエンジン1の
クランクシャフトに直結もしくはベルトやチェーンを介
して連結され、エンジン1と同期して回転する。モータ
ジェネレータ2はモータ、あるいは発電機として機能
し、電力コントロールユニット12によりその機能と回
転速度、発電量などが制御される。
【0030】モータジェネレータ2がエンジン1の出力
を補ってモータとして、あるいはエンジン1を始動する
ためにモータとして機能するときは、バッテリ13から
の電流が電力コントロールユニット12を介して供給さ
れ、また車両の走行エネルギを回収すべく発電機として
機能するときは、電力コントロールユニット12を介し
て発生した電流によりバッテリ13が充電される。
【0031】また、車両の一時停止時などにエンジン1
を自動的に停止し、その後に発進させるときにエンジン
1を自動的に再始動させるために、自動停止再始動機能
を有するエンジンコントロールユニット10が備えら
れ、車両停止時にエンジン1の作動を停止させ、また発
進時にモータジェネレータ2によりエンジン1を始動さ
せるようになっている。
【0032】このため、エンジンコントロールユニット
10には、エンジン回転速度センサ9、ブレーキセンサ
11、アクセルセンサ15、無段自動変速機3のセレク
ト位置センサ17、車速センサ18などからの信号が入
力し、これらに基づいて自動停止と始動の制御を行う。
【0033】ここで、エンジンコントロールユニット1
0で実行される自動停止再始動の制御内容について、図
2、図3のフローチャートにしたがって説明する。な
お、この制御は先願装置(特開平11−76223号参
照)により既に開示しているものと同様である。
【0034】自動停止再始動制御は、エンジンが暖機し
た後に実行されるもので、例えば、車両の走行中に交差
点などで一時的に停止するときにエンジン停止し、発進
時などに自動的に再始動する制御である。
【0035】したがって、S1ではエンジン暖機が完了
したことを確認した上で、ブレーキペダルが踏み込ま
れ、車速がゼロとなり、アクセルペダルがオフとなって
いるかどうか判断され、さらにエンジン回転速度がアイ
ドル回転(例えば800rpm以下)であるかどうか判
断され(S2〜S5)、これらがすべて成立していると
きは、S6でこれらの条件が初めて成立したかどうか
を、一時停止許可フラグFCOND=0かどうかから判
断する。
【0036】このフラグはFCOND=1のときエンジ
ンの一時停止許可条件が成立していることを、FCON
D=1のとき一時停止許可条件が外れたことを示す。上
記の条件がすべて成立していない状態ではFCOND=
0であるので、上記の条件のすべてが初めて成立したと
きにはS6に進み、エンジンを停止させるまでのデイレ
イ時間をS7で設定するとともに一時停止許可フラグF
COND=1とする。ディレイ時間としては例えば2秒
程度が設定され、条件が成立してから2秒後にエンジン
を停止する。
【0037】次にS8で無段自動変速機の変速位置を検
出し、Rレンジでなければ自動停止に移行するものとし
て、Rレンジのとき用いるフラグをS9で降ろし(FR
FST=0)、S10ですでにエンジンが停止中かどう
か判断する。
【0038】したがってこの自動停止、再始動はDレン
ジの他にL、Sレンジ、あるいはN、P(ニュートラ
ル、パーキング)レンジにあるときにも実行される。
【0039】もしエンジン停止中でなければ、S11に
進み上記設定したディレイ時間が経過したかどうか判定
し、ディレイ時間が過ぎていれば、S12以下のエンジ
ン停止モードに進む。
【0040】ここでは、まずエンジン一時停止を行うべ
く、S13でモータジェネレータの発生トルクをゼロに
し、S14でエンジンの燃料噴射を停止する。そして、
S15でエンジン停止が初回の動作であるかどうかを、
FISTPFST=0かどうかから判定し、初めてであ
れば、S16に進んでアイドルストップ許可時間を設定
し、時間設定を示すフラグをFISTPFST=1にセ
ットする。さらにS17ではエンジンが自動停止してい
ることを示すフラグFENGSTRT=0にリセット
し、これらによりエンジン停止に入る。
【0041】一方、前記S1〜4の条件のいずれかが外
れたときは、つまり、ブレーキペダルが解除されたり、
アクセルペダルが踏み込まれたり、あるいは車速がゼロ
でなくなったときなどの場合は、エンジンの一時停止許
可条件が外れたことを示すためS18に進んで一時停止
許可フラグFCOND=0とし、S19でエンジン停止
中かどうか判定し、もし停止中ならば、S22以降に進
んでエンジンを再始動する。
【0042】ただしエンジン停止中でなければ、S20
でアイドルストップ許可フラグFISTPFST=0に
リセットする。
【0043】また、エンジンの一時停止許可条件が成立
し、S10で既にエンジン停止に移行していると判断さ
れたときは、S21に進んでアイドルストップの許可時
間が終了したかどうか判定する。この許可時間が経過し
たならば、やはりS22以降の再始動モードに入る。
【0044】エンジンを再始動するときには、まずS2
2でエンジン再始動モードに移行し、S23でエンジン
