JP2001293633A - 脱着可能なガイド固定装置 - Google Patents
脱着可能なガイド固定装置Info
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- JP2001293633A JP2001293633A JP2000116249A JP2000116249A JP2001293633A JP 2001293633 A JP2001293633 A JP 2001293633A JP 2000116249 A JP2000116249 A JP 2000116249A JP 2000116249 A JP2000116249 A JP 2000116249A JP 2001293633 A JP2001293633 A JP 2001293633A
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- fastening
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 簡単な構成でしかも安全・確実にガイドの固
定および脱着を可能にする。 【解決手段】 ガイドの案内幅を調整せしめるために所
要の間隔で設けられた2本のガイド2調整用長溝孔を穿
設した送路盤1と、先端部の底面より先端にかけてアー
ルが形成されるとともに先端部に上方へ回動せしめるた
めのの軸7を偏心させて設けガイド上に配置した操作レ
バー4と、軸7に軸支されガイドを貫通して遊挿され下
端に路盤に対する付勢体を固設した締結用杆体9とを備
え、該締結用杆体の長さをガイドが送路盤1に固定され
たとき締結用杆体9の下端に固設される付勢体が送路盤
の下面に対して付勢され、該付勢が解除されたとき付勢
体の上面と走路盤の下面との間に少量の間隙が生ずるよ
うにし、かつ、締結用杆体9の下部に固設される弾性体
16は、その幅がガイド調整用長溝孔の幅より狭く長さ
はガイド調整用長溝孔の幅より長く形成されている。
定および脱着を可能にする。 【解決手段】 ガイドの案内幅を調整せしめるために所
要の間隔で設けられた2本のガイド2調整用長溝孔を穿
設した送路盤1と、先端部の底面より先端にかけてアー
ルが形成されるとともに先端部に上方へ回動せしめるた
めのの軸7を偏心させて設けガイド上に配置した操作レ
バー4と、軸7に軸支されガイドを貫通して遊挿され下
端に路盤に対する付勢体を固設した締結用杆体9とを備
え、該締結用杆体の長さをガイドが送路盤1に固定され
たとき締結用杆体9の下端に固設される付勢体が送路盤
の下面に対して付勢され、該付勢が解除されたとき付勢
体の上面と走路盤の下面との間に少量の間隙が生ずるよ
うにし、かつ、締結用杆体9の下部に固設される弾性体
16は、その幅がガイド調整用長溝孔の幅より狭く長さ
はガイド調整用長溝孔の幅より長く形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物を加工部
に送り込むとき、被加工物の幅に応じた案内路を形成す
るためガイドをガイド溝に沿って移動して所要の位置に
固定、あるいはその固定を解除してガイドを移動、ま
た、複数箇のガイドを取付け・脱着して所定の案内路を
得ることを可能にしたガイドの固定装置に関する。
に送り込むとき、被加工物の幅に応じた案内路を形成す
るためガイドをガイド溝に沿って移動して所要の位置に
固定、あるいはその固定を解除してガイドを移動、ま
た、複数箇のガイドを取付け・脱着して所定の案内路を
得ることを可能にしたガイドの固定装置に関する。
【0002】
【従来技術】被加工物を加工部に送り込むとき、被加工
物の幅がその都度異なることがあり、このため加工部へ
の案内路となる送路盤に前記案内路と直交する長溝孔を
平行に二本穿設し、角状体をなすガイドの両端に該ガイ
ドを貫通して設けたボルトを前記の長溝孔にそれぞれ挿
通し、前記の長溝孔に沿ってガイドを移動し、所要の位
置にて前記のボルトを送路盤の裏面ナットにて前記のガ
イドを固定することによって必要とする案内路の幅を形
成している。
物の幅がその都度異なることがあり、このため加工部へ
の案内路となる送路盤に前記案内路と直交する長溝孔を
平行に二本穿設し、角状体をなすガイドの両端に該ガイ
ドを貫通して設けたボルトを前記の長溝孔にそれぞれ挿
通し、前記の長溝孔に沿ってガイドを移動し、所要の位
