JP2001294202A - 自動充填包装機 - Google Patents

自動充填包装機

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JP2001294202A
JP2001294202A JP2000110339A JP2000110339A JP2001294202A JP 2001294202 A JP2001294202 A JP 2001294202A JP 2000110339 A JP2000110339 A JP 2000110339A JP 2000110339 A JP2000110339 A JP 2000110339A JP 2001294202 A JP2001294202 A JP 2001294202A
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filling
cutting
opening tape
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JP2000110339A
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Toshiharu Inoue
敏春 井上
Toshikazu Yanagibashi
俊和 柳橋
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Asahi Kasei Corp
Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Omori Machinery Co Ltd
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部動作をそれぞれ独立に起動させて運転す
ることができ、調整作業をむだなく容易に行える自動充
填包装機を提供する。 【解決手段】 帯状フィルム10を所定経路に送る搬送
装置3と、帯状フィルム10の所定位置に開封テープ1
1を付ける開封テープ取り付け装置4と、帯状フィルム
10の両縁を折り重ねると共に封じて筒状の包装材20
に形成する包装材成形装置5と、包装材20内部に内容
物を充填する充填装置6と、内容物充填後の包装材20
の所定位置をしごいて内容物をかき分けた領域を形成す
るしごき装置7と、包装材のかき分けた領域を密封して
近辺を切断する密封切断装置8と有する自動充填包装機
1とし、しかも開封テープ取り付け装置4、しごき装置
7及び密封切断装置8の各駆動源をそれぞれ独立に設け
て、各駆動源を制御装置9により同調制御して各動作部
を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状フィルムから
成形した筒状の包装材に、流動可能で不定形な食品等を
自動的に充填して、所定長さの包装体に形成(製造)す
る自動充填包装機に関し、とりわけ、帯状フィルムから
包装材に成形する工程、続く内容物の充填工程,しごき
分け工程,密封工程,そして切り分け工程の一連の工程
を順次に連動させて行うようにした自動充填包装機に関
する。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、ソーセージな
どの練り食品やスティックチーズ,糸こんにゃくなど、
流動可能で不定形な食品等の包装には、薄い樹脂フィル
ムで包み込む形態のパッケージングを行っている。そし
て、この種の包装は自動化しており、例えば特開平3−
148431号,特開昭62−16311号などの公報
には、いわゆる自動充填包装機が開示されている。
【0003】そうした自動充填包装機は、連続して引き
出された帯状フィルムの所定位置に開封テープを付け、
次にその帯状フィルムの両縁を折り重ねると共に封じて
筒状の包装材に成形し、当該包装材の内部に内容物を充
填し、この後、所定部位をしごいて内容物をかき分けた
領域を形成して、当該かき分け領域を密封し、そして密
封部位の近辺を切断することにより個別の包装体を得る
構成である。
【0004】その場合、帯状フィルムから包装材に成形
する工程、続く内容物の充填工程,しごき分け工程,密
封工程,そして切り分け工程の一連の工程を順次に連動
