JP2001293198A - パチンコ機の前枠 - Google Patents

パチンコ機の前枠

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JP2001293198A
JP2001293198A JP2000110931A JP2000110931A JP2001293198A JP 2001293198 A JP2001293198 A JP 2001293198A JP 2000110931 A JP2000110931 A JP 2000110931A JP 2000110931 A JP2000110931 A JP 2000110931A JP 2001293198 A JP2001293198 A JP 2001293198A
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pachinko machine
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Makoto Nakamura
誠 中村
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変表示装置は表示内容が複雑化するのに伴
って大型化する傾向にあったが、遊技領域の広さが限ら
れているため現在ほぼ限界に達している。もちろんパチ
ンコ機の外寸を大きくすれば遊技領域の拡張は容易であ
るが、パチンコ機の外寸を拡大すると既存のパチンコ機
設置島に適合しないという致命的な不具合が生ずる。本
発明の目的はパチンコ機の外寸を変更することなく遊技
板の遊技領域の拡張を可能とした前枠を提供することに
ある。 【解決手段】 遊技板7用の窓孔4を有する額縁形態で
あり且つ外枠1の前面に開閉動自在に軸着される合成樹
脂製の前枠2であって、開閉中心側の縦フレーム2Aに
補強手段18(高剛性部材18A)を設けて剛性を高め
つつその縦フレーム2Aの横幅を細くして窓孔4を横方
向に拡張し、もって遊技板7の遊技領域7Pを拡大させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の前枠
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機Pを図5〜図8により
説明する。なお、図5はパチンコ機の正面図、図6はパ
チンコ機の裏面図、図7はガラス扉枠を開いた状態を示
すパチンコ機の斜視図、図8は要部を示す一部拡大断面
図である。
【0003】パチンコ機Pは、四角い枠状の外枠1とそ
の外枠1の前面に位置する合成樹脂製の前枠2とから概
略構成される。外枠1と前枠2にはそれぞれの一側上下
にヒンジ部材3,3が設けられており、外枠1のヒンジ
部材3と前枠2のヒンジ部材3を嵌め合わせることによ
り外枠1の前面に前枠2が開閉動自在に軸着される。
【0004】前枠2は左右の縦フレーム2A,2Bと上
フレーム2Cと下フレーム2Dで窓孔4を囲ういわゆる
額縁形態であり、縦フレーム2A,2Bと上フレーム2
Cの裏側に一体に突設した桟枠部材5と、下フレーム2
Dの裏側に一体に突設した下部遊技板6で遊技板7を保
持する。
【0005】遊技板7の正面にはガイドレール8で囲ま
れた円形の遊技領域7Pがあり、その遊技領域7Pの中
に可変表示装置9や入賞装置10などが配設されてい
る。また、前枠2の正面には窓孔4の上半部強を塞ぐよ
うに開閉自在なガラス扉枠11が設けられ、また、窓孔
4の下半部弱を塞ぐように球皿12付の前面板13が開
閉自在に取り付けられている。
【0006】一方、前枠2の裏側には球タンク14や景
品球放出装置15などを設けた機構板16が取り付けら
れている。この機構板16と前枠2にはそれぞれ図6に
おいて右側の上下にヒンジ部材17,17が設けられて
おり、前枠2のヒンジ部材17と機構板16のヒンジ部
材17を嵌め合わせることにより前枠2の裏面に機構板
16が開閉動自在に軸着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記可変表示装置9は
表示内容が高度化複雑化するのに伴って大型化する傾向
にあったが、遊技領域7Pの広さが限られているため現
在ほぼ限界に達している。もちろんパチンコ機Pの外寸
を大きくすれば遊技領域7Pの拡張は容易であるが、パ
チンコ機Pの外寸を拡大すると既存のパチンコ機設置島
に適合しない、という致命的な不具合が生ずるから殆ど
実現の可能性がない。
【0008】本発明は上記に鑑みなされたもので、その
目的はパチンコ機の外寸を変更することなく遊技板の遊
技領域の拡張を可能とした前枠を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、遊技板用の窓孔を有する額縁形態であり且
つ外枠の前面に開閉動自在に軸着される合成樹脂製の前
