JP2001294059A - 乗用農作業機 - Google Patents

乗用農作業機

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JP2001294059A
JP2001294059A JP2000115042A JP2000115042A JP2001294059A JP 2001294059 A JP2001294059 A JP 2001294059A JP 2000115042 A JP2000115042 A JP 2000115042A JP 2000115042 A JP2000115042 A JP 2000115042A JP 2001294059 A JP2001294059 A JP 2001294059A
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JP
Japan
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driver
sensor
seat
seedling
floor
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JP2000115042A
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English (en)
Inventor
Harumitsu Toki
治光 十亀
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用農作業機において、運転席に着座する運
転者の操作姿勢ないし作業姿勢を自動監視させる。 【解決手段】 乗用車体1の運転席2に、運転者の着座
姿勢を検出するシートセンサ3を配置することを特徴と
する乗用農作業機の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用農作業機に
関するもので、苗植機、コンバイン、トラクタ作業機等
に利用される。
【0002】
【従来の技術】乗用車体の運転席に運転者が着座してい
るか、いないかを検出するセンサを有した技術が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】苗植機のような乗用農
作業機では、車体に乗席した状態で操縦しながら、苗植
機のような乗用農作業機では、車体に乗席した状態で操
縦しながら、後側の苗植装置部における苗植作業の監視
や、苗補給等の操作を行うことが多い。このような場合
では、運転者の操縦姿勢が変るため、これによって自動
的に運転者自身にこの状態を報知させたり、乗用農作業
機に作業状態を制御させて、正確で安全な作業を行わせ
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、乗用車体1の運転席2に、運転者の着座姿勢を検出
するシートセンサ3を配置することを特徴とする乗用農
作業機の構成とする。そして、請求項2に記載の発明
は、前記シートセンサ3で報知、ないし機械的作動を牽
制することを特徴とする。
【0005】また、請求項3に記載の発明は、乗用車体
1のステップフロア4に、運転者の姿勢を検出するフロ
アセンサ5を設けたことを特徴とする乗用農作業機の構
成とする。そして、請求項4に記載の発明は、前記フロ
アセンサ5で報知、ないし機械的作動を牽制することを
特徴とする。
【0006】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、シートセンサ
3によって運転席2における運転者の着座姿勢を検出す
る。このとき、運転者がステアリングハンドルを把持し
て前向きの姿勢で運転する場合と、運転者が運転しなが
ら後側作業装置の作業や補助を行う場合とでは、運転席
2での着座姿勢が異なるが、この着座姿勢をシートセン
サ3によって正確に検出することができる。また、この
シートセンサ3の配置によって検出するため構成が簡単
である。
【0007】ここに、請求項2に記載の発明では、この
シートセンサ3によって、運転者の着座姿勢を検出し、
報知、ないし機械的作動を牽制して、運転者の意識によ
るものではなく、運転、作業操作等によって無意識的に
自動的に牽制できて、安全な作業を行うことができ、操
縦、操作性を高めることができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、ステップフロア
4における運転者の姿勢をフロアセンサ5によって検出
されるため、運転者が運転席2から離れてステップフロ
ア4に位置して補助作業や操作を行う状態を自動的に正
確に監視できて、しかも、フロアセンサ5はステップフ
ロア4に設けられるため構成が簡単である。
【0009】ここに、請求項4に記載の発明は、このフ
ロアセンサ5によって、運転者がステップフロア4に位
置することを検出し、報知、ないし機械的作動を牽制し
て、運転者の意識によるものではなく、運転作業操作に
よって無意識的に自動的に牽制できて、安全な作業を行
うことができ、操縦、操作性を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明は、苗植機、コンバイ
ン、トラクタ作業機等の乗用農作業機に利用できる。乗