置にて前記のボルトを送路盤の裏面ナットにて前記のガ
イドを固定することによって必要とする案内路の幅を形
成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置にあって
は、上述したように被加工物の幅が異なるとその幅に相
当する案内路を形成するのに、案内路となる送路盤の裏
面においてボルト・ナットによる固定を行う必要があり
能率の点あるいは作業の環境の面から問題があった。そ
こで、本発明は、簡単な構成でしかも安全・確実にガイ
ドの固定及び脱着を可能とした脱着可能なガイド固定装
置の提供を目的とする者である。
は、上述したように被加工物の幅が異なるとその幅に相
当する案内路を形成するのに、案内路となる送路盤の裏
面においてボルト・ナットによる固定を行う必要があり
能率の点あるいは作業の環境の面から問題があった。そ
こで、本発明は、簡単な構成でしかも安全・確実にガイ
ドの固定及び脱着を可能とした脱着可能なガイド固定装
置の提供を目的とする者である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る脱着可能な
ガイド固定装置は、被加工物を案内する走路盤上に案内
路を形成するためのガイドと、該案内路と直交し前記ガ
イドで形成される案内路の幅を調整せしめるために所要
の間隔で設けられた2本のガイド調整用長溝孔と、先端
の長手方向にコ字状切込が設けられ先端部の底面より先
端にかけてアールが形成されるとともに先端部に上方へ
回動せしめるための軸を偏心させて設け前記ガイド上に
配置した操作レバーと、前記軸に軸支され前記ガイドを
貫通して遊挿され下端に前記送路盤裏面に対して付勢力
を与える締結用付勢体を固設した締結用杆体とを備え、
該締結用杆体の長さをガイドが送路盤に固定されたとき
前記した締結用杆体の下端に固設される締結用付勢体が
送路盤の裏面に対して付勢され、該付勢が解除されたと
き前記付勢体の上面と走路盤の下面との間に少量の間隙
が生ずるようにされ、かつ、前記締結用杆体の下部に固
設される付勢体は、その幅が前記ガイド調整用長溝孔の
幅より狭く長さはガイド調整用長溝孔の幅より長く形成
されていることをその特徴とするものである。
ガイド固定装置は、被加工物を案内する走路盤上に案内
路を形成するためのガイドと、該案内路と直交し前記ガ
イドで形成される案内路の幅を調整せしめるために所要
の間隔で設けられた2本のガイド調整用長溝孔と、先端
の長手方向にコ字状切込が設けられ先端部の底面より先
端にかけてアールが形成されるとともに先端部に上方へ
回動せしめるための軸を偏心させて設け前記ガイド上に
配置した操作レバーと、前記軸に軸支され前記ガイドを
貫通して遊挿され下端に前記送路盤裏面に対して付勢力
を与える締結用付勢体を固設した締結用杆体とを備え、
該締結用杆体の長さをガイドが送路盤に固定されたとき
前記した締結用杆体の下端に固設される締結用付勢体が
送路盤の裏面に対して付勢され、該付勢が解除されたと
き前記付勢体の上面と走路盤の下面との間に少量の間隙
が生ずるようにされ、かつ、前記締結用杆体の下部に固
設される付勢体は、その幅が前記ガイド調整用長溝孔の
幅より狭く長さはガイド調整用長溝孔の幅より長く形成
されていることをその特徴とするものである。
【0005】本発明の実施の形態を図に基づいて説明す
る。図1において1は被加工物を加工台(図示しない)
上に送る送路盤であり、通常は薄板の金属板よりなる。
2,2は前記送路盤1上に設けられ被加工物を案内する
ガイドであり、該ガイド2,2は角状をなすとともに被
加工物の幅に相当する走路幅を形成するようにそれぞれ
のガイド2,2を前記送路盤1の案内路に直交するガイ
ド調整用長溝孔3,3に沿って移動し所要の間隔となっ
たとき走路盤1に固定する。
る。図1において1は被加工物を加工台(図示しない)
上に送る送路盤であり、通常は薄板の金属板よりなる。
2,2は前記送路盤1上に設けられ被加工物を案内する
ガイドであり、該ガイド2,2は角状をなすとともに被
加工物の幅に相当する走路幅を形成するようにそれぞれ
のガイド2,2を前記送路盤1の案内路に直交するガイ
ド調整用長溝孔3,3に沿って移動し所要の間隔となっ
たとき走路盤1に固定する。
【0006】前記したガイド2を固定する構成について
説明すると、4は、操作レバーであり、該操作レバー4
