JP2001294084A - 車載用周辺視認装置 - Google Patents
車載用周辺視認装置Info
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Abstract
効果を高める。 【解決手段】 CCD13を備えた撮像手段3自動車1
のラジエータ1aの前方等にある開口部グリル2に設置
する。ラジエータ1aの冷却ファン16を作動させるな
どして、開口部グリル2に冷却風を吸引し、この冷却風
で撮像手段3を放熱する。
Description
内において車両周辺の前方または左側方及び右側方の少
なくとも一方の視野画像をセンシングする撮像センサを
持つ車載用周辺視認装置に関する。
安全確認が必要となるが、左右の見通しの悪い交差点に
おいては、運転者は車両を交差点内に若干進入させて、
左右を安全確認する必要があった。従って、交差点内へ
の前記進入に注意を要すると共に、進入後は左右両側を
それぞれ直接、視認して安全確認する必要があり、運転
者の精神的負担となっていた。
年、自動車のバンパーの両側面に孔を開けてCCD等か
らなる撮像センサをそれぞれ取り付け、車両内部に設置
された二画面テレビ等の表示手段に各撮像センサにより
それぞれ撮像された車両両側の左右の画像を表示する方
式や、自動車のバンパーやフロントガラス周辺に単一の
撮像センサを取り付け、この撮像センサにより車両両側
の左右の景色を同時に取り込んで車両内部に設置された
表示手段に車両両側の左右の画像を同時に表示する方式
の視認装置が提案されている。
−81173号公報等に開示のものがあり、後者の方式
としては、特開平6−344827号公報等に開示のも
のがある。
は、撮像センサをバンパーに埋め込んだり、車室内のフ
ロントガラス周辺に装着していたため、撮像センサの放
熱効率が悪く、夏場の高温時には撮像センサの性能が低
下することがあった。そこで、高温環境下での性能維持
のため、撮像センサの耐熱性を向上する必要があり、ヒ
ートシンク(放熱板)を取り付けるなどの措置を講じて
いたが、この方法では部品点数が増大してコストアップ
につながっていた。
界を十分捉えつつも、車両の意匠性への影響が小さく、
且つ放熱効率を改善し得る車載用周辺視認装置を提供す
ることにある。
請求項1に記載の発明は、撮像手段により、車両の前方
または周辺の左側方及び右側方の少なくとも一方を撮像
し、その撮像された画像を前記車両内部に設けられた表
示手段に表示したり、画像処理によって車両の運動を制
御する車載用周辺視認装置において、前記撮像手段は、
車両のラジエータの外側に形成された開口部グリルに取
り付けられたものである。
ルの内側に、前記ラジエータを冷却するための冷却ファ
ンが設置されたものである。
に係る車載用周辺視認装置の撮像手段が自動車に取り付
けられた状態を示す外観斜視図、図2は同じく撮像手段
が自動車に取り付けられた状態を示す断面図、図3は車
載用周辺視認装置の全体構成を示す説明図である。
3に示される如く、車両の一例としての自動車1におけ
るラジエータ1aの前方の開口部グリル(ラジエータグ
リル)2に埋め込む等して目立たないように設置される
撮像手段3と、撮像手段3で撮像された画像を表示すべ
く、車室内のインストルメントパネル等の運転者が視認
しやすい位置に設けられたLCD(液晶ディスプレイ)
やCRT等からなる表示手段4と、撮像手段3で撮像さ
れた画像信号を所定の表示信号に変換処理して表示手段
4に供給する信号処理部5とを備える。
後方向に沿って長い直方体形状のケース体10と、ケー
ス体10の両側面前部に位置してそれぞれ形成された矩
形開口に装着された透明ガラス等から構成される左右一
対の透過窓11、12と、ケース体10内に配置された
単一の撮像部としてのCCDカメラ13と、各透過窓1
1、12から進入した光を反射させてCCDカメラ13
の撮像面に案内するプリズム体14とを備える。
はプリズム体14の一側面14aを透過した後に他側面
14bで反射されてCCDカメラ13の撮像面における
右半部に案内され、右側の透過窓12から進入した光は
プリズム体14の他側面14bを透過した後に一側面1
4aで反射されてCCDカメラ13の撮像面における左
半部に案内されて、単一のCCDカメラ13を有する撮
像手段3により、図4の如く、左視界及び右視界の左右
両側の景色が同時に撮像できるように構成されている。
号は信号処理部5で鏡像反転処理されて表示手段4に供
給され、表示手段4の表示部4aにおける右半部に透過
窓12を通じて撮像された右側景色が右画像として表示
され、表示部4aにおける左半部に透過窓11を通じて
撮像された左側景色が左画像として表示されるように構
成されている。
ト15の前端下部に収納されたラジエータ1aの背後部
には、ラジエータ1aの冷却用の冷却ファン16が設置
されており、ボンネット15の前端とバンパー17との
間の冷却用空気を取り入れるための開口部18には開口
部グリル2が設置されている。そして、撮像手段3は、
開口部グリル2の一部、例えば、隣り合うフィン部2a
間に、透過窓11,12が設けられている前端部を除き
収容されるようにして1個のフィン部2aに接着樹脂1
9等の所定の止着手段を使用して止着されている。尚、
冷却ファン16は、ラジエータ1aの温度が高まった場
合に、図示しない所定の温度センサによりその旨を検出
し、自動的に冷却ファン16が作動するようになってい
る。したがって、自動車1の走行時の自然風により十分
な冷却効果が得られない場合には、冷却ファン16の作
動により十分な冷却風が開口部グリル2に吸引されるよ
うになっている。
置において、左右の見通しの悪い交差点等では、自動車
1の前端部のみを交差点内に進入させることによって、
開口部グリル2に設置された撮像手段3の各透過窓1