再始動の初回の動作かを、FENGSTRT=0により
判断する。もし、初回の動作ならば、S24で再始動の
ディレイ時間を設定するとともにフラグFENGSTR
T=1にセットする。
【0045】このディレイ時間は再始動時のブースト発
達時間(例えば1.5秒)に相当する時間に設定され、
この間は燃料を噴射せずにクランキングを行い、これに
よりエンジンの起動を円滑にする。
【0046】S25でアクセルペダルがオフ、つまりア
クセルが踏まれていないときからの始動ならば、S26
で目標エンジン回転速度としてアイドル回転速度を設定
し、S27でデイレイ時間の経過をまち、その後にS2
8で燃料噴射を開始する。
【0047】また、S25でアクセルペダルが踏み込ま
れているときには、S33に移行して完爆判定が成立し
ているかどうか判別し、判定が成立しているときには、
S35でモータトルクがゼロとなるように、モータジェ
ネレータのトルク制御を行う。
【0048】これに対して、完爆判定が成立していない
場合は、S34に進んで目標回転速度を設定し、モータ
ジェネレータによりエンジンを始動するが、目標回転速
度は目標駆動力から求めるか、あるいはアクセル開度と
始動後時間との関数として求めモータジェネレータの回
転速度を制御する。
【0049】そして、S36ではエンジンの燃料噴射を
開始する。
【0050】ここで、エンジンの代わりにモータジェネ
レータが発生する目標駆動力とは、エンジンによってト
ルクコンバータを介して無段自動変速機を駆動したとき
のクリープカに相当する駆動力である。
【0051】いま、トルクコンバータの出力は、入出力
速度の比(速度比)に応じたトルク比tと、トルク容量
τにより、t×τ×Ne2として算出される。要求駆動
力は駆動輪での駆動力であるから、車輪半径、ファイナ
ルギヤ比、変速機変速比によりトルクコンバータの出力
トルクに変換される。
【0052】したがって、トルクコンバータの目標入力
回転速度(エンジン回転速度)Nは、N=(TED0/
GRBYRT/RATIO/TRQRTO/TAU)
1/2となる。ただし、駆動力TED0、ファイナル比/車
輪半径GRBYRT、実変速比RATIO、トルクコン
バータのトルク比TRQRTO、トルクコンバータ容量
TAUとする。
【0053】または、目標回転速度は、アクセルペダル
の踏み込み量と始動後時間または始動後の車速の関数と
して、マップを検索して設定してもよい。
【0054】ただし、ここで制御される目標回転速度
は、実際にはエンジンに燃料供給が開始されるならば、
エンジントルクも発生するので、エンジンのトルクとモ
ータジェネレータとのトルクの和となり、エンジンのト
ルクにより回転が吹き上がろうとするときには、モータ
ジェネレータが発電機として負荷となり、目標回転速度
から外れて回転が上昇することが防止される。
【0055】ところで、再始動時の無段自動変速機のシ
フト位置については、どの位置にあっても、そのまま再
始動を行うので、もしDレンジにあれば、アクセルが踏
まれていないときには、最初からアイドル回転に相当す
るクリープカが発生し、Nレンジにあれば、クリープカ
が無いまま、無段自動変速機の入力回転速度がアイドル
回転のままに維持される。したがって、いずれにして
も、再始動時にニュートラルにホールドして、始動後に
Dレンジに戻すようなときに発生するショックが生じる
ことはない。
【0056】一方、S8で無段自動変速機のセレクト位
置が、Rレンジにあると判断されたときは、S29でエ
ンジンが停止中かどうか判断し、停止中であれば他から
Rレンジへ移行した初回であるかどうかを、S9で降ろ
したフラグから判断し、つまりS30でFRFST=0
ならば、Rレンジへ移行した初回であるものとして、S
31でエンジンを停止させているディレイ時間(例えば
2秒)を設定するとともにフラグをFRFST=1とす
る。
【0057】そして、S32では設定されたディレイ時
間が経過したときには、S22以降のルーチンにしたが
ってエンジンの始動を行う。
【0058】これでエンジンコントロールユニット10
により実行される自動停止再始動制御の説明を終える。
【0059】図4には車両制御に関わる主な構成要素を
ブロックで示す。同図において、21はモータジェネレ
ータ2以外の機器用の電源としての12Vバッテリ、2
2はDC/DCコンバータ、23はジャンクションボッ
クス、24はインバータ、25はバッテリコントロール
ユニット、26は自動変速機用コントロールユニットで
ある。なお、図1と同一部分には同一符号を付けてい
る。
【0060】このうち既設の各コントロールユニット1
0、12、25、26は、新たに設けたトータルコント
ロールユニット31(後述する)も含めて12Vバッテ
リ21を電源として作動する。
【0061】また、27は電動の燃料ポンプ、28は吸
気通路の上流位置に設けられるホットワイヤ式のエアフ
ローメータ、29は排気通路に設けられるO2センサ
で、これらはエンジンの運転中、バッテリ21の電力を
消費する電気負荷(エンジン制御用の電気負荷)であ