はガイド2、2のそれぞれの両端部の上面に配置され、
これらガイド2の両端部に設けられる操作レバー4によ
る固定・解除及び脱着は同一の構成及び作用であるので
その一つについて説明する。
説明すると、4は、操作レバーであり、該操作レバー4
はガイド2、2のそれぞれの両端部の上面に配置され、
これらガイド2の両端部に設けられる操作レバー4によ
る固定・解除及び脱着は同一の構成及び作用であるので
その一つについて説明する。
【0007】前記した操作レバー4の先端部に操作レバ
ー4の長手方向にコ字状の切込み5が設けられるととも
に、先端部底部は該操作レバー4が上方に向けて回動可
能となすためにアール6が形成されている。そして前記
した上方に向けて回動せしめるために操作レバー4の先
端において偏心した位置に軸7が設けてある。9は前記
ガイド2を貫通して遊挿される締結用杆体であり、該締
結用杆体9の上端部は前記した操作レバー4の先端部の
コ字状切込み5において該操作レバー4の先端の偏心し
た位置に設けられた軸7に連結・軸支されている。
ー4の長手方向にコ字状の切込み5が設けられるととも
に、先端部底部は該操作レバー4が上方に向けて回動可
能となすためにアール6が形成されている。そして前記
した上方に向けて回動せしめるために操作レバー4の先
端において偏心した位置に軸7が設けてある。9は前記
ガイド2を貫通して遊挿される締結用杆体であり、該締
結用杆体9の上端部は前記した操作レバー4の先端部の
コ字状切込み5において該操作レバー4の先端の偏心し
た位置に設けられた軸7に連結・軸支されている。
【0008】10は、上面の金属板11及び底面の金属
板12の間に挟持固設されたゴム等の弾性部材13より
なる締結用付勢体であり、該締結用付勢体10の中央に
前記の締結用杆体9を挿通し該締結用杆体9の下端部を
前記した締結用付勢体10の下部の金属板12に固定し
てある。そして、前記した締結用付勢体10は長方形に
形成され、その長手方向の長さは前記したガイド調整用
長溝孔3の幅より大とされ、また短手方向の長さは前記
ガイド調整用長溝孔3の幅より若干狭くしてある。
板12の間に挟持固設されたゴム等の弾性部材13より
なる締結用付勢体であり、該締結用付勢体10の中央に
前記の締結用杆体9を挿通し該締結用杆体9の下端部を
前記した締結用付勢体10の下部の金属板12に固定し
てある。そして、前記した締結用付勢体10は長方形に
形成され、その長手方向の長さは前記したガイド調整用
長溝孔3の幅より大とされ、また短手方向の長さは前記
ガイド調整用長溝孔3の幅より若干狭くしてある。
【0009】前記した実施の形態においては締結用付勢
体10は底面11及び上面12を金属板としその間にゴ
ム等の弾性部材13を挟持固定したもので説明したが、
前記のようなゴム等の弾性部材の代わりに図6に示すよ
うに板状のばね16を締結用杆体9の下端部に固設して
もよい、そして、ばね16においても、その幅及び長さ
とガイド調整用長溝孔3の溝幅との関係は前記したゴム
等の弾性材で形成された締結用付勢体の場合と同様であ
る。要は、操作レバーをガイドと平行状態としてガイド
を走路盤に固定6するとき、走路盤の裏面に対して付勢
力を与えるものであればよい。そして図6〜8において
は、先に説明した部材と同一部材は同一の符号が付して
ある。
体10は底面11及び上面12を金属板としその間にゴ
ム等の弾性部材13を挟持固定したもので説明したが、
前記のようなゴム等の弾性部材の代わりに図6に示すよ
うに板状のばね16を締結用杆体9の下端部に固設して
もよい、そして、ばね16においても、その幅及び長さ
とガイド調整用長溝孔3の溝幅との関係は前記したゴム
等の弾性材で形成された締結用付勢体の場合と同様であ
る。要は、操作レバーをガイドと平行状態としてガイド
を走路盤に固定6するとき、走路盤の裏面に対して付勢
力を与えるものであればよい。そして図6〜8において
は、先に説明した部材と同一部材は同一の符号が付して
ある。
【0010】本実施の形態におけるガイドの固定・解除
及び脱着装置は上記したように構成されるものであり、
これを送路盤1に用いるには、下端部に締結用付勢体1
0(16)を固設した締結用杆体9をガイド2の所要箇
所に設けられた貫通孔に遊挿しその先端を操作レバー4
の先端部の軸7に連結するが、このとき前記した締結用