枠であって、開閉中心側の縦フレームに補強手段を設け
て剛性を高めつつその縦フレームの横幅を細くして窓孔
を少なくとも横方向に拡張し、もって遊技板の遊技領域
を拡大させるようにしたパチンコ機の前枠を提供する。
【0010】本発明の前枠は、開閉中心側の縦フレーム
に補強手段を設けて剛性を高めつつその縦フレームの横
幅を細くして少なくとも横方向に窓孔を拡張したため、
前枠の外寸の規格を変更することなく遊技板の遊技領域
のみを拡大させることができ、また開閉中心側の縦フレ
ームに補強手段を設けて剛性を高めたことにより、前枠
の縦フレームを細めたことによる強度不足の弊害も回避
できる。そして、遊技領域が拡大した分、可変表示装置
のさらなる大型化が可能である。
【0011】なお、前記補強手段は、請求項2のように
高剛性部材を縦フレームに沿わせて固着するか又はイン
サート成形する、請求項3のように縦フレームの裏面側
に上下方向に長い凸部を設ける、請求項4のように縦フ
レームの窓孔側の縁に遊技板のガイドレールに被さる向
きの補強片を突設する、の何れかを選択すればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1〜図3は要部を示す
一部拡大断面図、図4は前枠を裏側から見た斜視図であ
る。
【0013】パチンコ機Pの構成は概ね上記従来技術で
説明したとおりであって、図5〜図8と同一の符号を付
した部分は同一又は同機能の部分であり説明を省略す
る。
【0014】しかして本発明の前枠2は、開閉中心側の
縦フレーム2Aに補強手段18を設けて剛性を高めつつ
その縦フレーム2Aの横幅を細くして窓孔4を少なくと
も横方向に拡張し、もって遊技板7の遊技領域7Pを拡
大させるようにしたことを特徴とする。なお、実施形態
では遊技板7の寸法は従来の規格通りとし、ガイドレー
ル8の位置を遊技板7の横一杯に寄せて遊技領域7Pを
拡大する。
【0015】前記補強手段18は、図1,図4に示した
ように、例えば鉄やステンレス或いは高強度の合成樹脂
で作った帯板状の高剛性部材18Aを縦フレーム2Aに
沿わせて固着してなる。図示した高剛性部材18Aは縦
フレーム2Aの裏側(又は表側)にビス(図示せず)で
取り外し可能な状態に取着されている。もちろん高剛性
部材18Aは、ビス止め以外にも適宜な接着手段で接着
するか又は前枠2の金型成形時にインサート成形するよ
うにしてもよい。なお、前記のように高剛性部材18A
を取り外し可能な構造にすれば、前枠2を処分する場合
に、異種材料である高剛性部材18Aを簡単に分離させ
ることができるから前枠2と高剛性部材18Aのリサイ
クルが効率よく行える。
【0016】前記補強手段18は、図2に示したよう
に、縦フレーム2Aの裏面側に上下方向に長い凸部18
Bを設けるようにしてもよい。縦フレーム2Aの強度は
凸部18Bの大きさに比例するから、外枠1の幅Lを通
常より短く、つまり後退させてその分凸部18Bを大き
く張り出させれば必要十分な強度が得られる。また、こ
のように外枠1の前縁を後退させてその部分に縦フレー
ム2Aの凸部18Bを張り出させるようにすれば、既存
の前枠構成要素の配置(例えば前枠を貫通する球抜き用
の針穴)に殆ど影響を与えることなく凸部18Bを形成
することができる。なお、外枠1に変更を加えないよう
にする場合は、外枠1と桟枠部材5の間の領域に凸部1
8Bを突出させればよい。
【0017】前記補強手段18は、図3に示したよう
に、縦フレーム2Aの窓孔4側の縁に遊技板7のガイド
レール8に被さる向きの補強片18Cを突設してもよ
い。この場合、補強片18Cでガイドレール8の一部が
隠れるおそれがあるが、その範囲はごく一部であり、ま
た、隠れるとしても発射途中の一瞬に過ぎないから実際
には殆ど問題がない。
【0018】なお、上記のように縦フレーム2Aを細幅
にして遊技板7の遊技領域7Pを拡大させると、図1〜
図3に示したように遊技板7の係合用に設けた桟枠部材
5の段部5Aを浅くする必要がある。そこで図4に示し
たように桟枠部材5同士のコーナーと、桟枠部材5と下
部遊技板6のコーナーに対して当板19を形成するとよ
い。そうすることにより桟枠部材5の段部5Aを全くな
くすることも可能である。さらにまた、前記当板19に
遊技板7の固定手段20を形成し、その固定手段20で
遊技板7を固定する構造を採用すれば、遊技領域7Pを
拡大しても遊技板7の固定手段20の設置場所に困るこ
とがない。ちなみに、従来は遊技板7の固定手段20が
桟枠部材5に取り付けられているから、遊技領域7Pが
さらに拡大して桟枠部材5が外枠1に接近するような事
態になると固定手段20の設置スペースが確保できない
おそれがある。なお、図4において符号21は固定手段
20の回転摘み22を通すために遊技板7に穿設した締
め孔である。
【0019】以上本発明を実施の形態について説明した