る。たとえば、ホットワイヤ式のエアフローメータ28
では、ホットワイヤを含むブリッジ回路28A(図5参
照)に電流を流していないと吸入空気流量Qaを検出す
ることができないので、バッテリ21からの電流を常時
ブリッジ回路に流している。O2センサ29はセンサ素
子温が活性温度にないと働かないので、活性温度となる
ようにセンサ付属のヒータ(以下「O2センサヒータ」
という)29A(図5参照)にバッテリ21からの電流
を流している。燃料ポンプ27はモータ27A(図5参
照)により常時駆動されて十分な燃料を吐出しており、
プレッシャレギュレータにより一定圧以上の燃料は燃料
タンクへとリターンされる。
【0062】31は新たに設けられるトータルコントロ
ールユニットで、エンジンコントロールユニット10と
双方向通信で連絡を採りつつ、エンジンの一時停止中
(自動停止中)になると、スイッチング手段32〜38
(図5参照)を介して燃料ポンプのモータ27A、エア
フローメータのブリッジ回路28A、O2センサヒータ
29Aのほか、既設のコントロールユニット10、1
2、25、26への電源供給を遮断する。
【0063】図5は簡略化した電気回路図で、バッテリ
21とエンジン制御用電気負荷27A、28A、29A
および既設のコントロールユニット10、12、25、
26とを結ぶ電源供給線の途中に常閉の各スイッチング
手段32〜38が設けられ、トータルコントロールユニ
ット31からのON信号によりスイッチング手段32〜
38が開かれると、バッテリ21よりエンジン制御用電
気負荷27A、28A、29Aおよび既設のコントロー
ルユニット10、12、25、26への電源供給が遮断
される。また、トータルコントロールユニット31から
のOFF信号によりスイッチング手段32〜38が元の
位置(閉成位置)に戻される。なお、スイッチング手段
32〜38をトータルコントロールユニット31の内部
回路として設けてもかまわない。
【0064】したがって、エンジンの一時停止中にはト
ータルコントロールユニット31だけがバッテリ21か
らの電源供給を受けて働く。そして、エンジンの一時停
止の解除時にはエンジン制御用電気負荷27A、28
A、29A、既設のコントロールユニット10、12、
25、26に対する電源供給を再開する(OFF信号を
与えてスイッチング手段32〜38をすべて閉成す
る)。この場合、エンジンの一時停止を解除するかどう
かはトータルコントロールユニット31自身で判定する
ため、ブレーキセンサ11、アクセルセンサ15、車速
センサ18からの信号がトータルコントロールユニット
31に入力されている(図4参照)。
【0065】ただし、エンジンコントロールユニット1
0ではエンジンの運転性や排気性能を最適に維持するた
めアイドル回転速度や空燃比といったエンジン制御量を
フィードバック制御しているので、エンジンを一時停止
し、エンジンコントロールユニット10の電源を遮断す
ると、フィードバック制御量を含めて自動停止直前のエ
ンジン制御量が失われてしまうので、再始動後と自動停
止前とで運転性や排気性能が変化することがある。
【0066】そこで、運転性や排気性能に影響するアイ
ドル回転速度、空燃比などの制御対象に対してはエンジ
ンの一時停止直前のエンジン制御量をトータルコントロ
ール31内のメモリに移して保存しておき、エンジンの
一時停止の解除に当たりエンジンコントロールユニット
10への通電を再開した後に、トータルコントロール3
1内のメモリに保存しているエンジン制御量をエンジン
コントロールユニット10に戻す。
【0067】なお、トータルコントロールユニット31
を新たに設けることなく、エンジンの一時停止中はエン
ジンコントロールユニット10だけを作動状態にしてお
くことも考えられるが、トータルコントロールユニット
31における制御の量やこの制御に必要となるメモリ容
量は、エンジンコントロールユニット10が担当する制
御の量やその制御に必要となるメモリ容量に比べれば小
さなものであるため、トータルコントロールユニット3
1を新たに設けたほうがバッテリ消費電力が小さくな
る。もちろん、トータルコントロールユニット31を新
たに設けることなくエンジンの一時停止中エンジンコン
トロールユニット10だけを作動状態にしておいてもか
まわない。
【0068】次に、トータルコントロールユニット31
により行われる制御を図6のフローにより説明する。同
図のルーチンは一定時間毎(たとえば10ms毎)に実
行する。
【0069】図6においてS41では一時停止許可フラ
グFCONDで確かめる。このフラグFCONDの値は
エンジンコントロールユニット10から送信されてい
る。一時停止許可フラグFCOND=1のときにはS4
2、S43、S44に進む。これらは、エンジンの一時
停止許可条件が外れたかどうかの判定を行う部分で、図
2のS2〜S4と同じである。トータルコントロールユ
ニット31においてもエンジンの一時停止許可条件が外
れたかどうかの判定を行うのは、エンジンの一時停止許
可条件のとき後述するようにエンジンコントロールユニ
ット10の電源を遮断するので、エンジンコントロール
