JP3816760B2 - 車載用周辺視認装置及びその遮熱板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等の車両内において車両周辺の視野画像をセンシングする撮像センサを持つ車載用周辺視認装置及びその遮熱板に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車が交差点に差し掛かると、左右の安全確認が必要となるが、左右の見通しの悪い交差点においては、運転者は車両を交差点内に若干進入させて、左右を安全確認する必要があった。従って、交差点内への前記進入に注意を要すると共に、進入後は左右両側をそれぞれ直接、視認して安全確認する必要があり、運転者の精神的負担となっていた。
【0003】
そこで、上記負担の軽減を図るべく、近年、自動車のバンパーの両側面に孔を開けてCCD等からなる撮像センサをそれぞれ取り付け、車両内部に設置された二画面テレビ等の表示手段に各撮像センサによりそれぞれ撮像された車両両側の左右の画像を表示する方式や、自動車のバンパーやフロントガラス周辺に単一の撮像センサを取り付け、この撮像センサにより車両両側の左右の景色を同時に取り込んで車両内部に設置された表示手段に車両両側の左右の画像を同時に表示する方式の視認装置が提案されている。
【0004】
例えば、前者の方式としては、特開平10−81173号公報等に開示のものがあり、後者の方式としては、特開平6−344827号公報等に開示のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、撮像センサをバンパーに埋め込んだり、車室内のフロントガラス周辺に装着していたため、撮像センサの放熱効率が悪く、夏場の高温時には撮像センサの性能が低下することがあった。そこで、高温環境下での性能維持のため、撮像センサの耐熱性を向上する必要があり、ヒートシンク(放熱板)を取り付けるなどの措置を講じていたが、この方法では部品点数が増大してコストアップにつながっていた。
【0006】
そこで、本出願人は、特願2000−110646(以下「提案例」と称す)の特許出願において、図9のように、CCDを備えた撮像装置3を、自動車1のラジエータ1aの前方等にある開口部グリル2に設置することを提案している。この提案例では、ラジエータ1aの冷却ファン4を作動させるなどして、開口部グリル2に冷却風を吸引し、この冷却風で撮像装置3を放熱する。これにより、車両周辺の視界を十分捉えつつも、車両の意匠性への影響が小さく、且つ放熱効率を改善することができる。尚、図9中の符号5は自動車1のボンネット、符号6はバンパーをそれぞれ示している。
【0007】
しかしながら、この提案例の場合、冷却ファン4が回転している間は撮像装置3を冷却することが可能であるものの、エンジンスイッチをオフにして冷却ファン4の回転が停止した時点で、エンジンからの熱風が開口部グリル2に戻されて、撮像装置3のCCDを熱することになる。このため、場合によってはCCDを損傷してしまう虞がある。
【0008】
そこで、この発明の課題は、車両周辺の視界を十分捉えつつも、車両の意匠性への影響が小さく、放熱効率を改善し得、さらに冷却ファンの回転停止時にも撮像装置を熱風から保護し得る車載用周辺視認装置及びその遮熱板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、撮像手段により、車両の周辺を撮像し、その撮像された画像を前記車両内部に設けられた表示手段に表示したり、画像処理によって車両の運動を制御する車載用周辺視認装置であって、前記撮像手段は、車両のラジエータの外側に形成された開口部グリルに取り付けられ、前記ラジエータと撮像手段との間に、ラジエータからの熱風を遮断する遮熱板が配置され、前記遮熱板は、前記ラジエータからの熱風を前記撮像手段に対して遮断する遮断壁と、前記遮断壁の上下左右の少なくともいずれかの端部から前記撮像手段の表面に沿って延設されて前記ラジエータからの熱風の前記撮像手段への回り込みを抑制するフードとを備え、前記フードは、前記撮像手段の周囲を間欠的に取り囲んでいることを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