杆体9の下端部に固設された締結用付勢体10(16)
の長手方向が操作レバー4と平行状態となるようにす
る。そして、締結用杆体9の下端に固設される締結用付
勢体10(16)の短手方向の幅は送路盤1に穿設のガ
イド調整用長溝孔3の溝幅より若干狭くなっているの
で、前記締結用付勢体10(16)の短手方向を走路盤
1に穿設のガイド調整用長溝孔3と平行になるようにし
て前記付勢体10を走路盤1に穿設のガイド調整用長溝
孔3に差し入れてその下方に位置させ、締結用付勢体1
0(16)を90度回動させ、締結用付勢体10の長手
方向がガイド調整用長溝孔3と直交するようにして締結
用杆体9を操作レバー4の軸7に連結する。このとき、
操作レバー4はガイド2の上部においてガイド2の長手
方向と平行に配置されるようになる
及び脱着装置は上記したように構成されるものであり、
これを送路盤1に用いるには、下端部に締結用付勢体1
0(16)を固設した締結用杆体9をガイド2の所要箇
所に設けられた貫通孔に遊挿しその先端を操作レバー4
の先端部の軸7に連結するが、このとき前記した締結用
杆体9の下端部に固設された締結用付勢体10(16)
の長手方向が操作レバー4と平行状態となるようにす
る。そして、締結用杆体9の下端に固設される締結用付
勢体10(16)の短手方向の幅は送路盤1に穿設のガ
イド調整用長溝孔3の溝幅より若干狭くなっているの
で、前記締結用付勢体10(16)の短手方向を走路盤
1に穿設のガイド調整用長溝孔3と平行になるようにし
て前記付勢体10を走路盤1に穿設のガイド調整用長溝
孔3に差し入れてその下方に位置させ、締結用付勢体1
0(16)を90度回動させ、締結用付勢体10の長手
方向がガイド調整用長溝孔3と直交するようにして締結
用杆体9を操作レバー4の軸7に連結する。このとき、
操作レバー4はガイド2の上部においてガイド2の長手
方向と平行に配置されるようになる
【0011】本実施の形態においては、前記した締結用
杆体9の長さは、操作レバー4の遊端4’がガイド2の
上面と接する状態のとき、すなわち、ガイド2が走路盤
1に固定された状態のとき締結用付勢体10の弾性部材
13あるいはばね(16)が圧縮され、送路盤1の裏面
に付勢力を与えてガイド2を送路盤1に固定し、また、
上記の状態より操作レバー4の遊端4’を上方に向けて
回動させると操作レバー4はその先端部の底面より先端
にアール6が形成されているので軸7を中心として操作
レバー4は容易に上方に回動し、操作レバー4を垂直状
態としたとき(図5及び7参照)締結用杆体9は操作レ
バー4の偏心された軸7に上部が軸支されているため上
記の操作レバー4の上方向けの回動により下方に下がる
こととなり、締結用杆体9が下方に位置したとき走路盤
1の裏面と締結用付勢体10(16)の上面との間に少
しばかりの間隙14が形成されるように締結用杆体9の
長さを定めてある。
杆体9の長さは、操作レバー4の遊端4’がガイド2の
上面と接する状態のとき、すなわち、ガイド2が走路盤
1に固定された状態のとき締結用付勢体10の弾性部材
13あるいはばね(16)が圧縮され、送路盤1の裏面
に付勢力を与えてガイド2を送路盤1に固定し、また、
上記の状態より操作レバー4の遊端4’を上方に向けて
回動させると操作レバー4はその先端部の底面より先端
にアール6が形成されているので軸7を中心として操作
レバー4は容易に上方に回動し、操作レバー4を垂直状
態としたとき(図5及び7参照)締結用杆体9は操作レ
バー4の偏心された軸7に上部が軸支されているため上
記の操作レバー4の上方向けの回動により下方に下がる
こととなり、締結用杆体9が下方に位置したとき走路盤
1の裏面と締結用付勢体10(16)の上面との間に少
しばかりの間隙14が形成されるように締結用杆体9の
長さを定めてある。
【0012】上記したように、操作レバー4の遊端4’
を上方に向けて回動あるいは上方から下方に回動させる
ことによりガイド2を送路盤1に固定あるいは固定を解
除するものであるが、固定を解除したとき、送路盤1の
裏面と締結用付勢体10(16)の上面との間に少しば
かりの間隙14が生じるように構成してあるので、固定
を解除したとき操作レバー4を90度水平方向に旋回さ
せると、これにともなって締結用杆体9も旋回され、該
締結用杆体9の下部に固設の締結用付勢体10も90度
旋回され、前記締結用付勢体10の長手方向がガイド締