1、12から交差点内における左右の景色が図4のよう
に同時に取り込まれ、車内の表示手段4(図3)におけ
る表示部4aにその左右の景色を同時に映し出すため、
運転者は表示部4aを視認することにより交差点内にお
ける左右の安全確認を一度に行うことができ、安全確認
が容易に行える。
タ1aの前方にある冷却用空気取り入れ用の開口部18
の開口部グリル2に配置されているので、自動車1の走
行時には、開口部グリル2に流れ込む自然風により、ま
た冷却ファン16が作動している場合には、上記自然風
に加えて冷却ファン16により開口部グリル2に強制的
に吸引される冷却風により撮像手段3が冷却されること
で、撮像手段3における冷却効果を十分に確保できる。
また、低速走行時や停車アイドリング時にも、冷却ファ
ン16によって冷却風を開口部グリル2に強制的に吸引
することにより、冷却風の経路上に取り付けてある撮像
手段3を十分に冷却することが可能となり、撮像手段3
の放熱を効果的に行うことが可能となる。
開口部グリル2のフィン部2a間に収容されるように取
り付けられているため。撮像手段3が外部に目立つよう
なこともなく、自動車1の意匠性が損なわれることもな
い。
として吸引型のものを使用し、ラジエータ1aの背面側
に設置するようにしていたが、押し込み型の冷却ファン
16を使用してラジエータ1aの前方に配置するように
してもよい。この場合でも、撮像手段3を冷却ファン1
6の前方に配置することで、冷却ファン16が冷却風を
吸引し、これにより撮像手段3の放熱効果を高めること
ができる。
両側を同時に撮像するものをに挙げて説明したが、例え
ば前方のみまたは片側方のみを撮像するものであっても
よい。
部グリル2に設置していたが、自動車1の後部にエンジ
ン及びラジエータを搭載している車種においては、その
自動車1の後部のラジエータまたはエンジン付近の開口
部グリルに設置してもよい。この場合であっても、望ま
しくは、ラジエータまたはエンジンに送風または吸気す
るための冷却ファンのさらに後方(外側)に撮像手段を
設置することが望ましい。もっとも、この場合には、撮
像手段3による撮像方向は車両の後方または車両後部周
辺の左右両側となる。
段により車両の前方または周辺の左側方及び右側方の少
なくとも一方を撮像する際、撮像手段を、ラジエータに
送風するための開口部グリルに取り付けているので、撮
像手段の放熱効果を高いレベルで確保することができ
る。また、開口部グリルに撮像手段を設置することで、
意匠性を損なうこともない。
ンを作動させることで、ラジエータだけでなく撮像手段
の放熱効果を確実にすることができる。
認装置の撮像手段が自動車に取り付けられた状態を示す
外観斜視図である。
認装置の撮像手段が自動車に取り付けられた状態を示す
断面図である。
認装置の全体構成を示す説明図である。
り込む様子を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 撮像手段により、車両の前方または周辺
の左側方及び右側方の少なくとも一方を撮像し、その撮
像された画像を前記車両内部に設けられた表示手段に表
示したり、画像処理によって車両の運動を制御する車載
用周辺視認装置において、 前記撮像手段は、車両のラジエータの外側に形成された
開口部グリルに取り付けられたことを特徴とする車載用
周辺視認装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車載用周辺視認装置で
あって、 前記開口部グリルの内側に、前記ラジエータを冷却する
ための冷却ファンが設置されたことを特徴とする車載用
周辺視認装置。
Priority Applications (4)
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EP01109149A EP1145905A3 (en) | 2000-04-12 | 2001-04-12 | Camera with adaptable vision field for checking blind spots of vehicles |
US10/673,445 US7031142B2 (en) | 2000-04-12 | 2003-09-30 | On-vehicle image pick-up apparatus and method of setting image pick-up direction |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103921728A (zh) * | 2013-01-15 | 2014-07-16 | 本田技研工业株式会社 | 前隔栅上的摄像单元的安装结构 |
JP2020093612A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | サカエ理研工業株式会社 | カメラ冷却装置 |
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JP2014136431A (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Honda Motor Co Ltd | フロントグリルへのカメラユニットの取付構造 |
JP2020093612A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | サカエ理研工業株式会社 | カメラ冷却装置 |
JP7191666B2 (ja) | 2018-12-11 | 2022-12-19 | サカエ理研工業株式会社 | カメラ冷却装置 |
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