、撮像手段により、車両の周辺を撮像し、その撮像された画像を前記車両内部に設けられた表示手段に表示したり、画像処理によって車両の運転を制御する車載用周辺視認装置であって、前記撮像手段は、車両のラジエータの外側に形成された開口部グリルに取り付けられ、前記ラジエータと撮像手段との間に、ラジエータからの熱風を遮断する遮熱板が配置され、前記遮熱板は、前記ラジエータからの熱風を前記撮像手段に対して遮断する遮断壁と、前記遮断壁の上下左右の少なくともいずれかの端部から前記撮像手段の表面に沿って延設されて前記ラジエータからの熱風の前記撮像手段への回り込みを抑制するフードとを備え、前記撮像手段は、撮像素子と、当該撮像素子が収納されたケース体とを有し、前記フードは、前記撮像手段の上方に配設された上部フードを有し、前記ケース体の上面と前記上部フードとは互いに離間していることを特徴とするものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車載用周辺視認装置であって、前記遮熱板は、前記撮像手段に係合して当該撮像手段の抜けを防止する係合片を備えるものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、車両のラジエータの外側に形成された開口部グリルに取り付けられた撮像手段により、車両の周辺を撮像し、その撮像された画像を前記車両内部に設けられた表示手段に表示したり、画像処理によって車両の運動を制御する車載用周辺視認装置の遮熱板であって、前記ラジエータと撮像手段との間に配置され、前記ラジエータからの熱風を前記撮像手段に対して遮断する遮断壁と、前記遮断壁の上下左右の少なくともいずれかの端部から前記撮像手段の表面に沿って延設されて前記ラジエータからの熱風の前記撮像手段への回り込みを抑制するフードとを備え、前記フードは、前記撮像手段の周囲を間欠的に取り囲むことを特徴とするものである。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車載用周辺視認装置の遮熱板であって、前記撮像手段に係合して当該撮像手段の抜けを防止する係合片をさらに備えるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は車載用周辺視認装置の撮像手段が自動車に取り付けられた状態を示す外観斜視図、図2は車載用周辺視認装置の構成を示す模式図、図3は車載用周辺視認装置に遮熱板が取り付けられた状態を示す模式図、図4はこの発明の一の実施の形態に係る遮熱板を示す側面図、図5は同じくその断面図、図6は同じくその背面図、図7は同じくその正面図、図8は同じくその平面図である。尚、図1及び図2においては、上記した提案例と同様の機能を有する要素について同一符号を付している。
【0017】
まず、保護対象となる車載用周辺視認装置について説明する。この車載用周辺視認装置は、図1ないし図2に示される如く、車両の一例としての自動車1におけるラジエータ1aの前方の開口部グリル(ラジエータグリル)2のフィン部2a(図3)に埋め込む等して目立たないように設置される撮像装置(撮像手段)3と、撮像装置3で撮像された画像を表示すべく、車室内のインストルメントパネル等の運転者が視認しやすい位置に設けられたLCD(液晶ディスプレイ)やCRT等からなる表示手段7と、撮像装置3で撮像された画像信号を所定の表示信号に変換処理して表示手段7に供給する信号処理部8とを備える。
【0018】
撮像装置3は、図2の如く、ケース体10と、ケース体10の両側面前部に位置してそれぞれ形成された矩形開口に装着された透明ガラス等から構成される左右一対の透過窓11、12と、ケース体10内に配置された単一の撮像部としてのCCDカメラ13と、各透過窓11、12から進入した光を反射させてCCDカメラ13の撮像面に案内するプリズム体14とを備える。
【0019】