ユニット10によってはエンジンの一時停止許可条件が
外れたかどうかの判定を行えないからである。
【0070】エンジンの一時停止許可条件が外れてない
ときにはS45に進み、エンジンの一時停止直前のエン
ジン制御量(フラグFCOND=1となったときのエン
ジン制御量)をエンジンコントロールユニット10より
受信済みかどうかみる。まだ受信していなれば(受信済
フラグ=0のとき)、S46、S47に進み、エンジン
コントロールユニット10に要求してそのときのエンジ
ン制御量を受信する。受信を終了したあとはS47にお
いて受信済フラグ=1とする。
【0071】S48では受信したエンジン制御量をトー
タルコントロ−ルユニット31のメモリ(バッファ)に
蓄える。エンジンの一時停止許可条件が外れたときには
エンジンの一時停止許可条件成立直前のエンジン状態
(アイドル状態)に戻すので、上記のエンジン制御量
は、エンジンの一時停止許可条件成立直前のスロットル
開度、点火時期、吸入空気量、空燃比フィードバック補
正係数、空燃比学習値などである。
【0072】ここで、スロットル開度が必要となるの
は、電子制御スロットル装置を備えるガソリンエンジン
の場合である。このエンジンではスロットル(スロット
ルバルブ)を電気信号で動かしてアイドル時の目標回転
速度を維持するので、エンジンの一時停止許可条件成立
直前のエンジン状態を再現するにはそのときのスロット
ル開度が必要となるからである。したがって、スロット
ルがアクセルペダルと連動しており、スロットルをバイ
パスする補助空気通路に設けた補助空気弁によりアイド
ル回転速度が目標となるように制御するエンジンを対象
とするときには、エンジンの一時停止許可条件成立直前
の補助空気弁の開度をエンジンコントロールユニット1
0より受信する必要がある。
【0073】S49ではエンジンの一時停止が完了した
かどうかをみる。この判定に必要な信号もエンジンコン
トロールユニット10より送信されている。エンジンの
一時停止モードに入ったばかりでまだ一時停止が完了し
ていなければそのまま今回の処理を終了する。次回から
はS45よりS46、S47、S48を飛ばしてS49
に進むことになり、一時停止が完了することを待つ。や
がて一時停止が完了するとS49よりS50、S51に
進み、バッテリ21からのエンジン制御用電気負荷27
A、28A、29Aおよび既設のコントロールユニット
10、12、25、26への通電をすべて停止するとと
もに、復帰完了フラグ=0にリセットする。この通電停
止により燃料ポンプ27が作動を停止し、エアフローメ
ータのブリッジ回路およびO2センサヒータに電流が流
れなくなる。また、既設のコントロールユニット10、
12、25、26もすべて作動を停止する。
【0074】この通電停止(電源供給の遮断)および通
電の再開のため、図5に示したように常閉のスイッチン
グ手段32〜38が設けられており、トータルコントロ
ールユニット31ではこのスイッチング手段32〜38
を介して通電停止および通電の再開を行う。
【0075】一方、エンジンの一時停止完了後にS42
〜S44の条件のいずれかが外れたとき、つまり、ブレ
ーキペダルが解除されたり、アクセルペダルが踏み込ま
れたり、あるいは車速がゼロでなくなったときにはエン
ジンの一時停止を解除するためS52に進み、燃料ポン
プ、エアフローメータ、O2センサヒータおよび既設の
コントロールユニット10、12、25、26を作動状
態へと復帰させる処理が完了しているかどうかみる。
【0076】復帰処理が完了していないとき(復帰完了
フラグ=0のとき)にはS53に進み、バッテリ21か
らの電気負荷27A、28A、29Aおよび既設のコン
トロールユニット10、12、25、26への通電を再
開する(スイッチング手段32〜38を元の状態に戻
す)。この通電再開により燃料ポンプ27が作動を開始
し、エアフローメータのブリッジ回路およびO2センサ
ヒータに電流が流れる。また、既設のコントロールユニ
ット10、12、25、26もすべて作動を再開する。
【0077】エンジンコントロールユニット10が作動
を再開してからエンジンコントロールユニット10がト
ータルコントロールユニット31からの情報を受信可能
となるまでに所定の時間を要するので、S54ではエン
ジンコントロールユニット10が受信可能となったかど
うかをみる。受信可能となれば、S55、S56に進
み、トータルコントロールユニット31のメモリに蓄え
ているエンジン制御量とFCOND=0の情報とをエン
ジンコントロールユニット10に送信する。これで復帰
処理を終了するので、S57では復帰完了フラグ=1と
する。
【0078】エンジン制御量とFCOND=0の情報を
受けると、エンジンコントロールユニット10では上記
図3のエンジン再起動モードでの処理(S22〜S2
8、S33〜S36)と同様の処理に従い、エンジンの
再始動を行う。たとえば、アクセルペダルOFFの場合
であれば、トータルコントロールユニット31のメモリ
に保存されていたスロットル開度を保ちつつ、同じくト
ータルコントロールユニット31のメモリに保存されて