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、実施形態では遊技板7の寸法を従来の
規格通りとしたが、遊技板7の寸法を従来規格より大き
くして遊技領域7Pの拡大を図ってもよい。その場合に
は桟枠部材5が外枠1寄りに移動して図1の高剛性部材
18Aの設置スペースが狭まるため、高剛性部材18A
を桟枠部材5の外側に固着するか又は高剛性部材18A
を図1においてL字形として縦フレーム2Aと桟枠部材
5の両者に跨らせる。
【0020】また、実施形態では開閉中心側の縦フレー
ム2Aの横幅を細くして窓孔4を拡張したが、反対側の
縦フレーム2Bや上フレーム2Cの幅をも細くすれば窓
孔4をより大きく拡張することができる。さらにまた、
実施形態の補強手段18は開閉中心側の縦フレーム2A
にのみ設けたが、反対側の縦フレーム2Bや前枠2の裏
側全周に設けるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の前枠は、開閉中心側の縦フレー
ムに補強手段を設けて剛性を高めつつその縦フレームの
横幅を細くして少なくとも横方向に窓孔を拡張したた
め、前枠の外寸の規格を変更することなく遊技板の遊技
領域のみを拡大させることができ、また、開閉中心側の
縦フレームに補強手段を設けて剛性を高めたことによ
り、前枠の縦フレームを細めたことによる強度不足の弊
害も回避できる。特に現在のパチンコ機はガラス扉枠と
前面板がワイド化して前枠の幅一杯にまで広がってお
り、その影響で前枠の縦フレームの厚みが薄くなってい
るため、縦フレームの幅を細めることによる強度不足の
弊害が大きくなるものと予想されるから、補強手段を設
けた効果が顕著になる。こうして遊技領域が拡大した
分、可変表示装置のさらなる大型化が可能になり、或い
は遊技領域の拡大によりゲーム内容をより充実させるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部を示す一部拡大断面図である。
【図2】 要部を示す一部拡大断面図である。
【図3】 要部を示す一部拡大断面図である。
【図4】 前枠を裏側から見た斜視図である。
【図5】 パチンコ機の正面図である。
【図6】 パチンコ機の裏面図である。
【図7】 ガラス扉枠を開いた状態を示すパチンコ機の
斜視図である。
【図8】 要部を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
P …パチンコ機 1 …外枠 2 …前枠 2A…縦フレーム 4 …窓孔 7 …遊技板 7P…遊技領域 8 …ガイドレール 18…補強手段 18A…高剛性部材(補強手段) 18B…凸部(補強手段) 18C…補強片(補強手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技板用の窓孔を有する額縁形態であり
    且つ外枠の前面に開閉動自在に軸着される合成樹脂製の
    前枠であって、 開閉中心側の縦フレームに補強手段を設けて剛性を高め
    つつその縦フレームの横幅を細くして窓孔を少なくとも
    横方向に拡張し、もって遊技板の遊技領域を拡大させる
    ようにしたことを特徴とするパチンコ機の前枠。
  2. 【請求項2】 前記補強手段は、高剛性部材を縦フレー
    ムに沿わせて固着するか又はインサート成形してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の前枠。
  3. 【請求項3】 前記補強手段は、縦フレームの裏面側に
    上下方向に長い凸部を設けるようにしてなることを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ機の前枠。
  4. 【請求項4】 前記補強手段は、縦フレームの窓孔側の
    縁に遊技板のガイドレールに被さる向きの補強片を突設
    してなることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の
    前枠。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319032A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機
JP2008125744A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sophia Co Ltd 遊技機

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JP2005319032A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機
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