結用長溝孔3と平行になり、その結果前記ガイド締結用
長溝孔3の溝幅より狭い幅の締結用付勢体10(16)
はガイド締結用長溝孔3より容易に抜け出すことがで
き、したがってガイド2の送路盤1からの脱出が可能に
なるものである。
を上方に向けて回動あるいは上方から下方に回動させる
ことによりガイド2を送路盤1に固定あるいは固定を解
除するものであるが、固定を解除したとき、送路盤1の
裏面と締結用付勢体10(16)の上面との間に少しば
かりの間隙14が生じるように構成してあるので、固定
を解除したとき操作レバー4を90度水平方向に旋回さ
せると、これにともなって締結用杆体9も旋回され、該
締結用杆体9の下部に固設の締結用付勢体10も90度
旋回され、前記締結用付勢体10の長手方向がガイド締
結用長溝孔3と平行になり、その結果前記ガイド締結用
長溝孔3の溝幅より狭い幅の締結用付勢体10(16)
はガイド締結用長溝孔3より容易に抜け出すことがで
き、したがってガイド2の送路盤1からの脱出が可能に
なるものである。
【0013】以上の述べたように本実施の形態によると
きは、被加工物の幅に変更があり、案内路の幅を変更す
るときは、ガイド2の上部に設けられた固定装置の操作
用レバー4の遊端4’を上方に向けて回動させると、操
作レバー4の先端部の偏心した位置に設けられた軸7に
は、ガイド2を送路盤1に固定する締結用付勢体10
(16)が下端に固設されている締結用杆体9の上部が
連結されているので、上記の回動にしたがって締結用杆
体9は下動し、締結用付勢体の送路盤に対する付勢力が
解除され、前記の締結用付勢体の上面と送路盤1の裏面
との間に間隙が生じる。
きは、被加工物の幅に変更があり、案内路の幅を変更す
るときは、ガイド2の上部に設けられた固定装置の操作
用レバー4の遊端4’を上方に向けて回動させると、操
作レバー4の先端部の偏心した位置に設けられた軸7に
は、ガイド2を送路盤1に固定する締結用付勢体10
(16)が下端に固設されている締結用杆体9の上部が
連結されているので、上記の回動にしたがって締結用杆
体9は下動し、締結用付勢体の送路盤に対する付勢力が
解除され、前記の締結用付勢体の上面と送路盤1の裏面
との間に間隙が生じる。
【0014】上記したように締結用付勢体の送路盤に対
する付勢力が解除されると、送路盤1の裏面と締結用付
勢体との間に間隙が生じるので、操作レバー4を90度
水平に旋回させ、これにともなって締結用杆体及び該杆
体に固設される締結用付勢体を同様に90度旋回させ、
ガイド2をガイド調整用長溝孔3内より脱出させ所要の
位置まで移動させ、該位置にて前記締結用付勢体を送路
盤に穿設のガイド調整用長溝孔3に差し入れ、操作レバ
ー4を前記と反対方向に90度旋回せしめ下方に回動さ
せ締結用杆を上昇させ該締結用杆の下端に固設の締結用
付勢体によって送路盤の裏面に付勢力を与えてガイドと
送路盤とを固定し必要とする案内路を形成するようにす
る。
する付勢力が解除されると、送路盤1の裏面と締結用付
勢体との間に間隙が生じるので、操作レバー4を90度
水平に旋回させ、これにともなって締結用杆体及び該杆
体に固設される締結用付勢体を同様に90度旋回させ、
ガイド2をガイド調整用長溝孔3内より脱出させ所要の
位置まで移動させ、該位置にて前記締結用付勢体を送路
盤に穿設のガイド調整用長溝孔3に差し入れ、操作レバ
ー4を前記と反対方向に90度旋回せしめ下方に回動さ
せ締結用杆を上昇させ該締結用杆の下端に固設の締結用
付勢体によって送路盤の裏面に付勢力を与えてガイドと
送路盤とを固定し必要とする案内路を形成するようにす
る。
【0015】上記したように、ガイドと装路盤の固定解
除は、操作レバーの上方への回動という操作でよく、ま
た、ガイド調整用長溝孔からの脱出は上記の状態から操
作レバーをを90度水平方向に旋回させるのみでよく、
また、元の状態であるガイドの固定は、水平方向の旋回
とそれに続く操作レバーの下方への回動といった簡単な
操作で行うことができるものである。したがって、ガイ
ドの固定及び固定の解除は操作レバーの操作のみで実施
が可能となるものであり、また、前記したようにガイド
調整用長溝よりの脱着が容易であるので被加工物の種類
によってはガイド自体を交換する必要があるが、本装置
によるときはガイドの交換を容易に行うことができる。
除は、操作レバーの上方への回動という操作でよく、ま