用の運転席やステアリングハンドルを有した四輪走行形
態の車体に作業装置を装着した農作業機では、運転席に
座った状態でステアリングハンドルを把持して操縦しな
がら、作業装置における補助作業、操作等を行うことが
あり、このとき、運転席に配置のシートセンサや、ステ
ップフロアのフロアセンサによって、この運転者の姿勢
を検出させる。
【0011】ここに、請求項1に記載の発明は、乗用車
体の運転席に、運転者の着座姿勢を検出するシートセン
サを配置することを特徴とする乗用農作業機の構成とし
て、運転者の意識の有無に拘らず、自身の着座姿勢をシ
ートセンサによって正確に検出させる。また、請求項2
に記載の発明では、前記シートセンサで報知、ないし機
械的作動を牽制することを特徴とするもので、シートセ
ンサによる検出で、自動的に報知ないし機械的作動を牽
制して、安全な作業を行い、操縦操作性を高めることが
できる。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、乗用車体
のステップフロアに、運転者の姿勢を検出するフロアセ
ンサを設けたことを特徴とする乗用農作業機の構成とし
て、運転者がステップフロアで補助作業を行う状態を自
動的に正確に鑑視させる。また、請求項4に記載の発明
では、前記フロアセンサで報知、ないし機械的作動を牽
制することを特徴とするもので、このフロアセンサの検
出によって報知、ないし機械的作動を牽制させて、安全
な作業を行わせ、操縦、操作性を高めるものである。
【0013】ここに、前記シートセンサや、フロアセン
サは、運転者の着座や踏付け等によってON,OFFす
るスイッチ形態とするもよく、歪みセンサや、感圧セン
サ、さらには超音波センサや、光学的センサを用いるこ
とができる。また、これらの各センサの設置形態は、複
数個所にわたって配置することができ、シートセンサ場
合は背もたれ部にも配置することができる。
【0014】また、これらのシートセンサやフロアセン
サによって、報知ランプやブザー等を牽制したり、ステ
アリングハンドルによる操向作動を自動操向モードに切
替たり、高速走行を低速走行状態に切り替えることがで
きる。
【0015】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第一実施例は図1〜図5に基づいて説明され、請求
項1、および2に記載の発明が現わされる。第二実施例
は主として図6〜図8に基づいて説明され、請求項3、
および4に記載の発明が現わされる。第三実施例は主と
して図9〜図13に基づいて説明される。
【0016】
【第一実施例】図1〜図5に基づいて、乗用苗植機を例
示する。車体1は、ステアリングハンドル6によって操
向される前車輪7と、後車輪8を有して、ボンネット9
内に搭載のエンジン10によって伝動して走行しうる四
輪駆動の走行形態としている。この前部のステアリング
ポスト11と後部のボンネット9上の運転席2との間に
センタフロア12が設けられ、これらステアリングポス
ト11、センタフロア12、および運転席2の左右両側
部にステップフロア4が配置される。
【0017】この車体1の後側には、平行リンクからな
るリフトリンク13が、油圧力により伸縮されるリフト
シリンダ14によって昇降自在に連結され、このリフト
リンク13の後端に多条植形態の苗植装置15が連結さ
れる。この苗植装置15は、苗植フレーム16の下部に
センタフロート17やサイドフロート18を配置し、後
部には苗を保持して楕円形状の苗植付軌跡線Aを描いて
作動する苗植付装置19を有し、上部にはこの苗植付装
置19に対して苗の供給を行わせる苗タンク20が配置
される。
【0018】この苗タンク20は、マット形態に育苗さ
れた苗を載せて、苗植付装置19側へ繰り出すことがで
きる。また、この苗タンク20は、後側傾斜に形成され
て、前上端部を運転席2の後部に接近させて、運転席2
側からの苗補給作業を行い易くしている。
【0019】車体1の後部上で運転席2の後側には左右
の方向に沿って施肥装置21が配置されて、施肥ホース
22を介して苗植付装置19による苗植付部近くの土壌
面に施肥できる。車体1の前部で、ステアリングポスト
11の左右両側方で、ステップフロア4の外側部に補助
苗載台23を設け、苗タンク20の苗量が減少したとき
は、運転者がステップフロア4上を移動しながら、この
補助苗載台23に収容させている補助苗を取り出して、
後方の苗タンク20へ補給することができる。
【0020】前記運転席2の下部に感圧形態のシートセ
ンサ3を配置する。このシートセンサ3は、運転席2の
中央部にセンタセンサ24が、また、左右両側部にサイ
ドセンサ25がそれぞれ配置される。図2のように、運
転者が中央部に着座してステアリングハンドル6を把持
して走行運転するときは、センタセンサ24がONされ
て、サイドセンサ25はOFFとなる。また、運転者が
着座位置を左右へ移動して、ステアリングハンドル6操
作以外の補助作業を行うときは、左右いずれかのサイド
センサ25がONされる。
【0021】このように、運転席2の横幅にわたって複
数のシートセンサ3を配置することによって、運転者の
着座位置を検出し、操作や、作業姿勢を判別することが
できる。そして、サイドセンサ25が作業姿勢を検出す
る場合に、車体1の走行速度や苗植速度を牽制制御する