いた吸入空気量Qaを用いてTp=(Qa/Ne)×K
(ただしKは定数)の式により基本噴射パルス幅Tpを
演算し、さらにこのTpとトータルコントロールユニッ
ト31のメモリに保存されていた空燃比フィードバック
補正係数α、空燃比学習値αmを用いて、 Ti=Tp×TFBYA×(α+αm−1)×2+T
s、 ただし、TFBYA:目標当量比、 Ts:無効パルス幅、 の式によりシーケンシャル噴射時の燃料噴射パルス幅T
iを算出する。
【0079】このように本実施形態では、トータルコン
トロールユニット31を新たに設け、エンジンコントロ
ールユニット10によりエンジンの一時停止が行われた
後に、燃料ポンプ用モータ、O2センサヒータなどの不
要なエンジン制御用電気負荷のほか、エンジンコントロ
ールユニットを含む4つの既設のコントロールユニット
10、12、25、26へのバッテリ21からの通電を
すべて停止して、エンジンの一時停止中における不要な
電力消費をできる限り抑制するようにしたので、エンジ
ンの一時停止可能な時間を長くすることができ、これに
よって燃費向上代を増やすことができる。
【0080】図7は第2実施形態のフローチャートで、
第1実施形態の図6と置き換わるものである。なお、図
6と同一部分には同一のステップ番号をつけている。
【0081】第1実施形態はエンジンの一時停止中、継
続してO2センサヒータへの通電を停止するものであっ
たが、第2実施形態はエンジンの一時停止中においてO
2センサの素子温が活性温度を下回ったとき、O2センサ
ヒータ(空燃比センサ加熱手段)への通電を再開するこ
とにより、エンジンの一時停止の解除直後から直ちに空
燃比フィードバック制御の開始を可能とするものであ
る。
【0082】これを図8で説明すると、センサ素子温が
活性温度域にあるかどうかを判断するためのスライスレ
ベルS/Lにヒステリシスを設けている(2つスライス
レベルTO2とTO3の間がヒステリシスである)。エ
ンジン一時停止のタイミングであるt1でO2センサヒ
ータへの通電を停止すると、センサ素子温が低下してゆ
くので、この低下するセンサ素子温を推定する。この推
定されるセンサ素子温TO1が、低い側のスライスレベ
ルTO2に達するt2のタイミングでO2センサヒータ
への通電を再開する。この通電再開でセンサ素子温がふ
たたび上昇するので、この上昇するセンサ素子温を推定
する。この推定されるセンサ素子温TO1が、高い側の
スライスレベルTO3に達するt3のタイミングでO2
センサヒータへの通電を停止する。以後はエンジンの一
時停止が続く限りこの通電再開と通電遮断を繰り返し
て、センサ素子温を活性温度に維持する。
【0083】このようにエンジンの一時停止中にセンサ
素子温を活性温度に維持するのは、次の理由による。セ
ンサ素子温が活性温度を下回った状態ではO2センサが
働かないので、エンジンの一時停止中にセンサ素子温が
活性温度を下回ったままにしておくと、エンジンの一時
停止許可条件が外れたとき改めてO2センサヒータへの
通電を行ってセンサ素子温が活性温度に達するのを待た
なければならない。すなわち、エンジンの一時停止許可
条件が外れたときただちに空燃比フィードバック制御を
開始することができず、空燃比フィードバック制御を開
始するのが遅れ、その間、排気性能が悪化する。そこ
で、エンジンの一時停止の解除直後から直ちに空燃比フ
ィードバック制御が開始されるようエンジンの一時停止
中にもセンサ素子温を活性温度に維持しておくようにし
たものである。
【0084】したがって、第1実施形態と相違して第2
実施形態ではエンジンコントロールユニット10をエン
ジンの一時停止中も働かせておく必要があるので、図7
のS50において通電停止する既設のコントロールユニ
ットからエンジンコントロールユニット10を除外して
いる。S53も同様である。
【0085】次に、エンジンコントロールユニット10
で行われるヒータ通電制御を図9、図10のフローで説
明する。同図のルーチンも一定時間毎(たとえば10m
s毎)に実行する。
【0086】図9においてS61ではエンジン回転速度
Neと基本噴射パルス幅Tp(エンジン負荷相当)を読
み込み、これらに基づきS62でセンサ素子温を演算す
る。これはたとえば図11を内容とするマップを検索す
ればよい。
【0087】S63、S64ではエンジンの一時停止許
可条件であるかどうか、また前回もエンジンの一時停止
許可条件であったかどうかをみる。今回エンジンの一時
停止許可条件でありかつ前回はエンジンの一時停止許可
条件でなかったとき(すなわちエンジンの一時停止許可
条件へと切換わった直後)にはS65、S66に進み、
センサ素子温のマップ値T01N(S62で既に得てい
る)を素子温降下テーブルの初期値TINIに入れ、同
じくマップ値T01Nをセンサ素子温TO1に入れる。
S67ではタイマt1をゼロにリセットする。このタイ
マt1はエンジンの一時停止許可条件へと切換わったタ
イミングからの経過時間を計測するためのものである。
【0088】図10のS68ではスライスレベルS/L
に所定値TO2が入っているかどうかみる。ここでTO