させて行う必要があり、各工程動作のタイミングを合わ
せやすくする等の理由から、1台の駆動源で、複数の各
部を駆動する構成を採っており、例えば開封テープの取
り付けを行う開封テープ取り付け装置の駆動と、包装材
の密封と切断を行う密封切断装置の駆動等を1台の駆動
源で行う構成にしている。
【0005】また、例えば特開昭62−16311号な
どの公報に見られるように、内容物を充填した包装材を
しごいてかき分け領域を形成するしごき装置の挟み動作
の駆動も、同調制御等の理由から他の装置と共通の駆動
源により駆動する構成にしている。
【0006】なお、開封テープは、包装体の開封を容易
にするため付設してあり、例えば、屋外等での軽食に供
する等の用途では、ナイフなどの器具がなくても簡単に
開封できることが求められる。そこで、包装体が持つ強
度及び密封性を低下させることなく開封を容易化する目
的で、単に引き剥がすことで開封を行える開封テープを
設ける。従って、そうした要求がない用途にはこれを付
設しなく、自動充填包装機としては、開封テープ取り付
け装置を備えない構成にすることもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
動充填包装機には以下のような問題がある。
【0008】(1)しごき装置による内容物のかき分け
状態を確認して調整を行う調整作業時に、開封テープ取
り付け装置や密封切断装置も連動して動作するので、そ
れらの動作が調整作業のじゃまになるという問題があっ
た。つまり、内容物のかき分け状態の調整作業時に、開
封テープ取り付け装置が動作すると、開封テープが付設
されてしまい不必要でむだになる。また、密封切断装置
が動作すると、しごいた部分を密封して切り離してしま
うことから、かき分け状態の確認及び調整を行えなくな
る。
【0009】(2)開封テープの付設状態を確認して調
整を行う調整作業時に、密封切断装置が連動して動作す
るので、これも調整作業のじゃまになる。つまり、開封
テープの付設状態の確認と調整は、内容物を充填するこ
となく空運転することで行うことができるが、密封切断
装置が動作すると、送られてくる筒状のフィルム(包装
材)を一定寸法にカットしようとし、包装材が空で軽い
ことから当該装置の部分で引っ掛かって詰まりやすくな
る。この包装材の詰まりを防ぐためには内容物を充填し
なければならなく、それではむだが多い。
【0010】上記(1)の問題は、開封テープ取り付け
装置を備えない自動充填包装機でも生じる。また、上記
(2)の問題は、開封テープ取り付け装置を備えた自動
充填包装機に特有の問題である。そこで、この対策に
は、しごき装置,開封テープ取り付け装置,密封切断装
置等を、それぞれ駆動力の伝達部を解除して動作が不可
能な状態としておき、確認,調整の運転を行った後に、
それらを再度接続し直すことにすればよいが、その場
合、工具を使って各部をそれぞれ分離する作業を行うこ
とになり手間がかかる。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、各動作部をそれぞれ独立に起動させて運
転することができ、調整作業をむだなく容易に行える自
動充填包装機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明の第1に係る自動充填包装機は、巻き取り
収納状態の帯状フィルムを所定経路に連続して引き出す
搬送手段と、前記搬送手段により連続して引き出された
前記帯状フィルムの所定位置に開封テープを付ける開封
テープ取り付け手段と、前記開封テープを付けた帯状フ
ィルムの両縁を折り重ねると共に封じて筒状の包装材に
成形する包装材成形手段と、前記包装材の内部に内容物
を充填する充填手段と、前記内容物を充填した前記包装
材の所定部位をしごいて内容物をかき分けた領域を形成
するしごき手段と、前記しごき手段によりかき分けた領
域を密封して当該密封部位の近辺を切断する密封切断手
段とを備えた自動充填包装機において、少なくとも前記
開封テープ取り付け手段の駆動源と、前記しごき手段の
駆動源と、前記密封切断手段の駆動源とをそれぞれ独立
に設けると共に、それら各駆動源を同調状態に駆動して
前記各手段を連続的に順次に動作させる制御手段を備え
て構成する。
【0013】また、本発明の第2に係る自動充填包装機