た、ガイド調整用長溝孔からの脱出は上記の状態から操
作レバーをを90度水平方向に旋回させるのみでよく、
また、元の状態であるガイドの固定は、水平方向の旋回
とそれに続く操作レバーの下方への回動といった簡単な
操作で行うことができるものである。したがって、ガイ
ドの固定及び固定の解除は操作レバーの操作のみで実施
が可能となるものであり、また、前記したようにガイド
調整用長溝よりの脱着が容易であるので被加工物の種類
によってはガイド自体を交換する必要があるが、本装置
によるときはガイドの交換を容易に行うことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る脱着可能なガイド固定装置
は、被加工物を案内する走路盤上に案内路を形成するた
めのガイドの幅を調整するのに、先端の長手方向にコ字
状切込が設けられ先端部の底面より先端にかけてアール
が形成されるとともに先端部に上方へ回動せしめるため
のの回動軸を偏心させて設け前記ガイド上に配置した操
作レバーと、前記回動軸に軸支され前記ガイドを貫通し
て遊挿され下端に弾性体を固設した締結用杆体とを備
え、該締結用杆体の長さをガイドが送路盤に固定された
とき前記した締結用杆体の下端に固設される弾性体が送
路盤の下面に対して付勢され、該付勢が解除されたとき
前記の付勢体の上面と走路盤の下面との間に少量の間隙
が生ずるようにしたので、操作レバーの上方への回動あ
るいは上方より下方への回動によって容易にガイドを送
路盤に固定あるいは解除ができ、被加工物の幅に応じた
案内路を容易に形成できるものである。
は、被加工物を案内する走路盤上に案内路を形成するた
めのガイドの幅を調整するのに、先端の長手方向にコ字
状切込が設けられ先端部の底面より先端にかけてアール
が形成されるとともに先端部に上方へ回動せしめるため
のの回動軸を偏心させて設け前記ガイド上に配置した操
作レバーと、前記回動軸に軸支され前記ガイドを貫通し
て遊挿され下端に弾性体を固設した締結用杆体とを備
え、該締結用杆体の長さをガイドが送路盤に固定された
とき前記した締結用杆体の下端に固設される弾性体が送
路盤の下面に対して付勢され、該付勢が解除されたとき
前記の付勢体の上面と走路盤の下面との間に少量の間隙
が生ずるようにしたので、操作レバーの上方への回動あ
るいは上方より下方への回動によって容易にガイドを送
路盤に固定あるいは解除ができ、被加工物の幅に応じた
案内路を容易に形成できるものである。
【0017】また、前記した締結用杆体の下部に固設さ
れる付勢体は、その幅がガイド調整用長溝孔の幅より狭
く長さはガイド調整用長溝孔の幅より長く形成されてい
るので前記の操作レバーを旋回することにより締結用杆
体の下部に固設の付勢体をも旋回させ付勢体を調整用溝
孔より容易に脱出させることができるものである。
れる付勢体は、その幅がガイド調整用長溝孔の幅より狭
く長さはガイド調整用長溝孔の幅より長く形成されてい
るので前記の操作レバーを旋回することにより締結用杆
体の下部に固設の付勢体をも旋回させ付勢体を調整用溝
孔より容易に脱出させることができるものである。
【図1】 被加工物の案内路の調整の説明図
【図2】 固定脱出装置の断面図
【図3】 固定脱出装置の側面図
【図4】 固定脱出装置の上面図
【図5】 固定を解除したときの説明図
【図6】 他の例の固定脱出装置の説明図
【図7】 同上の固定を解除したときの説明図
【図8】 脱出時の説明図
1 送路盤 2 ガイ
ド 3 調整用長溝孔 4 操作
レバー 7 軸 9 締結
用杆体 10,16 締結用付勢体
ド 3 調整用長溝孔 4 操作
レバー 7 軸 9 締結
用杆体 10,16 締結用付勢体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C033 LL08 3J001 FA18 GB01 GC02 GC13 HA02 JB02 JB13 KA14 KA19 KA26 KB05 3J022 DA11 EA15 EB02 EB14 EC23 ED02 FB12 FB17 GA06 GA15 GB15
Claims (1)
- 【請求項1】 被加工物を案内する送路盤上に案内路を
形成するためのガイドと、該案内路と直交し前記ガイド
で形成される案内路の幅を調整せしめるために所要の間
隔で設けられた2本のガイド調整用長溝孔と、先端の長