2はセンサ素子温の活性温度の下限値を定める値で固定
値である。エンジンの一時停止許可条件が外れたときに
はS/Lに所定値TO2が入っているので(図9のS6
3、S66参照)、エンジンの一時停止許可条件へと切
換わった直後にはS/LにTO2が入っている。これよ
りS69に進み、センサ素子温TO1とスライスレベル
S/L(=TO2)を比較する。TO1>S/Lである
ときにはセンサ素子温が活性温度にあるのでエンジンの
一時停止中のバッテリ消費を軽減するため、S70に進
みバッテリ21からO2センサヒータへの通電を停止す
る。
【0089】ただし、この通電停止でセンサ素子温が低
下してゆくので、この低下してゆくセンサ素子温をS7
1、S72で推定する。具体的にはS71でタイマt1
を演算周期Δt(=10ms)の分だけインクリメント
し、このインクリメント後のタイマt1よりS72にお
いてたとえば図12に示すセンサ素子温降下テーブルを
検索し、その検索したテーブル値TO1Lをセンサ素子
温TO1に入れる。このセンサ素子温TO1はメモリに
記憶しておく。すなわち、O2センサヒータへの通電停
止により低下するであろう素子温を推定する(タイマt
1を1演算周期Δtだけ進めることで次回演算時のセン
サ素子温を推定することができる)。
【0090】図12において、サンプリングした初期値
TINIが大きければ、図示のカーブが上方にずれ、こ
の逆にサンプリングした初期値TINIが小さければ、
図示のカーブが下方にずれる。このように初期値に応じ
て図示のカーブを上下にシフトさせるようにしたのは、
エンジンの一時停止からセンサ素子温が低下していく程
度がエンジンの一時停止直前の運転条件(Ne、Tp)
に依存するからである。
【0091】エンジンの一時停止許可条件の成立が継続
していれば、次回にはS64よりS65〜S67を飛ば
してS68、S69と進んでくることになり、このとき
S69で用いるセンサ素子温TO1は前回にS72の操
作により得られた値である。このTO1の値はS/Lよ
り小さいのでS70〜S72の操作を実行すると、T0
1が前回より低下する。その後も、S70〜S72の操
作を繰り返すと、T01が低下していくので、このT0
1の低下によりやがてTO1≦S/LになったときS6
9よりS73、S74に進み、O2センサヒータへの通
電を再開するとともに、タイマt2をゼロにリセットす
る。タイマt2はO2センサヒータへの通電再開直後か
らの経過時間を計測するためのものである。また、S7
5ではスライスレベルS/Lを所定値TO3(TO3>
TO2)に切換える。
【0092】O2センサヒータへの通電再開でセンサ素
子温が再び上昇してゆくので、S76、S77におい
て、上昇するセンサ素子温を推定する。具体的にはS7
1、S72と同様にして、S76でタイマt2を演算周
期の分だけインクリメントし、このインクリメント後の
タイマt2よりS77においてたとえば図13に示すセ
ンサ素子温上昇テーブルを検索し、その検索したテーブ
ル値TO1Hをセンサ素子温TO1に入れる。このセン
サ素子温TO1はメモリに記憶され、次回にS69また
はS78で用いられる。すなわち、O2センサヒータへ
の通電再開により上昇するであろう素子温を推定する
(ここでもタイマt2を1演算周期だけ進めることで、
次回演算時のセンサ素子温を推定することができる)。
【0093】スライスレベルのTO3への切換により次
回にはS68よりS78に進むことになり、メモリに記
憶しているセンサ素子温TO1(=TO2)とスライス
レベルS/L(=TO3)を比較する。このときTO1
がS/Lより小さいので、S79〜S81に進む。S7
9〜S81の操作はS73、S76、S77の操作と同
じであり、O2センサヒータへの通電を継続するととも
に、上昇するセンサ素子温を推定する。次回よりS79
〜S81を繰り返すことになり、T01が上昇してい
く。
【0094】TO1の上昇によりTO1がS/Lを超え
ると、S78よりS82〜S86に進む。S82〜S8
6の操作はS73〜S77の操作と同様である。すなわ
ち、S82、S83、S84でO2センサヒータへの通
電を停止するとともに、タイマt1をゼロにリセット
し、スライスレベルS/Lを所定値TO2に切換え、ま
たS85、S86において、低下するセンサ素子温を推
定する。
【0095】スライスレベルのTO2への切換により次
回にはS68よりS69に進むことになり、TO1(こ
のときTO3)とスライスレベルS/L(=TO2)を
比較する。このときTO1がS/Lより大きいのでS7
0に進んでO2センサヒータへの通電を停止するととも
に、この通電停止でセンサ素子温が低下してゆくため、
この低下してゆくセンサ素子温をS71、S72で推定
する。
【0096】このように第2実施形態では、エンジンの
一時停止中はセンサ素子が活性温度を保っている限りに
おいてO2センサヒータへの通電を停止することにした
ので、エンジンの一時停止中におけるバッテリ21の電
力消費を防ぎつつエンジンの一時停止の解除直後から直
ちに空燃比フィードバック制御を行わせることができ