は、巻き取り収納状態の帯状フィルムを所定経路に連続
して引き出す搬送手段と、前記搬送手段により連続して
引き出された前記帯状フィルムの両縁を折り重ねると共
に封じて筒状の包装材に成形する包装材成形手段と、前
記包装材の内部に内容物を充填する充填手段と、前記内
容物を充填した前記包装材の所定部位をしごいて内容物
をかき分けた領域を形成するしごき手段と、前記しごき
手段によりかき分けた領域を密封して当該密封部位の近
辺を切断する密封切断手段とを備えた自動充填包装機に
おいて、少なくとも前記しごき手段の駆動源と、前記密
封切断手段の駆動源とをそれぞれ独立に設けると共に、
それら各駆動源を同調状態に駆動して前記各手段を連続
的に順次に動作させる制御手段を備えて構成する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる自動充填包
装機の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態にかかる自動
充填包装機の正面図である。
【0016】この自動充填包装機1は、食品等の内容物
を充填した包装体2を形成(製造)するものであり、搬
送装置3,開封テープ取り付け装置4,包装材成形装置
5,充填装置6,しごき装置7,密封切断装置8,制御
装置9等を、その本体14及び基台12に備えている。
【0017】この自動充填包装機1は、原反ロール30
から繰り出した帯状フィルム10をローラ群を介してフ
ォルダ50まで送り、フォルダ50の所では帯状フィル
ム10の両縁を供給パイプ60の外周で折り重ねて筒状
にすると共に、重ね部位を高周波シール装置51により
融着させて包装材20とし、供給パイプ60の外周に垂
れ下がる状態とした内部に、供給ポンプ61により例え
ばソーセージ原料等の内容物を供給し、そして、しごき
装置7により内容物をしごき寄せて、筒状の包装材20
に密封予定部を形成し、その密封予定部を密封切断装置
8により密封してその近辺を切断し、所定形状の包装体
2を得る構成となっている。
【0018】充填装置6は、本体14の上部に設けられ
た供給ポンプ61と、その駆動モータ62を有し、ポン
プ起動により、供給ポンプ61の導入側に接続された供
給管63を介して供給される内容物を、供給ポンプ61
の排出側に接続した供給パイプ60から排出するものと
なっている。供給パイプ60から排出される内容物は、
供給パイプ60の外周を包む状態の筒状の包装材20内
に充填されることになる。
【0019】包装材成形装置5は、供給パイプ60の上
部に設けられたフォルダ50と、供給パイプと対向して
設けられた高周波シール装置51とを有している。この
包装材形成装置5は、開封テープ11を付けた帯状フィ
ルム10をフォルダ50で筒状に丸め、その両縁を重ね
て高周波シール装置51でシールし、上記供給パイプ6
0のまわりを取り囲んで垂下される筒状の包装材20を
成形するものとなっている。
【0020】搬送装置3は、供給パイプ60の下方に設
けられた一対のフィードロール31と、これを回転駆動
する駆動モータ32とを有し、上記筒状の包装材20を
フィードロール31で挟んで搬送するものとなってい
る。この搬送装置3により、原反ロール30に巻き取り
収納した帯状フィルム10はローラ群を介して所定経路
に連続して引き出されることになる。
【0021】しごき装置7は、フィードロール31,3
1の下方に設けられた一対のピンチローラ70と、この
ピンチローラ70を包装材20に対して進退させるエア
シリンダ71を有するもので、エアシリンダ71の駆動
により、内容物の充填された包装材20をピンチローラ
70で挟み付ける動作を所定周期で繰り返すことによ
り、内容物を充填した包装材20の所定部位をしごき、
内容物をかき分けた領域を形成するものとなっている。
また、このピンチローラ70は、駆動モータ32と連結
させてあり、包装材20の走行に同調して回転するもの
となっている。
【0022】密封切断装置8は、しごき装置7の下方に
配置した密封箱80に内蔵されている。この密封切断装
置8は、基台12内に設けられた駆動モータ84の駆動
により、回転軸83を介して駆動され、内容物を充填し
た包装材20について、しごき装置7でかき分けた領域
の上下2箇所を間隔をあけて密封し、かつ、当該密封部
