JP2001294328A - 工場雑芥破砕物用フィーダー - Google Patents

工場雑芥破砕物用フィーダー

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JP2001294328A
JP2001294328A JP2000110461A JP2000110461A JP2001294328A JP 2001294328 A JP2001294328 A JP 2001294328A JP 2000110461 A JP2000110461 A JP 2000110461A JP 2000110461 A JP2000110461 A JP 2000110461A JP 2001294328 A JP2001294328 A JP 2001294328A
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JP
Japan
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feeder
discharge port
crushed
sliding plate
storage space
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Application number
JP2000110461A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Onikura
博隆 鬼倉
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Taisei Kogyo KK
Original Assignee
Taisei Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック,紙,木片等の廃棄物の破砕物
である嵩比重が低く且つからみ易い粉・細片状工場雑芥
破砕物をからんで固まって詰まらせることなく安定して
供給できるフィーダーを提供する。 【解決手段】 貯室1の底壁の外周を陥凹して環状収容
空間1bを形成し、同底壁の一部を開口して排出口1c
とし、収容空間1bの内側にリング2aを設け、同リン
グ2aに放射状の低い羽根2bを複数設け、同リング2
aを貯室1内中央に設けた回転軸2dにアーム2cを介
して取付け、同回転軸を正逆両方向に回動する駆動部3
を設け、排出口1cの上方に摺切板5を設けるとともに
摺切板5の内周縁を排出口1cの開口内側となるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に工場又は廃棄
物処理工程で発生する硬質・軟質のポリエチレン・塩化
ビニール等のプラスチック・金属片・木片・紙類等の廃
棄物が混在した状態で粒・細片状に破砕された物(以
下、明細書中工場雑芥破砕物という)を貯えたホッパー
から所定量供給するためのフィーダーに関する。
【0002】
【従来の技術】工場雑芥は、企業の生産活動・消費活動
に伴って多く排出される。その破砕物の単一粒子の形状
・サイズ・比重・硬さは多様で且つ配合割合も変動す
る。工場雑芥破砕物は紙類やポリエチレン類の割合が多
く、嵩密度は0.1以下で、圧縮比や結束性が高い性質
を有する。中小規模の企業では、これらの工場雑芥の量
が少ないので、分別されて廃棄処理されていないことが
多い。この工場雑芥は、従来の粉砕機では機械的なハン
ドリングが容易に行える粒度サイズまで粉砕することが
困難のため、従来焼却処分されて処理することが多かっ
た。しかしながら焼却処分することは環境汚染すること
が多くなり、禁止される方向にあり、再資源として有効
利用する試みがなされて、破砕して工場雑芥破砕物とし
てハンドリングできることが望まれてきた。しかしなが
ら破砕物は、粒子の結束性が大きく、スキマ・突起物に
絡みつき、噛み込み、圧密が発生して大きな固まりとな
って、詰らせ、又大きな回転抵抗となりホッパーからの
安定した供給を困難にし、又供給量の変動を大きくして
いた。場合によっては過負荷となって供給停止を生起さ
せていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、結束性が
高く圧密する工場雑芥破砕物を詰らせることなく安定し