手方向にコ字状切込が設けられ先端部の底面より先端に
かけてアールが形成されるとともに先端部に上方へ回動
せしめるための軸を偏心させて設け前記ガイド上に配置
した操作レバーと、前記軸に軸支され前記ガイドを貫通
して遊挿され下端に前記送路盤裏面に対して付勢力を与
える締結用付勢体を固設した締結用杆体とを備え、該締
結用杆体の長さをガイドが送路盤に固定されたとき前記
した締結用杆体の下端に固設される締結用付勢体が送路
盤の裏面に対して付勢され、該付勢が解除されたとき前
記付勢体の上面と走路盤の下面との間に少量の間隙が生
ずるようにされ、かつ、前記締結用杆体の下部に固設さ
れる付勢体は、その幅が前記ガイド調整用長溝孔の幅よ
り狭く長さはガイド調整用長溝孔の幅より長く形成され
ていることを特徴とする脱着可能なガイド固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116249A JP2001293633A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 脱着可能なガイド固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116249A JP2001293633A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 脱着可能なガイド固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001293633A true JP2001293633A (ja) | 2001-10-23 |
Family
ID=18627733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000116249A Pending JP2001293633A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 脱着可能なガイド固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001293633A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007163468A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 測定装置の移送および組み付けのための保持装置 |
WO2020065782A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社Fuji | シュート |
CN113613431A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-11-05 | 吉林工程技术师范学院 | 一种信号处理用具有抗电磁干扰效果的传输装置 |
-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116249A patent/JP2001293633A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007163468A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 測定装置の移送および組み付けのための保持装置 |
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JPWO2020065782A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2021-04-08 | 株式会社Fuji | シュート |
JP7015937B2 (ja) | 2018-09-26 | 2022-02-03 | 株式会社Fuji | シュート |
CN113613431A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-11-05 | 吉林工程技术师范学院 | 一种信号处理用具有抗电磁干扰效果的传输装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060718 |