位の中間部を切断する構成である。密封切断装置8は、
駆動モータ84によって回転軸83が回転すると、この
回転軸83の上端部に設けられたクランク機構によって
包装材20に対して往復動作されるものとなっている。
密封は、通常金属クリップによる結紮で行われるが、ヒ
ートシールなどによって行うこともできる。密封され、
切り離された包装体2は本装置から落下排出されること
になる。
【0023】密封箱80は、本体14下側の基台12か
ら突き出るロッド81で支持されており、基台12内の
昇降機構82によりロッド81が進退されることで、昇
降動作されるものとなっている。昇降機構82の入力側
には、駆動モータ820が連結されており、この駆動モ
ータ84により昇降機構82の駆動を行う構成となって
いる。この密封箱80の昇降は、密封箱80の下降時に
行われる、上記密封切断装置8による密封と切断作業
が、包装材20の走行を妨げないよう、包装材20の走
行速度に同調して行われるものとなっている。
【0024】密封箱80の上部には、開封テープ11を
溶着する開封テープ取り付け装置4が搭載されている。
この開封テープ取り付け装置4は、密封箱80の昇降と
密封切断装置8の駆動を行う駆動モータ84とは別に密
封箱80上に設けられた駆動モータ43によって行われ
るものとなっている。この駆動モータ43は、通常、減
速機構を内蔵したものが用いられる。開封テープ取り付
け装置4は、密封箱10の上昇時に、上方へと走行する
帯状フィルム10に対して開封テープ11を溶着するも
のである。つまり、密封箱80が帯状フィルム10の走
行速度と同調して上昇することによって、この開封テー
プ11の溶着作業によって帯状フィルム10の走行を妨
げないようになっている。
【0025】制御装置9は、本体14の側部に配置し、
搬送装置3,開封テープ取り付け装置4,包装材成形装
置5,充填装置6,しごき装置7,密封切断装置8等の
各部を連続的に順次に動作させる同調制御を行うもので
ある。
【0026】上述の自動包装充填機1は、通常運転で
は、制御装置9が各部の駆動源を連続的に順次に起動さ
せて同調動作させる。つまり、制御対象の駆動源は、搬
送装置3では駆動モータ32、開封テープ取り付け装置
4では駆動モータ43,充填装置6では駆動モータ6
2、しごき装置7ではエアシリンダ71、密封切断装置
8では駆動モータ84であり、これらの各駆動源を適切
な順序で起動させて同調動作させる。
【0027】これらの駆動源の同調制御は、例えば、1
つの包装体2を形成するのに必要な帯状フィルム10の
送り量を1単位送りとしてタイミングの基準信号を設定
し、この基準信号に基づいて各駆動源の動作を制御する
ことで行うことができる。各駆動源には、起動制御の設
定スイッチを設けてあり、制御装置9の起動スイッチを
オンする前に、それらを設定しておく。これにより、必
要な駆動源だけを起動させて該当装置のみを動作させる
ことができ、オン設定した駆動源は、起動スイッチのオ
ンに伴ない、基準信号に基づく動作タイミングで駆動制
御される。
【0028】即ち、通常運転では、図2に示すように、
まず開封テープ11を付設するか否かを手動で設定する
(S1)。そしてこのとき、各駆動源の起動制御の設定
スイッチは、通常運転なので全てオン設定しておく。図
2には開封テープ11を付設する例を示してあり、従っ
て開封テープ取り付け装置4(駆動モータ43)をオン
設定しておく。
【0029】各設定スイッチを適切に設定した後に、制
御装置9の起動スイッチをオンにする(S2)。これに
より、制御装置9が、各駆動源の起動制御の設定スイッ
チを読み出して、その設定データに従って起動,同調動
作の制御を開始する。この図2の例は通常運転の制御モ
ードなので、搬送装置3がオンし(S3)、開封テープ
取り付け装置4がオンし(S4)、充填装置6がオンし
(S5)、しごき装置7がオンし(S6)、密封切断装
置8がオンして(S7)、各部が同調動作することにな
り、内容物を充填,密封した包装体2を出力する。
【0030】また、開封テープ取り付け装置4の調整作
業には、図3に示すように、まず開封テープ11を付設
する設定を手動で行う(S11)。そしてこのとき、各
駆動源の起動制御の設定スイッチは、開封テープ取り付
け装置4の調整作業なので、搬送装置3(駆動モータ3