て供給できる工場雑芥破砕物用フィーダーを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 粒・細片状の工場雑芥破砕物を貯えた貯室の底部
に、粉粒体を収容する環状収容空間を形成し、同収容空
間の粉粒体を回送する供給盤を回転自在に設け、同環状
収容空間の一部の底部を開口して排出口を設け、又同排
出口の上方に環状収容空間上方を閉鎖する摺切板を設け
たフィーダーに於いて、回送される粉粒体を迎え入れる
側の排出口側の摺切板の前縁を排出口の口縁より開口内
側になるようにしたことを特徴とする工場雑芥破砕物用
フィーダー 2) 摺切板の後縁も排出口の口縁より開口内側になる
ようにし、しかも供給盤を正逆両方向に切換えて回動で
きるようにした前記1)記載の工場雑芥破砕物用フィー
ダー 3) 供給盤の回転方向を正転と逆転方向に交互に変え
るようにした前記2)記載の工場雑芥破砕物用フィーダ
ー 4) 摺切板の内側縁を排出口の口縁より開口内側にな
るようにした前記1)〜3)何れか記載の工場雑芥破砕
物用フィーダー 5) 供給盤が、環状収容空間の内側面に密接するリン
グから放射状に複数本の低い高さの送り羽根を設け、前
記のリングを環状収容空間の中心に設けたモータで正逆
回転できる回転軸にアームを介して取付けた構造である
前記1)〜4)何れか記載の工場雑芥破砕物用フィーダ
ー にある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の摺切板の前縁と排出口の
口縁との間隙L1及び他の間隙L2,L3は50〜15
0ミリ程度であり、後縁5cも前縁5a同様に間隙L3
を設け、供給盤を正逆回転させることが絡みを小さくし
て排出できやすいので好ましい。正逆回転は駆動部のコ
ントローラで一定時間毎・一定回転数毎・一定の正逆回
転比率で交互に回転方向を自動的に換えるのがよい。駆
動部3の負荷又は回転の変動・不安定さが発生すれば、
これを感知して臨時的に逆転させるようにすることが更
に好ましい。本発明の供給盤の構造は、収容空間の底面
を固定させ、リングの外周に小さな羽根を設け、収容空
間内の工場雑芥破砕物を羽根で送るようにするのがよ
い。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、摺切板の前縁,内周縁,後縁ともに
排出口の開口内側部分にあって、供給盤は駆動部のコン
トローラで一回転毎に正転・逆転を交互に変えるように
し、且つ過負荷が発生すると臨時的に逆転させるように
した例である。図1は、実施例の平面図である。図2
は、実施例の縦断面図である。図3は、実施例の工場雑
芥破砕物の塊の摺切板からの除去工程の説明図である。
図中、1は貯室、1aは同貯室の底壁、1bは同底壁の
外周を陥凹して形成された環状収容空間、1cは底壁1
aを一部開口して形成された排出口、2は供給盤、2a
は同供給盤の収容空間1b内側面と接触するリング、2
bは同リングに放射状に取付けた高さの低い羽根、2c
はリング2aを回転軸2dに取付けるアーム、2dは回
転軸、2eはアーム2cの先端に取付けた撹拌体、3は
回転軸2dを正逆両方向に回動するモータを用いた駆動
部、3aは同駆動部の正逆回転方向及び回転速度及び開
閉を制御するコントローラー、5は排出口1cの上方及
び排出シュート7の上方を閉鎖する摺切板、5aは同摺
切板の前縁、5bは摺切板5の内側縁、5cは後縁、L
1は前縁5aと排出口1cの口縁との間隙、L2は内側
縁5bと排出口1cの口縁との間の間隙L3は後縁5c
と排出口1cとの間の間隙、6は排出口1cの上方に設
けたスクレーパー、7は排出シュート、8は工場雑芥破
砕物、8aは工場雑芥破砕物の大きくなった塊である。
【0007】この実施例では、貯室1内の粒状細片状の
工場雑芥破砕物8は貯室1の底部外周を陥凹して形成さ
れた環状収容空間1b(摺切板5下方の収容空間部分を
除く。)に流下して収容空間1b内に充填される。駆動
部3を作動させると、回転軸2dが一方向に回転し、ア
ーム1aで回転軸2dに連結されたリング2a及び羽根
2bも回転し、収容空間1b内の工場雑芥破砕物8は羽
根2b及びリング2aとの摩擦によって回送され、排出
口1cの位置に到ると摺切板5によって収容空間1bの
工場雑芥破砕物8が摺切られて所定量に規定されてスク
レーパ6に当って排出口1cから下方へ落下して排出シ