る。
【0097】第2実施形態ではエンジンの一時停止中も
エンジンコントロールユニット10によりO2センサヒ
ータへの通電制御を行わせる場合で説明したが、第1実
施形態と同じにエンジンの一時停止中にエンジンコント
ロールユニット10への通電を停止し、図9、図10に
示すO2センサヒータへの通電制御はトータルコントロ
ールユニット31により行わせるようにしてもかまわな
い。
【0098】第1実施形態では再始動に必要となるコン
トロールユニットであるトータルコントロールユニット
31に対してだけエンジンの自動停止中に電源供給を行
い、既設のコントロールユニットのすべて(エンジンコ
ントロールユニット10、電力コントロールユニット1
2、バッテリコントロールユニット25、自動変速機用
コントロールユニット26)に対してエンジンの自動停
止中の電源供給を遮断する場合で説明したが、いずれか
1つのコントロールユニット10、12、25、26に
対してエンジンの自動停止中の電源供給を遮断するよう
にしてもかまわない。同様にして、不要なエンジン制御
用電気負荷のすくなくとも一つに対して電源供給を遮断
するようにしてもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す概略構成図。
【図2】エンジンコントロールユニットが行う自動停止
再始動制御の動作を示すフローチャート。
【図3】エンジンコントロールユニットが行う自動停止
再始動制御の動作を示すフローチャート。
【図4】車両制御に関わる主な構成要素を示すブロック
図。
【図5】簡略化した電気回路図。
【図6】トータルコントロールユニットが行う制御動作
を示すフローチャート。
【図7】第2実施形態のトータルコントロールユニット
が行う制御動作を示すフローチャート。
【図8】第2実施形態のO2センサヒータへの通電制御
を示す波形図。
【図9】第2実施形態のエンジンコントロールユニット
が行うO2センサヒータへの通電制御の動作を示すフロ
ーチャート。
【図10】第2実施形態のエンジンコントロールユニッ
トが行うO2センサヒータへの通電制御の動作を示すフ
ローチャート。
【図11】センサ素子温マップの特性図。
【図12】センサ素子温降下テーブルの特性図。
【図13】センサ素子温上昇テーブルの特性図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータジェネレータ 3 無段自動変速機 4 トルクコンバータ 9 回転速度センサ 10 エンジンコントロールユニット 11 ブレーキセンサ 12 電力コントロールユニット 15 アクセルセンサ 18 車速センサ 25 バッテリコントロールユニット 26 自動変速機用コントロールユニット 31 トータルコントロールユニット 32〜38 スイッチング手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/06 F02D 29/06 E 3G301 41/06 310 41/06 310 41/14 310 41/14 310H 310L 43/00 301 43/00 301K 301A F02N 15/00 F02N 15/00 E F02P 5/15 F02P 5/15 E Fターム(参考) 3G022 BA01 CA01 EA06 GA05 GA06 GA19 GA20 3G065 AA04 BA06 CA00 DA04 EA01 EA03 EA06 FA12 GA05 GA09 GA10 GA11 GA29 GA31 GA46 3G084 BA05 BA06 BA09 BA13 CA01 CA03 CA07 DA02 DA05 DA10 EA07 EA11 EA13 EB08 EB16 EB17 EB24 FA05 FA06 FA08 FA29 FA33 3G092 AA01 AC03 BA03 BA04 BA09 BB02 BB10 CA01 CB05 DC03 DC04 EA08 EA09 EA13 EA14 EA15 EA16 EA17 EA18 EB08 EC03 EC09 FA07 FA15 FA24 FA30 GA01 GA04 GA10 GB09 GB10 HA01Z HC07Z HD03Z HD05X HE01X HE01Z HE08Z HF08Z HF12Z HF13Z HF14Z HF21Z HF26Z 3G093 AA06 AA16 BA15 BA19 BA20 BA21 BA22 CA01 CA02 CA04 CB08 DA01 DA04 DA05 DA06 DA09 DA11 DB05 DB11 DB15 EA03 EA05 EA07 EA09 EA13 EB08 FA06 FA09 FA11 FB04 FB05 FB06 3G301 JA02 JA11 JA21 KA01 KA04 KA07 KA28 KB10 LA03 LA04 LB07 MA01 MA12 MA24 NA08 NB15 NC02 NC08 ND01 ND13 ND21 NE16 NE19 NE22 NE23 NE26 PA04Z PC10Z PD05A PD13Z PE01A PE01Z PE08Z PF01Z PF03Z PF05Z PF08Z PF10Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと、 このエンジンに同期して回転する電動機と、 エンジン及び電動機の出力を駆動輪に伝達する装置と、 車両の走行条件によってエンジンの自動停止、再始動を