2)、開封テープ取り付け装置4(駆動モータ43)の
二つだけをオン設定しておく。
【0031】各設定スイッチを適切に設定した後に、制
御装置9の起動スイッチをオンにする(S12)。これ
により、制御装置9が、各駆動源の起動制御の設定スイ
ッチを読み出して、その設定データに従って起動,同調
動作の制御を開始する。この図3の例は開封テープ取り
付け装置4の調整制御モードなので、搬送装置3がオン
し(S13)、開封テープ取り付け装置4がオンして
(S14)、他の装置は起動しない。
【0032】さらに、しごき装置7の調整作業には、図
4に示すように、まず開封テープ11を付設しない設定
を手動で行う(S21)。そしてこのとき、各駆動源の
起動制御の設定スイッチは、しごき装置7の調整作業な
ので、搬送装置3(駆動モータ32)、充填装置6(駆
動モータ62)、しごき装置7(エアシリンダ71)の
三つだけをオン設定しておく。
【0033】各設定スイッチを適切に設定した後に、制
御装置9の起動スイッチをオンにする(S22)。これ
により、制御装置9が、各駆動源の起動制御の設定スイ
ッチを読み出して、その設定データに従って起動,同調
動作の制御を開始する。この図4の例はしごき装置7の
調整制御モードなので、搬送装置3がオンし(S2
3)、充填装置6がオンし(S24)、しごき装置7が
オンして(S25)、他の装置は起動しない。
【0034】このように、各動作部の駆動源をそれぞれ
独立させて、制御装置9により適切に制御するので、各
動作部を連続的に順次に動作させる同調制御により、通
常運転を行うことはもちろんできる。そして、各動作部
の駆動源をそれぞれ独立に起動させて運転することがで
き、選択的に動作制御することにより、各装置の調整作
業を適切に行える。
【0035】即ち、各動作部を任意のシーケンス設定で
運転することができ、このため、調整作業時にむだが出
ることがなく、確認、調整を容易に行える。
【0036】次に、図5に基づいて他の実施形態を説明
する。尚、図5において図1と同じ符号は図1と同じ部
材を示す。図5に示される自動充填包装機1’における
開封テープ取り付け装置4’は、フィードロール31を
介して、駆動モータ32によって駆動される歯車42
と、エアシリンダ41とによってガイドレール44上を
往復移動し、前進時に帯状フィルム10の走行に同調し
て移動することで、開封テープ11の溶着を帯状フィル
ム10の走行を妨げることなく行えるようになってい
る。この開封テープ取り付け装置4’は特開平10−1
29633号公報に示されている。
【0037】上記の開封テープ取り付け装置4’を有す
る自動充填包装機1’の場合、図2〜4における搬送装
置オンによって開封テープ取り付け装置4’も作動状態
となる。従って、開封テープなしのときは、開封テープ
取り付け装置4’を空運転することで、他の装置の調整
を行うようにすればよい。
【0038】なお、図1及び図5の各本実施形態の自動
充填包装機1,1’は、開封テープ取り付け装置4,
4’を備えたものであるが、これに限定されるものでは
ない。自動充填包装機1,1’としては、開封テープ取
り付け装置4,4’を備えない構成であっても本発明を
もちろん適用でき、その場合でも開封テープ取付装置
4,4’を除いて各装置を別々に駆動でき、同様な効果
を奏する。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりのもので
あり、次の効果を奏するものである。
【0040】(1)少なくとも開封テープ取り付け手
段,しごき手段,密封切断手段の各駆動源をそれぞれ独
立に設けると共に、それら各駆動源を同調状態に駆動し
て各手段を連続的に順次に動作させる制御手段を備える
ので、各動作部を連続的に順次に動作させる同調制御に
より、通常運転を行うことはもちろんできる。そして、
制御手段の選択的な動作制御により、各動作部の駆動源
をそれぞれ独立に起動させて運転することができ、これ
により各動作部の調整作業を適切に行える。
【0041】即ち、各動作部を任意のシーケンス設定で
運転することができ、このため、調整作業時にむだが出
ることがなく、確認,調整を容易に行える。
【0042】(2)少なくともしごき手段,密封切断手
段の各駆動源をそれぞれ独立に設けると共に、それら各