CCDカメラ13内には集光レンズ(図示せず)とCCD(図示せず)とが備えられている。そして、左側の透過窓11から進入した光はプリズム体14の一側面14aを透過した後に他側面14bで反射されてCCDカメラ13の撮像面における右半部に案内され、右側の透過窓12から進入した光はプリズム体14の他側面14bを透過した後に一側面14aで反射されてCCDカメラ13の撮像面における左半部に案内されて、これらがCCDカメラ13内のレンズにより左右逆転されてCCDに入光される。これにより、左視界及び右視界の左右両側の景色を単一の撮像装置3によって同時に撮像できるように構成されている。
【0020】
このCCDカメラ13で撮像された画像信号は信号処理部8で鏡像反転処理されて表示手段7に供給され、表示手段7の表示部7aにおける右半部に透過窓12を通じて撮像された右側景色が右画像として表示され、表示部7aにおける左半部に透過窓11を通じて撮像された左側景色が左画像として表示されるように構成されている。
【0021】
ここで、図3の如く、自動車1のボンネット5の前端下部に収納されたラジエータ1aの背後部には、ラジエータ1aの冷却用の冷却ファン4が設置されており、ボンネット5の前端とバンパー6との間の冷却用空気を取り入れるための開口部には開口部グリル2が設置されている。尚、冷却ファン4は、ラジエータ1aの温度が高まった場合に、図示しない所定の温度センサによりその旨を検出したことを契機として自動的に作動するようになっている。したがって、自動車1の走行時の自然風により十分な冷却効果が得られない場合には、冷却ファン4の作動により十分な冷却風が開口部グリル2に吸引されるようになっている。
【0022】
そして、撮像装置3は、冷却ファン4の回転停止時においてラジエータ1aからの熱風を遮熱するための遮熱板21によって、開口部グリル2内に固定されている。
【0023】
遮熱板21は、支持柱22によってラジエータ1aと開口部グリル2との間に配置され、遮熱板21の前面側に撮像装置3を固定している。
【0024】
遮熱板21は、図4ないし図8に示すように、伝熱性の低いポリイミド等の工業プラスチックを用いて形成されており、ラジエータ1aからの熱風を前方に対して遮断する遮断壁23と、遮熱板21の上端、側端及び下端のそれぞれから前方に延設されてラジエータ1aからの熱風の前面側への回り込みを防止するフード24,25,26と、遮熱板21の前面に突設されて撮像装置3の背面に形成された挿入孔(図示せず)に挿入される挿入突部27と、撮像装置3の背面下端部に当接する当接片29と、遮熱板21の前面上部から前方に延びて配されて撮像装置3の一部に係合する係合片30とから構成されている。
【0025】
遮断壁23には複数のピン孔32が形成されており、このピン孔32を通じて図示しないピンを用いて遮断壁23に撮像装置3を固定する。また遮断壁23にはネジ受け部32aが形成されており、撮像装置3のネジ孔(図示せず)と遮熱壁23のネジ受け部32aにネジ(図示せず)が貫通してネジ止めされることにより、撮像装置3が遮断壁23に固定される。
【0026】
フード24,25,26は、遮断壁23の前面側において撮像装置3の上下左右方向を間欠的に取り囲み、これにより、ラジエータ1aからの熱風の撮像装置3への回り込みを抑制するとともに、撮像装置3に上下左右方向から密接して当接することで、当該撮像装置3の遮熱板21に対する上下左右方向への位置ずれを防止する位置ずれを防止として利用される。
【0027】
挿入突部27及び当接片29は、撮像装置3の形状に対応して形成されており、挿入突部27及び当接片29が撮像装置3の背面に当接することで、撮像装置3の遮熱板21に対するぐらつきを抑制する。
【0028】
係合片30は、前後方向に延びた基部30aの前端に側面視楔形の係合爪30bが形成されており、この係合爪30bが撮像装置3の中腹断部33の上端に係合することで、撮像装置3の遮熱板21に対する前方への抜けを防止している。
【0029】
以上のように、車載用周辺視認装置の撮像装置3の背面側に遮熱板21を配置した状態において、左右の見通しの悪い交差点等では、自動車1の前端部のみを交差点内に進入させることによって、開口部グリル2に設置された撮像装置3の各透過窓11、12から交差点内における左右の景色が同時に取り込まれ、車内の表示手段7(図2)における表示部7aにその左右の景色を同時に映し出すため、運転者は表示部7aを視認することにより交差点内における左右の安全確認を一度に行うことができ、安全確認が容易に行える。