形態では、図3のように、伝動速度を減速するように連
動して、運転者による補助作業を行い易くし、操縦の安
全を図る。
【0022】この補助作業としては、補助苗載台23の
補助苗を取出して後側の苗タンク20へ補給する作業
や、苗タンク20内の苗繰出の補正や、これら苗植装置
15や施肥装置21等の機能チエック等がある。
【0023】
【第二実施例】主として図6〜図8に基づいて説明す
る。前記ステップフロア4部を前後方向に感圧センサか
らなるフロアセンサ5を敷設し、運転者が足で踏付ける
ることによって検出される。このフロアセンサ5は、紐
状に形成ないし配置したが、複数条にして幅広く配置す
ることもできる。前記のような運転者による補助苗の補
給作業は、このステップフロア4部を足場として行われ
ることが多く、このフロアセンサ5による検出の場合
は、運転者が運転席2から離れることが多く、図8のよ
うに車速を低速域に減速するように制御することができ
るが、これに代えて、走行クラッチを切りにして完全に
停止させることもでき、さらには、ステアリングハンド
ル6による操縦に代えて自動操向制御による自動運転に
切替えることもできる。
【0024】
【第三実施例】主として図9〜図13に基づいて、苗植
機で植付けられた既植付苗列を検出の方法を説明する。
前記苗植機の苗植装置15の横側、または車体1の横側
に突出させる支持枠26に発光部27と受光部28とか
らなる反射光形態の苗列センサ29を取付け、この苗列
センサ29を土壌面B上適宜高さの位置を前進させるこ
とによって、植付苗Cの苗列条を検出できる。このと
き、苗列センサ29の進行速度との関係で、植付苗Cの
根元部の一定領域Dでは、受光部28への反射光量が減
少されるため、これを図10のグラフEで現わすことが
できる。
【0025】このような苗列センサ29による検出に基
づいて、コントローラでは、反射光量をセンサ電圧とし
て一定時間tαにわたって図11のように作成させる。
この時間tαにおける現行位置Fの間隔時間の平均値t
を測定演算する。このような植付苗Cの苗間隔時間の度
数分布グラフ(図12)を作成させて、この度数分布グ
ラフGからピーク域近傍の度数NOを演算しながら、予
め設定された時間設定範囲H内にある度数が一定以上の
とき苗列と判定する。
【0026】このように地表面からの反射信号の時間間
隔を所定時間にわたって測定しながら、その平均値や、
度数分布等の中央値を求め、この中央値が予め設定した
範囲(苗間隔)内でその度数が一定以上のとき苗列と判
定する。したがって、直接苗の有無を検出して、すでに
植え付けた側か、反対側かの判定を行うため、正確なマ
ーカ等の張出制御や自動操向制御を行わせることができ
る。また、検出した量を予め設定した基準でその適正を
判定するため、精度よく苗列を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例を示す運転席部の側面図
と正面図。
【図2】そのフローチャート。
【図3】そのフローチャート。
【図4】苗植機の側面図。
【図5】その平面図。
【図6】第二実施例を示す運転席部の側面図。
【図7】その平面図。
【図8】そのフローチャート。
【図9】第三実施例を示す苗列センサ部の側面図。
【図10】その作用を示す側面図と、センサの検出グラ
フ。
【図11】その苗列センサによる検出グラフ。
【図12】その苗列センサ検出によりコントローラで演
算されたグラフ。
【図13】その苗列センサによる作動を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 車体 2 運転席 3 シートセンサ 4 ステップフロア 5 フロアセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗用車体1の運転席2に、運転者の着座姿
    勢を検出するシートセンサ3を配置することを特徴とす
    る乗用農作業機。
  2. 【請求項2】前記シートセンサ3で報知、ないし機械的
    作動を牽制することを特徴とする請求項1に記載の乗用
    農作業機。
  3. 【請求項3】乗用車体1のステップフロア4に、運転者
    の姿勢を検出するフロアセンサ5を設けたことを特徴と
    する乗用農作業機。
  4. 【請求項4】前記フロアセンサ5で報知、ないし機械的
    作動を牽制することを特徴とする請求項3に記載の乗用
    農作業機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064527A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kubota Corp 水田作業車
JP2019062752A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 井関農機株式会社 作業車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064527A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kubota Corp 水田作業車
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