    行うエンジンコントロールユニットと、 エンジン制御用の電気負荷と、 この電気負荷の電源となるバッテリと を備えた車両において、 エンジンの自動停止中に前記電気負荷に対する電源供給
    を遮断する手段を備えることを特徴とする車両のエンジ
    ン自動停止再始動装置。
  2. 【請求項2】エンジン以外を制御対象とする1以上のコ
    ントロールユニットを備え、この1以上のコントロール
    ユニットおよび前記エンジンコントロールユニットが前
    記バッテリを電源としている場合に、前記再始動に必要
    となるコントロールユニットに対してだけエンジンの自
    動停止中に電源供給を行い、残りのコントロールユニッ
    トのうち少なくとも1つのコントロールユニットに対し
    てエンジンの自動停止中の電源供給を遮断することを特
    徴とする請求項1に記載の車両のエンジン自動停止再始
    動装置。
  3. 【請求項3】前記再始動に必要となるコントロールユニ
    ットによりエンジンの自動停止を解除するかどうかを判
    定し、エンジンの自動停止を解除するとき前記電気負荷
    に対する電源供給および電源供給を遮断しているコント
    ロールユニットに対する電源供給を再開することを特徴
    とする請求項2に記載の車両のエンジン自動停止再始動
    装置。
  4. 【請求項4】前記再始動に必要となるコントロールユニ
    ットを新たに設け、エンジンコントロールユニットに対
    してもエンジンの自動停止中の電源供給を遮断すること
    を特徴とする請求項2に記載の車両のエンジン自動停止
    再始動装置。
  5. 【請求項5】前記新たに設けたコントロールユニットに
    よりエンジンの自動停止を解除するかどうかを判定し、
    エンジンの自動停止を解除するとき前記電気負荷に対す
    る電源供給および電源供給を遮断しているコントロール
    ユニットに対する電源供給を再開することを特徴とする
    請求項4に記載の車両のエンジン自動停止再始動装置。
  6. 【請求項6】エンジンの自動停止直前のエンジン制御量
    をエンジンコントロールユニットより得て蓄えておき、
    この制御量をエンジンコントロールユニットに対する電
    源供給を再開した後にエンジンコントロールユニットに
    戻すことを特徴とする請求項5に記載の車両のエンジン
    自動停止再始動装置。
  7. 【請求項7】前記エンジン制御量は吸入空気量と点火時
    期であることを特徴とする請求項6に記載の車両のエン
    ジン自動停止再始動装置。
  8. 【請求項8】電気信号に応動するスロットル装置を備え
    る場合に、前記エンジン制御量はさらにスロットル弁開
    度であることを特徴とする請求項7に記載の車両のエン
    ジン自動停止再始動装置。
  9. 【請求項9】前記エンジン制御量はさらに空燃比フィー
    ドバック補正量または空燃比学習値であることを特徴と
    する請求項7または8に記載の車両のエンジン自動停止
    再始動装置。
  10. 【請求項10】前記電気負荷は、ホットワイヤ式のエア
    フローメータ、空燃比センサの加熱手段、燃料ポンプの
    少なくとも一つであることを特徴とする請求項1から9
    までのいずれか一つに記載の車両のエンジン自動停止再
    始動装置。
  11. 【請求項11】前記電気負荷が空燃比センサの加熱手段
    である場合に、前記再始動に必要となるコントロールユ
    ニットにより、エンジンの自動停止中、空燃比センサの
    素子温が活性温度を保持するように空燃比センサの加熱
    手段を制御することを特徴とする請求項10に記載の車
    両のエンジン自動停止再始動装置。
  12. 【請求項12】エンジンと、 このエンジンに同期して回転する電動機と、 エンジン及び電動機の出力を駆動輪に伝達する装置と、 車両の走行条件によってエンジンの自動停止、再始動を
    行うエンジンコントロールユニットと、 エンジン以外を制御対象とする1以上のコントロールユ
    ニットと、 この1以上のコントロールユニットおよび前記エンジン
    コントロールユニットの電源となるバッテリとを備えた
    車両において、 前記1以上のコントロールユニットのうち少なくとも1
    つのコントロールユニットに対してエンジンの自動停止
    中の電源供給を遮断する手段を備えることを特徴とする
    車両のエンジン自動停止再始動装置。
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