【0030】
また、撮像装置3は、自動車1のラジエータ1aの前方にある冷却用空気取り入れ用の開口部の開口部グリル2に配置されているので、自動車1の走行時には、開口部グリル2に流れ込む自然風により、また冷却ファン4が作動している場合には、上記自然風に加えて冷却ファン4により開口部グリル2に強制的に吸引される冷却風により撮像装置3が冷却されることで、撮像装置3における冷却効果を十分に確保できる。また、低速走行時や停車アイドリング時にも、冷却ファン4によって冷却風を開口部グリル2に強制的に吸引することにより、冷却風の経路上に取り付けてある撮像装置3を十分に冷却することが可能となり、撮像装置3の放熱を効果的に行うことが可能となる。
【0031】
また、撮像装置3は、その前端部を除き、開口部グリル2のフィン部2a間に収容されるように取り付けられているため、撮像装置3が外部に目立つようなこともなく、自動車1の意匠性が損なわれることもない。
【0032】
そして、自動車1のエンジンをオフにして、冷却ファン4が回転を停止した場合には、ラジエータ1aからの熱風が開口部グリル2を抜けて、自動車1の前方に戻されることがある。
【0033】
しかしながら、この実施の形態によると、ラジエータ1aと撮像装置3との間に遮熱板21を配置しているので、遮熱板21の遮断壁23がラジエータ1aからの熱風を遮断する。また、遮断壁23の上下左右に延設されたフード24,25,26により、上下左右の熱風が撮像装置3に回り込むのを抑制できる。したがって、撮像装置3内のCCDカメラ13が熱風によって損傷するのを防止することができる。
【0034】
尚、撮像装置3として、車両周辺の左右両側を同時に撮像するものを例に挙げて説明したが、例えば前方のみまたは片側方のみを撮像するものであってもよい。
【0035】
また、撮像装置3を自動車1の前端部の開口部グリル2に設置していたが、自動車1の後部にエンジン及びラジエータを搭載している車種においては、その自動車1の後部のラジエータまたはエンジン付近の開口部グリルに設置してもよい。この場合、ラジエータまたはエンジンに送風または吸気するための冷却ファンのさらに後方(外側)に撮像手段を設置することになるが、この場合であっても、ラジエータと撮像装置3との間に遮熱板21を配置すればよい。
【0036】
さらに、上記実施の形態では、撮像装置3が遮熱板21及び支持柱22により自動車1に固定されていたが、別部材を用いて撮像装置3を自動車1に固定してもよい。
【0037】
さらにまた、上記実施の形態では、撮像した画像を表示手段7に表示するのみであったが、この他、車載用周辺視認装置として、ソナー、前方車との車間距離測定、自動走行等のための車載用周辺視認を行うものとして適用してもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1、請求項2及び請求項4に記載の発明によれば、撮像手段により車両の前方または周辺の左側方及び右側方の少なくとも一方を撮像する際、撮像手段を、ラジエータに送風するための開口部グリルに取り付けているので、撮像手段の放熱効果を高いレベルで確保することができる。また、開口部グリルに撮像手段を設置することで、意匠性を損なうこともない。この場合において、自動車のエンジンをオフにした場合、ラジエータからの熱風が開口部グリルを抜けて、例えば自動車の前方に戻されることがある。しかしながら、この発明によると、ラジエータと撮像装置との間に遮熱板を配置しているので、遮熱板がラジエータからの熱風を遮断する。具体的には、請求項1、請求項2及び請求項4のように、遮熱板の遮断壁がラジエータからの熱風を遮断し、また、遮断壁の上下左右に延設されたフードにより、上下左右の熱風が撮像装置に回り込むのを抑制できる。したがって、撮像装置内のCCDカメラが熱風によって損傷するのを防止することができる。
【0040】
請求項3及び請求項5に記載の発明によれば、係合片により撮像手段の遮熱板からの抜けを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用周辺視認装置の撮像手段が自動車に取り付けられた状態を示す外観斜視図である。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る車載用周辺視認装置の全体構成を示す模式図である。