ュート7内へ移動する。供給盤2が一回転するとコント
ローラー3aによって自動的に回転が反転して逆方向に
回転し、収容空間1bに充填された工場雑芥破砕物8は
逆方向に回送して摺切板5の後縁5cで摺切られて排出
口1cから落下して排出される。摺切板5の前後5a,
後縁5cに工場雑芥破砕物8が絡まっても小さいうちは
工場雑芥破砕物8又は羽根2bに当って大きな塊8aに
成長する前にかなりの部分が排出口1cから排出される
(図3(b)参照)。大きな塊8aになっても逆転する
ことで羽根2bが前縁5a又は後縁5cから外す方向に
働いて塊8aは摺切板5から外されて間隙L1,L2,
L3から下方へ落下して排出される(図3(c)参
照)。摺切板5に絡んで固まって大きくなった工場雑芥
破砕物8の塊8aが一定時間内に除去できず、駆動部3
の負荷が大きくなった場合、コントローラ3aがこれを
感知して回転軸2dを臨時的に逆方向に自動的に回転さ
せる。これによって、塊8aは摺切板5から反転した方
向からの羽根2bの力で摺切板5から外され、間隙L
1,L2,L3から排出口1cへ落下させる(図3
(c)参照)。これらの状態を図3に示している。この
ように摺切板5と排出口1cとの間に間隙L1,L2,
L3を設けることで工場雑芥破砕物8が摺切板5に絡ん
で大きく固まることがあっても容易且つ確実に排出口1
cから排出できるようにした。これによって安定して供
給でき、給粉量の精度の低下を防止した。尚、間隙L
1,L2,L3の上方の工場雑芥破砕物8は、絡み合い
が強く働いてそのまま間隙L1,L2,L3から下方へ
落下することは少ない。
【0008】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば摺切板の周
縁の一部を排出口の内側になるように配置したことで、
工場雑芥破砕物が摺動板に絡んでも容易に排出させるこ
とができ、よって安定した精度のよい供給を可能にし
た。又供給盤を正逆回転させれば、更に確実に工場雑芥
破砕物の塊を排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図である。
【図2】実施例の縦断面図である。
【図3】実施例の工場雑芥破砕物の塊の摺切板からの除
去工程の説明図である。
【符号の説明】
1 貯室 1a 底壁 1b 収容空間 1c 排出口 2 供給盤 2a リング 2b 羽根 2c アーム 2d 回転軸 2e 撹拌体 3 駆動部 3a コントローラ 5 摺切板 5a 前縁 5b 内側縁 5c 後縁 L1,L2,L3 間隙 6 スクレーパー 7 排出シュート 8 工場雑芥破砕物 8a 塊

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒・細片状の工場雑芥破砕物を貯えた貯
    室の底部に、粉粒体を収容する環状収容空間を形成し、
    同収容空間の粉粒体を回送する供給盤を回転自在に設
    け、同環状収容空間の一部の底部を開口して排出口を設
    け、又同排出口の上方に環状収容空間上方を閉鎖する摺
    切板を設けたフィーダーに於いて、回送される粉粒体を
    迎え入れる側の排出口側の摺切板の前縁を排出口の口縁
    より開口内側になるようにしたことを特徴とする工場雑
    芥破砕物用フィーダー。
  2. 【請求項2】 摺切板の後縁も排出口の口縁より開口内
    側になるようにし、しかも供給盤を正逆両方向に切換え
    て回動できるようにした請求項1記載の工場雑芥破砕物
    用フィーダー。
  3. 【請求項3】 供給盤の回転方向を正転と逆転方向に交
    互に変えるようにした請求項2記載の工場雑芥破砕物用
    フィーダー。
  4. 【請求項4】 摺切板の内側縁を排出口の口縁より開口
    内側になるようにした請求項1〜3何れか記載の工場雑
    芥破砕物用フィーダー。
  5. 【請求項5】 供給盤が、環状収容空間の内側面に密接
    するリングから放射状に複数本の低い高さの送り羽根を
    設け、前記のリングを環状収容空間の中心に設けたモー
    タで正逆回転できる回転軸にアームを介して取付けた構
    造である請求項1〜4何れか記載の工場雑芥破砕物用フ
    ィーダー。
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