駆動源を同調状態に駆動して各手段を連続的に順次に動
作させる制御手段を備えるので、上記と同様であって、
各動作部を連続的に順次に動作させる同調制御により、
通常運転を行うことはもちろんできる。そして、制御手
段の選択的な動作制御により、各動作部の駆動源をそれ
ぞれ独立に起動させて運転することができ、これにより
各動作部の調整作業を適切に行える。
【0043】即ち、各動作部を任意のシーケンス設定で
運転することができ、このため、調整作業時にむだが出
ることがなく、確認,調整を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動充填包装機の正
面図である。
【図2】通常運転のフローチャートである。
【図3】開封テープ取り付け装置の調整作業のフローチ
ャートである。
【図4】しごき装置の調整作業のフローチャートであ
る。
【図5】本発明の他の実施形態に係る自動充填包装機の
正面図である。
【符号の説明】
1,1’ 自動充填包装機 2 包装体 3 搬送装置(搬送手段) 4,4’ 開封テープ取り付け装置(開封テープ取り
付け手段) 5 包装材成形装置(包装材成形手段) 6 充填装置(充填手段) 7 しごき装置(しごき手段) 8 密封切断装置(密封切断手段) 9 制御装置(制御手段) 10 帯状フィルム 11 開封テープ 32,43,62,72,84 駆動モータ 71 エアシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳橋 俊和 埼玉県越谷市西方2761番地 大森機械工業 株式会社内 Fターム(参考) 3E050 AB02 BA11 CA01 CA08 CC09 DC02 DD10 DF01 DF03 DH04 FB01 FB07 GB05 HB06 3E056 AA02 BA14 CA01 DA05 EA06 FD01 GA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き取り収納状態の帯状フィルムを所定
    経路に連続して引き出す搬送手段と、前記搬送手段によ
    り連続して引き出された前記帯状フィルムの所定位置に
    開封テープを付ける開封テープ取り付け手段と、前記開
    封テープを付けた帯状フィルムの両縁を折り重ねると共
    に封じて筒状の包装材に成形する包装材成形手段と、前
    記包装材の内部に内容物を充填する充填手段と、前記内
    容物を充填した前記包装材の所定部位をしごいて内容物
    をかき分けた領域を形成するしごき手段と、前記しごき
    手段によりかき分けた領域を密封して当該密封部位の近
    辺を切断する密封切断手段とを備えた自動充填包装機に
    おいて、 少なくとも前記開封テープ取り付け手段の駆動源と、前
    記しごき手段の駆動源と、前記密封切断手段の駆動源と
    をそれぞれ独立に設けると共に、それら各駆動源を同調
    状態に駆動して前記各手段を連続的に順次に動作させる
    制御手段を備えたことを特徴とする自動充填包装機。
  2. 【請求項2】 巻き取り収納状態の帯状フィルムを所定
    経路に連続して引き出す搬送手段と、前記搬送手段によ
    り連続して引き出された前記帯状フィルムの両縁を折り
    重ねると共に封じて筒状の包装材に成形する包装材成形
    手段と、前記包装材の内部に内容物を充填する充填手段
    と、前記内容物を充填した前記包装材の所定部位をしご
    いて内容物をかき分けた領域を形成するしごき手段と、
    前記しごき手段によりかき分けた領域を密封して当該密
    封部位の近辺を切断する密封切断手段とを備えた自動充
    填包装機において、 少なくとも前記しごき手段の駆動源と、前記密封切断手
    段の駆動源とをそれぞれ独立に設けると共に、それら各
    駆動源を同調状態に駆動して前記各手段を連続的に順次
    に動作させる制御手段を備えたことを特徴とする自動充
    填包装機。
JP2000110339A 2000-04-12 2000-04-12 自動充填包装機 Withdrawn JP2001294202A (ja)

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