【図3】この発明の一の実施の形態に係る車載用周辺視認装置の撮像装置及び遮熱板が自動車に取り付けられた状態を示す模式図である。
【図4】この発明の一の実施の形態に係る遮熱板を示す側面図である。
【図5】この発明の一の実施の形態に係る遮熱板を示す断面図である。
【図6】この発明の一の実施の形態に係る遮熱板を示す背面図である。
【図7】この発明の一の実施の形態に係る遮熱板を示す正面図である。
【図8】この発明の一の実施の形態に係る遮熱板を示す平面図である。
【図9】提案例としての車載用周辺視認装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 自動車
2 開口部グリル
3 撮像装置
4 冷却ファン
10 ケース体
11 透過窓
12 透過窓
13 CCDカメラ
14 プリズム体
14a 一側面
14b 他側面
1a ラジエータ
21 遮熱板
22 支持柱
23 遮断壁
24〜26 フード
27 挿入突部
29 当接片
30 係合片
30a 基部
30b 係合爪
32 ピン孔
33 中腹断部
Claims (5)
- 撮像手段により、車両の周辺を撮像し、その撮像された画像を前記車両内部に設けられた表示手段に表示したり、画像処理によって車両の運転を制御する車載用周辺視認装置であって、
前記撮像手段は、車両のラジエータの外側に形成された開口部グリルに取り付けられ、
前記ラジエータと撮像手段との間に、ラジエータからの熱風を遮断する遮熱板が配置され、
前記遮熱板は、
前記ラジエータからの熱風を前記撮像手段に対して遮断する遮断壁と、
前記遮断壁の上下左右の少なくともいずれかの端部から前記撮像手段の表面に沿って延設されて前記ラジエータからの熱風の前記撮像手段への回り込みを抑制するフードと
を備え、
前記フードは、前記撮像手段の周囲を間欠的に取り囲んでいることを特徴とする車載用周辺視認装置。 - 撮像手段により、車両の周辺を撮像し、その撮像された画像を前記車両内部に設けられた表示手段に表示したり、画像処理によって車両の運転を制御する車載用周辺視認装置であって、
前記撮像手段は、車両のラジエータの外側に形成された開口部グリルに取り付けられ、
前記ラジエータと撮像手段との間に、ラジエータからの熱風を遮断する遮熱板が配置され、
前記遮熱板は、
前記ラジエータからの熱風を前記撮像手段に対して遮断する遮断壁と、
前記遮断壁の上下左右の少なくともいずれかの端部から前記撮像手段の表面に沿って延設されて前記ラジエータからの熱風の前記撮像手段への回り込みを抑制するフードと
を備え、
前記撮像手段は、撮像素子と、当該撮像素子が収納されたケース体とを有し、
前記フードは、前記撮像手段の上方に配設された上部フードを有し、
前記ケース体の上面と前記上部フードとは互いに離間していることを特徴とする車載用周辺視認装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車載用周辺視認装置であって、
前記遮熱板は、前記撮像手段に係合して当該撮像手段の抜けを防止する係合片を備える車載用周辺視認装置。 - 車両のラジエータの外側に形成された開口部グリルに取り付けられた撮像手段により、車両の周辺を撮像し、その撮像された画像を前記車両内部に設けられた表示手段に表示したり、画像処理によって車両の運転を制御する車載用周辺視認装置の遮熱板であって、
前記ラジエータと撮像手段との間に配置され、前記ラジエータからの熱風を前記撮像手段に対して遮断する遮断壁と、前記遮断壁の上下左右の少なくともいずれかの端部から前記撮像手段の表面に沿って延設されて前記ラジエータからの熱風の前記撮像手段への回り込みを抑制するフードとを備え、前記フードは、前記撮像手段の周囲を間欠的に取り囲むことを特徴とする車載用周辺視認装置の遮熱板。 - 請求項4に記載の車載用周辺視認装置の遮熱板であって、
前記撮像手段に係合して当該撮像手段の抜けを防止する係合片をさらに備える車載用周辺視認装置の遮熱板。
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